説明

流路の残液排出方法及びそれに用いるプレート式熱交換器

【課題】液ロスを削減するために流路内の残液を極力少なくして、切換え時の残液と液の混ざり部分の廃棄を削減するようにした流路の残液排出方法を提供すること。
【解決手段】機器の流路1に残存する液を排出するに際し、エアーブローで流路1の排液をした後、流路1の末端弁を閉じてエアーにより流路内部を0.05〜0.3MPaまで加圧し、流路1が加圧された時点で流路の末端弁を開放し、所定時間経過後、流路の末端弁を閉じてエアー加圧及び末端弁の開放を繰り返し行うようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流路の残液排出方法及びそれに用いるプレート式熱交換器に関し、特に、液ロスを削減するために流路内の残液を極力少なくして、切換え時の残液と液の混ざり部分の廃棄を削減するようにした流路の残液排出方法及びそれに用いるプレート式熱交換器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、残液を回収したり、凍結防止のために配管や機器内の液を回収もしくは排液する方法として数種の装置やシステムがあった。
残液を回収する方法としては、自重により上方から下方へ残液を回収する方法は周知の事実であり、その場合は時間がかかったり、配管勾配をつける等ライン構成が難しかったり、残液回収率が悪かった。
【0003】
例えば、特許文献1にはピグシステム方法及びその装置が、また、特許文献2には配管内残液回収方法などがそれぞれ公開されている。
しかしながら、前者においてはピグをプレート式熱交換器に適用することができず、パイプ以外の機器等においては回収することができない。
また、後者においては、圧縮気体を衝撃的に所定圧力に達するよう空気を送り込む方法であるが、これは残液を回収する配管にいきなり衝撃的な圧力を加えることで回収する方法である。
この場合、圧力保持をするのにバッファータンク等が必要であり、また繰り返し行う際に圧縮気体の送液口までを圧力上昇させてからバルブをあけ、ラインの末端部ではエアー圧力の低下が起こるので効率が悪い。複雑な配管・機器になればなるほど比例的に残液量が増えていくこととなる。
【0004】
また、特許文献2と同じようにエアーで液を回収又はドレンする方法として、特許文献3に記載の配管内水抜き装置及び配管内水抜きシステムがあるが、これにおいてはライン毎にドレンしているが、エアーの供給箇所は1箇所であり、各ラインに仕切弁がないために共存している配管があるので、効率的に抜くことができない。
以上は、基本的には配管(パイプ)内の残液ブロー方法であり、複雑機器の残液ブローには適用できていない。
【0005】
一方、複雑な流路の機器においては、プレート式熱交換器の残液回収として特許文献4に記載のものがあるが、これにおいては、通路孔周辺部での液溜まり発生を回避するものであり、プレートのターン数が1回であれば回収できるがコストの問題より本来ターンは数回行われるのが常である。ターンがあった場合は、どうしても内部に溜まりができてしまうがその場合の残液回収については、良い方法は見出せていなかった。
【特許文献1】特開2002−307032号公報
【特許文献2】特開平9−40092号公報
【特許文献3】特開平5−202539号公報
【特許文献4】特開2002−107087号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来の流路の残液排出方法が有する問題点に鑑み、液ロスを削減するために流路内の残液を極力少なくして、切換え時の残液と液の混ざり部分の廃棄を削減するようにした流路の残液排出方法及びそれに用いるプレート式熱交換器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の流路の残液排出方法は、機器の流路に残存する液を排出する流路の残液排出方法において、エアーブローで流路の排液をした後、流路の末端弁を閉じてエアーにより流路内部を0.05〜0.3MPaまで加圧し、流路が加圧された時点で流路の末端弁を開放し、所定時間経過後、流路の末端弁を閉じてエアー加圧及び末端弁の開放を繰り返し行うことを特徴とする。
【0008】
この場合において、複数枚の伝熱プレートを積層するとともに、各伝熱プレート間に一次液を流通させる一次液流路と、二次液を流通させる二次液流路とを形成し、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレートの液流路を遮断する隔壁に微小孔を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路を形成したプレート式熱交換器を用いることができる。
【0009】
また、流路を複数のブロックに分割する仕切弁を配設するとともに、該分割した流路をブロック毎に排液し、かつエアー加圧及び末端弁の開放を繰り返し行うことができる。
【0010】
また、本発明の流路の残液排出方法に用いるプレート式熱交換器は、複数枚の伝熱プレートを積層するとともに、各伝熱プレート間に一次液を流通させる一次液流路と、二次液を流通させる二次液流路とを形成したプレート式熱交換器において、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレートの液流路を遮断する隔壁に微小孔を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路を形成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の流路の残液排出方法によれば、機器の流路に残存する液を排出する流路の残液排出方法において、エアーブローで流路の排液をした後、流路の末端弁を閉じてエアーにより流路内部を0.05〜0.3MPaまで加圧し、流路が加圧された時点で流路の末端弁を開放し、所定時間経過後、流路の末端弁を閉じてエアー加圧及び末端弁の開放を繰り返し行うことから、流路中に残存する液をエアーと共に繰り返し排出することにより、流路内の残液を効率的に極力少なくすることができ、これにより、製品切換え時の残液と液の混ざり部分の廃棄を削減し、液運転立ち上げ時の液ロスを大幅に削減するとともに、この廃棄分を製品として扱えることにより収液率を大幅に向上させることができる。
また、廃液量を削減するとともに、廃液として消費される余分な液の製造も不要となり、産業廃棄物の削減とエネルギーコストの削減とで環境に対する効果もある。
そして、プレート式熱交換器のような複雑な流路を持つ機器に対しても、残液を排液したり残液を回収したりすることができる。
【0012】
また、複数枚の伝熱プレートを積層するとともに、各伝熱プレート間に一次液を流通させる一次液流路と、二次液を流通させる二次液流路とを形成し、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレートの液流路を遮断する隔壁に微小孔を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路を形成したプレート式熱交換器を用いることにより、熱交換効率を低下させることなく、微小孔を含むバイパス流路を介して残存する液をエアーと共に排出することによって、残液が滞留しやすい複雑な流路の下部においても、残存する液をエアーと共に繰り返し排出することができる。
【0013】
また、流路を複数のブロックに分割する仕切弁を配設するとともに、該分割した流路をブロック毎に排液し、かつエアー加圧及び末端弁の開放を繰り返し行うことにより、流路が長く複雑化している場合や複数の流路がある場合でも、仕切弁で分割した流路のそれぞれにエアーブロー供給口を適切に配置することにより、各ブロック毎に適切なエアーブロー時間や圧力、繰り返し数を設定するとともに、分割した流路を同時に効率よく排液することができる。
【0014】
また、本発明の流路の残液排出方法に用いるプレート式熱交換器は、複数枚の伝熱プレートを積層するとともに、各伝熱プレート間に一次液を流通させる一次液流路と、二次液を流通させる二次液流路とを形成したプレート式熱交換器において、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレートの液流路を遮断する隔壁に微小孔を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路を形成することにより、熱交換効率を低下させることなく、微小孔を含むバイパス流路を介して残存する液をエアーと共に排出することによって、残液が滞留しやすい複雑な流路の下部においても、残存する液をエアーと共に繰り返し排出することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の流路の残液排出方法及びそれに用いるプレート式熱交換器の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0016】
図1〜図3に、本発明の流路の残液排出方法及びそれに用いるプレート式熱交換器の一実施例を示す。
この流路の残液排出方法は、機器の流路1に残存する液を排出するに際し、エアーブローで流路1の排液をした後、流路1の末端弁5(図3参照)を閉じてエアーにより流路内部を0.05〜0.3MPaまで加圧し、流路1が加圧された時点で流路の末端弁5を開放し、所定時間経過後、流路の末端弁5を閉じてエアー加圧及び末端弁5の開放を繰り返し行うようにする。
【0017】
具体的には、配管や機器の流路1で、エアーブローで最初に所定時間(1〜300秒程度)排液をした後、流路の末端弁5を閉じてエアー圧にて0.05〜0.3MPaの圧力で流路内を加圧し、所定の圧力(0.05〜0.3MPa)になったら流路の末端弁5を開放する。
そして、所定時間(1〜30秒)が過ぎたら、流路の末端弁5を再び閉じ、流路内加圧と末端弁5の開放を行うことを操り返して排液し、流路内の残液を10L未満にすることで、製品運転時の切換えによる液ロスを削減することができる。
【0018】
また、上記の流路1でプレート式熱交換器3を含む場合には、図2に示すように、本願発明の特殊構造を備えた(プレート式熱交換器3の伝熱プレート33の隔壁31に微小孔32をあけた)プレート式熱交換器3を用いることによって、残液を削減したり残液を回収したりすることができる。
このプレート式熱交換器3は、複数枚の伝熱プレート33を積層するとともに、各伝熱プレート33間に一次液を流通させる一次液流路1aと、二次液を流通させる二次液流路1bとを交互に形成している(図2では、一次液流路1aの流れを矢印で示している。)。
そして、このプレート式熱交換器3は、一次液流路1aの下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレート33の液流路を遮断する隔壁31に微小孔32を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通(ショートサーキット)するバイパス流路2を形成するようにしている。
このように、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路2を形成したプレート式熱交換器3を用いることにより、熱交換効率を低下させることなく、微小孔32を含むバイパス流路2を介して残存する液をエアーと共に排出することによって、残液が滞留しやすい複雑な流路の下部においても、残存する液をエアーと共に繰り返し排出することができる。
この微小孔32は、1個又は複数個設けることができるが、その全開口面積は、通常の熱交換時の熱交換効率を低下させることがない僅かな液が通過し、かつ、残液を削減したり残液を回収したりすることができる大きさ、具体的には、液流路の断面積(液流路を遮断する隔壁31の面積)の1/10〜1/10000程度、好ましくは、1/100〜1/1000程度に設定するようにする。
なお、バイパス流路2は、残存する液をエアーと共に排出する必要がある場合には、二次液流路1bにも同様に形成することができる。
【0019】
また、流路1が長かったりする場合は、図3に示すように、流路1を複数のブロックに分割する仕切弁4を配設するとともに、該分割した流路1をブロック毎に排液し、かつエアー加圧及び末端弁5の開放を繰り返し行うこともできる。
上記の流路1でエアー供給口6を効率よく配置し、また流路1を配管や機器単位でブロック別に分け、ブロック毎にブロックに適するよう任意にエアーブロー時間・圧力・繰り返し数を設定し、1箇所〜複数箇所より同時に効率よく残液(残液)を削減(回収)することができる。
【0020】
プレート式熱交換器やポンプ等を含むユニットにおいて、ホールド量約730Lの流路群で、流路1を複数個の仕切弁4で10ブロックに分けるとともに、エアー供給口6を6箇所設け、2ブロックを同時にエアーブローを行った。
設定値としては、エアーブローで最初にブロック別にエアー圧力0.18MPaにて30〜240秒の範囲で排液を行い、その後、末端弁5を閉じ、エアー圧が0.18MPaになった時点で末端弁5を開放し、ブロック別に10〜20秒が過ぎた時点で流路の末端弁5を閉じて加圧・開放をブロック別に2〜12回繰り返した。
上記実施により、下記表1に示すように、配管や機器内の流路の残液を2L未満にすることができ、結果として、液置換時に残液と混ざった廃液量が通常840Lだったものが50Lまでに抑えることができた。
これにより、従来の廃棄分(840−50=790L)を製品として扱えることになり、収液率を大幅に向上させることができる。
【表1】

【0021】
かくして、本実施例の流路の残液排出方法は、機器の流路1に残存する液を排出する流路の残液排出方法において、エアーブローで流路1の排液をした後、流路の末端弁5を閉じてエアーにより流路内部を0.05〜0.3MPaまで加圧し、流路1が加圧された時点で流路の末端弁5を開放し、所定時間経過後、流路の末端弁5を閉じてエアー加圧及び末端弁5の開放を繰り返し行うことから、流路中に残存する液をエアーと共に繰り返し排出することにより、流路内の残液を効率的に極力少なくすることができ、これにより、製品切換え時の残液と液の混ざり部分の廃棄を削減し、液運転立ち上げ時の液ロスを大幅に削減するとともに、この廃棄分を製品として扱えることにより収液率を大幅に向上させることができる。
また、廃液量を削減するとともに、廃液として消費される余分な液の製造も不要となり、産業廃棄物の削減とエネルギーコストの削減とで環境に対する効果もある。
そして、プレート式熱交換器3のような複雑な流路1を持つ機器に対しても、残液を排液したり残液を回収したりすることができる。
【0022】
また、複数枚の伝熱プレート33を積層するとともに、各伝熱プレート33間に一次液を流通させる一次液流路1aと、二次液を流通させる二次液流路1bとを形成し、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレート33の液流路を遮断する隔壁31に微小孔32を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路2を形成したプレート式熱交換器3を用いることにより、熱交換効率を低下させることなく、微小孔32を含むバイパス流路2を介して残存する液をエアーと共に排出することによって、残液が滞留しやすい複雑な流路の下部においても、残存する液をエアーと共に繰り返し排出することができる。
【0023】
また、流路1を複数のブロックに分割する仕切弁4を配設するとともに、該分割した流路1をブロック毎に排液し、かつエアー加圧及び末端弁5の開放を繰り返し行うことにより、流路1が長く複雑化している場合や複数の流路1がある場合でも、仕切弁4で分割した流路1のそれぞれにエアーブロー供給口を適切に配置することにより、各ブロック毎に適切なエアーブロー時間や圧力、繰り返し数を設定するとともに、分割した流路1を同時に効率よく排液することができる。
【0024】
以上、本発明の流路の残液排出方法及びそれに用いるプレート式熱交換器について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明の流路の残液排出方法は、液運転前に流路内の残液を10L未満にすることができ、液切換え運転時の混ざり排液を少なくすることで液ロスを削減する方法であるが、これはもちろん液運転終了後の残液回収にも使用することができる(10L未満まで回収できる)。
また、圧縮エアーを無菌エアーにすることにより、流路内を無菌エアーで置換し菌の繁殖を防止することができる。
そして、極寒地においては、本発明の残液排出方法を実施することで凍結防止を図ることができ、機器の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の流路の残液排出方法の一実施例を示すタイムチャートである。
【図2】同残液排出方法をプレート式熱交換器に実施する場合を示し、(a)はプレート式熱交換器の分解説明図、(b)は伝熱プレートの下部を示す拡大図、(c)はプレート式熱交換器の断面図である。
【図3】複数の流路の残液排出方法を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0027】
1 流路
1a 一次液流路
1b 二次液流路
2 バイパス流路
3 プレート式熱交換器
31 隔壁
32 微小孔
33 伝熱プレート
4 仕切弁
5 末端弁
6 エアー供給口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器の流路に残存する液を排出する流路の残液排出方法において、エアーブローで流路の排液をした後、流路の末端弁を閉じてエアーにより流路内部を0.05〜0.3MPaまで加圧し、流路が加圧された時点で流路の末端弁を開放し、所定時間経過後、流路の末端弁を閉じてエアー加圧及び末端弁の開放を繰り返し行うことを特徴とする流路の残液排出方法。
【請求項2】
複数枚の伝熱プレートを積層するとともに、各伝熱プレート間に一次液を流通させる一次液流路と、二次液を流通させる二次液流路とを形成し、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレートの液流路を遮断する隔壁に微小孔を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路を形成したプレート式熱交換器を用いることを特徴とする請求項1記載の流路の残液排出方法。
【請求項3】
流路を複数のブロックに分割する仕切弁を配設するとともに、該分割した流路をブロック毎に排液し、かつエアー加圧及び末端弁の開放を繰り返し行うことを特徴とする請求項1又は2記載の流路の残液排出方法。
【請求項4】
複数枚の伝熱プレートを積層するとともに、各伝熱プレート間に一次液を流通させる一次液流路と、二次液を流通させる二次液流路とを形成したプレート式熱交換器において、下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを区画する伝熱プレートの液流路を遮断する隔壁に微小孔を穿設し、前記下方より上方へのターンがある液流路と上方より下方へのターンがある液流路とを、その下部位置において連通するバイパス流路を形成したことを特徴とするプレート式熱交換器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2009−275998(P2009−275998A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−128173(P2008−128173)
【出願日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(000127237)株式会社イズミフードマシナリ (53)
【出願人】(000002819)大正製薬株式会社 (437)
【Fターム(参考)】