説明

氷で覆われた水域で動作する船又は浮体構造物、及びそれを使用する方法

本発明は、氷又は船が移動する間に氷の荷重の影響を受ける少なくとも1つの弓形の端部又は同様の船体部分2、2’を含む船体など1、1’を備える、氷で覆われた水域で動作する船又は浮体構造物に関するものである。船体の水中部分にある前記弓形の端部又は同様の船体部分2、2’は、弓形の端部又は同様の船体部分2、2’が遭遇する氷又は氷原の方向に1つ又はいくつかの、主に上方に向けた強力な水流を導くための手段を備える。本発明はまた、船又は浮体構造物を使用する方法に関するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に記載された、氷で覆われた水域で動作する船又は浮体構造物に関するものであり、その船又は設備は、氷又は船が移動する間に、氷の荷重の影響を受ける少なくとも1つの弓形の端部又は同様の船体部分を含む、船体などを備える。本発明は、船又は浮体構造物を用いる請求項12の前提部分に記載された方法にも関するものである。
【背景技術】
【0002】
氷で覆われた海域における石油の試掘及び掘削活動は、掘削リグなどの様々な種類の船及び浮体構造物を用いることによって行われる。特に、いわゆる掘削船においては、船体は、掘削デリック及び掘削手段を備えている。船の位置を維持するためには、船を錨で固定する必要がある。そのために、船底を介して海底へと延びる様々な種類の投錨ワイヤ・システムが使用される。さらに、船の位置を維持するために、船の推進システムを、特に、いわゆるラダー・プロペラ装置を補助として使用することができる。このような条件下では、風及び/又は海流と共に移動する氷塊は、重大な問題の原因となる。まず、氷は、船体又は浮体構造物へと吹き寄せられて割れ、船をその動作域から離れるように移動させる傾向がある。押しつぶされた、又は割れた氷の単一ブロックは、船の下に容易に漂流し、損傷を受けやすい掘削機器及び他の装置に損傷を与える可能性がある。さらに、氷のブロックは、船の推進装置の作動を妨げる。従って、浮体構造物が船の形をしている場合、すなわち細長く且つ比較的幅が狭くなっている場合、これらの問題は、より経済的に阻止することが可能になる。それにより、浮体構造物は接近してくる氷塊に対して操縦できるようになる。この文脈では、弓形の端部又は構造物の船首とは、氷の荷重を受ける浮体構造物のその特定の船体部分を指す。
【0003】
特許の文献である国際公開第2007/089152号は、船に関係する解決策を開示しており、そこでは、氷を破砕して氷のブロックを除くための推進体と共に、船の一端に配置された氷を破砕するための特別の手段が使用される。しかし、この種の構成では、装置は、氷に由来する強い力を受けやすく、また破損しやすい。
【0004】
特許の出願である国際公開第2008/116964号は、船の前部に配置される推進装置を開示しており、その装置は、氷原の方向に船を押すために使用することができる。しかし、この場合も、装置は破損しやすい。その装置はまた、氷のブロックを船の下へと押し込む傾向がある。
【0005】
氷と船体の間の摩擦を低下させる解決策も示唆されてきた。米国特許第3,580,204号明細書は、氷で満たされた水域を船が航行しやすくするために、氷と船の側部の間に気泡を生じさせるための送風機構を開示する。
【0006】
従って、例えば、損傷を受けやすい装置の周囲に保護スカートを配置することにより、船底に適合された機構及び装置を保護することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】国際公開2007/089152号
【特許文献2】国際公開2008/116964号
【特許文献3】米国特許第3,580,204号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、氷で覆われた水域で行われる石油試掘及び掘削活動に関係する前述の問題が以前よりも減少し、又はより効率的に阻止されうる新規の構成を提供することである。本発明の特別な目的は、船又は浮体構造物に適用される構造的な概念を提供することであり、その概念により、氷原で生ずる問題を可能な限り簡単に、且つ経済的に解決することができる。その結果、船又は浮体構造物は、氷原により加えられる圧力にかかわらず、その動作位置を維持することが可能になり、同時に、その構造が破壊されることを阻止することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の目的は、主として、添付された請求項1及び請求項12で開示されるように、またより詳細には、他の請求項で説明されるように達成される。本発明によれば、船又は浮体構造物の水中部分における前記弓形の端部又は同様の船体部分は、弓形の端部又は同様の船体部分が衝突する氷又は氷原の方向に、1つ又はいくつかの強力な、主に上方に向けた水流を導くための手段を備える。従って、各場合において、弓形の端部又は船体部分の形状に応じて、水流は、本発明に従って真っ直ぐ上に、又は斜め上方に送られる。
【0010】
本解決策によれば、1つ又はいくつかの実質的に垂直な流路を使用することにより、氷を破砕し且つ氷を船体から洗い流すために、弓形の端部又は同様の船体部分の領域に向けて、強力であり、比較的経済的且つ効率的で、容易に実行できる水流を提供することが可能になる。流路中に取り付けられたポンプ又はプロペラは、上方への強力な水流を生成する。水は、船底の下から又は底の方向から、それぞれ1つ又はいくつかの開口部を介して採取されることが好ましい。この方法によれば、1つ又は複数の流路が詰まるのを阻止することができる。水ジェットは、上方に若しくは部分的に両側に、又は前方に送られる。
【0011】
強力な水流は、固い氷を破砕することに寄与し、砕かれた氷原中の浮氷塊だけでなく氷のブロックを船又は浮体構造物から離れるように押し流し、これにより、船又は浮体構造物の前面に氷のない領域を提供する。流れはまた、ちょうど氷の衝撃が最大になる弓形の端部の領域で、船体と氷の間の摩擦に影響を与える。こうすることにより、氷によって加えられる全体の荷重が小さくなり、また船体の下に氷のブロックが漂うことが回避されるようになる。
【0012】
効率的に氷を押し流すことにより、船の位置を維持すること、又は移動する氷原中を低速で航行して氷の力を低減することが可能になる。本解決策によればさらに、氷原中の水路(ice lane)を前進するとき、タンカーなどの球状船首を有する船の前面における氷の蓄積を阻止することができ、また氷により生ずる抵抗を低減することができる。本解決策によれば、開氷域状態に対して設計された船首が、氷で満たされた状態に対してもいっそう効率的に使用できるようになる。本構成は、破損を受けやすい何らかの突き出た部分を含むことはない。
【0013】
他にも、例えば、水流路を斜め上方に向けることで、開氷域状態において船を操縦するためにも使用することができるという利点がある。
【0014】
より効率よく氷を破砕するために、氷の荷重の影響を受ける弓形の端部は、その近傍の海面に対して傾斜するように形成されることが好ましい。さらに、船の喫水線に対して突き出ている水中部分が、その近傍の海面に対して傾斜するように形成される。
【0015】
本発明は以下の用途に使用できる。例えば、DP(動的位置決め)能力、すなわち、周囲が移動する状況において位置を維持する能力を必要とする掘削船、生産船、球状船首を備え積載状況で積載塔(loading tower)に付けられた「低速」船、さらに、投錨中及び氷で満たされた水域を低速前進中の前述の船、半潜水形の石油掘削リグ、並びに他の浮体構造物などで使用することができる。本解決策は、バルブを有する既存の船に対する改造として適用することもできる。
【0016】
以下では、例として添付の概略図を参照して本発明を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】下から斜めに見た本発明による船又は浮体構造物の1つの弓形の端部の原理を示す図である。
【図2】上から斜めに見た図1の弓形の端部を示す図である。
【図3】図2の弓形の端部の拡大図である。
【図4】前方から真っ直ぐに見た図1の弓形の端部を示す図である。
【図5】弓形の端部の一形状を備える掘削船に本発明を適用する原理を示す図である。
【図6】弓形の端部の代替の形状を備える掘削船、又は生産プラットフォームに本発明をどのように適用するかを概略的に示す図である。
【図7】本発明による船が氷に衝突したときの状況を示す図である。
【図8】本発明をどのようにして石油掘削リグに適用するかを示す図である。
【図9】図8の用途における本発明による流路機構の代替の実施例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図面において、参照番号1は、弓形の端部又は同様の船体部分2と、その下に底部3又は同様の部分とを備える船体又は浮体構造物を指す。特に、図1〜図4による実施例を参照すると、弓形の端部2は、船体の喫水線の下にある突出部4を備えている。この突出部4は、他の図で示すように、主に上方に向けた強力な水流を生成するための、且つ弓形の端部が衝突する氷原の方向に水流を導くためのポンプ手段又はプロペラ8を含む1つ又はいくつかの流路6を備えることができる。
【0019】
図1〜図4は、2つの分岐6a及び分岐6bに分割される1つの流路6だけを示している。しかし、必要に応じて、言い換えると、船の構造、その使用目的、及び動作領域に応じて、従って、実際の状況で生じうる氷の荷重の性質に応じて、主として氷が突き当たる弓形の端部の領域に複数の流路を設けることが好ましい。
【0020】
水流の目的はまた、氷を破砕するのを支援するのに加えて、船体と氷の間の摩擦を低下させること、及び船体の近傍に水の流れを送ることである。この水流は、船体から離れる方向に送られ、同時に、割れた氷のブロックを船体から遠ざけるように動かす。
【0021】
図1〜図4による実施例では、弓形の端部にある水中の突出部4の上方に、さらに別の前方を向いた突出部5があり、その下側には、下方の突出部4の方向に内側へ斜めに傾斜した面7が設けられている。これらの傾斜面は、氷を破砕するのに非常に適している。さらに、水中の突出部4の上面を傾斜させて製作することが好ましく、それにより、弓形部分が氷原に衝突すると直ちに、前記傾斜面の1つが、流路6を通過する強力な水流と共に、氷の破砕に適用可能となる。
【0022】
流路6は、水中の突出部4を貫通して延びており、従って、それを通って導かれる水は、船の底部3の領域から採取される。この方法では、流路6の下方の開口部は、氷及び氷原から分離された氷のブロックによる詰まりが生じにくくなる。
【0023】
図5は、本発明を掘削船に適用する原理を示しており、掘削船は、掘削機器を備えたデリック9を備え、ワイヤにより、又は何らかの他の同様な方法で海底に固定されている。さらにこの場合には、船の弓形の端部2は、プロペラ又はポンプ手段8を備えた1つ又は複数の流路6を備えている。この場合、流路6それ自体は、喫水線に対して斜めに配置されており、それにより、その水流も近づいてくる氷原の方向に斜めに送られる。
【0024】
図6による実施例は、図5の実施例とは異なっており、弓形の端部2は、船首に形成された水中の隆起部11を、すなわち、石油タンカーを含むいくつかのタイプの船では従来からあるいわゆる球状船首(bulb)を含む。この場合、1つ又は複数の流路6及びその水流は、氷原の方向にほぼ垂直上方に送られる。従って、提供される水流は、弓形の端部の領域で氷原中の水路を開放状態に保つ傾向があり、それにより、実質的に、船が氷原中の水路を航行することを容易にするので、本発明はまた、氷原中の水路を航行するタンカーにも有利に適用することができる。
【0025】
図7は、上方から見た、本発明による弓形の端部に位置する流路6を備えた船と氷原との衝突を示している。従って、場合によって、船がその位置を保持するとともに図の矢印で示されるように氷原が船の方向に移動する。又は、船と氷原が共に互いに対して移動する。又は、船が氷原を抜けて航行しようとする。いずれの場合であっても、主として弓形の端部2と氷原の衝突する領域に配置される流路6と、その流路から導かれる強力な水流とは、氷を破砕することに寄与し、且つ分離された氷のブロックを、弓形の端部2の領域から遠ざけることに寄与する。次いで、その機構の機能をできるだけ効率よくするために、船を、氷原及び/又は船の現在の運動方向に向けるようにすることが当然推奨される。
【0026】
図8及び図9は、いわゆる半潜水形の石油掘削リグ、又は生産プラットフォームとして働く浮体構造物に本発明をどのようにして適用するかを示しており、そのリグ又はプラットフォームは、1つ又はいくつかの弓形の端部、又は同様の船体部分2’を備えた船体1’を含み、それが複数のものであっても、1つ又は複数の流路6’を備えることができる。これらの流路6’は、設備の水中部分に斜め又は垂直に配置することができ、従って、それらにより生成される強力な水流は、近づいてくる氷原の方向に、主として、又は実質的に上方に送られる。前記弓形の端部又は同様の船体部分2’のうちの1つは、氷原の主荷重を受けるように常に適切な方向に向けられている。しかし、本発明による解決策は、船が多かれ少なかれ氷原で囲まれており、その方向が風及び流れの状態により変化する可能性があるような場合においても、有利に適用することができる。
【0027】
図9では、弓形の端部に対応する垂直な船体部分2’は、底部から水が導かれるいくつかの流路6’を備えている。氷と船体部分2’の衝突する角度に応じて、これらの流路は共に氷の荷重を実質的に低減し、従って、船の位置を維持することを可能にする。
【0028】
流路6、6’中の流れは、すべて一緒に、又は個々に、或いは所望のグループで制御するように構成することができる。従って、水流を操縦のために使用することも可能である。
【0029】
本発明は、示された諸実施例に限定されることはなく、いくつかの変形形態も添付の特許請求の範囲に含まれる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
氷又は船が移動する間に氷の荷重の影響を受ける少なくとも1つの弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を含む船体など(1、1’)を備える、氷で覆われた水域で動作する船又は浮体構造物であって、
前記船体の水中部分にある前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)は、前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)に衝突する氷又は氷原の方向に、前記船又は前記浮体構造物の底部(3、3’)の方向から、前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を通して、主に上方に向いた強力な水流を導くためのポンプ手段又はプロペラなど(8)を備える1つ又はいくつかの流路(6、6’)を備えることを特徴とする船又は浮体構造物。
【請求項2】
前記ポンプ手段が、前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)の主として氷が突き当たる領域に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の船又は浮体構造物。
【請求項3】
前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)が、前記船体の喫水線に対して突き出した水中部分を備えており、該水中部分を通して、前記水流が導かれるように構成されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の船又は浮体構造物。
【請求項4】
前記突き出した水中部分が、1つ又はいくつかの流路(6、6’)を有する1つ又はいくつかの突出部(4、4’)を備えることを特徴とする、請求項3に記載の船又は浮体構造物。
【請求項5】
前記流路(6、6’)が、前記船の前記底部(3、3’)の方向から前記流路に水を導くために、前記突出部(4、4’)を通して延びるように配置されることを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載の船又は浮体構造物。
【請求項6】
前記流路(6、6’)中の流れが、個々に又は所望のグループごとに制御されるように構成されることを特徴とする、請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の船又は浮体構造物。
【請求項7】
少なくともいくつかの前記流路(6、6’)が、分岐(6a、6b)するように構成されることを特徴とする、請求項3から請求項6までのいずれか一項に記載の船又は浮体構造物。
【請求項8】
第2の前方に向けられた突出部(5)が、前記弓形の端部(2)において前記1つ又はいくつかの水中の突出部(4)の上部に設けられること、及び、
前記第2の突出部(5)の下側が、前記下側の突出部(4)の方向に、前記弓形の端部(2)で内側へ斜めに傾斜した面(7)を備え、前記弓形の端部(2)の複数の前記突出部(4、5)の間に氷を破砕する傾斜した面を備える切込みを形成するようになっていることを特徴とする、請求項3から請求項7までのいずれか一項に記載の船又は浮体構造物。
【請求項9】
氷の荷重の影響を受ける前記弓形の端部(2)が、近傍の海面に対して傾斜して形成されることを特徴とする、請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の船又は浮体構造物。
【請求項10】
前記船体の前記喫水線に対して突き出ている前記水中部分(4)が、近傍の海面に対して傾斜して形成されることを特徴とする、請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の船又は浮体構造物。
【請求項11】
前記船又は浮体構造物は、石油又はガスを掘削し、回収し、又は保管するように装備した掘削船などであり、前記掘削船が、前記弓形の端部(2)の後方で前記船体(1)に配置された機器を備える掘削デリック(9)と、前記船の位置を実質的に維持するための固定手段(10)とを備えることを特徴とする、請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の船又は浮体構造物。
【請求項12】
氷又は船が移動する間に氷の荷重の影響を受ける少なくとも1つの弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を含む船体など(1、1’)を備える、氷で覆われた水域における船又は浮体構造物を使用する方法であって、
前記船に加えられる氷の荷重を減少させるために、前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を、その都度氷の荷重の主な接近方向に向くように構成すること、及び、
前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)が、1つ又はいくつかの流路(6、6’)と、前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)に衝突する氷又は氷原の方向に、前記船又は前記浮体構造物の底部(3、3’)の方向から、前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を通して、主に上方に向いた強力な水流を導くための手段(8)とを備えることを特徴とする方法。
【請求項13】
前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を通って送られる実質的に上方に向いた水流によって、前記船体(1、1’)の近傍で前記船体から離れる方向に送られる水流が提供されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を通って送られる実質的に上方に向いた水流によって、前記船体(1、1’)と氷の間の摩擦低減効果が提供されることを特徴とする、請求項12又は請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記弓形の端部又は同様の船体部分(2、2’)を通って送られる実質的に上方に向いた水流を、必要に応じて、前記船を操縦するためにも使用することを特徴とする、請求項12から請求項14までのいずれか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2012−520201(P2012−520201A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553479(P2011−553479)
【出願日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際出願番号】PCT/FI2010/050138
【国際公開番号】WO2010/103170
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(511220555)エーカー アークティック テクノロジー インコーポレイテッド (1)