説明

携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置

【課題】所望のカラオケ演奏曲を簡単且つ速やかに検索できるようにしたオリジナル早見本を使用可能な携帯電話機、および携帯端末機用オリジナル早見本情報提供装置を提供する。
【解決手段】サーバ20へ送信された絞込条件に基づいてそのサーバ20で総合早見本データベースから選択された早見本データが携帯電話機12のオリジナル早見本受信手段118により受信され、その受信された早見本データに基づいて作成されたオリジナル早見本データベースが記憶部50に記憶されることから、カラオケ演奏曲を選択するために携帯電話機12において検索条件が入力されると、それに記憶されたオリジナル早見本からその検索条件に対応するカラオケ演奏曲が検索されるので、所定の携帯電話機12の所有者は、そのオリジナル早見本を用いて、所望のカラオケ演奏曲を簡単且つ速やかに検索できるようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば演奏装置に演奏曲を予約するに際して便利なように、個人の好みに応じて選択された固有のオリジナル演奏曲早見本を使用可能とした携帯端末機用オリジナル早見本情報提供装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、カラオケボックス等で使用される一般的なカラオケ装置においては、演奏曲を選曲する場合、総合カラオケ演奏曲早見本を用いて所望のカラオケ演奏曲を探し出し、そのカラオケ演奏曲に対応する選曲番号を、カラオケ装置本体にある操作パネル或いはリモコンなどの入力装置から入力するようになっている。通常、その総合カラオケ演奏曲早見本には、顧客が目的のカラオケ演奏曲を探しやすいようにするために、曲名順のリストだけでなく、歌手別のリストも掲載され、場合によっては、ジャンル別のリストや新譜のみのリストなども掲載されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記総合カラオケ演奏曲早見本では、入曲数の増加に比例して重さ、厚さだけでなく、所定の顧客から見れば好みではない曲も増加することから、所望の曲の検索が面倒となる不都合がますます増加することは避けられない。また、上記総合カラオケ演奏曲早見本は所定の期間にたとえば数ケ月毎に発刊されるのが普通であるが、その発刊の間において入曲したカラオケ演奏曲を効果的に顧客に報知することが困難であった。
【0004】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、所望の提供情報を簡単且つ速やかに検索できるようにした携帯端末機用オリジナル早見本情報提供装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するための請求項1に係る発明の要旨とするところは、所定の携帯端末機からの絞込条件に基づくオリジナル早見本をその所定の携帯端末機に通信回線を介して提供するための携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置であって、(a) 前記携帯端末機からの絞込条件に基づいて予め記憶された総合早見本データベースから選択されたオリジナル早見本データベースを作成するためのデータをその携帯端末機へ送信するオリジナル早見本データ送信手段と、(b)そのオリジナル早見本データ送信手段による前記携帯端末機へのオリジナル早見本データの送信に関連してその携帯端末機の所有者に利用料金を課金する第1課金手段とを、含むことにある。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に係る発明によれば、オリジナル早見本データ送信手段により、携帯端末機からの絞込条件に基づいて予め記憶された総合早見本データベースから選択されたオリジナル早見本データベースを作成するためのデータがその携帯端末機へ送信されることから、携帯端末機では、その携帯端末機固有のオリジナル早見本が作成されるので、その所定の携帯端末機の所有者は、固有のオリジナル早見本を用いて、所望の提供情報を簡単且つ速やかに検索できるようになる。また、前記オリジナル早見本データ送信手段による前記携帯端末機へのオリジナル早見本データの送信に関連してその携帯端末機の所有者に利用料金を課金する第1課金手段が設けられていることから、携帯端末機において、使い勝手のよいオリジナル早見本データベースが作成される代償としてその携帯端末機の所有者に課金されるので、オリジナル早見本情報提供装置の経済的な運営が可能となる。
【0007】
ここで、好適には、前記総合早見本データベースに新たに登録された最新情報のうちから前記絞込条件を備えている最新情報の早見本データを抽出する抽出手段と、その抽出手段により抽出された最新情報の早見本データを前記携帯端末機へ送信する最新情報データ送信手段とを、さらに備えたものである。このようにすれば、総合早見本データベースに新たに登録された最新情報のうちから前記絞込条件を備えている最新情報の早見本データが、携帯端末機へ送信されるので、携帯端末機のオリジナル早見本においても最新の提供情報を選択可能となる。
【0008】
また、好適には、前記最新情報データ送信手段により、前記最新情報の早見本データが前記携帯端末機へ送信された場合には、その送信に関連してその携帯端末機の所有者へ課金を行う第2課金手段が、さらに設けられる。このようにすれば、最新情報の早見本データが携帯端末機へ送信されて、オリジナル早見本データベースが更新される代償としてその携帯端末機の所有者に課金されるので、オリジナル早見本情報提供装置の経済的な運営が可能となる。
【0009】
前記目的を達成するための請求項4に係る発明の要旨とするところは、所定の携帯端末機からの絞込条件に基づくオリジナル早見本をその所定の携帯端末機に通信回線を介して提供するための携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置であって、(a) 多数の提供情報が予め記憶された総合早見本データベースから前記所定の携帯端末機から要求された絞込条件に基づいてオリジナル早見本を作成するオリジナル早見本作成手段と、(b) そのオリジナル早見本作成手段により作成されたオリジナル早見本データを前記所定の携帯端末機へ送信するオリジナル早見本データ送信手段と、(c)そのオリジナル早見本データ送信手段による前記携帯端末機へのオリジナル早見本データの送信に関連してその携帯端末機の所有者に利用料金を課金する第1課金手段とを、含むことにある。
【0010】
請求項4に係る発明によれば、オリジナル早見本作成手段により作成されたオリジナル早見本が、オリジナル早見本送信手段により、前記所定の携帯端末機にダウンロードさせるためにその所定の携帯端末機へ送信されるので、その所定の携帯電話機の所有者は、固有のオリジナル早見本を用いて、所望の提供情報演奏曲を簡単且つ速やかに検索できるようになる。また、前記オリジナル早見本データ送信手段による前記携帯端末機へのオリジナル早見本データの送信に関連してその携帯端末機の所有者に利用料金を課金する第1課金手段が設けられていることから、携帯端末機において、使い勝手のよいオリジナル早見本データベースが作成される代償としてその携帯端末機の所有者に課金されるので、オリジナル早見本情報提供装置の経済的な運営が可能となる。
【0011】
ここで、好適には、上記オリジナル早見本作成手段は、総合早見本データベースから前記所定の携帯端末機から要求された絞込条件と所定の携帯端末機の固有IDとに基づいて最新情報のオリジナル早見本を作成して、記憶装置に予め複数種類記憶させるものであり、前記オリジナル早見本送信手段は、携帯端末機からの要求に応答して、その記憶装置に予め記憶された最新情報のオリジナル早見本データを要求元の携帯端末機へ送信するものである。
【0012】
また、好適には、上記オリジナル早見本作成手段は、携帯端末機からの要求に応答して、総合早見本データベースからその携帯端末機から要求された絞込条件に基づいて最新情報のオリジナル早見本を作成するものであり、前記オリジナル早見本送信手段は、上記オリジナル早見本作成手段によりオリジナル早見本が作成されるとその最新情報のオリジナル早見本データを要求元の携帯端末機へ送信するものである。
【0013】
また、好適には、前記オリジナル早見本作成手段は、前記総合早見本データベースに新たに登録された最新情報のうちから前記絞込条件を備えている最新情報の早見本データを追加してオリジナル早見本を更新するものであり、前記オリジナル早見本送信手段は、そのオリジナル早見本作成手段により更新された最新情報のオリジナル早見本データを前記携帯端末機へ送信するものである。このようにすれば、オリジナル早見本作成手段により、総合早見本データベースに新たに登録された最新情報のうちから前記絞込条件を備えている最新情報の早見本データを追加してオリジナル早見本が更新されるので、携帯端末機のオリジナル早見本においても最新情報を選択可能となる。
【0014】
また、好適には、前記最新情報のオリジナル早見本データが前記携帯端末機へ送信された場合には、その送信に関連して該携帯端末機の所有者へ課金を行う第2課金手段が、さらに設けられる。このようにすれば、最新情報の早見本データが携帯端末機へ送信されて、オリジナル早見本データベースが更新される代償としてその携帯端末機の所有者に課金されるので、オリジナル早見本情報提供装置の経済的な運営が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施例のオリジナル早見本提供システム(装置)10の構成を説明する図である。図1において、携帯端末装置として機能する携帯電話機12と中継局14を介して通信可能であり、且つゲートウェイ16を備えた電話局18と、情報提供サービス会社が運用するサーバ20と、その情報提供サービスたとえばカラオケ演奏曲の提供を受けるカラオケボックス内のカラオケ用端末装置22とが、たとえば有線、無線、インターネットなどのたとえば公衆用の通信回線24を介して、相互接続可能に配置されている。
【0017】
上記携帯電話機12は、複数のキー26から成るキー入力部34と、たとえば液晶表示板から構成される画像表示装置28とを備え、携帯電話会社との契約によって通信可能とされるとともに、UID(ユーザ識別番号たとえば電話番号)が付されている。上記複数のキー26は、通信相手の電話番号を入力するとき、着信報知用音楽(着メロ)をダウンロードさせるとき、カラオケ演奏曲を選択するときなどに用いられ、上記画像表示装置28には、入力した通信相手の電話番号、着信報知用音楽をダウンロードさせるときの曲名などのデータ、好みのジャンルや歌手などの所定の絞込条件で選択されたカラオケ演奏曲リストから成るオリジナル早見本などが選択的に表示されるようになっている。
【0018】
上記携帯電話機12は、詳細にはたとえば図2に示すように同様に構成されている。すなわち、制御部30は、予めROM32に記憶されたプログラムに従って入力信号を処理し、キー入力部34から入力された相手の電話番号に従って通信或いは通話チャンネルを成立させるとともに相互の通信或いは通話が可能となるように制御する。通話状態では、アンテナ36を介して送受信部38に受けた通話信号をモデム部40を介して音声コーディック部42においてデジタルコード信号から音声信号に変換し、アナログフロントエンド44により音声出力器(スピーカ)46が駆動されて音声が出力される。同時に、マイクロホン48により音声から変換された音声信号はアナログフロントエンド44を介して音声コーディック部42に送られてそこでデジタル信号に変換され、モデム部40、送受信部38、アンテナ36を介して送信される。また、通信状態において、制御部30は、キー入力部から入力された信号を通信先へ送信すると同時に、通信先から受信した信号を画像表示装置28に表示させる。また、制御部30は、他の携帯電話機12からの着信を判定した場合には、予め記憶部50に記憶された着メロデータ50bに基づいて着信メロディーをスピーカ54から出力させるようにメロディー発生器52を駆動する。さらに、カラオケ演奏曲を予約するためのデータをカラオケ用端末装置22へブルートゥースで出力させるためのブルートゥースモジュール56およびそのアンテナ58が備えられ、制御部30は、予め記憶部50に記憶されたオリジナル早見本50aから演奏を希望するカラオケ演奏曲が選択されると、その選択されたカラオケ演奏曲を予約するための選曲情報をカラオケ用端末装置22へ出力する。
【0019】
上記情報提供サービス会社のサーバ20は、所謂コンピュータから成り、たとえば図3に示すように同様に構成されている。すなわち、サーバ20は、前記通信回線24に接続されたターミナルアダプタ62にそれぞれデータバス63を介して接続されたCPU64、ROM65、RAM66、記憶装置67などを備えており、さらに、CRTコントローラ68により画像表示される画像表示装置69、インターフェース70を介してデータバス63に接続されたキーボード71、最新情報としての最新のカラオケ演奏曲、着メロなどのデータや、それらを選択するための最新情報の早見本データとしての新譜データを入力するためのCD−ROMドライブ72、プリンタ73を備えている。上記記憶装置67には、提供情報及び演奏曲としてのカラオケ演奏曲(MIDI曲)データベース、提供情報及び演奏曲としての着メロなどのデータベース、総合早見本データベース、会員/検索履歴データベース、ボックスデータベースなどがそれぞれ記憶されている。上記会員/検索履歴データベースでは、たとえば図5に示すように、ある1人の会員に対応した会員番号毎に、その会員のパスワード、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、入会年月日、会員有効年月日、絞込キーワード、絞込情報としての新譜用絞込キーワード、累積料金などが記憶されるようになっている。また、上記総合早見本データベースでは、たとえば図4に示すように、ある曲に対応した曲名毎に、その曲のアーティスト名、男女別、ジャンル、年代、カラオケ用選曲番号、携帯カラオケ用選曲番号、着メロ用選曲番号、歌詞表示サービス用選曲番号などが記憶され、曲名、アーティスト名、男女別、ジャンル、年代は、絞込検索のキーワードとして利用される。
【0020】
上記カラオケ用端末装置22は、たとえば図6に示すように、データバス74を介して相互に接続されたCPU75、ROM76、RAM77、記憶装置78、前記通信回線24に接続されたターミナルアダプタ79、CRTコントローラ80等を備えたマイクロコンピュータから構成されており、カラオケ演奏時には、背景画像再生装置81により再生された背景画像と上記記憶装置78に記憶され且つCRTコントローラ80により再生された歌詞テロップとが映像合成装置(ビデオミキサ)82により合成されてCRT画像表示装置83に表示されるようになっている。また、カラオケ演奏時には、MIDI音源を備えたシンセサイザ84により記憶装置78から読み出されたMIDIデータから変換された演奏信号がアンプ85により増幅された後で、スピーカ86からカラオケ演奏音として出力されるようになっている。入力装置として機能するフロント操作パネル87は、客が歌いたい曲を選択して通信回線24を介してダウンロードしたり、演奏音の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーンなど各種調整を行うための操作ボタン或いはツマミを備えたパネルであり、その操作情報がI/Oインターフェース88を介して入力されるようになっている。また、上記フロント操作パネル87の機能を遠隔的に実行するために、本カラオケ用端末装置22には、フロント操作パネル87と同様に入力装置として機能する前記携帯電話機12からのブルートゥース信号を受けてCPU75へ出力するためのアンテナ89およびブルートゥースモジュール90を備えている。上記記憶装置78には、前記サーバ20から配信された総合カラオケ演奏曲早見本、カラオケ演奏曲データのデータベース(すなわち曲データベース)およびアルバムデータのデータベース(すなわちアルバムデータベース)などを記憶するハードディスク装置である。上記カラオケ演奏曲データは、演奏データ、歌詞データ、曲名データ、および付属情報からなる。演奏データはMIDI(ミュージカル・インストゥルメント・ディジタル・インターフェース)規格に基づいた演奏データが格納されている。また、上記付属情報は、選曲番号、曲名読み、歌手名、歌手名読み、ジャンル、演奏時間、演奏実績、配信日、公表年等の情報で構成される。
【0021】
図7は、携帯電話機12の制御部30、サーバ20のCPU64、カラオケ用端末装置22のCPU75の制御機能の要部をそれぞれ説明する図である。図7において、携帯電話機12の会員登録モード選択手段100は、その携帯電話機12に表示されたたとえば図8に示すトップメニュー画面において会員登録モードが指定操作されることに基づいて、オリジナル早見本情報の提供を受ける会員として予め登録を行うための会員登録モードを選択する。図8では、カーソルKにより会員登録モードが指定されている状態を示している。会員登録データ送信手段102は、会員登録モード選択手段100によって会員登録モードが選択されると、携帯電話機12に表示されたたとえば図9に示す会員登録用画面における入力操作により得られた、氏名、住所、電話番号、Eメール、パスワードなどの会員登録に必要な登録データをサーバ20へ送信する。サーバ20の会員登録データ記憶手段104は、上記会員登録データ送信手段102により送信された会員登録に必要なデータを受信し、会員番号を付してその会員番号と共に会員/検索履歴データベースに記憶する。会員登録完了送信手段106は、会員登録が完了した旨のメッセージを新たに付された会員番号と共に、登録要求元の携帯電話機12へ送信する。その携帯電話機12の会員登録完了表示手段108は、携帯電話機12の画像表示装置28に会員登録が完了した旨のメッセージを新たに付された会員番号と共に表示させる。
【0022】
携帯電話機12のオリジナル早見本DBダウンロードモード選択手段110は、その携帯電話機12のトップメニュー画面においてオリジナル早見本DBダウンロードモードが指定操作されることに基づいて、オリジナル早見本DBダウンロードモードを選択する。絞込条件送信手段112は、上記オリジナル早見本DBダウンロードモード選択手段110によってオリジナル早見本DBダウンロードモードが選択された場合には、それに応答して携帯電話機12の画像表示装置28に表示されたたとえば図10に示す画面の入力項目に従った入力操作により得られた、アーティスト名、曲名、アーティストの男女別、ジャンル、年代などの絞込条件をサーバ20へ送信する。サーバ20のデータベース検索手段114は、携帯電話機12の所有者の好みの演奏曲を選択するために用いられるオリジナル早見本を作成するためにその携帯電話機12から送信された絞込条件を用いて総合カラオケ演奏曲早見本データベースを検索する。オリジナル早見本データ送信手段116は、上記データベース検索手段114により検索されることにより抽出されたオリジナル早見本データを要求元の携帯電話機12へ送信する。1曲に対応するオリジナル早見本データは、曲名、アーティスト名、年代、カラオケ用選曲番号などにより構成される。携帯電話機12のオリジナル早見本受信手段118は、上記サーバ20から送信されたオリジナル早見本データを受信する。オリジナル早見本記憶手段120は、そのオリジナル早見本受信手段118により受信されたオリジナル早見本データを携帯電話機12の記憶部50に記憶させる。サーバ20の第1課金手段122は、上記早見本データ送信手段116による上記携帯端末機12への早見本データの送信に関連して、その携帯端末機12の所有者に総合カラオケ演奏曲早見本データベースから検索されたオリジナル早見本データの情報利用料金を課金する。この課金は、1回毎、或いは所定期間毎に行われたり、他の累積利用料金に合併して行われる。
【0023】
携帯電話機12のオリジナル早見本検索モード選択手段124は、その携帯電話機12のトップメニュー画面においてオリジナル早見本検索モードが指定操作されることに基づいて、オリジナル早見本検索モードを選択する。カラオケ演奏曲検索手段126は、上記オリジナル早見本検索モード選択手段124によってオリジナル早見本検索モードが選択された場合には、記憶部50に記憶されたオリジナル早見本からたとえば図11に示す画面における入力操作により得られた、アーティスト名、曲名、年代などの絞込条件に基づいて検索する。検索結果表示手段128は、たとえば図12の画面に示すように、上記カラオケ演奏曲検索手段126により検索された演奏曲の曲名、アーティスト名、カラオケ用選曲情報、携帯カラオケ用選曲情報、着メロ用選曲情報、歌詞表示サービス用選曲情報をオリジナル早見本データに基づいて携帯電話機12の表示手段としての画像表示器28に表示させる。この時、検索された曲のオリジナル早見本データに、カラオケ用選曲番号、携帯カラオケ用選曲番号、着メロ用選曲番号、歌詞表示サービス用選曲番号のいずれかが存在しない場合には、その曲については、そのサービスが提供されていないので、検索結果表示手段128は、対応する選曲情報を画像表示手段28に表示しない。例えば、図12において、上段の曲は、総てのサービスが提供されているので、各選曲情報が表示されているが、下段の曲は、カラオケと着メロのサービスは行われているが、携帯カラオケと歌詞表示のサービスは、行われていないので、それに対応する選曲情報が表示されない。サービス指定手段130は、検索結果が表示された図12の画面における指定入力操作に基づいて、検索結果が示す演奏曲に関連する複数種類のサービス、たとえばカラオケ予約サービス、携帯カラオケサービス、着メロサービス、歌詞表示サービスのうちのいずれかを指定する。サービス実行手段132は、そのサービス指定手段130により指定されたサービスを実行させる。たとえば、図12のカーソルKに示されるようにカラオケ予約サービスが指定された場合には、検索されたカラオケ演奏を予約するための予約情報、例えばカラオケ用選曲番号などをブルートゥースによりカラオケ用端末装置22へ送信する。したがって、このサービス実行手段132は検索されたカラオケ演奏をカラオケ用端末装置22に予約するための予約信号送信手段を兼ねている。
【0024】
カラオケ用端末装置22の予約信号受信手段134は、上記携帯電話機12のサービス実行手段(予約信号送信手段)132から送信された予約信号を受信する。予約手段136は、上記サービス実行手段(予約信号送信手段)132から送信された予約信号、図示しないリモコン装置からの予約信号、或いは操作パネルの操作により入力された予約信号に基づいて、カラオケ演奏曲を予約する。演奏手段138は、予約手段136により予約されたカラオケ演奏曲を、古い予約分から順次カラオケ用端末装置22に演奏させる。
【0025】
たとえば月単位での定期的に、最新情報としての新たなカラオケ演奏曲すなわち新譜情報がサーバ20に入曲されて演奏可能とされると同時に、その新譜情報の早見本データがサーバ20の総合カラオケ演奏曲早見本データベースに追加されるようになっている。新譜ダウンロード判定手段140は、定期的に或いは入曲毎に、新譜がサーバ20にダウンロード(入曲)されたか否かを判定する。抽出手段142は、その新譜ダウンロード判定手段140によって新譜が入曲されたことが判定されると、その新譜から前記オリジナル早見本絞込条件或いは新譜専用に設定された好みの絞込条件に従って抽出する。新譜データ送信手段144は、上記抽出手段142により抽出された新譜に関する案内データおよび早見本データを、携帯電話機12へ送信する。第2課金手段146は、携帯電話機12からのダウンロード要求に従って新譜データ送信手段144により新カラオケ演奏曲のオリジナル早見本データが携帯電話機12へ送信された場合には、たとえば図13に示す画面によりその送信に関連して携帯電話機12の所有者へ課金を行う。この課金も、1回毎、或いは所定期間毎に行われたり、他の累積利用料金に合併して行われる。
【0026】
携帯電話機12においては、上記新譜データ送信手段144による新譜の早見本データが配信される状態にあることがたとえば図13の画面に示すように表示される。配信モード選択手段148は、その携帯電話機12に表示された図13の画面において新譜早見本データのダウンロードモードが指定操作されることに基づいて、オリジナル早見本データベースに新譜の早見本データを配信するモードを選択する。新譜データ受信手段150は、上記配信モード選択手段148により新譜配信モードが選択されると、サーバ20から送信された新譜の早見本データを受信し、オリジナル早見本記憶手段120により記憶部50内のオリジナル早見本DB50aへ追加させる。
【0027】
オリジナルDB削除モード選択手段152は、その携帯電話機12のトップメニュー画面においてオリジナルデータベースの削除モードが指定操作されることに基づいて、オリジナルデータベース削除モードを選択する。削除検索手段154は、上記オリジナルDB削除モード選択手段152によりオリジナルデータベース削除モードが選択されると、たとえば図14の画面に従って入力された削除曲検索条件に従って削除曲を検索する。削除手段156は、その削除選択手段154によって選択された削除曲の早見本データを、オリジナル早見本記憶手段120により記憶部50内のオリジナル早見本DB50aから削除させる。
【0028】
図15乃至図17は携帯電話機12の制御作動の要部を説明するためのフローチャートであり、図18はサーバ20の制御作動の要部を説明するためのフローチャートであり、図19はカラオケ用端末装置22の制御作動の要部を説明するためのフローチャートである。これらフローチャートに示す制御は、比較的短い周期で繰り返し実行される。以下、携帯電話機12の制御作動を、その途中にサーバ20およびカラオケ用端末装置22の制御作動を入れながら説明する。
【0029】
図15乃至図17において、ステップ(以下、ステップを省略する)SA1では、早見本サービスが選択されたか否かが判断される。このSA1の判断が否定される場合は他の処理が実行されるが、肯定される場合は、SA2において、トップメニュー画面を表示させるための表示データがサーバ20に要求され、そのサーバ20から送信された表示データに基づいて携帯電話機12の画像表示装置28にたとえば図8に示すトップメニュー画面が表示される。次いで、前記会員登録モード選択手段100に対応するSA3において図8のカーソルKにより「会員登録」の選択操作、すなわち、カーソルKが「会員登録」を選択している状態で実行キーの操作が行われたか否かが判断される。このSA3の判断が肯定される場合は会員登録作動を行うためのSA4以下が実行されるが、否定される場合は、前記オリジナルDBダウンロードモード選択手段110に対応するSA9において、カーソルK及び実行キーにより図8の画面の「DBのダウンロード」の選択操作が行われたか否かが判断される。このSA9の判断が肯定される場合はオリジナルDBダウンロードを行うためのSA10以下が実行されるが、否定される場合は、前記オリジナルDB検索モード選択手段124に対応するSA17において、カーソルK及び実行キーにより図8の画面の「DBの検索」の選択操作が行われたか否かが判断される。このSA17の判断が肯定される場合は、オリジナルDBを用いてカラオケ演奏曲を検索するためのSA18以下が実行されるが、否定される場合は、前記新譜DBの配信モード選択手段148に対応するSA32において、カーソルK及び実行キーにより前記図13の画面の「ダウンロードする」が選択操作されたか否かが判断される。このSA32の判断が肯定される場合は、新譜早見本データの追加のためのダウンロードをするためのSA33以下が実行されるが、否定される場合は、前記オリジナルDB削除モード選択手段152に対応するSA37において、カーソルK及び実行キーにより図8の「DBの削除」の選択操作が行われたか否かが判断される。このSA37の判断が肯定される場合は、オリジナルDBの一部或いは全部を削除するためのSA38以下が実行されるが、否定される場合は、SA45において、図8の「取消」の操作が行われたか否かが判断される。このSA45の判断が否定される場合は前記SA3以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は前記SA1以下が繰り返し実行される。
【0030】
上記SA3の判断が肯定される場合は、SA4において会員登録のための図9の画面を画像表示装置28に表示させるための表示データがサーバ20に要求され、そのサーバ20から送られてきた表示データに基づいて図9の会員登録メニュー画面が表示される。次いで、SA5において登録のための送信操作が行われたか否かが判断される。「取消し」が選択操作されてこのSA5の判断が否定される場合は、SA6において図8のトップメニュー画面が表示された後にSA3以下が再び実行されるが、「送信」が選択操作されて肯定される場合は、前記登録データ送信手段102に対応するSA7において、図9に示す会員登録用画面の入力項目に従う入力操作により得られた、氏名、住所、電話番号、Eメール、パスワードなどの会員登録に必要な登録データがサーバ20へ送信される。
【0031】
このときのサーバ20では、図18に示すSB1において会員登録であると判断されているので、前記会員登録データ記憶手段104に対応するSB2において、上記送信された登録データが受信され、会員/検索履歴データベースに記憶されるとともに、前記会員登録完了送信手段106に対応するSB3において、会員登録を完了した旨のメッセージ、会員番号を画像表示装置28に表示するための表示データが携帯電話機12へ送信される。このため、携帯電話機12では、図15に示すように、前記会員登録完了表示手段108に対応するSA8において、サーバ20から送信されたデータに基づいて、会員番号と登録完了した旨のメッセージとが画像表示装置28に表示される。
【0032】
前記SA9の判断が肯定される場合は、SA10において、パスワード確認のための表示データ、および照合用パスワードデータがサーバ20に要求され、サーバ20から送られてきた表示データに基づいて確認画面が画像表示装置28に表示される。次いで、SA11においてパスワードが正しいか否かが判断される。このSA11の判断が否定される場合はSA12においてエラー表示が行われ、SA6においてトップメニューが表示された後、前記SA3以下が繰り返し実行される。しかし、上記SA11の判断が肯定される場合は、SA13において、オリジナル早見本DBの絞込条件(キーワード)を入力するための表示画面を表示する表示データがサーバ20に要求され、そのサーバ20から送信されてきた表示データに基づいて図10の画面が画像表示装置28に表示される。次いで、SA14において、絞込データ入力が完了したか否かがたとえば「送信」が選択操作されたか否かに基づいて判断される。このSA14の判断が否定される場合は待機させられるが、肯定された場合は、前記絞込条件送信手段112に対応するSA15において、図10の画面の各項目に従って入力された好みのジャンルやアーティストなどの絞込条件が会員番号とともにサーバ20へ送信される。
【0033】
この状態におけるサーバ20では、図18に示すSB4の判断が肯定されているので、前記データベース検索手段114に対応するSB5において、携帯電話機12から送信された絞込条件で総合カラオケ演奏曲早見本データベースが検索され、前記オリジナル早見本データ送信手段116に対応するSB6において、検索によりヒットした曲のオリジナル早見本DBデータが要求元の携帯電話機12へ送信される。この時のオリジナル早見本DBデータは、1つの曲に対応して、曲名、アーティスト名、年代、カラオケ用選曲番号、携帯カラオケ用選曲番号、着メロ用選曲番号、歌詞表示サービス用選曲番号などにより構成される。そして、前記第1課金手段122に対応するSB7では、会員/検索履歴データベースにおいて、当該会員の累積利用料金記憶領域に今回の利用料金が加算され、当該会員の絞込キーワードエリアに今回の絞込条件が上書される。一方、携帯電話機12では、図15の前記オリジナル早見本受信手段118に対応するSA16において、サーバ20から送信された上記オリジナル早見本DBデータが受信され、SA16において、サーバ20から送信されてきたオリジナル早見本DBデータが携帯電話機12の、前記オリジナル早見本記憶手段120に対応する記憶部50に記憶される。
【0034】
前記オリジナル早見本DB検索モード選択手段124に対応するSA17の判断が肯定される場合は、SA18において記憶部50に記憶されたオリジナル早見本DB50aを用いてカラオケ演奏曲を検索するために絞込条件を入力する画面を表示させる表示データが携帯電話機12からサーバ20へ供給され、そのサーバ20から送信されてきた表示データに基づいて図11のオリジナル早見本DBの検索画面が表示される。次いで、SA19において検索であるか否かが画面内の「実行」が選択操作されたか否かに基づいて判断される。このSA19の判断が否定されるうちは前記SA6以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、SA20においてオリジナル早見本DB50a内のすべて(all )が選択されたか否かがカーソルKの位置に基づいて判断される。このSA20の判断が否定される場合は、前記カラオケ演奏曲検索手段126および検索結果表示手段128に対応するSA21において、上記検索画面において入力された絞込条件によりオリジナル早見本DB50a内が検索され、ヒットした曲の曲名などが図12の画面に示すように画像表示装置28に表示される。しかし、上記SA20の判断が肯定される場合は、前記カラオケ演奏曲検索手段126および検索結果表示手段128に対応するSA22において、オリジナル早見本DB50a内のすべての曲の曲名などが画像表示装置28に表示される。尚、図12は、検索結果として2曲のみを示しているが、画像表示装置28の画面をスクロールすることにより該当する曲の曲名を総て表示することができる。
【0035】
上記図12の検索結果表示画面は、検索した曲に関連するサービスメニュー表示画面を兼ねており、前記サービス指定手段130に対応するSA23乃至SA26が実行される。SA23ではカラオケ演奏(予約)サービスが選択されたか否かが判断される。このSA23の判断が否定される場合は、SA24において携帯カラオケサービスが選択されたか否かが判断される。このSA24の判断が否定される場合は、SA25において歌詞表示サービスが選択されたか否かが判断される。このSA25の判断が否定される場合は、SA26において着メロサービスが選択されたか否かが判断される。このSA26の判断が否定される場合は、SA27において終了であるか否かが上記画面内の「取消」が選択操作されたか否かに基づいて判断される。このSA27の判断が否定される場合は上記SA23以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は前記SA6以下が繰り返し実行される。
【0036】
上記SA23乃至SA26のいずれかの判断が肯定される場合は、それに対応するサービスを実行するためのサービス実行手段に対応するSA28乃至SA31のいずれかが実行される。先ず、SA23の判断が肯定される場合は、前記サービス実行手段(予約信号送信手段)132に対応するSA28において、上記オリジナル早見本DBから検索されたカラオケ演奏曲を予約するための予約情報としてのカラオケ用選曲番号及び携帯電話機12の個人IDがブルートゥースによりカラオケ用端末装置22へ送信される。
【0037】
図19に示すカラオケ用端末装置22の曲予約ルーチンでは、前記予約信号受信手段134に対応するSC1において、上記予約信号の受信の有無に基づいてカラオケ演奏曲の予約か否かが判断される。このSC1の判断が否定される場合は、SC2において演奏終了か否かが判断される。このSC2の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定される場合は、SC3において予約曲が既に設定されているか否かが判断される。このSC3の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定される場合は、前記演奏手段138に対応するSC4において、予約順位の1位(最先の予約)の選曲番号および個人IDがRAM77から読み出され、その選曲番号に対応する演奏データが記憶装置78から読み出されて演奏の準備が行われ、また個人IDに基づいてブルートゥースを介して予約曲の演奏開始を示す表示信号が予約元の携帯電話機12へ送信される。そして、SC5では演奏が開始されると共に、RAM77に記憶された予約順位が繰り上げられるようになっている。しかし、上記のようにオリジナル早見本から検索されたカラオケ演奏曲を予約するための予約情報が携帯電話機12からブルートゥースによりカラオケ用端末装置22へ送信された場合は、上記SC1の判断が肯定されるので、前記予約手段136に対応するSC6において、予約曲のカラオケ用選曲番号および携帯電話機12の個人IDがRAM77に記憶された後、SC7において、カラオケ用端末装置22における演奏中であるか否かが判断される。このSC7の判断が肯定される場合は本ルーチンが終了され且つSC1以下が繰り返し実行されることにより待機させられるが、否定される場合は、上記SC4以下が実行される。
【0038】
図16に戻って、SA24の判断が肯定される場合は、SA29において、携帯カラオケ用選曲番号がサーバ20へ送信され、サーバ20から送信されてきたカラオケ演奏曲データが記憶部50に記憶されると共に、そのカラオケ演奏曲データに基づいて、カラオケ演奏曲が携帯電話機12のスピーカ54から出力されると同時に、歌詞が画像表示装置28において表示される。また、SA25の判断が肯定される場合は、SA30において、歌詞表示サービス用選曲番号がサーバ20へ送信され、サーバ20から送信されてきた歌詞表示用データが記憶部50に記憶されると共に、その歌詞表示用データに基づいて、歌詞が画像表示装置28において表示される。また、SA26の判断が肯定される場合は、SA31において、着メロ用選曲番号がサーバ20へ送信され、サーバ20から送信されてきた着メロ用データが記憶部50の着メロデータエリア50bに記憶される。
【0039】
ところで、サーバ20では、図18のSB12において、メニュー画面、会員登録画面などを表示させるための表示データの要求が携帯電話機12からあると判断されると、SB13において要求のあった表示データが携帯電話機12へ送信される。また、SB14において一定の設定期間の経過、たとえば月末に到達したことが判断されると、SB15において、会員/検索履歴データベースにおいて、各会員の累積利用料金記憶領域にて記憶されている利用料金が読み出され、各会員に今月の利用料金として請求されるとともに、累積利用料金記憶領域がクリアされる。次いで、SB16において、総合早見本データベースに新譜に関連する早見本データが追加されたか否かが判断される。
【0040】
サーバ20においては、新たなカラオケ演奏曲は、CD−ROM72からカラオケ演奏データ(MIDIデータ)の形式でサーバ20の記憶装置67に定期的(例えば毎週ごと)、或いは不定期に記憶されることによって提供可能とされるとともに、その早見本データがCD−ROM72やキーボード71から総合早見本用データベースに追加されるようになっている。これは、着メロなどデータベースでも同様である。従って、通常は、このSB16の判断が肯定判断となるので、SB17において、会員/検索履歴データベースにおいて、各会員の絞込条件記憶領域内に記憶された最も最近の絞込キーワード(絞込キーワードは検索の毎に上書きされるので、最も最近のキーワードが記憶されている。)が読み出されて、新譜用絞込条件記憶領域内に記憶し直されるとともに、その絞込条件に基づいて総合早見本データベースが検索され、各会員の新譜早見本データが抽出される。そして、SB18では、上記絞込条件に基づく検索によって新譜早見本データがヒットされた場合には、その新譜早見本データを案内するための表示データが作成され、当該各会員の携帯電話機12に送信される。
【0041】
携帯電話機12では、サーバ20から上記SB18によって抽出された新譜オリジナル早見本データの案内データが各会員の携帯電話機12へ送信されるので、前記新譜DBの送信モード選択手段148に対応するSA32の判断が肯定されるので、SA33において、送信されてきた新譜早見本データの案内情報がたとえば図13に示すように携帯電話機12の画像表示装置28に表示される。次いで、SA34では、新譜早見本データをダウンロードするための操作が行われたか否かが図13の「ダウンロードする(有料)」がカーソルK及び実行キーにより選択されたか否かに基づいて判断される。このSA34の判断が否定される場合は、SA35において、新譜早見本データダウンロードの終了か否かが図13の「取消し」が選択操作されたか否かに基づいて判断される。このSA35の判断が否定される場合は上記SA34以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は前記SA6以下が再び実行される。上記SA34の判断が肯定されると、前記新譜データ受信手段150に対応するSA36において、新譜早見本データのダウンロードがサーバ20に要求される。
【0042】
サーバ20では、図18において、前記新譜ダウンロード判定手段140に対応するSB8において、携帯電話機12からの新譜ダウンロード要求に基づいて新譜のダウンロード曲が判断されると、前記抽出手段142に対応するSB9において、会員/検索履歴データベースにおいて、上記新譜が追加された総合早見本用データベースから、当該会員の新譜用絞込キーワードエリアに予め記憶された新譜用絞込条件(キーワード)に基づいて当該会員の好みの条件を満たすものが検索され、当該会員の新譜オリジナル早見本データが抽出される。次いで、前記新譜データ送信手段144に対応するSB10において、上記抽出された新譜オリジナル早見本データが要求元の携帯電話機12へ送信された後、前記第2課金手段146に対応するSB11において、携帯電話機12からの新譜ダウンロード要求に従って新カラオケ演奏曲のオリジナル早見本データが携帯電話機12へ送信された場合には、その送信に関連して、新譜早見本データの利用料金が当該会員の累積利用料金記憶領域に加算されることにより携帯電話機12の所有者へ課金が行われる。この課金も、1回毎、或いは所定期間毎に行われたり、他の累積利用料金に合併して行われる。
【0043】
携帯電話機12では、図16のSA36において、サーバ20から送信された新譜早見本データが受信されて記憶部50に記憶され、それまで記憶部50に記憶されていたオリジナル早見本DBに追加される。これにより、携帯電話機12に記憶されていたオリジナル早見本DBが更新される。
【0044】
携帯電話機12において、前記オリジナルDB削除モード選択手段152に対応するSA37において、図8の「DBの削除」の選択操作が行われたと判断される場合は、オリジナル早見本DBの一部或いは全部を削除するためのSA38以下が実行される。すなわち、SA38においては、オリジナル早見本DBの一部或いは全部を削除させるための表示画面を表示させる表示データがサーバ20へ要求され、そのサーバ20から送信されてきた表示データに基づいてオリジナル早見本DBの一部或いは全部を削除させるための画面がたとえば図14に示すように表示される。次いで、SA39において削除であるか否かが画面内の「実行」が選択操作されたか否かに基づいて判断される。このSA39の判断が否定されるうちは前記SA6以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、SA40においてオリジナル早見本DB内のすべて(all )が選択されたか否かがカーソルKの位置及び実行キーの操作に基づいて判断される。このSA40の判断が否定される場合は、前記削除検索手段154に対応するSA41において、上記削除画面において入力された絞込条件によりオリジナル早見本DB内が検索され、ヒットした曲の曲名などが図14の画面に示すように画像表示装置28に表示される。しかし、上記SA40の判断が肯定される場合は、前記削除検索手段154に対応するSA42において、オリジナル早見本DB内のすべての曲の曲名などが画像表示装置28に表示される。
【0045】
続いて、SA43では、削除であるか否かが上記図14の「実行」が選択操作されたか否かに基づいて判断される。このSA43の判断が否定される場合は、前記SA6以下が再び実行されるが、肯定される場合は、前記削除手段156に対応するSA44において、記憶部50に記憶されたオリジナル早見本データベースのうちの一部或いは全部が削除される。
【0046】
上述のように、本実施例によれば、サーバ20へ送信された絞込条件に基づいてそのサーバ20で総合早見本データベースから選択された早見本データが携帯電話機12のオリジナル早見本受信手段118により受信され、その受信された早見本データに基づいて作成されたオリジナル早見本データベースが記憶部50に記憶されることから、演奏曲を選択するために携帯電話機12において検索条件が入力されると、それに記憶されたオリジナル早見本からその検索条件に対応する演奏曲が検索されるので、所定の携帯電話機12の所有者は、そのオリジナル早見本を用いて、所望の演奏曲を簡単且つ速やかに検索できるようになる。
【0047】
また、本実施例によれば、上記検索された演奏曲に関連する複数種類のサービスを選択させるために複数種類のサービスを表示する画面(図12)を携帯電話機12の画像表示器28に表示させる検索結果表示手段(サービスメニュー画面表示手段)128が、備えられることから、検索されたカラオケ演奏曲に関連する複数種類のサービス、たとえばカラオケ用端末装置22から出力させるカラオケ演奏サービス、携帯端末機から出力させる携帯カラオケサービス、歌詞を表示させるための歌詞表示サービス、着メロのダウンロードサービスなどが行われる。
【0048】
また、本実施例によれば、総合早見本データベースに新たに入曲した新譜から予め送信された絞込条件に基づいて抽出された新譜の早見本データを前記サーバから受信する新譜データ受信手段150を備えたものであり、オリジナル早見本記憶手段120は、その新譜データ受信手段150により受信された新譜の早見本データを、既に記憶されているオリジナル早見本データベースに追加するものであることから、新たに入曲した新譜のカラオケ演奏曲についても、前記絞込条件を備えたものであればオリジナル早見本データベースに追加されるので、最新の演奏曲を選択することができる。
【0049】
また、本実施例によれば、携帯電話機12は、演奏曲検索手段126により検索された所定の演奏曲の演奏を予約するための予約情報を、演奏装置へ直接若しくは間接的に送信する予約信号送信手段132を備えたものであるので、演奏装置すなわち演奏用端末装置22に対してリモコンを用いると同様に演奏の予約をすることができる。
【0050】
また、本実施例のオリジナル早見本情報提供装置10によれば、早見本データ送信手段116により、携帯電話機12からの絞込条件に基づいて総合早見本データベースから選択され、選択されたオリジナル早見本データベースを作成するためのデータがその携帯電話機12へ送信されることから、携帯電話機12では、その携帯電話機12固有のオリジナル早見本が作成されるので、その所定の携帯電話機12の所有者は、固有のオリジナル演奏曲早見本を用いて、所望の演奏曲を簡単且つ速やかに検索できるようになる。
【0051】
また、本実施例によれば、前記早見本データ送信手段116による携帯電話機12への早見本データの送信に関連してその携帯電話機12の所有者に利用料金を課金する第1課金手段122が設けられることから、携帯電話機12において、使い勝手のよいオリジナル早見本データベースが作成される代償としてその携帯電話機12の所有者に課金されるので、オリジナル早見本情報提供装置10の経済的な運営が可能となる。
【0052】
また、本実施例によれば、総合早見本データベースに新たに登録された新演奏曲のうちから携帯電話機12毎に予め設定されている絞込条件を備えている新演奏曲の早見本データを抽出する抽出手段142と、その抽出手段142により抽出された新演奏曲の早見本データを前記携帯端末機へ送信する新譜データ送信手段144とを、さらに備えたものであることから、総合早見本データベースに新たに登録された新演奏曲のうちから上記絞込条件を備えている新演奏曲の早見本データが、携帯電話機12へ送信されるので、携帯電話機12のオリジナル早見本においても最新入曲の演奏曲を選択可能となる。
【0053】
また、本実施例によれば、新譜データ送信手段144により、新演奏曲の早見本データが携帯電話機12へ送信された場合には、その送信に関連してその携帯電話機12の所有者へ課金を行う第2課金手段146が、さらに設けられることから、新演奏曲の早見本データが携帯電話機12へ送信されて、オリジナル早見本データベースが更新される代償としてその携帯電話機12の所有者に課金されるので、オリジナル早見本情報提供装置10の経済的な運営が可能となる。
【0054】
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0055】
たとえば、前述の実施例では、オリジナル早見本データベースが携帯電話機12の記憶部50にダウンロードされるように構成されていたが、サーバ20の記憶装置67において各携帯電話機12毎のオリジナル早見本データベースが記憶されて、携帯電話機12から要求される毎にそれに対応するオリジナル早見本データベースがそれに送信されるように構成されてもよい。また、サーバ20の記憶装置67において、総合早見本データベースと、それからオリジナル早見本データベースを抽出するための携帯電話機12毎の絞込条件とが記憶され、携帯電話機12から要求がある毎に、その携帯電話機12毎の絞込条件に基づいて総合早見本データベースからオリジナル早見本データベースが抽出されてその携帯電話機12へ送信されるようにしてもよい。この場合、携帯電話機12へ送信されたオリジナル早見本データベースは、記憶部50に記憶されて利用され、サービスの終了とともに記憶部50から消去される。従って、記憶部50の記憶容量が少なくてもよい。
【0056】
上記前者の場合には、前記データベース検索手段114は、多数の演奏曲が予め記憶された総合早見本データベースから所定の携帯電話機12から要求された絞込条件と予め設定された携帯電話機12の固有IDとに基づいてオリジナル早見本を作成するオリジナル早見本作成手段として機能し、そのオリジナル早見本はサーバ20の記憶装置67内に予め記憶され、前記オリジナル早見本データ送信手段116は、携帯電話機12からの要求に応答して、上記データベース検索手段(オリジナル早見本作成手段)114により作成されたオリジナル早見本を要求元の携帯電話機12に表示させるためにその携帯電話機12へ送信する。これにより、データベース検索手段(オリジナル早見本作成手段)114により作成されたオリジナル早見本が要求元の携帯電話機12の記憶部50に記憶され、画像表示装置28において表示させるために送信されるので、その所定の携帯電話機12の所有者は、固有のオリジナル演奏曲早見本を用いて、所望の演奏曲を簡単且つ速やかに検索できるようになる。
【0057】
また、上記後者の場合には、前記データベース検索手段114は、携帯電話機12からの要求に応答して、多数の演奏曲が予め記憶された総合早見本データベースから所定の携帯電話機12から要求された絞込条件と予め設定された携帯電話機12の固有IDとに基づいてオリジナル早見本を作成するオリジナル早見本作成手段として機能し、そのオリジナル早見本は前記オリジナル早見本データ送信手段116により要求元の携帯電話機12に表示させるためにその携帯電話機12へ送信される。これにより、データベース検索手段(オリジナル早見本作成手段)114により作成されたオリジナル早見本が要求元の携帯電話機12に表示させるために送信されるので、その所定の携帯電話機12の所有者は、固有のオリジナルカラオケ演奏曲早見本を用いて、所望の演奏曲を簡単且つ速やかに検索できるようになる。
【0058】
上記の例において、データベース検索手段(オリジナル早見本作成手段)114は、所定の周期で、前記総合早見本データベースに新たに追加された新演奏曲のうちから前記絞込条件を備えている新演奏曲の早見本データを追加してオリジナル早見本を更新するものであり、前記オリジナル早見本データ送信手段116は、そのデータベース検索手段(オリジナル早見本作成手段)114により更新されたオリジナル早見本を前記携帯端末機12へ送信するものである。このようにすれば、上記データベース検索手段(オリジナル早見本作成手段)114により、総合早見本データベースに新たに登録された新カラオケ演奏曲のうちから前記絞込条件を備えている新カラオケ演奏曲の早見本データを追加してオリジナル早見本が更新されるので、携帯端末機のオリジナル早見本においても最新入曲の演奏曲を選択可能となる。
【0059】
また、前述の実施例では、携帯電話機12に表示されるたとえば図8乃至図14の画面を表示させるための表示データは、サーバ20からその都度供給されていたが、携帯電話機12の記憶部50に予め記憶されていてもよい。
【0060】
また、前述の実施例では、提供情報としてカラオケ演奏曲などであったが、本発明は、そのような曲情報に限定されることはなく、例えば、ゲームソフト、通信販売情報などであってもよく、オリジナル早見本データベースとしては、それらゲームソフト、通信販売情報などを検索するための早見本データが相当する。
【0061】
更に、前述の実施例においては、抽出手段142に対応するSB9において、新譜が追加された総合早見本用データベースから最も最近の1個の新譜用絞込条件に基づいて当該会員の好みの条件を満たす新譜オリジナル早見本データを抽出するようにしたが、会員/検索履歴データベースの絞り込みキーワードエリア(新譜用絞り込みキーワードエリア)に例えば、最新、前回、前々回の絞り込みキーワードを記憶しておき、そしてSB9においては、その3つ(複数)の絞り込みキーワードに基づいたオワー(OR)検索でオリジナル早見本データを抽出するようにしてもよい。
【0062】
その他、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】本発明が適用されたオリジナル早見本情報提供システムの構成を説明するブロック線図である。
【図2】図1の携帯電話機の電気的構成を説明する図である。
【図3】図1のサーバの電気的構成を説明する図である。
【図4】図1のサーバに記憶される総合早見本用データベースの構成を説明する図である。
【図5】図1のサーバに記憶される会員/検索履歴データベースの構成を説明する図である。
【図6】図1のカラオケ用端末装置の電気的構成を説明する図である。
【図7】図1のオリジナル早見本情報提供システムの制御機能を説明する機能ブロック線図である。
【図8】図1の携帯電話機の画像表示装置に表示されるトップメニュー画面を説明する図である。
【図9】図1の携帯電話機の画像表示装置に表示される会員登録画面を説明する図である。
【図10】図1の携帯電話機の画像表示装置に表示されるオリジナル早見本データベースダウンロード画面を説明する図である。
【図11】図1の携帯電話機の画像表示装置に表示される、オリジナル早見本データベースからのカラオケ演奏曲検索画面を説明する図である。
【図12】図1の携帯電話機の画像表示装置に表示される、オリジナル早見本データベースを用いた検索回答画面を説明する図である。
【図13】図1の携帯電話機の画像表示装置に表示される、新譜データベース案内画面を説明する図である。
【図14】図1の携帯電話機の画像表示装置に表示される、オリジナル早見本データベースの一部或いは全部削除画面を説明する図である。
【図15】図1の携帯電話機の制御作動を図16および図17と共に説明するフローチャートである。
【図16】図1の携帯電話機の制御作動を図15および図17と共に説明するフローチャートである。
【図17】図1の携帯電話機の制御作動を図15および図16と共に説明するフローチャートである。
【図18】図1のサーバの制御作動を説明するフローチャートである。
【図19】図1のカラオケ用端末装置の制御作動を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0064】
10:オリジナル早見本情報提供装置
12:携帯電話機(携帯端末機)
20:サーバ
22:カラオケ用端末装置
50:記憶部
112:絞込条件送信手段
114:データベース検索手段(オリジナル早見本作成手段)
116:オリジナル早見本データ送信手段(早見本データ送信手段、オリジナル早見本送信手段)
118:オリジナル早見本受信手段(早見本データ受信手段)
120:オリジナル早見本記憶手段(オリジナル早見本データベース記憶手段)
122:第1課金手段
126:カラオケ演奏曲検索手段(検索手段)
128:検索結果表示手段(サービスメニュー画面表示手段)
132:サービス実行手段(予約送信手段)
142:抽出手段
144:新譜データ送信手段(最新情報データ送信手段)
146:第2課金手段
150:新譜データ受信手段(最新情報早見本データ受信手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の携帯端末機からの絞込条件に基づくオリジナル早見本を該所定の携帯端末機に通信回線を介して提供するための携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置であって、
前記携帯端末機からの絞込条件に基づいて予め記憶された総合早見本データベースから選択されたオリジナル早見本データベースを作成するためのデータを該携帯端末機へ送信する早見本データ送信手段と、
前記早見本データ送信手段による前記携帯端末機への早見本データの送信に関連して該携帯端末機の所有者に利用料金を課金する第1課金手段と
を、含むことを特徴とする携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置。
【請求項2】
前記総合早見本データベースに新たに登録された最新情報のうちから前記絞込条件を備えている最新情報の早見本データを抽出する抽出手段と、
該抽出手段により抽出された最新情報の早見本データを前記携帯端末機へ送信する最新情報データ送信手段と
を、さらに含むものである請求項1の携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置。
【請求項3】
前記最新情報データ送信手段により、前記最新情報の早見本データが前記携帯端末機へ送信された場合には、該送信に関連して該携帯端末機の所有者へ課金を行う第2課金手段を、さらに含むものである請求項2の携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置。
【請求項4】
所定の携帯端末機からの絞込条件に基づくオリジナル早見本を該所定の携帯端末機に通信回線を介して提供するための携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置であって、
多数の提供情報が予め記憶された総合早見本データベースから前記所定の携帯端末機から要求された絞込条件に基づいてオリジナル早見本を作成するオリジナル早見本作成手段と、
該オリジナル早見本作成手段により作成されたオリジナル早見本データを前記所定の携帯端末機に送信するオリジナル早見本データ送信手段と、
前記オリジナル早見本データ送信手段による前記携帯端末機へのオリジナル早見本データの送信に関連して該携帯端末機の所有者に利用料金を課金する第1課金手段と
を、含むことを特徴とする携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置。
【請求項5】
前記オリジナル早見本作成手段は、前記総合早見本データベースに新たに登録された最新情報のうちから前記絞込条件を備えている最新情報の早見本データを追加してオリジナル早見本を更新するものであり、
前記オリジナル早見本データ送信手段は、該オリジナル早見本作成手段により更新された最新情報のオリジナル早見本データを前記携帯端末機へ送信するものである請求項4の携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置。
【請求項6】
前記最新情報のオリジナル早見本データが前記携帯端末機へ送信された場合には、該送信に関連して該携帯端末機の所有者へ課金を行う第2課金手段を、さらに含むものである請求項5の携帯端末機のオリジナル早見本情報提供装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2008−178093(P2008−178093A)
【公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−333276(P2007−333276)
【出願日】平成19年12月25日(2007.12.25)
【分割の表示】特願2002−92674(P2002−92674)の分割
【原出願日】平成14年3月28日(2002.3.28)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.着メロ
【出願人】(396004833)株式会社エクシング (394)
【Fターム(参考)】