説明

歩行型管理機

【課題】デファレンシャル機構を備えた歩行型管理機において、デフロック機構によって、旋回の開始に連動してデファレンシャル機構が機能し、旋回後、耕耘作業の開始に連動してデファレンシャル機構の機能が停止する歩行型管理機を提供する。
【解決手段】耕耘装置11に抵抗棒25を回動自在に設けて、抵抗棒25とデファレンシャル機構とを連繋し、抵抗棒25が耕耘抵抗によって回動すると、連動してデフロック機構が作用状態に切換わり、抵抗棒25が土中から出て、耕耘抵抗がなくなり元の位置に回動すると、連動してデフロック機構が非作用状態に切換わるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デファレンシャル機構を備えた歩行型管理機に係り、詳しくは、デファレンシャル機構の機能を停止させるデフロック機構の連繋機構に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、圃場を耕耘する歩行型管理機は、耕耘作業時の歩行型管理機の旋回性を向上させるためのデファレンシャル機構の他、耕耘作業時の歩行型管理機の走行性を向上させるために、デファレンシャル機構の機能を停止(ロック)するデフロック機構を有している。
【0003】
従来、上記の歩行型管理機にあっては、デフロック機構を操作するためのデフロックレバーが操作ハンドルに設けられた歩行型管理機が案出されている(特許文献1参照)。この歩行型管理機では、作業者自身がデフロックレバーを操作することで歩行型管理機のデファレンシャル機構の機能を停止(OFF)及びその解除(ON)をする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−231113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の歩行型管理機にあっては、作業者自身がデフロックレバーを操作して、デファレンシャル機構のON・OFFをしなければならないため、例えば、歩行型管理機を旋回させる時には、デフロックレバーを操作してデファレンシャル機構をONにして、旋回後は、再び耕耘作業を行うためにデフロックレバーを操作してデファレンシャル機構をOFFにする。このように、作業者は、管理機を旋回させる度にデフロックレバーを操作してデファレンシャル機構の切換えを行わなければならないため、作業者にとって煩わしく、かかる操作が作業者にとって負担となって作業効率の低下を招いていた。
【0006】
そこで本発明は、土中に入り歩行型管理機のダッシング現象を防止する抵抗棒とデフロック機構とを連繋し、抵抗棒が受ける土中内での抵抗(走行抵抗)による回動とデフロック機構とを連動させることで、もって上記課題を解決した歩行型管理機を提供すること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、エンジン(6)と、該エンジン(6)の動力で駆動する走行輪(2)と、前記エンジン(6)の動力を分配して前記走行輪(2)に伝達するデファレンシャル機構と、該デファレンシャル機構の機能を停止させるデフロック機構と、前記走行輪(2)の後方に配置される耕耘装置(11)に取付けられてダッシングを防ぐ抵抗棒(25)と、を備えた歩行型管理機(1)において、
前記抵抗棒(25)を回動自在に支持すると共に、前記抵抗棒(25)をその走行抵抗に抗して付勢する付勢部材(30)を配設し、かつ前記抵抗棒(25)を前記デフロック機構に連繋し、
前記抵抗棒(25)が前記付勢部材(30)に抗して回動することにより、前記デフロック機構を作用状態にするように連動し、前記抵抗棒(25)が前記付勢部材(30)により所定位置に戻されることにより、前記デフロック機構を非作用状態に連動してなる、ことを特徴とする。
【0008】
前記抵抗棒(25)の回動を阻止する規制部材(34)と、
前記デフロック機構を、手動操作する操作具(10)と、
前記抵抗棒(25)及び前記操作具(10)のいずれか一方から前記デフロック機構へ連繋する際、該デフロック機構から前記抵抗棒(25)及び前記操作具(10)のいずれか他方への動きを吸収する融通機構(38)と、を備え、
前記抵抗棒(25)の回動を前記規制部材(34)により阻止した状態で、前記操作具(10)の操作により前記デフロック機構を作用状態及び非作用状態に切換えてなる。
【0009】
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明によると、抵抗棒を回動自在に支持すると共に、抵抗棒をデフロック機構に連繋し、抵抗棒が土中に入った状態で歩行型管理機を走行すると、抵抗棒の回動によりデフロック機構を作用状態にしてデファレンシャル機構の機能を停止し、歩行型管理機を旋回するために耕耘装置を上昇して、抵抗棒が付勢部材により所定位置に戻ると、デフロック機構を非作用状態にしてデファレンシャル機構が機能するので、作業者は、歩行型管理機を旋回させる度にデフロック機構の切換え操作をする必要がなく、耕耘作業中における作業者の操作負担を軽減でき、また旋回後、耕耘作業を開始する際のデファレンシャル機構のロック解除忘れを防ぐことができて、正確な耕耘作業を行うことができると共に、作業効率の向上を図ることができる。
【0011】
請求項2に係る発明によると、抵抗棒の回動を規制部材で阻止することで、抵抗棒の回動とデフロック機構の切換えとの連動を規制し、操作具による手動操作によって、デフロック機構の作用状態及び非作用状態を切換えることができるようにしたので、圃場面の状態に合わせた耕耘作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施の形態に係る歩行型管理機を示す側面図。
【図2】耕耘装置を示す側面図。
【図3】耕耘装置に設けられた抵抗棒を示す側面図。
【図4】その平面図。
【図5】デフロック機構と抵抗棒及びデフロックレバーとの連繋構造を示す平面図。
【図6】その側面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態に係る歩行型管理機を図に沿って説明する。歩行型管理機(以下、単に管理機という)1は、図1に示すように、左右一対の走行輪2に支持されたミッションケース3を備えている。該ミッションケース3に支持されてフレーム5が前方に向かって延設されており、該フレーム5には、動力源であるエンジン6が搭載されている。該エンジン6には、燃料タンク(不図示)や排気マフラ7などが取付けられており、ミッションケース3の後方には、管理機1の変速を行う主変速レバー8が設けられている。また、ミッションケース3には、デファレンシャル機構及びデフロック機構(不図示)が内装されており、管理機1を運転操作するための操作ハンドル9がミッションケース3から後方上方に向かって延設されている。該操作ハンドル9には、作業者がデフロック機構を操作するための操作具であるデフロックレバー10が設けられており、該操作ハンドル9の下方であってミッションケース3の後方には、圃場を耕耘するためのロータリ耕耘装置11が配設されている。
【0014】
耕耘装置11は、図1及び図2に示すように、ミッションケース3の出力軸からチェーンケース13内のチェーン(不図示)を介して動力伝達される耕耘爪軸15と、該耕耘爪軸15に固定された複数の耕耘爪16と、該耕耘爪16を覆う天板19及び側板20とからなるロータリカバー21などから構成されている。該ロータリカバー21には、軸26で回動自在に支持されて、耕耘作業時にダッシング現象が生じるのを防ぐための抵抗棒25が設けられており、該抵抗棒25の後方であって、天板19の上面後方には、耕耘装置11による耕耘深さを調節するための尾ソリ23が上下移動自在に設けられている。
【0015】
天板19の上面後方には、ブラケット27が設けられており、該ブラケット27内には、図3に示すように、抵抗棒25の一端部が天板19から突出して配設されている。この天板19から突出した抵抗棒25の一端部側(以下、天板端部側)25aには、図3及び図4に示すように、付勢部材であるスプリング30の一端部が取付けられており、該スプリング30の他端部は、ブラケット27に取付けられている。また、抵抗棒25の天板端部側25aには、連繋部材である第1デフロックワイヤ29の一端部が取付けられており、該第1デフロックワイヤ29の他端部は、後述するデフロックアーム32と繋がっている。また、ブラケット27の前方には、抵抗棒25の回動範囲を規制する規制部材であるストッパボルト31が取付けられている。上記スプリング30は引張スプリングからなり、抵抗棒25を上記ストッパボルト31に当接する位置から当接する前の所定位置に戻すように付勢している。
【0016】
ミッションケースの側方には、図5及び図6に示すように、ミッションケース3に内装されたデフロック機構を作用状態(ON)又は非作用状態(OFF)に切換えるためのデフロックアーム32が突出して設けられており、該デフロックアーム32は、回動自在に設けられている。デフロックアーム32の回動軸には、デフロック機構を非作用状態にする位置に復帰させるための捩りスプリング33が取付けられている。また、ミッションケース3には、スプリング35を介してデフロックアーム32と連結される回動アーム36が回動自在に設けられており、該回動アーム36には、第1デフロックワイヤ29を取付けるためのプレート37が取付けられている。プレート37には、第1デフロックワイヤ29の他、デフロックレバー10に連繋されている第2デフロックワイヤ39が取付けられており、第1デフロックワイヤ29及び第2のデフロックワイヤ39は、ミッションケース3に設けられたアウタ受け40に取付けられて固定されている。上記プレート37は、第1デフロックワイヤ29及び第2のデフロックワイヤ39のインナが抜け止めされて連繋されており、これら両ワイヤ29,39のいずれか一方の引き作用により回動アーム36を回動し、その際他方のワイヤは、回動アーム36の回動に拘わらずその位置を保持する融通機構38を構成する。
【0017】
次に、上述のように構成された管理機1の動作について説明する。作業者は、圃場を耕耘するために管理機1を耕耘作業開始位置に配置すると共に、耕耘装置11の耕耘爪16を圃場の土中内に入れて管理機1を始動する。その後作業者は、管理機1の変速レバー8を操作して耕耘爪16を回転させながら管理機を前進させて耕耘作業を開始する。この時、抵抗棒25は、土中に入っており、管理機1の走行による走行抵抗(耕耘抵抗)によって軸26を支点としてスプリング30の付勢力に抗して回動する(図3参照)。
【0018】
抵抗棒25の土中内側の端部(以下、単に土中端部側)25bは、耕耘抵抗によって管理機1の進行方向の反対方向に回動し、天板端部側25aは、管理機1の進行方向に回動して、ストッパボルト31に当接する。天板端部側25aに取付けられたスプリング30は、天板端部側25aの回動によって延伸し、また、天板端部側25aに取付けられた第1デフロックワイヤ29も天板端部側25aの回動方向に引っ張られる。
【0019】
第1デフロックワイヤ29が引っ張られると、該第1デフロックワイヤ29が取付けられたプレート37に伝達されて、回動アーム36が回動する。この際、アウタ受け40に取付けられた第2デフロックワイヤ39は、プレート37に設けられた取付け孔(不図示)内を摺動する。かかる摺動によって、第2デフロックワイヤ39に対する回動アーム36の動きが吸収される。回動アーム36が回動すると、回動アーム36に一端部が取付けられたスプリング35が延伸し、スプリング35の延伸による張力は、スプリング35の他端部が取付けられたデフロックアーム32に伝達されて、デフロックアーム32が回動する。
【0020】
デフロックアーム32が回動するとデフロック機構は作用状態に切換わり、このデフロック機構の作用によって、管理機1のデファレンシャル機構の機能は停止(ロック)状態になる。デファレンシャル機構がロックされることでエンジンからの動力が左右の走行輪2に等しく分配(伝達)されることになり、圃場面での管理機1の走行性が向上する。
【0021】
畦際などで、作業者が管理機1を旋回させるために、操作ハンドル9を持ち上げて耕耘装置11を上昇させる。すると、耕耘爪16が土中から出て、土中内にあった抵抗棒25の土中端部側25bも土中外へと出る。土中端部側25bが圃場の土中から出ると、抵抗棒25が受けていた耕耘抵抗も同時になくなり、抵抗棒25の天板端部側25aには、スプリング30の収縮による付勢力の他、第1のデフロックワイヤ29を介して延伸していたスプリング35の収縮による張力が第1デフロックワイヤ29を介して伝達されて、天板端部側25aは進行方向と反対方向に回動する。一方、土中端部側25bは管理機1の進行方向に回動して、抵抗棒25は、所定位置に戻る(回動前の位置に戻る)。
【0022】
抵抗棒25が回動前の位置に戻ると、第1デフロックワイヤの引っ張りが解除されて、回動アーム36は元の位置に復帰(回動)する。また、スプリング35は収縮し、デフロックアーム32は、捩りスプリング33による付勢力によって元の位置(デフロック機構を非作用状態にする位置)に復帰(回動)する。デフロックアーム32が元の位置に復帰することで、デフロック機構は非作用状態に切換わり、デファレンシャル機構のロックが解除されて、デファレンシャル機構が機能する。管理機1の旋回時には、デファレンシャル機構の機能によって、内側の走行輪2よりも外側の走行輪2の方にエンジン6からの動力が多く分配(伝達)されて、内側の走行輪2よりも外側の走行輪2の方が速く回転駆動して管理機1の旋回性が向上する。
【0023】
作業者自身でデフロック機構を切換えながら耕耘作業を行う場合、作業者は、ブラケット27及び抵抗棒25の天板端部側25aに設けられた孔27a,25cに、抵抗棒25の回動を阻止する規制部材であるクレビスピン34を貫通させて抵抗棒25の回動を阻止(固定)する。
【0024】
作業者は、管理機1を耕耘走行させる際、管理機1のデファレンシャル機構の機能を停止させるため、デフロック機構を作用状態に切換える手動操作を行う。かかる手動操作はデフロックレバー10によって行われ、作業者がデフロックレバー10を操作すると、デフロックレバー10が回動する。このデフロックレバー10の回動により、デフロックレバー10と繋がる第2デフロックワイヤ39がデフロックレバー10の回動方向側に引っ張られる。
【0025】
第2デフロックワイヤ39が引っ張られると、プレート37に伝達されて、回動アーム36が回動する。この際、アウタ受け40に取付けられた第1デフロックワイヤ29は、プレート37に設けられた取付け孔内を摺動し、かかる摺動によって、第1デフロックワイヤ29に対する回動アーム36の動きが吸収される。回動アーム36が回動すると、回動アーム36に一端部が取付けられたスプリング35が延伸する。このスプリング35の延伸により生じる張力は、スプリング35の他端部が取付けられたデフロックアーム32に伝達されてデフロックアーム32が回動する。
【0026】
デフロックアーム32が回動するとデフロック機構は作用状態に切換わり、管理機1のデファレンシャル機構の機能はロックされる。デファレンシャル機構の機能がロックされることで、圃場面での管理機1の走行性が向上する。
【0027】
作業者は、管理機1を旋回させる際、デファレンシャル機構を機能させるためデフロック機構を非作用状態に切換える手動操作を行う。作業者がデフロックレバー10を操作すると、デフロックレバー10は、デフロック機構の作用状態切換え時とは逆の方向に回動する。このデフロックレバー10の回動により、デフロックレバー10による第2デフロックワイヤの引っ張りが解除されて、回動アーム36は元の位置に復帰する。スプリング35は収縮して、デフロックアーム32は、コイルスプリング35の付勢力によって元の位置に復帰する。デフロックアーム32が元の位置に復帰することで、デフロック機構は非作用状態に切換わり、デフロック機構によるデファレンシャル機構のロックが解除される。デファレンシャル機構が機能することで管理機1の旋回性が向上する。
【0028】
上述のように、耕耘装置11に取付けられる抵抗棒25を回動自在に軸支すると共に、デフロック機構と連繋して、抵抗棒25の回動とデフロック機構の作用状態及び非作用状態の切換えとを連動させたので、作業者は、管理機1を旋回させる度にデフロックレバー10を操作してデフロック機構の切換え操作をする必要がなく、耕耘作業中における作業者の操作負担を軽減して耕耘作業の効率の向上を図ることができる。
【0029】
また、耕耘抵抗による抵抗棒25の回動に連動して、管理機1のデフロック機構は作用状態に切換わるので、旋回後の耕耘作業を開始する際に、作業者がデフロック機構を非作用状態に切換えることを忘れることを防ぐことができる。
【0030】
また、抵抗棒25の回動を規制部材34で阻止することで、抵抗棒25の回動とデファレンシャル機構の連動を規制し、作業者の操作具による手動操作によって、デフロック機構の作用状態及び非作用状態を切換えることができるので、圃場面の状態に合わせた耕耘作業を行うことができる。
【0031】
なお、上述の説明では、抵抗棒25はスプリング30により所定位置に戻されるが、スプリング30がなくても、回動アーム36及びデフロックアーム32部分のスプリング35,33により第1デフロックワイヤ29を介して抵抗棒25に戻し方向の付勢力が作用する。従って、抵抗棒25を耕耘抵抗に抗して付勢する付勢部材は、スプリング30に限らず、スプリング35,33等の他のスプリングでもよい。
【符号の説明】
【0032】
1 歩行型管理機
2 走行輪
6 エンジン
10 操作具(デフロックレバー)
11 耕耘装置
25 抵抗棒
30 付勢部材(スプリング)
34 規制部材(クレビスピン)
38 融通機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンと、該エンジンの動力で駆動する走行輪と、前記エンジンの動力を分配して前記走行輪に伝達するデファレンシャル機構と、該デファレンシャル機構の機能を停止させるデフロック機構と、前記走行輪の後方に配置される耕耘装置に取付けられてダッシングを防ぐ抵抗棒と、を備えた歩行型管理機において、
前記抵抗棒を回動自在に支持すると共に、前記抵抗棒をその走行抵抗に抗して付勢する付勢部材を配設し、かつ前記抵抗棒を前記デフロック機構に連繋し、
前記抵抗棒が前記付勢部材に抗して回動することにより、前記デフロック機構を作用状態にするように連動し、前記抵抗棒が前記付勢部材により所定位置に戻されることにより、前記デフロック機構を非作用状態に連動してなる、
ことを特徴とする歩行型管理機。
【請求項2】
前記抵抗棒の回動を阻止する規制部材と、
前記デフロック機構を、手動操作する操作具と、
前記抵抗棒及び前記操作具のいずれか一方から前記デフロック機構へ連繋する際、該デフロック機構から前記抵抗棒及び前記操作具のいずれか他方への動きを吸収する融通機構と、を備え、
前記抵抗棒の回動を前記規制部材により阻止した状態で、前記操作具の操作により前記デフロック機構を作用状態及び非作用状態に切換えてなる、
請求項1に記載の歩行型管理機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−70659(P2013−70659A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−211311(P2011−211311)
【出願日】平成23年9月27日(2011.9.27)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】