説明

機器管理システム

【課題】無線タグの装着等の別途煩雑な作業を行うことなく、機器の設置場所を把握することが可能な機器管理システムを提供する。
【解決手段】管理サーバ10は、ICカード40に入力されたIPアドレスを書き込み、さらにそのIPアドレスに対応するMACアドレスを指定して電源投入命令の送信を開始する。設置場所へのゲート30aを通過する際、ゲート装置30は、ICカード40からIPアドレス、担当者のIDを読み取り、ゲートIDとともに管理サーバ10に送信し、管理サーバ10はこれを一時保存する。ハブ50は管理対象機器20のIPアドレスとともに自身のハブIDを管理サーバ10に送信する。管理サーバ10は受信したハブIDを基に管理対象機器20の現存場所を特定した後、移動管理表に記録されている設置予定場所と比較し、一致する場合に移動完了の記録を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、PC等のオフィス機器の設置場所を把握、管理する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、日本版SOX法などへの対策を背景として、財務に関わる固定管理資産、オフィス機器管理の妥当性がより重要となってきている。また、別の建物への引越し作業等をスムーズに行うためにも、保管場所の正確な把握は重要である。このような観点から、資産管理対象となるオフィス機器などの機器の設置状況を、効率的に確認できるようにした資産管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−295406号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の技術は、オフィス機器に予め無線タグを貼り付け、ゲートに取り付けた送受信装置により、IDを読み取って保管場所を把握するものであるため、新しくオフィス機器を購入する度に、新たに無線タグを装着しなければならないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、無線タグの装着等の別途煩雑な作業を行うことなく、機器の設置場所を把握することが可能な機器管理システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明では、管理対象の機器である管理対象機器と、移動作業を行う担当者の管理する情報記憶媒体と、各設置場所に対応して設置されたゲート装置と、前記管理対象機器からのデータを中継するハブと、前記管理対象機器の設置場所を把握する管理サーバを備えたシステムであって、前記管理対象機器は、自身を特定するための機器アドレスを記憶する記憶手段と、前記管理サーバからの電源投入信号に応じて電源を投入する電源投入手段とを有し、前記情報記憶媒体は、前記担当者を特定する担当者IDと、前記機器アドレスとを記憶する領域を有し、前記ゲート装置は、前記情報記憶媒体から前記担当者IDおよび機器アドレスを読み取る読取手段と、前記読み取った担当者IDおよび機器アドレスを自身のゲートIDとともに前記管理サーバに送信する送信手段とを有し、前記ハブは、ハブIDを記憶し、前記管理対象機器から機器アドレスを取得する手段と、取得した機器アドレスおよび前記ハブIDを前記管理サーバに送信する送信手段とを有し、前記管理サーバは、各管理対象機器について機器アドレス、担当者ID、設置予定場所、移動状況を対応付けた移動管理表を記憶した記憶手段と、入力された機器アドレスに対応付けて読み取られた担当者IDを前記移動管理表に登録する担当者登録手段と、入力された機器アドレスを特定して当該機器アドレスに電源投入命令を送信する電源投入指示手段と、前記ゲート装置から送信された担当者ID、機器アドレス、ゲートIDを受信する通過ゲート情報受信手段と、前記ハブから前記機器アドレスとハブIDを受信し、当該ハブIDに対応する設置場所を現存場所として特定する現存場所特定手段と、当該現存場所および受信した機器アドレスの組と、前記移動管理表に記憶された設置予定場所および機器アドレスの組を比較し、両者が一致する場合に、前記移動管理表に移動完了の旨の情報を登録する移動完了処理手段とを有する機器管理システムを提供する。
【0007】
本発明の機器管理システムによれば、管理サーバにおいて、機器アドレス、担当者ID、設置予定場所、移動状況を対応付けた移動管理表を管理し、機器アドレスが入力され、担当者IDが読み取られると、その機器アドレスと担当者IDを対応付けて移動管理表に記憶するとともに、その機器アドレスを特定して電源投入命令を送信し、ゲート装置から送信された担当者ID、機器アドレス、ゲートIDを一時保存し、ハブから機器アドレスとハブIDを受信し、そのハブIDに対応する現存場所を特定し、特定した現存場所および受信した機器アドレスの組と、移動管理表に記憶された設置予定場所および機器アドレスの組を比較し、両者が一致する場合に、移動管理表に移動完了の旨の情報を登録するようにしたので、無線タグの装着等の別途煩雑な作業を行うことなく、機器の設置場所を把握することが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、無線タグの装着等の別途煩雑な作業を行うことなく、機器の設置場所を把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明に係る機器管理システムの一実施形態を示す構成図である。
【図2】管理サーバ10において管理される移動管理表を示す図である。
【図3】管理サーバ10において管理されるハブ管理表を示す図である。
【図4】ICカード40に記録される情報の一例を示す図である。
【図5】本発明に係る機器管理システムの処理動作を示すフローチャートである。
【図6】管理サーバ10において一時保存される通過ゲート情報を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(1.システム構成)
図1は、本発明に係る機器管理システムの一実施形態を示す構成図である。図1において、10は管理サーバ、20は管理対象機器、30はゲート装置、40はICカード、50はハブである。
【0011】
図1において、管理サーバ10は、管理対象とするオフィス機器である管理対象機器20を管理するサーバコンピュータであり、汎用のコンピュータに専用のプログラムを組み込むことにより実現される。管理サーバ10は、ハードディスク等の記憶装置を有しており、その記憶装置には管理対象機器20の移動管理表、ハブ管理表が記録されている。図2に移動管理表の一例を示す。移動管理表には、各管理対象機器20の情報が、導入日、終了日、資産No.、製品名、機器IPアドレス、MACアドレス、設置予定場所、担当者ID、移動状況の項目で記録されている。図2(a)の例において、資産No.“0001”の管理対象機器の担当者ID、移動状況がともに空欄であるのは、この管理対象機器の移動が開始されていないことを意味する。図3は、ハブ管理表の一例を示す図である。図3に示すように、ハブ管理表においては、部屋(設置場所)の名前と、その部屋に存在するハブのハブIDとを対応付けて記録している。
【0012】
管理対象機器20は、管理対象とされたオフィス機器であり、本実施形態では、いわゆるパソコン等の汎用のコンピュータを想定している。本実施形態では、米AMD社が開発した、ネットワーク経由でパソコンやネットワーク機器の電源を投入するしくみである“WakeOnLAN”技術を採用するため、管理対象機器20には、“WakeOnLAN”に対応した装備、設定がなされている。具体的には、ネットワークカードが装着されているとともに、マザーボード、BIOS、OSが“WakeOnLAN”に対応したものとされている。“WakeOnLAN”技術の採用により、管理対象機器20は、管理サーバ10から遠隔操作が可能となっている。
【0013】
ゲート装置30は、部屋の出入口に設置され、管理対象機器20の通過を管理するものである。このゲート装置30は、ネットワークを介して管理サーバ10へデータの送信が可能に設定されているとともに、ゲート30a、ゲート駆動機構、CPU、記憶装置、ICカードリーダーライターを有しており、ICカード40を利用した入退室の管理およびICカード40から取得した情報の管理サーバ10への送信を行う。記憶装置内の通過許可者表には、入室が許可されている社員の社員IDが記録されている。
【0014】
ICカード40は、社員IDおよび機器IPアドレスを記憶する記憶領域を有するカードであり、公知のICカードで実現される。図4にICカード40に記録される情報の一例を示す。図4に示すように、ICカード40には、社員IDおよび機器IPアドレスを記憶する記憶領域が存在する。社員IDは、ICカード発行の際に記録されるものであり、社員認証のために用いられ、基本的に書き換えは行われない。機器IPアドレスは、機器の移動を開始する際に記録される。したがって、移動作業の開始前は、図4(a)に示すように、社員IDのみが記録されている。
【0015】
ハブ50は、管理サーバ10と管理対象機器20の間のデータの中継を行うものであり、汎用のハブにより実現される。このハブ50は、ハブIDを記憶しており、管理サーバ10にデータを送信する際には、併せてハブIDも送信する。
【0016】
(2.処理動作)
次に、本発明に係る機器管理システムの処理動作について説明する。図5は、本発明に係る機器管理システムの処理動作の概要を示すフローチャートである。まず、担当者は、管理対象機器20の移動を開始するにあたり、移動すべき管理対象機器20と担当者を登録する(S1)。具体的には、まず、担当者が、これから移動する対象の管理対象機器20の機器IPアドレスを管理サーバ10に入力する。管理サーバ10は、管理対象機器20のIPアドレスが入力されると、表示装置の画面にICカード40をICカードリーダーライターに翳すよう促す表示を行う。担当者がこの表示に従って、自身のICカード40をICカードリーダーライターに近付けると、ICカードリーダーライターが、ICカード40に記録されている社員IDをICカード40から読み取る。続いて、管理サーバ10は、入力された機器IPアドレスで特定される管理対象機器の担当者IDとして、ICカードリーダーライターが読み取った社員IDを登録する。そして、移動管理表の移動状況の項目には、“移動中”である旨の情報が記録される。例えば、機器IPアドレス“yy.yy.yy.yy”を入力した場合、資産No.“0001”のレコードが移動管理表から抽出され、ICカード40から社員ID“S001”が読み取られたとすると、移動管理表は、図2(a)に示した状態から図2(b)に示した状態に更新される。そして、管理サーバ10は、入力された機器IPアドレスを、ICカードリーダーライターを介してICカード40に記録する。これにより、ICカード40内の情報は、図4(a)に示した状態から、図4(b)に示した状態に変化する。
【0017】
移動管理表の移動状況が“移動中”に変更されたら、管理サーバ10は、“WakeOnLAN”技術を実行する。具体的には、機器IPアドレス“yy.yy.yy.yy”に対応するMACアドレス“aa-aa-aa-aa-aa-aa”を指定し、電源を入れる命令を定期的に送信する処理を開始する。
【0018】
ICカードへの登録が行われたら、担当者は、ICカード40とともに、移動すべき管理対象機器20を持って、設置場所へのゲートを通過する(S2)。具体的には、まず、担当者が、ゲート装置30の読み取り部に、担当者のICカード40を近付けると、ゲート装置30が内蔵するICカードリーダーライターが、記録されている機器IPアドレスおよび社員IDをICカード40から読み取る。そして、ゲート装置30は、読み取った社員IDで記憶装置に記憶された通過許可者表を参照し、その社員IDが登録されている場合は、ゲートを開く。なお、ゲート30a自体、およびゲート30aを開閉するゲート駆動機構については、公知であるため詳細な説明は省略する。
【0019】
さらに、ゲート装置30は、機器IPアドレスおよび社員IDを、自身のゲートIDとともに管理サーバ10に送信する。管理サーバ10では、ゲートID、機器IPアドレス、社員IDを対応付けて通過ゲート情報としてメモリに一時保存する。図6に、管理サーバ10において一時保存される通過ゲート情報の一例を示す。
【0020】
ゲート30aを通過して入室した利用者は、管理対象機器20を適当な位置に配置し、電源ケーブルおよびLANケーブルを接続する(S3)。電源ケーブルおよびLANケーブルが接続されると、“WakeOnLAN”技術により、管理サーバ10からの命令を受けた管理対象機器20が自身の電源を立ち上げる。これは、上記S1による処理後、管理サーバ10が定期的にIPアドレスを指定して送信している電源立ち上げ命令が、LANケーブルを通じて、管理対象機器20に到達することにより行われる。管理対象機器20の電源が立ち上がり、管理対象機器20が起動した後、管理対象機器20は、電源が入った旨の信号を管理サーバ10に送信する(S4)。
【0021】
管理サーバ10は、電源が入った旨の信号を受信すると、申請内容と一時保存内容(通過ゲート情報)が一致するかどうかを確認する(S5)。具体的には、上記S1における申請により移動管理表に登録された機器IPアドレスおよび担当者IDの組み合わせと、一時保存された通過ゲート情報に含まれる機器IPアドレスおよび社員IDの組み合わせが一致するかどうかを判断する。両者の一致は、機器の移動を申請した社員があるゲートを通過したことを意味する。
【0022】
S5において、両者が一致した場合には、管理サーバ10は、電源が入った旨の信号を受信する際に同時に受信したハブIDで、図3に示したハブ管理表を参照し、その管理対象機器20の現存場所を特定する(S6)。ハブIDの特定の手法としては、公知の技術を用いることができる。例えば、ハブとして、SNMP(Simple Network Management Protocol)対応のインテリジェントハブを採用することにより、ハブからハブIDが返信される。また、ハブとして、SNMP非対応のノンインテリジェントハブを採用した場合、管理サーバ10にソフトウェア「ポートディスカバリ(日立ソフトウェアエンジニアリング(株)製)」を組み込んでおくことにより、ハブIDを取得することができる。また、特許第3561129号公報、特許第2769260号公法等に開示された技術を利用することにより、ハブIDを取得しても良い。
【0023】
そして、その管理対象機器20のIPアドレスで移動管理表を参照して、設置予定場所を特定し、設置予定場所と現存場所が一致するかどうかを判断する。また、ゲート装置30から受信した社員IDで移動管理表を参照し、その社員IDがその設置予定場所への移動作業の担当者IDと一致するかどうかを判断する(S7)。この結果、設置予定場所と現存場所が一致し、かつ、その社員IDがその設置予定場所への移動作業の担当者IDと一致する場合には、管理サーバ10は、移動管理表におけるその管理対象機器20の移動状況の項目に、移動完了の旨を記録する(S8)。上記S4、S5、S7において、上記と異なる判断がなされた場合には、処理失敗であるため、移動管理表は更新されない。
【0024】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、移動申請時、ゲート通過時、および電源が入った時に管理対象機器20を特定する情報として、機器IPアドレスを用いたが、機器IPアドレスに代えてMACアドレスを用いるようにしても良い。また、上記実施形態では、担当者の管理する情報記憶媒体としてICカードを使用したが、管理サーバ10、ゲート30によりデータの読み書きが可能であれば、他の記憶媒体であっても良い。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明は、PC等のオフィス機器の設置場所の把握、管理を行うことができるため、オフィス機器を管理する産業に利用することができる。
【符号の説明】
【0026】
10・・・管理サーバ
20・・・管理対象機器
30・・・ゲート装置
30a・・・ゲート
40・・・ICカード
50・・・ハブ
R・・・部屋(設置場所)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管理対象の機器である管理対象機器と、移動作業を行う担当者の管理する情報記憶媒体と、各設置場所に対応して設置されたゲート装置と、前記管理対象機器からのデータを中継するハブと、前記管理対象機器の設置場所を把握する管理サーバを備えたシステムであって、
前記管理対象機器は、自身を特定するための機器アドレスを記憶する記憶手段と、前記管理サーバからの電源投入信号に応じて電源を投入する電源投入手段とを有し、
前記情報記憶媒体は、前記担当者を特定する担当者IDと、前記機器アドレスとを記憶する領域を有し、
前記ゲート装置は、前記情報記憶媒体から前記担当者IDおよび機器アドレスを読み取る読取手段と、前記読み取った担当者IDおよび機器アドレスを自身のゲートIDとともに前記管理サーバに送信する送信手段とを有し、
前記ハブは、ハブIDを記憶し、前記管理対象機器から機器アドレスを取得する手段と、取得した機器アドレスおよび前記ハブIDを前記管理サーバに送信する送信手段とを有し、
前記管理サーバは、各管理対象機器について機器アドレス、担当者ID、設置予定場所、移動状況を対応付けた移動管理表を記憶した記憶手段と、入力された機器アドレスに対応付けて読み取られた担当者IDを前記移動管理表に登録する担当者登録手段と、入力された機器アドレスを特定して当該機器アドレスに電源投入命令を送信する電源投入指示手段と、前記ゲート装置から送信された担当者ID、機器アドレス、ゲートIDを受信する通過ゲート情報受信手段と、前記ハブから前記機器アドレスとハブIDを受信し、当該ハブIDに対応する設置場所を現存場所として特定する現存場所特定手段と、当該現存場所および受信した機器アドレスの組と、前記移動管理表に記憶された設置予定場所および機器アドレスの組を比較し、両者が一致する場合に、前記移動管理表に移動完了の旨の情報を登録する移動完了処理手段とを有することを特徴とする機器管理システム。
【請求項2】
管理対象の機器である管理対象機器の設置場所を把握する管理サーバであって、
各管理対象機器について機器アドレス、担当者ID、設置予定場所、移動状況を対応付けた移動管理表を記憶した記憶手段と、
機器アドレスを入力する入力手段と、
入力された機器アドレスに対応付けて読み取られた担当者IDを前記移動管理表に登録する担当者登録手段と、
入力された機器アドレスを特定して当該機器アドレスに電源投入命令を送信する電源投入指示手段と、
ゲート装置から送信された担当者ID、機器アドレス、ゲートIDを受信する通過ゲート情報受信手段と、
ハブから前記機器アドレスとハブIDを受信し、当該ハブIDに対応する設置場所を現存場所として特定する現存場所特定手段と、
当該現存場所および受信した機器アドレスの組と、前記移動管理表に記憶された設置予定場所および機器アドレスの組を比較し、両者が一致する場合に、前記移動管理表に移動完了の旨の情報を登録する移動完了処理手段とを有することを特徴とする管理サーバ。
【請求項3】
前記機器アドレスは、前記管理対象機器に割り当てられたIPアドレスであることを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図1】
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【公開番号】特開2010−257002(P2010−257002A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−103472(P2009−103472)
【出願日】平成21年4月21日(2009.4.21)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】