説明

汚泥流動層焼却炉の散気管及び散気装置

【課題】本発明の目的は、散気管の破損が防止される汚泥流動層焼却炉の散気管及び散気装置を提供することである。
【解決手段】汚泥流動層焼却炉の散気管は、流動層焼却炉内に空気を吹き出す噴出口31aが形成された先端部31と、流動層焼却炉に支持される根元部32とを具備する。先端部31の肉厚T31は根元部32の肉厚T32より薄い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、汚泥流動層焼却炉の散気管及び散気装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、従来の流動焼却炉の分散パイプ支持構造を開示している。この分散パイプ支持構造において、流動焼却炉の炉体下部に水平方向に挿入された分散パイプの炉外側基部に、下方に屈曲するダクトが接続され、このダクトの下端面が水平面内でスライド可能なメタルパッキンを介して流動空気のヘッダー管の上面に接続され、このヘッダー管の下面が上下方向に変位可能なスプリングハンガーにより弾性支持される。
【0003】
本発明者の検討によれば、流動層焼却炉の規模が大きくなるにつれて散気管(分散パイプ)本体の長さが必然的に長くなり、それによって散気管の固有振動数が低下して流動砂の固有振動数に近接する。散気管と流動砂の共振により散気管が破損して使用不能になると流動層焼却炉の運転が停止して汚泥の処理処分ができなくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−222372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、散気管の破損が防止される汚泥流動層焼却炉の散気管及び散気装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0007】
本発明による汚泥流動層焼却炉の散気管は、流動層焼却炉(10)内に空気を吹き出す噴出口(31a)が形成された先端部(31)と、前記流動層焼却炉に支持される根元部(32)とを具備する。前記先端部の肉厚(T31)は前記根元部の肉厚(T32)より薄い。
【0008】
前記先端部の外径(D31)は前記根元部の外径(D32)と等しく、前記先端部の内径(d31)は前記根元部の内径(d32)より大きい。
【0009】
前記先端部の外径(D31)は前記根元部の外径(D32)より小さく、前記先端部の内径(d31)は前記根元部の内径(d32)と等しい。
【0010】
本発明による汚泥流動層焼却炉の散気装置は、第1散気管(30A)と、第2散気管(30B)と、流動層焼却炉(10)に取り付けられた支持構造(40)とを具備する。前記支持構造は、支持板(47)を備える。前記第1散気管は、前記流動層焼却炉内に空気を吹き出す噴出口(31a)が形成された第1先端部(31)と、前記支持板に固定される第1根元部(32)とを備える。前記第1先端部の肉厚(T31)は前記第1根元部の肉厚(T32)より薄い。前記第2散気管は、前記流動層焼却炉内に空気を吹き出す噴出口(31a)が形成された第2先端部(31)と、前記支持板に固定される第2根元部(32)とを備える。前記第2先端部の肉厚(T31)は前記第2根元部の肉厚(T32)より薄い。
【0011】
前記支持構造は、前記流動層焼却炉のケーシング(11)を貫通した状態で前記ケーシングに固定された第1スリーブ(44A)と、前記ケーシングを貫通した状態で前記ケーシングに固定された第2スリーブ(44B)とを備える。前記支持板に第1貫通孔(47a)及び第2貫通孔(47b)が形成される。前記支持板は、前記第1貫通孔が前記第1スリーブの内部と連通し且つ前記第2貫通孔が前記第2スリーブの内部と連通した状態で、前記第1スリーブ及び前記第2スリーブに溶接される。前記第1根元部に第1固定用板(33)が溶接される。前記第2根元部に第2固定用板(33)が溶接される。前記第1散気管が前記第1スリーブに通された状態で前記第1固定用板が前記支持板にボルト止めされる。前記第2散気管が前記第2スリーブに通された状態で前記第2固定用板が前記支持板にボルト止めされる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、先端部の肉厚が根元部の肉厚より薄いために散気管の固有振動数が高く、散気管が長い場合であっても散気管と流動砂の共振が起きにくい。したがって、散気管の破損が防止される汚泥流動層焼却炉の散気管及び散気装置が提供される。散気管の破損が防止されるため、流動層焼却炉の長期的な運転安定性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る汚泥処理設備/流動層焼却炉の概略図である。
【図2】図2は、第1の実施形態に係る汚泥処理設備/流動層焼却炉の部分断面図である。
【図3】図3は、第1の実施形態に係る散気管の断面図である。
【図4】図4は、第2の実施形態に係る散気管の断面図である。
【図5】図5は、第3の実施形態に係る汚泥処理設備/流動層焼却炉の部分断面図である。
【図6】図6は、第3の実施形態に係る支持板の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
添付図面を参照して、本発明による汚泥流動層焼却炉の散気装置を実施するための形態を以下に説明する。
【0015】
(第1の実施形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る汚泥処理設備1は、流動層焼却炉10と、流動層焼却炉10内の流動層50に燃焼用空気を吹き込む散気装置20とを備える。流動層焼却炉10は、下水汚泥、し尿処理汚泥、各種廃水処理汚泥のような汚泥を焼却する。以下、流動層焼却炉10が気泡型の場合を説明するが、流動層焼却炉10は循環型であってもよい。散気装置20は、ブロワのような空気供給装置21と、空気予熱器22と、ヘッダー管23と、複数の散気管30とを備える。空気供給装置21は、空気予熱器22を介してヘッダー管23に接続されている。ヘッダー管23は、複数の散気管30の各々に接続されている。各散気管30は、直管形状によって形成されており、散気管30の軸が水平となるように流動層焼却炉10に挿入された状態で流動層焼却炉10に支持されている。空気供給装置21は、ヘッダー管23に空気を供給する。空気予熱器22は、この空気を予熱する。空気予熱器22は、例えば、流動層焼却炉10から排出される排ガスから熱を回収して空気を予熱する。予熱された空気は、ヘッダー管23から散気管30を通って流動層50内に吹き出す。流動層50は、流動媒体としての流動砂を含む。
【0016】
図2を参照して、流動層焼却炉10は、ケーシング11と、ケーシング11の内側に設けられた耐火物12とを備える。散気装置20は、支持構造40を備える。複数の散気管30は、散気管30A及び30Bを含む。散気管30A及び30Bは、互いに平行となるように支持構造40を介してケーシング11に支持される。
【0017】
散気管30Aは、先端部31と、根元部32と、固定用板33と、フランジ34と、リブ35とを備える。先端部31は散気管30Aの軸方向下流側の円筒部分であり、根元部32は散気管30Aの軸方向上流側の円筒部分である。先端部31及び根元部32は、それぞれ散気管30A内の空気流に関して下流側及び上流側である。先端部31には、流動層焼却炉10内に空気を吹き出す複数の空気噴出口31aが形成されている。空気噴出口31aは、真下又は斜め下を向いている。真下又は斜め下を向く空気噴出口31aだけが形成されているため、散気装置20が流動層焼却炉10内への空気吹き込みを停止したときに散気管30A内部への流動砂の侵入を防止することができる。固定用板33には貫通孔33aが形成されている。固定用板33は、根元部32が貫通孔33aに通された状態で根元部32に溶接されている。フランジ34は、根元部32の上流側端に溶接されている。フランジ34及び固定用板33は、散気管30Aの軸に垂直である。フランジ34及び固定用板33にはボルト孔が形成されている。リブ35は、固定用板33及びフランジ34の間に設けられ、固定用板33、フランジ34、及び根元部32に溶接されている。リブ35によって固定用板33及びフランジ34が補強される。散気管30Bを含む他の散気管30は、散気管30Aと同様に構成されている。
【0018】
支持構造40は、湾曲板41と、支持板42A及び42Bと、スリーブ44A及び44Bと、支持リブ46A及び46Bとを備える。湾曲板41は、ケーシング11の外形に沿って湾曲し、ケーシング11の外側に溶接されている。スリーブ44A及び44Bの各々は、ケーシング11及び湾曲板41を貫通した状態で湾曲板41に溶接されることで、ケーシング11に固定されている。湾曲板41を設けることで、ケーシング11を厚くしなくても必要な強度が確保される。支持板42Aには貫通孔43Aが形成されている。支持板42Aは、貫通孔43Aがスリーブ44Aの内部と連通するように、スリーブ44Aの湾曲板41の外の部分の端に溶接されている。支持板42Aは、スリーブ44Aの軸に垂直である。支持リブ46Aは、湾曲板41、スリーブ44A、及び支持板42Aに溶接され、スリーブ44A及び支持板42Aを補強している。支持板42Bには貫通孔43Bが形成されている。支持板42Bは、貫通孔43Bがスリーブ44Bの内部と連通するように、スリーブ44Bの湾曲板41の外の部分の端に溶接されている。支持板42Bは、スリーブ44Bの軸に垂直である。支持リブ46Bは、湾曲板41、スリーブ44B、及び支持板42Bに溶接され、スリーブ44B及び支持板42Bを補強している。支持板42A及び42Bにはボルト孔が形成されている。
【0019】
ヘッダー管23には、空気供給ダクト24A及び24Bが設けられている。空気供給ダクト24Aは、ボルト孔が形成されたフランジ25を備える。空気供給ダクト24Bは、空気供給ダクト24Aと同様に構成される。
【0020】
散気管30Aがスリーブ44Aに通された状態で固定用板33及び支持板42Aがボルト止めにより固定される。したがって、散気管30Aの根元部32は、支持構造40を介してケーシング11に支持される。散気管30Aのフランジ34と空気供給ダクト24Aのフランジ25とがボルト止めされることで、散気管30Aがヘッダー管23に接続される。散気管30Aと同様に、散気管30Bは支持板42B及び空気供給ダクト24Bにボルト止めされる。散気管30Aが支持構造40及び空気供給ダクト24Aにボルト止めされ、散気管30Bが支持構造40及び空気供給ダクト24Bにボルト止めされるため、散気管30A及び30Bの交換が容易である。
【0021】
なお、流動層焼却炉10の断面形状は、図2に示すような円形に限定されず、方形であってもよい。この場合、湾曲板41のかわりに平板が用いられる。
【0022】
図3を参照して、先端部31及び根元部32は、接合部30aにおいて溶接されている。先端部31の肉厚T31は根元部32の肉厚T32より薄い。具体的には、先端部31の外径D31は根元部32の外径D32と等しく、先端部31の内径d31は根元部32の内径d32より大きい。
【0023】
ここで、根元部から先端部まで肉厚が一定の散気管を長くすると、散気管の固有振動数が低下して流動層に含まれる流動砂の固有振動数に近づくため、散気管と流動砂が共振しやすくなる。更に、根元部から先端部まで肉厚が一定の散気管を長くすると、散気管の自重増加により根元部の被支持部に作用する応力が非常に大きくなる。これらのために散気管が破損しやすくなる。根元部から先端部まで肉厚が一定の散気管の場合、破損を防ぐためには、例えば、強度は高いが高価である材料を用いたり肉厚を非常に大きくしたりする必要がある。
【0024】
散気管30Aは、先端部31の肉厚T31が根元部32の肉厚T32よりも薄いために固有振動数が高く、散気管30Aの長さL30を長くしても散気管30Aと流動砂との共振がおきにくい。また、肉厚T31が薄いため、根元部32の被支持部(すなわち固定用板33及びフランジ34が取り付けられた部分)から遠い先端部31の重量が軽く、根元部32の被支持部に作用する応力が小さい。したがって、散気管30Aは、流動層焼却炉10が大型の場合に好適である。
【0025】
散気管30Aの全長L30に対するフランジ34(根元部32の上流側端)から接合部30aまでの長さL32の割合(L32/L30)が小さいほど、根元部32の被支持部に作用する応力が小さくなる。しかし、割合(L32/L30)が小さすぎると先端部31の自重により接合部30aに作用する曲げ応力が過大となる。そのため、割合(L32/L30)が一定の範囲内であることが好ましい。例えば、先端部31の外径D31が根元部32の外径D32と等しく、先端部31の内径d31が根元部32の内径d32より大きい場合、長さL32は全長L30の40%〜45%であることが好ましい。
【0026】
本実施形態によれば、強度は高いが高価である材料を用いたり肉厚を非常に大きくしたりしなくても、散気管30の破損を防止することが可能である。既存の汚泥処理設備の散気管を本実施形態に係る散気管30に交換するだけで、散気管の破損を防止することが可能である。
【0027】
(第2の実施形態)
図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係る散気管30Aを説明する。本実施形態に係る散気管30Aは、以下の点を除いて第1の実施形態に係る散気管30Aと同様に構成される。本実施形態においては、先端部31の外径D31は根元部32の外径D32より小さく、先端部31の内径d31は根元部32の内径d32と等しい。本実施形態において、散気管30Bを含む他の散気管30は、本実施形態に係る散気管30Aと同様に構成されてもよく、第1の実施形態に係る散気管30Aと同様に構成されてもよい。
【0028】
なお、先端部31の外径D31を根元部32の外径D32より小さくし、先端部31の内径d31を根元部32の内径d32より大きくしてもよい。また、先端部31と根元部32の間に肉厚T31及びT32の中間の肉厚を有する中間部を設けても良い。
【0029】
(第3の実施形態)
図5を参照して、本発明の第3の実施形態に係る支持構造40を説明する。本実施形態に係る支持構造40は、以下の点を除いて第1の実施形態に係る支持構造40と同じである。本実施形態に係る支持構造40は、支持板42A及び42Bのかわりに支持板47を備える。本実施形態に係る支持構造40は、隣り合うスリーブの間に配置された支持リブ48を備える。支持リブ48は、隣り合うスリーブ、湾曲板41、及び支持板47に溶接されている。
【0030】
図6に示すように、支持板47に貫通孔47a及び47bが形成されている。貫通孔47a及び47bのそれぞれの周囲には図示しないボルト孔が形成されている。
【0031】
支持板47は、貫通孔47aがスリーブ44Aの内部と連通し、且つ、貫通孔47bがスリーブ44Bの内部と連通するように、スリーブ44A及び44Bに溶接されている。ここで、支持板47はスリーブ44A及び44Bの軸方向に垂直である。散気管30Aがスリーブ44Aに通された状態で固定用板33と支持板47とがボルト止めされることで、散気管30Aの根元部32が支持板47に固定される。同様に、散気管30Bも支持板47に固定される。
【0032】
このように、第1の実施形態では散気管30ごとに設けられた支持板(例えば、支持板42A、42B)が一枚の支持板47で置き換えられているため、本実施形態に係る支持構造40の強度が高い。本実施形態に係る支持構造40によれば、ケーシング11の板厚を大きくしなくても、散気管30が強固に支持される。なお、支持板47に固定される散気管30の本数は、複数であればよく、図5に示す例に限定されない。
【0033】
なお、上記実施形態を変更することが可能であり、上記実施形態どうしを組み合わせることが可能である。
【符号の説明】
【0034】
1…汚泥処理設備
10…流動層焼却炉
11…ケーシング
12…耐火物
20…散気装置
21…空気供給装置
22…空気予熱器
23…ヘッダー管
24A、24B…空気供給ダクト
25…フランジ
30(30A、30B)…散気管
30a…接合部
31…先端部
31a…空気噴出口
32…根元部
33…固定用板
33a…貫通孔
34…フランジ
35…リブ
40…支持構造
41…湾曲板
42A、42B…支持板
43A、43B…貫通孔
44A、44B…スリーブ
46A、46B、48…支持リブ
47…支持板
47a、47b…貫通孔
50…流動層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流動層焼却炉内に空気を吹き出す噴出口が形成された先端部と、
前記流動層焼却炉に支持される根元部と
を具備し、
前記先端部の肉厚は前記根元部の肉厚より薄い
汚泥流動層焼却炉の散気管。
【請求項2】
前記先端部の外径は前記根元部の外径と等しく、
前記先端部の内径は前記根元部の内径より大きい
請求項1の汚泥流動層焼却炉の散気管。
【請求項3】
前記先端部の外径は前記根元部の外径より小さく、
前記先端部の内径は前記根元部の内径と等しい
請求項1の汚泥流動層焼却炉の散気管。
【請求項4】
第1散気管と、
第2散気管と、
流動層焼却炉に取り付けられた支持構造と
を具備し、
前記支持構造は、支持板を備え、
前記第1散気管は、
前記流動層焼却炉内に空気を吹き出す噴出口が形成された第1先端部と、
前記支持板に固定される第1根元部と
を備え、
前記第1先端部の肉厚は前記第1根元部の肉厚より薄く、
前記第2散気管は、
前記流動層焼却炉内に空気を吹き出す噴出口が形成された第2先端部と、
前記支持板に固定される第2根元部と
を備え、
前記第2先端部の肉厚は前記第2根元部の肉厚より薄い
汚泥流動層焼却炉の散気装置。
【請求項5】
前記支持構造は、
前記流動層焼却炉のケーシングを貫通した状態で前記ケーシングに固定された第1スリーブと、
前記ケーシングを貫通した状態で前記ケーシングに固定された第2スリーブと
を備え、
前記支持板に第1貫通孔及び第2貫通孔が形成され、
前記支持板は、前記第1貫通孔が前記第1スリーブの内部と連通し且つ前記第2貫通孔が前記第2スリーブの内部と連通した状態で、前記第1スリーブ及び前記第2スリーブに溶接され、
前記第1根元部に第1固定用板が溶接され、
前記第2根元部に第2固定用板が溶接され、
前記第1散気管が前記第1スリーブに通された状態で前記第1固定用板が前記支持板にボルト止めされ、
前記第2散気管が前記第2スリーブに通された状態で前記第2固定用板が前記支持板にボルト止めされる
請求項4の汚泥流動層焼却炉の散気装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−226698(P2011−226698A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−96065(P2010−96065)
【出願日】平成22年4月19日(2010.4.19)
【特許番号】特許第4565669号(P4565669)
【特許公報発行日】平成22年10月20日(2010.10.20)
【出願人】(501370370)三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 (175)
【Fターム(参考)】