説明

汚水桝に接続するゴミ箱

【課題】従来、生ゴミは臭気を防ぐため密閉式のゴミ箱に保管していたが、生ゴミから水分が出てゴミ箱内に溜まり悪臭を放つため、定期的にゴミ箱内部を清掃する必要があった。
本発明は、生ゴミからの水分を排除でき、臭気を防ぐことができるゴミ箱を提供する。
【解決手段】円筒状のゴミ箱本体(1)は下部の径が汚水桝に接続できる大きさとする。ゴミ箱本体(1)の内部に多孔の水切り板(2)を設ける。上部には密閉式の蓋(3)を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、生ゴミから出る水分を除去でき、臭気を防ぐことができるゴミ箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、台所から出る生ゴミは、屋外に設置した密閉式のゴミ箱に貯留していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、生ゴミは臭気を防ぐため密閉式のゴミ箱に保管していたが、生ゴミから水分が出てゴミ箱内に溜まり悪臭を放つため、定期的にゴミ箱内部を清掃する必要があった。本発明は、以上の問題点を解決するために発明されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
筒状のゴミ箱本体(1)は下部の径が汚水桝に差し込めるサイズになっており、内部に多孔の水切り板(2)を設け、上部には密閉式の蓋(3)を設ける。以上の構成よりなる汚水桝に接続するゴミ箱。
【発明の効果】
【0005】
本発明のゴミ箱を汚水桝に接続して設置することにより、生ゴミから出る水分は汚水桝を通って下水管に排除されるため、ゴミ箱内部に溜まることがない。また密閉式の蓋により臭気も防げる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の断面図である。
【図3】本発明の実施方法を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
円筒状のゴミ箱本体(1)は下部の径が汚水桝に差し込める大きさとする。ゴミ箱本体(1)の内部に多孔の水切り板(2)を設ける。上部には密閉式の蓋(3)を設ける。ゴミ箱本体(1)を、汚水桝蓋(4)もしくは汚水桝蓋(4)と蓋枠(5)をはずした汚水桝上に接続して使用する。ゴミは蓋(3)を取り外して水切り板(2)の上に入れる。生ゴミから出る水分は水切り板(2)を通り、下部へ流出し、下水として排除される。
【符号の説明】
【0008】
1 ゴミ箱本体
2 水切り板
3 蓋
4 汚水桝蓋
5 蓋枠

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下部の径が汚水桝に接続できるサイズになっている筒状のゴミ箱本体(1)の内部に、多孔の水切り板(2)を設け、上部に密閉式の蓋(3)を設けた、汚水桝に接続するゴミ箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−56645(P2012−56645A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−198415(P2010−198415)
【出願日】平成22年9月6日(2010.9.6)
【出願人】(710004031)
【Fターム(参考)】