説明

放電ランプシステムおよびLED

【課題】始動補助光源として安価なLEDを用いることの可能な放電ランプシステムを提供する。
【解決手段】始動前の予熱を行わない冷陰極紫外線放電ランプ1の近傍に始動補助光源としてのLED11を配置した放電ランプシステムにおいて、前記LED11には、可視光または白色光を放射するLED11が用いられる。前記LED11がLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、前記LED11の樹脂材料の部分は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆われるている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放電ランプシステムおよびLEDに関する。
【背景技術】
【0002】
空気清浄器、エアコンや冷蔵庫に紫外線を放出する放電ランプ(紫外線放電ランプ)を設置し、ランプから放射される紫外線やそれにより発生するオゾンにより殺菌や脱臭の機能を持たせることが行われている。また、光触媒と組み合わせて脱臭を行わせるものもある。
【0003】
紫外線は人間の目に有害であるため、目に入らない構造にしなければならない。例えば空気清浄器の場合には紫外線が外に漏れない構造にすることが必要である。また冷蔵庫の場合には扉を閉めた場合のみ点灯するようにすることが考えられる。しかし、このような構造にすることは外界からの光も遮断することになり、初期電子が不足し、放電ランプが始動し難くなる。
【0004】
放電ランプが冷陰極放電ランプの場合、一般的に熱陰極放電ランプに比べて長寿命である。熱陰極放電ランプの場合には始動前に電極を加熱し熱電子を強制的に放出させることができるが、冷陰極放電ランプの場合は初期の熱電子放出が期待できないため、この始動性の問題は深刻であり、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3に示されているように、放電ランプの近傍に、白熱電球または発光ダイオードの始動補助光源を設置する方法が採られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平01−130462号公報
【特許文献2】特開平05−217493号公報
【特許文献3】特開2005−121285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、長寿命の冷陰極放電ランプとして冷陰極紫外線放電ランプを用いる場合には、始動補助光源として長寿命のLEDを組み合わせるのが良い。
【0007】
長寿命のLEDとして、紫外線を放射する紫外LEDを用いることが考えられる。紫外LEDは短波長であるためエネルギーが高く、初期電子を多く生成させることができるが、紫外線は樹脂材料を劣化させるため、極力樹脂を用いない構造(例えば特開2004−186309号に記載されているように、パッケージ本体が金属のみにて構成されている構造)にする必要があり、始動補助光源として紫外LEDを用いる場合には、始動補助光源自体が高価なものとなってしまう。
【0008】
本発明は、始動補助光源として安価なLEDを用いることの可能な放電ランプシステムおよびLEDを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、始動前の予熱を行わない冷陰極紫外線放電ランプの近傍に始動補助光源としてのLEDを配置した放電ランプシステムにおいて、前記LEDには、可視光または白色光を放射するLEDが用いられることを特徴としている。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の放電ランプシステムにおいて、前記LEDがLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、前記LEDの樹脂材料の部分は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆われることを特徴としている。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、可視光または白色光を放射するLEDであって、該LEDがLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、前記LEDの樹脂材料の部分は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆われていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
請求項1乃至請求項2記載の発明によれば、始動前の予熱を行わない冷陰極紫外線放電ランプの近傍に始動補助光源としてのLEDを配置した放電ランプシステムにおいて、前記LEDには、可視光または白色光を放射するLEDが用いられるので、始動補助光源自体を安価なものにすることができ、安価な放電ランプシステムを提供できる。
【0013】
特に、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の放電ランプシステムにおいて、前記LEDがLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、前記LEDの樹脂材料の部分は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆われるので、冷陰極紫外線放電ランプからの紫外線による樹脂材料の劣化を防止でき、始動補助光源としてのLED(安価なLED)の長寿命化を図ることができて(長期間にわたって安定的に始動できて)、長寿命かつ安価な放電ランプシステムを提供できる。
【0014】
また、請求項3記載の発明によれば、可視光または白色光を放射するLEDであって、該LEDがLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、前記LEDの樹脂材料の部分は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆われているので、このLEDを冷陰極紫外線放電ランプの始動補助光源として用いるとき、始動補助光源自体を安価なものにすることができ、始動補助光源としてのLED(安価なLED)の長寿命化を図ることができて(長期間にわたって安定的に始動できて)、長寿命かつ安価な放電ランプシステムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の放電ランプシステムの構成例を示す図である。
【図2】本発明の放電ランプシステムの構成例を示す図である。
【図3】本発明の放電ランプシステムの構成例を示す図である。
【図4】本発明の放電ランプシステムのより具体的な構成例を示す図である。
【図5】本発明の放電ランプシステムのより具体的な構成例を示す図である。
【図6】本発明の放電ランプシステムのより具体的な構成例を示す図である。
【図7】砲弾型LEDの構成例を示す図である。
【図8】表面実装型LEDの構成例を示す図である。
【図9】表面実装型LEDの他の構成例を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
本発明は、始動前の予熱を行わない冷陰極紫外線放電ランプの近傍に始動補助光源としてのLEDを配置した放電ランプシステムに関するものである。
【0018】
図1、図2、図3は本発明の放電ランプシステムの構成例をそれぞれ示す図である。なお、図1、図2、図3において、同様の箇所には同じ符号を付している。
【0019】
図1は、冷陰極紫外線放電ランプの長さが長い場合の例であり、図2は、冷陰極紫外線放電ランプの長さが短い場合の例であり、図3は、冷陰極紫外線放電ランプがU字型に曲がっている場合の例である。
【0020】
図1、図2、図3の各例において、冷陰極紫外線放電ランプ1は、紫外線を透過するガラス製の気密容器2内に一対の電極(例えばカップ状電極)3が配置され、気密容器2内には、例えばアルゴンとネオンの混合ガス等の不活性ガス及び水銀が封入されたものとなっている。
【0021】
なお、図1、図2、図3の各例のような冷陰極紫外線放電ランプ1の放電開始に必要な電圧(放電開始電圧)は定常点灯時のランプ電圧に比べて高い。例えば管長140mm、電極間距離127mm、管内径3.7mmの冷陰極紫外線放電ランプの定常点灯時(10mA)のランプ電圧は270V(rms)であるのに対し、放電開始電圧は580V(rms)である。さらに、暗黒環境、低温度の場合には、放電開始電圧は900V(rms)に上昇する。
【0022】
また、図1、図2、図3の各例において、冷陰極紫外線放電ランプ1の近傍には、始動補助光源としてのLED11が配置されている。より詳細には、図1に示すように冷陰極紫外線放電ランプの長さが長い場合には、冷陰極紫外線放電ランプ1の一対の電極3の近傍に、始動補助光源としてのLED11がそれぞれ配置される。また、図2に示すように冷陰極紫外線放電ランプの長さが短い場合には、冷陰極紫外線放電ランプ1の例えば中央の近傍に、始動補助光源としてのLED11が1個配置される。また、図3に示すように冷陰極紫外線放電ランプがU字型に曲がっている場合には、冷陰極紫外線放電ランプ1の一対の電極3の近傍に、始動補助光源としてのLED11が1個配置される。なお、図3では、LED11から放射される光の中心軸線が紙面と垂直となるようにLED11が配置された例が示されている。
【0023】
ここで、本発明では、始動補助光源としてのLED11には、可視光(青色光や緑色光)を放射するLED(青色LEDや緑色LED)、または、白色光を放射するLEDが用いられる。換言すれば、始動補助光源としてのLED11には、400nm〜500nm程度のオーダーの波長成分を含む光を放射するLEDが用いられる。
【0024】
このような構成の放電ランプシステムでは、冷陰極紫外線放電ランプ1の放電開始前に、先ず、LED11(例えば青色LED)を点灯させる(LED11(例えば青色LED)に直流を流し発光させる)。これにより、冷陰極紫外線放電ランプ1内に電子が生成される。しかる後、冷陰極紫外線放電ランプ1に高電圧を印加して、冷陰極紫外線放電ランプ1の放電を開始させる。冷陰極紫外線放電ランプ1の放電開始後、ランプ電圧が安定したときに(例えば、ランプ電圧が所定電圧(例えば270V(rms)程度)に低下したことを検知したときに)、LED11(例えば青色LED)を消灯する。
【0025】
このように、冷陰極紫外線放電ランプ1の放電開始前にLED11を点灯させ、冷陰極紫外線放電ランプ1の始動性を向上させることができる。
【0026】
そして、本発明では、始動補助光源としてのLED11に、可視光または白色光を放射するLED(安価なLED)を用いているので、始動補助光源自体を安価なものにすることができ、安価な放電ランプシステムを提供できる。
【0027】
ところで、可視光または白色光を放射するLEDには、LEDチップを樹脂材料で覆った構造のものが良く用いられる。ここで、樹脂材料は、屈折率の高いものであって、LEDチップからの光の取り出しを効率よくする(光の取り出しを高める)ために用いられ、樹脂材料としては、具体的には安価なエポキシ樹脂などが用いられる。なお、樹脂材料自体は、透明なものであって、LEDチップに例えば青色光を出射するものが用いられる場合、樹脂材料に蛍光体粉末等が分散されていないときには、このLEDから青色光を放射させることができ(このLEDを青色LEDとすることができ)、また、樹脂材料に例えば黄色蛍光体粉末が分散されているときには、LEDチップからの青色光と黄色蛍光体粉末の黄色発光との混色によって、このLEDから白色光を放射させることができる。
【0028】
しかしながら、冷陰極紫外線放電ランプ1の近傍に、始動補助光源としてのLED(可視光または白色光を放射するLED)11として、LEDチップを樹脂材料で覆った構造のものを用いる場合には、冷陰極紫外線放電ランプ1から放射される紫外線によりLED11に使用されている樹脂材料が劣化し(例えば、樹脂材料が着色したり、不透明になったりして)、LED11からの可視光または白色光の放射が弱くなったり、LED11からの可視光または白色光が冷陰極紫外線放電ランプ1に効率的に照射されなくなり、このため冷陰極紫外線放電ランプ1内の初期電子が効率的に生成されず、冷陰極紫外線放電ランプ1が始動しなくなるといった事態が考えられる。
【0029】
また、この場合、冷陰極紫外線放電ランプ1の始動時だけでなく、冷陰極紫外線放電ランプ1の定常動作時も、始動補助光源としてのLED(可視光または白色光を放射するLED)11に紫外線が放射され続けるため、本来長い寿命(例えば50,000時間)の冷陰極紫外線放電ランプ1に比べて、始動補助光源としてのLED(可視光または白色光を放射するLED)11の寿命が非常に短くなる(始動補助光源として安定的に始動できる期間が非常に短いものとなる))といった事態が考えられる。
【0030】
このような事態が生じるのを防止するため、本発明では、LED(可視光または白色光を放射するLED)11がLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、LED11の樹脂材料の部分を、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆うようにしている。ここで、可視光を透過させるが紫外線(特に、樹脂を強く劣化させるUVC(波長280nm未満の短波長紫外線))を実質的に透過させない特性を有する材料としては、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない軟質ガラス(例えばソーダ石灰ガラスなど)といったFe3+、Ce3+、Ti4+、V5+、Cr6+等の紫外線を透過しにくい成分が含まれるガラスや、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない硬質ガラス(例えば硼珪酸ガラスなど)、あるいは、透明樹脂は基本的にはUVCを通さないが、耐紫外線も考慮すると、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂などが用いられる。
【0031】
図4、図5、図6は、それぞれ、図1、図2、図3の放電ランプシステムの各構成例に対応した図であり、図4、図5、図6では、始動補助光源としてのLED(可視光または白色光を放射するLED)11に、図7に拡大して示すような砲弾型LEDが用いられる場合が示されている。
【0032】
ここで、砲弾型LEDは、図7に示すように、アノード電極側のリードフレーム28と、カソード電極側のリードフレーム29とを有し、例えばカソード電極側のリードフレーム29と一体成形したカップ25内には、LEDチップ(可視光(例えば青色光)を出射するLEDチップ)24が載置されている。そして、この砲弾型LEDが白色光を放射するものである場合には、カップ25内(符号23の部分)は蛍光体分散樹脂(例えば黄色蛍光体分散樹脂)が充填され、また、この砲弾型LEDが可視光(例えば青色光)を放射するものである場合には、カップ25内(符号23の部分)は蛍光体分散樹脂は充填されていない(この場合には、カップ25内(符号23の部分)は例えば後述の樹脂材料の部分22が充填される)。この砲弾型LEDにおいて、便宜上、LEDチップ24とカップ25の部分(この砲弾型LEDが白色光を放射するものである場合には、さらに蛍光体分散樹脂をも含む部分)をLEDチップ部分21と称するとき、この砲弾型LEDは、LEDチップ部分21を取り囲んで(覆って)、レンズとして機能する砲弾型の樹脂材料(エポキシ樹脂など)の部分22を備えている(いずれにしても、この場合、この砲弾型LEDは、LEDチップ24を樹脂材料の部分22で覆った構造のものとなっている)。なお、図7において、符号26、27はボンディングワイヤーである。
【0033】
このLED(可視光または白色光を放射するLED)11の樹脂材料の部分(いまの例では、砲弾型LEDの樹脂材料の部分22)を、冷陰極紫外線放電ランプ1から放射される紫外線から保護するため、図4、図5、図6に示すように、冷陰極紫外線放電ランプ1とLED(可視光または白色光を放射するLED)11との間には、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料(例えばガラス)のカバー13が設けられている(より正確には、LED(可視光または白色光を放射するLED)11の樹脂材料の部分(いまの例では、砲弾型LEDの樹脂材料の部分22)を覆うように、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料(例えばガラス)のカバー13が設けられている)。
【0034】
このように、図4、図5、図6の例では、LED(可視光または白色光を放射するLED)11がLEDチップ部分21(LEDチップ24)を樹脂材料22で覆った構造のものである場合に、LED11の樹脂材料の部分22は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料(例えばガラス)のカバー13で覆われるので、冷陰極紫外線放電ランプ1からの紫外線による樹脂材料22の劣化を防止でき、始動補助光源としてのLED(安価なLED)11の長寿命化を図ることができて(長期間にわたって安定的に始動する機能を維持することができて)、長寿命かつ安価な放電ランプシステムを提供できる。
【0035】
なお、図4、図5、図6の例では、LED(可視光または白色光を放射するLED)11には、図7に示すような砲弾型LEDを用いたが、砲弾型LEDに限らず、任意の型のLEDを用いることができる。例えば、LED(可視光または白色光を放射するLED)11には、図8あるいは図9に示すような表面実装型LEDを用いることもできる。
【0036】
図8に示す表面実装型LEDは、基板30上にLEDチップ31が実装され、LEDチップ31を樹脂材料32が覆った構造のものとなっており、この場合には、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料(例えばガラス)のカバー(図8の例ではドーム状(半球状)のガラスカバー)13によって、表面実装型LEDの樹脂材料32を覆うことができる。
【0037】
また、図9に示す表面実装型LEDは、セラミックキャビティ基板40上にLEDチップ41が実装され、LEDチップ41を樹脂材料42が覆った構造のものとなっており、この場合には、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料(例えばガラス)のカバー(図9の例では平板状のガラスカバー)13によって、表面実装型LEDの樹脂材料42を覆うことができる。
【0038】
なお、上述の説明からもわかるように、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバー13は、LED11と分離して(LED11とは別体のものとして)設けられてもよいし、LED11の一部として構成されてもよい。すなわち、LED11として、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバー13を備えた構成にすることもできる。
【0039】
また、図1、図2、図3、図4、図5、図6におけるLED11の配置は、一例に過ぎず、LED11の点灯によって冷陰極紫外線放電ランプ1内に必要量の電子を生成させることができれば、冷陰極紫外線放電ランプ1に対して任意の配置をとることができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、空気清浄器、エアコン、脱臭器、冷蔵庫の殺菌・脱臭などに利用可能である。
【符号の説明】
【0041】
1 冷陰極紫外線放電ランプ
3 冷陰極紫外線放電ランプの電極
11 LED
13 カバー
24、31、41 LEDチップ
22、32、42 樹脂材料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
始動前の予熱を行わない冷陰極紫外線放電ランプの近傍に始動補助光源としてのLEDを配置した放電ランプシステムにおいて、前記LEDには、可視光または白色光を放射するLEDが用いられることを特徴とする放電ランプシステム。
【請求項2】
請求項1記載の放電ランプシステムにおいて、前記LEDがLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、前記LEDの樹脂材料の部分は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆われることを特徴とする放電ランプシステム。
【請求項3】
可視光または白色光を放射するLEDであって、該LEDがLEDチップを樹脂材料で覆った構造のものである場合に、前記LEDの樹脂材料の部分は、可視光を透過させるが紫外線を実質的に透過させない特性を有する材料のカバーで覆われていることを特徴とするLED。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−187207(P2011−187207A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−48893(P2010−48893)
【出願日】平成22年3月5日(2010.3.5)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】