説明

敷物

【課題】適度の押圧刺激と芳香刺激による疲労回復効果と快適な癒し効果を長期に亘って安定的に維持できる、健康増進機能及び癒し効果の持続性に優れた敷物を提供することを目的としてなされたものである。
【解決手段】多数の木球体7が充填された複数個の敷体部2,2,・・を順次略平行に連設して敷物1を構成する。係る構成の敷物1によれば、上記敷体部2,2,・・の連設部位において折曲変形が容易であり、使用形態の自由度が高く、使用上の利便性あるいは汎用性に富んだ敷物を得ることができる。また、敷物1の使用に伴って、各敷体部2,2,・・の木球体7,7,・・によって適度の押圧刺激が加えられ、血行促進による疲労回復が図られると同時に、木球体7,7,・・からの芳香あるいは有効成分によって適度の芳香刺激が与えられ、精神的な安定が促進される、等の癒し効果が得られるなど、健康増進効果に優れた敷物1を提供できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、適度の押圧刺激と芳香刺激によって疲労回復効果と快適な癒し効果を得ることのできるようにした敷物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
座布団とか枕として使用される敷物においては、近年の健康志向の高まりを背景に、安楽性とか安眠性という本来的な要求機能に加えて、健康増進に寄与し得る機能が注目されるに至り、これに関する提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、略正方形の座布団本体にクッション材を封入してなる座布団であって上記座布団本体の一部に、平行に複数本の収納部を設け、該収納部に硬質棒と軟質棒を交互に挿入して構成され、上記硬質棒と軟質棒による指圧効果を得るようにしたものが開示されている。
【0004】
特許文献2には、横方向に連接した三個の袋のうち、第1の袋には鉋屑等を充填し、第2及び第3の袋には木製の小躯体を充填して構成され、鉋屑等によって柔軟性とクッション性を確保しつつ、木製の小躯体の表面が擦れ合う際に発生する小躯体の有効成分や芳香による癒し効果を得るようにした座布団が開示されている。
【0005】
【特許文献1】 特開平11−47227号公報
【特許文献2】 特開平11−290183号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、特許文献1に示される座布団においては、身体に接してこれに指圧による刺激を与える部分が棒体であって、体重の付加によっても殆ど変形しないものであることから、体重による反力がそのまま身体側へ伝達され、該棒体に当接する体の部位によっては過度の押圧力が掛かって痛みを生じることが懸念され、快適な指圧効果は得難いものである。
【0007】
特許文献2に示される座布団では、木製の小躯体が袋内に充填され、充填後においては該小躯体を袋に対して容易に出し入れできない構成とされているが、該小躯体の有効成分とか芳香の発生能力は経時的に漸減変化するものであることからして、芳香等による癒し効果の長期に亘る維持は困難である。また、例えば、芳香等による癒し効果が消滅した時点で、座布団の寿命到来、としてこれを廃棄するものとすれば、極めて不経済なものとなる。
【0008】
そこで本願発明は、適度の押圧刺激と芳香刺激による疲労回復効果と快適な癒し効果を得ることができ、且つこれらの効果を長期に亘って安定的に維持し得る、健康増進機能及び癒し効果の持続性に優れた敷物を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明では、上記課題を解決するために以下のような構成を採用している。
【0010】
本願の第1の発明に係る敷物では、多数の木球体7が多数充填された略棒状形体をもつ複数個の敷体部2,2,・・を順次略平行に連設して構成したことを特徴としている。
【0011】
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係る敷物において、上記各敷体部2,2,・・を、略矩形の平面形体をもつ第1袋体3をその対向する一対の辺の一方側から他方側へ向けて略平行に区画してなる複数の袋部4,4、・・内に、上記木球体7が充填された略棒状形体をもつ木球充填体5をそれぞれ嵌挿して構成したことを特徴としている。
【0012】
本願の第3の発明では、上記第2の発明に係る敷物において、上記木球充填体5を、上記袋部4に挿脱自在に嵌挿したことを特徴としている。
【0013】
本願の第4の発明では、上記第2又は第3の発明に係る敷物において、上記木球充填体5を、開閉自在とされた第2袋体6内に上記木球体7を充填して構成したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
(a)本願の第1の発明に係る敷物によれば、多数の木球体7が充填された略棒状形体をもつ複数個の敷体部2,2,・・を順次略平行に連設して構成しているので、以下のような効果が得られる。
【0015】
(a−1) 上記敷物1は、上記敷体部2,2,・・の連設部位において折曲変形が容易であり、従って、上記各敷体部2,2,・・を平面状に展張させて座布団として使用する最も一般的な使用形態に限らず、例えば、上記各敷体部2,2,・・をその連設方向に丸めた柱状形体で、あるいは多段に折り重ねた厚板状形体で、簡易的な枕とか肘置きとして使用することもできるなど、その使用形態の自由度が高く、使用上の利便性あるいは汎用性に富んだ敷物が得られる。
【0016】
(a−2) 上記木球充填体5が、上記第2袋体6内に多数の木球体7,7,・・を充填して構成されていることから、例えば、上記敷物1に座ったことで上記各木球充填体5,5,・・に体重が掛かった場合、この体重による押圧力を受けて上記各木球充填体5,5,・・においては、その内部に充填された多数の木球体7,7,・・が相互に滑り変位し、これに当接している身体部分、例えば、臀部の形状に対応する形状に変形する。係る形状変形によって、身体部分に過大な押圧力がかかるのが可及的に回避されるとともに、各木球充填体5,5,・・間における押圧力の均等化が促進され、これらの結果、過大な押圧力による痛み等のマイナス要因を伴わない、心地良い押圧刺激が確実に得られる。
【0017】
(a−3) 上記敷物1を使用する場合には、上記各敷体部2,2,・・に備えられた木球体7,7,・・によって、これに接した体の部分に適度の押圧刺激が加えられ、これによって、該部分の血行が促進され疲労回復が図られると同時に、上記木球体7,7,・・から発散される素材木材に特有の芳香あるいは有効成分(例えば、マイナスイオン)によって適度の芳香刺激が与えられ、精神的な安定が促進される、等の癒し効果が得られ、これらの相乗効果として、健康増進効果に優れた敷物1を提供することができる。
【0017】
(b)本願の第2の発明に係る敷物によれば、上記(a)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記各敷体部2,2,・・を、略矩形の平面形体をもつ第1袋体3をその対向する一対の辺の一方側から他方側へ向けて略平行に区画してなる複数の袋部4,4、・・内に、上記木球体7が充填された略直棒状形体をもつ木球充填体5をそれぞれ嵌挿して構成しているので、上記敷物1を展張させた状態で座布団として使用するような場合には、上記各敷体部2,2,・・相互間の間隔(即ち、上記各木球充填体5,5,・・相互間の間隔)が略一定に保持される。このため、例えば、上記敷物1に長時間着座するとか、上記敷物1への着座と離座を頻繁に繰り返したとしても、上記敷物1における上記木球体7,7,・・の配置バランスには殆ど変化がなく、該敷物1に当接する体部分に対して万遍なく適度の押圧刺激を与え続けることができ、例えば、大きな単一の袋内に木球体を充填して構成される敷物のように、使用中、次第に敷物における木球体の配置バランスが大きく崩れて偏るような場合に比して、押圧刺激による効果を安定的に且つ継続的に得ることができ、敷物1を使用することによる健康増進効果がさらに促進される。
【0018】
(c)本願の第3の発明に係る敷物によれば、上記(b)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記木球充填体5を、上記袋部4に挿脱自在に嵌挿しているので、例えば、上記木球充填体5に充填された上記木球体7,7,・・の芳香発散効果が低下したような場合、該木球充填体5を上記袋部4から抜き取って、芳香発散効果の高い新しい木球充填体5に取り替えるという簡便な作業で、長期間に亘って良好な芳香発散効果を継続的に得ることができる。
【0019】
また、敷物1を座布団として使用する場合において、上記敷物1の全域に上記木球充填体5が配置された状態で使用するのが一般的な使用形態であると考えられるが、その一方で、使用者がその身体的な制約条件とか個人的な好みによって、上記敷物1の特定の部位に上記木球充填体5を設けない状態で使用することを欲することも考えられ、係る場合には、当該部位における上記袋部4から上記木球充填体5を取り除くという簡単な作業で、使用者の要求に容易且つ的確に応えることができ、上記敷物1の使用上における適用性あるいは利便性がさらに向上する。
【0020】
(d)本願の第4の発明に係る敷物によれば、上記(b)又は(c)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記木球充填体5を、開閉自在とされた第2袋体6内に上記木球体7を充填して構成しているので、上記第2袋体6を開いてその内部に充填される木球体7,7,・・の数を増減調整することで、該木球体7,7,・・による押圧刺激の強弱の程度とが、押圧刺激の作用範囲を、使用者の好みに応じて調整することができる。
【0021】
また、上記木球体7,7,・・の芳香発散効果の低下によって上記木球充填体5も交換が必要となった場合には、上記第2袋体6内の木球体7,7,・・のみを交換し、該第2袋体6を再使用することもでき、例えば、木球充填体5を一体的に交換する必要がある構成の場合に比して、経済的である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0023】
図1及び図2には、本願発明の実施形態に係る敷物1を示している。この敷物1は、展張形体で座布団として使用するとか(図5参照)、巻成形体で(図6参照)枕等として使用するに好適な敷物であって、略棒状形体をもつ複数の敷体部2,2,・・を並置状態に連設して構成される。
【0024】
即ち、上記敷物1は、複数(この実施形態では10個)の袋部4,4,・・が連設状態で設けられた第1袋体3と、該各袋部4,4,・・内に嵌挿された木球充填体5、5、・・で構成される。
【0025】
「第1袋体3」
上記第1袋体3は、図1、図2及び図4に示すように、不織布等の布材により形成された略矩形の平面形状をもつ袋状縫製品であって、その四つの端縁のうち、一の端縁3aのみ開放させるとともに、この開放端3aには止着材11を設けてこれを開閉自在としている。
【0026】
また、上記第1袋体3は、上記開放端3aを挟んで対向する一方の端縁3bと他方の端縁3cの間を所定数に略等分(この実施形態では10等分としている)する位置を、該開放端3aに直交する方向へ向けて上下の布材を縫合し(図4参照)、各縫合部8,8,・・間に袋部4,4,・・を形成している。従って、上記止着材11によって上記開放端3a側を開放させたとき、上記各袋部4,4,・・の一端が外部に臨むことになる(図2参照)。
【0027】
尚、上記袋部4は、その内部に次述の木球充填体5が嵌挿されるものであることから、その断面寸法は該木球充填体5の断面寸法に対応させて設定される。また、上記袋部4の個数は、最終製品としての敷物1の大きさと次述する木球充填体5の径寸法を考慮して適宜設定される。
【0028】
「木球充填体5」
上記木球充填体5は、図3に示すように、第2袋体6内に多数の木球体7,7,・・を充填して構成される。
【0029】
上記第2袋体6は、例えば、布目の粗いメッシュ布で、直筒状に縫製されており、その長さ方向の一端6aは、止着材12によって開閉可能な開放端とされている。尚、この第2袋体6の径寸法は、25mm〜35mm程度とするのが好適であり、実際的には次述する木球体7の径寸法を考慮して適宜設定される。
【0030】
上記木球体7は、押圧刺激を与える機能と、芳香成分による癒し効果を与える機能を併せもつことが要求されるものであり、この要求機能を考慮して、その素材及び大きさが設定される。
【0031】
この実施形態では、芳香性を考慮して、木球体7の素材として、桧材とか松材を採用している。なお、桧材とか松材に限定されるものではなく、他の芳香性木材も採用し得ることは勿論である。
【0032】
また、上記木球体7の大きさ、即ち、径寸法は、8mm〜15mmの範囲が好適である。これは、上記木球体7の大きさが8mm以下では、該木球体7を充填して木球充填体5を形成した場合、該各木球体7,7,・・への荷重(体重)の分散性が良過ぎて押圧刺激効果が減殺され、また15mm以上では、荷重の集中性が高くなり過度の押圧刺激を与えることが懸念されるためである。
【0033】
上記木球体7,7,・・は、上記止着材12を開いて上記第2袋体6内に充填され、これによって上記木球充填体5を構成するが、その充填量(充填個数)は、主として、上記木球体7による押圧効果を考慮して決定される。即ち、木球体7,7,・・の充填量が多くなるほど(即ち、上記第2袋体6への充填率が高くなるほど)、該木球体7,7,・・相互間の滑りが抑制されることから、木球充填体5全体として硬くなり、荷重の付加に伴う木球充填体5の変形性(形状の追従性)が低下し、過度の押圧刺激を与え易くなる。逆に、充填量が少なくなるほど(即ち、上記第2袋体6への充填率が低くなるほど)、木球体7,7,・・相互間の滑りが容易となることから、木球充填体5全体として柔らかくなり、荷重の付加によって木球充填体5が大きく変形し、十分な押圧刺激効果が得られにくくなるためである。
【0034】
「敷物1の形成」
上記敷物1は、図2及び図4に示すように、上記止着材11によって上記第1袋体3の開放端3aを開き、外部に露出する上記各袋部4,4,・・に対して、上記木球充填体5をそれぞれ挿入し、挿入完了後に上記止着材11を閉じることで得られる。即ち、上記各袋部4,4,・・部分にそれぞれ挿入された上記各木球充填体5、5、・・によって、複数の敷体部2,2,・・が連設された構成の敷物1が得られるものである。
【0035】
なお、上記敷物1は、常に全ての袋部4,4,・・に木球充填体5、5、・・が挿入された状態で使用されるとは限らず、例えば、使用者の要求等によっては、一部の袋部4に木球充填体5を挿入しない状態で使用されることもある。
【0036】
このように構成された上記敷物1は、図5に示すように、これを平面状に展張させて、椅子21の座部22に載置して座布団として使用される。なお、敷物1と直接床面上に載置して使用する場合もあることは言うまでもない。
【0037】
また、この敷物1は、図6に示すように、上記各敷体部2,2,・・の連設方向の一端側から巻き込んで略柱状形体に巻成して、例えば、枕とか肘置きとして使用することもできる。さらに、図示はしていないが、上記敷物1を二つ折り又は三つ折りして多段重ね状態として、例えば、枕とか肘置きとして使用することもできる。
【0038】
以上のように構成され且つ使用される上記敷物1においては、以下のような特有の作用効果が得られる。
【0039】
この敷物1では、上記木球充填体5が、上記第2袋体6内に多数の木球体7,7,・・を充填して構成されていることから、例えば、上記敷物1に座ったことで上記各木球充填体5,5,・・に体重が掛かった場合、この体重による押圧力を受けて上記各木球充填体5,5,・・においては、その内部に充填された多数の木球体7,7,・・が相互に滑り変位し、これに当接している身体部分、例えば、臀部の形状に対応する形状に変形する。このような木球充填体5の形状変形によって、身体部分に過大な押圧力がかかるのが可及的に回避されるとともに、各木球充填体5,5,・・間における押圧力の均等化が促進され、これらの相乗効果として、過大な押圧力による痛み等のマイナス要因を伴わない、心地良い押圧刺激を確実に得ることができることになる。
【0040】
また、この敷物1では、これを使用する場合には、上記各敷体部2,2,・・に備えられた木球体7,7,・・によって、これに接した体の部分に適度の押圧刺激が加えられ、これによって、該部分の血行が促進され疲労回復が図られる。また、同時に、上記木球体7,7,・・から発散される素材木材に特有の芳香あるいは有効成分によって適度の芳香刺激が与えられ、精神的な安定が促進される、等の癒し効果が得られる。
【0041】
さらに、この敷物1によれば、上記各敷体部2,2,・・が、略矩形の平面形体をもつ第1袋体3に設けた複数の袋部4,4、・・内に、上記木球体7が充填された木球充填体5をそれぞれ嵌挿して構成しているので、該敷物1を展張させた状態で座布団として使用するような場合には、上記各敷体部2,2,・・相互間の間隔(即ち、上記各木球充填体5,5,・・相互間の間隔)が略一定に保持される。
【0042】
このため、例えば、上記敷物1に長時間着座するとか、上記敷物1への着座と離座を頻繁に繰り返したとしても、上記敷物1における上記木球体7,7,・・の配置バランスには殆ど変化がなく、該敷物1に当接する体部分に対して万遍なく適度の押圧刺激を与え続けることができ、例えば、大きな単一の袋内に木球体を充填して構成される敷物のように、使用中、次第に敷物における木球体の配置バランスが大きく崩れて偏るような場合に比して、押圧刺激による効果を安定的に且つ継続的に得ることができる。
【0043】
また、この敷物1では、上記木球充填体5を、上記袋部4に挿脱自在に嵌挿しているので、例えば、上記木球充填体5に充填された上記木球体7,7,・・の芳香発散効果が低下したような場合、該木球充填体5を上記袋部4から抜き取って、芳香発散効果の高い新しい木球充填体5に取り替えるという簡便な作業で、長期間に亘って良好な芳香発散効果を継続的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】 本願発明の実施形態に係る敷物の全体斜視図である。
【図2】 図1に示した敷物の具体的構造を示す斜視図である。
【図3】 図1に示した敷物の構成部材の一つである木球充填体の一部断面斜視図である。
【図4】 図1のIV−IV拡大断面図である。
【図5】 図1に示した敷物の一の使用例を示す斜視図である。
【図6】 図1に示した敷物の他の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0045】
1 ・・敷物
2 ・・敷体部
3 ・・第1袋体
4 ・・袋部
5 ・・木球充填体
6 ・・第2袋体
7 ・・木球体
8 ・・縫合部
11 ・・止着材
12 ・・止着材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数の木球体(7)が充填された略棒状形体をもつ複数個の敷体部(2),(2),・・を順次略平行に連設して構成されたことを特徴とする敷物。
【請求項2】
請求項1において、
上記各敷体部(2),(2),・・は、略矩形の平面形体をもつ第1袋体(3)をその対向する一対の辺の一方側から他方側へ向けて略平行に区画してなる複数の袋部(4),(4)、・・内に、上記木球体(7)が多数充填された略棒状形体をもつ木球充填体(5)をそれぞれ嵌挿して構成されたことを特徴とする敷物。
【請求項3】
請求項2において、
上記木球充填体(5)は、上記袋部(4)に挿脱自在に嵌挿されていることを特徴とする敷物。
【請求項4】
請求項2又は3において、
上記木球充填体(5)は、開閉自在とされた第2袋体(6)内に上記木球体(7)を充填して構成されたことを特徴とする敷物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−99433(P2010−99433A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−297322(P2008−297322)
【出願日】平成20年10月25日(2008.10.25)
【出願人】(508078547)株式会社アバンセ (4)
【Fターム(参考)】