説明

検索結果の画面単位の表示

本発明は、文書を検索した結果を提示する方法に関する。文書の一部に検出された出現が、1つの画面上にユーザに提示される。以降のステップでは、まだ提示されていない少なくとも1つのさらなるヒットを有する文書のさらなる部分が、同一画面上に表示されてもよい。従って、文書内に検出されるすべての出現は、一度のみユーザに提示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文書内のヒットを有する文書の検索結果を提示する方法に関する。本発明はまた、文書を検索する結果を提示する装置及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
EP0596247は、テキスト情報によるキーワードを検索する方法を開示する。ユーザは、ある文書から検索文字列の出現を検出するため、検索文字列を用いた検索を開始することができる。コンピュータは、検索文字列を含む文書及びページのヒットリストを生成する。ユーザがヒットリスト上のページを選択すると、コンピュータは、当該ページを表示し、選択されたページ内のヒットをハイライトする。ユーザは、ナビゲーションキーを用いてページ上に表示される次のヒット又は以前のヒットに移動するようにしてもよい。
【0003】
検索文字列の出現は、文書内に任意に分布可能である。一部の出現は、例えば、検索文字列がしばしば出現する文書のセクションなどにクラスタリングされてもよい。他の例では、文書のあるセクションは、少数の出現しか有しないかもしれない。
【0004】
ユーザが既知の「find next」又は「find previous」コマンドを利用して、これらの出現をブラウズする場合、ある出現が現在のクラスタ又は文書の異なる部分にあるかユーザが判断することは困難であるかもしれない。ユーザが単に文書をスクロールし、出現を検出する場合、大変時間のかかるものとなるであろう。従って、既知の方法は、ユーザに出現を提示するのに非効率的なものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、従来の検索方法の問題点を軽減し、ユーザが検索結果を容易かつ効率的にナビゲートすることを可能にする文書検索結果を提示する方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、上記方法が、画面上に表示された前記文書の一部の少なくとも1つのヒットを提示するステップと、表示された前記文書の一部に含まれない同一画面上に表示された前記文書のさらなる部分の少なくとも1つのさらなるヒットを以降において提示するステップとを有することにより実現される。
【0007】
一般には、多くの文書は大きすぎるため、可読性を犠牲にすることなく単一の画面に全体を表示することができない。大部分のブラウジングシステムの共通の要素は、文書が画面ごとに閲覧可能であり、すなわち、文書の一部が一度に画面上に表示されるということである。画面上に表示される文書部分は、当該文書の1ページ又は複数ページ、1段落又は複数段落であってもよい。例えば、ページは、テキスト文書のいくつかのライン及びカラムを有するかもしれない。
【0008】
画面上に現在あるすべての検索ヒット、すなわち、検索により検出された出現が、それらがユーザに同時に提示されるようにあるカラーを用いて視覚的にハイライトすることによりユーザに提示される。もちろん、1つのヒットのみが検出され、画面上に提示されるかもしれない。
【0009】
現在の画面上に表示されない文書内のさらなる出現を表示するため、文書は画面ごとに、すなわち、1つの画面が各ステップにおいて表示されるようブラウジングされてもよい。従って、文書のさらなる部分を有する以降の画面が表示される。文書のさらなる部分は、まだ提示されていない文書のさらなる部分に少なくとも1つのさらなるヒットを有する。
【0010】
例えば、既知のテキストブラウジング方法とは対照的に、「find next」コマンドは、次の出現を検索及びハイライトすることを開始せず、代わりに、まだ提示されていない出現を有するさらなるページが表示される。
【0011】
本発明によると、可能な限り少数の画面が検索結果を提示するため、すなわち、画面ごとにナビゲートするため表示され、ユーザには各画面上にすべての検索結果の概要が提供される。ユーザは出現分布のクリアな概要を取得し、一瞥により各クラスタを認識する。例えば、繰り返される検出コマンドは、現在の画面上に予測不可能な小さなジャンプを生じさせることなく、ユーザがまだ見ていない検索文字列の出現のみを表示する。いくつかの「find next」コマンドは、文書内の検索文字列のすべての出現を検出するのに十分であるかもしれない。これは、携帯電話、携帯コンピュータ、リモコンユニットなどの限られたユーザインタフェースを有する装置には特に有用である。ユーザは、少数のコマンドにより検索結果をブラウズすることが可能となる。
【0012】
また、本発明の課題は、本発明が文書内の少なくとも1つのヒットを有する当該文書を検索した結果を提示する装置であって、当該装置が、提示された検索結果を除外する同一画面上に表示された前記文書のさらなる部分における画面上に表示された前記文書の一部の少なくとも1つのさらなるヒットを以降において提示することを可能にするため、プロセッサに結合された表示手段を有することを特徴とする装置を提供することにより実現される。
【0013】
当該装置は、本発明の方法を参照して上述されるように機能するよう構成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は、本発明による文書検索結果を提示する方法の実施例を示す。一般に、本発明は、コンピュータなどを用いて検索され、ユーザに表示又は提示可能な情報を検索した結果を提示するのに利用可能である。これに関して、「文書」は、テキスト、ビデオ画像、写真、グラフィックス、音声データ、サンプリング及び語彙検索条件を利用することによりデジタル化された題材を記述及び検索するのに利用可能なMPEG−7規格によるメタデータなどの他のデジタルデータなどの任意の情報の組み合わせを有するものであってもよい。音声データは、MPEG−2(Moving Picture Experts Group)規格、AVI(Audio Video Interleave)形式、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)形式などの各種フォーマットに従うものであってもよい。ビデオデータは、GIF(Graphic Interchange Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、MPEG−4などの各種フォーマットに従うものであってもよい。テキスト情報は、例えば、ASCII(American Standard Code for Information Interchange)形式、PDF(Adobe Acrobat Format)形式、HTML(HyperText Markup Language)形式などに従うものであってもよい。他の例として、メタデータは、XML(Extensible Markup Language)形式に従うものであってもよい。従って、「文書」という用語はテキスト文書に限定されない。
【0015】
ステップ110において、まず、文書を検索するための検索クエリが取得されるかもしれない。テキスト文書では、検索文字列及び各種検索オプションを入力するためのダイアログウィンドウにより検索が開始されてもよい。
【0016】
クエリを利用して、ステップ120において検索が実行される。テキストクエリに基づく多数の文書検索方法が知られている。検索により、検索文字列の出現が検出されるかもしれない。これらの方法の1つが、EP0596247に説明されているが、そこでは、通常のテキスト情報として検索されるテキストインデックスを取得するため、画像が解析される。テキスト情報を検索するための同一又は類似の技術が、メタデータ又はデータ構造の検索に適用されてもよい。
【0017】
ステップ130において、少なくとも1つの検出された出現、すなわち、少なくとも1つのヒットを有する文書の一部が画面上に表示される。この文書部分は、ユーザが当該部分のコンテンツを閲覧することができるように、画面上に全体表示可能である。
【0018】
文書の表示部分におけるヒットが、ステップ140において、各種方法によりユーザに提示されるかもしれない。例えば、テキストにおいて検出される検索文字列は、視覚的にハイライトされてもよい。
【0019】
ステップ150において、文書内にまだ提示されていないさらなるヒット、すなわち、さらなる検索結果が存在するかチェックされてもよい。表示された文書部分に関して連続するさらなるヒットが検出される場合(例えば、以降の検索後)、ステップ160において、さらなる検索結果を有する文書のさらなる部分が選択されるかもしれない。例えば、さらなる部分の始めと終わりが決定される。「連続的」という用語は、さらなる出現が表示された文書部分には構成されていないことを意味する。
【0020】
ステップ170において、ユーザからのさらなる文書部分を表示するコマンドが待機されるかもしれない。あるいは、このコマンドは自動的に生成され、ユーザ入力なしで行われるようにしてもよい。
【0021】
ステップ180において、さらなる検索結果を有するさらなる文書部分が表示され、ステップ190において、ステップ130と140を参照して上述されるように、さらなる検索結果が視覚的にハイライトされるなどにより提示されてもよい。
【0022】
ステップ150〜190は、他のさらなる出現が文書内に検出される場合に繰り返されるかもしれない。
【0023】
図2を参照して、本発明の方法の実施例が説明される。図2は、文書200の第1部分と第2部分、すなわち、文書のさらなる部分がそれぞれ示される画面210と220を示す。第1画面210は、第1テキスト文字列230の出現を有する。第2画面220は、同じ第1テキスト文字列230の出現と、第2テキスト文字列240の出現を有する。
【0024】
表示される文書部分は、テキストMS Word文書の通常の「ページ」などの論理ページと異なるものであってもよいということに留意すべきである。例えば、この論理ページは、単に印刷用の文書の一部を示すものであってもよい。
【0025】
まず、第1文字列230の出現を有する画面210が表示される。その後、第1文字列230と第2文字列240のさらなる出現を有する第2画面220が表示される。第2画面220は、第1画面210における出現を除外する。画面210と220は、同一の装置の同一エリアに表示されてもよい。
【0026】
検索結果を有しない文書200の他の部分は、表示されない。ユーザには、「find next」コマンドなどのユーザコマンドに応答して、又は自動的に表示される2つの画面にすべての検索結果が提供されてもよい。通常、各出現は、例えば、文書の終わりに達すると、特別な状況を除いて一度しか提示されない。
【0027】
画面210は、最大数の出現が同一画面上に表示されるように、文書の対応する部分において検出された出現に関して配置されるようにしてもよい。例えば、図2は、画面210が画面の上部に1つの出現230を提示するよう配置されることを示す。この結果、他の出現は画面210の下部に提示されることとなる。これは、上部の出現が画面210の中間にある場合には、不可能となるであろう。一般に、画面は、上下左右など文書に応じて任意の方向に配置されてもよい。
【0028】
本発明の一実施例では、図2に示されるような検索テキスト文字列230と240など、2以上の検索クエリが存在する。1以上の検索クエリの検索結果が、同時に提示されるようにしてもよい。例えば、1つのみの検索クエリに対する検索結果が提示され、その他のクエリに対する検索結果は、それらが前の結果を有する同一画面上に出現する限り表示されるようにしてもよい。表示対象となる文書部分は、1以上の検索クエリに対する検索結果を提示すべきか否かの選択に基づき選択されるようにしてもよい。例えば、図2において、検索文字列240に対する出現のみが示されるべきではない場合、画面220はポジション250にシフト(配置)されるであろう。
【0029】
特定の文書は、テーブル、ツリー構造などの複雑な構造を有するかもしれない。ツリー構造の文書は、EPG(電子番組ガイド)システム、TV推奨装置(ジャンル階層など)、音声ジュークボックスのファイルディレクトリ、カメラ、データベースレポートなどにおいて利用されるものであってもよい。この場合、検索結果は、例えば、単に文書を上部から下部にスクロールさせることによっては閲覧することができない。複数のスクロール方向が、例えば、3つのブランチが水平及び垂直方向に画面境界を越えて延長されているツリー状又はテーブル状の構造において必要とされるかもしれない。あるいは、これは文書を上下左右など各種方向にスクロールさせるかもしれない。これは、ユーザが文書を閲覧するのに混乱を生じさせるかもしれない。
【0030】
図3を参照して、テーブル状の情報300を有する文書に本発明による方法を適用する例が説明される。図3は、文書300の対応する部分が表示される画面310、320及び330を示す。文書の他の部分は、スキップされ、ユーザには示されないかもしれない。ヒットは各画面において一度のみ示される。従来システムと同様に、これらの画面は隣接せず、本発明の方法により検索結果を示すよう配置される。
【0031】
テーブル300などのテーブルにおいて、セルのテキストが完全に表示することはできず、隠されたり、省略されたりすることもある。しかしながら、出現がこのようなセルにおいて検出されるかもしれず、それらがセルのテキストの隠れた部分に存在するため、このような出現を見ることができないかもしれない。これは、当該セルの何れかの部分が検索文字列に一致することが最初の閲覧では明らかでないという問題点を有する。この問題を解消するため、これらの出現は以下のように示されてもよい。セルのテキストの表示可能な第1部分は、検索文字列が第1部分内に出現する場合に示されてもよい。これらの出現が、セルのテキストの隠れた部分にある場合、出現が検出されるテキスト部分が示され、テキストの他の部分はスキップされる(示されない)かもしれない。セルのテキストのスキップされた部分は、「“...”」などの特別なシンボルにより表示されてもよい。
【0032】
本発明のさらなる実施例は、編集可能な文書に関する。既知のテキストプロセッサは、ある時点で検出された1つの出現を置換することを可能にする。ある出現が画面上にハイライトされると、以降のタイピング、ボタンの押下などにより、ハイライトされた出現が入力された文字と置換されるかもしれない。文書全体のすべての出現を置換することも知られている。従って、ユーザは、時間がかかる文書内に検出されたすべての出現について動作し、又は文書全体の出現を置換することが要求されるかもしれず、これらユーザが文書全体を閲覧することができないため望ましくない。この問題を解決するため、本発明の方法は、コマンドのみ、ボタンの押下などにより、現在の画面上のすべての出現を置換することが可能である。
【0033】
図4は、文書検索結果を提示する装置400を示すブロック図を示す。本装置は、CPU(Central Processing Unit)410と、メモリ420と、任意的な入力ユニット430と、表示装置440とを有するものであってもよい。
【0034】
表示装置は、従来のCRTなどのモニタ又は画面上に文書及び検索結果を表示するよう構成される他の何れかの装置であってもよい。ユーザ入力ユニットは、キーボードやコンピュータマウスなどのポインタ制御装置であってもよい。入力ユニットには、LEFTキー、RIGHTキー、UPキー及びDOWNキーなどのカーソル制御キーが備えられているかもしれない。他の例では、入力ユニットは、表示装置と組み合わされ、タッチ画面を有するものであってもよい。さらなる例では、入力ユニットは、マイクロフォン(図示せず)、及び典型的にはCPUにより実行されるソフトウェアプログラムとして実現される音声認識装置を有するものであってもよい。表示装置は、音声情報を再生するスピーカー(図示せず)に接続されてもよい。
【0035】
従来のRAM(Random Access Memory)などのメモリは、本発明の方法を参照して上述されたように、CPUが機能することを可能にするためのCPUにより実行されるコンピュータプログラムを格納するよう構成されてもよい。メモリはまた、文書を格納するよう構成されてもよく、CPUは、検索を実行するためメモリに格納されている文書にアクセスするよう構成されてもよい。CPUは、汎用マイクロプロセッサユニットであってもよい。上記装置により本発明をどのように実現するかについては、当業者には明らかであろう。
【0036】
CPUは、外部ソースから文書を取得するよう構成される通信ユニット(図示せず)に接続されてもよい。例えば、通信ユニットは、インターネットへの接続用の周知のモデム、又は文書をスキャナから取得するための通信ポートであってもよい。
【0037】
本発明は、図4に示される実施例に限定されるものではなく、テレビ装置、ホームシネマシステム、携帯ビデオプレーヤー、リモコンユニット、携帯電話及び従来のコンピュータにおいて実現可能であるということは、理解されるべきである。
【0038】
各種プログラムは、本発明の装置及び方法の各機能を実現可能であり、ハードウェア又は異なる他の装置により複数の方法により組み合わされてもよい。本発明のコンセプトの範囲内で、説明された実施例の変形及び改良が可能である。
【0039】
例えば、本発明の方法は、文書におけるテキスト検索を参照する具体例により上述された。しかしながら、本発明は、音声及び映像情報に適用可能である。
【0040】
検索クエリはまた、音声クエリ、映像クエリ又はそれらとテキストクエリとの組み合わせであってもよい。映像情報は、異なる方法を利用することにより検索されるかもしれない、例えば、検索対象となる映像データは、例えば、既知の方法によりMPEG−7規格などを利用して、タグ、いわゆるメタデータを用いて予めマーク付けされてもよい。このような映像データは、キーワードなどを利用して従来方法により検索されてもよい。
【0041】
他の例では、映像情報は各種映像解析を適用することにより検索されてもよい。映像解析の一部の方法は、映像データのセグメント化、分類、及び人間の顔の正面図の認識などの認識のような各ステップを有する。他の方法は、ある適合度により特殊なアルゴリズムを用いて、映像クエリに適合する映像情報の一部を検出するため、検索された映像情報よりはるかに小さいサイズのビデオクリップや静止画像などの映像クエリを取得する。例えば、これらのアルゴリズムは、ビデオ画像がブロックに分割された後、画像類似度又は映像類似度を利用して、クリップの類似度を測定するようにしてもよい。これら既知の方法は、映像データベースの検索に適用可能である。
【0042】
音声情報を検索する多くの方法が知られている。メタデータは、音声情報をタグ処理するのに利用されてもよい(タイトル、記録日、主題、人物など)。特定のテキスト検索クエリにより、検索された音声情報からの具体的データが抽出されてもよい。他の方法では、音声情報は、指定されたキーワードの出現に対して極めて迅速に検索可能なテキストに変換されてもよい。他の抽出技術では、キーワードは、音声情報について直接検索を実行するため、音声パラメータにより提示されてもよい。
【0043】
他の技術は、音声情報の音声コンテンツを表すなど、音声情報の所定の特徴を記述するための前処理アルゴリズムを使用する。前処理中、検索クエリが入力される際に、以降において検索される補助データが生成される。検索クエリがテキストである場合、それは補助データを検索するのに用いられる検索音声パラメータにより変換又は表現されてもよい。検索クエリはまた、同様の検索音声パラメータを取得するのに解析される音声データであってもよい。
【0044】
映像情報又は音声情報の部分に検出されたヒットは、以降において様々な方法によりユーザに提示されてもよい。例えば、映像情報に検出される画像には、あるカラーの境界又はエッジが与えられるかもしれない。音声クエリに適合する2つの発話された単語などの音声ヒットを含む音声情報の検出された部分が再生されてもよい。この場合、音声部分は、音声ヒットより時間的に長いものである。音声ヒットは、例えば、「検出されたヒットの始まり」と「検出されたヒットの終わり」に対応する所定の音声などの特別な音声マーキングによって、音声部分において認識されてもよい。
【0045】
「有する」という動詞及びその派生語の使用は、請求項に規定された以外の要素又はステップの存在を排除するものではない。本発明は、複数の要素を有するハードウェア及び適切にプログラムされたコンピュータにより実現可能である。複数の手段を列記した装置クレームでは、これらの手段のいくつかは、単一かつ同一のハードウェアアイテムにより実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】図1は、本発明の方法の実施例を示す。
【図2】図2は、検出された検索結果を有する文書部分を表示する画面例を示す図を示す。
【図3】図3は、検出された検索結果を有する文書部分を表示する画面例を示す図を示す。
【図4】図4は、本発明による装置の実施例の機能ブロック図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
文書内のヒットを有する当該文書を検索した結果を提示する方法であって、
画面上に表示された前記文書の一部の少なくとも1つのヒットを提示するステップと、
表示された前記文書の一部に含まれない同一画面上に表示された前記文書のさらなる部分の少なくとも1つのさらなるヒットを以降において提示するステップと、
を有することを特徴とする方法。
【請求項2】
請求項1記載の方法であって、
前記文書のさらなる部分は、提示された検索結果を除外することを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項1記載の方法であって、
前記文書は、電子テキスト文書、データ構造、映像又は音声情報の1つであることを特徴とする方法。
【請求項4】
請求項1記載の方法であって、
前記文書はページ単位で提示され、
前記文書の一部は、前記画面上に全体的に表示可能なページに対応する、
ことを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項1記載の方法であって、
前記ヒットは、前記画面上に視覚的にマークされることを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項1記載の方法であって、さらに、
前記画面上に提示されるあるヒットに対応する前記文書の要素を置換するステップ、又は前記画面上に提示されるすべてのヒットに対応する前記文書のすべての要素を同時に置換するステップを有することを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項1記載の方法であって、さらに、
前記画面上に同時に示される最大ヒット数を実現にするため、前記ヒットの提示を上下左右に配置するステップを有することを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項1記載の方法であって、
少なくとも2つの検索クエリが、前記文書を検索するため取得され、
前記表示対象となる文書の一部が、対応して前記検索クエリの1以上に対する検索結果を提示するため選択される、
ことを特徴とする方法。
【請求項9】
文書内の少なくとも1つのヒットを有する当該文書を検索した結果を提示する装置であって、
当該装置が、提示された検索結果を除外する同一画面上に表示された前記文書のさらなる部分における画面上に表示された前記文書の一部の少なくとも1つのさらなるヒットを以降において提示することを可能にするため、プロセッサに結合された表示手段を有することを特徴とする装置。
【請求項10】
請求項9記載の装置を有し、テレビ装置、ホームシネマシステム、携帯ビデオプレーヤー、リモコンユニット又は携帯電話の1つである家電機器。
【請求項11】
実行時に請求項9記載の装置としてプログラム可能な装置が機能することを可能にするコンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−510214(P2007−510214A)
【公表日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−537508(P2006−537508)
【出願日】平成16年10月21日(2004.10.21)
【国際出願番号】PCT/IB2004/052159
【国際公開番号】WO2005/041065
【国際公開日】平成17年5月6日(2005.5.6)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】