説明

枡、溝等の蓋及び枡、溝等の防蚊構造

【課題】枡、溝等の水の澱みで蚊他害虫等の発生を予防するとともに、発生した蚊他害虫等を駆除する枡、溝等の蓋及び枡、溝等の防蚊構造を提供する。
【解決手段】蓋の内面10の略全面に、殺虫成分を徐放する塗膜4を設けること及びこれ等を枡、溝等の蓋1を使用し防蚊構造を構成する。また、殺虫成分を徐放する透水シート体3又は/及び塗膜4を、枡、溝及び蓋の内面10に設けることで、蚊9他害虫の人体への悪影響を更に激減させ、且つ、透水シート体3が有する孔が蚊9他害虫の出入を制限することで、枡、溝等の内部への蚊9他害虫の侵入が更に制限されることになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、枡、溝等の水の澱みで蚊他害虫等の発生を予防するとともに、発生した蚊他害虫等を駆除する枡、溝等の蓋及び枡、溝等の防蚊構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、新たに開発された住宅街、特に、団地の排水路、下水道等において蚊等が集団発生し、住民がその被害を受け大きな問題となっている。
また、蚊は水の清濁に関係なく生きのび、この間そこで暮らす人々に危害を加え、さらに、蚊他人体に悪影響を及ぼす害虫の完全駆除は使用する剤材の成分により、逆に人体への悪影響もあることから、半永久的な解決課題となっている。
害虫、特に蚊による住民への危害防止は確かに恒久的な問題であり、多種多様に解決手段となる物、方法、構造が公知化されている。
例えば、下記特許文献1に、雨水枡の蓋と本体との間にネットを配し蚊の出入りを禁止する「雨水枡の防蚊ネットの設置構造」が、特許文献2に、枡本体の上部に雨水を通すスクリーンを取り付け、底の溜まり部に放電用電極を設けた「雨水枡」が、特許文献3に、水が滞留する所要箇所に銅材を設けた「防蚊雨水枡」が、特許文献4に、枡蓋の排水孔より流入する雨水を堰き止め一定以上の重力で解放可能に構成した中蓋を枡内部に設けた「排水枡」が、特許文献5に、「防虫板」が、それぞれ提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3410082号公報
【特許文献2】特許第4116906号公報
【特許文献3】特開2000−154589号公報
【特許文献4】特許第3377515号公報
【特許文献5】特開2006−22630号公報
【特許文献6】特開2006−129820号公報
【0004】
しかしながら、上記「雨水枡の防蚊ネットの設置構造」は、蓋縁部での蓋の自重や踏み圧による防蚊ネットの劣化が危惧され、加えて防蚊ネットのサイズ合わせの加工が伴うことか耐用期間、設置作業効率で、「雨水枡」は、使用電気量、漏電の危惧等で、「防蚊雨水枡」は、部材点数の多さとその取り付け作業に要する経費で、「排水枡」は、嵩張った装置を内部に設け、桝本来の飽和水量を低減させていることで、豪雨時の水圧によるこの装置、スクリーン等の破損で、「防虫板」は、蓋に設けた特に蚊の出入りを不可能にする小さな排水穴の豪雨時での排水量で、「衛生害虫の防除方法」は、ネットの摩耗、破れ等、溝で生じる段差や汚泥による水溜りが考慮されていない点で、それぞれ問題を残すものとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなしたものであり、枡、溝等の水溜りでのボウフラ及び蚊他害虫を駆除し、その周辺での人体への危害を激減させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の枡、溝等の蓋は、蓋の内面の略全面に、殺虫成分を徐放する塗膜を設けたことを特徴とする。
【0007】
この場合において、殺虫成分が下方に徐放してもよい。
【0008】
また、塗膜が連続発泡体であってもよい。
【0009】
また、殺虫成分がピレスロイド系成分又はその成分と他の殺虫成分との混合体であってもよい。
【0010】
また、本発明の枡、溝等の防蚊構造は前記載の枡、溝等の蓋を使用したことを特徴とする。
【0011】
また、殺虫成分を徐放する透水シート体又は/及び塗膜を、枡、溝及び蓋の内面に設けることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の枡、溝等の蓋は、蓋の内面の略全面に、殺虫成分を徐放する塗膜を設けたことで、枡、溝等の内部に侵入する蚊他成虫を殺傷し、ボウフラが発生したとしても枡、溝の内部で駆除されることになる。
【0013】
また、殺虫成分が下方に徐放することで、無駄なくより多くのボウフラ等害虫の幼虫や卵を駆除することができる。
【0014】
また、塗膜が連続発泡体であることで、塗膜の表面積が増大し、殺虫成分の徐放量が激増し、駆除効率が著しく向上する。
【0015】
また、殺虫成分がピレスロイド系成分又はその成分と他の殺虫成分との混合体であることで、殺虫成分の人体への悪影響がより以上に軽減され、安全性が著しく向上する
【0016】
また、本発明の枡、溝等の防蚊構造は前記載の枡、溝等の蓋を使用したことで、蚊他害虫の人体への悪影響が激減する。
【0017】
また、殺虫成分を徐放する透水シート体又は/及び塗膜を、枡、溝及び蓋の内面に設けることで、蚊他害虫の人体への悪影響を更に激減させ、且つ、透水シート体が有する孔が蚊他害虫の出入を制限することで、枡、溝等の内部への蚊他害虫の侵入が更に制限されることになる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1−1】本発明の枡、溝等の蓋を示す、それぞれ(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図1−2】本発明の枡、溝等の蓋を示す、それぞれ(c)、(d)は共に底面図である。
【図2】本発明の枡、溝等の蓋を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図3】本発明の枡、溝等の防蚊構造を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図4−1】本発明の枡、溝等の防蚊構造を示す家庭内下水の排水経路を示す断面図である。
【図4−2】本発明の枡、溝等の防蚊構造を示す公共又は共有の雨水排水路を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の枡5、溝等の蓋1と枡5、溝6等の防蚊構造A、Bの実施形態を図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0020】
図1−1(a)及び(b)、図1−2(c)及び(d)に、本発明の枡5、溝6等の蓋1の第1実施例を示す。
図1−1(a)及び(b)は、コンクリート製の枡5とコンクリート製の溝6が接続された排水路において、流入孔部12を有するコンクリート製の枡5の蓋1とコンクリート製の溝6の蓋1との双方の内面10とに殺虫成分2を徐放する透水シート体3及び塗膜4を設けた平面図とその断面図を示し、図1−2(c)及び(d)は、同様のコンクリート製の枡5の蓋1と同様なコンクリート製の溝6の蓋1それぞれの底面図を示している。
【0021】
この場合、透水シート体3及び塗膜4を蓋1の内面10の全体に設けてもよいが、蓋1と枡5、溝6との嵌合部11での重圧や摩擦による塗膜4の劣化が危惧され、耐用観点での問題を派生させることから、蓋1と枡5、溝6との嵌合部51、61を除き設けた方が好適となり、また、塗膜4には適度な強さと耐久性が要求される。
さらに、塗膜4が殺虫成分2を徐放する期間に応じて塗膜4の体積や殺虫成分2の量を調整すればよく、同時に、殺虫成分2が下方に徐放されるように調合すればよく、このように設計することで、排水設備の内部間でそこに流れ着いたボウフラ91等害虫の幼虫や卵90と等、流入孔部12から侵入する蚊9他成虫を排水設備の内部で長期に亘り殺傷することになる。
【0022】
また、より大きな殺傷力が望まれる場合は、連続発砲の倍率を大きくし、殺虫成分2徐放量を増大させることも可能であり、このような殺虫成分2には、多種多様にある品種の中でも人体への悪影響が皆無に近く殺虫効果が大きいピレスロイド系成分を採用することが最適となる。
【実施例2】
【0023】
図2(a)及び(b)に、本発明の枡、溝等の蓋1の第2実施例を示す。
図2(a)及び(b)は、流入孔部12のない合成樹脂製の枡5の蓋1の内面10に連続発泡させた塗膜40を設けた合成樹脂製の蓋1を有するとともに、合成樹脂製の排水用の枡5、と溝6としての合成樹脂製無孔管とを接続した排水路を示すもので、図2(a)は平面図、図2(b)は断面図である。
【0024】
このような水路は下流部の詰まりや飽和を超える水量により、プラスチック製無孔管の破裂や蓋1が押し上げられ、周辺に蚊の産卵を容易にする水溜り80を発生させ、蓋1と排水用の枡5と蚊等出入り可能な間隙が生じる危惧があり、また、公共の大きな下水道においては、爆発的な水量時は周辺に広く新たな水溜りをつくり、上流より流れきた害虫の卵、ボウフラ91の成長や蚊9の産卵の環境を提供することになり、このような状況下においても本発明の枡5、溝等の蓋1は蚊9の出入りとその産卵、ボウフラ91の成長を未然に防止する。
【0025】
また、殺虫成分2についても既に汎用されている、例えば有機リン化合物、カーバメート化合物等であってもよいし、誘引した蚊9等の害虫を不妊化して次世代の害虫密度を減少させるための昆虫成長制御活性成分、例えば幼若ホルモン活性化合物、キチン合成阻害化合物等が好適に使用することができ、特にピレスロイド系化合物が最適に使用することができることになる。
【0026】
以下に、殺虫成分2の具体例のいくつかを示す。
α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチラート、(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチラート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシラート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル クリサンテマート、3−フェノキシベンジル クリサンテマート、3−フェノキシベンジル (1R)−クリサンテマート、O,O−ジメチル O−(2−ジエチルアミノ−6−メチルピリミジン−4−イル)ホスホロチオエート、O,O−ジエチル O−(5−フェニル−3−イソキサゾール) ホスホロチオエート、 O,O−ジエチル O−(3−オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル) ホスホロチオエート、O,O−ジメチル S−(2−エチルチオ)エチル ホスホロジチオエート、O,O−ジメチル S−(2−イソプロピルチオ)エチル ホスホロジチオエート、O,O−ジメチル S−フタルイミドメチルホスホロジチオエート、2−クロロ−1−(2,4,5−トリクロロフェニル)ビニル ジメチルホスフェート等、他多数となる。
また、ピレスロイド系化合物としては、ペルメトリン、サイフェノトリン、d−フェノトリン、4−レスメトリン、フェンバレレート、フェンプロパスリン、エトフェンプロクス、トラロメスリン、エトフェンブロックス、α−サイパーメスリン、λ−シハロトリン、デルタメスリン、メトフルトリン、エンペントリン、プロフルトリン、トランスフルトリンなどが挙げられる。
【0027】
また、作用機能が異なる2種類以上の上記等の殺虫成分を併用すれば、感染症を媒介する昆虫の害虫防除剤に対する抵抗性を発現しにくくでき、さらに、害虫防除剤の効果を高める共力剤として、ピペロニルブトキサイド、N−オクチルビシクロヘプテンジカルボキシイミド、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、オクタクロロジプロピルエーテルなどを配合することもでき、殺虫成分と共力剤の配合量、使用期間、期待する効果等はすべて本発明の枡、溝等とこれ等の蓋が要望される環境とその設計に委ねられることになり、さらに、本発明において用いられる防虫活性成分は、1種単独で使用しても、2種以上を混合して使用してもよく、その混合割合は任意に選択できる。防虫活性成分の使用量は、該活性成分の種類、防除対象、本発明は蚊を主とするが、害虫の種類等により異なることになる。
【0028】
さらに、本発明の枡、溝等の蓋1の設計において、蓋1と枡5、溝6等の本体上部との接触部分(蓋1と枡5、溝6との嵌合部11)での殺虫成分2を下方に徐放する透水シート体3や塗膜4の形成は、枡5、溝6等の蓋1の製作過程での、殺虫成分を透水シート体3や塗膜4に付加する製作過程での技術手段においても、例えば、熱可塑性樹脂に練り込む、塗液に分散させる等多様な公知手段より、最適な手段の選択が可能となる。
【0029】
また、本発明において、図1−1(b)のイメージで示しているように、使用する下方に徐放される殺虫成分2の質量は使用現場周辺の大気質量を超えることが前提となっていることで、産卵のため侵入してきた蚊は落下、卵は孵化せず、流入したボウフラはすぐに死滅することになる。
【0030】
以上の実施例で説明したように、本発明の枡、溝等の蓋1はその内部に蚊の侵入を防ぎ、ボウフラが発生したとしても枡、溝の内部で駆除し、また、塗膜が連続発泡体であることで、塗膜の表面積が増大し、その分、殺虫成分がより多く徐放され、特に、ピレスロイド系成分の割合が高まる程にこの殺虫成分の安全性が向上し、人体への悪影響をより減少させることになる。
【実施例3】
【0031】
図3に本発明の枡5、溝6等の防蚊構造Aを第3実施例で示す。
図3で示す枡5、溝6等の防蚊構造Aは、家庭内雨水等の水8の排水経路で示すもので、上述の本発明の枡5、溝6等の蓋1の内面10に、ピレスロイド系殺虫成分を下方に徐放する塗膜4を設けたものである。
【実施例4】
【0032】
図4−1及び図4−2に、本発明の枡5、溝6等の防蚊構造Bを第5実施例で示す。
図4−1は、家庭内下水の排水経路を示し、端部に植栽部70を有する住宅地7の排水路を側方からみた断面を示すものであり、この場合、矢印は水8の流れ方向を示している。
住居内から無孔管を通して排出された水8は、殺虫成分2を徐放する透水シート体3を底面に設けた排水用の枡5に溜まり、その余剰の水8が敷地外に設置されている公共の下水道に排出される。
また、図4−2は、公共又は共有の雨水排水路を示す断面図であり、排水用の枡5の水8の流出入部には殺虫成分2を徐放するネット状の透水シート体3が設けられており、排水経路に侵入する蚊9、ボウフラ91、害虫の卵90等を駆除すると同時に、排水用の枡5への土石、枯葉等の流出入を透水シート体3で抑制、防止することが可能となる。
また、蚊9等害虫の内外間の出入りを物理的に不可能にする場合は、相応の孔や網目を有する透水シート体3を採用し、これを枡5、溝6等の蓋1の内面に流入孔部12を塞ぐように設ければよく、さらに、本発明の防蚊構造A及びBにおいては、1つの排水路のすべての枡5、溝6等の蓋1の内面10に殺虫成分2を徐放する塗膜4を設ける必要性はない。
【0033】
上記実施例において、透水シート体3と塗膜4とを適宜併用することも本発明では可能となり、また、透水シート体3には一般的な合成樹脂やガラス、自然繊維からなるネット、織布、不織布が選択でき、枡5、溝6等の蓋1の流入孔部12の有無とその材質は特に限定されるものではなく、一般的に排水、貯水用で市販されているコンクリート、鋼材、合成樹脂やこれ等の複合、補強体、木材や合板等から適宜選択すればよいことになる。
【0034】
また、以上の防蚊構造Bにおいての殺虫成分2を徐放する透水シート体3や塗膜4を設ける箇所は枡5や溝6の上部、溝6では枡5の近隣や水溜り80が発生し易い窪み部の内壁に設けることが、殺虫成分2の効率上最適であり、このような本発明の防蚊構造A、Bは、住宅地やその植栽部の周辺において、特に側溝の片側には植栽部70が設けられている場合は、そこが藪蚊等の絶好の住処となるが、蚊の集団発が減少し、住民がその被害を受けることを激減させることになる。
【0035】
以上、本発明の枡5、溝6等の蓋1と枡5、溝6等の防蚊構造AとBについて、実施例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明の枡5、溝6等の蓋1と枡5、溝6等の防蚊構造AとBは、例えば、他の貯水槽、貯水器や生活排水設備等の防蚊、他害虫駆除への転用が可能になる。
【符号の説明】
【0037】
1 枡、溝等の蓋
10 蓋の内面
11 嵌合部
12 流入孔部
2 殺虫成分
3 透水シート体
4 塗膜
5 枡
50 枡の内面
6 溝
60 溝の内面
7 住宅地
70 植栽部
8 水
80 水溜り
9 蚊
90 卵
91 ボウフラ
A 枡、溝等の防蚊構造
B 枡、溝等の防蚊構造

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蓋の内面の略全面に、殺虫成分を徐放する塗膜を設けたことを特徴とする枡、溝等の蓋。
【請求項2】
殺虫成分が下方に徐放することを特徴とする請求項1記載の枡、溝等の蓋。
【請求項3】
塗膜が連続発泡体であることを特徴とする請求項1又は2記載の枡、溝等の蓋。
【請求項4】
殺虫成分がピレスロイド系成分又はその成分と他の殺虫成分との混合体からなることを特徴とする請求項1、2又は3は記載の枡、溝等の蓋。
【請求項5】
請求項1、2、3又は4記載の枡、溝等の蓋を使用したことを特徴とする枡、溝等の防蚊構造。
【請求項6】
殺虫成分を徐放する塗膜又は/及び透水シート体を、枡、溝及び蓋の内面に設けたことを特徴とする請求項5記載の枡、溝等の防蚊構造。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図2】
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【図3】
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【図4−1】
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【図4−2】
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【公開番号】特開2011−241673(P2011−241673A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2011−16578(P2011−16578)
【出願日】平成23年1月28日(2011.1.28)
【出願人】(396013293)
【Fターム(参考)】