説明

波動式脊柱補正健康枕

【課題】睡眠中に枕の機能だけでなく、頚椎矯正と頚椎の状態に起因する諸症状である鞭打症、頭痛、肩凝り、首の痛み、猫背、腰曲り、O脚・膝痛等を改善し、悩みを解消するために発明された波動式脊柱補正健康枕を提供する。
【解決手段】波動発生図形の働きの円形の各種模様と龍頭観音像をプリントした織布で作られた布袋の内部に健康に良い蕎麦殻、杉・ヒノキのチップ等を混ぜた充填物を入れて全体を円柱形状にし、両端を充填物が左右に逃げる余裕があり、頚椎に負担がかからないようにして紐で縛り、直径が人の体格に合わせ、この健康枕を首の下に当てて、後頭部が平面部に僅かに浮く程度になるように健康枕の固さ、高さを調節して使用することに依り、本来有るべき頚椎の生理的彎曲に自然に矯正されて、後頭部が平面部に接するようになり彎曲が整うことに依り諸症状が改善霧消する波動式脊柱補正健康枕。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蕎麦殻、杉・ヒノキノチップ、プラスチックパイプを混入した粒状の充填物で、人の健康に優しく、脊柱を補正する円形状の波動式補正健康枕に関する。
【背景技術】
【0002】
従来は枕に詰めるものとしては、蕎麦殻、小豆、籾殻、綿等の天然素材を詰めたものや、茶殻、木材チップ、ウレタン樹脂等を詰めたものが使用さているが、睡眠中の汗や湿気を吸収してダニやカビの発生の原因にもなって不衛生であったが、近年は防虫、防カビ機能等の抗菌作用を備えるようになった。又、健康増進のために永久磁石や磁性体を混入し血行を促進する磁性枕、精神の安定させる枕等が開発され、又、波動の作用を利用した健康促進商品、身体特にツボに適用し得る波動シート等も出願されている。又、枕は従来はその形状がほぼ長方形の枕が一般的に使用されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
人間の脊椎は脊椎を構成する頚椎、胸椎、腰椎部分がそれぞれ前後に彎曲した状態で荷重を支持し、脊椎全体のバランスを保っている。ちなみに、シルバーカーを押している高齢者を見ると身長の高い人は押していなく、背の低い小柄な人が殆どです。これは高枕の影響と思われ、枕の位置から腰まで、枕の位置から膝までの距離が短い背の低い人は同じ寸法の枕でも腰、膝、背骨に大きな負担をかけてしまい、背中は猫背になり全内蔵を緊張して負担をかけてしまい、腰は曲がり座骨神経痛になり、膝はO脚になり膝関節に異常を起こし膝痛となってしまう。枕ひとつで人体上部から、頭痛・肩凝り・猫背・腰曲がり・坐骨神経痛・全内蔵に負担をかけ内蔵疾病の誘発の原因となり・O脚・膝痛を引き起こします。これらの症状を枕の高さと、枕を首に当てる事により、又形状のみならず波動の働き、龍頭観音図などで精神を安定させ従来の欠点を解決しようとするものである。
【問題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記課題を解決するために、人が平面上に寝た姿勢で、首と平面の間に波動式脊柱補正健康枕を挟み込むように設け、頭の後頭部が平面から僅かに浮いた状態になる円形、又は半円形状の健康枕を設け、頭部の重量が後頭部では殆ど支持されず、首の部分のみで重量を支える状態に形成することによって、理想的な頚椎腰椎の前彎状態を得る事ができ膝関節の正常化しO脚、膝痛予防となる。
【0005】
本発明の波動式脊柱補正健康枕は、約5〜12cmの直径、長さ50〜90cmの布袋で両端が開放された中空の円筒形の枕を設け、一端を縛り中空部内部に蕎麦殻、小さなプラスチックパイプ、逆転の発想により杉・桧の木香を睡眠時間に吸入すると花粉症の予防となる等の充填物を単体又は混合して挿入し、その充填物が左右に逃げる余裕を持たせ、該布袋の他端部を縛った波動式脊椎補正枕、人によって最適な厚さに調整する事が出きる。
【0006】
又、布袋の中央部に龍頭観音像を中央部以外の両周辺には波動発生図形を設け、精神の安定等諸症状の改善を期待したものであり、又、龍頭観音像と波動発生図形をカードにして、パウチ加工したものを枕の充填物に混入させても十分には同様の効果がえられる。
【発明の効果】
【0007】
以上のように本発明は、理想的な頚椎の前彎量及び前彎形状を得る事が可能であるとともに、全脊椎の緊張が緩和され矯正効率が向上し寝返りも容易になるため、頚椎の歪みを除去や、脊柱全体のバランスを保持する事ができるため、頚椎や脊柱全体の状態に起因する諸症状を改善することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
人間の脊柱は脊柱を構成する頚椎、胸椎、腰椎部分がそれぞれ前後に彎曲した状態で荷重を支持し、脊柱全体のバランスを保っている事から、人体(1)が平面上に寝た姿勢で、首(4)と平面の間に波動式脊柱補正健康枕(3)を挟み込むように設け、頭(2)の後頭部が平面に又は僅かに浮いた状態になる円形、又は半円形状の波動式脊柱補正健康枕(3)を設け、頭(2)の重量が後頭部では殆ど支持されず、首(4)の部分のみで重量を支える状態に形成することによって、理想的な頚椎の前彎状態を得る事が出きる。
波動式脊柱補正健康枕(3)は、約5〜12cmの直径、長さ50〜90cmの布袋(6)で両端が開放された中空の円筒形の枕を設け、一端を紐(8)で縛り中空部内部に蕎麦殻、小さなプラスチックパイプ、杉、ヒノキのチップ等の充填物(7)を単体又は混合して挿入し、その充填物(7)が左右に逃げる余裕を持たせ、該布袋(6)の他端部を紐(8)縛った波動式脊椎補正枕(3)を人によって最適な厚さに充填物を調整する事が出きるように設ける、又、布袋(6)は織り布で、その中心部に龍頭観音像(10)が、両サイドに波動図(9)がプリントされ、両端が紐(8)で縛った波動式脊柱補正枕。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】 本発明の枕の実施状態を示した説明図。
【図2】 本発明の枕の斜視図。
【図3】 本発明の布袋にプリントした円形の1部の波動図面代用写真。
【図4】 本発明の布袋にプリントした龍頭観音の図面代用写真。
【図5】 本発明の平面図。
【図6】 本発明の充填物の1部檜チップの図面代用写真。
【図7】 本発明の枕と檜チップの図面代用写真。
【符号の説明】
【0010】
1 人体
2 頭
3 波動式脊椎補正枕
4 隙間
5 布袋
6 充填物
7 紐
8 波動図
9 龍頭観音像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
約5〜12cmの直径からなり、長さ50〜90cmの布袋で両端が開放された中空の円筒形の枕を設け、一端を縛り中空部内部に蕎麦殻、小さなプラスチックパイプ、杉、ヒノキのチップ等の充填物を挿入し、その充填物が左右に逃げる余裕を持たせ、該布袋の他端部を縛った事を特徴とする波動式脊椎補正健康枕。
【請求項2】
前記における布袋に波動発生図形の働きのある各種模様をした円形の図と龍頭観音像図をプリントした織布で作られた布袋を設けたことを特徴とした請求項1記載の波動式脊椎補正健康枕。
【請求項3】
人が平面状に寝た姿勢で、首と平面の間に波動式脊椎補正健康枕を挟み込むように置いた際に頭の後頭部が前記平面にほぼ接するかあるいは僅かに浮いた状態となる所定の直径を備えた円筒形状の請求項1又は2記載の波動式脊椎補正健康枕。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2010−36003(P2010−36003A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−224081(P2008−224081)
【出願日】平成20年8月5日(2008.8.5)
【出願人】(596168591)
【Fターム(参考)】