説明

核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置

【課題】 ブランケットの支持脚の溶接、切断作業を遠隔操作によりブランケットの正面側からアクセスすることのできる高効率の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作業装置を提供する。
【解決手段】 ブランケット幅よりも若干広幅に垂直な2本のガイドレールを左右に備え、その左右のガイドレールの上下端部より直角に前方に支持バーを備え、その支持バーの先端にバックプレートヘのボルト締結具を備えたフレームと、該フレームの左右のガイドレールに夫々上下動可能に取り付けられ、隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッドを進退可能に備えたスライダーと、前記フレームの背面中央に結合する連結具及び前記ボルト締結具を一斉にバックプレートヘボルト締めする4本の工具が進退可能に備えられた工具パネルをアームの先端に有するマニュピレータとより成る核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核融合炉内のブランケットの支持脚をバックプレートの支持リブに溶接したり、支持リブから切断したりするのに用いる溶接・切断遠隔作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、核融合炉内のブランケットの組立設計は、図13に示すようにバックプレート5に支持リブ5aを突設し、ブランケット1の背面に支持脚1aを設け、この支持脚1aを直接バックプレート5の支持リブ5aに溶接してブランケット1をバックプレート5に取り付けることが、主流となっている。また、ブランケット1は、核融合炉の通常運転時にプラズマから高い熱と粒子負荷を受けると同時に放射線を照射されるので、種々の損傷及び欠陥が発生することが想定される。そのため支持脚1aを支持リブ5aから切断し、ブランケット1の補修あるいは交換を行う必要がある。
【0003】上記ブランケット1の支持脚1aの溶接・切断作業は、ブランケット1の正面側からアクセスすることか要望されているが、隣接せるブランケット1間が20mm程度の隙間13であることから、ブランケット1の正面からアクセスすることは不可能とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明ほ、ブランケットの支持脚の溶接、切断作業を遠隔操作によりブランケットの正面側からアクセスすることのできる高効率の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作業装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を屏決するための手段】上記課題を解決するための本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の1つは、ブランケット幅よりも若干広幅に垂直な2本のガイドレールを左右に備え、その左右のガイドレールの上下端部より直角に前方に支持バーを備え、その支持バーの先端にバックプレートヘのホルダ締結具を備えたフレームと、該フレームの左右のガイドレールに夫々上下動可能に取り付けられ、隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッドを進退可能に備えたスライダーと、前記フレームの背面中央に結合する連結具及び前記ボルト締結具を一斉にバックプレートヘボルト締めする4本の工具が進退可能に備えられた工具パネルをアームの先端に有するマニュピレータとより成るものである。
【0006】本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の他の1つは、ブランケット幅よりも若干広幅に垂直な2本のガイドレールを左右に備え、その左右のガイドレールの上下端部より直角に前方に支持バーを備え、その支持バーの先端にバックプレートに当接する当て具を備えたフレームと、該フレームの左右のガイドレールに夫々上下動可能に取り付けられ、隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッドを進退可能に備えたスライダーと、前記フレームの背面中央に結合せる連結具をアームの先端に有するフレーム支持用マニュピレータとより成るものである。
【0007】本発明の核融合炉ブラジケットの溶接・切断遠隔作動装置の別の1つは、隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッド2本を、ブランケット幅よりも若干広幅の間隔を存して夫々進退可能に支持ボックスの正面に設け、支持ボックスの背面中央に、マニピュレータのアームの先端に備えた連結具を結合し、マニピュレータのアームの節点から左右両側方にブランケット幅よりも若干広幅の長さとなるビームを突設し、そのビームの両端にバックプレートに当接する当て具を先端に備えたリンク式の支持バーを上下方向に回転可能に結合して成るものである。
【0008】上記各溶接・切断遠隔作動装置における溶接・切断ヘッドは、溶接・切断用ノズルに光ファイバーからの出射レーザーのビームを集束させる光学系レーザービーム装置が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の1つの実施形態を図によって説明すると、図1に示すようにブランケット1の幅よりも若干広幅の長さの上下のビーム2の左右両端に、夫々垂直な2本のガイドレール3の上下端を結合し、その左右のガイドレール3の上下端部より直角に前方に支持バー4を突設し、その各々の支持バー4の先端にバックプレート5へのボルト締結具6を備え、各々の支持バー4の途中とガイドレール3の上部と下部との間にブレース7を結合し、左右の支持バー4同士の途中をスペーサー8にて連結し、さらに左右のガイドレール3間の中央に上下に横桟9,9′を設け、横桟9,9′間に縦板10を結合してフレーム11を構成している。このフレーム11の左右のガイドレール3には、夫々スライダー12がボールネジによる上下駆動機構(図示省略)に取り付けられ、該スライダー12はモーター駆動のボールネジにより前後方向に進退するようになっていて、先端には隣接せるブランケット1間の約20mmの隙間13に挿人し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッド14が設けられている。ノズル部の回転機構はヘッド14内の小型モーター(図示省略)による。前記フレーム11の背面中央即ち縦板10の背面中央には、図2に示すマニュピレータのアーム15の先端に設けられた連結具16が脱着可能に結合されるようになっており、アーム15の先端にはさらに前記ボルト締結具6を一斉にバックプレート5ヘボルト締めする4本の工具17が進退可能に備えられた工具パネル18が取り付けられている。尚、前記スライダー12は油圧駆動のテレスコピック方式により前後方向に進退するようにしてもよい。
【0010】前記の溶接・切断ヘッド14は、例えば図3R>3に示すようにヘッドフレーム19の先端部にて直角に一側方に溶接・切断用ノズル20が突設され、ヘッドフレーム19全体には溶接・切断用ノズル20に光ファイバーからの出射レーザーを集束させる光学系レーザービーム装置が支持されている。
【0011】上述のように構成された核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の使用法について説明すると、先ずマニュピレータを動作し、図4に示すようにアーム15の先端の連結具16をフレーム11の背面中央に結合した上、フレーム11を所要のブランケット1の正面に移動する。次にフレーム11の左右両側のガイドレール3の上下端部より前方に突設した4本の支持バー4を夫々上下左右に隣接せるブランケット1間の隙間13が交差する部分に挿入し、各支持バー4の先端のボルト締結具6を図5に示すようにバックプレート5へ押し当て、このボルト締結具6からバックプレート5にボルト33を連結具16に結合された工具パネル18上の工具17により締結して、フレーム11をバックプレート5に支持する。こうしてフレーム11をバックプレート5に支持した後、マニュピレータのアーム15の先端の連結具16はフレーム11から外され、他の作業位置に移動する。その後フレーム11の左右両側のガイドレール3に夫々上下動可能に取り付けられた2機のスライダー12を遠隔操作により適宜上下動せしめて所要のブランケット1の上端部に位置せしめた後、夫々の溶接・切断ヘッド14を前進せしめて隣接せるブランケット1の上下左右の隙間13が交差する部分に挿入し、図6に示すように隣接せる左右のブランケット1の支持脚1a間の空間1bに溶接・切断ヘッド14を位置させた後、図6に示されるように溶接・切断用ノズル20を90度回転して溶接部に向ける。次いで、図3に示す溶接・切断用ノズル20から5KWのヨウ素レーザーをブランケット1の支持脚1aとバックプレート5の支持リブ5aとの溶接部に照射すると同時に、溶接部の開先に図示せぬワイヤー供給装置によりフィラーワイヤーを供給充填して溶接を行いながら徐々に溶接・切断ヘッド14を下降させて、支持脚1aと支持リブ5aとを垂直長手方向に溶接していく。この溶接加工において、ブランケット1はその上下端部が予めバックプレート5の支持リブ5aからブランケット1の支持脚1aを避けて突設した取付ブロッグ(図示省略)にボルトにて仮留保持されているので、ブランケット1を保持する必累はない。溶接終了後はポルトは取り外される。
【0012】以上ブランケット1の支持脚1aとバックプレート5の支持リブ5aとの溶接時の動作について説明したが、切断時も略同様に本発明の溶接・切断遠隔作動装置をセットし、溶接・切断用ノズル20から5KWのヨウ素レーザーをブランケット1の支持脚1aとバックプレート5の支持リブ5aの切断部に照射して切断を行いながら徐々に溶接・切断ヘッド14を下降させて支持脚1aを支持リブ5aから垂直長手方向に切断していく、この切断加工において、ブランケット1はその上下端部が予めバックプレート5の支持リブ5aからブランケット1の支持脚1aを避けて突設した取付ブロック(図示省略)にボルトにて仮留保持されているので、切断終了後ブランケット1が落下することがない。
【0013】次に本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の他の1つの実施形態を図によって説明すると、この実施形態は前記の溶接・切断遠隔作動装置と基本的には同一で、異なる点は、図7に示すようにフレーム11の各支持バー4の先端にバックプレート5に当接する当て具23が備えられ、フレーム11の背面中央に、既存の他の作業用のマニュピレータのアーム15′の先端に設けられた連結具16′が結合されて、アームI5′の先端には前記の溶接・切断遠隔作動装置の工具パネル18は有しないことである。
【0014】この実施形態の核融合炉ブランケットの溶接.切断遠隔作動装置は、マニュピレータを動作し、アーム15′の先端の連結具16′と結合されたフレーム11を所要のブランケット1の正面に移動し、引き続きフレーム11の左右両側のガイドレール3の上下端部より前方に突設した4本の支持バー4を夫々上下左右の隣接せるブランケット1間の隙間13が交差する部分に挿入し、各支持バー4の先端の当て具23を図7に示すようにバックプレート5に押し当てて、この状態のままフレーム11をマニュピレータにて支持する。その後は前記実施形態と同じ遠隔操作を行い、ブランケット1の支持脚1aとバックプレート5の支持リブ5aとを垂直長手方向に溶接したり、或いは支持脚1aを支持リブ5aから切断したりする。
【0015】次いで本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の別の1つ実施形態を図によって説明すると、図8に示すように隣接せるブランケット1間の隙間13に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な2本の溶接・切断ヘッド14を、ブランケット幅より若干広幅の間隔を存して夫々進退可能に支持ボックス24の正面に設け、支持ボックス24の背面中央にマニュピレータのアーム15″の先端に備えた連結具16″を結合し、アーム15″の節点25から左右両側方にブランケット幅よりも若干広幅の長さとなるビーム26を突設し、そのビーム26の両端にバックプレート5に当接する当て具23を先端に備えたリンク式の支持バー27を上下方向に回転可能に結合している。
【0016】このように構成された核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置は、マニュピレータを動作し、アーム15″の先端の連結具16″と結合された支持ボックス24を所要のブランケット1の正面上方に移動すると共に2本のリンク式の支持バー27を回動させてその先端に備えた当て具23を正面下方において上下左右に隣接せるブランケット1間の隙間13が交差する部分に位置させる。次にその状態でマニュピレータを動作し、2本のリンク式の支持バー27の先端部を隙間13が交差する部分に挿入し、図9に示すように先端の当て具23をバックプレート5に当接して支持ボックス24を支持する。次いで支持ボックス24の正面に取り付けられた2本の溶接・切断ヘッド14を前進させて上下左右に隣接せるブランケット1の隙間13が交差する部分に挿入し、隣接せる左右のブランケット1の支持脚1a間の空間1bに溶接・切断ヘッド14を位置させた後、図6に示されるように溶接・切断用ノズル20を90度回転して溶接部に向ける。その後は前記実施形態と同じ遠隔操作を行い、ブランケット1の支持脚1aとバックプレート5の支持リブ5aとを垂直長手方向に溶接したり、或いは支持脚1aを支持リブ5aから切断したりする。
【0017】尚、前述の図1に示す核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置におけるフレーム11は、ブランケットモジュールの幅(トロダイル方向長さ)の変化に対応するように、例えば図10に示すように左右のガイドレール3間の幅を上端から下端にかけて徐々に広くしてもよい。また、溶接・切断ヘッド14のスライダー12における進退機構に図11に示すボールねじ28を採用し、ボールねじ28のナット部29に図12に示すようにガイドローラ30を取り付けてフレーム31をガイドレールとして利用するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置によれば、ブランケットの支持脚をバックプレートの支持リブヘ溶接する作業、ブランケットの支持脚をバックプレートの支持リブから切断する作業を遠隔操作によりブランケットの正面側からアクセスすることができ、しかもそのブランケットの左右の2本の支持脚の溶接作業や切断作業は左右2本の溶接・切断ヘッドにより同時並行により行うことができるので、ブランケットのバックプレートヘの取り付け、取り外しは、偏りがなく、バランスよく安定して行うことができて、精度が高く、効率がよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の核融合炉ブランケントの溶接・切断遠隔作動装置の1つの要部を示す斜視図である。
【図2】図1の溶接・切断遠隔作動菱置の側面図である。
【図3】図1の溶接・切断遠隔作動装置における溶接・切断ヘッドを示す側面図である。
【図4】マニュピレータのアーム先端の連結具をフレームの背面中央に結合した状態を示す側面図である。
【図5】図4のフレームの各支持バーの先端のボルト締結具をバックプレートヘ押し当てた状態を示す側面図である。
【図6】図1の溶接・切断遠隔作動装置における溶接・切断ヘッドをブランケッ1の支持脚間の空間に位置させた後溶接・切断ノズルを溶接部に向けた状態を示す横断平面図である。
【図7】本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の他の1つの側面図で、ブランケットの支持脚の溶接時或いは切断時の状態を示す。
【図8】本発明の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置の別の1つの要部を示す斜視図である。
【図9】図8の溶接・切断遠隔作動装置の側面図である。
【図10】図1の溶接・切断遠隔作動装置のフレームの形状変更例を示す図である。
【図11】溶接・切断ヘッドのスライダーの進退機構に採用されるボールねじを示す一部破断斜視図である。
【図12】ボールねじのナット部にガイドローラを取り付けてフレームをガイドレールとして利用する例を示すもので、a図は断面図、b図は側面図である。
【図13】核融合炉内のブランケットのバックプレートへの取り付け構造を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ブランケット
3 ガイドレール
4 支持バー
5 バックプレート
6 ボルト締結具
11 フレーム
12 スライダー
13 隣接せるブランケット間の隙間
14 溶接・切断ヘッド
15.15′,15″ マニュピレータのアーム
16.16′,16″ 連結具
17 工具
18 工具パネル
19 ヘッドフレーム
20 溶接・切断用ノズル
23 当て具
24 支持ボックス
25 アーム15″の節点
26 ビーム
27 リンク式の支持バー

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ブランケット幅よりも若干広幅に垂直な2本のガイドレールを左右に備え、その左右のガイドレールの上下端部より直角に前方に支持バーを備え、その支持バーの先端にバックプレートヘのボルト締結具を備えたフレームと、該フレームの左右のガイドレールに夫々上下動可能に取り付けられ、隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッドを進退可能に備えたスライダーと、前記フレームの背面中央に結合する連結具及び前記ボルト締結具を一斉にバックプレートヘボルト締めする4本の工具が進退可能に備えられた工具パネルをアームの先端に有するマニュピレータとより成る核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置。
【請求項2】 ブランケット幅よりも若干広幅に垂直な2本のガイドレールを左右に備え、その左右のガイドレールの上下端部より直角に前方に支持バーを備え、その支持バーの先端にバックプレートに当接する当て具を備えたフレームと、該フレームの左右のガイドレールに夫々上下動可能に取り付けられ、隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッドを進退可能に備えたスライダーと、前記フレームの背面中央に結合せる連結具をアームの先端に有するフレーム支持用マニュピレータとより成る核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置。
【請求項3】 隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッド2本を、ブランケット幅よりも若干広幅の間隔を存して夫々進退可能に支持ボックスの正面に設け、支持ボックスの背面中央に、マニピュレータのアームの先端に備えた連結具を結合し、マニュピレータのアームの節点から左右両側方にブランケット幅よりも若干広幅の長さとなるビームを突設し、そのビームの両端にバックプレートに当接する当て具を先端に備えたリンク式の支持バーを上下方向に回転可能に結合して成る核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置において、溶接・切断ヘッドが、ヘッドフレームの先端部に直角に一側方に突設した溶接・切断用ノズルと、ヘッドフレームに支持され溶接・切断用ノズルに光ファイバーからの出射レーザーのビームを集束させる光学系レーザービーム装置とより成ることを特徴とする核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図10】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2002−116273(P2002−116273A)
【公開日】平成14年4月19日(2002.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−309485(P2000−309485)
【出願日】平成12年10月10日(2000.10.10)
【出願人】(000004097)日本原子力研究所 (55)
【出願人】(000000974)川崎重工業株式会社 (1,710)
【Fターム(参考)】