説明

携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を有するシステム

【課題】携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステムを提供する。
【解決手段】携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステムは、テレビ上にテレビ信号受発信モジュールを増設し、携帯電話上にリモート制御回路、携帯電話信号受発信モジュール、モード変換キー及びモード変換回路を含み、使用者が携帯電話をテレビリモートコントローラとして用いることができるだけでなく、携帯電話でテレビ映像音声信号を同期再生することができる。本発明は、従来技術に比較し、より高い柔軟性を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話及びテレビから構成されるシステムに関し、特に、携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を有するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
現有のテレビは、このテレビに専属のテレビリモートコントローラを添付し、このリモートコントローラが発するリモート制御信号を受信する赤外線モジュールを内蔵する必要がある。現有の携帯電話の主流は、スマートフォンであり、それは、既に単純な通信機能を有するだけでなく、更に映像音声信号再生の機能を含んでいる。
【0003】
現在は、既に携帯電話にリモート制御機能を結合した技術があり、この技術の原理は、携帯電話内に赤外線リモート制御モジュールを増設し、このリモート制御モジュールは、携帯電話のプッシュキーに単純に連結しているだけであり、その技術特徴は、リモートコントローラを携帯電話の殻体内面に置き、携帯電話のプッシュキーにより元のリモートコントローラ上のプッシュボタンに取って代え、このリモートモジュールは、携帯電話の作業システム及び主制御回路に統合されていないので、運用範囲が制限を受ける。
【0004】
現在のテレビの寸法は、益々大きくなり、且つ使用者は、普遍的に同軸電気ケーブルをテレビの入力端に接続し、有線テレビ業者が提供する番組を見るので、テレビは、移動に便利な装置となっていない。使用者がテレビを見る時、その活動範囲は、テレビの前に限られるが、使用者が素晴らしい番組を観賞していても、その他の用事の為、暫時テレビを観賞可能な範囲から離れる必要がある時、例えば、トイレに行く時、使用者は、この時間のテレビが再生する番組を見過ごさなければならない。
【0005】
このように、従来技術は、更なる解決試案を開示していない。従って、携帯電話によりテレビ映像音声信号を同期再生し、且つ携帯電話によりテレビをリモート制御可能なシステムが必要となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これに鑑みて、本発明の目的は、携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステムを提供し、携帯電話及びテレビの間の接続関係を確立し、この携帯電話にテレビをリモート制御させ、且つテレビ映像音声信号を同期再生し、使用者に絶えずテレビ番組を観賞させる解決試案を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する為、本発明は、携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステムを提示し、該システムは、テレビ及び映像音声信号再生機能を具える携帯電話を含む。テレビは、テレビ信号受発信モジュールを内蔵し、このモジュールは、現段階で既に開発された無線伝送技術を採用し、その使用周波数は、2.4GHz〜10GHzであり、携帯電話及びテレビの間に伝送する信号が同期を保持し、失効しないように確保し、その採用する伝送技術は、無線周波数(Radio Frequency)、超広域(Ultra Wide Band)、ブルートゥース(Bluetooth)又はWiFi技術(Wireless Fidelity)を含む。
【0008】
上記の携帯電話は、携帯電話信号受発信モジュールを内蔵し、それは、テレビ信号受発信モジュールと同一の伝送技術を採用し、両者の間は、相互に適合し、無線接続関係を形成することができ、それは、携帯電話とテレビとの間で同受信信号を同期することに用いる。テレビは、更に、テレビ赤外線モジュールを内蔵し、且つ携帯電話は、リモート制御回路も内蔵し、このリモート制御回路は、テレビ赤外線モジュールと相対する携帯電話赤外線モジュールを内蔵する。従って、本発明において、テレビに付属するリモートコントローラがテレビをリモート制御することに用いることができる以外に、携帯電話もテレビリモートコントローラとして使用することができ、且つ携帯電話が内蔵するリモート制御回路は、赤外線を介してリモートコントローラが発するリモート制御命令を受信する任意の一台のテレビに対応することができる。
【0009】
本発明の携帯電話は、モード変換回路を有し、このモード変換回路は、上記リモート制御回路、上記携帯電話信号受発信モジュール及び携帯電話主制御回路に電気接続する。このモード変換回路の効用は、携帯電話によりテレビ映像音声信号の同期再生及びテレビをリモート制御する機能を統合することにあり、使用者が通信機能をオンにする時、即座に前記リモート制御回路及び携帯電話信号受発信モジュールの動作を停止し、通信が干渉を受けるか動作が影響を受けることを回避する。また、本発明は、テレビ信号受発信モジュール中にチューナー(Tuner)を増設し、この携帯電話の該テレビ外に独立するチャンネル制御及び映像音声信号再生機能を提供することに用いる。
【発明の効果】
【0010】
本発明が提示する携帯電話のテレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステムは、使用者に携帯電話をテレビリモートコントローラとして用いさせることができ、携帯電話によりテレビ映像音声信号を同期再生させることができ、使用者が素晴らしいテレビ番組を観賞している時に、用事でテレビ前から離れ中断しなければならないことがなく、本発明は、従来技術に比較し、より高い柔軟性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の好適実施例のシステムのブロック図である。
【図2】本発明の好適実施例の携帯電話の外観説明図である。
【図3】本発明の好適実施例の携帯電話の操作フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の目的、特徴及び利点を当業者に分かり易くする為、下記に好適実施例を挙げ、図面に合わせ、詳細に説明を行う。
【0013】
本発明は携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステムであり、該システムは、テレビ及び映像音声信号再生機能を具える携帯電話を含む。
【0014】
図1を参照し、図1が示すのは、本発明の好適実施例のシステムのブロック図であり、該システムは、携帯電話1及びテレビ2を含む。このテレビ2は、テレビ主制御回路201と、テレビ赤外線モジュール203と、信号入力端204と、テレビ信号受発信モジュール202と、を含む。テレビ信号受発信モジュール202は、携帯電話1が伝送する制御信号を受信し、映像音声信号を該携帯電話1に同期伝送することに用いる。且つテレビ信号受発信モジュール202は、パッケージ設計をモジュール化し、それは、USB(Universal Serial Bus)端子を有し、テレビ主制御回路201に電気接続することに用いる。この種のモジュール化パッケージ設計は、テレビ信号受発信モジュール202を各種型番のテレビ上に併せて使用することができる。また、テレビ信号受発信モジュール202は、チューナー(Tuner)を増設でき、この携帯電話1の該テレビ2外に独立したチャンネル制御及び映像音声信号再生機能を提供することに用いる。テレビ主制御回路201は、信号処理及び制御を行うことに用い、映像音声信号再生機能を実行する。テレビ赤外線モジュール203は、赤外線を介し伝送するリモート命令を受信することに用いる。信号入力端204は、映像音声信号を受信することに用い、その映像音声信号は、同軸電気ケーブルを介して伝送する有線テレビ番組、アンテナを介し伝送する無線テレビ番組又はテレビ伝送端子を介し伝送する、例えば、光ディスク、ハードディスク等のストレージメディアに保存された映像音声信号を含む。
【0015】
この携帯電話1は、モード変換回路101、モード変換キー102、携帯電話主制御回路103、携帯電話信号受発信モジュール104及びリモート制御回路105を含む。モード変換キー102は、触発されてモード変換信号を発生することに用いる。モード変換回路101は、前記モード変換信号を受信することに用い、これに基づき、異なる携帯電話の動作モードを変換し、同時に関連モジュールの動作を起動又は停止し、そのうち、携帯電話の動作モードは、電話モード、テレビ再生モード及びテレビリモート制御モードを含む。携帯電話主制御回路103は、信号処理及び制御を行うことに用い、通信機能又はその他の機能を実行する。リモート制御回路105は、携帯電話赤外線モジュールを内蔵し、リモート制御命令を発送することに用いる。携帯電話信号受発信モジュール104は、制御信号をテレビ2に発送することに用いるとともに、テレビ信号受発信モジュール202が発送する映像音声信号を同期受信することに用いる。
【0016】
上記テレビ信号受発信モジュール202及び携帯電話信号受発信モジュール104の間の接続は、無線伝送技術を採用し、その使用する帯域は、2.4GHz〜10GHzであり、携帯電話1及びテレビ2の間で伝送する信号が同期を保持し、失効しないように保持することができ、その採用する無線伝送技術は、無線周波数(Radio Frequency)、超広域(Ultra Wide Band)、ブルートゥース(Bluetooth)又はWiFi(Wireless Fidelity)等の技術を含む。
【0017】
上記リモート制御回路105が内蔵する携帯電話赤外線モジュールは、リモート制御命令をテレビ2に発送し、テレビ赤外線モジュール203は、このリモート制御命令を受信し、その間の動作原理は、テレビリモートコントローラがリモート制御命令をテレビ2に発送するものと同一である。また、リモート制御回路105が内蔵する携帯電話赤外線モジュールは、任意の一台のテレビに対応することができ、このテレビは、赤外線を介し、外部から発送されたリモート制御命令を受信するだけでよい。リモート制御回路105が発送するリモート制御命令は、モード変換回路101及び携帯電話主制御回路103の処理を介し、携帯電話信号受発信モジュール104へ転送し、発送され、テレビ信号受発信モジュール202により受信処理される。
【0018】
図2を参照し、図2が示すのは、本発明の好適実施例の携帯電話の外観説明図である。携帯電話1は、スマートフォンであり、それは、携帯電話のスクリーン31及びキーボード組36を含み、キーボード組36は、モード変換キー102、確認キー32、リターン又はキャンセルキー33、方向キー組34及びダイヤルキー組35を含み、そのうち、方向キー組34は、方向キー上341、方向キー下342、方向キー左343及び方向キー右344を含む。携帯電話のスクリーン31は、テレビ映像音声信号のイメージを表示することに用い、使用者が携帯電話1を操作する時の入力要求を提供することに用い、且つダイヤルキー組35は、更にテレビチャンネルを選択することに用い、方向キー上341及び方向キー下342は、更にテレビチャンネルを順次切り換えることに用い、方向キー左343及び方向キー右344は、更に、テレビの音量の大きさを調整することに用いる。テレビリモート制御モードを起動する時、モード変換キー102は、更に、メニューキーとしてテレビのオプションを起動することに用いることができ、リターン又はキャンセルキー33は、更に、信号源キーとして信号入力端204が受信する各種映像音声信号の間で変換を行うことに用い、使用者は、方向キー組34、確認キー32を利用し、選択及び設定を行うことができる。
【0019】
使用者がモード変換キー102を押圧する時、携帯電話のスクリーン31は、即座にメニューを表示し、それは、電話モードを実行することに用いる電話モードオプション311と、テレビ再生モードを実行することに用いるテレビ再生モードオプション312と、テレビリモート制御モードを実行することに用いるテレビリモート制御モードオプション313と、詳細設定を行うサブメニューを起動することに用いる詳細設定オプションと、を含む。使用者は、電話モードは、携帯電話1の所定のモードであり、通信機能及びその他の一般のスマートフォンが具備する機能を提供する。テレビ再生モードは、テレビ2が発送する映像音声信号を受信し、携帯電話1上で同期再生することに用いる。テレビリモート制御モードは、携帯電話1にテレビリモートコントローラと同等のリモート制御機能を具備させ、テレビ2をリモート制御することに用いる。詳細設定のサブメニューは、使用者に更なる設定を行わせることができる。
【0020】
図3を参照し、図3が示すのは、本発明の好適実施例の携帯電話の操作フロー図である。携帯電話1の起動後、すぐにステップS401を行い、所定の電話モードを実行し、使用者がモード変換キー102を押下すれば、ステップS402を行う。ステップS402において、モード変換キー102が触発されてモード変換信号を発生し、モード変換回路101がモード変換信号を受信した後、携帯電話主制御回路103を介し、携帯電話スクリーン31が前記メニューを表示する。続いて、ステップS403を行い、携帯電話主制御回路103は、使用者の選択を判断する。使用者が電話モードオプション311を選択すれば、ステップS411を行い、この時、携帯電話動作モードが電話モードに変換される。使用者がテレビ再生モードオプション312を選択すれば、ステップS413を行い、この時、携帯電話の動作モードは、テレビ再生モードに変換される。使用者がテレビリモート制御モードオプション313を選択すれば、ステップS415を行い、この時、携帯電話の動作モードは、テレビリモート制御モードに変換される。
【0021】
使用者が更なる設定を行いたければ、詳細設定オプション314を選択し、ステップS404を行い、ステップS404において、携帯電話スクリーン31は、サブメニューを表示し、それは、テレビ再生モード起動時に同時にテレビリモート制御モードを起動するかを設定することに用いる第1サブオプションと、テレビ再生モード起動時にテレビのスクリーンをオフにするかを設定することに用いる第2サブオプションを含む。続いて、ステップS405を行い、携帯電話主制御回路103は、使用者の選択を判断する。使用者が第1サブオプションを選択すれば、ステップS406を行う。ステップS406において、携帯電話スクリーン31は、使用者がテレビ再生モードを起動時に同時にテレビリモート制御モードを起動するか否かを選択させるよう情報を表示し、続いてステップS417を行い、この時、携帯電話のスクリーン31は、情報を表示し、使用者に設定を完成するかを問い合わせ、完成するならば、携帯電話1が設定値を保存し、そうでなければ、ステップS404に戻る。使用者が第2サブオプションを選択すれば、ステップS407を行い、この時、携帯電話スクリーン31は、使用者にテレビ再生モードの起動時にテレビのスクリーンをオフにするかを決定させる情報を表示する。
【0022】
ステップS407において、オフにするのであれば、ステップS408を行い、携帯電話スクリーン31は、使用者にテレビ再生モードがオフの時にテレビスクリーンをオンにするかを決定させる情報を表示する。ステップS408において、オンにするのであれば、ステップS417を行い、この時、携帯電話スクリーン31は、情報を表示し、使用者に設定を完成するかを問い合わせ、完成するならば、携帯電話1は、設定値を保存する。完成していなければ、ステップS404に戻る。ステップS408において、オンにしないのであれば、ステップS409を行い、携帯電話1は、テレビ再生モードがオフである時、即座にテレビ2をオフとするよう設定し、続いて、ステップS417を行い、この時、携帯電話スクリーン31は、情報を表示し、使用者に設定を完成するかを問い合わせ、完成するならば、携帯電話1は、設定値を保存し、そうでなければ、ステップS404に戻る。
【0023】
ステップS407において、オフにしないのであれば、ステップS410を行い、携帯電話スクリーン31は、使用者にテレビ再生モードがオフの時にテレビをオフにするかを選択させるよう情報を表示し、続いて、ステップS417を行い、この時、携帯電話スクリーン31は、情報を表示し、使用者に設定を完成するかを問い合わせ、完成するならば、携帯電話1は、設定値を保存し、そうでなければ、ステップS404に戻る。
【0024】
携帯電話の動作モードが電話モードである時、モード変換回路101は、リモート制御回路105及び携帯電話信号受発信モジュール104を停止し、携帯電話1の通信が干渉を受けないよう確保する。また、携帯電話1の動作モードがテレビ再生モード又はテレビリモート制御モードである時、その入電を受ける機能が影響を受けない。携帯電話1が入電信号を受信し、且つ使用者が受けて聴く時、携帯電話主制御回路103は、モード変換回路101に通知し、モード変換回路101は、即座に電話モードに変換し、同時にリモート変換回路105及び携帯電話信号受発信モジュール104を停止する。並びに、使用者が通話を終了時、自動で以前のモードに変換して戻し、同時に以前に停止したモジュールを起用する。
【0025】
前記のように、リモート制御回路105は、赤外線を介し、リモート制御命令をテレビ赤外線モジュール203に伝送することができ、携帯電話信号発信モジュール104を介し、リモート制御命令をテレビ信号受発信モジュール202に伝送することもできる。これは、赤外線伝送技術の制限を考慮し、例えば、伝送端及び受信端の間に障害物の阻隔がある時、赤外線は、信号を伝送できない可能性がある。例を挙げれば、使用者がトイレに行く時、テレビ再生モードを起動し、トイレで携帯電話1を使用し、テレビ番組を同期観賞することができるが、トイレ及びテレビ2の間に壁の阻隔があれば、赤外線は、テレビ2をリモート制御することができず、使用者が携帯電話1でテレビ2をリモート制御し、チャンネルを変換することができない。この状況において、前記無線伝送技術を介することができ、リモート制御命令を携帯電話信号受発信モジュール104によりテレビ信号受発信モジュール202に伝送し、使用者に壁板又は障害物の阻隔を有する状況でテレビ2をリモート制御できるようにする。
【0026】
前記のように、テレビ信号受発信モジュール202は、チューナーを増設することができる。例えば、テレビ2を観賞するものが一人ではなく、そのうち、テレビ2の前方の使用者がAチャンネルを観賞しており、携帯電話1のテレビ映像音声信号の使用者がBチャンネルを観賞したい時、チューナーを増設したテレビ2の信号受発信モジュール202を介し、チャンネルの変換を行い、Aチャンネルを観賞する使用者に影響を与えないようにすることができる。
【0027】
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
【符号の説明】
【0028】
1 携帯電話
101 モード変換回路
102 モード変換キー
103 携帯電話主制御回路
104 携帯電話信号受発信モジュール
105 リモート制御回路
2 テレビ
201 テレビ主制御回路
202 テレビ信号送受信モジュール
203 テレビ赤外線モジュール
204 信号入力端
31 携帯電話スクリーン
311 電話モードオプション
312 テレビ再生モードオプション
313 テレビリモート制御モードオプション
314 詳細設定オプション
32 確認キー
33 リターン又はキャンセルキー
34 方向キー組
341 方向キー上
342 方向キー下
343 方向キー左
344 方向キー右
35 ダイヤルキー組
36 キーボード組
S401 所定の電話モード
S402 メニューを表示する
S403 使用者の選択を判断する
S404 サブメニューを表示する
S405 使用者の選択を判断する
S406 テレビ再生モード起動時にテレビリモート制御モードを起動するか
S407 テレビ再生モード起動時にテレビスクリーンをオフにするか
S408 テレビ再生モードオフ時にテレビスクリーンをオンにするか
S409 テレビをオフにする
S410 テレビ再生モードオフ時にテレビをオフにするか
S411 携帯電話を電話モードに変換する
S413 携帯電話をテレビ再生モードに変換する
S415 携帯電話をテレビリモート制御モードに変換する
S417 設定を完成するか

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステムであり、前記システムは、テレビ及び携帯電話を含み、前記テレビは、
無線伝送技術を採用し、前記携帯電話が伝送する制御信号を受信することに用い、映像音声信号を前記携帯電話に伝送することに用いるテレビ信号受発信モジュールと、
赤外線伝送技術を採用し、リモート制御命令を受信することに用いるテレビ赤外線モジュールと、
信号処理及び制御を行うことに用い、前記テレビの再生機能を実行するテレビ主制御回路と、
を含み、
前記携帯電話は、
テレビをリモート制御することに用い、使用者に前記携帯電話を操作する時の入力要求を提供するキーボート組であり、前記キーボード組がモード変換キーを含み、前記モード変換キーが触発されてモード変換信号を発生することに用いるキーボード組と、
前記モード変換信号を受信し、電話モード、テレビ再生モード又はテレビリモート制御モードを変換することに用いるモード変換回路と、
信号処理及び制御を行い、前記携帯電話の通信機能を実行することに用いる携帯電話主制御回路と、
前記無線伝送技術を採用し、前記テレビに制御信号を発送することに用い、前記テレビが発送する映像音声信号を同期受信することに用いる携帯電話信号受発信モジュールと、
携帯電話赤外線モジュールを含み、前記リモート制御命令を伝送するか、前記携帯電話信号受発信モジュールを介して前記リモート制御命令を含む制御信号を前記テレビ信号受発信モジュールに伝送することに用いるリモート制御回路と、
テレビ映像音声信号の映像を表示することに用い、使用者が前記携帯電話を操作する時の表示要求を提供する携帯電話スクリーンと、
を含む携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステム。
【請求項2】
前記モード変換キーが触発される時、前記携帯電話スクリーンは、メニューを表示し、使用者に選択を提供し、前記メニューは、
前記電話モードを使用することに用い、通信及びスマートフォンの機能を提供することに用いる電話モードオプションと、
前記テレビ再生モードを使用することに用い、前記テレビが発送する映像音声信号を受信し、前記携帯電話に同期再生するテレビ再生モードオプションと、
前記テレビリモート制御モードを使用することに用い、前記携帯電話にテレビリモートコントローラの機能を具備させ、前記テレビをリモート制御するテレビリモート制御モードオプションと、
サブメニューを起動することに用い、前記サブメニューが使用者に更なる設定を提供し、前記サブメニューは、前記テレビ再生モードを起用時、前記テレビリモート制御モードを同時に起用するかを選択することに用いる第1サブオプションと、前記テレビ再生モードの起用時、前記テレビスクリーンをオフにするかを選択することに用い、テレビスクリーンをオフにする場合、更に前記テレビ再生モードをオフとする時に前記テレビスクリーンをオンにするか、前記テレビをオフにするかを更に選択し、テレビスクリーンをオフにしない場合、前記テレビ再生モードをオフにする時に前記テレビをオフにするかを更に選択する第2オプションと、を含む詳細設定オプションと、
を含む請求項1に記載の携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステム。
【請求項3】
前記モード変換回路は、前記携帯電話が前記テレビ再生モード又は前記テレビリモート制御モードにおいても入電を受ける機能を有するようにし、入電を受け聴く時、前記電話モードに自動変換し、通話終了時に以前のモードに自動変換して戻し、前記電話モード起動時、前記モード変換回路が即座に前記リモート制御回路及び前記携帯電話信号受発信モジュールを停止する請求項1に記載の携帯電話テレビ映像音声信号同期再生及びテレビリモート制御機能を具えるシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−42456(P2013−42456A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−179711(P2011−179711)
【出願日】平成23年8月19日(2011.8.19)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(511203547)冠捷顯示科技(廈門)有限公司 (3)
【Fターム(参考)】