説明

携帯用歯ブラシ殺菌器

【課題】長時間の使用が可能で、デザインの多様な変化を有することができる携帯用歯ブラシを提供する。
【解決手段】殺菌ランプ162が備えられた殺菌手段収納部および乾電池収納部が一側に形成されている下部ケース100aと、その上端に結合され、歯ブラシが収納される収納空間210が上面220から下方に陥没して形成されており、前記収納空間210は、側面に紫外線吐出口240が形成された歯ブラシ毛収納部212と、その下方に歯ブラシグリップが収納されるグリップ収納部214とで形成され、上面220には上部ケース200aと、前記上部ケース200aの歯ブラシ毛収納部212に脱付着され、一側に第2紫外線吐出口510が形成され、他側には歯ブラシグリップ420を収納できるように開放部550が形成されている保護キャップ500と、開閉可能に回動するカバー300aとで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシの容易な収納と殺菌ランプの殺菌効率の増加および変色の防止とともに審美感を引き起こして、長時間の使用が可能で、デザインの多様な変化を有することができる携帯用歯ブラシ殺菌器に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、携帯用歯ブラシ殺菌器は、歯ブラシの個別収納とともに、内部に装着された殺菌ランプを介して歯ブラシ毛を殺菌することで、衛生的な歯ブラシ保管のために使用される。
【0003】
図1は、従来歯ブラシ殺菌器の分解斜視図であって、図2は、従来歯ブラシ殺菌器の断面図であって、図3は、従来歯ブラシ殺菌器の平断面図である。図1乃至図3を参照すると、従来歯ブラシ殺菌器10は、下部ケース100と、前記下部ケース100の上端に設けられる上部ケース200と、前記上部ケース200の上端を開閉するカバー300とで構成される。前記下部ケース100は、底面110と、前記底面110の外周に所定高さで立てられる外周壁120とで構成される。前記底面110の上方中央には掛け孔112が貫通形成される。
【0004】
また、前記外周壁120の前面中央部には、水平に突出した支持部材122が形成され、後面両端のそれぞれには、ヒンジ突起130が突出している。
【0005】
さらに、底面110の後端部には、携帯用乾電池を収納するように開閉板が設けられた乾電池収納部140と、前記乾電池収納部140の上方に位置し、殺菌ランプ162とタッチスイッチ164で構成された殺菌手段160が収納される殺菌手段収納部150が形成される。
【0006】
ここで、前記殺菌手段160に、タッチスイッチ164が押されるとき、オン(ON)信号となり、携帯用乾電池から電源が印加されることによって殺菌ランプ162を点灯させる回路が含まれているのは、一般の技術的思想なので、これに対する詳細な説明は省略する。なお、タッチスイッチ164の押されている状態が解除されるとオフ(OFF)信号が回路に伝達され、携帯用乾電池から印加された電源が遮断されることによって、殺菌ランプ162が消灯する。
【0007】
前記上部ケース200には、上面220と、前記上面220の外周下方に立てられる外周壁230が形成され、前記外周壁230の前面中央部には、掛け突起260が突出している。
【0008】
そして、前記上面220には、下方に陥没して歯ブラシ400を収納できるように収納空間210が形成され、前記収納空間210は、歯ブラシ毛410部分が収納される歯ブラシ毛収納部212と、前記歯ブラシ毛収納部212の下方に歯ブラシグリップ420が収納されるグリップ収納部214とで区分される。
【0009】
特に、前記歯ブラシ毛収納部212の後方には殺菌ランプ162の紫外線が吐出される紫外線吐出口240が形成される。
【0010】
なお、前記収納空間210に収納される歯ブラシ400の動きを防止するように、歯ブラシ毛収納部212とグリップ収納部214との間には支持部材219が構成される。前記カバー300の後方両側にはヒンジ孔310が形成され、上面のどちらか一側には通気孔320が形成され、前面部下端中央部には水平に突出した開き突起330が形成され、内側面には掛け突起260が挿入される掛け孔350が形成される。
【0011】
そして、前記カバー300の内側のどちらか一側には、突出孔250を通して一部が突出したタッチスイッチ164を押せるように、対応する位置に押し突起340が形成される。
【0012】
前記のように構成された歯ブラシ殺菌器10の結合関係を説明する。携帯用乾電池および殺菌手段160が収納された下部ケース100の上方に上部ケース200を固定し、前記下部ケース100の両側に突出したヒンジ突起130がカバー300のヒンジ孔310に挿入されてヒンジ固定され、前記カバー300がヒンジ突起130を中心に回動することにより、前記上部ケース200の上方を開閉する。
【0013】
以下、前記のような結合関係から構成された歯ブラシ殺菌器の使用状態を説明する。
【0014】
まず、カバー300を回動させて上部ケース200の上方を開放する場合には、下部ケース100の支持部材122を片手で把持したまま、別の手で開き突起330を把持して、上方に持ち上げる。
【0015】
すると、前記回動力により上部ケース200の掛け突起260からカバー300の掛け孔350が離脱し、前記カバー300は継続的な回動力によりヒンジ突起130を中心に回動し、上部ケース200の上方を開放するようになる。
【0016】
したがって、前記開放された上部ケース200の上方を通して、収納空間210に歯ブラシ400を収納したり取り出したりすることができる。
【0017】
一方、開放された上部ケース200の上方を閉じる場合には、カバー300に反対の回動力を与えると、前記回動力により前記カバー300はヒンジ突起130を中心に回動し、該回動力で前記カバー300は上部ケース200の上方を閉鎖する。
【0018】
そして、前記閉じるカバー300の内側には押し突起340が形成され、この押し突起340は上部ケース200の突出孔250に一部が突出されたタッチスイッチ164を押す。
【0019】
そして、前記押されたタッチスイッチ164により、殺菌手段160が携帯用乾電池から電源を印加されることによって、殺菌ランプ162が点灯され、前記点灯された殺菌ランプ162から放射される紫外線は、紫外線吐出口240を通して歯ブラシ毛収納部212の内部を殺菌する。前記殺菌ランプ162は、所定時間の間だけ点灯される。
【0020】
したがって、上部ケース200の収納空間210に収納された歯ブラシ400の歯ブラシ毛410を殺菌する。
【0021】
しかし、使用完了した歯ブラシ400において、特に歯ブラシ毛410の部分には、歯磨きの成分が含有された多量の水気が付いており、このような状態で歯ブラシ殺菌器10の収納空間210に収納されると、前記歯ブラシ毛410の水気は歯ブラシ毛収納部212の底面に溜り、その溜った水気は前記殺菌ランプ162の熱エネルギーにより一部は蒸発し、一部は化学反応により前記歯ブラシ毛収納部212の底面に蒸着し、残りの一部はグリップ収納部214に流れて底面に蒸着する。
【0022】
したがって、長時間使用するとき、産量の水気により歯ブラシ毛収納部212とグリップ収納部214の底面が汚染されて、殺菌効果を低下させる問題点があった。
【0023】
そして、前記汚染された部分を洗浄するためには、歯ブラシ殺菌器全体を水などにより洗浄し、このような洗浄作業のとき、洗浄水が殺菌ランプに直接付けられ、特に歯ブラシ毛収納部の紫外線吐出口を通して浸透して、前記下部ケースに設けられた殺菌手段および携帯用乾電池に流入し、これによって歯ブラシ殺菌器が故障する原因を提供する問題点があった。
【0024】
そして、殺菌ランプから放射される紫外線により歯ブラシ毛収納部の内部が変色する問題点と、歯ブラシ毛収納部に溜った歯磨き成分が含有された水気が殺菌ランプから放射される紫外線により化学反応を起こして変色させるなどの色々な要因により、歯ブラシ毛収納部部分の変色が明らかに表出され、結局商品価値を低下させる問題点があった。
【0025】
一方、収納された歯ブラシと殺菌ランプの距離が近すぎて、使用者の不注意または衝撃により収納空間に収納された歯ブラシ毛が殺菌ランプ表面に一部が密着している場合、電源が印加された殺菌ランプで熱エネルギーの放出で高温に上昇するが、水気が付いている歯ブラシ毛が密着した部分では水気により低温に下降する。したがって、前記温度差により前記殺菌ランプが破損するなどの問題点があった。
【0026】
そして、上部ケースの掛け突起にカバーの掛け孔が掛かる掛け構造においては、支持部材を把持したままカバーの開き突起を持ち上げるという不便さと両手を使う必要があった。
【0027】
そして、支持部材および開き突起の突出長さによって、すなわち突出長さが短い場合、把持力が弱いのでカバーを回動させる回動力が倍になり、短さにより滑ってしまい、把持力が弱化して、カバーの開放が円滑にならない問題点があった。
【0028】
さらに、突出長さが長くなる場合、把持力は倍になるが、衝撃により破損しやすいという問題点があって、特に突出部位により製品の美麗さが喪失され、よって製品競争力を低下させる問題点があった。
【0029】
一方、上部ケースの突出孔に一部が突出したタッチスイッチは、カバーの押し突起を押すことにより作動されるが、この場合前記カバーが閉じ完了しない状態で、タッチスイッチが押し突起により押されて殺菌ランプを作動させ、これにより作動された殺菌ランプの紫外線が歯ブラシ殺菌器の外部に放射される問題点があった。
【0030】
特に、上部ケースの突出孔を通して突出したタッチスイッチは、カバーを開放した状態で誰でも前記タッチスイッチを押すことができ、さらに子供が好奇心から前記突出したタッチスイッチを押すことで、点灯される殺菌ランプから放射される紫外線により害を受けることがあるという問題点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0031】
前記のような問題点を解消するために提案されたものとして、本発明の目的は、歯ブラシ毛が収納される歯ブラシ毛収納部に、脱付着可能な保護キャップを備えて、前記保護キャップの脱付着により清潔な状態を維持することができる洗浄の容易性と、これにより、長時間の使用による変色を防止する携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【0032】
本発明の他の目的は、保護キャップの開放部に境界段差を形成して、前記境界段差により保護キャップの底面に溜った水気がグリップ収納部に流れ込むことを防止することで、前記グリップ収納部の汚染を最小化する携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【0033】
本発明の他の目的は、上部ケースの底面と保護キャップの底面に多数の排出孔を形成して、前記保護キャップの底面に溜った水気が前記排出孔を通して外部に排水されることにより、前記保護キャップの底面の汚染を最小化する携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【0034】
本発明の他の目的は、掛け段差に掛かった掛け突起を、回動部材の回動力だけで掛け段差から容易に掛け突起を離脱させて、カバーを開放することができる、使用の便利性を有する携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【0035】
本発明の他の目的は、別途の突出長さを有する支持部材および開き突起が必要なくなることで、携帯用歯ブラシ殺菌器の美麗なデザインが可能になって、製品競争力を強化する携帯用殺菌器を提供することにある。
【0036】
本発明の他の目的は、上部ケースの突出孔にタッチスイッチの一部が突出せず陥没するように形成されており、人為的にタッチスイッチが作動されることを防止し、カバーを閉じるときだけタッチスイッチが作動することで、殺菌ランプから放射される紫外線により害を受けることを予防する携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【0037】
本発明の他の目的は、歯ブラシ毛収納部の底面に所定高さ上昇する少なくとも一つ以上の受け台を形成して、前記受け台によって歯ブラシ毛が底面から所定高さ上昇した位置を有することで、歯ブラシ毛に付いた水気の迅速な脱水により殺菌効果を増進させる携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【0038】
本発明の他の目的は、歯ブラシ毛挿入口が位置するカバーの上面に半透明体の透視窓およびその下方に反射鏡を備えて、紫外線ランプの光が前記半透明体で透視される審美感と使用の便利性が増加する携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【0039】
本発明の他の目的は、歯ブラシグリップが収納されるグリップ収納部に第3排出孔を形成して、歯ブラシグリップに付いたり、グリップ収納部に流れ込んだ水が排出されるようにする携帯用歯ブラシ殺菌器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0040】
前記のような目的を達成するための携帯用歯ブラシ殺菌器は、殺菌ランプとタッチスイッチとが備えられた殺菌手段を収納する殺菌手段収納部および乾電池収納部が一側に形成されている下部ケースと、前記下部ケースの上端に結合され、歯ブラシが収納される収納空間が上面で下方に陥没形成されており、前記収納空間は、歯ブラシの歯ブラシ毛が収納され側面に紫外線吐出口が形成された歯ブラシ毛収納部と、その下方に歯ブラシグリップが収納されるグリップ収納部とで形成され、上面または外周壁のどちらか一側にはタッチスイッチの一部が突出して挿入される突出孔が形成されている上部ケースと、前記上部ケースの歯ブラシ毛収納部に脱付着され、一側に第2紫外線吐出口が形成され、他側には歯ブラシグリップを収納できるように開放部が形成されている保護キャップと、前記上部ケースの上方に位置し、内側にタッチスイッチを押す押し突起が形成され、開閉可能に回動するカバーと、で構成されることを特徴とする。
【0041】
本発明において、保護キャップには底面から所定高さ上昇した少なくとも一つ以上の第2受け台が形成され、前記第2受け台は所定高さを有する両端部が向かい合う、傾斜面が形成された両側突出形、または第2紫外線吐出口が形成された側から他側方向に下向する傾斜面が形成された逆傾斜形で構成されるのが好ましい。
【0042】
本発明において、保護キャップの開放部には、底面から所定高さ上昇した境界段差が形成されるのが好ましい。
【0043】
本発明において、下部ケースの底面に少なくとも一つ以上の掛け孔が形成され、上部ケースの収納空間に排出孔が多数形成されており、保護キャップの底面に多数の第2排出孔がさらに形成されるのが好ましい。
【0044】
本発明において、下部ケースの前面中央部には空間部が形成され、上部ケースの前面中央部には空間部が形成され、前記空間部の両端のそれぞれで突出する回動突起、およびその後方に掛け段差が形成され、カバーの前面内側中央には下方に突出する掛け突起が掛け段差と掛けられるように形成され、前記掛け突起の両側それぞれに支持突出片が形成され、前記下部ケースの空間部と上部ケースの空間部に位置し、中央に掛け段差と掛け突起に干渉を防止するために挿入空間が形成された水平バーと前記水平バーの前面に垂直に立てられる垂直バー、および前記水平および垂直バー両端に、上部ケースの回動突起が挿入できるように一側が開放されたヒンジ孔が形成された回動部材がさらに備えられるのが好ましい。
【0045】
本発明において、殺菌手段のタッチスイッチは、上部ケースの突出孔に突出しない長さで形成されるのが好ましい。
【0046】
本発明において、カバーは、一部または全体が半透明体で形成され、前記カバーの上面には反射鏡が形成されるのが好ましい。
【0047】
本発明において、上部ケースの収納空間底面には挿入孔が形成されており、前記挿入孔に一端が挿入固定され、歯ブラシグリップの固定を容易にするようにホルダが備えられるが、前記ホルダは中央部に挿入空間が形成されるように両側に立てられ一側に傾斜を有する斜線形の支持片と、前記支持片の下端に形成され挿入孔に挿入固定される固定片とで形成されるのが好ましい。
【発明の効果】
【0048】
本発明の携帯用歯ブラシ殺菌器は、歯ブラシ毛が収納される歯ブラシ毛収納部に、脱付着可能な保護キャップをさらに備えて、前記保護キャップの脱付着により清潔な状態を維持することができる洗浄の容易性と、よって長時間使用による変色を防止する効果がある。
【0049】
そして、歯ブラシの首が位置する部分の開放部に段差部を形成して、前記段差部により保護キャップの底面に溜った水気がグリップ収納部に流れ込むことを防止することで、前記グリップ収納部の汚染を最少化する効果がある。
【0050】
そして、上部ケースの底面と保護キャップの底面に多数の排出孔を形成して、前記保護キャップの底面に溜った水気が前記排出孔を通して外部に迅速に排水されることで、前記保護キャップの底面の汚染を最少化する効果がある。
【0051】
さらに、掛け段差に掛かった掛け突起を、回動部材の回動力だけで掛け段差から容易に離脱させて、カバーを開放することができる、使用の便利性を有する効果がある。
【0052】
また、別途の突出長さを有する支持部材および開き突起が必要なくなることで、携帯用歯ブラシ殺菌器の美麗なデザインが可能になって、製品競争力を強化する効果がある。
【0053】
また、上部ケースの突出孔にタッチスイッチの一部が突出せず陥没するように形成されており、任意にタッチスイッチが作動されることを予防し、カバーが閉じるとき押し突起により押されるようにする効果がある。
【0054】
また、歯ブラシ毛収納部の底面に所定高さ上昇する少なくとも一つ以上の受け台を形成して、前記受け台によって歯ブラシ毛が底面から所定高さ上昇した位置を有することで、歯ブラシ毛に付いた水気の迅速な排水により、殺菌効果が増進される効果がある。
【0055】
一方、歯ブラシ毛挿入口が位置するカバーの上面に、半透明体の透視窓およびその下方に反射窓の鏡をさらに備えて、紫外線ランプの光が前記半透明体に透視される審美感と、鏡による使用の便利性を増加させる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0056】
以下、添付の図面を参照して本発明を詳細に説明する。同図面において、従来と同一な構成に対しては同一な参照符号を使用し、これに対する詳細な説明は省略する。
【0057】
図4は携帯用歯ブラシ殺菌器において保護キャップを分離した一部拡大斜視図、図5は携帯用歯ブラシ殺菌器に保護キャップが装着された状態の一部拡大横断面図、図6は携帯用歯ブラシ殺菌器に保護キャップが装着された状態の一部拡大縦断面図、図7は携帯用歯ブラシ殺菌器の縦断面図、図8はボタン構造の一部分解拡大斜視図、図9はボタン構造の作動状態図であって、図9aは閉じている状態図、図9bは開いている状態図、図10はカバーの開閉によりタッチスイッチが押される状態を示した縦断面図、図11は受け台の実施例を図示した拡大断面図、図12は上部ケースの収納空間に歯ブラシが収納された平面図、図13は携帯用歯ブラシ殺菌器の透視窓および反射鏡を分離した斜視図である。
【0058】
歯ブラシ殺菌器10aは、内側に殺菌手段160と携帯用乾電池が収納される下部ケース100aと、前記下部ケース100aの上端をカバーするように結合され、収納空間210が形成された上部ケース200aと、前記上部ケース200aの上端に設けられて開閉されるカバー300aとで構成される。
【0059】
前記下部ケース100aには、底面110と、前記底面110の外周に立てられる外周壁120とが形成され、内側後方下側には携帯用乾電池を収納できる開閉板が備えられた乾電池収納部140と、その上側に殺菌ランプ162とタッチスイッチ164が備えられた殺菌手段160が収納される殺菌手段収納部150とが形成される。特に、前記殺菌手段160のタッチスイッチ164は、上部ケース200aが結合されるとき上部ケース200aの突出孔250を通して外部に突出しない長さを有するのが好ましい。
【0060】
そして、底面110の上方中央部には掛け孔112が貫通形成される。図8を参照すると、外周壁120の前面中央部には、回動部材が挿入される空間部124が形成される。
【0061】
下部ケース100aの後方両側には、ヒンジ突起130が突出形成される。
【0062】
上部ケース200aには、上面220と、前記上面220の外周下方に立てられる外周壁230が形成され、前記上面220には、下方に陥没形成される収納空間210が形成され、前記上面220または外周壁230の一側には、タッチスイッチ164が位置する部分に突出孔250が貫通形成される。
【0063】
そして、前記収納空間210は、歯ブラシ400の歯ブラシ毛410が挿入される歯ブラシ毛収納部212と、その下方に歯ブラシグリップ420が収納されるグリップ収納部214とで区分される。
【0064】
さらに、前記歯ブラシ毛収納部212の後方、すなわち、歯ブラシ毛410と対応する側面には、殺菌ランプ162から放射される紫外線が外部に放射されるように、紫外線吐出口240が形成されている。
【0065】
図8を参照すると、外周壁230の前面中央部には、回動部材が位置するように空間部232が形成され、前記空間部232の両端には、回動突起264がそれぞれ突出形成されており、その後方中央には掛け段差262が形成される。
【0066】
図4を参照すると、歯ブラシ毛収納部212の底面には、多数の排出孔216と、歯ブラシ毛410および歯ブラシグリップ420を支える受け台が少なくとも一つ以上形成される。
【0067】
前記受け台は、歯ブラシ毛410が底面から所定高さ上昇するようにする一字形272と、所定高さ上昇した両端が互いに対称する傾斜で向かい合うように形成された両側突出形274(図11a参照)と、歯ブラシ毛410端部を上昇させ、歯ブラシグリップ420側に下向する傾斜で形成された逆傾斜形276(図11b参照)と、のうち選択的に使用するのが好ましい。
【0068】
これは、水気が付いている歯ブラシ毛410が歯ブラシ毛収納部212に収納されるとき、前記受け台により歯ブラシ毛410が底面から所定高さ上昇した状態を維持し、これにより歯ブラシ毛410に付いている水気が、歯ブラシ毛収納部212の底面に迅速に脱水し、底面に溜った水気が歯ブラシ毛に付くことを防止し、さらに、殺菌ランプ162と同一線上に歯ブラシ毛が位置して、紫外線の直射で照射されることで、殺菌効率を向上させるのである。
【0069】
なお、グリップ収納部214には、少なくとも一つ以上の第3排出孔217が形成されて、歯ブラシグリップ420または歯ブラシ毛収納部212から流れ込む水気が、前記第3排出孔217を通して排出されるように形成されるのが好ましい。
【0070】
図4を参照すると、前記収納空間210の歯ブラシ毛収納部212とグリップ収納部214との間には、歯ブラシ400の収納時に安定的な固定がなされるように、弾性体のホルダ280が設けられる。
【0071】
図12を参照すると、前記ホルダ280には、両側に立てられる支持片282と、前記支持片282の下端に固定片284が形成されて、前記支持片282の内側に歯ブラシグリップ420が固定され、前記固定片284は収納空間210の底面に形成された挿入孔218に挟まれて固定される。
【0072】
特に、前記ホールダ280の支持片282は、水平式でない一側に傾いた斜線形で形成され、前記支持片282に挿入される歯ブラシグリップ420の傾きと類似して、挿入および固定力が増加するように形成するのが好ましい。
【0073】
前記ホルダ280は、自己弾性力を有する軟質のゴム材または合成樹脂材で形成されるのが好ましい。
【0074】
図12を参照すると、Aは、歯ブラシグリップの傾きと類似している傾きで形成された斜線形のホルダで、前記歯ブラシグリップが安定的に固定されることが確認でき、Bは、従来水平式ホルダに傾きを有する歯ブラシグリップが固定されるとき、前記歯ブラシグリップの傾きにより前記ホルダの支持片が緩くなって、固定力が低下することが確認できる。
【0075】
前記カバー330aの後方両端にはヒンジ孔310が形成され、上面に多数の通気孔320が形成され、内側後方に押し突起340が突出形成される。
【0076】
図8を参照すると、前面中央部には、下方に突出する掛け突起362と、前記掛け突起362の両側それぞれに支持突出片364が形成されるが、前記支持突出片364はカバー300aの下端面と水平面を有するのが好ましい。
【0077】
図4乃至図6を参照すると、上部ケース200aの歯ブラシ毛収納部212には脱付着される保護キャップ500が備えられ、前記保護キャップ500は上部が開放されたコップ形態で、一側面に第2紫外線吐出口510が形成され、底面520には多数の第2排出孔530と第2受け台が形成され、歯ブラシ400の収納を円滑にするために、一側面に開放部550が形成される。
【0078】
そして、前記第2排出孔530は、歯ブラシ毛収納部212に形成された排出孔216と同一な垂直線上に位置するのが好ましく、上端が広く、下端が狭くなる形状のカウンタシンク形状で形成されるのがより好ましい。
【0079】
なお、第2受け台は、歯ブラシ毛収納部212に選択的に形成される受け台と同一な形成で、すなわち、一字形542と両側突出形544および逆傾斜形546で形成される。この場合、底面が開放された内側に陥没部を形成して、前記陥没部に受け台が挿入されるように形成されるのが好ましい。
【0080】
そして、前記開放部550には、底面520に溜った水気がグリップ収納部214に流れ込むことを防止するために、所定高さを有する境界段差560が形成され、前記境界段差560は歯ブラシグリップ420の底面に触れない高さを有することが好ましい。
【0081】
図8を参照すると、回動部材600は、中央部に挿入空間612が形成された水平バー610と、前記水平バー610の前面に下方に立てられる垂直バー620とで構成される。前記水平および垂直バー610、620が触れ合う両端にはヒンジ孔614が形成され、前記垂直バー620の前面下側には滑り防止突起622が形成されている。
【0082】
図13を参照すると、カバー300aの上面には、透視窓700および反射鏡800が備えられる。
【0083】
前記透視窓700は、下端に掛け部材710が形成された半透明体で形成されるのが好ましく、前記透視窓700が位置するカバー300aの上面には、内周に掛け段差372が形成された挿入空間370が形成され、前記掛け段差372の上端に透視窓700が固定され、前記透視窓700の掛け部材710カバー300aの挿入空間370を通して、掛け段差372の底面に掛かって固定される。
【0084】
そして、前記カバー300aに形成される挿入空間370は、歯ブラシ毛収納部212が形成された上方に形成されるのが好ましい。これは、歯ブラシ毛収納部212に形成された紫外線吐出口240を通して放射される殺菌ランプ162の照明が、前記透視窓700の半透明体により透視されることによって、審美感を引き起こすためである。
【0085】
なお、前記透視窓700の下方には反射鏡800が備えられる。前記反射鏡800は鏡と同一な目的を有し、材質によって硝子材または合成樹脂材および金属など、多様に形成されることができる。
場合によっては、カバー300aの全体を半透明体で形成でき、前記カバー300aの上面に反射鏡800を付着して使用することもできる。
【0086】
携帯用歯ブラシ殺菌器10aは、殺菌ランプ162が備えられた殺菌手段160と携帯用乾電池が収納された下部ケース100aの上部に、内部に歯ブラシ400の収納空間210が形成された上部ケース200aが固定結合され、前記下部ケース100aのヒンジ突起130がカバー300aのヒンジ孔310に挿入されて、前記ヒンジ突起130を中心に回動して上部ケース200aの上方を開閉する。
【0087】
そして、前記上部ケース200aの歯ブラシ毛収納部212には、保護キャップ500が付着されており、前面中央には上部ケース200aの回動突起264に挟まれた回動部材600が結合されている。
【0088】
なお、カバー300aの上面には、透視窓700および反射鏡800が備えられている。
【0089】
以下、前記のように構成された携帯用歯ブラシ殺菌器の使用状態を説明する。
【0090】
図9aおよび図9bを参照すると、まず、カバー300aを開けようとする場合には、携帯用歯ブラシ殺菌器10aの前面に位置する回動部材600を押す。
【0091】
このとき、前記回動部材600の垂直バー620の下端に形成された滑り防止突起622の部分を押すのが好ましく、該押す力により前記回動部材600は、回動突起264を中心に回動し、該回動力により水平バー610の上面に密着した支持突起片364を上昇させる。
【0092】
そして、支持突起片364の上昇力により、カバー300aの中央部に形成された掛け突起362は、上部ケース200aの掛け段差262から強制離脱されることで掛ける力が解除され、このような掛ける力の解除で、容易に前記カバー300aを回動開放することができるようになる。
【0093】
次に、前記のように開放された上部ケース200aを通して収納された歯ブラシ400を取り出して使用し、使用完了した歯ブラシ400を収納空間210に収納してから、カバー300aを閉じようとする場合を説明する。
【0094】
まず、使用完了した歯ブラシ400を収納空間210に収納するが、前記収納空間210に設けられたホルダ280の支持片282の中央開放部に歯ブラシ400を挿入し、このとき前記支持片282は歯ブラシ400の傾斜と同一な傾斜を有することによって、前記歯ブラシ400の固定力が増加される。
【0095】
そして、前記収納空間210の歯ブラシ毛収納部212に位置する歯ブラシ毛410は、前記歯ブラシ毛収納部212に付着された保護キャップ500の底面520から所定高さ上昇した第2受け台により支持され、よって歯ブラシ毛410に付いている水気は下向に脱水されて、底面520に溜る。
【0096】
なお、前記底面520に溜った水気は、第2排出孔530と、前記第2排出孔530と連通された排出孔216とに排水されると同時に、下部ケース100aの掛け孔112を通して外部に完全排水される。
【0097】
そして、前記底面520に排水されなかった水気は、以降殺菌ランプ162の熱により乾燥される。従来には、一部がグリップ収納部214に流れ込む場合があったが、保護キャップ500の境界段差560により、水気が前記グリップ収納部214に流れ込むことが防止される。
【0098】
一方、前記収納空間210に歯ブラシ400の収納が完了してからカバー300aを回動させると、前記カバー300aの掛け突起362が掛け段差262に位置する。このとき力を倍加すると、前記掛け突起362の両側に設けられた支持突起片364が回動部材600の水平バー610を押す。
【0099】
前記押す力を受けた回動部材600は、回動突起264を中心に開き方向の逆方向に回動し、前記回動部材600の開放部550に掛け突起362が挿入されて、後方の掛け段差262に掛かることによって、前記カバー300aが閉じる。
【0100】
そして、前記閉じるカバー300aの押し突起340は、上部ケース200aの上面220または外周壁230に形成された突出孔250に挿入され、前記突出孔250に陥没する位置に備えられたタッチスイッチ164を押す。
【0101】
なお、前記押されたタッチスイッチ164の作動により、殺菌手段160の一側に設けられた殺菌ランプ162は、保護キャップ500に収納された歯ブラシ毛410を殺菌し、前記歯ブラシ毛410は保護キャップ500の第2受け台520により所定高さ上昇することによって、殺菌ランプ162の紫外線が直射で照射されることで、殺菌効率が増加する。
【0102】
さらに、前記閉じたカバー300aの上面には、半透明体の透視窓700と反射鏡800が備えられて、殺菌ランプ162の点灯で前記透視窓700を通して殺菌ランプ162の照明が半透視されることによって、審美感を引き起こす効果がある。
【0103】
以上説明したのは、本発明の携帯用歯ブラシ殺菌器を実施するための一つの実施例に過ぎないものであって、本発明は前記の実施例に限定されるのではない。以下、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から外れず、本発明の属する分野で通常の知識を有する者であれば、誰でも多様な変更実施が可能な範囲にまで本発明の技術的精神があるというべきである。例えば、下部ケースの底面に多数の排出孔を形成して、保護キャップの排出孔を通して排水される水気の排水性を向上させるように形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【図1】従来歯ブラシ殺菌器の分解斜視図である。
【図2】従来歯ブラシ殺菌器の横断面図である。
【図3】従来歯ブラシ殺菌器の縦断面図である。
【図4】本発明に係る携帯用歯ブラシ殺菌器において、保護キャップを分離した一部拡大図である。
【図5】本発明に係る携帯用歯ブラシ殺菌器に保護キャップが装着された状態の一部拡大横断面図である。
【図6】本発明に係る携帯用歯ブラシ殺菌器に保護キャップが装着された状態の縦断面図である。
【図7】本発明に係る携帯用歯ブラシ殺菌器の中央部の縦断面図である。
【図8】本発明に係るボタン構造の一部拡大分解斜視図である。
【図9a】図7におけるボタンの作動状態図として、閉じている態図を示す図面である。
【図9b】図7におけるボタンの作動状態図として、開いている状態を示す図面である。
【図10】本発明に係るカバーの開閉によりタッチスイッチが押される状態を示した縦断面図である。
【図11a】本発明の他の実施例に係る両側突出形の受け台を図示した縦断面図である。
【図11b】本発明の他の実施例に係る逆傾斜形の受け台を図示した縦断面図である。
【図12】本発明に係る上部ケースの収納空間に歯ブラシが挿入された平面図である。
【図13】本発明に係る携帯用歯ブラシ殺菌器の透視窓および反射鏡を分離した斜視図である。
【符号の説明】
【0105】
10、10a:携帯用歯ブラシ殺菌器
100、100a:下部ケース
200、200a:上部ケース
300、300a:カバー
500:保護キャップ
600:回動部材
700:透視窓
800:反射鏡

【特許請求の範囲】
【請求項1】
殺菌ランプ(162)とタッチスイッチ(164)とが備えられた殺菌手段(160)を収納できる殺菌手段収納部(150)および乾電池収納部(140)が一側に形成されている下部ケース(100a)と、前記下部ケース(100a)の上端に結合され、歯ブラシが収納される収納空間(210)が上面(220)で下方に陥没形成されており、前記収納空間(210)は、歯ブラシ(400)の歯ブラシ毛(410)が収納され、側面に紫外線吐出口(240)が形成された歯ブラシ毛収納部(212)と、その下方に歯ブラシグリップ(420)が収納されるグリップ収納部(214)とで形成され、上面(220)または外周壁(230)のどちらか一側には、タッチスイッチ(164)の一部が突出挿入される突出孔(250)が形成されている上部ケース(200a)と、前記上部ケース(200a)の歯ブラシ毛収納部(212)に脱付着され、一側に第2紫外線吐出口(510)が形成され、他側には歯ブラシグリップ(420)を収納できるように開放部(550)が形成されている保護キャップ(500)と、前記上部ケース(200a)の上方に位置し、内側にタッチスイッチ(164)を押す押し突起(340)が形成され、開閉可能に回動するカバー(300a)と、で構成されることを特徴とする携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項2】
前記保護キャップ(500)には、底面(520)から所定高さ上昇した少なくとも一つ以上の第2受け台が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項3】
前記第2受け台は、所定高さを有し、両端部が向かい合う傾斜面が形成された両側突出形(544)で形成されることを特徴とする請求項2に記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項4】
前記第2受け台は、前記第2紫外線吐出口(510)が形成された側から他側に下向する傾斜面が形成された逆傾斜形(546)で形成されることを特徴とする請求項2に記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項5】
前記保護キャップ(500)の開放部(550)には、底面から所定高さ上昇した境界段差(560)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項6】
前記下部ケース(100a)の底面(110)に、少なくとも一つ以上の掛け孔(112)が形成され、前記上部ケース(200a)の収納空間(210)に、排出孔が多数形成されており、前記保護キャップ(500)の底面(520)に、多数の第2排出孔(530)がさらに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項7】
前記下部ケース(100a)の前面中央部には、空間部(124)が形成され、前記上部ケース(200a)の前面中央部には、空間部(232)が形成され、前記空間部(232)の両端それぞれから突出する回動突起(264)、およびその後方に掛け段差(262)が形成され、前記カバー(300a)の前面内側中央には、下方に突出する掛け突起(362)が掛け段差(262)に掛かるように形成され、前記掛け突起(362)の両側それぞれに支持突起片(364)が形成され、前記下部ケース(100a)の空間部(124)と前記上部ケース(200a)の空間部(232)に位置し、中央に掛け段差(262)と掛け突起(362)に干渉されることを防止するために、挿入空間(612)が形成された水平バー(610)と、前記水平バー(610)の前面に垂直に立てられる垂直バー(620)、および前記水平および垂直バー(610)(620)の両端に前記上部ケース(200a)の回動突起(264)に挿入できるように一側が開放されたヒンジ孔(614)が形成された回動部材(600)がさらに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項8】
前記殺菌手段(160)のタッチスイッチ(164)は、前記上部ケース(200a)の突出孔(250)に突出しない長さで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項9】
前記カバー(300a)は、一部または全体が半透明体で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちいずれかひとつに記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項10】
前記カバー(300a)の上面には、反射鏡(800)が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちいずれかひとつに記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。
【請求項11】
前記上部ケース(200a)の収納空間(210)の底面には、挿入孔(218)が形成されており、前記挿入孔(218)に一端が挿入固定され、前記歯ブラシグリップ(420)が容易に固定されるようにホルダ(280)が備えられ、前記ホルダ(280)は、中央部に挿入空間が形成されるように両側に立てられ、一側に傾いた傾斜を有する斜線形で形成される支持片(282)と、前記支持片(282)の下端に形成され、挿入孔(218)に挿入固定される固定片(284)と、で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちいずれかひとつに記載の携帯用歯ブラシ殺菌器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9a】
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【図9b】
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【図10】
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【図11a】
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【図11b】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2007−236600(P2007−236600A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−62633(P2006−62633)
【出願日】平成18年3月8日(2006.3.8)
【出願人】(506078275)エセンシア カンパニー,リミテッド (2)
【Fターム(参考)】