棒状部材の固定構造及び携帯型電子機器
【課題】端部の浮き上がりを確実に防止しつつ筐体の表面に棒状部材を固定できる棒状部材の固定構造及びこれを備えた携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】携帯端末機器の筐体1の表面にスティック2を固定する棒状部材の固定構造であって、スティック2は、中央部に少なくとも一つの熱かしめ用リブ21が、両端部にフランジ22が形成されており、筐体1は、熱かしめ用リブ21と対応する位置に貫通穴11が、フランジ22と対応する位置にそれを収容可能な凹部12が形成されており、貫通穴11を貫通した熱かしめ用リブ21が熱かしめされることにより、スティック2の中央部が筐体1に固定され、フランジ22が凹部12に収容された状態において、凹部12を隠蔽するようにスティック2に隣接してパネル3が設置された。
【解決手段】携帯端末機器の筐体1の表面にスティック2を固定する棒状部材の固定構造であって、スティック2は、中央部に少なくとも一つの熱かしめ用リブ21が、両端部にフランジ22が形成されており、筐体1は、熱かしめ用リブ21と対応する位置に貫通穴11が、フランジ22と対応する位置にそれを収容可能な凹部12が形成されており、貫通穴11を貫通した熱かしめ用リブ21が熱かしめされることにより、スティック2の中央部が筐体1に固定され、フランジ22が凹部12に収容された状態において、凹部12を隠蔽するようにスティック2に隣接してパネル3が設置された。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、棒状部材を電子機器の筐体に固定する構造に関し、特に、端部の浮き上がりを抑えた棒状部材の固定構造及びこれを備えた携帯型電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯端末機器の急速な普及に伴い、機器の小型化、軽量薄型化が進んでいる。
【0003】
そのような状況の中でも、デザイン面で他社製品との差別化を図るために、めっきや蒸着など手法で金属による装飾を加え、高級感を出して商品性を高める試みがなされている。
【0004】
例えば、筐体の表面に取り付ける棒状部材の中にも、高級感を演出するために金属を用いた装飾が施されたものがある。
【0005】
このような棒状部材を筐体に固定する際には、部品の浮きなどを防止する必要が出てくる。
【0006】
図7に、棒状部材の固定構造を適用した携帯端末の一例を示す。
図8に示すように、スティック102には熱かしめ用リブ121が少なくとも一つ設けられている。一方筐体101には、熱かしめ用リブ121と対応する位置に熱かしめ用穴111が設けられている。図9に示すように、熱かしめ用穴111を貫通した熱かしめ用リブ121の先端を熱によって溶かし、再度凝固させることで、スティック102が筐体101に固定されている。
【0007】
図10、図11に示すように、スティック102に隣接して、筐体101にはパネル103が貼り付けられる。
【0008】
スティック102の両端が筐体101の側壁の近傍まで到達する場合、筐体101の側壁の近傍で熱かしめを行うと、筐体101の側壁が熱で変形してしまう恐れがある。よって、スティック102の端部には熱かしめ用リブ121が設けられておらず、筐体101に対して何ら固定されていない状態となっている。
【0009】
このため、図12に示すように、スティック102の端部が浮き上がってしまう可能性があるという問題があった。
【0010】
携帯端末機器の表面に装着する細長い装飾部品の端部の浮き上がりを防止することに関連する技術として、特許文献1に開示される「携帯用電子機器」がある。特許文献1に開示される発明は、装飾部品の両端部にケースの側面に係合する爪を設けた構成である。
【特許文献1】特開2007−312213号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかし、特許文献1に開示される発明は、装飾部品がケースの側面まで達する構成でなければ適用できない。しかも、携帯用電子機器に対して外力が作用した際に、爪の係合が外れてしまう可能性があるため、装飾部品の端部の浮き上がりを確実に防止できる構造であるとはいえない。
【0012】
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、端部の浮き上がりを確実に防止しつつ筐体の表面に棒状部材を固定できる棒状部材の固定構造及びこれを備えた携帯型電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、携帯端末機器の筐体の表面に棒状部材を固定する棒状部材の固定構造であって、棒状部材は、中央部に少なくとも一つの熱かしめ用リブが、両端部にフランジが形成されており、筐体は、熱かしめ用リブと対応する位置に貫通穴が、フランジと対応する位置に該フランジを収容可能な凹部が形成されており、貫通穴を貫通した熱かしめ用リブが熱かしめされることにより、棒状部材の中央部が筐体に固定され、フランジが凹部に収容された状態において、凹部を隠蔽するように棒状部材に隣接して他の部材が設置されたことを特徴とする棒状部材の固定構造を提供するものである。
【0014】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、上記本発明の第1の態様に係る棒状部材の固定構造を備えた携帯型電子機器を提供するものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、端部の浮き上がりを確実に防止しつつ筐体の表面に棒状部材を固定できる棒状部材の固定構造及び携帯型電子機器を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1に、本発明の好適な実施の形態に係る棒状部材の固定構造を適用した携帯型電子機器の外観を示す。筐体1にはスティック2が固定されており、スティック2に隣接してパネル3も設置されている。
【0017】
図2に示すように、スティック2には熱かしめ用リブ21が少なくとも一つ設けられている。また、スティック2の両端部にはフランジ22が設けられている。一方筐体1には、熱かしめ用リブ21と対応する位置に熱かしめ用穴11が設けられている。また、図3に示すように、フランジ22と対応する位置にはフランジ22を収容する凹部12が設けられている。
【0018】
熱かしめ用リブ21は、スティック2の長手方向に対して対称に配置することにより、筐体1への取り付け強度の偏りを無くすことができる。
【0019】
図4に示すように、スティック2に隣接して、筐体1にはパネル3が貼り付けられる。なお、ここではパネル3が貼り付けによって固定される場合を例としているが、その固定方法は任意である。
【0020】
図5(a)に示すように、熱かしめ用穴11を貫通した熱かしめ用リブ21の先端が、熱によって溶かされることで、スティック2が筐体1に固定されている。
【0021】
図5(b)に示すように、凹部12に収容されたフランジ22の上にパネル3が位置することで、スティック2の端部の浮き上がりが抑えられている。落下等によって筐体1に外力が作用した場合でも、フランジ22上にパネル3が位置するため、スティック2の端部が浮き上がることはない。
【0022】
また、図5(b)に示すように、パネル3の厚さとスティック2の厚さとを略同一とし、かつ筐体1には、スティック2が設置される箇所にそれと略同一高さの段差が設ければ、組立後に筐体1、スティック2、パネル3をほぼ平坦とすることができる。
【0023】
このように、本実施形態に係る棒状部材の固定構造は、端部の浮き上がりを確実に防止しつつ筐体の表面に棒状部材を固定できる。
【0024】
なお、上記実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはない。
例えば、上記実施形態においては、スティックに隣接してパネルが設置される構成を例としたが、スティックに隣接して設置される部材は必ずしもパネルである必要はない。
また、上記実施形態においては、筐体の周縁の2箇所を結ぶようにスティックを配置する構成を例としたが、図6に示すように筐体1の1面内に(周縁部にかからないように)スティック2を配置する構成であっても適用可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る棒状部材の固定構造を適用した携帯端末の外観を示す図である。
【図2】スティック及び筐体の構成を示す図である。
【図3】スティックの端部に設けられたフランジが筐体の凹部に収容された状態を示す図である。
【図4】スティックに隣接して筐体にパネルを装着する状態を示す図である。
【図5】棒状部材の固定構造の構成を示す図である。
【図6】筐体の1面内にスティックを配置する構成の一例を示す図である。
【図7】棒状部材の固定構造を適用した携帯端末の一例を示す図である。
【図8】スティック及び筐体の構成を示す図である。
【図9】スティックを筐体に固定した状態を示す図である。
【図10】スティックに隣接して筐体にパネルを装着した状態を示す図である。
【図11】スティックに隣接して筐体にパネルを装着する状態を示す図である。
【図12】スティックの端部が浮き上がった状態を示す図である。
【符号の説明】
【0026】
1 筐体
2 スティック
3 パネル
11 熱かしめ用穴
12 凹部
21 熱かしめ用リブ
22 フランジ
【技術分野】
【0001】
本発明は、棒状部材を電子機器の筐体に固定する構造に関し、特に、端部の浮き上がりを抑えた棒状部材の固定構造及びこれを備えた携帯型電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯端末機器の急速な普及に伴い、機器の小型化、軽量薄型化が進んでいる。
【0003】
そのような状況の中でも、デザイン面で他社製品との差別化を図るために、めっきや蒸着など手法で金属による装飾を加え、高級感を出して商品性を高める試みがなされている。
【0004】
例えば、筐体の表面に取り付ける棒状部材の中にも、高級感を演出するために金属を用いた装飾が施されたものがある。
【0005】
このような棒状部材を筐体に固定する際には、部品の浮きなどを防止する必要が出てくる。
【0006】
図7に、棒状部材の固定構造を適用した携帯端末の一例を示す。
図8に示すように、スティック102には熱かしめ用リブ121が少なくとも一つ設けられている。一方筐体101には、熱かしめ用リブ121と対応する位置に熱かしめ用穴111が設けられている。図9に示すように、熱かしめ用穴111を貫通した熱かしめ用リブ121の先端を熱によって溶かし、再度凝固させることで、スティック102が筐体101に固定されている。
【0007】
図10、図11に示すように、スティック102に隣接して、筐体101にはパネル103が貼り付けられる。
【0008】
スティック102の両端が筐体101の側壁の近傍まで到達する場合、筐体101の側壁の近傍で熱かしめを行うと、筐体101の側壁が熱で変形してしまう恐れがある。よって、スティック102の端部には熱かしめ用リブ121が設けられておらず、筐体101に対して何ら固定されていない状態となっている。
【0009】
このため、図12に示すように、スティック102の端部が浮き上がってしまう可能性があるという問題があった。
【0010】
携帯端末機器の表面に装着する細長い装飾部品の端部の浮き上がりを防止することに関連する技術として、特許文献1に開示される「携帯用電子機器」がある。特許文献1に開示される発明は、装飾部品の両端部にケースの側面に係合する爪を設けた構成である。
【特許文献1】特開2007−312213号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかし、特許文献1に開示される発明は、装飾部品がケースの側面まで達する構成でなければ適用できない。しかも、携帯用電子機器に対して外力が作用した際に、爪の係合が外れてしまう可能性があるため、装飾部品の端部の浮き上がりを確実に防止できる構造であるとはいえない。
【0012】
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、端部の浮き上がりを確実に防止しつつ筐体の表面に棒状部材を固定できる棒状部材の固定構造及びこれを備えた携帯型電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、携帯端末機器の筐体の表面に棒状部材を固定する棒状部材の固定構造であって、棒状部材は、中央部に少なくとも一つの熱かしめ用リブが、両端部にフランジが形成されており、筐体は、熱かしめ用リブと対応する位置に貫通穴が、フランジと対応する位置に該フランジを収容可能な凹部が形成されており、貫通穴を貫通した熱かしめ用リブが熱かしめされることにより、棒状部材の中央部が筐体に固定され、フランジが凹部に収容された状態において、凹部を隠蔽するように棒状部材に隣接して他の部材が設置されたことを特徴とする棒状部材の固定構造を提供するものである。
【0014】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、上記本発明の第1の態様に係る棒状部材の固定構造を備えた携帯型電子機器を提供するものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、端部の浮き上がりを確実に防止しつつ筐体の表面に棒状部材を固定できる棒状部材の固定構造及び携帯型電子機器を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1に、本発明の好適な実施の形態に係る棒状部材の固定構造を適用した携帯型電子機器の外観を示す。筐体1にはスティック2が固定されており、スティック2に隣接してパネル3も設置されている。
【0017】
図2に示すように、スティック2には熱かしめ用リブ21が少なくとも一つ設けられている。また、スティック2の両端部にはフランジ22が設けられている。一方筐体1には、熱かしめ用リブ21と対応する位置に熱かしめ用穴11が設けられている。また、図3に示すように、フランジ22と対応する位置にはフランジ22を収容する凹部12が設けられている。
【0018】
熱かしめ用リブ21は、スティック2の長手方向に対して対称に配置することにより、筐体1への取り付け強度の偏りを無くすことができる。
【0019】
図4に示すように、スティック2に隣接して、筐体1にはパネル3が貼り付けられる。なお、ここではパネル3が貼り付けによって固定される場合を例としているが、その固定方法は任意である。
【0020】
図5(a)に示すように、熱かしめ用穴11を貫通した熱かしめ用リブ21の先端が、熱によって溶かされることで、スティック2が筐体1に固定されている。
【0021】
図5(b)に示すように、凹部12に収容されたフランジ22の上にパネル3が位置することで、スティック2の端部の浮き上がりが抑えられている。落下等によって筐体1に外力が作用した場合でも、フランジ22上にパネル3が位置するため、スティック2の端部が浮き上がることはない。
【0022】
また、図5(b)に示すように、パネル3の厚さとスティック2の厚さとを略同一とし、かつ筐体1には、スティック2が設置される箇所にそれと略同一高さの段差が設ければ、組立後に筐体1、スティック2、パネル3をほぼ平坦とすることができる。
【0023】
このように、本実施形態に係る棒状部材の固定構造は、端部の浮き上がりを確実に防止しつつ筐体の表面に棒状部材を固定できる。
【0024】
なお、上記実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはない。
例えば、上記実施形態においては、スティックに隣接してパネルが設置される構成を例としたが、スティックに隣接して設置される部材は必ずしもパネルである必要はない。
また、上記実施形態においては、筐体の周縁の2箇所を結ぶようにスティックを配置する構成を例としたが、図6に示すように筐体1の1面内に(周縁部にかからないように)スティック2を配置する構成であっても適用可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る棒状部材の固定構造を適用した携帯端末の外観を示す図である。
【図2】スティック及び筐体の構成を示す図である。
【図3】スティックの端部に設けられたフランジが筐体の凹部に収容された状態を示す図である。
【図4】スティックに隣接して筐体にパネルを装着する状態を示す図である。
【図5】棒状部材の固定構造の構成を示す図である。
【図6】筐体の1面内にスティックを配置する構成の一例を示す図である。
【図7】棒状部材の固定構造を適用した携帯端末の一例を示す図である。
【図8】スティック及び筐体の構成を示す図である。
【図9】スティックを筐体に固定した状態を示す図である。
【図10】スティックに隣接して筐体にパネルを装着した状態を示す図である。
【図11】スティックに隣接して筐体にパネルを装着する状態を示す図である。
【図12】スティックの端部が浮き上がった状態を示す図である。
【符号の説明】
【0026】
1 筐体
2 スティック
3 パネル
11 熱かしめ用穴
12 凹部
21 熱かしめ用リブ
22 フランジ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末機器の筐体の表面に棒状部材を固定する棒状部材の固定構造であって、
前記棒状部材は、中央部に少なくとも一つの熱かしめ用リブが、両端部にフランジが形成されており、
前記筐体は、前記熱かしめ用リブと対応する位置に貫通穴が、前記フランジと対応する位置に該フランジを収容可能な凹部が形成されており、
前記貫通穴を貫通した前記熱かしめ用リブが熱かしめされることにより、前記棒状部材の中央部が前記筐体に固定され、
前記フランジが前記凹部に収容された状態において、前記凹部を隠蔽するように前記棒状部材に隣接して他の部材が設置されたことを特徴とする棒状部材の固定構造。
【請求項2】
前記熱かしめ用リブは、前記棒状部材の長手方向に関して対称に形成されていることを特徴とする請求項1記載の棒状部材の固定構造。
【請求項3】
前記他の部材は前記筐体を装飾する化粧パネルであることを特徴とする請求項1又は2記載の棒状部材の固定構造。
【請求項4】
前記棒状部材が、前記筐体の表面の周縁の2箇所を結ぶように配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造。
【請求項5】
前記棒状部材の表面に金属皮膜が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造。
【請求項6】
前記他の部材の厚さと前記棒状部材の厚さとが略同一であり、
前記筐体には、前記棒状部材が設置される箇所に、前記棒状部材の厚さと略同一高さの段差が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造を備えた携帯型電子機器。
【請求項1】
携帯端末機器の筐体の表面に棒状部材を固定する棒状部材の固定構造であって、
前記棒状部材は、中央部に少なくとも一つの熱かしめ用リブが、両端部にフランジが形成されており、
前記筐体は、前記熱かしめ用リブと対応する位置に貫通穴が、前記フランジと対応する位置に該フランジを収容可能な凹部が形成されており、
前記貫通穴を貫通した前記熱かしめ用リブが熱かしめされることにより、前記棒状部材の中央部が前記筐体に固定され、
前記フランジが前記凹部に収容された状態において、前記凹部を隠蔽するように前記棒状部材に隣接して他の部材が設置されたことを特徴とする棒状部材の固定構造。
【請求項2】
前記熱かしめ用リブは、前記棒状部材の長手方向に関して対称に形成されていることを特徴とする請求項1記載の棒状部材の固定構造。
【請求項3】
前記他の部材は前記筐体を装飾する化粧パネルであることを特徴とする請求項1又は2記載の棒状部材の固定構造。
【請求項4】
前記棒状部材が、前記筐体の表面の周縁の2箇所を結ぶように配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造。
【請求項5】
前記棒状部材の表面に金属皮膜が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造。
【請求項6】
前記他の部材の厚さと前記棒状部材の厚さとが略同一であり、
前記筐体には、前記棒状部材が設置される箇所に、前記棒状部材の厚さと略同一高さの段差が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項記載の棒状部材の固定構造を備えた携帯型電子機器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2010−40578(P2010−40578A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−198570(P2008−198570)
【出願日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【出願人】(390010179)埼玉日本電気株式会社 (1,228)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【出願人】(390010179)埼玉日本電気株式会社 (1,228)
【Fターム(参考)】
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