説明

撮像装置、及び撮像素子

【課題】カメラ制御部の処理速度が早いデバイスを用いなくても、各種操作を行えるようにした撮像装置、撮像素子を提供することにある。
【解決手段】映像を撮影する撮像装置において、映像同期信号を発生し、各部に送信するタイミング部34と、このタイミング部で生成された映像同期信号に同期して、撮影した映像を映像信号として送出する撮像素子14と、各部の制御を行うための制御信号を送信する制御部28と、この制御部から送信された制御信号を蓄積し、前記タイミング部で発生した映像同期信号に基づき、前記映像信号のブランキング期間に同期して、前記制御信号を送信するメモリ部35とを具備することを特徴とする撮像装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、撮影画像を調整するための機構を備えた撮像装置または撮像素子に関する。
【背景技術】
【0002】
撮像部分をより小型化するために、カメラヘッドとカメラ制御部を分離しケーブルを介して接続した、いわゆるヘッド分離カメラが開発されている。一般に、ヘッド分離カメラでは、カメラ制御部で撮像に必要なタイミング信号である映像同期信号を発生させ、この映像同期信号をカメラヘッドに送信し、この映像同期信号に同期して撮像素子の撮影を行う。撮影された画像信号をきちんとした映像信号として取り出すためには、撮像素子から出力される映像信号の画素数やフレームレート等に対応した信号処理が必要になる。
【0003】
特許文献1には、このようなヘッド分離カメラにおいて、カメラヘッドとカメラ制御部との接続本数をできるだけ少なくするため、各種の調整映像を高速シリアル転送方式であるLVDS(Low Voltage Differential Signaling:低電圧差動伝送)方式を用いてデータ通信を行う技術が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、各種の映像データの調整のためのコマンドは、カメラヘッドから映像信号が送られてこない映像信号のブランキング期間に、コマンドを送信することが、開示されている。更に、カメラヘッドを交換したときに、カメラ制御部からカメラヘッド間での通信を可能とするため、映像信号をミュートして、この間にカメラ制御部からカメラヘッドに対して、制御信号を送信することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−311535号公報
【特許文献2】特開平9−294223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般に、ヘッド分離カメラでは、接続ケーブルを伝送する信号をシリアル化することで信号本数は減らすことができるものの、撮像素子に対する制御を行うためには、撮像素子が制御信号を認識できるタイミングで制御信号を送信する必要がある。このため、映像信号が送信されていない、いわゆるブランキング期間に合わせて、制御信号を送信しなければならないという問題がある。
【0007】
しかしながら、公知文献1に記載の技術では、制御信号の送信タイミングについては、なんら考慮されていない。このため、映像信号のブランキング期間にタイミングを正確に合わせて制御信号の送信を完了するためには、動作速度の速いデバイスを制御部に使用する必要があった。
【0008】
また、公知文献2に記載の技術のように、カメラヘッドとカメラ制御部の通信を行うために、映像信号をミュートすると、カメラヘッドを交換した場合の同期をとる場合には制御信号の送信が可能であるが、撮影中にカメラヘッドに対して制御を行いたい場合は、映像が途切れてしまうことになり、問題があった。
【0009】
この発明の目的は、カメラ制御部の処理速度が早いデバイスを用いなくても、各種操作を行えるようにした撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記した課題を解決するために、映像を撮影する撮像装置において、映像同期信号を発生し、各部に送信するタイミング部と、このタイミング部で生成された映像同期信号に同期して、撮影した映像を映像信号として送出する撮像素子と、各部の制御を行うための制御信号を送信する制御部と、この制御部から送信された制御信号を蓄積し、前記タイミング部で発生した映像同期信号に基づき、前記映像信号のブランキング期間に同期して、前記制御信号を送信するメモリ部とを具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、カメラ制御装置の制御部と撮像装置等の被制御デバイスとの間にメモリ部を設け、このメモリで制御信号を一旦、保持し、映像信号のブランキング期間に同期させて送信するようにしたため、制御部に高速な処理回路を用いなくても、各種制御信号をブランキング期間のタイミングに合わせて、カメラヘッドに送信できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック構成図。
【図2】第1の実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャート。
【図3】第2の実施の形態の構成を示すブロック構成図。
【図4】第3の実施の形態の構成を示すブロック構成図。
【図5】第3の実施の形態のセンサ内の構成を示すブロック構成図。
【図6】第4の実施の形態の構成を示すブロック構成図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態として、本発明をヘッド分離カメラに適用した場合について、説明する。
図1は、第1の実施の形態の構成を示すブロック構成図である。
ヘッド分離カメラ装置は、大まかな構成としてはカメラヘッド1と、カメラコントロールユニット(以下、CCU)2と、これらを接続するための接続ケーブル3から構成される。
【0014】
まず、カメラヘッド1は、レンズ11と、撮像回路12とインターフェース回路13から構成される。撮像回路12は、レンズ13を介して取り込まれた映像を光電変換して映像信号(図面では「VIDEO」と表示)とするセンサ14、撮像素子14の設定に必要なデータを記憶したEEPROM15から構成される。ここで、センサ13の一例としては、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサやCCD(Charge-Coupled Devices)センサ等がある。CMOSの場合は、撮像された映像信号はデジタル信号として出力される。CCDの場合はアナログ信号として出力され、図示しないA/D変換器を対してデジタル信号に変換される。あるいは、CCU2に伝送してからデジタル信号に変換される。なお、CMOSセンサやCCDセンサは、解像度を上げるためにRGB毎にセンサを別々にした3板式のものや、1枚のセンサでRGBの全てを撮影する単板式と、用途によって様々なものが用いられる。
【0015】
カメラヘッド側I/F回路13には、センサ14から出力された映像信号(VIDEO)をシリアル信号に変換するシリアライザ16と、CCU2との間で送受信される制御信号(図面では「CTRL」と表示)等を受信するカメラヘッド側LVDS変換回路17が設けられている。なお、LVDS変換回路17は、必ずしも必要なく、接続ケーブルで伝送が可能であれば、後で説明するCCU側LVDS回路も含め、両方とも用いなくてもよい。
【0016】
接続ケーブル3は、カメラヘッド1とCCU2を接続するためのケーブルであり、カメラヘッド用の電源、映像信号、映像同期信号、制御信号を伝送する複数のケーブルを外皮でシールドされたケーブル等で構成される。この接続ケーブル3は、専用ケーブルでも汎用のケーブル(例えば、カメラリンク規格に合致したケーブル等)でもよい。また、長さもユーザの用途に合わせて、複数の長さのケーブルを交換できるようになっている。
【0017】
CCU2は、CCU側I/F部21、映像信号処理回路22、映像出力回路23、システム制御部24、電源回路25等から構成される。
CCU側I/F回路21はカメラヘッド側I/F回路12から送信されてきたシリアル信号をパラレル信号に変換するデシリアライザ26と、CCU側LVDS変換回路27から構成される。
【0018】
映像信号処理回路22は、デジタル化された映像信号に対して、色補正、ガンマ補正、画素数に応じたスケーリング処理を行う他、メニュー等の文字を映像信号に多重して表示するためのOSD表示処理等を行う。
【0019】
映像出力回路23は、映像出力端子に合わせて映像信号をエンコードするもので、例えばDVI端子やNTSC信号等に変換するものである。エンコードするコーディックは出力端子に合わせて、適宜選択されて設けられる。
【0020】
システム制御部24は、カメラ全体の制御を行うMPU28、必要なデータを記憶しておくEEPROM29、PLD30、OSDコントローラ31、RS232Cドライバ32、操作キー33から構成される。
【0021】
ここで、PLD30は、使用用途に合わせて回路基板の論理的な回路構造をプログミングによって変更することができる一種のセミカスタムLSIであり、本実施の形態では、映像同期信号Syncを生成するタイミング部(以下、TG)34と、MPU28からの制御信号とを記憶して所定タイミングで出力するための記憶部としてのFIFO35が設けられている。
【0022】
ここで、TG34から出力される、映像同期信号Syncには、垂直同期信号であるVD信号、水平同期信号であるHD信号、映像信号用のクロック信号であるMCLKが含まれている。このTG34から出力される映像同期信号Syncは、LVDS変換回路27、接続ケーブル3、LVDS変換回路17を介して撮像素子14に送信される他、デシリアライザ2、映像信号処理部22にも出力される。
また、MPU28から送信される制御信号Ctrlは、制御対象デバイスを示すCS、制御内容を示すデータであるDATA(DATA信号はMPU28から送信されるDATAの他に、他からMPUに送信されるDATAもあり、双方向の信号となっている。)、制御信号用のクロック信号であるSCLKから構成される。
【0023】
このように、MPU28から送信される制御信号Ctrlは、FIFO35で一度、蓄積された後、映像同期信号Syncと同期をとり、映像信号のブランキング期間に対応するタイミングでカメラヘッド1の撮像素子14や、OSDコントローラ31に出力される。
【0024】
また、電源部25は、外部から印加される電源電圧をCCU2のシステム制御部24に供給する他、接続ケーブル3を介してカメラヘッド1にも供給される。
次に動作について、図5を用いて説明する。
電源が投入されると、MPU28は、立ち上げ動作として、カメラヘッド1のEEPROM15からセンサ14の設定に必要なデータを読み出し、センサ14の画素数やモードに対応したモード設定を行う。
【0025】
次に、TG34から出力された映像同期信号Sync(VD、HD、MCKL)に基づき、センサ14で撮影した画像データをフレーム化し、画像信号として出力する。この映像信号VIDEOは、シリアライザ16でシリアル信号に変換され接続ケーブル3を介して、デシリアライザ26に伝送される。デシリアライザ26では、TG34から入力される映像同期信号Sync(VD、HD、MCLK)に同期して、入力された映像信号を再びパラレル信号に変換される。
【0026】
次に、映像信号処理部22では、映像同期信号Sync(VD、HD、MCLK)に同期し、映像信号VIDEOに対して信号処理が行われる。また、OSD表示を行う場合は、OSDコントローラ31からの制御信号に基づき、OSD表示を行うように、映像信号VIDEOに多重する。そして、映像出力変換回路23で出力形式に対応した信号に変換され、映像信号VIDEOとして出力される。出力された映像信号VIDEOは、図示しないモニタ等に入力され、そこで表示される。
【0027】
このような状態で、センサ14に対して、絞り、露出、ズーム等の何らかの操作が必要になった場合について、説明する。
ユーザが、操作キー33から所望の操作を行うと、MPU28はこれを認識し、センサ14に対する制御信号Ctrlを作成し送信する。具体的には、CS信号:被制御対象(撮像素子)、DATA:操作する項目と操作量、SCLKの3つの信号を送信する。ここで、被制御対象となる撮像素子は、映像信号を出力としている期間には制御信号を受けられないため、映像信号を送信していない、いわゆるブランキング期間に、センサ14が受信できるように、MPU28から制御信号(Ctrl)を送信する必要がある。このため、本実施の形態では、FIFO35でいったん制御信号を蓄積し、タイミングを調整して送信するようになっている。
【0028】
図2は、この制御信号(Ctrl)の送信タイミングに関するタイミングチャートである。
図2に示すように、センサ14への制御信号は、センサ14が通信可能となる映像信号(VIDEO)のブランキング期間の、図中のΔt(映像信号が終了してから、次のVDの立ち上がるまで)に送信を行うようにする必要がある。
【0029】
従来では、映像ブランキング期間は短いため、MPU28は、ブランキング期間内に必要な制御信号(CS、DATA、SCLK)の全ての送信を完了する必要があるため、動作速度の速いデバイスを用いる必要があった。しかしながら、本実施の形態では、FIFO35で制御信号(Ctrl)を蓄積するため、MPU28は、制御信号の送信開始タイミングをΔtに合わせることなく、Δtの前まで送信が終わるようにゆっくりとFIFO35に通信コマンドを送信しておけばよくなる。このため、MPU28に動作速度の遅いデバイスを用いても、通信が可能となる。
【0030】
このため、MPU28のタイミング制約が少なくなるので、処理速度の低減による低消費電力化や、低スペックのMPU28への置き換えによるコスト低減などが見込める。また、TG34をPLD30で実現している場合は、PLD30の内部にFIFOを設ければよく、部品の追加なく構成することができる。
【0031】
<第2の実施の形態>
以上説明した実施の形態では、映像信号処理部22とPLD30が分離されて設けていたが、一体化されていてもよい。
図3に、映像信号処理部22とPLD30を一体化した場合の構成について、説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付し、説明を省略する。
【0032】
図において、本実施の形態では、映像処理部22、TG34、FIFO35をひとつの回路基板内に構成している。
このように映像信号処理部22とPLD30を一体化した場合も、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
<第3の実施の形態>
上記各実施の形態では、FIFO35をCCU2側に設けていたが、カメラヘッド1側に設けてもよい。
図4は、FIFO145をカメラヘッド1のセンサ14内に設けた場合の構成を示す図である。ここでも、第1及び第2の実施の形態と同一部分については、同一符号を付し、説明を省略する。
【0033】
図において、本実施の形態では、CCU側にFIFOを設けず、代わりに制御信号CTRLを蓄積するFIFOをカメラヘッド1のセンサ14の内部に設けている。
図5は、FIFO145をセンサ14内に設ける場合の、センサ14の構成例を示す図である。図において、CCU2のTG34から送信されてくる映像同期信号Sync(VD、HD、MCLK)は、センサ内のTG141に入力される。この映像同期信号に同期をとりながら、画素部142で、レンズ11を介して取り込んだ光を光電変換により画像データを生成する。画素部142の構成としてはCMOSセンサやCCDセンサ等が用いられる。画素部142で生成した画像信号はA/D回路143でデジタル信号に変換され、I/F回路144を介して映像信号(VIDEO)として出力する。
【0034】
一方、CCU2のMPU28から送信されてくる制御信号Ctrlは、FIFO145に入力され、蓄積される。FIFO145では、TG141から映像同期信号Syncの供給を受け、映像信号VIDEOのブランキング期間に合わせて、蓄積した制御信号CtrlをシリアルIF回路146に出力する。シリアルIF回路146は制御信号に基づき、画素部142、A/D143、出力I/Fのいずれかに、必要に応じて制御を行う。
【0035】
このような構成をとることで、MPU28に動作速度の低いデバイスを用いたとしても、制御信号CrtlをFIFO145で一旦、蓄積して映像信号VIDEOのブランキング期間に送信するため、映像信号のブランキング期間にそれぞれ必要な制御を行えるようになる。
【0036】
<第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態として、本発明を一体型カメラに適用した場合について説明する。
図6は、本発明を制御部分と撮像部が一体型の一体型カメラに適用したときの構成を示す、ブロック構成図である。ヘッド分離型カメラと比較すると、I/F回路13、21と、接続ケーブル3が省略された構成となっている。
【0037】
この場合も、FIFO35を介して制御信号がセンサ14及びOSDコントローラ31に送信されるため、MPU28に処理速度の速いデバイスを設ける必要がない。
【0038】
また、本実施の形態の変形例としては、第3の実施の形態のように、FIFO145をセンサ14内に設けて、一体型カメラを構成してもよい。この場合のセンサ14の構成は、既に説明した図5と同様になる。
【0039】
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々な変形や変更が可能である。また、個々の実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせで実施が可能である。
【符号の説明】
【0040】
1・・・カメラヘッド
2・・・カメラ制御部(CCU)
3・・・接続ケーブル
11・・・レンズ部
12・・・撮像回路
13・・・I/F回路
21・・・I/F回路
22・・・映像信号処理部
23・・・映像出力回路
28・・・MPU
30・・・PLD
31・・・OSDコントローラ
34・・・TG
35、145・・・FIFO

【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像を撮影する撮像装置において、
映像同期信号を発生し、各部に送信するタイミング部と、
このタイミング部で生成された映像同期信号に同期して、撮影した映像を映像信号として送出する撮像素子と、
各部の制御を行うための制御信号を送信する制御部と、
この制御部から送信された制御信号を蓄積し、前記タイミング部で発生した映像同期信号に基づき、前記映像信号のブランキング期間に同期して、前記制御信号を送信するメモリ部と
を具備することを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記タイミング部で発生する映像同期信号は、映像信号のフレームのタイミングを示す垂直同期信号を含むものであり、
前記メモリ部は、映像信号が終了し、前記垂直同期信号が送出される間に、前記制御信号を出力する
ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項3】
前記タイミング部、及びメモリ部は、PLDで構成されることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
【請求項4】
前記非制御部は、撮像装置であり、絞り機構、フォーカス機構、色補正、ズーム機構のいずれかの設定を行うものであることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御部から送信される制御信号は、OSD表示を制御する制御信号であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像装置は、カメラヘッドとカメラ制御部とから構成されるヘッド分離カメラであり、
前記制御信号と前記映像同期信号は、LVDSによりシリアル信号に変換されて伝送することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
【請求項7】
前記メモリ部は、前記撮像素子内に設けられることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項8】
入力される映像同期信号に同期して、光電変換により映像信号を発生する画素部と、
入力された制御信号を蓄積し、前記映像同期信号に基づき、前記映像信号のブランキング期間に同期して、前記制御信号を送信するメモリ部と、
を具備することを特徴とする撮像素子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−160158(P2011−160158A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−19709(P2010−19709)
【出願日】平成22年1月29日(2010.1.29)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】