説明

摺動便器

【課題】 排接は人間生活において、欠かせないが使用方法(子供を含む男子)と維持管理(主婦等)で問題が多い。
要因は、男子の小用時のマナー及び姿勢等もあるが、既設便座の形状も起因する。即ち現状は性別、用途別と区分しない共用便座方式となっており、清潔快適さの一部が損われている。
【解決手段】 便器基台1と、既設便座4間に男子小用専用の洗浄式飛散防止枠3を新設する。
即ち便器基台1の内側に半円筒形の洗浄式飛散防止枠3を支持基板2で支持し昇降装置で、20〜30糎上昇させる事で放散角と距離を最小、最短として実施する。
因みに、既設便座4は上昇時には開放又は倒立し、用后は下降し、便座の復帰と共に飛散防止枠3の散水穴から洗浄水が流下する。
更に市販されている人体センサー等の複合使用で便器に触れる事なく、男女共に清潔で快適な使用が可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は便器の清潔保持と快適簡便さを追及するものである。
【背景技術】
清潔、快適便座の供給。株)東陶、ナショナル
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
排接は、人間生活には欠かせないが、使用方法(子供を含む男子)と維持管理(主婦等)で問題が多い。
【課題を解決するための手段】
要因は、男子の小用時の姿勢等もあるが、既設便座の形状にも起因する。このために便器基台の便座枠を約20〜30糎上部に設け更に洗浄式飛散防止枠を新設する事により、清潔と快適さが確保される。
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の実施例について説明する。
図1において、便器基台1、支持基板2は洗浄式飛散防止枠3と既販便座4が固定され、フートスヰッチ5の操作で、昇降装置6が上下にスライドする機構である。
小用(男子)時、フートスヰッチ5を踏み込むと洗浄式飛散防止枠3と既販便器4は支持基板2と共に、昇降装置6で便器基台1より20〜30糎上昇し、既販便器4は電動又は策条方式で開放、倒立する。用后は再びフートスヰッチ5で下降と共に既販便座4が復帰する。更に飛散防止枠3の散水穴から洗浄水が流下する。
【発明の効果】
小用時(男子)の使用に際しては、洗浄式飛散防止枠の導入によって拡散を防止すると共に洗浄機能を付加する事によって使用者と維持者共々快適で清潔な便器の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜形図
【符号の説明】
1、便器基台、 4、既販便座、
2、支持基板、 5、フートスヰッチ
3、洗浄式飛散防止枠 6、昇降装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
便器基台と既販便座間に、洗浄式飛散防止枠を設けて、便器基台より20〜30糎上昇し、用后は下降及び洗浄水を放流する事を特徴とする機構。

【図1】
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【公開番号】特開2008−206953(P2008−206953A)
【公開日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−102199(P2007−102199)
【出願日】平成19年2月27日(2007.2.27)
【出願人】(000171942)
【Fターム(参考)】