説明

模様付容器の製法およびそれによって得られる模様付容器

【課題】転写フィルムの着色模様形成層を、線接触により転写面を押圧しながら、容器部材の凹部内に隙間なく転写することができるようにした模様付容器の製法およびそれによって得られる模様付容器を提供する。
【解決手段】透明プラスチック製の蓋体13の内側に凹部13aが形成され、その凹部13aの底面に着色模様が付与されて外側から透けて見えるようになっているコンパクト容器を製造する方法であって、上記蓋体13の凹部13aの開口の上方に、ベースフィルム1に着色模様形成層2が積層された転写フィルム3を位置決めするとともに、上記転写フィルム3の上方に、上記凹部13aの開口片端側から他端側に順次入り込むよう円弧状に湾曲する湾曲面21が設けられた押し付け治具20を位置決めし、上記押し付け治具20を下降して、その湾曲面21の表面に貼着された弾性シート22を上記凹部13aの開口片端側から他端側に順次入り込ませながら転写フィルム3を凹部13aの底面に押し付けることにより、着色模様形成層2を転写するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内側面に付与された着色模様が外側から透けて見えるようになっている模様付容器の製法およびそれによって得られる模様付容器に関するものである。
【0002】
プラスチック容器等の表面に、文字や図柄等からなる着色模様を付与して付加価値を高めることが広く行われている。その方法の一つとして、上記着色模様となる着色模様形成層をベースフィルム上に塗布もしくは印刷してなる転写フィルムを、模様を付与しようとする対象物の表面に押圧し、上記着色模様形成層を、ベースフィルム側から対象面側に転写する方法がある。
【0003】
上記転写フィルムによる着色模様形成層の転写方法としては、つぎの2通りの方法がよく知られている。すなわち、まず、第1の方法は、図6に示すように、ベースフィルム1と着色模様形成層2とを備えた転写フィルム3(実際には、ベースフィルム1と着色模様形成層2の間に剥離層が設けられ、着色模様形成層2の表面には接着層が設けられている構成が一般的であるが、これら副次的な層については説明を省略する、以下同じ)を、着色模様形成層2が対象物4の表面と対峙するよう配置した状態で、昇降自在に支受した平板状の転写盤5を、矢印で示すように、垂直に下降させて押し付けることにより転写を行う方法である(特許文献1等を参照のこと)。
【0004】
また、第2の方法として、図7に示すように、ベースフィルム1と着色模様形成層2とを備えた転写フィルム3を、着色模様形成層2が対象物4の表面と対峙するよう配置した状態で、回転自在に支受された転写ロール6を、矢印で示すように、着色模様形成層2が設けられた部分の端縁部に垂直に下降させて押し付けた後、この転写ロール6を対象物4の表面に沿って押し付けながら転動させることによって転写を行う方法である(特許文献2等を参照のこと)。
【特許文献1】実開平3−84154号公報
【特許文献2】実開平4−71246号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記第1の転写方法によれば、転写面が周囲の面より一段下がった面であっても、転写盤5の押圧面全体を、転写面に入り込ませることにより、転写面の角の隅まで転写フィルム3を押し付けて転写することができるという利点がある反面、転写面積に応じた大きな圧力と高温加熱が必要なため、転写装置が大がかりになり、また対象物4に無理な負荷がかかって変形や歪みが生じやすいという問題がある。また、転写面全体に均一な圧力と熱をかけることが難しいため、得られる転写模様(着色模様)にむらが生じやすいという問題もある。
【0006】
一方、第2の転写方法は、転写ロール6を転動させながら対象物4の表面を押し付けるようになっているため、押圧部分が線接触となって押し付け圧が小さくてすみ、加熱温度も比較的低く設定することができる。しかも転写面全体を均一に押圧、加熱することができ、対象物4に変形や歪みを与えることがないという利点を有している。しかしながら、転写面が周囲の面より一段下がっている場合、その段差部のごく近傍では、転写ロール6の下部が、その段差の立ち上がり部に当たってしまうため、転写面の角の隅まで転写フィルム3を押し付けて転写することができないという問題がある。
【0007】
ところで、最近、プラスチック成形品において、透明(半透明を含む)プラスチックを用いて、いわゆる「スケルトン仕様」にすることが流行っており、ファンデーション等の化粧料を収容するコンパクト容器等においても、透明プラスチック容器にすることが提案され、一部で実施されている。しかしながら、コンパクト容器は、一般に、例えば図8に示すように、化粧料収容用凹部10を備えた本体部11と、蓋体13とを、ヒンジ構造12によって回転自在に連結した構成になっており、上記蓋体13の内側面の凹部内に、鏡14が貼着されている。このため、上記蓋体13を、透明プラスチック製にすると、蓋体13の外側から、内側に貼着した鏡14の裏面が透けて見えてしまい、かえって見栄えが悪くなることが判明した。
【0008】
そこで、鏡14の裏面が透けて見えないように、蓋体13内側の、鏡14を貼着する面を、不透明な着色模様形成層(単一着色層からなる場合も含む)で被覆することが検討されており、その際、前記転写フィルム3を利用することが考えられている。しかし、上記鏡14を貼着する蓋体13は、その断面図(鏡14を除いた状態)である図9に示すように、比較的薄肉であるため、前記第1の方法によって転写を行うと、蓋体13に負荷がかかりすぎて損傷や歪みが発生するおそれがある。また、前記第2の方法によって転写を行うと、上記蓋体13の、鏡14を貼着する面13aは、周囲の面より一段下がっているため、転写面の角の隅まで転写フィルム3を押し付けて転写することができず、角の隅まで着色模様形成層2で覆うことができないという問題がある。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、転写フィルムの着色模様形成層を、線接触により転写面を押圧しながら、容器部材の凹部内に隙間なく転写することができるようにした模様付容器の製法およびそれによって得られる模様付容器の提供を、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するため、本発明は、容器を構成する少なくとも一部の部材が透明プラスチック製部材からなり、その透明な容器部材の内側に、周囲が高さ0.1mm以上の段差で囲まれた凹部が形成され、その凹部底面に着色模様が付与されて外側から透けて見えるようになっている容器を製造する方法であって、内側に、周囲が高さ0.1mm以上の段差で囲まれた凹部が形成された透明な容器部材を準備し、上記容器部材の凹部開口の上方に、ベースフィルムに着色模様形成層が積層された転写フィルムを位置決めするとともに、上記転写フィルムの上方に、上記凹部開口の片端側から他端側に順次入り込むよう円弧状に湾曲する押し付け面が設けられた押し付け治具を位置決めし、上記押し付け治具を下降して、その円弧状押し付け面を上記凹部開口の片端側から他端側に順次入り込ませながら転写フィルムを凹部底面に押し付けることにより、着色模様形成層を凹部底面に転写するようにした模様付容器の製法を第1の要旨とする。
【0011】
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記円弧状押し付け面が、円弧状に湾曲する剛性押し付け部材の湾曲面に沿って貼設された弾性シートで構成されており、上記弾性シートの厚みが、容器部材の凹部段差の高さよりも0.3〜5mm厚く設定されている模様付容器の製法を第2の要旨とし、そのなかでも、特に、上記弾性シートの表面硬度が85〜95°に設定されている模様付容器の製法を第3の要旨とする。
【0012】
そして、本発明は、上記第1〜第3のいずれかの要旨である模様付容器の製法によって得られる模様付容器を第4の要旨とする。
【発明の効果】
【0013】
すなわち、本発明の模様付容器の製法によれば、容器部材の内側凹部内に、転写フィルムから着色模様形成層を転写する際、円弧状に湾曲する特殊な押し付け面を有する押し付け治具を用いているため、転写面への押圧を線接触で行いながら、しかも転写面の角の隅まで着色模様形成層を転写することができる。したがって、凹部底面の端縁部に、未着色の透明部が残されることがなく、非常に美麗な着色模様が形成された容器を得ることができる。また、中身を見せると見栄えが悪くなるような場合に、その部分を、上記着色模様形成層によって、内側から完全に覆うことができるため、透明な容器部材を用いても、見栄えが悪くなることがない。
【0014】
そして、上記円弧状押し付け面が、円弧状に湾曲する剛性押し付け部材の湾曲面に沿って貼設された弾性シートで構成されており、上記弾性シートの厚みが、透明容器部材の凹部段差よりも0.5〜1mm厚く設定されている場合は、より美麗な仕上がりの模様付容器を得ることができる。
【0015】
また、上記弾性シートの表面硬度が85〜95°に設定されている場合は、上記弾性シートで構成された円弧状押し付け面による押し付け効果が、特に優れたものとなり、より一層、美麗な仕上がりの模様付容器を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0017】
まず、容器を構成する少なくとも一部の部材として、透明プラスチック製の容器部材を準備する。上記「容器を構成する少なくとも一部の部材」とは、例えば、図8に示すコンパクト容器における蓋体13等をいう。
【0018】
そして、上記「透明プラスチック製」とは、すでに述べたように、半透明プラスチックからなる場合も含む趣旨であり、肉眼で裏側が透けてみえる限り、「透明」であるものとする。そして、プラスチックは無色透明である必要はなく、何らかの着色がなされた透明プラスチックであってもよい。なお、容器部材の材料となるプラスチックの種類は、従来から、プラスチック容器に用いられているものであれば、特に限定するものではない。
【0019】
また、上記容器部材には、その内側に、周囲が高さ0.1mm以上の段差で囲まれた凹部が形成されていなければならない。この凹部底面内に着色模様を付与することが、本発明の大きな特徴だからである。段差の0.1mm未満のものは、ほぼ平坦であり、従来から用いられている転写ロール6(図7参照)を用いた転写によって、ほぼ満足できる着色模様の転写を行うことができるからである。
【0020】
つぎに、本発明の一実施の形態として、図8に示すコンパクト容器において、その蓋体13の裏面内側の、鏡14取り付け用の凹部13a(図9参照)内に、転写フィルムの着色模様形成層を転写する例について、詳細に説明する。
【0021】
まず、上記蓋体13を、図1に示すような押し付け治具20を備えた転写装置の載置台30に載置して位置決め固定する。上記押し付け治具20は金属製で、その押し付け面が、側面からみた輪郭が4分の1円となるよう円弧状に湾曲した湾曲面21になっており、さらに、上記湾曲面21の中央に、転写対象である蓋体13の凹部13a開口に過不足なく入り込む平面形状を有する弾性シート22が貼着されている。
【0022】
なお、上記弾性シート22は、厚み2mmのシリコンゴムシートからなり、その表面硬度は、90°に設定されている。
【0023】
そして、上記押し付け治具20は、その上部に取り付けられた連結部材23を介して、駆動ユニット(図示せず)に連結されており、上下方向に昇降自在で、かつ湾曲面21の円弧状の中心点Oを中心として、その湾曲面21が、最大90°まで周方向に回動できるようになっている。また、上記押し付け治具20は、上記回動動作時に、中心点Oの位置が左右方向にずれて、湾曲面21上の弾性シート22と蓋体13との接触部が、左右方向に平行に移動するようになっている。
【0024】
なお、上記押し付け治具20は、初期状態では、その湾曲面21に貼着された弾性シート22の片方の端縁22aがもっとも低い位置となり、かつ凹部13a開口の片端縁13a′の真上にくるよう位置決めされている。
【0025】
この初期状態において、上記蓋体13の上方に、転写フィルム3を水平に供給し、図1に示すように、その着色模様形成層2が蓋体13の凹部13a開口の真上に位置するよう位置決めする。そして、上方から押し付け治具20を降下させ、図2に示すように、湾曲面21上の弾性シート22の片端縁22aが、凹部13aの片端縁13a′を押し付けた状態にする。このとき、湾曲面21による押圧力と表面温度は所定の値に設定され、以下の一連の押圧動作時中、その値は一定に保たれるようになっている。
【0026】
そして、矢印で示すように、上記押し付け治具20を、中心点Oを中心として回動させるとともに、この中心点Oを、図面において右から左に移動させて、湾曲面21上の弾性シート22で転写フィルム3を、凹部13a底面に沿って押し付けながら、図3に示す位置まで移動させる。これにより、弾性シート22の他端縁22bが、凹部13aの他端縁13a″を押し付けた状態となり、一連の押圧動作による着色模様形成層2の転写は完了する。
【0027】
そこで、上記押し付け治具20を上昇させ、図1に示す初期位置に戻すとともに、蓋体13を取り出す。なお、連続的に転写工程を繰り返す場合は、これに続いて、新たな蓋体13を載置し、転写フィルム3を所定距離だけ走行させて、転写済の部分を転写装置内から除去し、着色模様形成層2が設けられた新たな部分を、新たに載置された蓋体13の上に位置決めする。そして、以下、同様の工程を繰り返す。
【0028】
このようにして得られた蓋体13は、図4およびこれを上からみた平面図である図5に示すように、その凹部13aの底面全体に、転写フィルム3から転写された着色模様形成層2が形成されており、角の隅まで、凹部13a内が完全な不透明になっている。
【0029】
したがって、上記蓋体13を用いた透明プラスチック製のコンパクト容器は、蓋体13内側に鏡14(図8参照)を貼着したものであっても、鏡14の裏面が外から透けて見えることがなく、美麗な外観を有している。
【0030】
なお、上記の例において、押し付け治具20は、湾曲面21を転動させるタイプのものであれば、どのようなものであっても差し支えなく、市販の転写装置を利用することができる。そして、上記の例では、蓋体13を載置台30に位置決め固定し、その上から押し付け治具20を下降し、回動および横移動動作を与えて、湾曲面21上の弾性シート22を凹部13a内に入り込ませて転動させるようにしたが、押し付け治具20には、昇降動作と回動動作だけ与えられるようになっており、回動動作時に、蓋体13が押圧されながら横移動するようになっていても差し支えない。さらに、上記押し付け治具20の回動角度および湾曲面21の円弧をなす角度も、90°に限らず、適宜の角度に設定することができる。
【0031】
また、上記の例において、押し付け治具20による押圧力と加熱温度は、特に限定するものではなく、転写フィルム3によって要求される転写条件に従い、適宜の値に設定されるが、押圧面が線接触となるため、比較的低い値に設定しても、充分に良好な転写を行うことができる。したがって、蓋体13の部材そのものへの負荷が小さく、損傷や歪みを生じることがない。特に、上記の例のように、転写対象である部材が、薄肉の成形品(例えば肉厚が5mm以下の成形品)である場合、その効果が顕著である。
【0032】
さらに、上記の例において、上記押し付け治具20の湾曲面21に貼着する弾性シート22の材質は、特に限定するものではないが、押圧時の荷重と加熱に耐えるものでなければならず、シリコンゴム等が好適である。そして、その表面硬度は、85〜95°であることが好ましい。
【0033】
そして、上記の例のように、弾性シート22のみを凹部13a内に入り込ませて転写を行う場合、その弾性シート22の形状は、転写フィルム3によって着色模様を付与しようとする凹部13aの底面形状に合致するものでなければならない。すなわち、弾性シート22を凹部13a内に入り込ませて、転写フィルム3を、凹部13a底面の隅々まで押し付けなければならないからである。同様の理由から、上記弾性シート22の厚みは、転写面を囲う段差の高さより高く設定しなければならず、なかでも、上記段差の高さよりも0.3〜5mm厚く設定することが好適である。
【0034】
また、押し付け治具20の湾曲面21全体が、凹部13a内に入り込むようになっている場合は、弾性シート22の厚みは特に制限されない。そして、押し付け治具20全体をゴム等の弾性部材で形成するようにしても差し支えない。
【0035】
そして、本発明は、コンパクト容器に限らず、どのような容器に適用することもできる。ただし、その対象となる容器部材の内側に、周囲が0.1mm以上の段差で囲まれた凹部が形成され、その凹部底面に、着色模様を転写するものでなければならない。
【0036】
また、転写する着色模様形成層は、複数の色からなる色模様が形成されているものであっても、単一色からなるものであってもよい。そして、その着色模様形成層が、インクで形成されたものであっても、金属箔等で形成されたものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】本発明の一実施例の説明図である。
【図3】本発明の一実施例の説明図である。
【図4】上記実施例によって着色模様が転写された蓋体を示す断面図である。
【図5】上記蓋体を上から見た平面図である。
【図6】従来の転写方法の説明図である。
【図7】従来の他の転写方法の説明図である。
【図8】一般的なコンパクト容器の説明図である。
【図9】上記コンパクト容器の蓋体を示す断面図である。
【符号の説明】
【0038】
1 ベースフィルム
2 着色模様形成層
3 転写フィルム
13 蓋体
13a 凹部
20 押し付け治具
21 湾曲面
22 弾性シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器を構成する少なくとも一部の部材が透明プラスチック製部材からなり、その透明な容器部材の内側に、周囲が高さ0.1mm以上の段差で囲まれた凹部が形成され、その凹部底面に着色模様が付与されて外側から透けて見えるようになっている容器を製造する方法であって、内側に、周囲が高さ0.1mm以上の段差で囲まれた凹部が形成された透明な容器部材を準備し、上記容器部材の凹部開口の上方に、ベースフィルムに着色模様形成層が積層された転写フィルムを位置決めするとともに、上記転写フィルムの上方に、上記凹部開口の片端側から他端側に順次入り込むよう円弧状に湾曲する押し付け面が設けられた押し付け治具を位置決めし、上記押し付け治具を下降して、その円弧状押し付け面を上記凹部開口の片端側から他端側に順次入り込ませながら転写フィルムを凹部底面に押し付けることにより、着色模様形成層を凹部底面に転写するようにしたことを特徴とする模様付容器の製法。
【請求項2】
上記円弧状押し付け面が、円弧状に湾曲する剛性押し付け部材の湾曲面に沿って貼設された弾性シートで構成されており、上記弾性シートの厚みが、容器部材の凹部段差の高さよりも0.3〜5mm厚く設定されている請求項1記載の模様付容器の製法。
【請求項3】
上記弾性シートの表面硬度が85〜95°に設定されている請求項2記載の模様付容器の製法。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載された模様付容器の製法によって得られることを特徴とする模様付容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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