説明

機械室レスエレベータの主ロープ交換方法

【課題】エレベータの主ロープ交換を安全かつ短時間で作業する機械室レスエレベータの主ロープ交換方法を得る。
【解決手段】エンドレスウィンチ15を昇降路上部に設置し、エンドレスウィンチ15の真下近傍のかご8の天井板19上に主ロープのガイドローラ18を備え、主ロープを、前記ガイドローラ18に引掛け鉛直方向に張って前記エンドレスウィンチ15に引掛け、前記エンドレスウィンチ15から鉛直方向に張って再び前記ガイドローラ18に引掛けるようにして、エンドレスウィンチ15が新旧ロープの送出回収時に主ロープから受ける主要な力はほぼ鉛直方向にするようにして、エンドレスウィンチ15を安定させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は機械室レスエレベータの主ロープ交換を安全かつ短時間で作業する方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、設置場所の省スペース化を実現する機械室レスエレベータが主流となっている。機械室レスエレベータにおいて、主ロープ交換の際には従来の機械室エレベータと比べて、昇降路及び乗降場という限られたスペースで作業を行わなければならず、時間と労力がかかるという課題があった。例えば、最上階乗場(床)からかごの天井板上に乗り込み可能な位置にかごを停止させ、最上階乗場からかごの天井板上に乗り込み、昇降路上部のかご側主ロープのロープシャックル付近にロープウインチを設置する。そして古い主ロープ(以下、旧ロープと略称する。)の両側すなわち、かご側ロープシャックルと釣合い用の重り側ロープシャックルから旧ロープをそれぞれ取外し、釣合い用の重り(CWT)側の旧ロープ端末を最下階乗場に設置したロープ送出装置から取り出した新しい主ロープ(以下、新ロープと略称する。)の先端部と連結具で連結し、かご側の旧ロープ端末をロープウインチを通して昇降路下部に降ろし、その後上記ロープウインチを駆動させることにより、旧ロープを最下階乗場で回収すると同時に、新ロープに入れ替える方法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−138917号公報(図1−図11)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エレベータの主ロープ交換に関して、色々な方法や装置が提案されているが、それぞれメリット・デメリットがある。例えば特許文献1では新旧ロープの送出回収を最下階乗場
で行う方式を採っているが、この例では、主ロープ交換時、新ロープを全て送出した時点で旧ロープが全て回収されていないため、次のような作業を行う必要があり、不要な手間がかかってしまう問題点があった。
(1)旧ロープを最下階乗場で回収しつつ、新ロープに入れ替えていき、最下階乗場に設置したロープ送出装置から取り出した新ロープを重り側方向へ全て送出した時、ロープ回収装置の入り口付近で旧ロープを切断する。
(2)前記切断した旧ロープの昇降路側の端と新ロープ端末を接続する。接続された部分を接続部とよぶ。
(3)ウィンチを駆動して、旧ロープと新ロープの端末の前記接続部が重り側ロープシャックル付近に来るまで、接続された新旧ロープを送る。
(4)旧ロープと新ロープの端末の前記接続部が重り側ロープシャックル付近に来たとき、その接続部を切断し、新ロープ端末を重り側ロープシャックルに取り付ける。
(5)さらに、かご側で、連結具で連結されている旧ロープと新ロープの先端部との連結部を切断し、新ロープの先端部を、かご側ロープシャックルに取り付ける。
【0005】
本発明は、前述のような問題点を解決するためになされたものであり、エレベータの主ロープ交換を安全かつ短時間で作業する機械室レスエレベータの主ロープ交換方法を得ることを目的するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係わる機械室レスエレベータの主ロープ交換方法は、かごと重りの間を主ロープで連結し、前記かごと重りを巻上機で昇降路内で昇降させる機械室レスエレベータの主ロープ交換方法において、最上階乗場から前記かごの天井板上に乗り込み可能な位置に前記かごを停止させる工程と、前記かごを昇降路上部に吊下げて保持すると共に、前記重りを保持する工程と、前記昇降路上部にエンドレスウィンチを設置する工程と、前記エンドレスウィンチの真下近傍の前記かごの天井板上に前記主ロープのガイドローラを設置する工程と、重り側主ロープ端末を重り側ロープシャックルから取外す工程と、かご側主ロープ端末をかご側ロープシャックルから取外す工程と、かご側主ロープを前記ガイドローラに引掛け、前記ガイドローラからほぼ鉛直方向に張って前記エンドレスウィンチに引掛け、前記エンドレスウィンチからほぼ鉛直方向に張って再び前記ガイドローラに引掛ける工程と、一方の前記ロープシャックルから取外した一方の前記主ロープ端末である旧ロープ端末とロープ送出ドラムから引き出された新ロープ先端部を連結する工程と、他方の前記ロープシャックルから取外した他方の前記主ロープ端末である旧ロープ端末をロープ回収ドラムに引き込む工程と、前記エンドレスウィンチを操作して旧ロープを回収すると共に、新ロープに入れ替える工程とを施すものである。
また、ロープ送出ドラム及びロープ回収ドラムは最上階乗場に設置されているものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法によれば、新旧ロープを送出回収する時に、エンドレスウィンチが主ロープから受ける主要な力はほぼ鉛直方向となるため、エンドレスウィンチが安定し、エンドレスウィンチの設置が容易になり、安全に主ロープの交換作業ができる。
また、ロープ送出ドラム及びロープ回収ドラムは最上階乗場に設置されているので、主ロープの交換作業が短時間でできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】この発明の実施の形態1における機械室レスエレベータの主ロープ交換方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S1を説明する昇降路の側断面図である。
【図3】実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S2を説明する昇降路の側断面図である。
【図4】実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S3を説明する昇降路の側断面図である。
【図5】実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S4を説明する昇降路の側断面図である。
【図6】実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S5を説明する昇降路の側断面図である。
【図7】実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S6を説明する昇降路の側断面図である。
【図8】実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S7を説明する昇降路の側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
特許文献1に示す従来の方法においては、主ロープ交換時、新ロープをロープ送出ドラムから全て送出した時点で旧ロープが全て回収されていないため、前述したような不要な手間がかかってしまった。これを回避するために、従来における新旧ロープの送出回収作業を最上階で行えば、回避することができるが、特許文献1の方法をそのまま最上階での新旧ロープの送出回収作業に変更した場合、旧主ープが横方向に牽引されてしまうため、
ウィンチが横方向に大きく動き、非常に不安定になってしまう。そこで以下の実施の形態で示す発明を創作した。
【0010】
実施の形態1.
以下に、この発明の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法を図面を用いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1における機械室レスエレベータの主ロープ交換方法の手順を示すフローチャートである。図2〜図8は実施の形態1の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法における手順S1〜手順S7をそれぞれ説明する昇降路の側断面図である。
【0011】
図2〜図8において、昇降路は、下部ピット部1、昇降路壁2、最下階乗場3、及び最上階乗場4等を備えている(中間階は図示を省略してある)。下部ピット部1には巻上機5が配置されている。最上階乗場4には、ロープ送出ドラム6とロープ回収ドラム7が設置されている。昇降路内には、昇降可能に配置されたかご8と重り9が配置されており、古い主ロープ(旧ロープ10)により巻上機5の綱車、及び返し車11を介して2:1のローピングで連結されている。旧ロープ10の両端部は、それぞれかご側ロープシャックル12a、及び重り側ロープシャックル12bにより昇降路上部に固定されている。
【0012】
かご8の上方の昇降路上部には、旧ロープ10がかご8から取り外されても、かご8が落下しないように保持するチェーンブロック13が設けられている。また、重り9の下方の下部ピット1と重り9との間には、突張棒14を介在させて、重り9が下降しないようにしてある。かご8の上方の昇降路上部のかご側ロープシャックル12a付近には、エンドレスウィンチ15(図5)が吊り下げられている。また、重り9の上方の昇降路上部の重り側ロープシャックル12b付近には、滑車17(図3)が設置されている。
【0013】
図5を参照して、エンドレスウィンチ15には、前記エンドレスウィンチ15の真下近傍(つまり、真下を含む真下近傍)のかご8の天井板19上にガイドローラ18を設けている。ガイドローラ18では、かご側ロープシャックル12aから取外したかご側主ロープをガイドローラ18の第1ローラ18aに引掛け、第1ローラ18aとエンドレスウィンチ15間をほぼ鉛直方向に張ってエンドレスウィンチ15に引掛け、エンドレスウィンチ15のドラムに数回巻いてから、エンドレスウィンチ15とガイドローラ18の第2ローラ18b間をほぼ鉛直方向に張って、第2ローラ18bに引掛けて最上階乗場4側に引き出すようにしている。最上階乗場4に設置されるロープ送出ドラム6とロープ回収ドラム7には、ぞれぞれ、ロープガイド6a、7bが設けられている。なお、20はかご下滑車、21は重り上滑車である。
【0014】
機械室レスエレベータの主ロープ交換方法の手順を図1のフローチャートに従って説明する。図2を参照する。手順(ステップ)S1として、最上階乗場4の床からかごの天井板19上に乗り込み可能な位置にかごを停止させる。チェーンブロック13を昇降路上部に設置する。重り9及びかご8を吊り上げている既設の旧ロープ10に力が掛からない状態にするため、下部ピット1と重り9下端部との間に突張棒14を介在させると共に、かご8をチェーンブロック13により吊り上げ、重り9とかご8の位置をそれぞれ保持する。なお、チェーンブロック13は、手順S7で取外すまで、昇降路上部に設置されているが、図3〜図7への記載は省略している。
【0015】
図3を参照する。手順S2として、重り側ロープシャックル12bに接続してある旧ロープ10端末を重り側ロープシャックル12bから取外す。また、かご側ロープシャックル12aに接続してある旧ロープ10端末をかご側ロープシャックル12aから取外す。このとき、取外した旧ロール10端末を重り側レバーブロック(図示せず)とかご側レバーブロック(図示せず)でそれぞれ保持するようにしてもよい。さらに、重り側ロープシャックル12b付近にロープガイド用の滑車17を設置する。
【0016】
図4を参照する。手順S3として、重り側旧ロープ端末を滑車17にかけて、最上階乗場4側に導き、最上階乗場4に設置されたロープ送出ドラム6より新ロープ22を引き出し、新ロープ22先端部と重り側旧ロープ端末とを連結具23で連結する。なお、ロープ送出ドラム6には新ロープ22が自重で落ちていかないよう、自重分を保持できる程度のブレーキ機能が設けられている。なお、前記ロープ送出ドラム6はかご8の天井板19上に設置してもよい。
【0017】
図5を参照する。手順S4として、かご8の上方の昇降路上部に、エンドレスウィンチ15を吊り下げ、エンドレスウィンチ15直下近傍のかご8の天井板19上にガイドローラ18を取り付ける。取付後、かご側ロープシャックル12aから外したかご側主ロープ端末をガイドローラ18の第1ローラ18aに引掛け、第1ローラ18aとエンドレスウィンチ15間をほぼ鉛直方向に張ってエンドレスウィンチ15に引掛け、エンドレスウィンチ15のドラムに数回巻いてから、エンドレスウィンチ15とガイドローラ18の第2ローラ18b間をほぼ鉛直方向に張って、第2ローラ18bに引掛けて最上階乗場4側に引き出す。引き出したかご側主ロープ端末をロープ回収ドラム7に引き込む。なお、ロープ回収ドラム7は最上階乗場4に設置されるが、かご8の天井板19上に設置してもよい。
【0018】
図6を参照する。手順S5として、連結されている新旧ロープをエンドレスウィンチ15で、ハンドル手動又は電動で巻き取りながら、ロープ回収ドラム7を回転させて旧ロープ10を回収し、ロープ送出ドラム6から新ロープ22を送出していく。
【0019】
図7を参照する。手順S6として、新旧ロープの回収送出しが進み、新旧ロープの連結具23で連結され部分(新ロープ22の先端部)が、かご側ロープシャックル12aに接続され得る位置、例えば、ガイドローラ18まで進んだところで巻き取りを止める。巻き取りを止めた後、重り側では、滑車17近傍で、ロープ送出ドラム6側の新ロープ22を切断し、新ロープ22端末を重り側ロープシャックル12bに接続する。接続後、かご側では、連結具23を取外して新旧ロープの連結を外し、新ロープ22の先端部を、かご側ロープシャックル12aに接続し、旧ロープ10の残部をロープ回収ドラム7に回収する。
【0020】
エレベータは複数の主ロープで吊られているので、順次手順S2〜S6を繰り返し、新旧ロープの交換を行う。なお、複数の主ロープを同時に交換するように、ロープ送出ドラム6,ロープ回収ドラム7,エンドレスウィンチ15,ガイドローラ18等を複数の主ロープに対応させるようにしてもよい。また、新ロープ5端末は加工済みのものが使えるため、現地加工の時間が短縮できる。
【0021】
図8を参照する。最後に手順S7として、作業で使用したエンドレスウィンチ15、ガイドローラ18、滑車17を撤去する。かご8を吊っているチェーンブロック13(図2)を取外し、新ロープ22に吊られている状態にする。かご8を下降させることで、重り9を上昇させて、突張棒14を外す。以上の手順を経て、試運転等を行い主ロープの交換作業は終了する。
【0022】
前述では、重り側ロープシャックル12bから取外した重り側主ロープ端末である旧ロープ端末とロープ送出ドラム6から引き出された新ロープ22先端部を連結し、かご側ロープシャックル12aから取外したかご側主ロープ端末である旧ロープ10端末をロープ回収ドラム7に引き込むようにしたが、かご側ロープシャックル12aから取外したかご側主ロープ端末である旧ロープ端末とロープ送出ドラム6から引き出された新ロープ22先端部を連結し、重り側ロープシャックル12bから取外した重り側主ロープ端末である旧ロープ10端末をロープ回収ドラム7に引き込むようにしてもよい。
【0023】
以上のように、実施の形態1による機械室レスエレベータの主ロープ交換方法によれば、新旧ロープを送出回収する時に、エンドレスウィンチが主ロープから受ける主要な力は鉛直方向となるため、エンドレスウィンチが安定し、エンドレスウィンチの設置が容易になる。また、ロープ送出ドラム及びロープ回収ドラムは最上階乗場に設置されているので、主ロープの交換作業が短時間でできる。
【0024】
また、エンドレスウィンチは、昇降路上部に設置し、主ロープを引き回すガイドローラを、エンドレスウィンチの真下近傍のかごの天井板上に設置しているので、エレベータの機種の違いによる昇降路内機器配置の変化に対しても柔軟に対応できる。これにより、昇降路行程の長いエレベータにおいても、実施の形態1による機械室レスエレベータの主ロープ交換方法を使用することで、安全かつ短時間で主ロープの交換作業ができる。
【符号の説明】
【0025】
1 下部ピット部 2 昇降路壁
3 最下階乗場 4 最上階乗場
5 巻上機
6 ロープ送出ドラム 6a ロープガイド
7 ロープ回収ドラム 7a ロープガイド
8 かご 9 重り
10 旧ロープ 11 返し車
12a かご側ロープシャックル 12b 重り側ロープシャックル
13 チェーンブロック 14 突張棒
15 エンドレスウィンチ
17 滑車 18 ガイドローラ
18a 第1ローラ 18b 第2ローラ
19 天井板 20 かご下滑車
21 重り上滑車 22 新ロープ
23 連結具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
かごと重りの間を主ロープで連結し、前記かごと重りを巻上機で昇降路内で昇降させる機械室レスエレベータの主ロープ交換方法において、
最上階乗場から前記かごの天井板上に乗り込み可能な位置に前記かごを停止させる工程と、
前記かごを昇降路上部に吊下げて保持すると共に、前記重りを保持する工程と、
前記昇降路上部にエンドレスウィンチを設置する工程と、
前記エンドレスウィンチの真下近傍の前記かごの天井板上に前記主ロープのガイドローラを設置する工程と、
重り側主ロープ端末を重り側ロープシャックルから取外す工程と、
かご側主ロープ端末をかご側ロープシャックルから取外す工程と、
かご側主ロープを前記ガイドローラに引掛け、前記ガイドローラからほぼ鉛直方向に張って前記エンドレスウィンチに引掛け、前記エンドレスウィンチからほぼ鉛直方向に張って再び前記ガイドローラに引掛ける工程と、
一方の前記ロープシャックルから取外した一方の前記主ロープ端末である旧ロープ端末とロープ送出ドラムから引き出された新ロープ先端部を連結する工程と、
他方の前記ロープシャックルから取外した他方の前記主ロープ端末である旧ロープ端末をロープ回収ドラムに引き込む工程と、
前記エンドレスウィンチを操作して旧ロープを回収すると共に、新ロープに入れ替える工程とを施す機械室レスエレベータの主ロープ交換方法。
【請求項2】
前記ロープ送出ドラム及び前記ロープ回収ドラムは前記最上階乗場に設置されていることを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法。
【請求項3】
前記ガイドローラでは、前記かご側主ロープを前記ガイドローラの第1ローラに引掛け、前記第1ローラと前記エンドレスウィンチ間をほぼ鉛直方向に張って前記エンドレスウィンチに引掛け、前記エンドレスウィンチと前記ガイドローラの第2ローラ間をほぼ鉛直方向に張って、前記第2ローラに引掛けて引き出すようにした請求項1又は請求項2記載の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法。
【請求項4】
前記重り側ロープシャックルから取外した前記重り側主ロープ端末である旧ロープ端末と前記ロープ送出ドラムから引き出された新ロープ先端部を連結し、
前記かご側ロープシャックルから取外した前記かご側主ロープ端末である旧ロープ端末を前記ガイドローラと前記エンドレスウィンチを介して前記ロープ回収ドラムに引き込むようにした請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の機械室レスエレベータの主ロープ交換方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−148866(P2012−148866A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−9578(P2011−9578)
【出願日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.レバーブロック
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】