説明

正確かつ精密に画像色情報を表現するシステム

静止画及び動画についての正確かつ精密な色の表現のための方法及びシステム。色の調整の間に画像が記録され,処理され,提示されるときに,デジタルカラー画像のスペクトル及び/又は拡張されたダイナミックレンジ情報のシーケンスが保持される。この追加のスペクトル情報を用いて,この画像において色を提示又は処理する様々な手法が最適化される。デバイス非依存の中間表現を発見することによってではなく,色の表現をプレゼンテーション装置へ結合及びマッピングすることを実際の使用時まで遅らせることによって,プレゼンテーション装置への非依存性が実現される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1の画像についての正確かつ精密な色の表現方法であって,各画像は複数の原色を表すピクセル値によって表現されており,
(a) 少なくとも1つの表示画像の少なくとも1つの部分に対応するスペクトル特性評価を測定又は決定し,
(b) 各表示画像を表す前記ピクセル値,及び,その画像の前記対応するスペクトル特性評価を伝達又は蓄積し,
(c) その画像前記対応するスペクトル特性評価を適用し,前記ピクセル値を変換する方法。

【請求項2】
前記ディスプレイ画像環境における表示画像に影響を与えるスペクトル及び/又はコントラストの乱れを測定又は決定し,
(d) 前記スペクトル及び/又はコントラストの乱れを伝達又は蓄積し,
(e) 前記スペクトル及び/又はコントラストの乱れを適用し,プレゼンテーションディスプレイの前に前記ピクセル値を変換する請求項1に記載の方法

【請求項3】
前記ディスプレイ画像環境の補助的なシーン情報を測定又は決定し,
(f) 前記補助的なシーン情報を伝達又は蓄積し,
(g) 前記補助的なシーン情報を適用し,プレゼンテーションディスプレイの前に前記ピクセル値を変換する請求項1に記載の方法。

【請求項4】
前記スペクトル特性評価は
スペクトルマップとして表現される請求項1に記載の方法。

【請求項5】
少なくとも1つの表示画像が較正画像である請求項1に記載の方法。

【請求項6】
(a) 前記スペクトル特性評価においてスペクトルエネルギースパイクを特定し,
(b) 前記スペクトルエネルギースパイクの前記エネルギーの少なくとも一部を前記スペクトル特性評価から除外する請求項1に記載の方法。

【請求項7】
(a) 前記少なくとも1つのディスプレイ画像の少なくとも1つの領域の光源のスペクトルを決定し,
(b) 決定された光源スペクトルの選択された部分とともに前記ピクセル値を増加させる請求項1に記載の方法。

【請求項8】
前記その画像前記対応するスペクトル特性評価を適用し,前記ピクセル値を変換する工程が,各ピクセルに応じて局所的に変化する等色関数を適用する請求項1に記載の方法。

【請求項9】
(a) 前記スペクトル特性評価を少なくとも4原色にわたって測定し,前記4原色が少なくとも1つの広帯域のスペクトル放出成分を含み,
(b) 各広帯域のスペクトル放出成分の前記エネルギーを最大化する請求項1に記載の方法。

【請求項10】
(a) 少なくとも1つのプレゼンテーションディスプレイ画像のスペクトル特性評価を測定又は決定し
(b) そのプレゼンテーションディスプレイ画像の前記スペクトル特性評価を適用し,プレゼンテーションディスプレイの前に前記伝達又は蓄積された画像の前記ピクセル値を変換する請求項1に記載の方法。

【請求項11】
(a) 前記プレゼンテーションディスプレイ環境において,表示されたプレゼンテーション画像に影響を与えるスペクトル及び/又は紺トラスの乱れを測定又は決定し,
(b) 前記スペクトル及び/又はコントラストの乱れを適用し,プレゼンテーションディスプレイの前に前記伝達又は蓄積された画像の前記ピクセル値を変換する請求項1に記載の方法。

【請求項12】
(a) 前記プレゼンテーションディスプレイ環境の補助的なシーン情報を測定又は決定し,
(b) 前記補助的なシーン情報を適用し,プレゼンテーションディスプレイの前に前記伝達又は蓄積された画像の前記ピクセル値を変換する請求項1に記載の方法。


【請求項13】
前記補助的なシーン情報が,視聴者の年齢,視聴者の視聴中心,視聴者の黄斑の色の特性評価,及び前記プレゼンテーションディスプレイ画像の前記角サイズ,のうち少なくとも1つを含む請求項12に記載の方法。

【請求項14】
少なくとも1の画像の色の表現を調整する方法であって,各画像は複数の原色を表現するピクセル値によって表され,
(a) 少なくとも,(1)少なくとも1つの表示されたプレゼンテーション画像に対応するスペクトル特性評価,及び(2)前記プレゼンテーションディスプレイ環境において表示されたプレゼンテーション画像に影響を与える少なくとも1つのスペクトル又はコントラストの乱れ,を含むプレゼンテーション環境情報測定又は決定し,
(b) 前記プレゼンテーション環境情報を適用して前記少なくとも1つの画像の前記ピクセル値を変換し,
(c) 前記変換されたピクセル値をプレゼンテーションディスプレイに表示する方法。

【請求項15】
(a) 前記スペクトル特性評価を少なくとも4原色にわたって測定し,前記4原色が少なくとも1つの広帯域のスペクトル放出成分を含み
(b) 各広帯域のスペクトル放出成分の前記エネルギーを最大化する請求項14に記載の方法。

【請求項16】
前記プレゼンテーション環境情報が前記プレゼンテーションディスプレイ環境の補助的なシーン情報を含む請求項14に記載の方法。

【請求項17】
前記補助的なシーン情報が,視聴者の年齢,視聴者の視聴中心,視聴者の黄斑の色の特性評価,及び前記プレゼンテーションディスプレイ画像の前記角サイズ,のうち少なくとも1つを含む請求項16に記載の方法。

【請求項18】
少なくとも1つの表示画像が較正画像である請求項14に記載の方法。

【請求項19】
少なくとも原色を表すピクセルを含むカラー画像を変換する方法であって,
(a) a原色の前記ピクセルをbスペクトル重みにマッピングし,bは少なくともa+1に等しく,
(b) 前記bスペクトル重みをmプレゼンテーションのcセット及びn知覚重みで積分し,b−1以下であるが少なくとも3であり,cプレゼンテーションの原色となる。

【請求項20】
前記スペクトル重みが多次元で補間され,ディスプレイシステムの特性評価及びプレゼンテーション環境の特性評価の少なくとも1つから生じる前記カラー画像における前記ピクセルの輝度の差異を補う請求項19に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図13C】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図15A】
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【図15B】
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【図15C】
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【図16A】
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【図16B】
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【図16C】
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【図17】
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【公表番号】特表2011−515894(P2011−515894A)
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−546764(P2010−546764)
【出願日】平成21年2月3日(2009.2.3)
【国際出願番号】PCT/US2009/000668
【国際公開番号】WO2009/102400
【国際公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【出願人】(507082448)
【Fターム(参考)】