説明

洗浄水の製造方法

【課題】 石油や動植物の油脂を用いなくても、簡単に界面活性力のある洗浄水を製造できる洗浄水製造方法等を提供する。
【解決手段】 重曹を電解質とした水の電気分解によって生じるアルカリ性水をオゾン発生器で発生させたオゾンを溶け込ませたことにより、洗浄水Aを製造する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、従来の界面活性剤は石油、及び動植物の油を原料に製造していたが、油脂を使わずに水と重曹と酸素だけで作られた界面活性剤・洗浄水の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の界面活性剤は石油、及び動植物の油を原料に製造していたそのために主婦湿疹や排水による環境汚染が社会問題になっていた。
【特許文献1】特許第3181927号
【特許文献2】特許第1749793号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この問題を解決するために、特許番号:特許第3181927号電解水生成器を使用して水と重曹を混ぜ電気分解した洗浄水があったが、油汚れの洗浄力と殺菌力に問題があり、他の薬品などで、カバーする必要があった。
本発明は、水と重曹を混ぜ電気分解した洗浄水に酸素をオゾン化し溶け込まして洗浄力と殺菌力を高めたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、薬品を使わずに電気分解した洗浄水の洗浄力を高めるために次のような手段を発見した。
(A)水と重曹を混ぜ電気分解した洗浄水を作る。
(B)Aを容器に入れ特許番号:特許第1749793号オゾン発生器で発生させたオゾンをホースでバブリングして溶け込ませる。
(C)水と重曹を混ぜ電気分解した洗浄水をオゾン水化したもの。
【発明の効果】
【0005】
この洗浄水は、強力な殺菌効果の高いオゾンと電解水を混合したものです。
この洗浄水は、薬剤のような残留による2次感染の心配がありません。
オゾンによる固形の油脂を水溶性に変える効果が期待でき、油汚れの洗浄力も高まり環境への負担を減らすことができる。
しかもこの製法だと石油製の界面活性剤より安全に製造でき、他の商品への応用が容易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は、従来からある特許第3181927号電解水生成器と、特許第1749793号オゾン発生器に注目して改良したものである。
すなわち電解水生成器に水4lに重曹を200gを溶かし、4時間30分電気分解した洗浄水は除菌・消臭効果はあったが油汚れの洗浄力に若干の問題があった。
水道水にオゾン発生器で発生させたオゾンをバブリングした水は、殺菌力や分解力はあったが洗浄力に問題があった。
そこで、本発明者は、洗浄水をオゾン処理することで、洗浄水の洗浄力を高めることが出来るのではないかと考えて、製造に着手した。
本製品は、石油や油脂を使用していないにもかかわらず、界面活性力のある安全な水なので、野菜や果物の洗浄も容易にできる。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
重曹を電解質とした水の電気分解によって生じるアルカリ性水をオゾン発生器で発生させたオゾンを溶け込ませたことにより、洗浄水を製造することを特徴とする洗浄水製造方法。

【公開番号】特開2010−132823(P2010−132823A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−311700(P2008−311700)
【出願日】平成20年12月8日(2008.12.8)
【出願人】(308041864)
【Fターム(参考)】