説明

携帯端末へコンテンツを提供するための方法及び装置

【課題】携帯端末へコンテンツを提供するための方法及び装置
【解決手段】本発明は、携帯端末にコンテンツを提供する方法に関する。該方法は、携帯端末でデータを受信する段階と、コンテンツ・データ内に含まれる分類データに応じてコンテンツ・データを分類する段階と、携帯端末内にコンテンツ・データを蓄積する段階と、コンテンツ・データにアクセスするためのアクセス・オブジェクトを創出する段階と、該アクセス・オブジェクトを同様のコードを備える更なるアクセス・オブジェクトに関連付ける段階からなる。この方法は携帯端末へのコンテンツの提供を非常に簡素化するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末にコンテンツを提供する分野、特に携帯端末内へのコンテンツ・データの分類及び格納に関する。
【背景技術】
【0002】
コミュニケーション・リンクのために無線技術を用いて遠隔コンテンツを閲覧する携帯ハンドセットの使用はすでに可能である。このコンテンツは、インターネットを介して入手可能であるが、例えばワイヤレス・アプリケーション・プロトコル(WAP)を用いて携帯電話ハンドセットのために作成されることも可能である。ユーザは、一般的には端末でブラウザを開き、アクセスしたいコンテンツのアドレスを入力するか、もしくはより簡便にはアドレスへのショートカットを提供するブックマークを選択することによって、このようなセッションを開始する。このブックマークは予め入力され、格納されている。アドレスは、十分に確立しているURL(Uniform Resource Locator)フォーマットに従うと便利である。
【0003】
このような閲覧行動は、ハンドセットの他の使用形式、すなわち、ローカルのアドレス・ブック・コンテンツの管理又はローカルのゲームのプレイのようなローカルの使用、つまり接続を行わない使用とは異なる。
この遠隔コンテンツにアクセスする手段は、使い易さの点で、ユーザに多くの欠点がある。中でも、まず、URLの入力がかなり面倒でかつ間違いが起こりやすい作業であり、特に、通常サイズのQWERTYのレイアウトのキーボードを有さないことを典型とする小さい携帯ハンドセットにおいてこの傾向が高いこと、次に、ブックマークが利用される場合、このブックマークが期限切れとなるリスクがあり、またスモール・スクリーン・ユーザ・インターフェース内で管理することも困難であるため、(もしハンドセットにこのような特徴があれば)ユーザはカテゴリを作成し、これらのカテゴリの意味を覚えておく必要があること、また、遠隔コンテンツのオーナーの、ユーザにコンテンツを提示又は転送する手段が押し付けがましいこと、が欠点として挙げられる。
このことは、ユーザがサイトを訪問し又はブックマークすること、すなわちユーザにブックマークを含むメッセージを送信することによってのみ達成される。このようなことすなわち送信は、概して押し付けがましく、また迷惑だと考えられている。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、使い易さの問題の解決法を提供し、またユーザが必要とする時に適切な遠隔コンテンツを発見するため、及び遠隔コンテンツのオーナーが簡便かつ魅力的で押し付けがましくない方法で適切なサービスを提示するための大いに改良された手段を提示する。
【0005】
本発明の第1態様に従い、携帯端末にコンテンツを提供する方法が提供される。この方法は、携帯端末でデータを受信し、コンテンツ・データ内の分類データに従ってコンテンツ・データを分類し、携帯端末内にコンテンツ・データを格納し、コンテンツ・データがアクセス可能となるためのアクセス・オブジェクトを作成し、アクセス・オブジェクトを類似の分類コードを有する更なるアクセス・オブジェクトと関連させるステップからなる。
【0006】
本発明の第2態様に従い、携帯端末のためのコンテンツ・インストレーション・モジュールが提供される。このモジュールは使用時に、コンテンツ・データ内の分類データに従ってコンテンツ・データを分類し、コンテンツ・データにアクセスするためのアクセス・オブジェクトを作成する。
このアクセス・オブジェクトは類似の分類データを有する更なるアクセス・オブジェクトと関連付けられる。アクセス・オブジェクトは、コンテンツ・データ又はコンテンツ・データへのハイパーリンクであっても良い。
アクセス・オブジェクトは階層ツリー構造で格納されることが好ましい。新しい分類コードを有するコンテンツ・データを受信すると、階層ツリー構造は拡大する。
【0007】
本発明の第1及び第2態様を実行するコンピュータ・ソフトウェア・プログラムは、コンピュータによって読み取り可能なデータ・キャリアに提供されることが可能である。コンテンツ・データは、テキスト、オーディオ、ビデオ等のような端末によるディスプレイのためのコンテンツであってもよいし、もしくは、端末によって実行可能なオブジェクトであってもよい。端末によって事項可能なオブジェクトとは、例えば、JAVA(登録商標)アプレットやMIDletである。
【0008】
本発明は、例示の目的のみで、以下の図面を参照して述べられる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は本発明の携帯端末の概略図である。
【図2】図2は、コンテンツが携帯端末に提供されるプロセスの概略図である。
【図3】図3は、データ・コンテンツが携帯端末100のディスプレイ・デバイス110に表示されるプロセスの概略図である。
【図4】図4は、携帯端末上のローカル又は遠隔コンテンツを表す概略図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1は、本発明を用いての使用に適する携帯端末100を示す。携帯端末は、ラジオ・アンテナ105、ディスプレイ・デバイス110、ユーザ入力デバイス120からなる。ディスプレイ・デバイス110は、例えば視認可能なテキスト又は画像のような、ハイパーリンクからなる又はハイパーリンクと関連する多くの項目を表示する。
ユーザ入力デバイスを用いてハイパーリンクを選択すると、携帯端末は、例えばオプションのメニューすなわちデータ・ファイルのような、ハイパーリンクと関連する更なる項目を表示する。
ハイパーリンクと関連する項目は、携帯端末内又は遠隔データ・ストア210内のローカルに格納される。該遠隔データ・ストア210は、無線通信ネットワーク200によって携帯端末に接続する。項目がローカル又は遠隔の何れかで格納されているかについて、ユーザに表示で与えられるが、ローカル及び遠隔の項目はディスプレイ・デバイス上でユーザに共に提示される。例えば、ディスプレイ・デバイスは、「ニュース」、「スポーツ」、「エンターテインメント」、「ビジネス」、「ゲーム」、「ホロスコープ」のオプションを有するメニューを示す。
「ニュース」メニューの選択によって、いくつかのヘッドラインのリストが提示される。このヘッドラインのリストは、ローカルに格納され、コンテンツ・プロバイダのデータ・ストア220からダウンロードされる。
このデータ・ストア220は、ワイヤレス・コミュニケーション・ネットワーク200によって携帯端末へと接続する。これらのヘッドラインの1つを選択すると、携帯端末は遠隔データ・ストア220に接続し、選択されたヘッドラインに関連するコンテンツ(テキスト、オーディオ、ビデオ等)をダウンロードする。多くの類似配置が他のメニューのために提供される。このうちのいくつかのコンテンツはローカルに格納され、他は遠隔に格納される。メニューは多くのサブメニューを含む。例えば「ニュース」メニューは、多くのヘッドライン及び/又は例えば「国内ニュース」、「地域のニュース」、「国際ニュース」、「政治のニュース」等のような、多くのサブメニューにリンクする。
例えば、もしユーザがローカルベース・アプリケーションに誕生日を入力すると、この情報は遠隔アプリケーションへと供給され、この誕生日のためのホロスコープが生じる。このホロスコープは携帯端末にローカルに格納されるか、すなわちローカルハイパーリンクによって遠隔データ・ストアに格納された適切なホロスコープ・データを参照することができる。
【0011】
携帯端末等のためのユーザ・インターフェース(UI)は、マークアップ言語(ML)を用いて好都合に作られる。該マークアップ言語は、UIエンジン150を用いてローカルにユーザ・スクリーンを作り、該UIエンジン150は、ディスプレイ装置110のディスプレイのためのブラウザー160に提供されるML対応データを作成することが可能である。
携帯端末で用いられる標準的なマークアップ言語は、HTML(ハイパーテキスト・マークアップ言語)又はWML(ワイヤレス・マークアップ言語)である。
【0012】
ターミナルが、遠隔格納されるコンテンツを参照するため、任意の関連するコンテンツと共に、ローカル及びハイパーリンクで格納されるデータ・コンテンツの一時的な更新を受信することが必要であることが、上記から明らかである。
これら更新は、無線通信ネットワーク200上で受信され、携帯端末内にインストールされることが必要であり、コンテンツは、メニュー・ベース階層内に正確に格納され、該ヒエラルキーは、ユーザがアクセスすることができる。
【0013】
図2は、コンテンツが携帯端末に送信されるプロセスの概略図を示し、データ・コンテンツは、無線通信ネットワーク200上で携帯端末100に送信される。入ってくるデータ・コンテンツは、送信が正確に実行される(例えば、エラー・チェッキング及び/又はエラー訂正コード)、携帯端末で用いるのにコンテンツが適している(例えば、コンテンツのタイプ(例えば、ビデオ、オーディオ、テキスト等)が、特定の携帯端末等に適しているコンテンツを格納するために、ターミナルが十分な格納能力を有する)ことを確実とするために評価モジュール130で処理される。
【0014】
次にコンテンツ・データは、インストレーション・モジュール140で処理され、データ・コンテンツの後に続く管理及び削除の補助をするためにエントリーが、ログ・ファイル内でなされる。好ましくは、コンテンツ・データは、1又はそれ以上の以下の特徴を含む:
コンテンツ・データの削除、修正又は重ね書きを単純化するための独特の識別子。
上記コンテンツ・データが順調に作動するためのインストレーション・モジュール140の最低のバージョンに一致するバージョン番号。
インストーラーがコンテンツをメニュー構造内及びページ内の最も適した位置に配置することを可能とするためのコンテンツ・カテゴリー。縮小した又は階層的なカテゴリーは、コンテンツが複数のメニュー及びサブメニューから参照されることを可能とする。
上記コンテンツが使用者に利用可能でなくなる以前の開始の日時。
上記コンテンツがもはや使用者に利用可能でなくなった後の満了の日時。
ユーザが、コンテンツを削除する権利を有するかどうかを表示するためのタグ。
ユーザが、コンテンツを他の携帯端末と共有する権利を有するかどうかを表示するためのタグ。
可視可能なコンテンツ(テキスト又は画像)、動画の図形、オーディオ及びビデオのような他のマルチメディア・コンテンツ、電話番号及び記述子、Eメールアドレス及び記述子、ジャバスクリプト構成要素のようなローカル内の動作を管理するための論理素子、新しくインストールされたページへのリンク、遠隔コンテンツへのリンク、ユーザ・インターフェース・ツリーへページをインストールする方法等からなることが可能なデータ・ペイロード。
許可されていないコピー、共有又は過度の使用からデータ・ペイロードを保護するために用いることが可能なデジタル権利管理スキーム。
【0015】
そのようなデータ・コンテンツの例は、以下XML(拡張可能なマークアップ言語)を用いる別表Aで示され、該XMLは、より普遍的に用いられるHTMLよりも、遥かに高い機能性を提供する能力を有する。
好ましくは、インストレーション・モジュールは、XMLを用いて実施され、機能性の更新は容易に適用される。
ユーザ・ターミナルに提供されるコンテンツの本質及び形式は、ターミナル・ユーザによって直接制御することができ、又はユーザは、1又はそれ以上のコンテンツのプロバイダで、興味があるものを複数登録することができる。
ローカルコンテンツは、通常無料で提供することができるが、一方ユーザは、遠隔コンテンツへのアクセスに課金され、一度課金されたならば、該遠隔コンテンツは、ローカルに格納される。コンテンツ設備の費用を補助するために広告を用いることができる。
可能なコンテンツ、例えば遠隔格納コンテンツへのリンクの種類は、事実上限定されず、規制することなくニュース、スポーツ、ジョーク、デジタル音楽(例えば、MP3ファイル)、音楽情報、ネットワーク・オペレーター及びターミナル製造サポート・サービスへのアクセス、ゲーム及びオンライン・ゲーム、新しいユーザの収入及び講座の詳細、電話番号案内、モバイルコマースの取引先を含むことができる。
ローカルコンテンツは、相違するテキスト・フォント又は色の使用を通して又は、該当するリンクの次にアイコンの挿入を通して遠隔コンテンツとの相違を表すために表示される。このことは、コンテンツへアクセスする前に、ユーザへ費用の発生又は送信の遅れがあることを通信する。
【0016】
図4は、いかにしてローカルコンテンツ及び遠隔コンテンツが携帯端末で表されるのかを例示する。図4のaは、いくつかのリンクを示し、その中のいくつかは、ローカルコンテンツ(すなわち、カレンダー・データ)であり、又いくつかは遠隔コンテンツ(すなわち、タクシー・サービス及び日付サービス)である。
図4のbは、日付サービスリンク(すなわち、リンクを選択することなくリンク上でカーソル又は他の選択装置を位置付ける)上の焦点合わせの結果を示す。一度リンクが選択されたならば、遠隔コンテンツは、ダウンロードされなければならず、図4のcは、該遠隔コンテンツが取得される間に示されるページを示す。
好ましくは、このページはローカルに格納されるが、もし該ページが遠隔に格納されるならば、次に可能な最小時間でダウンロードするために設計されるべきである。図4のdは、携帯端末に配信される遠隔コンテンツのページを示す。
【0017】
図3は、データ・コンテンツが、携帯端末100のディスプレイ装置110上のディスプレイに示されるプロセスの概略図を示す。該データ・コンテンツは、ブラウザー160によりマークアップ言語対応データの表現を通して示される。
該ブラウザーは、Java(登録商標)アプレットがターミナルで実施される(又は分離JVMを提供することができる)ことを可能とするため、JAVA(登録商標)仮想マシン(JVM)162からなる。ユーザは、ユーザ入力装置120を用いるハイパーリンクされたデータ・アイテムを選択し、UIエンジンは、この選択を解釈し、ハイパーリンクによって参照されるデータ・アイテムがローカルに格納される(すなわち、携帯端末内又は関連する格納装置内)又は遠隔格納(すなわち、無線通信ネットワークによってターミナルに接続されるコンテンツサーバー上)されるかどうかを識別する。
【0018】
データ項目がローカルに格納されれば、UIエンジン150はデータベースAPI172、データベース・エンジン174とデータベース176からなるコンテント・データベースシステム170へ要求を送り、データベースは記憶デバイス178へ格納されることとなる。UIエンジンの要求はデータベースAPI172により解読され、解読された要求はデータベース・エンジン174へ通される。
データベース・エンジンはその後解読された要求を使用してデータベース176に問い合わせ、そしてデータベースは元のUIエンジン要求に関する生コンテント・データをデータベースAPIへデータを回送するデータベース・エンジンへと返送する。データベースAPIはその後、生のコンテント・データをXMLラッパー内に配し、そしてそれをUIエンジンへと送る。コンテント・データとその他、使用者の選択装置(ユーザ・プリファレンス)の性質により、UIエンジンはコンテント・データをコンテンツが使用者に表示されるブラウザ160へ直接送ることができる。
UIエンジンはフォーマットされたデータが所望のフォーマットで使用者に表示・提示されるブラウザへとデータを送る前に1もしくはそれ以上のXSL(eXtended Style Language 拡張スタイル言語)スタイルシートをコンテント・データ(データを、例えば、HTML、WMLのようなブラウザに表示するのに好適な他の形式へ暗号化することを含む)をフォーマットするのに適用する。
【0019】
使用者によって選択されるハイパリンクにより選定されたデータ項目が遠隔格納されると、UIエンジンはブラウザに選定されたハイパリンクにより示されたネットワーク位置へ要求を送るようプロンプトする。ブラウザの要求は無線通信ネットワーク上での正確なコミュニケーションの為に要求されるプロトコルスタック182を介して送られる。
プロトコルスタックは携帯端末にインターネットホスト及びトランスポート層と交信させることのできる標準TCP/IPプロトコルと物理層プロトコル(例えば、携帯端末にワイヤレス・コミュニケーション・ネットワークを通してアクセス及び交信させることのできる第3世代UMTSプロトコルを含む)からなる。携帯端末はインターネット320を介して適切なコンテント・サーバー330へブラウザの要求をルート割り当てするネットワーク・アクセス・サーバー(Network Access Server :NAS)310とラジオインターフェース190間のコミュニケーションリンクを設立する。
【0020】
コンテント・サーバー320は、要求を発生する携帯端末が要求されたコンテンツにアクセスできること(例えば、サーバーに登録された使用者、コンテンツを購入する為のアカウントにおける十分なクレジット等)を確認する。コンテンツはその後、インターネットを介してNASへ伝達される。そしてコンテンツはワイヤレスコミュニケーションリンクを通して、ラジオインターフェースで受信される携帯端末へと伝達される。データコンテントパケットは、コンテンツが抽出されるプロトコルスタックを通過し、そしてコンテンツはブラウザへと送られる。
コンテンツの性質及びフォーマットに依存して、ブラウザは(直接又はプラグイン・モジュールにより供給される付加機能を使用することのどちらかにより)ディスプレイデバイス上で表示する為、若しくはブラウザにより表示させることができるフォーマットへコンテント・データを変形する為に適用されるXSLスタイルシートを有するようUIエンジンへとコンテント・データを回送させる。
【0021】
データがエンティティにより、送信され及び/又はエンティティにおいて受信された場合に、幾つかの処理が実行されることに伴い、データのXML及びXSL処理が例えばUIエンジンやブラウザにおいて、又は分離XML処理モジュール180において集中処理されるか、又は上述した1以上のエンティティにおいて分散されることが知られている。
【0022】
仮にコンテントがMIDlet(モバイル・インフォメーション・デバイス・アプリケーション)IDであれば、JVMはスタイル形式を、MIDletへ適用することなしに、具体化する(もしくは、仮に遠隔に位置していれば、MIDletをインストールして具体化する)。
【0023】
上述したように、遠隔コンテンツはコンテント・タグを有し、コンテント・タグは、例えば<categoryl>Sport</categoryl>のようなHTMLタグとしてのページ記述へと、簡便に取り込まれる。このケースにおいて、インストレーション・モジュール140はコンテンツがアクセス可能なスポーツメニュー(即ち、サブメニュー)を検索する。さらにコンテンツは最近ダウンロードされたもの、もしくは最近アクセスされたコンテンツ用の付加的メニューからアクセスすることもできる。
インストレーション・モジュールは、例えばタグがフットボールであるとすれば、フットボールがスポーツのサブセットであることを認識し、フットボールサブメニューがなければ、スポーツメニューの中に該コンテンツを格納する。
【0024】
専用のスポーツメニューがなければ、コンテンツへのリンクは使用者がコンテンツにアクセスできるよう、一般(General)もしくは付帯(Miscellaneous)メニューへ付加される。その代わりに、インストレーション・モジュールは使用者にスポーツメニューを作成させるようプロンプトし、そのメニュー内で新たなコンテンツへのリンクを保存する。さらなる代わりとして、遠隔コンテンツはランダムシークエンスにおいて表示される。
【0025】
さらにタグはコンテントレイアウト設計者により広告の挿入に適していると考慮された箇所に位置する例えば<categoryl>Sport</categoryl>のようなコンテンツ内に挿入される。
【0026】
いくつかのコンテンツは、例えば「スポーツ」や「広告」などといった複数のタグを有する。このコンテンツの受信において、インストレーション・モジュールはコンテンツを空の広告タグが存する最初の地点にあるスポーツメニューに挿入しようと試みる。上記のような広告タグが発見されなければ、インストーラーはコンテンツをスポーツページの末尾に挿入しようとする。複数のスポーツメニュー及びサブメニューが発見されれば、インストーラーは該コンテンツをメニュー階層の最高位に配置する。新しいコンテンツは先のインストレーションにより作成されたメニュー内にインストールされる。そしてコンテンツが先にダウンロードしたコンテンツの更新されたもの、もしくはその発展型であれば、新たなコンテンツは挿入されるか、もしくは先にダウンロードしたものに上書きされることとなる。
【0027】
インストールされた遠隔コンテンツは使用者により(使用者が削除しないように許可タグが表示しなかったとしても)、また失効日時の満了日により、もしくはコンテンツのユニークな識別子を使用しネットワークを経由して送信されるコマンドによっても削除されることとなる。仮に順に新しいコンテンツがインストールされたとすれば、ページは削除も失効もされることはないので、未だに削除もしくは失効されることはない。使用者はハンドセットにインストールされた全てのコンテンツを例えば、時系列順に視認することができる。また同様にインストールされたコンテンツの幾つかもしくは全てを削除することもできる。
【0028】
コンテンツは2つの方法の内、1の方法においてインストールされる。インストレーション・モジュールは挿入の記録(コンテンツと受信者ページ)を後にコンテンツを消去できるように保持する一方で受信されたコンテンツを切り取り及び貼り付け方式により既にデータベース上にあるページに挿入する。
【0029】
代替的に、受信されたコンテンツは個別のライブラリに置かれ、又該コンテンツへのリンクは目標とするページに挿入される。後者の場合、UIエンジンは活動的に全ページを確立するためにそのリンクを築く。この方法を利用する利点は、ページ・コンテンツが変化に富み、ユーザの選択に応じて、最適に位置付けられた進路において遠隔コンテンツをより多く起こすことができる点である。
例えば、もしスポーツ広告が受信され、しかし、その時点でスポーツ・ページが存在しない場合、インストーラーは、該スポーツ広告を一般的又は種々雑多用ページに入れてしまう。しかしながら、スポーツ・ページが受信され、その後インストールされるなら、インストーラーは次にスポーツ広告のためのリンクをより適切な場所へ移動させることができる。
【0030】
受信されたコンテンツをページ記述HTML上にあるタグによって決定される場所へ入れる代用品として、他の実施例においては、コンテンツ・データはターミナルの環境配置時に所定の固定されたスロットに設置される。そのような場所の例は、スクリーン・エリアの固定スライスであり、ソフト・キー・エリアの上部及びメイン・アプリケーション・ペインの下部である。このエリアは、タブ・タイプと連携させることにより特定される。
例えば<category1>ScreenSpace</category1>。そのようなスロットは任意の形状であり(非長方形を含む)、任意のスクリーン・ポジションに存在する。スロットの性質(形状、サイズ、透過性)は、それ本来の状態であり、適切なコマンド・チャンネルの使用によって、制御され変更される。配列は、多数のスロットを包含するために拡張されることがわかる。
【0031】
そのようなタグ・タイプを生み出す受信コンテンツは、そのスロットに位置する。そのタグに応じる受信コンテンツの多数のアイテムは、継続的或いは無作為に表示される。或いは、明らかにメイン・アプリケーション・ペインの後ろのエリアも又固定されたスロットとして設計されている。この位置は、物質が一枚の紙上のわずかなウォーターマークの方法でかすかに表示され、しかし絶えず任意或いは全ページの中央のバックグランドに存在することを可能にする。
【0032】
いくつかのUIテクノロジーはユーザ或いはオペレーターがハンドセットUIのテーマを変更することを可能にする(時々、UI外板として表される)。これは、ハンドセット内で、事前にインストールされた外板の事前にインストールされたセットからの選択及びローカル或いは遠隔ネットワークからハンドセットへインストールされるための新しい外板のダウンロードのいずれかによるものであるか、或いは、高感度外板であるようなプラグイン・デバイスを介して達成される(例えば、相互保留、出願番号GB0128654.1号或いは、Wildseed Ltd..によって製造された高感度外板製品)。
インストレーション・モジュールは、そのようなシステムと互換性があり、UI階級においてパーシステンスを強いることによりそのシステムより優位をとることができる。それゆえ、インストールされたダウンロード・データはそのデータの出現が新しい外板のアプリケーションによって変更されるが、外板の変化の後、存在し目に見える状態を維持する。
任意に、ダウンロード・データは、項目が新しい外板のアプリケーションの後ろで存在し、目に見える状態を保つかどうか、また新しい外板がコンテンツを表示させないかどうかを特定するために追加指標タグを含む。
【0033】
ダウンロード・テーマの変化もまた一部或いは全部のコンテンツとしてサウンド・イベントを含む。更新することを条件とするサウンド・イベントは、リング・トーン(既に広く使用されている)の制限なく、メッセージ・アラート、バッテリー状態表示、キー・プレス・トーン、ゲーム・トーン、カバー開閉トーン、スタート・アップ/シャットダウン・トーン、シグナル・レベル及びラジオ適応アラート、タイム・アラーム、カレンダー・イベント、エラー状態、或いはインボックス内で突出しているメッセージによって調節されつつスタート・アップを表示するためのスペシャル・トーンのような上記の任意の組み合わせを含む。これらは、単独で使用され、或いは図式ディスプレイ・イベントとリンクされる。
【0034】
ユーザがダウンロードされるためのコンテンツを選択しても、ユーザが送信が据え置きされることを要請しない限り、ユーザの要請に応じて、それが送信される。しかしながら、コンテンツ或いはネットワーク・プロバイダーがコンテンツを携帯端末へプッシングする場合においては、これがユーザに不便を強いることなしに、例えば夜間或いは特別な使用形態に応じるような、バック・グラウンドで起こることが好ましい。ユーザが携帯端末を使用する時、このコンテンツのプッシングは保留される。
【0035】
インストールされたコンテンツの分配は、特有のハンドセットにとっては、独特である(独特にアドレス指定される)。或いはいくつかのコンテンツは、既知の送信技術を用いて多くのハンドセットに多数割当られ放送される。インストールされたコンテンツはマルチメディア・メッセージ・システム(MMS)に収容されており、x-vnd.3glab-triglet.にあるように独特のMIME(多目的インターネットメール・拡張子)を使用する遠隔コンテンツを含むMMSであるようなマルチメディア・メッセージ内に好適に収容される。EMS(延長メッセージ伝達システム)とWAPプッシングもまた、分配機能に適応している。
【0036】
携帯端末は常にネットワーク・ラジオ適応内にあるわけではない(サービス・エリア外、トンネル内など)。目に見えるローカルコンテンツの一定量を含むことにより、ユーザはある程度適応からはずれることを防ぐことができる。
例えば、ユーザが更なる詳細にアクセルするためのリンクを従動できなくても、ニュース・ヘッドラインを読むことができる。例えば、ハンドセットが、ネットワーク・ラジオ適応からはずれたため、アクセス不能なリンクは、そのリンクは、他と異なった色フォントで表したり、そのリンクを選択不可能にさせたりすることを含む明らかに目に見える様式でユーザに知らされる。
【0037】
この変化は、UIエンジンによって実行され、ワイヤレス・データ・リンクの状態を知らせたためにラジオ・サブセクションから入力信号を受信し、コンテンツをローカルブラウザに伝える前にこのシグナルをリンクの目に見える属性に修正するために使用する。この修正は、格納データ・ベースの変化、例えば、全ページ内の全遠隔リンクのリンク・テキスト・カラーをグレーに変更することによりなしえるものである。或いは、遠隔リンクのテキストの色はいち早く、レンダリングの前に修正される。
いずれの場合もローカルコンテンツと遠隔コンテンツを区別する必要がある。すべてのローカルリンクにローカルホストを指定するための規則によって使用されるインターネット・プロトコル・アドレス127.0.0.1を使用させることにより或いは、ローカルリンクがホスト・ネーム例えば、/localdirectory/page.htmlを除外することを取り決めることにより非ローカルリソースを指摘するために事前に必要とされるリンク上のhttp://の確認によってなしえるものである。
【0038】
テキスト、オーディオ或いはビデオのようなコンテンツに加えて、本発明はJava(登録商標)ベースのアプリケーション・プログラムを携帯端末にインストールするために用いることができる。Java(登録商標) 2 Micro Edition (J2ME)は、1つのプラットフォームを提供する。
該プラットフォームを介して、Java(登録商標) Virtual Machine (VM)は携帯端末内に作り出される。これは、パーソナルコンピュータと比して、小さな容量の端末においても可能である。Java(登録商標)に従うアプリケーションは、一般にアプレットと呼ばれるが、VM内で実行される。
該VMは、アプレットを多数の異なるプラットフォームを跨いで機能させることを可能とする(該プラットフォームがVMをサポートできる限りにおいて)。アプレットは、J2MEを用いて適切に構築され、他の種々のJava(登録商標)と互換性を有する。かくして、そのようなアプレットは携帯電話からデスクトップのパーソナルコンピュータまでのターミナルによって実行される。
携帯電話のような携帯端末は、プロセッサ・スピード、メモリ、ディスプレイ・サイズ等、非常に異なる能力を有する。これらの携帯端末を跨いで実行するときに、アプレットの互換性を補助するために、Mobile Information Device Profile (MIDP)が、特定されてきた。MIDPに従うアプレットは、一般にはMIDletと呼ばれる。
【0039】
携帯端末のユーザは、所望に応じてMIDletをインストールしたり、或いはアンインストールしたりすることを望む一方で、ハンドセット製造者やネットワーク・オペレータは予めインストールされたMIDletを備えるハンドセットを供給することを望む。
【0040】
さらに、サービス及びコンテンツの提供者は、ユーザが更なるMIDlet或いは他のコンテンツの形態にアクセスするために支払いを望むときに、携帯端末にMIDletを入れることを望む。
【0041】
例えば、ユーザがハイライトされたアイコン或いはテキスト部分を、携帯端末のキーパッドを用いて選択することによって、MIDletは具体化される。その後、ユーザの任意のインプット或いは外部ソースから受信されたデータに応じて、該MIDletは、Java(登録商標) VM内で実行される。該外部ソースとしては、例えば、端末内或いはリモート・サーバ上に蓄積されたデータ・ベースが挙げられる。
【0042】
より発展的な環境内においては、MIDletは、コマンド・ライン上でMIDletの名前を入力することによって、具体化される。明らかに、限定されたキーパッドしか備えない携帯端末にとっては、この形態は不適切かもしれないが、この場合には、MIDLetを具体化するためのよりふさわしい機構が提供される。例えば、ハイパーリンク・アイコンであったり、テキスト・ラベルであったりする。上述の如く、このことは、MIDletのためのハイパーリンクがUI内のどこかに挿入されることを許容する。MIDletはアイデンティフィケーション(ID)タグを提供し、該識別タグは、ハイパーリンクを認識するための基礎として用いられる。
【0043】
MIDletは、端末内の特定の部分にインストールされてもよいし、或いは、端末が離れたところにあるMIDletのIDを蓄積してもよい。もし、離れたところにあるMIDletのIDが選択されると、端末はMIDletをダウンロードし、MIDletをインストールし、実行させる(もし、ユーザが十分なアクセス権を有さないならば、MIDletが一度実行されると、MIDletはアンインストールされ、或いは消去される)。
【0044】
コンテンツをインストールすることに関連して上述の概略的に説明された方法の使用は、MIDletをインストールするために使用可能であり、ユーザに多くの異なる利益をもたらす。例えば、ユーザが所望のMIDletに、直接的にUI内の便利なポイントからアクセスすることができ、特定のMIDletページ或いはサービスに案内しなければならないというよりもむしろ、ユーザが関連するMIDletとともにコンテンツにリンクすることを可能とする。また、ユーザがID項目のインストレーションによって提供されたMIDletを有することを簡単にし、これは、MIDletポータルへ案内しダウンロード・プロセスを管理し、別個のプログラムとしてMIDletを実行しなければならないものよりも簡便である。また、デベロッパやオペレーターにとっても、新しいMIDletベースのアプリケーションとサービスを販売促進することを容易とする。なぜなら、MIDlet自身をインストールしなければならないものよりむしろ、ユーザのUI内の適切なMIDletのIDをインストールすることが必要であるためである。
【0045】
さらに、同様の方式で、ネットワークの範囲が携帯端末の利用できない範囲であるならば、IDハイパーリンクは、MIDletが利用できないことを現わすように「グレイアウト」する。MIDletが「カテゴリ・タグ」を備えてもよい。該「カテゴリ・タグ」は、MIDletがUI内に蓄積される、或いは、UIが予め固定されたスロットに置かれる最適な場所を定義する。MIDlet(或いは、これらのID)は、ユーザがMIDletを消去及び/又は分配することを可能(或いは禁止)するタグを含むものであってもよい。またMIDlet IDは、離れた場所にあるコンテンツ(上記参照)のダウンロードによって以前にインストールされたことがあるページ上にインストールされてもよい。
【0046】
MIDlet自身をインストールする必要なしに、離れた場所に位置するMIDletのためのMIDlet IDをインストールすることが可能な一方で、特定部分に蓄積されたMIDletのためのMIDlet IDが、対応するMIDletとともにインストール及びアンインストールされる必要がある。
【0047】
離れた場所にあるコンテンツが多様な形態をとることができる上記方法とは対照的に、ダウンロードされたデータはJava(登録商標)コード・コンテンツである。典型的にはJava(登録商標)アーカイブ(JAR)フォーマットである。本発明は、MIDletの組をインストールするために用いられることが可能である。MIDletの組は、携帯端末のUI内に複数のMIDletを含むものである。
【0048】
本発明は各種の携帯端末のアプリケーションにとって適切なものであり、単に携帯電話に限られるものではない。インターネット及び離れた場所に蓄積されたデータのモバイル・ユースが利用可能となる以前でさえも、モバイル・コミュニケーション機能を備えるpersonal digital assistant (PDA) (例えば、リム・ブラックベリ・ノキア9210・コミュニケータ(RIM BlackBerry Nokia 9210 Communicator), パーム・アイ705(Palm i705)等)或いは従前には見られなかった機能を備える携帯電話(例えば、ノキア5510&7650(Nokia 5510 & 7650)或いはエリクソン・ティー65(Ericsson T65))を購入することは可能である。将来においても、モバイル装置は発達し続け、それらの機能は拡張され、PDAと携帯電話の境界は少なくなっていくものと考えられる。本発明は、この種の全ての装置に適用可能であり、また、モバイル・コミュニケーションを可能とするモデムを備えるラップトップ或いはポータブル・コンピュータにも適用可能である。
【0049】
本発明は、実質的に無線コミュニケーション・ネットワークにも適用可能である。例えば、第2世代デジタル携帯電話ネットワーク(即ち、GSM,D-AMPS)、2.5世代ネットワーク(GPRS, HSCSD, EDGE)及び第3世代UMTSネットワークなどである。建物、構内においては、ブルートゥース或いは無線LANといった他の技術(無線或いは光学的システムを問わず)を利用することも可能である。
【0050】
上記方法を実行するためのコンピュータ・ソフトウェア、UIエンジン及び/或いはインストレーション・モジュールが、フロッピ・ディスク、CD-ROM、非揮発性メモリ・カードなどのデータ・キャリア上に提供可能である。
【0051】
別表A
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツ・データを携帯端末へ提供する方法であって、該方法が、
(a)前記携帯端末に於いてコンテンツ・データを受信するステップと、
(b)前記コンテンツ・データ内の分類データに従って該コンテンツ・データを分類するステップと、
(c)前記携帯端末内にコンテンツ・データを格納するステップと、
(d)コンテンツ・データにアクセスを可能にするアクセス・オブジェクトを作成するステップと、
(e)前記アクセス・オブジェクトを、類似分類コードを有する更なるアクセス・オブジェクトに関連付けるステップと
からなることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記アクセス・オブジェクトが、携帯端末に関連付けられる表示スクリーンで表示されることを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記アクセス・オブジェクトが、前記表示スクリーンの所定セクション内に表示されることを特徴とする請求項2記載の方法。
【請求項4】
一又はそれ以上のアクセス・オブジェクトが表示スクリーンに表示され、前記一又はそれ以上の各アクセス・オブジェクトが、
(i)ローカル制御コマンド、
(ii)前記携帯端末内に格納されるコンテンツ・データ又は、
(iii)前記携帯端末から遠隔格納されるコンテンツ・データ、
のいずれかに関連付けされていることを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
【請求項5】
遠隔格納されるコンテンツ・データに関連付けされるアクセス・オブジェクトの出現は、前記携帯端末が、遠隔格納コンテンツ・データが格納されるデバイスに接続されているかどうか表示するために修正されることを特徴とする請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記アクセス・オブジェクトは、前記関連付けられるコンテンツ・データが他の端末へ使用可能にされているかどうかを表示するデータからなることを特徴とする請求項4又は5記載の方法。
【請求項7】
前記アクセス・オブジェクトが第1時間値からなり、該アクセス・オブジェクトが前記第1時間値が得られるまで表示されないことを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記アクセス・オブジェクトが第2時間値からなり、該アクセス・オブジェクトが前記第2時間値が得られるまで表示されることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記ステップ(e)が、前記一又はそれ以上のアクセス・オブジェクトを格納するために、階層ツリー構造を作成することからなることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記ステップ(e)は、更に、新しい分類コードからなるコンテンツ・データが受信された場合に、前記階層ツリー構造を拡張することからなることを特徴とする請求項9記載の方法。
【請求項11】
ステップ(d)に於ける前記アクセス・オブジェクトが、コンテンツ・データからなることを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の方法。
【請求項12】
ステップ(d)に於いて作成される前記アクセス・オブジェクトが、ハイパーリンクからなることを特徴とする請求項1乃至10記載の方法。
【請求項13】
前記作成されるアクセス・オブジェクトが、コンテンツ・データに関連付けられるハイパーリンクからなることを特徴とする請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記コンテンツ・データが、オーディオデータであることを特徴とする請求項13記載の方法。
【請求項15】
前記作成されるアクセス・オブジェクトが、実行可能オブジェクトに関連付けられるハイパーリンクからなることを特徴とする請求項12記載の方法。
【請求項16】
前記実行可能オブジェクトが、MIDletであることを特徴とする請求項15記載の方法。
【請求項17】
ステップ(d)に於いて作成される前記アクセス・オブジェクトが、ローカル制御コマンドからなることを特徴とする請求項1乃至10いずれかに記載の方法。
【請求項17】
一又はそれ以上のアクセス・オブジェクトの表示により、端末がユーザ・インターフェース・ページを表示することを特徴とする請求項2乃至16いずれかに記載の方法。
【請求項18】
前記ユーザ・インターフェース・ページが、一又はそれ以上の更なるアクセス・オブジェクトを挿入することにより更新されることを特徴とする請求項17記載の方法。
【請求項19】
前記ユーザ・インターフェース・ページが、一又はそれ以上の更なるアクセス・オブジェクトを消去することにより更新されることを特徴とする請求項17又は18記載の方法。
【請求項20】
携帯端末のためのコンテンツ・インストレーション・モジュールであって、
前記モジュールが、使用時に於いて、コンテンツ・データ内に構成される分類データに従って前記コンテンツ・データを分類するとともに、前記コンテンツ・データへアクセスするアクセス・オブジェクトを作成し、
前記アクセス・オブジェクトが、類似分類データを有する更なるアクセス・オブジェクトに関連付けされていることを特徴とするコンテンツ・インストレーション・モジュール。
【請求項21】
前記モジュールが、更に、前記携帯端末に関連付けられる表示スクリーンに於いて、アクセス・オブジェクトを表示することを特徴とする請求項20記載のコンテンツ・インストレーション・モジュール。
【請求項22】
前記モジュールが、前記表示スクリーンの所定セクション内に前記アクセス・オブジェクトを表示することを特徴とする請求項21記載のコンテンツ・インストレーション・モジュール。
【請求項23】
前記モジュールが表示スクリーンに一又はそれ以上のアクセス・オブジェクトを表示し、前記一又はそれ以上の各アクセス・オブジェクトが、
(i)ローカル制御コマンド、
(ii)前記携帯端末内に格納されるコンテンツ・データ又は、
(iii)前記携帯端末から遠隔格納されるコンテンツ・データ、
のいずれかに関連付けされていることを特徴とする請求項21又は22記載のコンテンツ・インストレーション・モジュール。
【請求項24】
前記モジュールが、前記携帯端末が遠隔格納コンテンツ・データが格納されるデバイスに接続されているかどうか表示するために、遠隔格納されるコンテンツ・データに関連付けされるアクセス・オブジェクトの出現を修正することを特徴とする請求項23記載のコンテンツ・インストレーション・モジュール。
【請求項25】
前記モジュールが、階層ツリー構造内において、一又はそれ以上のアクセス・オブジェクトを格納することを特徴とする請求項20乃至24いずれかに記載のコンテンツ・インストレーション・モジュール。
【請求項26】
前記モジュールが、新しい分類コードからなるコンテンツ・データが受信された場合に、前記階層ツリー構造を拡張することを特徴とする請求項25記載のコンテンツ・インストレーション・モジュール。
【請求項27】
請求項1乃至20いずれかに記載される方法を実行するためのコンピュータ実行可能コードからなるデータ・キャリア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−238254(P2010−238254A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−130869(P2010−130869)
【出願日】平成22年6月8日(2010.6.8)
【分割の表示】特願2008−99312(P2008−99312)の分割
【原出願日】平成15年2月7日(2003.2.7)
【出願人】(505093873)クゥアルコム・ケンブリッジ・リミテッド (11)
【Fターム(参考)】