携帯端末機及びプログラム
【課題】 従来のPOSシステムのように専用の端末機を用いることなく、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムを、容易にかつ安価に実現する。
【解決手段】
本発明にかかる携帯端末機10は、商品に付けられた商品情報を読み取る読取部11と、前記読取部11で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機10の位置情報を取得する位置情報取得部12と、前記携帯端末機10のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部14と、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部15と、前記購入履歴情報をネットワーク2へ送信する通信部16とを具備する。
【解決手段】
本発明にかかる携帯端末機10は、商品に付けられた商品情報を読み取る読取部11と、前記読取部11で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機10の位置情報を取得する位置情報取得部12と、前記携帯端末機10のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部14と、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部15と、前記購入履歴情報をネットワーク2へ送信する通信部16とを具備する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ネットワークに接続される携帯端末機及びプログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、小売店における商品の売れ行きの動向分析や在庫管理を行う販売管理システムの一つとして、POSシステム（Point Of Sale System）が知られている。
【０００３】
一般的なＰＯＳシステムは、ネットワークに接続される管理サーバと、小売店に設置する専用の端末機とで構成される。
【０００４】
上記の専用の端末機は、商品の販売時に、かかる商品に付けられているバーコードを読み取り、読み取ったバーコードに含まれる商品情報（例えば商品名）に基づいて購入履歴情報を生成し、生成した購入履歴情報をネットワークを介して管理サーバに送信することができる。
【０００５】
また、上記の管理サーバは、専用の端末機から送信された購入履歴情報の蓄積と分析を行うことによって、商品の売れ行きの動向分析や在庫管理を行うことができる。
【特許文献１】特開平０８−０２２５７６号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、上記したＰＯＳシステムのように構成される販売管理システムを新たに導入する場合、小売店に高価な専用の端末機を設置し、かかる専用の端末機と管理サーバとの間にネットワークを構築しなければならないため、手間とコストがかかる。
【０００７】
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、従来のPOSシステムのように専用の端末機を用いることなく、販売管理システムを容易にかつ安価に実現することができる携帯端末機及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の第一の特徴は、ネットワークに接続される携帯端末機であって、商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、前記購入履歴情報を、前記ネットワークへ送信する通信部とを具備することを要旨とするものである。
【０００９】
かかる発明によれば、購入履歴情報生成部が、商品情報と位置情報とユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成し、通信部が、生成した購入履歴情報をネットワークを介して管理サーバへ送信することができるので、従来のＰＯＳシステムの専用の端末機の機能を、広く普及している携帯端末機で実現でき、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムの導入の手間とコストを削減できる。
【００１０】
また、本発明の第一の特徴において、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部を具備し、前記購入履歴情報生成部が、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを集めて、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成してもよい。
【００１１】
かかる発明によれば、購入履歴情報に時刻情報が含まれているので、管理サーバによって、季節ごとや、月ごとや、週ごとや、一日の時間帯ごとに商品の販売動向を分析することが可能になり、商品の売れ残りなどによる不良在庫を軽減させることができる。
【００１２】
本発明の第二の特徴は、ネットワークに接続される携帯端末機を、商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、生成した前記購入履歴情報を前記ネットワークへ送信する通信部として機能させるためのプログラムであることを要旨とする。
【００１３】
かかる発明によれば、携帯端末機の購入履歴情報生成部に、商品情報と位置情報とユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成させる機能と、通信部に、生成した購入履歴情報をネットワークを介して管理サーバへ送らせる機能とを実現できるので、従来のＰＯＳシステムの専用の端末機の機能を、広く普及している携帯端末機で実現させ、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムの導入コストを削減できる。
【００１４】
また、かかる発明によれば、従来のPOSシステムの専用の端末機の機能を、携帯端末機で実現させるプログラムを、記憶媒体やネットワークを介して小売店に提供することができる。
【００１５】
また、本発明の第二の特徴において、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部として前記携帯端末機を機能させ、前記購入履歴情報生成部が、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成してもよい。
【００１６】
かかる発明によれば、購入履歴情報に時刻情報を含めることができるので、管理サーバによって、季節ごとや、月ごとや、週ごとや、一日の時間帯ごとに商品の販売動向を分析することが可能になり、商品の売れ残りなどによる不良在庫を軽減させることができる。
【発明の効果】
【００１７】
本発明の携帯端末機及びプログラムによれば、従来のPOSシステムのように専用の端末機を用いることなく、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムを容易にかつ安価に実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１８】
（本発明の第1実施形態における販売管理システムの構成）
本発明の実施形態における販売管理システムについて図面を参照しながら説明する。図１は、本実施形態における販売管理システムを示す図である。
【００１９】
図1に示すように、かかる販売管理システムは、携帯端末機１0と、管理サーバ30とを具備する。また、携帯端末機10は、ネットワーク2を介して管理サーバ30に接続するように構成されている。
【００２０】
ネットワーク2は、例えば、携帯電話ネットワークや無線ＬＡＮネットワークやＰＨＳネットワークなどによって構成されていてもよい。
【００２１】
携帯端末機10は、図2に示すように、読取部11と、位置情報取得部12と、時刻管理部13と、ユーザＩＤ管理部14と、購入履歴情報生成部15と、通信部16と、プログラム17とを具備する。
【００２２】
読取部11は、ユーザ1からの指示（例えば、所定のボタンの押下）に応じて、商品に付けられた商品情報を読み取るように構成されている。
【００２３】
ここで、商品に付けられた商品情報は、バーコードや、２次元バーコードなどに含まれる、例えば、商品名や、メーカ名や、商品の製造番号や、商品の製造場所や、商品の製造年月日や、商品のメーカ保証期間などである。
【００２４】
また、読取部11は、例えば、バーコードまたは２次元バーコードの読み取り装置や、文字を光学的に読み取る光学文字読み取り装置（OCR：Optical Character Reader）や、携帯端末機に設けられているカメラ機能などによって構成されていてもよい。
【００２５】
位置情報取得部12は、読取部11で商品情報を読み取る時点の携帯端末機10の位置情報を算出するように構成されている。
【００２６】
具体的に、位置情報取得部12は、例えば、衛星からの電波を受信して位置情報を取得するＧＰＳ（Global Positioning System）機能や、PHSネットワーク内の複数の基地局との距離をもとに位置情報を算出する機能などで構成されていてもよい。
【００２７】
また、位置情報取得部12が、携帯端末機10の位置情報を取得できない場合（例えば、衛星からの電波が建物等に遮断されているため、ＧＰＳ機能で位置情報を取得できない環境などの場合）、ユーザ1により入力される、商品を購入した場所（例えば、ＣＣ県ＣＣ市ＣＣ）を、位置情報として取得するように構成されていてもよい。
【００２８】
ここで、読取部11で商品情報を読み取る時点とは、携帯端末機10に所定の操作を行うことによって商品情報を読み取る準備が完了した時点、または商品情報を読み取った時点、または読取部11が商品情報を読み取ってから所定の時間が経過した時点などを示す。
【００２９】
時刻管理部13は、商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成するように構成されている。
【００３０】
時刻管理部13は、例えば、携帯端末機10の内部に設けられた時計によって構成されていてもよいし、ＦＭ波や標準長波（ＪＪＹ）やＧＰＳ用の衛星からの電波など、時刻情報を含む電波を受信して時刻情報を生成するように構成されていてもよい。
【００３１】
ユーザＩＤ管理部14は、携帯端末機10のユーザＩＤを管理するように構成されている。
【００３２】
ユーザＩＤは、例えば、管理サーバ30などによって携帯端末機10ごとに予め割り振られた番号（例えば0001）、携帯端末機10の製造番号、携帯電話番号などによって構成されていてもよい。
【００３３】
購入履歴情報生成部15は、商品情報と位置情報とユーザＩＤと時刻情報とを収集し、図４（ａ）に示すように、収集した商品情報と位置情報とユーザＩＤと時刻情報とを含む購入履歴情報を生成するように構成されている。
【００３４】
通信部16は、購入履歴情報生成部15によって生成された購入履歴情報を、ネットワーク2を介して管理サーバ30へ送信するように構成されている。
【００３５】
ここで、通信部16は、所定のタイミングで自動的に購入履歴情報を管理サーバ30へ送信するように構成されていてもよいし、ユーザ1からの指示（例えば、所定のボタンの押下）に応じて、購入履歴情報を管理サーバへ送信するように構成されていてもよい。
【００３６】
なお、携帯端末機10（コンピュータ）にインストールされているプログラム17によって、当該携帯端末機10を、読取部11と、位置情報取得部12と、時刻管理部13と、ユーザＩＤ管理部14と、購入履歴情報生成部15と、通信部16として機能させてもよい。
【００３７】
管理サーバ30は、図3に示すように購入履歴情報取得部31と、購入履歴情報記憶部32と、分析部33とを具備している。
【００３８】
購入履歴情報取得部31は、購入履歴情報を携帯端末機10の通信部16からネットワーク2を介して受信するように構成されている。
【００３９】
購入履歴情報記憶部32は、購入履歴情報取得部31で受信した購入履歴情報を記憶するための購入履歴情報テーブルと、位置情報テーブルとで構成されている。
【００４０】
購入履歴情報テーブルは、例えば、図4（ｂ）に示すように、「ユーザＩＤ」欄の値と、「商品名」欄の値と、「時刻情報」欄の値と、「購入場所」欄の値とを関連付けるレコードを管理するように構成されている。
【００４１】
また、購入履歴情報テーブルは、例えば、「メーカ名」欄の値や、「商品の製造番号」欄の値や、「商品の製造場所」欄の値や、「商品の製造年月日」欄の値や、「商品のメーカ保証期間」欄の値とをさらに関連付けるレコードを管理するように構成されていてもよい。
【００４２】
位置情報テーブルは、例えば、図4（ｃ）に示すように、「位置情報」欄の値と、「購入場所」欄の値とを関連付けるレコードを管理するように構成されている。
【００４３】
また、位置情報テーブルによって管理されているレコードは、予め登録されていてもよい。
【００４４】
また、購入履歴情報テーブルによって管理されているレコードは、購入履歴情報取得部31が購入履歴情報を受信するたびに、追加される。
【００４５】
ここで、当該レコードは以下のような手順によって生成される。
【００４６】
「ユーザＩＤ」欄の値には、受信した購入履歴情報に含まれるユーザＩＤ（例えば0001）が入力される。
【００４７】
「商品名」欄の値には、受信した購入履歴情報に含まれる商品情報の中の、例えば、商品名（例えばタバコＡ、缶ジュースＢ）が入力される。
【００４８】
「時刻情報」欄の値には、受信した購入履歴情報に含まれる時刻情報（例えば2005/1/10/10:00などの年月日時）が入力される。
【００４９】
「購入場所」欄の値には、例えば、図4（ｃ）に示すような位置情報テーブルを参照して、受信した購入履歴情報に含まれる位置情報（例えば緯度A−経度A）に対応する購入場所（例えばコンビニA）が抽出されて、入力される。
【００５０】
分析部33は、購入履歴情報記憶部32に記憶される購入履歴情報テーブルをもとに、予め定められた手順に基づいて、例えば、商品ごとの売れ行きの動向分析や、地域ごと、年月日ごと、時間ごとの売れ行きの動向分析や、売れ行きの良い商品を補充するための在庫管理を行うように構成されている。
【００５１】
（本実施形態における販売管理システムの動作）
上記の構成を具備する携帯端末機10の動作について、図を参照して説明する。図5は、本実施形態にかかる販売管理システムの動作を示すフローチャートである。
【００５２】
図5に示すように、ステップＳ101において、ユーザ１が、コンビニまたは自動販売機において、商品Ａ（例えばタバコ）または商品Ｂ（例えば缶ジュース）を購入する。
【００５３】
ステップＳ102において、ユーザ1は、携帯端末機10の読取部11で、例えば、商品Ａまたは商品Ｂに付けられたバーコードａまたはバーコードｂなどに含まれる商品情報を読み取る。
【００５４】
また、位置情報取得部12は、読取部11がバーコードａまたはバーコードｂを読み取る時点の携帯端末機10の位置情報を取得する。
【００５５】
また、時刻管理部13は、読取部11がバーコードａまたはバーコードｂを読み取る時点の携帯端末機10の時刻情報を取得する。
【００５６】
ステップＳ103において、購入履歴情報生成部15は、読取部11から商品情報を収集し、位置情報取得部12から位置情報を収集し、時刻管理部13から時刻情報を収集し、ユーザ管理部14からユーザＩＤを収集して、収集した商品情報と位置情報と時刻情報とユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する。
【００５７】
ステップＳ104において、通信部16は、生成された購入履歴情報を、ネットワーク2を介して管理サーバ30に送信する。
【００５８】
ステップＳ105において、管理サーバ30の購入履歴情報取得部31は携帯端末機10の通信部16から送信された購入履歴情報を受信する。
【００５９】
ステップ106において、購入履歴情報記憶部32は、購入履歴情報取得部31で受信された購入履歴情報をもとに、位置情報テーブルを参照して、位置情報に対応する購入場所を取得するとともに、購入履歴情報から、ユーザＩＤと、時刻情報と、商品情報に含まれる商品名とを取得する。
【００６０】
また、購入履歴情報記憶部32は、取得したユーザＩＤを「ユーザＩＤ」欄の値として含み、取得した商品名を「商品名」欄の値として含み、取得した時刻情報を「時刻情報」欄の値として含み、取得した購入場所を「購入場所」欄の値として含むレコードを生成して、購入履歴情報テーブルに追加する。
【００６１】
ステップ107において、分析部33は、購入履歴情報記憶部32の購入履歴情報テーブルをもとに、予め定められた手順で、商品の販売動向の分析や、商品の在庫管理を行う。
【００６２】
（本実施形態における販売管理システムの作用・効果）
本実施形態にかかる販売管理システムによれば、携帯端末機10の購入履歴情報生成部15が、商品情報と位置情報とユーザＩＤと時刻情報とを含む購入履歴情報を生成し、通信部16が、生成した購入履歴情報をネットワーク2を介して管理サーバ30へ送信することができるので、従来のＰＯＳシステムの専用の端末機の機能を、広く普及している携帯端末機10で実現でき、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムの導入コストを削減できる。
【００６３】
また、従来のPOSシステムの専用の端末機の機能を、携帯端末機10で実現させるプログラム17を、記憶媒体やネットワークを介して、小売店等に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００６４】
【図１】本実施形態における販売管理システムを示す概略構成図である。
【図２】本実施形態にかかる携帯端末機の構成を示すブロック図である。
【図３】本実施形態にかかる管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図４】（ａ）本実施形態にかかる購入履歴情報の概略構成を示す図である。（ｂ）本実施形態にかかる購入履歴情報記憶部の購入履歴情報テーブルの構成を示す図である。（ｃ）本実施形態にかかる購入履歴情報記憶部の位置情報テーブルの構成を示す図である。
【図５】本実施形態にかかる販売管理システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【００６５】
1…ユーザ、2…ネットワーク、10…携帯端末機、11…読取部、12…位置情報取得部、13…時刻管理部、14…ユーザＩＤ管理部、15…購入履歴情報生成部、16…通信部、17…プログラム、30…管理サーバ、31…購入履歴情報取得部、32…購入履歴情報記憶部、33…分析部
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ネットワークに接続される携帯端末機及びプログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、小売店における商品の売れ行きの動向分析や在庫管理を行う販売管理システムの一つとして、POSシステム（Point Of Sale System）が知られている。
【０００３】
一般的なＰＯＳシステムは、ネットワークに接続される管理サーバと、小売店に設置する専用の端末機とで構成される。
【０００４】
上記の専用の端末機は、商品の販売時に、かかる商品に付けられているバーコードを読み取り、読み取ったバーコードに含まれる商品情報（例えば商品名）に基づいて購入履歴情報を生成し、生成した購入履歴情報をネットワークを介して管理サーバに送信することができる。
【０００５】
また、上記の管理サーバは、専用の端末機から送信された購入履歴情報の蓄積と分析を行うことによって、商品の売れ行きの動向分析や在庫管理を行うことができる。
【特許文献１】特開平０８−０２２５７６号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、上記したＰＯＳシステムのように構成される販売管理システムを新たに導入する場合、小売店に高価な専用の端末機を設置し、かかる専用の端末機と管理サーバとの間にネットワークを構築しなければならないため、手間とコストがかかる。
【０００７】
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、従来のPOSシステムのように専用の端末機を用いることなく、販売管理システムを容易にかつ安価に実現することができる携帯端末機及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の第一の特徴は、ネットワークに接続される携帯端末機であって、商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、前記購入履歴情報を、前記ネットワークへ送信する通信部とを具備することを要旨とするものである。
【０００９】
かかる発明によれば、購入履歴情報生成部が、商品情報と位置情報とユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成し、通信部が、生成した購入履歴情報をネットワークを介して管理サーバへ送信することができるので、従来のＰＯＳシステムの専用の端末機の機能を、広く普及している携帯端末機で実現でき、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムの導入の手間とコストを削減できる。
【００１０】
また、本発明の第一の特徴において、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部を具備し、前記購入履歴情報生成部が、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを集めて、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成してもよい。
【００１１】
かかる発明によれば、購入履歴情報に時刻情報が含まれているので、管理サーバによって、季節ごとや、月ごとや、週ごとや、一日の時間帯ごとに商品の販売動向を分析することが可能になり、商品の売れ残りなどによる不良在庫を軽減させることができる。
【００１２】
本発明の第二の特徴は、ネットワークに接続される携帯端末機を、商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、生成した前記購入履歴情報を前記ネットワークへ送信する通信部として機能させるためのプログラムであることを要旨とする。
【００１３】
かかる発明によれば、携帯端末機の購入履歴情報生成部に、商品情報と位置情報とユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成させる機能と、通信部に、生成した購入履歴情報をネットワークを介して管理サーバへ送らせる機能とを実現できるので、従来のＰＯＳシステムの専用の端末機の機能を、広く普及している携帯端末機で実現させ、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムの導入コストを削減できる。
【００１４】
また、かかる発明によれば、従来のPOSシステムの専用の端末機の機能を、携帯端末機で実現させるプログラムを、記憶媒体やネットワークを介して小売店に提供することができる。
【００１５】
また、本発明の第二の特徴において、前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部として前記携帯端末機を機能させ、前記購入履歴情報生成部が、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成してもよい。
【００１６】
かかる発明によれば、購入履歴情報に時刻情報を含めることができるので、管理サーバによって、季節ごとや、月ごとや、週ごとや、一日の時間帯ごとに商品の販売動向を分析することが可能になり、商品の売れ残りなどによる不良在庫を軽減させることができる。
【発明の効果】
【００１７】
本発明の携帯端末機及びプログラムによれば、従来のPOSシステムのように専用の端末機を用いることなく、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムを容易にかつ安価に実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１８】
（本発明の第1実施形態における販売管理システムの構成）
本発明の実施形態における販売管理システムについて図面を参照しながら説明する。図１は、本実施形態における販売管理システムを示す図である。
【００１９】
図1に示すように、かかる販売管理システムは、携帯端末機１0と、管理サーバ30とを具備する。また、携帯端末機10は、ネットワーク2を介して管理サーバ30に接続するように構成されている。
【００２０】
ネットワーク2は、例えば、携帯電話ネットワークや無線ＬＡＮネットワークやＰＨＳネットワークなどによって構成されていてもよい。
【００２１】
携帯端末機10は、図2に示すように、読取部11と、位置情報取得部12と、時刻管理部13と、ユーザＩＤ管理部14と、購入履歴情報生成部15と、通信部16と、プログラム17とを具備する。
【００２２】
読取部11は、ユーザ1からの指示（例えば、所定のボタンの押下）に応じて、商品に付けられた商品情報を読み取るように構成されている。
【００２３】
ここで、商品に付けられた商品情報は、バーコードや、２次元バーコードなどに含まれる、例えば、商品名や、メーカ名や、商品の製造番号や、商品の製造場所や、商品の製造年月日や、商品のメーカ保証期間などである。
【００２４】
また、読取部11は、例えば、バーコードまたは２次元バーコードの読み取り装置や、文字を光学的に読み取る光学文字読み取り装置（OCR：Optical Character Reader）や、携帯端末機に設けられているカメラ機能などによって構成されていてもよい。
【００２５】
位置情報取得部12は、読取部11で商品情報を読み取る時点の携帯端末機10の位置情報を算出するように構成されている。
【００２６】
具体的に、位置情報取得部12は、例えば、衛星からの電波を受信して位置情報を取得するＧＰＳ（Global Positioning System）機能や、PHSネットワーク内の複数の基地局との距離をもとに位置情報を算出する機能などで構成されていてもよい。
【００２７】
また、位置情報取得部12が、携帯端末機10の位置情報を取得できない場合（例えば、衛星からの電波が建物等に遮断されているため、ＧＰＳ機能で位置情報を取得できない環境などの場合）、ユーザ1により入力される、商品を購入した場所（例えば、ＣＣ県ＣＣ市ＣＣ）を、位置情報として取得するように構成されていてもよい。
【００２８】
ここで、読取部11で商品情報を読み取る時点とは、携帯端末機10に所定の操作を行うことによって商品情報を読み取る準備が完了した時点、または商品情報を読み取った時点、または読取部11が商品情報を読み取ってから所定の時間が経過した時点などを示す。
【００２９】
時刻管理部13は、商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成するように構成されている。
【００３０】
時刻管理部13は、例えば、携帯端末機10の内部に設けられた時計によって構成されていてもよいし、ＦＭ波や標準長波（ＪＪＹ）やＧＰＳ用の衛星からの電波など、時刻情報を含む電波を受信して時刻情報を生成するように構成されていてもよい。
【００３１】
ユーザＩＤ管理部14は、携帯端末機10のユーザＩＤを管理するように構成されている。
【００３２】
ユーザＩＤは、例えば、管理サーバ30などによって携帯端末機10ごとに予め割り振られた番号（例えば0001）、携帯端末機10の製造番号、携帯電話番号などによって構成されていてもよい。
【００３３】
購入履歴情報生成部15は、商品情報と位置情報とユーザＩＤと時刻情報とを収集し、図４（ａ）に示すように、収集した商品情報と位置情報とユーザＩＤと時刻情報とを含む購入履歴情報を生成するように構成されている。
【００３４】
通信部16は、購入履歴情報生成部15によって生成された購入履歴情報を、ネットワーク2を介して管理サーバ30へ送信するように構成されている。
【００３５】
ここで、通信部16は、所定のタイミングで自動的に購入履歴情報を管理サーバ30へ送信するように構成されていてもよいし、ユーザ1からの指示（例えば、所定のボタンの押下）に応じて、購入履歴情報を管理サーバへ送信するように構成されていてもよい。
【００３６】
なお、携帯端末機10（コンピュータ）にインストールされているプログラム17によって、当該携帯端末機10を、読取部11と、位置情報取得部12と、時刻管理部13と、ユーザＩＤ管理部14と、購入履歴情報生成部15と、通信部16として機能させてもよい。
【００３７】
管理サーバ30は、図3に示すように購入履歴情報取得部31と、購入履歴情報記憶部32と、分析部33とを具備している。
【００３８】
購入履歴情報取得部31は、購入履歴情報を携帯端末機10の通信部16からネットワーク2を介して受信するように構成されている。
【００３９】
購入履歴情報記憶部32は、購入履歴情報取得部31で受信した購入履歴情報を記憶するための購入履歴情報テーブルと、位置情報テーブルとで構成されている。
【００４０】
購入履歴情報テーブルは、例えば、図4（ｂ）に示すように、「ユーザＩＤ」欄の値と、「商品名」欄の値と、「時刻情報」欄の値と、「購入場所」欄の値とを関連付けるレコードを管理するように構成されている。
【００４１】
また、購入履歴情報テーブルは、例えば、「メーカ名」欄の値や、「商品の製造番号」欄の値や、「商品の製造場所」欄の値や、「商品の製造年月日」欄の値や、「商品のメーカ保証期間」欄の値とをさらに関連付けるレコードを管理するように構成されていてもよい。
【００４２】
位置情報テーブルは、例えば、図4（ｃ）に示すように、「位置情報」欄の値と、「購入場所」欄の値とを関連付けるレコードを管理するように構成されている。
【００４３】
また、位置情報テーブルによって管理されているレコードは、予め登録されていてもよい。
【００４４】
また、購入履歴情報テーブルによって管理されているレコードは、購入履歴情報取得部31が購入履歴情報を受信するたびに、追加される。
【００４５】
ここで、当該レコードは以下のような手順によって生成される。
【００４６】
「ユーザＩＤ」欄の値には、受信した購入履歴情報に含まれるユーザＩＤ（例えば0001）が入力される。
【００４７】
「商品名」欄の値には、受信した購入履歴情報に含まれる商品情報の中の、例えば、商品名（例えばタバコＡ、缶ジュースＢ）が入力される。
【００４８】
「時刻情報」欄の値には、受信した購入履歴情報に含まれる時刻情報（例えば2005/1/10/10:00などの年月日時）が入力される。
【００４９】
「購入場所」欄の値には、例えば、図4（ｃ）に示すような位置情報テーブルを参照して、受信した購入履歴情報に含まれる位置情報（例えば緯度A−経度A）に対応する購入場所（例えばコンビニA）が抽出されて、入力される。
【００５０】
分析部33は、購入履歴情報記憶部32に記憶される購入履歴情報テーブルをもとに、予め定められた手順に基づいて、例えば、商品ごとの売れ行きの動向分析や、地域ごと、年月日ごと、時間ごとの売れ行きの動向分析や、売れ行きの良い商品を補充するための在庫管理を行うように構成されている。
【００５１】
（本実施形態における販売管理システムの動作）
上記の構成を具備する携帯端末機10の動作について、図を参照して説明する。図5は、本実施形態にかかる販売管理システムの動作を示すフローチャートである。
【００５２】
図5に示すように、ステップＳ101において、ユーザ１が、コンビニまたは自動販売機において、商品Ａ（例えばタバコ）または商品Ｂ（例えば缶ジュース）を購入する。
【００５３】
ステップＳ102において、ユーザ1は、携帯端末機10の読取部11で、例えば、商品Ａまたは商品Ｂに付けられたバーコードａまたはバーコードｂなどに含まれる商品情報を読み取る。
【００５４】
また、位置情報取得部12は、読取部11がバーコードａまたはバーコードｂを読み取る時点の携帯端末機10の位置情報を取得する。
【００５５】
また、時刻管理部13は、読取部11がバーコードａまたはバーコードｂを読み取る時点の携帯端末機10の時刻情報を取得する。
【００５６】
ステップＳ103において、購入履歴情報生成部15は、読取部11から商品情報を収集し、位置情報取得部12から位置情報を収集し、時刻管理部13から時刻情報を収集し、ユーザ管理部14からユーザＩＤを収集して、収集した商品情報と位置情報と時刻情報とユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する。
【００５７】
ステップＳ104において、通信部16は、生成された購入履歴情報を、ネットワーク2を介して管理サーバ30に送信する。
【００５８】
ステップＳ105において、管理サーバ30の購入履歴情報取得部31は携帯端末機10の通信部16から送信された購入履歴情報を受信する。
【００５９】
ステップ106において、購入履歴情報記憶部32は、購入履歴情報取得部31で受信された購入履歴情報をもとに、位置情報テーブルを参照して、位置情報に対応する購入場所を取得するとともに、購入履歴情報から、ユーザＩＤと、時刻情報と、商品情報に含まれる商品名とを取得する。
【００６０】
また、購入履歴情報記憶部32は、取得したユーザＩＤを「ユーザＩＤ」欄の値として含み、取得した商品名を「商品名」欄の値として含み、取得した時刻情報を「時刻情報」欄の値として含み、取得した購入場所を「購入場所」欄の値として含むレコードを生成して、購入履歴情報テーブルに追加する。
【００６１】
ステップ107において、分析部33は、購入履歴情報記憶部32の購入履歴情報テーブルをもとに、予め定められた手順で、商品の販売動向の分析や、商品の在庫管理を行う。
【００６２】
（本実施形態における販売管理システムの作用・効果）
本実施形態にかかる販売管理システムによれば、携帯端末機10の購入履歴情報生成部15が、商品情報と位置情報とユーザＩＤと時刻情報とを含む購入履歴情報を生成し、通信部16が、生成した購入履歴情報をネットワーク2を介して管理サーバ30へ送信することができるので、従来のＰＯＳシステムの専用の端末機の機能を、広く普及している携帯端末機10で実現でき、商品の販売動向の分析や在庫管理を行う販売管理システムの導入コストを削減できる。
【００６３】
また、従来のPOSシステムの専用の端末機の機能を、携帯端末機10で実現させるプログラム17を、記憶媒体やネットワークを介して、小売店等に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００６４】
【図１】本実施形態における販売管理システムを示す概略構成図である。
【図２】本実施形態にかかる携帯端末機の構成を示すブロック図である。
【図３】本実施形態にかかる管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図４】（ａ）本実施形態にかかる購入履歴情報の概略構成を示す図である。（ｂ）本実施形態にかかる購入履歴情報記憶部の購入履歴情報テーブルの構成を示す図である。（ｃ）本実施形態にかかる購入履歴情報記憶部の位置情報テーブルの構成を示す図である。
【図５】本実施形態にかかる販売管理システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【００６５】
1…ユーザ、2…ネットワーク、10…携帯端末機、11…読取部、12…位置情報取得部、13…時刻管理部、14…ユーザＩＤ管理部、15…購入履歴情報生成部、16…通信部、17…プログラム、30…管理サーバ、31…購入履歴情報取得部、32…購入履歴情報記憶部、33…分析部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ネットワークに接続される携帯端末機であって、
商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、
前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、
生成した前記購入履歴情報を、前記ネットワークへ送信する通信部と
を具備することを特徴とする携帯端末機。
【請求項２】
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部を具備し、
前記購入履歴情報生成部は、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを収集して、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機。
【請求項３】
ネットワークに接続される携帯端末機を、
商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、
前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、
生成した前記購入履歴情報を前記ネットワークへ送信する通信部と
して機能させるためのプログラム。
【請求項４】
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部として前記携帯端末機を機能させ、
前記購入履歴情報生成部が、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成することを特徴とする請求項３に記載のプログラム。
【請求項１】
ネットワークに接続される携帯端末機であって、
商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、
前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、
生成した前記購入履歴情報を、前記ネットワークへ送信する通信部と
を具備することを特徴とする携帯端末機。
【請求項２】
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部を具備し、
前記購入履歴情報生成部は、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを収集して、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機。
【請求項３】
ネットワークに接続される携帯端末機を、
商品に付けられた商品情報を読み取る読取部と、
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の前記携帯端末機の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記携帯端末機のユーザＩＤを管理するユーザＩＤ管理部と、
前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤとを含む購入履歴情報を生成する購入履歴情報生成部と、
生成した前記購入履歴情報を前記ネットワークへ送信する通信部と
して機能させるためのプログラム。
【請求項４】
前記読取部で前記商品情報を読み取る時点の時刻情報を生成する時刻管理部として前記携帯端末機を機能させ、
前記購入履歴情報生成部が、前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを収集し、収集した前記商品情報と前記位置情報と前記ユーザＩＤと前記時刻情報とを含む前記購入履歴情報を生成することを特徴とする請求項３に記載のプログラム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２００７−７２９０５（Ｐ２００７−７２９０５Ａ）
【公開日】平成１９年３月２２日（２００７．３．２２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−２６１１８９（Ｐ２００５−２６１１８９）
【出願日】平成１７年９月８日（２００５．９．８）
【出願人】（５９６０９８９６６）株式会社電通テック (18)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年３月２２日（２００７．３．２２）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年９月８日（２００５．９．８）
【出願人】（５９６０９８９６６）株式会社電通テック (18)
【Ｆターム（参考）】
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