説明

携帯端末機の画像転送装置及び方法、調整した画像を転送する携帯端末機

【課題】メッセージに添付された画像のサイズが許容値を超過すると、画像の解像度を調整して転送する、携帯端末機の画像転送装置及び方法、その調整した画像を転送する携帯端末機を提供する。
【解決手段】携帯端末機の画像転送方法は、所定の解像度を有する1つ以上の画像が選択される過程と、前記選択された画像の総サイズを求める過程と、前記総サイズが転送可能サイズを超過するか否かを判断する過程と、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズを超過しないように、前記選択された画像のうち少なくとも1つの画像が有する解像度を調整する過程と、前記解像度を調整する過程により前記選択された画像の総サイズが転送可能サイズ以下になると、前記選択された画像をメッセージに添付して転送する過程とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末機の画像(image)転送装置及び方法に関し、特に、画像のサイズが許容値を超過した場合、画像の解像度を調整する装置及び方法、その解像度を調整した画像を転送する携帯端末機に関する。
【背景技術】
【0002】
マルチメディアメッセージサービス(MMS: Multimedia Message Service)は、テキスト、オーディオ、ビデオメッセージを生成して転送及び受信する情報提供サービスの一種である。SMS(Short Message Service)は、移動通信ユーザ間に数字や文字の組み合わせにより生成されたメッセージを転送するサービスであり、世界中で使用されている。
【0003】
MMSは、SMSと電子メールサービスが融合したサービスであり、既存のSMSのデータサイズ及びメディアの限界を克服して、テキスト以外に画像、サウンド、マルチメディアファイルなどの多様なマルチメディアデータを転送する。
【0004】
最近、携帯端末機を利用したMMSが可能になったことで、ユーザは、テキストだけでなく、多様な画像やサウンドをいつでもどこでも転送できるようになった。また、携帯端末機には、既存のSMSのように、MMS機能が基本メニューに設定されているのでMMSの利用が容易になった。
【0005】
このような最近の携帯端末機は、「SMS送信メニュー」以外に「MMS送信メニュー」を備えているため、ユーザは、「MMS送信メニュー」を利用して画像(例:写真)や音楽を添付したメッセージを他のユーザに転送することができる。そのメッセージを受信すると、SMSのように携帯端末機ですぐに確認することができる。
【0006】
しかしながら、従来の画像転送の場合、複数枚の写真(例:4枚)をマルチメディアメッセージに添付したとき、添付された写真のサイズが転送可能サイズ(例:400Kbyte)を超過すると、4枚の写真を一度に転送することが不可能になる。この場合、ユーザは、4枚の写真を何回かに分けてMMSで転送しなければならないので、MMSの利用が非常に不便となる。さらに、MMSの課金体系は、1件当たりの課金方式(例:1件当り200ウォン)であるので、ユーザに通信料金の負担がかかるという問題もある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、本発明の目的は、メッセージに添付された画像のサイズが許容値を超過すると、画像の解像度を調整する、携帯端末機の画像転送装置及び方法、その調整した画像を転送する携帯端末機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的を達成するために、本発明に係る携帯端末機の画像転送方法は、所定の解像度を有する1つ以上の画像が選択される過程と、前記選択された画像の総サイズを求める過程と、前記総サイズが転送可能サイズを超過するか否かを判断する過程と、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズを超過しないように、前記選択された画像のうち少なくとも1つの画像が有する前記所定の解像度を調整する過程と、前記所定の解像度を調整する過程により前記選択された画像の総サイズが、前記転送可能サイズ以下になると、前記選択された画像をメッセージに添付して転送する過程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
ここで、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過しない場合、前記選択された画像をメッセージに添付する過程と、前記画像を添付したメッセージを転送する過程と、をさらに含むようにするとよい。
【0010】
好ましくは、前記所定の解像度を調整する過程は、最大サイズを有する画像の解像度を調整するとよい。
【0011】
好ましくは、前記所定の解像度を調整する過程は、前記画像の解像度を一段階低いレベルに調整するとよい。
【0012】
好ましくは、前記所定の解像度を調整する過程は、前記選択された全ての画像の解像度を調整するとよい。
【0013】
好ましくは、前記所定の解像度を調整する過程は、前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、サイズの大きい画像から順に各画像の解像度を下げるとよい。
【0014】
好ましくは、前記所定の解像度を調整する過程は、前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、繰り返し実行するとよい。
【0015】
好ましくは、 前記所定の解像度を調整する過程は、最大サイズを有する画像の解像度を一段階低いレベルに調整する過程と、前記解像度を調整した画像を含む総サイズと、前記転送可能サイズとを比較する過程と、前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで最大サイズを有する画像の解像度を調整する過程と、前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズ以下になるまで、前記比較する過程を繰り返し実行する過程と、を含むとよい。
【0016】
好ましくは、前記メッセージは、マルチメディアメッセージや、マルチメディアメッセージサービス(MMS)メッセージである。
【0017】
好ましくは、前記転送可能サイズは、400Kbyteである。
【0018】
好ましくは、前記選択された画像は、1280×960解像度レベル、640×480解像度レベル及び80×80解像度レベルのいずれか1つの解像度レベルである。
【0019】
このような目的を達成するために、本発明に係る携帯端末機の画像転送装置は、所定の解像度を有する1つ以上の画像が選択される手段と、前記選択された画像の総サイズを求める手段と、前記総サイズが転送可能サイズを超過するか否かを判断する手段と、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズを超過しないように、前記選択された画像のうち少なくとも1つの画像が有する前記所定の解像度を調整する手段と、前記所定の解像度を調整する手段の調整により前記選択された画像の総サイズが、前記転送可能サイズ以下になると、前記選択された画像をメッセージに添付して転送する手段と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0020】
好ましくは、前記選択された画像をメッセージに添付して転送する手段は、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過しない場合、解像度調整を実行せずに、前記選択された画像をメッセージに添付して転送するとよい。
【0021】
好ましくは、前記所定の解像度を調整する手段は、最大サイズを有する画像の解像度を一段階低いレベルに調整する手段と、前記解像度を調整した画像を含む総サイズと、前記転送可能サイズとを比較する手段と、前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、最大サイズを有する画像の解像度を調整する手段と、前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズ以下になるまで、前記比較する手段を繰り返して実行する手段と、を含んで構成される。
【0022】
また、このような目的を達成するために、本発明に係る調整した画像を転送する携帯端末機は、画像を保存するストレージユニットと、所定の解像度を有する1つ以上の画像が選択されると、該選択された画像の総サイズを求め、該総サイズが転送可能サイズを超過するか否かを判断し、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過すると判断した場合、その総サイズが前記転送可能サイズを超過しないように、前記選択された画像のうち少なくとも1つの画像が有する前記所定の解像度を調整するプロセス部と、前記プロセス部の調整により前記選択された画像の総サイズが、前記転送可能サイズ以下になると、前記選択された画像を転送する送信器と、を含んで構成されることを特徴とする。この場合、携帯端末機は、画像の解像度を調整したか否かをユーザに知らせるディスプレイ部をさらに含むとよく、また、無線信号の送受信のための送信器と受信器とを備えるRFモジュールと、前記無線信号を送受信するアンテナと、携帯端末機に電源を供給するバッテリと、ユーザの命令が入力されるキーパッドと、携帯端末機のオーディオ信号を出力するスピーカと、ユーザの音声を受信するマイクロホンと、をさらに含んで構成されるとよい。
【0023】
好ましくは、前記プロセス部は、前記総サイズが転送可能サイズを超過しない場合、別途の解像度調整を行わずに、前記選択された画像をメッセージに添付して、前記送信器により前記画像を添付したメッセージを転送させる。
【0024】
好ましくは、前記プロセス部は、最大サイズを有する画像の解像度を一段階低いレベルに調整し、前記解像度を調整した画像を含む総サイズと、前記転送可能サイズとを比較し、前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズを超過すると、その総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、最大サイズを有する画像の解像度を調整し、前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズ以下になるまで、その総サイズと前記転送可能サイズとの比較を繰り返して実行する。
【発明の効果】
【0025】
本発明は、転送しようとする写真のサイズが携帯端末機の転送可能サイズを超過する場合、選択された写真の解像度を転送可能サイズに合わせて自動的に又はユーザの命令によって変換する。従って、転送可能サイズの超過により添付写真を数回に渡って転送する煩わしさが解消され、さらに、1件当たりに対して課金するMMSの料金体系下で、利用料金の節約が期待できるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、本発明の好ましい一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施形態による携帯端末機の操作過程を示す図であり、図2は、本発明の一実施形態による画像転送手順を示す図である。
【0028】
以下、図1及び図2に基づいて、本発明の一実施形態に係る画像転送過程を説明する。
【0029】
ユーザが、メッセージ内容の入力を完了して、「ファイル添付」メニューに移動し、「ファイル添付」メニューの下位メニューである「写真添付」メニューを選択すると、携帯端末機に保存された写真のリストが画面に表示される。
【0030】
その後、ユーザが、写真のリストから転送しようとする写真を選択して(S10)、完了キーを入力すると、携帯端末機は、選択された写真の総サイズを計算する。次に、携帯端末機は、計算されたサイズが携帯端末機の転送可能サイズ(以下、許容サイズという)を超過するか否かを判断し(S20)、選択された写真の総サイズが許容サイズ(例: 400Kbyte)を超過しない場合、選択された写真をMMSメッセージに添付して受信側端末に転送する(S40、S50)。
【0031】
これに対して、選択された写真の総サイズが許容サイズを超過すると、携帯端末機は、写真の解像度を変更するか否かを確認するためのメッセージをディスプレイ部に出力し、ユーザの指示(「Yes」又は「No」)が入力されるまで待機する(S30)。
【0032】
その後、ユーザが解像度の変更(「Yes」)を指示すると、携帯端末機は、選択された写真のサイズを確認し、最大サイズを有する写真の解像度を一段階下げる(S60)。他の方法として、ユーザがサイズを一段階下げる写真を選択することもできる(S60)。
【0033】
好ましくは、携帯端末機は、画像品質を保持しつつ写真の解像度を下げる。すなわち、解像度を低くしても、画像本来の特徴や画質の特性はそのまま保持されなければならず、画像のサイズを小さくするために画像を切り抜いたり(clipping)して、不完全な画像を転送しないようにする。
【0034】
もし、ユーザが解像度の変更なし(「No」)を指示すると、携帯端末機は、選択された写真の総サイズが許容サイズ以下になるように、選択された写真の1つ以上を削除する(S70)。ここで、携帯端末機は、ユーザの優先的選択又は無作為選択により写真を削除する。
【0035】
本一実施形態では、写真の解像度を3つのレベル、すなわち、1280×960(横ピクセル数×縦ピクセル数)解像度レベル、640×480解像度レベル、80×80解像度レベルに分け、1280×960解像度の写真のサイズは約140Kbyte、640×480解像度の写真のサイズは約40Kbyte、80×80解像度の写真のサイズは約3Kbyteであると仮定する。
【0036】
しかしながら、本発明は、写真の解像度を3つ以上のレベルに分けることもでき、それにより各写真のサイズも変わる。
【0037】
例えば、MMSメッセージに添付される4つの写真(写真1〜写真4)が選択され、それぞれの写真が140Kbyteの1280×960解像度である場合、選択された写真の総サイズは約560Kbyte(140Kbyte×4)になる。ここで、携帯端末機は、まず、写真1の解像度を一段階下位のレベル(40Kbyteの640×480解像度)に変換する。好ましくは、この解像度変換は、ダウンサンプリング(downsampling)法により行われる。さらに、その他にも、最近傍法(nearest neighbor)、バイリニア法(bi-linear)、 バイキュービック法(bicubic)、バイキュービックスムーザー法(bicubic smoother)、バイキュービックシャーパー法(bicubic sharper)、アンチエイリアシングフィルタ(anti-aliasing filter)などの解像度変換法により行うこともできる。
【0038】
写真1のレベル変換が行われると、携帯端末機は、選択された写真の総サイズ(40Kbyte×1+140Kbyte×3=460Kbyte)が許容サイズ(400Kbyte)を超過するか否かを判断する。判断の結果、選択された写真の総サイズ(460Kbyte)は、依然として許容サイズ(400Kbyte)より大きいので、次に、写真2の解像度を640×480解像度に変換する。その後、もう一度、選択された写真の総サイズ(40Kbyte×2+140Kbyte×2=360Kbyte)を再び判断する。判断の結果、選択された写真の総サイズ(360Kbyte)が許容サイズ(400 Kbyte)より小さいので、携帯端末機は、選択された写真(写真1〜写真4)をMMSメッセージに添付して受信側端末機に転送する(S40&S50)。
【0039】
本発明の他の実施形態としては、ユーザによって選択された写真の総サイズが許容サイズ(400Kbyte)を超過する場合、携帯端末機は、選択された全ての写真の解像度を低くする。例えば、選択された写真が同一サイズを有するように、全ての写真の解像度を低くするか、又は各写真の解像度レベルを一段階ずつ低くすることで、選択された写真の総サイズを許容サイズ(400Kbyte)以下にする。
【0040】
前記過程において、選択された写真の総サイズが許容サイズを超過する場合、携帯端末機は、「選択された写真が転送可能サイズを超過しました」という通知メッセージを画面に表示することが好ましい。さらに、過程(S30)で、「転送可能サイズに合わせて解像度を変換しますか?」という確認メッセージを画面に表示することが好ましい。また、確認メッセージの応答として、ユーザが解像度の変更(「Yes」)を指示すると、携帯端末機が、保存されている写真のリストを画面に再び表示して、写真の選択を変更することができる。
【0041】
図3は、本発明の一実施形態による携帯端末機のブロック構成図である。
【0042】
本発明の一実施形態に係る携帯端末機100は、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサのようなプロセス部110と、RFモジュール135と、電源管理モジュール105と、アンテナ140と、バッテリ155と、ディスプレイ部115と、キーパッド120と、ストレージユニット130(例: フラッシュメモリ、ROM、SRAMなど)と、SIM(Subscriber Identity Module)カード(オプション)125と、スピーカ145と、マイク150と、を含んで構成される。
【0043】
ユーザは、キーパッド120のボタンを押したり、マイク150を利用した音声駆動により、電話番号のような指示情報を入力する。プロセス部110は、指示情報を受信及び処理してダイアルのような適当な機能を行う。また、ストレージユニット130から運用データを検索して、該当機能を行うことができる。さらに、プロセス部110は、ユーザの参照や利便性のために、指示及び運用情報をディスプレイ115に表示する。
【0044】
プロセス部110は、指示情報をRFモジュール135に送ることで、音声通信データを含む無線信号の転送を開始する。RFモジュール135は、無線信号を送受信するための受信器と送信器を含んで構成される。アンテナ140は、無線信号の送受信を容易にする。アンテナ140が基地局からの無線信号を受信すると、RFモジュール135は、プロセス部110による処理のために信号をベースバンド周波数に変換して転送する。処理された信号は、例えば、スピーカ145から出力される聞き取り(audible)及び読み出し可能な(readable)情報にも変換できる。
【0045】
プロセス部110は、他のユーザに転送したり他のユーザから受信するメッセージのメッセージ履歴データをストレージユニット130に保存し、ユーザが入力するメッセージ履歴データに対する条件付き要求(conditional request)を受信する。さらに、プロセス部110は、ストレージユニット130から条件付き要求に対応するメッセージ履歴データを読み出す(read)ために、条件付き要求を処理する。また、メッセージ履歴データをディスプレイ115に出力する。ストレージユニット130は、転送するメッセージや受信したメッセージのメッセージ履歴データを保存する。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の一実施形態による携帯端末機の操作過程を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態による画像転送手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態による携帯端末機のブロック構成図である。
【符号の説明】
【0047】
105:電源管理モジュール
110:プロセス部
115:ディスプレイ部
120:キーパッド
125:SIMカード
130:ストレージユニット
135:RFモジュール
140:アンテナ
145:スピーカ
150:マイク
155:バッテリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の解像度を有する1つ以上の画像が選択される過程と、
前記選択された画像の総サイズを求める過程と、
前記総サイズが転送可能サイズを超過するか否かを判断する過程と、
前記総サイズが前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズを超過しないように、前記選択された画像のうち少なくとも1つの画像が有する前記所定の解像度を調整する過程と、
前記所定の解像度を調整する過程により前記選択された画像の総サイズが、前記転送可能サイズ以下になると、前記選択された画像をメッセージに添付して転送する過程と、
を含むことを特徴とする携帯端末機の画像転送方法。
【請求項2】
前記総サイズが前記転送可能サイズを超過しない場合、前記選択された画像をメッセージに添付する過程と、
前記画像を添付したメッセージを転送する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項3】
前記メッセージは、
マルチメディアメッセージであることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項4】
前記所定の解像度を調整する過程は、
最大サイズを有する画像の解像度を調整することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項5】
前記所定の解像度を調整する過程は、
前記画像の解像度を一段階低いレベルに調整することを特徴とする請求項4に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項6】
前記所定の解像度を調整する過程は、
前記選択された全ての画像の解像度を調整することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項7】
前記所定の解像度を調整する過程は、
前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、サイズの大きい画像から順に各画像の解像度を下げることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項8】
前記所定の解像度を調整する過程は、
前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、繰り返し実行することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項9】
前記所定の解像度を調整する過程は、
最大サイズを有する画像の解像度を一段階低いレベルに調整する過程と、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズと、前記転送可能サイズとを比較する過程と、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、最大サイズを有する画像の解像度を調整する過程と、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズ以下になるまで、前記比較する過程を繰り返し実行する過程と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項10】
前記メッセージは、
マルチメディアメッセージサービス(MMS)メッセージであることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項11】
前記転送可能サイズは、
400Kbyteであることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項12】
前記選択された画像は、
1280×960解像度レベル、640×480解像度レベル及び80×80解像度レベルのいずれか1つの解像度レベルであることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の画像転送方法。
【請求項13】
所定の解像度を有する1つ以上の画像が選択される手段と、
前記選択された画像の総サイズを求める手段と、
前記総サイズが転送可能サイズを超過するか否かを判断する手段と、
前記総サイズが前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズを超過しないように、前記選択された画像のうち少なくとも1つの画像が有する前記所定の解像度を調整する手段と、
前記所定の解像度を調整する手段の調整により前記選択された画像の総サイズが、前記転送可能サイズ以下になると、前記選択された画像をメッセージに添付して転送する手段と、
を含んで構成されることを特徴とする携帯端末機の画像転送装置。
【請求項14】
前記選択された画像をメッセージに添付して転送する手段は、
前記総サイズが前記転送可能サイズを超過しない場合、解像度調整を実行せずに、前記選択された画像をメッセージに添付して転送することを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項15】
前記メッセージは、
マルチメディアメッセージであることを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項16】
前記所定の解像度を調整する手段は、
最大サイズを有する画像の解像度を調整することを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項17】
前記所定の解像度を調整する手段は、
前記画像の解像度を一段階低いレベルに調整することを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項18】
前記所定の解像度を調整する手段は、
前記選択された全ての画像の解像度を調整することを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項19】
前記所定の解像度を調整する手段は、
前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、サイズの大きい画像から順に各画像の解像度を下げることを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項20】
前記所定の解像度を調整する手段は、
前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、解像度調整を繰り返して実行することを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項21】
前記所定の解像度を調整する手段は、
最大サイズを有する画像の解像度を一段階低いレベルに調整する手段と、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズと、前記転送可能サイズとを比較する手段と、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズを超過する場合、その総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、最大サイズを有する画像の解像度を調整する手段と、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズ以下になるまで、前記比較する手段を繰り返して実行する手段と、
を含んで構成されることを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項22】
前記メッセージは、
マルチメディアメッセージサービス(MMS)メッセージであることを特徴とする請求項14に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項23】
前記転送可能サイズは、
400Kbyteであることを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項24】
前記選択された画像は、
1280×960解像度レベル、640×480解像度レベル及び80×80解像度レベルのいずれか1つの解像度レベルであることを特徴とする請求項13に記載の携帯端末機の画像転送装置。
【請求項25】
画像を保存するストレージユニットと、
所定の解像度を有する1つ以上の画像が選択されると、該選択された画像の総サイズを求め、該総サイズが転送可能サイズを超過するか否かを判断し、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過すると判断した場合、その総サイズが前記転送可能サイズを超過しないように、前記選択された画像のうち少なくとも1つの画像が有する前記所定の解像度を調整するプロセス部と、
前記プロセス部の調整により前記選択された画像の総サイズが、前記転送可能サイズ以下になると、前記選択された画像を転送する送信器と、
を含んで構成されることを特徴とする調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項26】
画像の解像度を調整したか否かをユーザに知らせるディスプレイ部をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項27】
無線信号の送受信のための送信器と受信器とを備えるRFモジュールと、
前記無線信号を送受信するアンテナと、
携帯端末機に電源を供給するバッテリと、
ユーザの命令が入力されるキーパッドと、
携帯端末機のオーディオ信号を出力するスピーカと、
ユーザの音声を受信するマイクロホンと、をさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項28】
前記プロセス部は、前記総サイズが前記転送可能サイズを超過しない場合、解像度調整を行わずに、前記選択された画像をメッセージに添付して、前記送信器により前記画像を添付したメッセージを転送させることを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項29】
前記メッセージは、
マルチメディアメッセージであることを特徴とする請求項28に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項30】
前記プロセス部は、
最大サイズを有する画像の解像度を調整することを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項31】
前記プロセス部は、
前記画像の解像度を一段階低いレベルに調整することを特徴とする請求項30に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項32】
前記プロセス部は、
前記選択された全ての画像の解像度を調整することを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項33】
前記プロセス部は、
前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、サイズの大きい画像から順に各画像の解像度を下げることを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項34】
前記プロセス部は、
前記総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、解像度調整を繰り返して実行することを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項35】
前記プロセス部は、
最大サイズを有する画像の解像度を一段階低いレベルに調整し、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズと、前記転送可能サイズとを比較し、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズを超過すると、その総サイズが前記転送可能サイズ以下になるまで、最大サイズを有する画像の解像度を調整し、
前記解像度を調整した画像を含む総サイズが、前記転送可能サイズ以下になるまで、その総サイズと前記転送可能サイズとの比較を繰り返して実行することを特徴とする請求項30に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項36】
前記メッセージは、
マルチメディアメッセージサービス(MMS)メッセージであることを特徴とする請求項28に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項37】
前記転送可能サイズは、
400Kbyteであることを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。
【請求項38】
前記選択された画像は、
1280×960解像度レベル、640×480解像度レベル及び80×80解像度レベルのいずれか1つの解像度レベルであることを特徴とする請求項25に記載の調整した画像を転送する携帯端末機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2006−166467(P2006−166467A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−356223(P2005−356223)
【出願日】平成17年12月9日(2005.12.9)
【出願人】(590001669)エルジー電子株式会社 (296)
【Fターム(参考)】