説明

操作部の保持機構、及び画像形成装置

【課題】簡易な構成を用いて薄型で狭い設置部に固定保持可能な機構を提供すると同時に、複雑で高コストの機構を付加することなく操作部設置角度の可変構成化に対応できる操作部の保持機構を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体20の側面から側方へ突出した姿勢で固定される操作部2の保持機構1であって、装置本体の側面と対向する操作部の側面から伸びて先端部にて装置本体の天面と締結される上部保持部材30と、操作部の下部から伸びて先端部にて装置本体の一側面に設けた係合部25と係合される下部保持部材40と、を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の電子写真式画像形成装置に装備される操作部の取付け構造の改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子写真式の画像形成装置、例えば複写機は、コンタクトガラス上の原稿を読取る読取ユニットと、読取ユニットの下方に配置された画像形成部と、画像形成部の下方に配置された給紙部等を備えている。複写機を操作するためのキー類や表示部を備えた操作部は、通常読取ユニットを構成する筐体部分の一側面から側方に突出した状態で、且つ所定の上下方向傾斜角度にて固定されることが多い。即ち、オペレータによる操作性を考慮した結果として、操作部は装置本体の上部、特に読取ユニットに設けられることが多くなる。
最近では、装置本体の小型化が要望され、読取ユニットも薄く小さく構成される傾向にあるため、操作部を読取ユニットに固定保持するための設置面積も狭くなり、それに対応すべく薄く狭い設置場所でも固定保持可能な保持機構が望まれている。
また、特許文献1には、操作性向上のために操作部の設置角度を変更可能に構成した画像形成装置が提案されているが、構成が複雑化してコスト増を招く、といった欠点を有している。
【特許文献1】特開2006−251218公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、簡易な構成を用いて薄型で狭い設置部に固定保持可能な機構を提供すると同時に、複雑で高コストの機構を付加することなく操作部設置角度の可変構成化に対応できる操作部の保持機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上のように請求項1の発明に係る操作部の保持機構は、画像形成装置本体の側面から側方へ突出した姿勢で固定される操作部の保持機構であって、前記画像形成装置本体の側面と対向する前記操作部の側面から伸びて先端部にて前記画像形成装置本体の天面と締結される上部保持部材と、前記操作部の下部から伸びて先端部にて前記画像形成装置本体の一側面に設けた係合部と係合される下部保持部材と、を備えたことを特徴とする。
操作部を上下一対の保持部材にて挟み込む形で保持し、天面側に取り付けられる上部保持部材は主に装置本体前後方向の取付け姿勢を維持し、下部保持部材は主に装置本体上下方向を維持するというように役割を分担できるので操作部取付け姿勢を確実に維持することができる。
請求項2の発明に係る操作部の保持機構は、請求項1において、前記上部保持部材、及び前記下部保持部材を板金部材にて構成したことを特徴とする。
上下の保持部材を板金部材にて構成しているので、小さな(薄い)設置部においても確実に操作部を取付ける(固定保持)ことができる。
【0005】
請求項3の発明に係る操作部の保持機構は、請求項2において、前記上部保持部材を前記下部保持部材よりも薄肉の板金部材にて構成したことを特徴とする。
天面側の上部保持部材は上下方向の姿勢維持を下部保持部材が担ってくれている為、薄くて撓みやすい部材を用いることができ、より低コストの操作部保持機構を提供することが可能となる。
請求項4の発明に係る操作部の保持機構は、請求項1乃至3の何れか一項において、前記係合部は前記画像形成装置本体の側面に設けた嵌合穴であり、前記下部保持部材の先端部を前記嵌合穴内に挿入して係合させることを特徴とする。
装置本体側に嵌合穴が設けられている為、ネジ等の部材が必要とされず、板金部材から成る各保持部材に曲げ部を設けることも無いので、狭い設置部に取付けることが可能であると共に低コスト化を実現できる。
【0006】
請求項5の発明に係る操作部の保持機構は、請求項1乃至4の何れか一項において、前記画像形成装置本体に対する前記操作部の上下方向への取付け角度を変更可能に構成したことを特徴とする。
操作部の取付け角度を変更可能に設けているため、広範囲な装置の設置環境に対応することができる。また、アプライアンスに対する対応としても有利な操作部を提供することが可能となる。
請求項6の発明に係る操作部の保持機構は、前記上部保持部材の先端部と前記画像形成装置本体天面との締結は、前記上部保持部材先端部に設けた取付け孔と前記画像形成装置本体天面に設けたネジ穴とを連通させた状態で該取付け孔と該ネジ穴とをネジにより締結することにより実現され、 前記上部保持部材先端部に複数個の前記取付け孔を設け、何れかの前記取付け孔を選択して前記ネジ穴に対してネジにより締結することにより、前記操作部の取付け角度を変更可能に構成したことを特徴とする。
複雑な可変機構を追加することなく操作部の取付け角度可変化に対応することができるので、より低コストな角度可変操作部の提供が可能となる。
【0007】
請求項7の発明に係る操作部の保持機構は、請求項1乃至6の何れか一項において、前記上部保持部材及び前記下部保持部材は、前記画像形成装置本体を構成する読取ユニットの側面に対して取り付けられることを特徴とする。
請求項8の発明の係る画像形成装置は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の操作部の保持機構を備えたことを特徴とする。
請求項1乃至7に記載の操作部保持機構を搭載することによって、各請求項記載の効果を期待できる画像形成装置を得ることできる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像形成装置本体(例えば、読取ユニット)の側面と対向する操作部の側面から伸びて先端部にて画像形成装置本体の天面と締結される上部保持部材と、操作部の下部から伸びて先端部にて画像形成装置本体の一側面に設けた係合部と係合される下部保持部材と、を備え、画像形成装置本体の側面から側方へ突出した姿勢で操作部を保持するように構成したので、簡易な構成を用いて薄型で狭い設置部に固定保持可能な機構を提供すると同時に、複雑で高コストの機構を付加することなく操作部設置角度の可変構成化に対応できる操作部の保持機構を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を図面に示した実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る操作部の保持機構により操作部を画像形成装置本体(読取ユニット)に固定した状態を示す側面図であり、図2は操作部単体の構成を示す側面図であり、図3は操作部単体の構成を示す平面斜視図である。
【0010】
本発明に係る操作部の保持機構1は、画像形成装置本体(以下、装置本体、という)20の一側面21に対して、操作部2を側方へ突出した状態で固定するための手段である。
画像形成装置本体20は、例えば複写機であり、読取ユニット22の上面にコンタクトガラスを備え、読取ユニット22内の図示しない光学走査手段がコンタクトガラス上の原稿を走査することにより画像情報を収集する。読取ユニット22の下方には感光体、帯電器、現像器、転写器、定着器等を含んだ画像形成部が配置されている。
操作部2はその上面に操作キー類、ディスプレイ等を備えている。操作部2は、オペレータによる操作性を考慮して装置本体20の上部、通常は読取ユニットの一側面(前側面)に対して前方へ突出した状態で固定される。
本発明の保持機構1は、装置本体20、本例では読取ユニット22の一側面23と対向する操作部2の一側面3から伸びて先端部にて装置本体の天面24と締結される上部保持部材30と、操作部2の底面(下部)から伸びて先端部にて読取ユニット22の一側面23に設けた係合部25と係合される下部保持部材40と、を備えている。
【0011】
上部保持部材30、及び下部保持部材40は、例えば板金部材にて構成する。
上部保持部材30は一端を操作部2の一側面3により固定される一方で、先端部側をL字状に屈曲させて装置本体の天面24に添設されるように構成されている。上部保持部材30の一端部は例えば操作部の一側面3に設けたスリット穴から内部に挿入されて操作部内部で固定される。上部保持部材30は操作部2の一側面3の全幅に亘って延在するように構成する。
上部保持部材30の先端部と装置本体天面24との締結は、上部保持部材先端部に設けた取付け孔31と装置本体天面(読取ユニット上面フレーム部材)に設けたネジ穴26とを連通させた状態で取付け孔31とネジ穴26とをネジ27により締結することにより実現される。ネジ穴26は、締結部を構成している。
下部保持部材40は、操作部2の下部適所、この例では底面に一端側をネジ等により固定され、他端側を底面と平行に突出させた細幅な略帯状の板材であり、複数の下部保持部材40を操作部底面の両端部、或いは両端部及び中央部にバランスよく分けて配置する。
上部保持部材30、及び下部保持部材40の形状、長さ等は、図1に示したように読取ユニットの一側面(垂直面)23に対して操作部2を固定したときに、操作部が下向きに傾斜するように設定される。
【0012】
図4(a)及び(b)は装置本体側に設けた嵌合穴の構成を示す正面図、及び嵌合穴に沿って切断した横断面図である。
複数の下部保持部材40の先端部を夫々係合する係合部25は、この実施形態では読取ユニット(装置本体)の一側面23に設けたスリット状の嵌合穴28である。各下部保持部材40の先端部は各嵌合穴28内に嵌合可能な寸法、形状を有し、更に嵌合穴28内に嵌合してから横方向へスライドすることにより嵌合穴28の端縁と嵌着する溝部41を有している。
このように嵌合穴28内に下部保持部材40の先端部を嵌合、係止させることによって下部保持部材40を装置本体の一側面に取り付けることができる。この状態で、上部保持部材先端部30を装置本体天面24上の締結部と締結固定することにより操作部2は装置本体(読取ユニット)に対して所定の上下方向傾斜角度で固定される。
【0013】
なお、図4の実施形態では下部保持部材40の先端部を嵌合穴28内に差し込んでから横方向にスライドさせることにより係止しているが、これは一例に過ぎず、例えば図5の横断面図に示すように嵌合穴28内に下部保持部材40の先端部に設けた突起状の嵌合片42を差し込むだけでもよい。
なお、読取ユニット側面に嵌合穴28を形成できない場合には、図6に示すように読取ユニット側面23に突起29を設け、下部保持部材40の先端部を突起29に係止させて上下方向の位置決め(位置ずれ防止)を行うようにしてもよい。
読取ユニット側面23に何らの係合部25も設けずに下部保持部材40を該側面23に突き当てた状態のみにすると、操作部2のボタン・スイッチ等を押圧した時の下方向への力により、下部保持部材40が読取ユニット22の側面3(前面フレーム部材表面)を滑ってしまい、操作部全体が下方へ過剰に傾斜する(お辞儀する)動作が発生し、操作性の低下を発生させてしまう。これに対して本発明では係合部25を用いて下部保持部材40を側面23に対して確実に係止しているので、下方への力によって操作部全体が下方へ傾斜することがなくなる。
【0014】
本発明では、操作部2に下方向の力が加わった場合に、下部保持部材40は部材水平方向と垂直方向との力に分割して支えることになる為に、撓むことがないようにある程度の厚み、強度を有した構成とする必要があるが、上部保持部材30は部材水平方向への引っ張り力を支持、分担するのみなので、上部保持部材30としては薄い板金素材を使用することができる(図7)。このため、軽量化、低コスト化を実現できる。
本構成では上部保持部材30は厚さ0.8mmの薄肉の板金部材、下部保持部材40は厚さ1.6mmの厚肉の板金部材にて構成しているが、本構成以外でも操作部の重量、懸念される下側押圧力の大小に応じて板金製の各保持部材30、40の厚さを適切に決定すればよい。
なお、上記とは逆に天面側、即ち上部保持部材30によって操作部2に加わる下方向への力を受ける構成にすることも可能ではある。その場合は下部保持部材40により荷重を受ける場合のように水平方向で力を分担することができず、板金素材の厚み方向のみで力を受ける構成となってしまうので、本構成に対して非常に不利となってしまう。従って、図7に示した構成が最も有利である。
【0015】
図8(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る保持機構1の構成説明図である。
上記のように、上部保持部材30の先端部と装置本体天面24との締結は、上部保持部材先端部に設けた取付け孔31と装置本体天面(読取ユニット上面フレーム部材)に設けたネジ穴26とを連通させた状態で取付け孔31とネジ穴26とをネジ27により締結することにより実現される。
図8の例では、上部保持部材30には読取ユニット22の天面24(上面フレーム部材)に固定するための取付け孔31が複数個(ここでは2個)設けてある。取付け孔31は上部保持部材先端部に前後方向位置をずらして配置されている。一方、天面24側にはネジ穴26が設けられている。複数の取付け孔31のうちのどちらかを選択してネジ穴26と連通させてネジを用いて固定することによって、下部保持部材40は図中記載の支点を中心に回動して操作部2の傾斜角度を変えて固定することができる。しかも、回動させるための新規部材や部品構成を変えることなく対応することができる。
このように本発明では、画像形成装置本体に対する操作部の上下方向への取付け角度を変更可能に構成することができる。しかも、上部保持部材30の先端部に複数個の取付け孔31を設け、何れかの取付け孔31を選択してネジ穴26に対してネジにより締結することにより、操作部の取付け角度を変更可能に構成するようにしたので、シンプルな構成とすることができる。
【0016】
以上のように本発明では、画像形成装置本体、例えば、読取ユニット22の側面23と対向する操作部2の側面3から伸びて先端部にて画像形成装置本体の天面24と締結される上部保持部材30と、操作部の下部から伸びて先端部にて画像形成装置本体の一側面に設けた係合部25と係合される下部保持部材40と、を備え、画像形成装置本体の側面から側方へ突出した姿勢で操作部を保持するように構成したので、簡易な構成を用いて薄型で狭い設置部に固定保持可能な機構を提供すると同時に、複雑で高コストの機構を付加することなく操作部設置角度の可変構成化に対応できる操作部の保持機構を提供することができる。
即ち、操作部2を上下に設けた保持部材30、40にて挟み込む形で保持し、装置本体の天面側に取り付けられる上部保持部材30は主に装置本体前後方向の取付け姿勢を維持し、下部保持部材40は主に操作部の上下方向角度を維持するというように役割を分担できるので操作部取付け姿勢を確実に維持することができる。
【0017】
上下の保持部材を板金部材にて構成しているので、小さな(薄い)設置部においても確実に操作部を取付ける(固定保持)ことができる。
天面側の上部保持部材は上下方向の姿勢維持を下部保持部材が担ってくれている為、薄くて撓みやすい部材を用いることができ、より低コストの操作部保持機構を提供することが可能となる。
装置本体側に嵌合穴が設けられている為、ネジ等の部材が必要とされず、板金部材から成る各保持部材に曲げ部を設けることも無いので、狭い設置部に取付けることが可能であると共に低コスト化を実現できる。
操作部の取付け角度を変更可能に設けているため、広範囲な装置の設置環境に対応することができる。また、アプライアンスに対する対応としても有利な操作部を提供することが可能となる。
複雑な可変機構を追加することなく操作部の取付け角度可変化に対応することができるので、より低コストな角度可変操作部の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施形態に係る操作部の保持機構により操作部を画像形成装置本体(読取ユニット)に固定した状態を示す側面図である。
【図2】操作部単体の構成を示す側面図である。
【図3】操作部単体の構成を示す平面斜視図である。
【図4】(a)及び(b)は装置本体側に設けた嵌合穴の構成を示す正面図、及び嵌合穴に沿って切断した横断面図である。
【図5】係合部の他の構成例を示す断面図である。
【図6】係合部の他の構成例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態を説明するための図である。
【図8】(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る保持機構の構成説明図である。
【符号の説明】
【0019】
1…保持機構、2…操作部、3…側面、20…画像形成装置本体、20…装置本体、21…側面、22…読取ユニット、23…読取ユニット側面、24…装置本体天面、25…係合部、26…ネジ穴、27…ネジ、28…嵌合穴、29…突起、30…上部保持部材、31…取付け孔、40…下部保持部材、41…溝部、42…嵌合片

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体の側面から側方へ突出した姿勢で固定される操作部の保持機構であって、
前記画像形成装置本体の側面と対向する前記操作部の側面から伸びて先端部にて前記画像形成装置本体の天面と締結される上部保持部材と、前記操作部の下部から伸びて先端部にて前記画像形成装置本体の一側面に設けた係合部と係合される下部保持部材と、を備えたことを特徴とする操作部の保持機構。
【請求項2】
前記上部保持部材、及び前記下部保持部材を板金部材にて構成したことを特徴とする請求項1に記載の操作部の保持機構。
【請求項3】
前記上部保持部材を前記下部保持部材よりも薄肉の板金部材にて構成したことを特徴とする請求項2に記載の操作部の保持機構。
【請求項4】
前記係合部は前記画像形成装置本体の側面に設けた嵌合穴であり、前記下部保持部材の先端部を前記嵌合穴内に挿入して係合させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の操作部の保持機構。
【請求項5】
前記画像形成装置本体に対する前記操作部の上下方向への取付け角度を変更可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の操作部の保持機構。
【請求項6】
前記上部保持部材の先端部と前記画像形成装置本体天面との締結は、前記上部保持部材先端部に設けた取付け孔と前記画像形成装置本体天面に設けたネジ穴とを連通させた状態で該取付け孔と該ネジ穴とをネジにより締結することにより実現され、
前記上部保持部材先端部に複数個の前記取付け孔を設け、何れかの前記取付け孔を選択して前記ネジ穴に対してネジにより締結することにより、前記操作部の取付け角度を変更可能に構成したことを特徴とする操作部の保持機構。
【請求項7】
前記上部保持部材及び前記下部保持部材は、前記画像形成装置本体を構成する読取ユニットの側面に対して取り付けられることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の操作部の保持機構。
【請求項8】
請求項1乃至7の何れか一項に記載の操作部の保持機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−199028(P2009−199028A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−43463(P2008−43463)
【出願日】平成20年2月25日(2008.2.25)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】