説明

水中カイロ

【課題】長時間の継続使用が可能な使い勝手の良い水中カイロを提供する。
【解決手段】使いすてカイロ本体Aを収容する収容部並びに前記収容部に使いすてカイロ本体Aを挿入及び前記収容部から使いすてカイロ本体Aを取出し可能な開口部Cを有するとともに、開口部Cを閉止する閉止手段3により前記収容部を密閉可能な防水性袋体2と、前記収容部に連通して袋体2の外方へ延びる可撓性管体4と、管体4の自由端に取り付けられた、管路の開閉を行うバルブ5,6を備えた。管体4の自由端側から呼気を吹き込むことにより、使いすてカイロ本体Aの周囲の収容部内に空気を充満させた状態を保持することができ、水中に袋体2を入れても袋体2が防水性であることから使いすてカイロ本体Aが濡れることがなく、使いすてカイロ本体A内の鉄粉の酸化発熱反応により、水中でも長時間にわたって継続して使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中で使用可能なカイロに関するものである。
【背景技術】
【0002】
使いすてカイロは、鉄粉に、鉄が錆びる速度を速めるための水及び水分を取り込んで保水剤としての役目をするバーミキュライト並びに表面の微孔に空気を取り込んで酸素の供給を促すための活性炭及び酸化の速度を速めるための食塩を混合したものを通気性の内袋に収容した本体を空気の侵入を遮断する外袋に収容して構成され、外装を開封して本体を取り出して使用する際に、空気が内袋内に侵入することにより鉄粉の酸化によって発熱するものである(例えば、特許文献1及び2参照。)。
このような使いすてカイロは、40℃以上に昇温した状態の持続時間が6〜18時間程度と長く、非常に使いやすく安価であることから、多方面で広く用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−208031号公報
【特許文献2】特開平7−080018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、使いすてカイロには酸化発熱反応を行うために酸素が必要であり、酸素の供給が途絶えたり海水に濡れてしまうと発熱が停止して使いすてカイロが冷たくなってしまうことから、サーフィン、ボディボード、スキューバダイビング、スキンダイビング及びスピアフィッシング等の水中スポーツ並びに素手又は刺突具等の道具を用いて水生動物を捕獲する潜水漁等を行う際における、寒い水中で体を温めるニーズに応える水中カイロにすることはできない。
このような水中カイロとして、飽和水溶液に近い酢酸ナトリウム水溶液を空気の侵入を遮断する袋内に収容して衝撃を与えることにより、酢酸ナトリウム水溶液が凝固して固体になる際に放出される凝固熱を利用するものがあるが、持続時間が20分〜1時間程度と短いとともに、元の液体に戻すには酢酸ナトリウムの凝固点である58℃以上にする必要があるため、使い勝手が悪いという問題点がある。
【0005】
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、長時間の継続使用が可能な使い勝手の良い水中カイロを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の発明者は、上述のような持続時間が長く、非常に使いやすく安価である使いすてカイロを水中で使用することができるようにするために、使いすてカイロの周囲を空気で満たした状態を水中で保持するとともに約16%の酸素が含まれている呼気を利用するという着想を得てその具体化を行い、試作評価結果に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る水中カイロは、前記課題解決のために、使いすてカイロの本体を収容する収容部並びに前記収容部に使いすてカイロの本体を挿入及び前記収容部から使いすてカイロの本体を取出し可能な開口部を有するとともに、前記開口部を閉止する閉止手段により前記収容部を密閉可能な防水性袋体と、前記収容部に連通して前記袋体の外方へ延びる可撓性管体と、前記管体の自由端に取り付けられた、管路の開閉を行うバルブ又は蓋体とを備えたことを特徴とする。
【0007】
このような構成によれば、使いすてカイロの外装を開封して本体を取り出して袋体の開口部から収容部内に挿入した後、収容部を閉止手段により密閉し、バルブ又は蓋体を操作して管路を開けた状態にして管体の自由端側から呼気を吹き込むことにより、使いすてカイロ本体の周囲の収容部内に空気を充満させることができ、バルブ又は蓋体を操作して管路を閉じた状態にすることにより、収容部内に充満した空気の外部への流出を防止することができる。
【0008】
このように収容部内に空気を充満させた使用状態では、例えばウェットスーツ内で使用しても使いすてカイロ本体は防水性袋体内にあるため濡れることはなく、使いすてカイロ本体の周囲にある呼気の中には約16%の酸素が含まれていることから、使いすてカイロ本体内の鉄粉の酸化発熱反応が起こるため、体を継続して温めることができる。
その上、使いすてカイロ本体の周囲の酸素が少なくなって水中カイロの温度が下がった場合には、バルブ又は蓋体を操作して管路を開けた状態にして排気した後に管体の自由端側から再び呼気を吹き込むことにより、使いすてカイロ本体の周囲の収容部内に新しい空気を充満させた状態にすることができることから、使いすてカイロ本体内の鉄粉の酸化発熱反応を促進して温度を上げた状態に容易に戻すことができるため、長時間(収容部内に挿入する使いすてカイロの持続時間)にわたって継続して使用することができる。
【0009】
また、本発明に係る水中カイロは、前記課題解決のために、使いすてカイロの本体を収容する収容部並びに前記収容部に使いすてカイロの本体を挿入及び前記収容部から使いすてカイロの本体を取出し可能な開口部を有するとともに、前記開口部を閉止する閉止手段により前記収容部を密閉可能な防水性袋体と、前記収容部に連通して前記袋体の外方へ延びる可撓性管体と、前記管体の自由端に取り付けられた、前記袋体に向かう方向へは通気し、その逆方向へは通気しない逆止弁及び前記逆止弁を開放状態にして前記袋体から前記管体へ向かう方向への通気を可能にする逆止弁解除手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、使いすてカイロの外装を開封して本体を取り出して袋体の開口部から収容部内に挿入した後、収容部を閉止手段により密閉し、管体の自由端側から呼気を吹き込むことにより、使いすてカイロ本体の周囲の収容部内に空気を充満させることができ、逆止弁により収容部内に充満した空気の外部への流出を確実に防止することができるとともに、収容部内への空気の吹込みを効率的に行うことができる。
【0011】
このように収容部内に空気を充満させた使用状態では、例えばウェットスーツ内で使用しても使いすてカイロ本体は防水性袋体内にあるため濡れることはなく、使いすてカイロ本体の周囲にある呼気の中には約16%の酸素が含まれていることから、使いすてカイロ本体内の鉄粉の酸化発熱反応が起こるため、体を継続して温めることができる。
その上、使いすてカイロ本体の周囲の酸素が少なくなって水中カイロの温度が下がった場合には、逆止弁解除手段を操作して袋体から管体へ向かう方向への通気が可能な状態にして排気した後に管体の自由端側から再び呼気を吹き込むことにより、使いすてカイロ本体の周囲の収容部内に新しい空気を充満させた状態にすることができることから、使いすてカイロ本体内の鉄粉の酸化発熱反応を促進して温度を上げた状態に容易に戻すことができるため、長時間(収容部内に挿入する使いすてカイロの持続時間)にわたって継続して使用することができる。
【0012】
ここで、前記袋体を人体に取り付ける取付手段を備えてなると好ましい。
このような構成によれば、取付手段により、長時間の継続使用が可能な使い勝手の良い上記水中カイロを人体の温めたい箇所に取り付けて、その状態を保持しながら使用することができる。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、本発明に係る水中カイロによれば、使いすてカイロの外装を開封して本体を取り出して袋体の開口部から収容部内に挿入した後、収容部を閉止手段により密閉し、管体の自由端側から呼気を吹き込むことにより、使いすてカイロ本体の周囲の収容部内に空気を充満させた状態を保持することができ、水中に袋体を入れても袋体が防水性であることから使いすてカイロ本体が濡れることがなく、使いすてカイロ本体内の鉄粉の酸化発熱反応により、水中でも長時間にわたって継続して使用することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態1に係る水中カイロの斜視図である。
【図2】同水中カイロの斜視図であり、閉止手段による開口部の閉止を解除して使いすてカイロを収容部に挿入する前の状態を示している。
【図3】同水中カイロの部分縦断側面図であり、(a)は第1凹凸係合部及び第2凹凸係合部を係合させた状態を、(b)はさらに第1凹凸係合部と第2凹凸係合部との間からフラップを折り曲げて面ファスナーで本体に固定した状態を示している。
【図4】同水中カイロを使用者に装着した状態を示す部分縦断面図であり、(a)は側面図、(b)は背面図である。
【図5】同水中カイロを装着した使用者がサーフボードに乗ってパドリングをしている状態を示す部分縦断側面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る水中カイロの斜視図である。
【図7】同水中カイロの斜視図であり、閉止手段による開口部の閉止を解除して使いすてカイロを収容部に挿入する前の状態を示している。
【図8】同水中カイロを使用者に装着した状態を示す部分縦断背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
実施の形態1.
図1〜図3に示すように、本発明の実施の形態1に係る水中カイロ1は、使いすてカイロの本体(外装を開封して取り出した本体であり、空気が内袋内に侵入可能な使用状態になったもの。以下において、「カイロ本体」という。)A,…を収容する収容部B(図3参照。)並びに収容部Bにカイロ本体Aを挿入及び収容部Bからカイロ本体Aを取出し可能な開口部C(図2参照。)を有するとともに、開口部Cを閉止する閉止手段3により収容部Bを密閉可能な防水性袋体2と、収容部Bに連通して袋体2の外方へ延びる可撓性管体4と、管体4の自由端に取り付けられた、管路の開閉を行うバルブである基体5及び操作体6とを備えたものである。
【0016】
本実施の形態では、矩形状のカイロ本体Aの3個を、これらの長辺同士が隣接するように並べて袋体2の収容部B内に収容する例を示しているが、カイロ本体Aの個数や収容時の姿勢は、このような例に限定されるものではない。
なお、管路の開閉を行うバルブである基体5及び操作体6に代えて、蓋体を管体4の自由端に嵌合又は螺合させるようにしてよく、このような構成では、管体4の自由端から蓋体を取り外すことにより管路を開くことができ、管体4の自由端に蓋体を取り付けることにより管路を閉じることができる。
【0017】
ここで、防水性袋体2は、袋状の本体2A及び本体2Aの開口部Cを閉蓋するフラップ2Bからなり、これらは、ビニールやゴム等の非透水性のものや、布地の表裏面の少なくとも一方に防水コーティングをしたもの等により形成される。
また、閉止手段3は、袋体2の本体2A上面の開口部Cを形成する略環状に繋がった首状部分の内面に取り付けられた下側の第1凹凸係合部7A,7B及び上側の第2凹凸係合部8A,8B、並びに、フラップ2B、本体2A外面の面ファスナー体9A及びフラップ2B内面の面ファスナー体9Bからなり、面ファスナー体9A,9Bは、例えば一方がループ状の掛止面で他方がフック状の掛止面であるため、面ファスナー体9A,9Bはこれらが当接することにより掛止し固定される。
【0018】
第1凹凸係合部7A,7B及び第2凹凸係合部8A,8Bは、それぞれ一方が凸条であり他方が前記凸条に係合する凹条であるため、先ず下側の第1凹凸係合部7A,7Bを係合させてから上側の第2凹凸係合部8A,8Bを係合させることにより、図3(a)に示すように二重に封止され、さらに図3(b)に示すように第1凹凸係合部7A,7Bと第2凹凸係合部8A,8Bとの間からフラップ2Bを折り曲げてフラップ2B内面の面ファスナー体9Bを本体2A外面の面ファスナー体9Aに掛止することにより、開口部2Aを完全に閉止することができる。
【0019】
さらに、可撓性管体4は、ナイロン又はポリウレタン等からなり、継手13を介して袋体2の本体2Aに接続され、収容部Bに連通する。
さらにまた、バルブである基体5及び操作体6は、通常状態では管路を閉じており、操作体6を基体5に近づけるように弾性付勢力に抗して相対移動させることにより管路を開くことができるため、図1に示す連通孔6Aから空気を吹き込んだり、あるいは空気を排出することができる、また、操作体6の操作を止めると、前記弾性付勢力により操作体6が通常位置に復帰するためバルブが管路を閉じた状態に戻る。
【0020】
以上のような構成の水中カイロ1によれば、カイロ本体Aを袋体2の開口部Cから収容部B内に挿入した後、収容部Bを閉止手段3により密閉し、操作体6又は蓋体を操作して管路を開けた状態にして管体4の自由端側(例えば連通孔6A)から呼気を吹き込むことにより、カイロ本体Aの周囲の収容部B内に空気を充満させることができ、操作体6の操作を停止又は蓋体を操作して管路を閉じた状態にすることにより、収容部B内に充満した空気の外部への流出を防止することができる。
【0021】
このように収容部B内に空気を充満させた使用状態では、図4に示すように、例えば使用者Uが着ているウェットスーツW内の腰部に水中カイロ1の袋体2を挿入した状態で管体4の自由端(例えば連通孔6A)をウェットスーツWの首部から外部へ出した状態で使用することができ、図5に示すような使用者Uが海面S上のサーフボードDに乗ってパドリングをしたり、使用者Uが海中に入ったとしても、カイロ本体Aは防水性袋体2内にあるため濡れることはなく、カイロ本体Aの周囲にある呼気の中には約16%の酸素が含まれていることから、カイロ本体A内の鉄粉の酸化発熱反応が起こるため、使用者Uの体を継続して温めることができる。
また、カイロ本体Aの周囲の酸素が少なくなって水中カイロ1の温度が下がった場合には、操作体6又は蓋体を操作して管路を開けた状態にして排気した後に管体4の自由端側から再び呼気を吹き込むことにより、カイロ本体Aの周囲の収容部B内に新しい空気を充満させた状態にすることができることから、カイロ本体A内の鉄粉の酸化発熱反応を促進して温度を上げた状態に容易に戻すことができるため、長時間(収容部B内に挿入するカイロ本体Aの持続時間)にわたって継続して使用することができる。
【0022】
実施の形態2.
図6〜図8に示す本発明の実施の形態2に係る水中カイロ1において、実施の形態1の図1〜図5と同一符号は同一又は相当するものであるため、詳細説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係る水中カイロ1は、図8に示すように使用者Uの首に巻いた状態で使用することができるように袋体2を帯状にするともに、袋体2を首に取り付ける取付手段10を備えたものであり、袋体2の本体2Aを横長に形成するとともに、例えば矩形状のカイロ本体Aの3個を、これらの短辺同士が隣接するように並べて袋体2の収容部B内に収容している。
横長の袋体2の本体2Aの長手方向両端部の一方には、取付片11が延設されてその裏面側に面ファスナー体12Aが貼着され、本体2Aの長手方向両端部の他方の表面側には、面ファスナー体12Bが貼着されており、面ファスナー体12A,12Bは、例えば一方がループ状の掛止面で他方がフック状の掛止面であるため、袋体2を首に巻いた状態で面ファスナー体12A,12Bが当接することにより掛止し固定される。
【0023】
このような構成によれば、取付手段10(取付片11及び面ファスナー体12A,12B)により、長時間の継続使用が可能な使い勝手の良い水中カイロ1を、首に巻いた状態を保持しながら使用することができる。
なお、実施の形態1の図1〜図5の構成においても、袋体2を人体に取り付ける取付手段10を備えるようにしてもよく、このような取付手段10を備えることにより、水中カイロ1を人体の温めたい箇所に取り付けて、その状態を保持しながら使用することができる。
【0024】
以上の説明においては、管体4の自由端に管路の開閉を行うバルブ又は蓋体を備える構成を示したが、これらに代えて、管体4の自由端に、袋体2に向かう方向へは通気し、その逆方向へは通気しない逆止弁及びこの逆止弁を開放状態にして袋体2から管体4へ向かう方向への通気を可能にする逆止弁解除手段を備えるようにしてもよい。
このような構成によれば、逆止弁により収容部B内に充満した空気の外部への流出を確実に防止することができるとともに、収容部B内への空気の吹込みを効率的に行うことができる。
その上、カイロ本体Aの周囲の酸素が少なくなって水中カイロ1の温度が下がった場合には、逆止弁解除手段を操作して袋体2から管体4へ向かう方向への通気が可能な状態にして排気した後に管体4の自由端側から再び呼気を吹き込むことにより、カイロ本体Aの周囲の収容部B内に新しい空気を充満させた状態にすることができる。
【符号の説明】
【0025】
A 使いすてカイロの本体
B 収容部
C 開口部
D サーフボード
U 使用者
S 海面
W ウェットスーツ
1 水中カイロ
2 袋体
2A 本体
2B フラップ
3 閉止手段
4 管体
5 基体(バルブ)
6 操作体(バルブ)
6A 連通孔
7A,7B 第1凹凸係合部
8A,8B 第2凹凸係合部
9A,9B 面ファスナー体
10 取付手段
11 取付片
12A,12B 面ファスナー体
13 継手


【特許請求の範囲】
【請求項1】
使いすてカイロの本体を収容する収容部並びに前記収容部に使いすてカイロの本体を挿入及び前記収容部から使いすてカイロの本体を取出し可能な開口部を有するとともに、前記開口部を閉止する閉止手段により前記収容部を密閉可能な防水性袋体と、
前記収容部に連通して前記袋体の外方へ延びる可撓性管体と、
前記管体の自由端に取り付けられた、管路の開閉を行うバルブ又は蓋体と、
を備えたことを特徴とする水中カイロ。
【請求項2】
使いすてカイロの本体を収容する収容部並びに前記収容部に使いすてカイロの本体を挿入及び前記収容部から使いすてカイロの本体を取出し可能な開口部を有するとともに、前記開口部を閉止する閉止手段により前記収容部を密閉可能な防水性袋体と、
前記収容部に連通して前記袋体の外方へ延びる可撓性管体と、
前記管体の自由端に取り付けられた、前記袋体に向かう方向へは通気し、その逆方向へは通気しない逆止弁及び前記逆止弁を開放状態にして前記袋体から前記管体へ向かう方向への通気を可能にする逆止弁解除手段と、
を備えたことを特徴とする水中カイロ。
【請求項3】
前記袋体を人体に取り付ける取付手段を備えてなる請求項1又は2記載の水中カイロ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−130368(P2012−130368A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−282523(P2010−282523)
【出願日】平成22年12月20日(2010.12.20)
【出願人】(591020560)株式会社マニューバーライン (2)
【Fターム(参考)】