説明

放射線計測装置のモックアップ及びモックアップシステム

【課題】放射線計測装置の密閉状態を解くことなく、内部部品が健全であるかを確認できる放射線計測装置のモックアップ及びモックアップシステムを提供すること。
【解決手段】放射線計測装置のモックアップは、放射線計測装置の内部空間に気密状態で配置された内部部品が健全であるかを推認する為のものである。放射線計測装置のモックアップは、前記内部空間と同等の大きさを有し、前記内部部品と同等のモックアップ用部品60を配置可能なモックアップ用内部空間50a、及びモックアップ用内部空間50aに連続する開口部54を備える筐体部50と、筐体部50の少なくとも一部に設けられた可視性の窓部52と、開口部54に気密的に組み付けられる蓋部56とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線計測装置の密閉状態を解くことなく、内部部品が健全であるかを推認することができる放射線計測装置のモックアップ及びモックアップシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
図3に示すように、放射線を計測する装置である放射線計測装置20は、原子力発電所のような放射性物質を取扱う管理区域を有する放射性物質管理施設100の各所(例えば、放射性物質管理施設100の壁に設けられた収納ボックス110)に配置されている(非特許文献1、2、3参照)。
【0003】
放射線計測装置のうち、放射線を検出し、検出結果をμAやpAという極微少電流で出力する検出器22や、検出器22から出力された極微少電流を増幅させるプリアンプ24等の極微少電流で作動するタイプの放射線計測装置20は、放射線計測装置20の内部に極微少電流で作動する電子回路を設置している。
【0004】
検出器22は、検出器22の作動に必要な部品を収容する1つの内部空間を有する。検出器22は、一般に、点検者が通常の姿勢で視認可能な位置に設置され、点検者の目線より、若干上の位置(例えば、床面から1.8mから2mくらいの範囲の高さ)に設置されている。また、検出器22は、壁に対して垂直になるように設置されており、例えば、天井からから下方向に伸びるフレームの先端に設置されているものもある。このように、検出器22は、一般に、放射線を計測しやすい位置に設置され、検出器22の内部を開けるに適している位置には設置されていないことが多い。また、検出器22が配管の近傍の放射線を測定するように、検出器22を配管に対して直角の方向に設置したり、配管に沿わせた格好で設置したりする。
【0005】
検出器22は、μAやpAといった特に微小の電流を扱うので、プリアンプ24は、分電圧効果が影響されにくい検出器22に近いところに設置される。プリアンプ24の大きさは、例えば、縦が約30cm、横が約15cmから20cmの範囲内にあり、厚みが約15cmである。
【0006】
検出器22やプリアンプ24の電子回路はμAやpAという極微小電流を扱う構造になっているので、湿気による錆が電子回路に発生すると、電子回路の電気抵抗が変化し、ひいては、電子回路を流れる極微小電流が大きく変化してしまい、放射線計測装置は、正確な放射線計測をすることができない。プリアンプ24は、図示しない専用のボックスの内部にボルトのような取付手段によって堅固に組み付けられている。そして、専用のボックスも壁等にボルトのような取付手段によって堅固に固定されている。
【0007】
そこで、放射線計測装置は、放射線計測装置の内部が密閉構造となるように、堅固なフレームで形成し、放射線計測装置の内部にシリカゲルのような吸湿剤を設置し、放射線計測装置の内部を乾燥状態に維持している。また、放射線計測装置の内部に吸湿剤を入れるための蓋が、パッキンを介してフレームに取り付けられている。
【0008】
放射線計測装置の内部に設置した吸湿剤やパッキンは経年劣化するので、放射線計測装置の内部を乾燥状態に安定的に維持させるために、放射線計測装置を点検する点検者は、電子回路、吸湿剤、パッキン等の内部部品を定期的に交換する必要がある。
【0009】
放射線計測装置は、放射線計測装置が堅固なフレームで形成されているので、一般に、その内部を視認することができない。そこで、点検者は、放射線計測装置の密閉状態を解いて、放射線計測装置の内部の部品を取り出してから、放射線計測装置の内部の部品の交換が必要か否かの判断をしなければならない。
【0010】
点検者は、放射線計測装置の外部から放射線計測装置の内部部品の状態を視認することができないので、点検者は、放射線計測装置の内部部品の状態がたとえ健全であっても、放射線計測装置の交換周期に従って、放射線計測装置の密閉状態を強制的に解き、内部部品を取り出す。
【0011】
点検者が放射線計測装置の内部の部品を取り出すとき、健全状態な部品であったのにも係わらず、放射線計測装置の密閉状態を強制的に解くことによって、健全状態であった部品に不用意な湿分が取り付いたり、点検者による不用意な内部の他の部品や回路を損傷させたり劣化促進させたりしてしまう恐れがある。特に、放射性物質管理施設の内部は、湿気が高いことが多いので、そのような状況で、放射線計測装置の密閉状態を強制的に解くことは、放射線計測装置の内部に設置していた吸湿剤が放射性物質管理施設の内部の湿気を吸ってしまい、吸湿剤本来の作用期間よりも早く効用が尽きてしまう。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0012】
【非特許文献1】http://www.fesys.co.jp/sougou/seihin/p09/rad.html
【非特許文献2】http://www.fesys.co.jp/sougou/seihin/p09/pdf/CNO2100−1b.pdf
【非特許文献3】http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/realtime/unchange_file/expln_1.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明の目的は、放射線計測装置の密閉状態を解くことなく、内部部品が健全であるかを推認することができる放射線計測装置のモックアップ及びモックアップシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明に係る放射線計測装置のモックアップは、放射線計測装置の内部空間に気密状態で配置された内部部品が健全であるかを推認する為の放射線計測装置のモックアップである。放射線計測装置のモックアップは、前記内部空間と同等の大きさを有し、前記内部部品と同等のモックアップ用部品を配置可能なモックアップ用内部空間、及びこのモックアップ用内部空間に連続する開口部を備える筐体部と、この筐体部の少なくとも一部に設けられた可視性の窓部と、開口部に気密的に組み付けられる蓋部と、を備える。
【0015】
本発明に係る放射線計測装置のモックアップは、前記モックアップ用内部空間が前記内部空間の気密状態と同じ状態となるように、前記蓋部を前記開口部に取り付ける取付手段を備えてもよい。
【0016】
本発明に係る放射線計測装置のモックアップシステムは、請求項1又は2に記載の放射線計測装置と、前記放射線計測装置の近傍に配置された請求項1又は2に記載の放射線計測装置のモックアップと、を備える。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、放射線計測装置のモックアップは、可視性の窓部を備えるので、放射線計測装置のモックアップの内部を密閉状態に維持した状態で、モックアップ用内部空間に配置したモックアップ用部品の経年劣化状態を、窓部を介して確認することができる。
【0018】
さらに、モックアップ用内部空間が内部空間の気密状態と同じ状態となるように、蓋部を開口部に取り付ける取付手段を備えるので、モックアップ用内部空間が前記内部空間の気密状態と略同じ状態となり、モックアップ用部品の経年劣化状態から、放射線計測装置の内部空間に配置されている内部部品の経年劣化状態を推認することができる。
【0019】
さらに、放射線計測装置のモックアップは、放射線計測装置の近傍に配置されるので、放射線計測装置のモックアップが置かれた状態が、放射線計測装置が置かれた状態に近い。したがって、放射線計測装置の内部の経年劣化の度合いをより正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係る放射線計測装置のモックアップ及びモックアップシステムの概要を示す概要図である。
【図2】図1に示した放射線計測装置のモックアップの斜視図である。
【図3】従来の放射線計測装置を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
図1及び図2を参照すると、本発明に係る本発明に係る放射線計測装置のモックアップシステム及びモックアップが、それぞれ、全体に符号10及び30で示されている。
【0023】
放射線計測装置のモックアップシステム10は、管理区域内に設置された、放射線を計測する装置である放射線計測装置20と、放射線計測装置20の近傍に配置された放射線計測装置のモックアップ30と、を備える。本説品である放射線計測装置20は、放射線を検出する検出器22と、検出器22から出力された極微少電流を増幅させるプリアンプ24とを備える。放射線計測装置20のプリアンプ24は、検出器22から出力された極微少電流を増幅させ、増幅させた電流を、ケーブル26を介して、管理区域外に設置されている中央制御室40の指示計42に出力する。管理区域内である放射性物質管理施設100を監視する監視人は、放射性物質管理施設100の内部の放射線の量が異常でないかを指示計42の表示で監視する。
【0024】
検出器22及びプリアンプ24は、それぞれ、所定の大きさの内部空間を有すると共に、この内部空間に連続した開口部を有する筐体部と、この筐体部の開口部にパッキンを介して気密的に組み付けられる蓋部と、を備える。検出器22の内部空間及びプリアンプ24の内部空間には、それぞれ、電子回路等の複数の内部部品、及びシリカゲル等の吸湿剤が収容されている。
【0025】
放射線計測装置のモックアップ30は、モックアップ用検出器32とモックアップ用プリアンプ34とを備える。モックアップ用検出器32は検出器22のモックアップであり、モックアップ用検出器32の内部空間は、検出器22の内部空間の大きさとほぼ同じ大きさに形成されている。また、モックアップ用プリアンプ34はプリアンプ24のモックアップであり、モックアップ用プリアンプ34の内部空間は、プリアンプ24の内部空間の大きさとほぼ同じ大きさに形成されている。
【0026】
図2に示すように、モックアップ用検出器32は、検出器22の内部空間と同等の大きさを有し、検出器22の内部部品と同等のモックアップ用部品60を配置可能なモックアップ用内部空間50a、及びこのモックアップ用内部空間50aに連続する開口部54を備える筐体部50と、この筐体部50の少なくとも一部に設けられた可視性の窓部52と、開口部54に気密的に組み付けられる蓋部56とを備える。
【0027】
筐体部50は、検出器22と同じ材料で形成されていることが好ましいが、鉄やステンレスのような金属で形成されていてもよいし、全体を視認可能な材料、例えば、アクリルで形成されていてもよい。筐体部50は、例えば、内部が空洞の直方体の形状を有する。モックアップ用内部空間50aは、検出器22の内部空間とほぼ同じ体積を有していることが好ましい。また、モックアップ用内部空間50aは、検出器22の内部空間とほぼ同じ形状を有していることが好ましい。
【0028】
窓部52は、図示の例では、図面の手前側の側面に設けられている。この窓部52は、アクリルのような可視性のある材料で形成されている。窓部52は、パッキンのようなシールド材料で、窓用口53に気密的に取り付けられている。尚、窓部52の大きさは、モックアップ用内部空間50aに配置されたモックアップ用部品60を視認できる大きさであれば、特に限定されない。
【0029】
開口部54は、図示の例では、筐体部50の右側側面に相当する部分に設けられている。
【0030】
蓋部56は、パッキン58を介して開口部54に気密的に取り付けられる。より具体的には、開口部54の周囲には筐体側フランジ部51が筐体部50と一体的に形成されており、筐体側フランジ部51には、複数の貫通孔が形成されている。また、パッキン58は、筐体側フランジ部51とほぼ同一の形状を有しており、このパッキン58には、筐体側フランジ部51に形成された複数の貫通孔と同じ位置に、それぞれ、複数の貫通孔が形成されている。パッキン58は、これの経年劣化の進行が検出器22のパッキンの経年劣化の進行とほぼ同じになるように、検出器22で用いられているパッキンと同一の材質、形状のものが好ましい。
【0031】
蓋部56は凹状の断面形状を有し、その凹状の開口の周囲に蓋側フランジ部57が形成されている。蓋側フランジ部57は、筐体側フランジ部51とほぼ同じ形状を有する。蓋側フランジ部57には、筐体側フランジ部51に形成された複数の貫通孔に、それぞれ、対応するように、複数の貫通孔が形成されている。図示の例では、筐体側フランジ部51、蓋側フランジ部57、パッキン58に形成された貫通孔の数は、それらの四隅に対応するように、4つとなっている。
【0032】
蓋部56は、図示の例では、蓋側フランジ部57、パッキン58、筐体側フランジ部51の貫通孔を貫通するボルト・ナット62によって、確実に組み付けられる。蓋部56は、検出器22の密閉状態の内部空間を形成する蓋部が組み付けられる構造と同一の構造で、筐体部50に組み付けられることが好ましい。筐体側フランジ部51と蓋側フランジ部57との間には、パッキン58が挟み込まれているので、蓋部56と筐体部50とは、気密的に、即ち、密閉状態で組み付けられる。ボルト・ナット62は、モックアップ用内部空間50aが検出器22の内部空間の気密状態と同じ状態となるように、蓋部56を開口部54に取り付ける取付手段として作用する。
【0033】
図2を参照して、モックアップ用検出器32を説明したが、モックアップ用プリアンプ34も、モックアップ用検出器32と同様の構造を有している。
【0034】
これら、モックアップ用検出器32は、以下のようにしてモックアップの準備をする。モックアップ用プリアンプ34のモックアップ準備も同様である。
【0035】
まず、検査者は、管理区域外で、ボルト62を完全に緩ませて、ボルトとナットとの螺合を解かし、モックアップ用検出器32の蓋部56を開ける。
【0036】
次に、検査者は、検出器22の内部に用いられている部品のうち、経年劣化状態を推認したいモックアップ用部品60をモックアップ用内部空間50aに入れる。モックアップ用部品60としては、例えば、シリカゲルや、検出器22の内部の電子部品等が挙げられる。このとき、モックアップ用部品60は、モックアップ用検出器32の窓部52から視認可能な位置に配置することが好ましい。また、モックアップ用部品60は、これが検出器22の内部部品と同じ程度の経年劣化をするように、これに対応する検出器22の内部部品と同じ大きさにすることが好ましい。
【0037】
次に、再び、筐体側フランジ部51にパッキン58を配置し、さらに、パッキン58に蓋側フランジ部57を配置して、ボルト・ナット62によって、気密状態になるように確実に取り付ける。ボルト・ナット62は、モックアップ用内部空間50aが検出器22の内部空間の気密状態と同じ状態となるように、蓋部56を開口部54に取り付けることが好ましい。つまり、筐体側フランジ部51や蓋側フランジ部57のフランジ形状や使用するパッキン58の材質、形状、フランジを締め付けるボルトの数、形状、締め付けトルク等を検出器22のそれらと同一にすることが好ましい。
【0038】
そして、検査者は、モックアップ用検出器32を、管理区域内の経年劣化を調べたい検出器22の近傍に設置する。
【0039】
これにより、モックアップ用検出器32は、検出器22と同一条件で放射性物質管理施設100の内部に設置されるので、モックアップ用検出器32のモックアップ用内部空間50aに配置されたモックアップ用部品60は、検出器22の内部空間に配置されている部品とほぼ同じ経年劣化をする。したがって、検査者は、検出器22をさわることなく、モックアップ用検出器32のモックアップ用部品60を視認で経年劣化状況を推認することができる。
【0040】
モックアップ用部品60が、吸湿剤として、シリカゲルである場合、シリカゲルが湿気を吸収すると、シリカゲルが変色するので、検査者は、シリカゲルの色の変化を見れば、どの程度経年劣化しているのか、簡単に把握することができる。
【0041】
また、パッキン58は、筐体側フランジ部51と、蓋側フランジ部57とに、挟まれているので、パッキン58の経年劣化が、ある程度、進行しても、検査者が視認しにくい。しかし、パッキン58に要求している性能はシール性であるので、検査者が完全に朽ちてしまってシール性をなくしてしまっていたり、視認可能範囲でシール性が損なわれてしまっていたりしているか否かを判断できればよいから、パッキン58のある程度の経年劣化の進行を把握できなくてもよい。
【0042】
このように、放射線計測装置のモックアップ30は、視認可能な窓部52を設けたので、検査者が視認可能な窓部52を介してモックアップ用部品60の経年劣化の進行具合を視認で確認することができ、対応する検出器22の内部部品の経年劣化の具合を推認することができ、ひいては、その内部部品の交換時期を予想することができる。
【0043】
また、検査者は、窓部52以外の部分が検出器22と同一の状態となるモックアップ用検出器32を用意し、モックアップ用検出器32を、検出器22と同じ場所かその近傍に設置することにより、モックアップ用検出器32のモックアップ用部品60の経年劣化の進行具合を確認することで、検出器22の評価時期を決定することができる。
【0044】
なお、放射線計測装置のモックアップシステム10は、1つの放射線計測装置のモックアップ30で形成しているとして説明したが、これに限定されない。例えば、放射線計測装置のモックアップシステムは、所定箇所に配置される検出器及びプリアンプを備える放射線計測装置と、放射線計測装置の検出器のそばに配置されて放射線計測装置の検出器と同じ構成を備えた第一のモックアップと、放射線計測装置のプリアンプと同じ構成を備えた第二のモックアップと、を備え、第二のモックアップの中には、放射線計測装置のプリアンプと同じような部材が配置されていてもよい。これにより、放射線計測装置のモックアップシステムは、2つのモックアップを備えるので、定期的に第一及び第二のモックアップの密閉状態を解す必要がなくなり、放射線計測装置の総寿命化を測ることができる。
【符号の説明】
【0045】
10 放射線計測装置のモックアップシステム
20 放射線計測装置
22 検出器
24 プリアンプ
26 ケーブル
30 放射線計測装置のモックアップ
32 モックアップ用検出器
34 モックアップ用プリアンプ
40 中央制御室
42 指示計
50 筐体部
50a モックアップ用内部空間
51 筐体側フランジ部
52 窓部
54 開口部
56 蓋部
57 蓋側フランジ部
58 パッキン
60 モックアップ用部品
62 ボルト・ナット
100 放射性物質管理施設
110 収納ボックス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射線計測装置の内部空間に気密状態で配置された内部部品が健全であるかを確認する為の放射線計測装置のモックアップであって、
前記内部空間と同等の大きさを有し、前記内部部品と同等のモックアップ用部品を配置可能なモックアップ用内部空間、及び該モックアップ用内部空間に連続する開口部を備える筐体部と、
前記筐体部の少なくとも一部に設けられた可視性の窓部と、
前記開口部に気密的に組み付けられる蓋部と、を備える放射線計測装置のモックアップ。
【請求項2】
前記モックアップ用内部空間が前記内部空間の気密状態と同じ状態となるように、前記蓋部を前記開口部に取り付ける取付手段を備える請求項1に記載の放射線計測装置のモックアップ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の放射線計測装置と、
前記放射線計測装置の近傍に配置された請求項1又は2に記載の放射線計測装置のモックアップと、を備える放射線計測装置のモックアップシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−249554(P2010−249554A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−96668(P2009−96668)
【出願日】平成21年4月13日(2009.4.13)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】