説明

機器情報設定システム

【課題】 情報機器側でのパラメータチェックを実行する上で、ユーザによる一層効率的な入力又は変更を可能とし、また、情報機器やネットワークトラフィックに対する負荷を軽減し得る機器情報設定システムを提供する。
【解決手段】 端末側で、外部の情報機器に設定される各種条件についてのパラメータの入力をWebブラウザを利用して行う機器情報設定システムにおいて、情報機器に設定される各種条件についてのパラメータの入力を行うための第1のウィンドウと該第1のウィンドウとは異なる第2のウィンドウとを表示し、第1のウィンドウ上で入力されたパラメータを、第2のウィンドウを介して情報機器へ送信する。そして、情報機器側でのパラメータの判定結果に基づき、パラメータにエラーがあると判定された場合に、第1のウィンドウに入力されたパラメータをリロードしないように、端末側での第1のウィンドウにおけるパラメータのリロードを制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークに接続される端末や情報機器を有し、該端末側でWebブラウザを利用して該情報機器に関する情報をネットワーク経由で取得し、各種条件の設定及び変更が可能である機器情報設定システムに関する。
【背景技術】
【0002】
周知の通り、端末や複写機,多機能複合機(MFP)等の画像形成装置が共に接続されたネットワークにおいては、端末側でWebブラウザを利用して他の機器から情報をネットワーク経由で取得し、各機器の状態を確認したり、機器の設定条件を設定入力又は変更したりすることが行われている(例えば特開2003−324566号公報参照)。従来では、端末側での設定入力又は変更に伴い、例えば規定範囲を越えていないか若しくは数字内にアルファベットが入っていないか等、設定入力されたパラメータの正否を確認するパラメータチェックが実施される方法が知られている。
【0003】
【特許文献1】特開2003−324566号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、かかる方法において、端末側でのパラメータの設定入力に伴い、かかるパラメータチェックを画像形成装置側で行うようにした場合には、端末側でチェック対象となるデータの送信とともに画面が遷移することで、入力データが失われ、このため、入力ミスがあると、再度一から設定入力を行う必要がある。他方、かかるパラメータチェックを端末側で行うようにした場合には、端末への負荷が大きくなり、パフォーマンスが悪くなるという問題がある。
【0005】
更に別の方法としては、端末側で入力されたパラメータに関するパラメータチェックを画像形成装置側で行い、入力ミスがあると、入力データを埋め込んだHTMLファイルを作成し、端末側に送り戻す方法が提案されているものの、この方法では、端末側での設定入力を行う毎にHTMLファイルの作成が必要となる分、画像形成装置への負荷が大きくなる。また、このHTMLファイルを端末側へ送信する上で、ネットワークトラフィックへの負荷が大きくなる。パフォーマンスの向上を図るために、HTMLファイルの代わりに、XML(eXtensible Markup Language)ファイル及びXSLT(XSL Transformation)ファイルを用いることが考えられるが、この場合、XSLTファイルは静的となり、かかるファイルに入力データを埋め込むことは非常に困難である。
【0006】
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、ユーザによる一層効率的な設定入力又は変更を可能とし、また、情報機器に対する負荷若しくはネットワークトラフィックに対する負荷を軽減しつつ、情報機器側でのパラメータチェックが実行可能である機器情報設定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本願の請求項1に係る発明は、ネットワークに接続される端末及び情報機器を有し、該端末側で、該情報機器に設定される各種条件についてのパラメータの入力又は変更をWebブラウザを利用して行う機器情報設定システムにおいて、上記情報機器に設定される各種条件についてのパラメータの入力又は変更を行うための第1のウィンドウと、該第1のウィンドウとは異なる第2のウィンドウとを表示するウィンドウ表示手段と、上記第1のウィンドウ上で入力又は変更されたパラメータを、上記第2のウィンドウを介して情報機器へ送信するパラメータ送信手段と、上記情報機器側に設けられ、上記端末から送信されてきたパラメータが所定の許容条件を満たすか否かを判定するパラメータ判定手段と、上記パラメータ判定手段による判定結果に基づき、上記端末側での第1のウィンドウにおけるパラメータのリロードを制御するパラメータリロード制御手段であって、上記パラメータ判定手段により上記パラメータが許容条件を満たさないと判定された場合に、上記第1のウィンドウに入力又は変更されたパラメータをリロードしない、パラメータリロード制御手段と、を有していることを特徴としたものである。
【0008】
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記ウィンドウ表示手段は、上記パラメータ判定手段により上記パラメータが許容条件を満たさないと判定された場合に、そのエラーの内容をあらわすメッセージを付しつつ上記第2のウィンドウを表示することを特徴としたものである。
【発明の効果】
【0009】
本願の請求項1に係る発明によれば、情報機器側でパラメータチェックを実行する機器設定システムにおいて、ユーザによる一層効率的な設定入力又は変更を可能とし、また、情報機器に対する負荷若しくはネットワークトラフィックに対する負荷を軽減することができる。
【0010】
また、本願の請求項2に係る発明によれば、エラーの内容を把握することができ、エラーの対象となったパラメータを第1のウィンドウ上で容易に訂正することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態では、特許請求の範囲に記載の「端末」として、パーソナルコンピュータ(以下、PCと表記)を取り上げ、また、「情報機器」として、多機能複合機(以下、MFPと表記)を取り上げる。
図1は、本発明の実施形態に係るPC及びMFPを含むネットワークの構成を概略的に示す図である。このネットワーク1は、複数のPC10と、プリンタ機能,ファクシミリ機能,コピー機能,スキャナ機能など複数の機能をもつMFP20と、を有しており、これらは、ネットワークバス15を介して、互いにデータ送受信可能に接続されている。このネットワーク1では、例えば、PC10で処理された文書データや画像データ等のジョブデータを、MFP20へ送信してMFP20側でプリントしたり、MFP20で原稿を読み込むことにより作成されたジョブデータを、PC10へ送信してPC10側で表示又は格納したりすることが可能である。
【0012】
また、特に図示しないが、ネットワーク1は、ネットワークバス15を介して、インターネットに接続されてもよい。この場合、MFP20は、原稿に基づき作成したジョブデータを、例えば他のネットワーク上にある遠隔のPCへインターネット経由で送信したり、遠隔のPCからのジョブデータをインターネット経由で受信し、それに基づきプリント出力したりすることも可能である。また、ネットワーク1の構成として、実際には、例えばプロキシサーバ,メールサーバ,ルータ等の図1に示す構成以外も含まれるが、ここでは、それらを省略する。
【0013】
図2は、PC10の基本構成を示すブロック図である。このPC10は、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)等のプログラムに基づき、PC10内の各構成を制御するCPU2と、PC10の起動時に実行されるブートプログラムを記録するROM3と、プログラムの実行に必要なワークエリアのバッファエリアとして利用されるRAM4と、OSやアプリケーションプログラムや各種のデータを格納するハードディスク(図中の「HD」)5と、外部機器との間で、ジョブデータ等の各種データの送受信を行なうためのネットワークインターフェースカード(図中の「NIC」)6と、を有している。これらの構成は、データ送受信可能に、バス7を介して互いに接続されている。また、特に図示しないが、PC10は、例えば、CD−ROMドライブ,フロッピー(登録商標)ディスクドライブ等の構成を有していてもよい。
【0014】
また、図3は、MFP20の基本的な構成を示すブロック図である。MFP20は、基本的に、所定のプログラムに基づき各種の命令を実行させるなどして、MFP20内の各構成を制御するCPU21と、CPU21による制御の基になるプログラムを格納するROM22と、該プログラムの実行に必要なワークエリアや外部から送信されてきたジョブデータを一時的に格納するRAM23と、ユーザによる装置の操作及び各種の設定入力を可能とするタッチパネル式の表示パネルを備えた操作部24と、原稿を読み取り例えばビットマップ形式の画像データを取得する走査部25と、ジョブデータに基づき用紙に対してプリントを実行する印刷部26と、印刷部26に対して給紙を行なう給紙部27と、ジョブデータ等の各種データの送受信を外部と行なうためのネットワークインターフェースカード(図中の「NIC」)28と、を有している。これらの構成は、データ送受信可能に、バス29を介して互いに接続されている。
【0015】
PC10にはWebブラウザがインストールされており、本実施形態では、PC10側でWebブラウザを利用してMFP20から情報をネットワーク経由で取得し、MFP20の状態を確認したり、その設定条件を設定入力又は変更したりすることが可能である。そして、設定条件の設定入力又は変更があった場合、設定入力又は変更後のパラメータについて、例えば規定範囲を越えていないか若しくは数字内にアルファベットが入っていないか等、設定入力されたデータの正否を確認するパラメータチェックがMFP20側で行われるようになっている。
【0016】
本実施形態では、前述した従来技術の課題を解決すべく、ユーザによる一層効率的なパラメータの設定入力又は変更を可能とし、また、情報機器に対する負荷若しくはネットワークトラフィックに対する負荷を軽減しつつ、MFP20側でパラメータチェックを実行するために、以下のような工夫がなされている。具体的には、パラメータの設定入力又は変更を行うための情報設定入力画面を構成する第1のウィンドウとともに、それとは異なる第2のウィンドウを作成し、第2のウィンドウから設定入力又は変更後のパラメータをMFP20へ送信するようにする。以下、図4〜8に示すサンプル画面を参照しながら説明する。
【0017】
まず、Webブラウザを起動することで、モニタディスプレイM(図1参照)上にはブラウザウィンドウが表示されるが、更にブラウザウィンドウ上でURLボックスに情報取得用のURLが入力され、ユーザにより移動が指示されることで、MFP20側の情報がネットワーク経由で取得され、図4に示すように、情報設定入力画面を呈するブラウザウィンドウ(以下、第1のウィンドウという)W1が表示される。この情報設定入力画面は、MFP20から取得されたXMLファイル及びXSLTファイルに基づき構成されるもので、この画面には、設定入力可能な項目の一例として、「TCP/IP」,「IPアドレス(IP Address)」,「ホスト名(Host Name)」が含まれている。
【0018】
また、図4に示す情報設定入力画面を呈する第1のウィンドウW1上で、各項目の設定変更後に実行ボタン(図中の「Apply」が付されたボタン)がクリックされることにより、図5に示すように、サブウィンドウ(以下、第2のウィンドウという)W2が追加されて表示される。ここでは、第2のウィンドウW2上で「パスワード(Password)」が入力可能となっている。このパスワード入力後に実行ボタンがクリックされることにより、第1のウィンドウW1上で設定入力されたパラメータ及び第2のウィンドウW2上で入力されたパスワードが、PC10からMFP20へネットワーク経由で送信される。MFP20では、このパラメータ及びパスワードの受信に応じて、パラメータチェックが実行される。なお、本実施形態において、「パラメータチェック」とは、第2のウィンドウW2上で入力されたパスワードの照合も含むものとする。
【0019】
MFP20側で行われるパラメータチェックの結果、これらのパラメータが規定条件を満たすとともにパスワードが確認され、エラーがないと判断された場合には、第2のウィンドウW2が閉じられ、第1のウィンドウW1には、設定入力されたパラメータが第1のウィンドウW1にリロードされて、図6に示すような設定完了画面が表示され、MFP20側での各種情報設定が完了される。
【0020】
また、一方、MFP20側で行われるパラメータチェックの結果、パラメータが規定条件を満たさずNGであると判断された場合には、図7に示すように、第2のウィンドウW2上に、エラー内容通知メッセージ「パスワードが間違っています(Password is incorrect)」が表示される。その後、図中の「OK」が付されたボタンを押す等して、ユーザによりエラー内容が確認されると、第2のウィンドウW2が閉じられ、図8に示すように、第1のウィンドウW1が、以前に設定入力されたパラメータがそのまま残った状態で表示される。
【0021】
以下、前述したような機器情報設定処理について、フローチャートを参照しながら、PC10及びMFP20側で実行される処理別に説明する。図9は、PC10側で実行される機器情報設定処理についてのフローチャートである。なお、この処理は、ブラウザ起動後、第1のウィンドウW1が開かれた状態から開始されるものとする。まず、MFP情報取得用のURLへの移動の実行指示があったか否かが判断される(#11)。その結果、移動の実行指示がないと判断された場合には、再度ステップ#11が繰り返され、他方、移動の実行指示があったと判断された場合には、引き続き、情報ファイル(XMLファイル及びXSLTファイル)が受信されたか否かが判断される(#12)。その結果、情報ファイルが受信されていないと判断された場合には、再度ステップ#12が繰り返され、他方、情報ファイルが受信されたと判断された場合には、引き続き、情報ファイルを反映した情報設定入力画面(図4参照)を呈する第1のウィンドウW1が表示される(#13)。
【0022】
その後、第1のウィンドウW1上でパラメータの設定入力又は変更があるか否かが判断される(#14)。その結果、パラメータの設定入力又は変更がないと判断される場合には、再度ステップ#14が繰り返され、他方、パラメータの設定入力又は変更があると判断された場合には、別の情報設定入力画面を呈する第2のウィンドウW2が表示される(#15)。
【0023】
更に、第2のウィンドウW2上でパスワード入力があるか否かが判断され(#16)、その結果、パスワード入力がないと判断される場合には、再度ステップ#16が繰り返され、他方、パスワード入力があると判断された場合には、パラメータチェック実行の為、第2のウィンドウW2上でのパスワードに加え、第1のウィンドウW1上でのパラメータがMFP20へ送信される(#15)。
【0024】
その後、MFP20からの返信があるか否かが判断され(#18)、その結果、返信がないと判断された場合には、再度ステップ#18が繰り返され、他方、返信があったと判断された場合には、引き続き、MFP20によるパラメータチェックの結果を伝える情報に基づき、エラーの有無が判断される(#19)。その結果、エラーがないと判断された場合には、第1のウィンドウW1が更新され(#20)、これに伴い、第2のウィンドウW2が閉じられ、以前に設定入力されたパラメータが第1のウィンドウW1にリロードされることで、MFP20側での情報設定が完了される(#21)。
【0025】
また、一方、ステップ#19の結果、エラーがあったと判断された場合には、エラー内容が第2のサブウィンドウW2に表示され、その後、そのエラー内容がユーザにより確認されたか否かが判断される(#23)。その結果、確認されていないと判断された場合には、再度ステップ#23が繰り返され、他方、確認されたと判断された場合には、引き続き、第2のウィンドウW2が閉じられ(#24)、その後、ステップ#14に戻り、それ以降のステップが繰り返される。
【0026】
また、図10には、PC10側で実行される機器情報設定処理に対応して、MFP20側で実行される機器情報設定処理についてのフローチャートである。この処理では、まず、PC10からのアクセスの有無が判断される(#31)。つまり、PC10側で情報取得用のURLへの移動が指示されたか否かが判断される。その結果、アクセスがないと判断された場合には、再度ステップ#31が繰り返され、他方、アクセスがあったと判断された場合には、情報ファイル(XMLファイル及びXSLTファイル)が送信される(#32)。
【0027】
その後、PC10から送信されてきたパラメータが受信されたか否かが判断され(#33)、その結果、パラメータが受信されていないと判断された場合には、再度ステップ#33が繰り返され、他方、パラメータが受信されたと判断された場合には、引き続き、パラメータチェックが実行される(#34)。
【0028】
続いて、チェック対象となったパラメータにおけるエラーの有無かが判断される(#35)。その結果、エラーなしと判断された場合には、OK情報がPC10へ返信され(#36)、他方、エラーありと判断された場合には、エラー内容を含むNG情報がPC10へ返信される(#37)。以上で処理が終了される。
【0029】
以上説明したように、本実施形態では、パラメータチェックがNGである場合に、第1のウィンドウW1に設定入力されたパラメータがリロードされず、以前に設定入力されたパラメータがそのまま残ることとなり、第1のウィンドウW1上でのパラメータの再設定入力が不要であり、ユーザへの負荷が軽減される。また、MFP20からPC10へパラメータチェックの結果情報を送信するに際して、チェック結果がOKである場合には、それをあらわす情報のみを、また、チェック結果がNGである場合にも、NGである旨をあらわす情報に、NGの内容をあらわす情報を付加するのみであるため、動的なHTMLファイルやXSLTファイルを作成する必要はなく、更に、それらの場合に比べて、MFP20やネットワークトラフィックへの負荷は軽減され、パフォーマンスも向上させることが可能である。
【0030】
図9及び10のフローチャートであらわされる機器情報設定処理は、PC10又はMFP20の各ROMに格納されるプログラムが読み出されることで実行されるが、かかるプログラムは、PC10又はMFP20の各CPUによる制御の基になるプログラムの一部として予め組み込まれるものであっても、あるいは、機器情報設定処理を実行させるための管理プログラムとして、例えばCD−ROM又はフロッピーディスク等の外部記録媒体を用いて若しくはネットワーク経由でダウンロードすることで、PC10又はMFP20にインストールされ、追加的に格納されるものであってもよい。
【0031】
なお、本発明は、例示された実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】PC及びMFPが接続されたネットワークの構成を概略的に示す図である。
【図2】上記PCの基本構成をあらわすブロック図である。
【図3】上記MFPの基本構成をあらわすブロック図である。
【図4】情報設定入力画面を呈する第1のウィンドウを示す図である。
【図5】情報設定入力画面を呈する第1のウィンドウに加え、パスワード入力画面を呈する第2のウィンドウを示す図である。
【図6】設定完了画面を呈する第1のウィンドウを示す図である。
【図7】情報設定入力画面を呈する第1のウィンドウに加え、エラー内容通知メッセージが付された第2のウィンドウを示す図である。
【図8】以前に設定入力されたパラメータがそのまま残った状態で表示される第1のウィンドウを示す図である。
【図9】上記PC側で実行される情報機器設定処理についてのフローチャートである。
【図10】上記MFP側で実行される情報機器設定処理についてのフローチャートである。
【符号の説明】
【0033】
1…ネットワーク,2…CPU,3…ROM,4…RAM,5…ハードディスク,6…NIC,10…PC,20…MFP,21…CPU,22…ROM,23…RAM,28…NIC,W1…第1のウィンドウ,W2…第2のウィンドウ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続される端末及び情報機器を有し、該端末側で、該情報機器に設定される各種条件についてのパラメータの入力又は変更をWebブラウザを利用して行う機器情報設定システムにおいて、
上記情報機器に設定される各種条件についてのパラメータの入力又は変更を行うための第1のウィンドウと、該第1のウィンドウとは異なる第2のウィンドウとを表示するウィンドウ表示手段と、
上記第1のウィンドウ上で入力又は変更されたパラメータを、上記第2のウィンドウを介して情報機器へ送信するパラメータ送信手段と、
上記情報機器側に設けられ、上記端末から送信されてきたパラメータが所定の許容条件を満たすか否かを判定するパラメータ判定手段と、
上記パラメータ判定手段による判定結果に基づき、上記端末側での第1のウィンドウにおけるパラメータのリロードを制御するパラメータリロード制御手段であって、上記パラメータ判定手段により上記パラメータが許容条件を満たさないと判定された場合に、上記第1のウィンドウに入力又は変更されたパラメータをリロードしない、パラメータリロード制御手段と、を有していることを特徴とする機器情報設定システム。
【請求項2】
上記ウィンドウ表示手段は、上記パラメータ判定手段により上記パラメータが許容条件を満たさないと判定された場合に、そのエラーの内容をあらわすメッセージを付しつつ上記第2のウィンドウを表示することを特徴とする請求項1記載の機器情報設定システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−215716(P2006−215716A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−26484(P2005−26484)
【出願日】平成17年2月2日(2005.2.2)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】