説明

放電ランプ、およびプロジェクター

【課題】封体の外形を寸法精度よく形成することで、光を効率良く取り出し利用することが可能な放電ランプを提供する。
【解決手段】放電ランプ3は、中央部に設けられた封体としての封体部10Aと、封体部10Aの両側に延在する封止部10B,10Bとを有している。封体部10Aは、一対の電極11a,11aの軸を回転軸とする回転体形状の中空円筒状であって、その内部には、発光物質(発光ガス)が封入された放電空間としての発光領域14が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放電ランプおよび放電ランプを用いたプロジェクターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プロジェクターは、映像投射装置として会議でのプレゼンテーション用や、家庭におけるホームシアター用など各方面に利用されている。このようなプロジェクターに使用される光源装置としては、例えば、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、及び高圧水銀ランプなどの電極を有する放電ランプが主に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ここで、図6を用いて従来の放電ランプの構成を説明する。図6は従来の放電ランプの概略構成を示す断面図である。放電ランプ103は、石英ガラスで構成される発光管110と、発光管110内に配置された一対の電極111a,111aとを有し、発光管110内には発光物質が封入されている。発光管110は、中央部に設けられた封体部110Aと、封体部110Aの両側に延在する封止部110B,110Bとを有している。
封体部110Aは、曲率を持つ球状の外形形状であって中空空間を有している。この中空空間の内部には、発光物質(発光ガス)が封入された放電空間としての発光領域114が形成されている。封止部110B,110Bは、内部に金属箔111b,111bを有し、金属箔111b,111bの一方の端部には、電極111a,111aが接続され、他方の端部にリード線133が接続されている。そして、リード線133,133に電圧を印加すると、対向する電極111a,111a間で放電が生じて発光部115が発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−5183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した従来の放電ランプにおいて、発光管の放電空間は石英ガラス製の封体部で構成されている。封体部の外形は曲率を持つ球状などの構造であり、その製造は、中空状の石英ガラス管を加熱し軟化させ、型を押し当てるなどして成形を行う必要があるが、外形形状を設計した寸法通りに、精度よく形成することが難しい。このように、封体部の外形が精度よく形成できないと、放電空間内の放電部からの光を散乱させ、光を効率良く取り出し利用することが難しい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]本適用例に係る放電ランプは、発光物質が封入された放電空間に対向配置された一対の電極と、前記放電空間の外周を囲むように形成された封体部と、を備え、前記封体部は、前記電極の中心軸である電極軸を回転軸とする中空円筒状の回転体で形成されていることを特徴とする。
【0008】
本適用例によれば、封体部を回転体の形状とすることで、曲率を持った球状にする必要がなくなることから、型を押し当てるなどして成形することが不要となるため封体を精度よく形成することが可能となる。これによって、電極間の放電発光を効率よく取り出し利用することが可能となる。
【0009】
[適用例2]上記適用例に係る放電ランプにおいて、前記封体部は、中央部の内壁が両端部の内壁と比べ、前記一対の電極の間に位置する放電部に近づくように形成されていることを特徴とする。
【0010】
本適用例によれば、封体部の内壁は、中央部が両端部よりも放電部に近くなり、封体部の内壁の厚みは中央部が両端部よりも厚く形成されているため、強度を確保することが可能となる。
【0011】
[適用例3]上記適用例に係る放電ランプにおいて、前記封体部は、石英ガラスで形成され、前記封体部の内面にB23を含む保護膜が形成されていることを特徴とする。
【0012】
本適用例によれば、封体部の内面にB23を塗布し、保護膜を形成することにより、封体部の結晶化による失透などへの抑制効果が得られ、これによって、放電ランプの耐失透性が向上し、長寿命化が可能となる。
【0013】
[適用例4]本適用例に係るプロジェクターは、上記適用例に係る放電ランプを備えることを特徴とする。
【0014】
本適用例によれば、光源に上記適用例に係る放電ランプを備えているため、長寿命で、表示品位が高く信頼性の高い投射像を得られるプロジェクターが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の第1実施形態である光源装置の概略構成を示す断面図。
【図2】放電ランプの概略構成を示す断面図。
【図3】発光管の要部拡大断面図。
【図4】本発明の第2実施形態である放電ランプの概略構成を示す断面図。
【図5】本発明の第3実施形態であるプロジェクターの概略構成図。
【図6】従来の放電ランプの概略構成を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態を図面を使って説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態である光源装置の概略構成を示す断面図、図2は、放電ランプの概略構成を示す断面図、図3は、発光管の要部拡大断面図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の光源装置1は、後述するプロジェクターに好適に採用されるもので、リフレクター12と、リフレクター12の内部に配置される放電ランプ3と、副反射鏡13と、を有している。
図2に示すように、放電ランプ3は、石英ガラス(SiO2)から構成される発光管10と、発光管10内に配置された一対の電極11a,11aとを有し、発光管10内には発光物質が封入されている。
【0018】
発光管10は、中央部に設けられた封体部10Aと、封体部10Aの両側に延在する封止部10B,10Bとを有している。封体部10Aは、後述する一対の電極11a,11aの軸を回転軸とする回転体の中空円筒状形状に形成されている。また、封体部10Aの中空円筒状の内部には、発光物質(発光ガス)が封入された放電空間としての発光領域14が形成されている。
【0019】
封止部10B,10Bには、棒状の電極11a,11aが互いの先端部を離間させた状態で配置されている。電極11a,11aは導電性材料であって、特に、熱膨張係数が小さく耐熱性が高い材料、具体的にはタングステンなどが適している。
なお、電極11a,11aの先端部を発光管10の発光領域14に配置する場合は、内部に充填する発光ガスの種類にもよるが、発光ガスとの反応により電極材料の金属が腐食することが考えられるので、その場合は電極11a,11aに耐食膜などを備えることが望ましい。
【0020】
封体部10Aは、その形状を単純構造である、中空円筒状の回転体の形状とすることで従来のような曲率を持った球状にする必要がなくなり、精度良く形状を形成することが可能となる。これによって、電極間の放電発光を効率よく取り出し利用することが可能となる。
【0021】
封止部10B,10Bの内部には、一対の電極11a,11aと電気的に接続されるモリブデン製の金属箔11b,11bが挿入され、ガラス材料等で封止されている。この金属箔11b,11bには、さらに電極引き出し線としてのリード線33が接続され、このリード線33,33は、放電ランプ3の外部まで延出している。
【0022】
なお、発光領域14の内径は、例えば1mm〜2mm程度である。
また、発光領域14内に充填される発光物質としては、水銀、希ガスおよびハロゲン化合物で構成される。ここで、水銀は、例えば0.15mg/mm3〜0.32mg/mm3の封入量であり、150bar〜190barの蒸気圧で封入されることが好ましい。
また、希ガスは、発光部における発光を補助するために用いられるものであり、特に限定されないが、常用されるアルゴンガス、キセノンガス等を用いることができる。
さらにハロゲン化化合物は、塩素、臭素、および沃素のうちのいずれかのハロゲンを用いることができ、特に臭素を用いることが好ましい。
【0023】
図2に示すように、本実施形態にかかる発光管10には、封体部10Aの内面10aに発光管10の失透を抑制するための保護膜としての失透抑制膜18が設けられている。
失透抑制膜18は、図3に示すように、発光管10を構成する封体部10Aの内面10aからB23膜18AおよびGeO2膜(保護膜)18Bがこの順で積層されてなるB23−GeO2酸化物多層膜であり、封体部10Aの内面10a全体を覆っている。このような失透抑制膜18は耐熱性を有するため、ランプ使用温度で結晶化しにくいという効果を有している。
【0024】
23膜18Aは、ホウ素酸化物(B23)の微粒子を焼成してなる薄膜である。
【0025】
失透抑制膜18の膜厚は、封体部10Aの内部に封入される発光物質などによっても異なってくるが、例えば、0.1μm以上10μm以下に設定する。より好ましくは、0.2μm以上5μm以下の範囲内が好ましい。
【0026】
図1に示すように、リフレクター12は、放電ランプ3の一方の封止部10Bが挿通される首状部21およびこの首状部21から拡がる曲面状の反射部22を備えたガラス製の一体成形品である。
首状部21には、中央に挿入孔23が形成されており、この挿入孔23の中心に一方の封止部10Bが配置される。
反射部22は、曲面状のガラス内面に金属薄膜を蒸着形成して構成され、この反射部22の反射面は、可視光を反射して赤外線を透過するコールドミラーとなっている。
【0027】
放電ランプ3は、この反射部22の内部に配置され、封体部10Aの内の電極11a,11a間の発光中心が反射部22の曲面の焦点位置と一致するように配置される。
【0028】
そして、放電ランプ3を点灯すると、封体部10Aから放射された光束は、反射部22の反射面で反射し、反射した光束がリフレクター12より射出される。
以後の説明において、リフレクターより光束が射出する方向を「前方」とし、リフレクター12の首状部21が配置された方向を「後方」とする。
【0029】
このようなリフレクター12に放電ランプ3を固定する際には、放電ランプ3の一方の封止部10Bをリフレクター12の挿入孔23に挿入し、挿入孔23内部にシリカ、アルミナを主成分とする無機系接着剤を充填する。
【0030】
副反射鏡13は、封体部10Aの外周において、前方側を覆う反射部材であり、その反射面は、封体部10Aの内面10aに倣う凹曲面状に形成され、反射面はリフレクター12と同様にコールドミラーとなっている。ここで、副反射鏡13は、封体部10Aの外周において、前方側の略半分以上、1/3以下の範囲を覆うことが好ましい。
【0031】
上述した放電ランプ3において、封止部10B,10Bから外側に延出するリード線33,33に電圧を印加すると、電極11a,11a間で放電が生じて発光部15が発光する。そして、放電ランプ3の封体部10Aから前方側に射出された光束の一部は、この副反射鏡13の反射面にて反射され、封体部10Aに再度戻る。そして、この戻り光の一部が封体部10Aの発光領域14に封入された発光物質にエネルギーを吸収されるとともに、その他の戻り光がリフレクター12側に向けて進み、リフレクター12の反射部22で反射し前方に射出される。
【0032】
このように本実施形態の光源装置1は、発光管10を構成する封体部10Aの内面10aに、B23膜18AおよびGeO2膜18Bを積層した酸化物多層膜からなる失透抑制膜18によって、発光管10の失透を長期的に抑制することが可能である。この失透抑制膜18は、透光性が高いだけでなく化学的な安定性及び耐熱性に非常に優れていることから、放電ランプ3点灯時に高温に晒されたとしても変質しにくい。これにより、発光管10の失透を効果的且つ長期的に抑制することができ、放電ランプ3としての寿命を大幅に改善することができる。なお、本例では失透抑制膜18としてB23膜18AおよびGeO2膜18Bを積層した酸化物多層膜で説明したがこれに限らず、B23膜を含む構成であれば同様な効果を有する。
【0033】
また、本実施形態では、失透抑制膜18の膜厚が0.1μm以上10μm以下とされている。失透抑制膜18の膜厚が0.1μm未満の場合には失透抑制効果があまり期待できない。一方、膜厚が10μmを超える場合には厚みが増して膜割れや剥離が生じるおそれがある。より好ましくは、0.2μm以上5μm以下の膜厚で形成する。これにより、膜割れや剥離なども生じず、高い失透抑制効果が期待できるので、高い発光光率を長時間維持することが可能となる。
【0034】
(第2実施形態)
放電ランプの第2実施形態を図4を参照して説明する、図4は、第2実施形態にかかる放電ランプの概略構成を示す断面図である。なお、前述の第1実施形態で説明した構成と同様部位は、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る放電ランプ203は、発光管30を構成する封体部30Aを有している。封体部30Aは、一対の電極11a,11aの軸を回転軸とする回転体の中空円筒状に形成されるとともに、内壁中央部が両端の内壁に比べて放電部15に近づく形状に形成されている。換言すれば、中空円筒状に形成された封体部30Aの内壁と外壁との間の厚さが中央部に近づくにつれて厚さを増し、封体部30Aは、その中央部付近において、本例では凸状のレンズ形状に形成されている。
【0035】
第2実施形態に示す放電ランプ203は、封体部30Aの中空円筒状に形成した内壁の厚みが、中央部が両端部よりも厚く形成されており、内面10aの中央部が両端部に比べて一対の電極の間にある放電部に近づく構成となっている。これにより、本実施形態の放電ランプ203は、第1実施形態の放電ランプ3の効果に加えて封体部30Aの強度を確保することが可能となるとともに、封体部30Aのガラスにレンズ効果をもたらすことになる。レンズ効果を得たガラスは、放電部としての発光部15からの光が放射状に射出されることを防ぎ、効率の良い光の取り出しが可能となる。これにより、前述した副反射鏡13を設けなくても発光部15からの光を効率よく取り出し用いることが可能となる。
【0036】
(第3実施形態)
(プロジェクター)
次に、上記実施形態の光源装置を用いた透過型液晶方式のプロジェクターについて説明する。
図5は、プロジェクターの構成例を示す平面図である。図に示されるように、プロジェクター1100内部には、上記実施形態で説明した放電ランプ3、或いは放電ランプ203を備えたランプユニット1102が設けられている。このランプユニット1102から射出された射出光は、ライトガイド1104(照明光学系)内に配置された4枚のミラー1106および2枚のダイクロイックミラー1108によってR(赤)G(緑)B(青)の3原色に分離され(色分離光学系)、各原色に対応するライトバルブとしての液晶パネル(光変調部)1110R,1110Bおよび1110Gに入射される。
【0037】
液晶パネル1110R,1110Bおよび1110Gの構成は、3板式液晶装置を採用しており、画像信号処理回路から供給されるR、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものである。そして、これらの液晶パネルによって変調された光は、ダイクロイックプリズム1112(色合成光学系)に3方向から入射される。このダイクロイックプリズム1112においては、RおよびBの光が90度に屈折する一方、Gの光が直進する。したがって、各色の画像が合成された画像が、投射レンズ1114(投射部)を介して、スクリーン等にカラー画像が投射されることとなる。ここで、各液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gによる表示像について着目すると、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転することが必要となる。
【0038】
プロジェクター1100は、上記実施形態の放電ランプ3、或いは放電ランプ203を備えている。放電ランプ3、或いは放電ランプ203は失透が長期的に抑制されるものであるため高輝度な照明光を長期に亘って照射することが可能である。このため、プロジェクター1100は、長寿命化され、表示品位が高く信頼性の高い投射像を得ることができる。
【0039】
(変形例)
以下に第3実施形態の変形例を説明する。上記実施形態のプロジェクター1100は、光変調部として液晶パネルを用いている。しかし、これに限らず、一般に、入射光を画像情報に応じて変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置などを使用しても良い。なお、マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(Digital Micro mirror Device)を用いることができる。なお、マイクロミラー型光変調装置を用いた場合には、入射偏光板や射出偏光板、および偏光変換素子などを不要とすることができる。
【0040】
上記実施形態の放電ランプ3、或いは放電ランプ203は、透過型液晶方式のプロジェクター1100に用いられている。しかし、これに限らず、反射型液晶方式であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)方式などを採用したプロジェクターに用いられても同様の効果を奏することが可能である。
【0041】
上記実施形態での光変調部は、液晶パネルを3枚使用する3板方式であったが、液晶パネルを1枚使用する単板方式を用いても良い。なお、単板方式を用いた場合には、照明光学系の色分離光学系や色合成光学系などは不要とすることができる。
【0042】
また、上記実施形態の放電ランプ3、或いは放電ランプ203は、プロジェクターの外部に設置される投射面に光学像の投射を行うフロントタイプのプロジェクターに適用している。しかし、これに限らず、プロジェクターの内部にスクリーンを有して、そのスクリーンに光学像を投射するリアタイプのプロジェクターにも適用可能である。
【0043】
上記実施形態の放電ランプ3、或いは放電ランプ203は、プロジェクター1100の光源として適用している。しかし、これに限らず、小型軽量の光源装置は、他の光学機器に適用しても良い。また、航空、船舶、車輌などの照明機器や、屋内照明機器などへも好適に適用することができる。
【0044】
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもなく、上記各実施形態を組み合わせても良い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0045】
1…光源装置、3,203…放電ランプ、10,30…発光管、10A…封体部、10B…封止部、10a…内面、11a…電極、14…発光領域、15…発光部、18…保護膜としての失透抑制膜、33…リード線、1100…プロジェクター。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光物質が封入された放電空間に対向配置された一対の電極と、
前記放電空間の外周を囲むように形成された封体部と、を備え、
前記封体部は、前記一対の電極の中心軸を回転軸とする中空円筒状の回転体で形成されていることを特徴とする放電ランプ。
【請求項2】
請求項1に記載の放電ランプにおいて、
前記封体部は、中央部の内壁が両端部の内壁と比べ、前記一対の電極の間に位置する放電部に近づくように形成されていることを特徴とする放電ランプ。
【請求項3】
請求項1または2に記載の放電ランプにおいて、
前記封体部は、石英ガラスで形成され、前記製封体内面にB23を含む保護膜が形成されていることを特徴とする放電ランプ。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の放電ランプを備えることを特徴とするプロジェクター。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−253659(P2011−253659A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−125570(P2010−125570)
【出願日】平成22年6月1日(2010.6.1)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】