説明

携帯端末機の映像表示制御装置及び方法

【課題】解像度により明るさを可変的に制御して表示することができる装置及び方法。
【解決手段】携帯端末機の表示制御方法が、動画表示モード時に表示される動画の解像度を確認する過程と、それぞれの解像度に対応する明るさ制御データを格納するメモリを備え、確認された解像度に対応する明るさ制御データをメモリでアクセスして表示部に伝送する過程と、動画データを表示部に伝送して、表示部が設定された明るさで表示データを表示するようにする過程と、からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末機の映像表示装置及び方法に関し、特に、解像度により明るさを可変的に制御して表示することができる装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、携帯端末機はバッテリーを動作電源として使用し、したがって、バッテリーの電流消耗を減らす多様な方法が提案されている。携帯端末機でバッテリーの消耗電流を減らす方法は、回路的なアクセスを通じて低電力技術を提供することが一般的である。
【0003】
携帯端末機は、表示部のサイズが大きくなり、こういう表示部を介して高解像度の映像を表示することができ、したがって、映像表示による電流消耗も増加する傾向にある。このとき、低電力化されたカメラモジュール及び映像表示モジュールを端末に適用すれば、モジュール端で消費する電流を減らすが、表示部のサイズ(LCD size)の増加または動画プレビュー(preview)UIにより、表示部及び制御部の消耗電流がさらに発生するようになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、携帯端末機で動画の表示時、表示部のサイズの増加及び映像の解像度の増加により発生する消耗電流を減らす装置及び方法であって、表示される映像の解像度別に表示部の明るさを段階的に設定する装置及び方法を提案する。
【0005】
特に、本発明は、カメラを利用して動画の撮影時、消耗電流を改善するために、カメラモジュールの変更なしで撮影される映像の解像度により、表示イメージの解像度を制御して電流消耗を減らすことができる装置及び方法を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施例に係る携帯端末機の表示制御装置は、動画撮影モード時に設定された解像度で動画を取得するカメラと、解像度による明るさ制御データを格納するメモリと、動画撮影モード時に前記カメラを設定された解像度で制御し、前記カメラから出力される動画の解像度による明るさ制御データを前記メモリで確認して出力し、前記動画データを出力する制御部と、前記制御部から明るさ制御データの受信時に表示する映像の明るさを設定し、前記受信される動画データを設定された明るさで表示する表示部と、から構成されたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の実施例に係る携帯端末機の表示制御方法は、動画表示モード時に表示される動画の解像度を確認する過程と、それぞれの解像度に対応する明るさ制御データを格納するメモリを備え、前記確認された解像度に対応する明るさ制御データを前記メモリでアクセスして表示部に伝送する過程と、前記動画データを表示部に伝送して表示部が前記設定された明るさで表示データを表示するようにする過程と、からなることを特徴とする。
【0008】
そして、本発明の実施例によりカメラを備える携帯端末機の表示制御方法は、動画撮影モード時に前記カメラを設定された解像度で制御して動画を取得する過程と、それぞれの解像度に対応する明るさ制御データを格納するメモリを備え、前記カメラに設定された解像度に対応する明るさ制御データを前記メモリでアクセスして表示部に伝送する過程と、前記動画データを表示部に伝送して表示部が前記設定された明るさで表示データを表示するようにする過程と、からなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施例に係る携帯端末機は、動画の表示時に表示される動画の解像度により表示される映像の明るさを制限して、表示部で消耗する電流を減らすことができる。特に、携帯端末機で高解像度の動画の撮影時に表示部で表示される動画の明るさを減少させて、動画の撮影時に消耗する電流を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施例に係る携帯端末機の構成を示す図である。
【図2】携帯端末機で本発明の実施例により動画を表示する手続を示すフローチャートである。
【図3】携帯端末機で本発明の実施例によりカメラで撮影される映像を表示する手続を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。図面中の同一の構成は、なるべく同一の符号で示していることに留意しなければならない。
【0012】
また、下記の説明では、携帯端末機で表示される映像の画素数及びこれによる明るさ制御値のような具体的な特定事項が示されているが、これは、本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、このような特定事項がなくても本発明が実施できることは、この技術分野で通常の知識を有する者には自明である。そして、本発明を説明するに当たり、関連する公知機能あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要に不明瞭にすると判断される場合には、詳細な説明を省略する。
【0013】
本発明の実施例は、携帯端末機で動画を表示する時、表示される動画の解像度を確認し、解像度により表示される映像の明るさ(輝度)を段階的に制御して電流消耗を減らす。特に、カメラを利用して映像を撮影する場合、撮影される映像の解像度をそのまま処理しながら、表示部に表示される映像の明るさを解像度の段階別に制限する。ここで、前記映像の明るさは、輝度であってもよい。また、以下の説明で明るさ制御データは、表示部の明るさを制御するためのデータを意味し、これは、輝度制御データであってもよい。
【0014】
最近、マルチメディア機能の重要性が大きくなる一方、携帯端末機は、動画の表示のためのデフォルト(default)解像度を最大解像度に設定する。また、ユーザも最初に一度LCDの明るさを最大に設定し、その以降、明るさを変更しないまま使用する場合も多い。携帯端末機で前記カメラを利用して動画を撮影する場合、表示部の明るさは意図せずにハードウェアリソースを過多に使用して消耗電流を浪費するようになる。しかし、表示部に表示される映像は、最大の明るさで表示しなくても、前記撮影される映像の解像度と関係なく、したがって、ユーザは表示される映像と関係なく、撮影される映像の解像度を維持して格納することができる。したがって、携帯端末機で表示される動画の解像度別の最大の明るさを制限して、消耗電流を改善する方法を使用することが効果的である。
【0015】
図1は、本発明の実施例に係る携帯端末機の構成を示す図である。
【0016】
前記図1を参照すれば、通信部120は、基地局または他の装置と無線通信機能を行う。ここで、前記通信部120は、送信信号の周波数を上昇変換(frequency up converter)及び電力増幅する送信部と、受信信号を低雑音増幅及び周波数を下降変換(frequency down converter)する受信部などで構成される。また、前記通信部120は、変調部及び復調部を具備することができる。変調部は、送信信号を変調して送信部に伝達し、復調部は、受信部を介して受信される信号を復調する。こういう場合、前記変復調部は、LTE、WCDMA、GSM(登録商標)などであってもよく、また、WIFI、WIBROなどであってもよく、NFC、Bluetooth(登録商標)などであってもよい。
【0017】
制御部100は、端末機の全般的な動作を制御し、本発明の実施例に係る動画の表示時、動画の解像度を確認して確認された解像度により表示されるイメージの明るさを制御する。前記制御部100は、携帯端末機のアプリケーションの実行を制御するプロセッサ(Application Processor)であってもよい。
【0018】
メモリ110は、 動作プログラム及び本発明の実施例に係るプログラムを格納するプログラムメモリと、映像の解像度により明るさを設定するためのテーブル及びプログラムの実行中に発生するデータを格納するデータメモリとを具備することができる。
【0019】
表示部130は、前記制御部100の制御下で表示される映像の明るさを制御し、受信される映像を表示する。前記表示部130は、LCD(Liquid Crystal Display)またはOLED(Organic Light Emitting Diodes)などであってもよく、本発明の実施例では、LCDと仮定して説明する。タッチパネル140は、前記表示部130と一体型で構成され、ユーザのタッチ入力を感知して前記制御部100に伝達する。前記表示部130及びタッチパネル140は、タッチスクリーンであってもよい。
【0020】
カメラ160は、前記制御部100の制御下で撮影される映像の解像度が設定され、撮影モード時に設定された解像度で映像を取得する。
【0021】
本発明の実施例に係る携帯端末機は、動画の解像度により段階的に表示される映像の明るさ(輝度)を制御する。このとき、前記表示される映像の輝度を段階的に制御すれば、表示部130を介して消耗する電流を段階的に減らすことができる。本発明の実施例では、ユーザが設定モードで明るさ制御モードを設定し、その後、ユーザが動画表示モードを行えば、制御部100は、表示される動画の解像度を確認した後、確認された解像度により表示される映像の明るさを制御して、表示部130で消耗する電流を減少させる。
【0022】
このために、前記メモリ110は、映像の解像度による明るさ制御データを格納するテーブルを備える。このとき、明るさを制限する水準は、max明るさ対比%の割合で定めて、その値は製造会社またはユーザが必要に応じて変更できるようにする。このとき、携帯端末機で表示できる解像度が1920×1080、1280×720、720×480、640×480、320×240、176×144と仮定すれば、前記メモリ110には、下記[表1]のように解像度による明るさデータを格納することができる。
【0023】
【表1】

【0024】
前記[表1]において、最大の明るさが200cd(candela)と仮定すれば、前記制御部100は、前記表示部130を最大の明るさ200cdに制御する中で、動画表示モードが実行されれば、表示される動画の解像度を確認し、確認された解像度の明るさで表示部130を制御する。例えば、最大の明るさの200cd/mで表示部130の表示動作を制御する状態で、動画表示モードに進入すれば、前記制御部100は、表示しようとする動画の設定された解像度を確認し、このとき、前記動画の解像度が1920×1080の場合、最大の明るさ(100%)の60%である120cd/mで表示部130の明るさを制限する。その後、前記動画の表示機能が終了すれば、前記制御部100は、max明るさの200cd/mで表示部の動作を制御する。
【0025】
また、前記解像度による表示部130の明るさを制御する時、最小の明るさ及び最大の明るさを全部参照して、最大解像度は最小の明るさ値に設定し、残りの解像度は一定の割合で増加させて明るさを制限する方法を使用することができる。例えば、前記最小の明るさが100cd/mであり、最大の明るさが200cd/mであり、5段階の解像度が存在すると仮定すれば、最大解像度では100cd/mで明るさを制限し、その以下の段階では最大の明るさと最小の明るさの差値である100cdを5段階に分けて、25cd/mずつ増加させて制限する方法を使用することができる。こういう場合、前記メモリ110には、下記[表2]のように解像度による明るさデータを格納することができる。
【0026】
【表2】

【0027】
前記[表1]及び[表2]のような解像度別の明るさ値は、表示部130の特性及びユーザによって変更され得る。
【0028】
上記のように、メモリ110に解像度により表示部130の明るさを制御するテーブルを格納する場合、前記制御部100は、動画表示モードで表示しようとする映像の解像度を分析して、表示部130の表示動作を制御することができる。こういう場合、ユーザは、設定モードで表示部130の明るさ制御モードを設定または解除することができる。このとき、前記設定モードで表示部130の明るさ制御モードを設定した場合、前記制御部100は、表示しようとする動画の解像度を確認し、確認された解像度による明るさデータを前記表示部130に制御データとして出力する。そうすれば、前記表示部130は、前記明るさ制御データにより表示部130の明るさを設定する。その後、前記制御部100で表示データを伝送すれば、前記表示部130は、前記設定された明るさで表示データを表示する。ここで、前記動画表示モードは、カメラ160の動画撮影モードであってもよい。
【0029】
図2は、携帯端末機で本発明の実施例により動画を表示する手続を示すフローチャートである。
【0030】
前記図2を参照すれば、タッチパネル140を介して設定モードが選択されれば、前記制御部100は、211ステップでこれを感知し、前記表示部130に設定モードで設定できるメニューを表示する。このとき、ユーザがタッチパネル140を介して本発明の実施例による明るさ制御モードをタッチすれば、前記制御部100は、213ステップでこれを感知し、215ステップに進んで 表示部130を解像度による明るさ制御モードで動作させるための機能を設定する。そして、前記213ステップで明るさ制御モードではない、他の機能を選択すれば、前記制御部100は、217ステップに進んで該当機能を設定する。
【0031】
上記のような状態で、ユーザがタッチパネル140を介して動画の表示機能を選択すれば、前記制御部100は、231ステップでこれを感知し、233ステップで現在の解像度による明るさを制御するための明るさ制御モードが設定されたか否かを検査する。このとき、前記明るさ制御モードが設定された場合、前記制御部100は、235ステップで表示しようとする動画の解像度を確認し、237ステップで確認された動画の解像度による明るさ制御データを前記メモリ110で確認し、前記確認された明るさ制御データを前記表示部130に出力する。そうすれば、前記表示部130は、前記明るさ制御データにより表示するデータの明るさを設定する。その後、前記制御部100は、239ステップで表示データをフレームバッファにバッファリングし、前記表示部130は、前記フレームバッファにバッファリングされる表示データを読み取り、前記設定された明るさで表示する。
【0032】
しかし、前記233ステップで明るさ制御モードが設定されていない場合、前記制御部100は、241ステップで表示データをフレームバッファにバッファリングし、前記表示部130は、前記フレームバッファにバッファリングされる表示データを読んで表示する。このとき、前記表示部130の明るさは、映像データの解像度に関係なく、システムでデフォルトに設定された明るさ(最大の明るさ)またはユーザによって設定された明るさで表示動作を行う。
【0033】
上記したように、動画表示モード時に明るさ制御機能が設定されれば、携帯端末機は、映像データの解像度によって設定された明るさで表示機能を行い、これにより、表示部130の電流消耗を減らすことができる。ここで、前記動画表示モードは、カメラ160の動画撮影、映画再生モード、テレビ受信モード、またはゲームモード等であってもよい。
【0034】
本発明の実施例に係る表示部130の明るさ制御は、カメラ160で撮影される動画を表示する時に効果的である。一般的に、携帯端末機のユーザは、動画を撮影するか写真(jpegイメージ)を撮影する時、カメラ160で取得できる最大解像度に設定する。 このとき、前記カメラ160から撮影される映像イメージを格納する場合、前記制御部100は、前記映像を圧縮してメモリ110に格納すると同時に、前記表示部130にこれを表示する。このとき、前記表示部130に表示される映像の明るさを制限する場合にも、前記メモリ110に格納される映像の解像度には影響を及ぼさない。すなわち、前記カメラ160を介して最大解像度で映像を撮影する場合、前記メモリ110に格納されるデータは、カメラ160を介して取得される最大解像度のデータであり、単に表示部130に表示されるデータの明るさが設定された明るさに制限される。したがって、カメラ160を介して映像を撮影する時、表示部130の明るさを制限して、表示部130で消耗する電流を減少させることができる。
【0035】
図3は、携帯端末機で本発明の実施例によりカメラ160で撮影される映像を表示する手続を示すフローチャートである。
【0036】
前記図3を参照すれば、前記制御部100は、311ステップでカメラ設定モードの選択を感知すれば、カメラ設定モードで設定できるメニューを前記表示部130に表示する。このとき、前記カメラ設定モードで設定できるメニューは、解像度(resolution)、ホワイトバランス(white balance)、outdoor visibility、video quality、本発明の実施例に係る明るさ制御モードなどであってもよい。このとき、ユーザがタッチパネル140を介して解像度を選択すれば、前記制御部100は、313ステップでこれを感知し、315ステップで設定可能な解像度を表示する。ここで、前記設定可能な解像度は、上記したように、1920×1080、1280×720、720×480、640×480、320×240、176×144と仮定する。このとき、ユーザがカメラ160を介して撮影する解像度を選択すれば、前記制御部100は、317ステップでこれを感知し、319ステップでユーザによって選択された解像度を設定する。また、前記カメラ設定メニューを表示している状態で、明るさ制御モードを選択すれば、前記制御部100は、321ステップでこれを感知し、323ステップで動画撮影時に表示部130の明るさを制御するための明るさ制御モードを設定する。また、前記解像度または明るさ制御モードの設定ではない場合、前記制御部100は、325ステップでユーザによって選択されたカメラ機能を設定する。
【0037】
上記のような状態で、ユーザがカメラ160を介して撮影機能を選択すれば、前記制御部100は、331ステップでこれを感知し、333ステップで表示部130の明るさを制御するための明るさ制御モードが設定されたか否かを検査する。このとき、前記明るさ制御モードが設定された場合、前記制御部100は、335ステップで表示しようとする動画の解像度を確認し、337ステップで確認された解像度による明るさ制御データを前記メモリ110で確認し、前記確認された明るさ制御データを前記表示部130に出力する。そうすれば、前記表示部130は、前記明るさ制御データによって表示するデータの明るさを設定する。その後、前記制御部100は、339ステップで前記カメラ160から撮影される映像データを前記表示部130に伝送し、前記表示部130は、前記受信されるカメラ160の撮影映像を前記設定された明るさで表示する。このとき、前記制御部100は、339ステップで前記カメラ160から出力される映像データを表示しながら、コーデックを通じて前記映像データを圧縮し、前記メモリ110に格納する。したがって、前記カメラ160から撮影されるデータは、前記表示部130で解像度により設定された明るさに表示され、また、設定された解像度のデータとしてメモリ110に格納されることが分かる。
【0038】
しかし、前記333ステップで明るさ制御モードが設定されていない場合、前記制御部100は、341ステップでカメラ160から出力される映像データを前記表示部130に伝送し、前記表示部130は表示データを読んで表示する。このとき、前記表示部130の明るさは、映像データの解像度に関係なく、システムでデフォルトに設定された明るさ(最大の明るさ)またはユーザによって設定された明るさで表示動作を行う。
【0039】
上記したように、携帯端末機で動画表示モード時に動画の解像度によって表示部130の明るさを段階的に制御することができ、これにより、表示部130の消耗電流を減らすことができる。
【0040】
本明細書と図面に開示された本発明の実施例は、本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。ここに開示された実施例の他にも、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であることは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明である。
【符号の説明】
【0041】
100 制御部
110 メモリ
130 表示部
160 カメラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末機の表示制御装置であって、
動画撮影モード時に設定された解像度で動画を取得するカメラと、
解像度による明るさ制御データを格納するメモリと、
動画撮影モード時に前記カメラを設定された解像度で制御し、前記カメラから出力される動画の解像度による明るさ制御データを前記メモリで確認して出力し、前記動画データを出力する制御部と、
前記制御部から明るさ制御データの受信時に表示する映像の明るさを設定し、前記受信される動画データを設定された明るさで表示する表示部と、
から構成されたことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記解像度は、サイズにより複数の数で備えられ、前記メモリは、前記各解像度のサイズに段階別に反比例する明るさ制御データを格納することを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記制御部は、動画表示モードをさらに具備し、前記動画表示モード時に表示される動画の解像度による明るさ制御データを前記メモリで確認して前記表示部に出力し、前記動画データを出力することを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記動画表示モードは、映画再生モード、放送受信モード、またはゲームモードであることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
携帯端末機の表示制御方法であって、
動画表示モード時に表示される動画の解像度を確認する過程と、
それぞれの解像度に対応する明るさ制御データを格納するメモリを備え、前記確認された解像度に対応する明るさ制御データを前記メモリでアクセスして表示部に伝送する過程と、
前記動画データを表示部に伝送して、表示部が前記設定された明るさで表示データを表示するようにする過程と、
からなることを特徴とする方法。
【請求項6】
設定モード時に明るさ制御モードを設定する過程と、
前記動画表示モード時に明るさ制御モード設定の有無を分析する過程と、をさらに具備し、
前記明るさ制御モード設定時に前記表示される動画の解像度による明るさで動画を表示し、そうでなければ、端末機に設定された明るさで動画を表示することを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記動画表示モードは、カメラ撮影モード、映画再生モード、放送受信モード、またはゲームモードであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
カメラを備える携帯端末機の表示制御方法であって、
動画撮影モード時に前記カメラを設定された解像度で制御して動画を取得する過程と、
それぞれの解像度に対応する明るさ制御データを格納するメモリを備え、前記カメラに設定された解像度に対応する明るさ制御データを前記メモリでアクセスして表示部に伝送する過程と、
前記動画データを表示部に伝送して、表示部が前記設定された明るさで表示データを表示するようにする過程と、
からなることを特徴とする方法。
【請求項9】
カメラ設定モード時に明るさ制御モードを設定する過程と、
前記動画撮影モード時に明るさ制御モード設定の有無を分析する過程と、をさらに具備し、
前記明るさ制御モード設定時に前記動画の解像度による明るさで動画を表示し、そうでなければ、端末機に設定された明るさで動画を表示することを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記カメラ設定モード時に解像度を選択する過程をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記解像度は、サイズにより複数の数で備えられ、前記メモリは、前記各解像度のサイズに段階別に反比例する明るさ制御データを格納することを特徴とする請求項10に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−102429(P2013−102429A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−241670(P2012−241670)
【出願日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
2.LTE
3.WIBRO
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】