混合栓
【課題】 本発明は混合栓より排出されている混合水の温度を視覚的に確認でき、安全に使用することができる混合栓を得るにある。
【解決手段】水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで混合栓を構成している。
【解決手段】水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで混合栓を構成している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は水と温水とを混合して排出することができる混合栓に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の混合栓は水のバルブと温水のバルブとを任意に開放するものや、温度調節バルブを回動させて任意の温度の混合水が得られるように構成されていた。
【0003】
しかしながら、使用者には混合栓より排出される混合水の温度が分からず、実際に排出される混合水を手で触ったりして温度を確認しているが、高温の場合、危険であったり、混合水の排出初めは温度が低く、次第に高くなっていくので、どの温度に設定しているのかわかりづらいという欠点があった。
【特許文献1】特になし
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、混合栓より排出されている混合水の温度を視覚的に確認でき、安全に使用することができる混合栓を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の他の目的は混合栓より排出される混合水に温度を表示することができる色の照明をして、視覚的に排出される混合水の温度を知るとともに、楽しく使用することができる混合栓を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで混合栓を構成している。
【0007】
また、本発明は混合水の温度色表示手段は混合栓より排水される混合水を照明することができる、該混合栓の排出近傍の混合通路部に設けられたRGB−LEDと、このRGB−LEDをあらかじめ設定された温度センサーの測定信号で色が変化して点灯するように制御する制御回路とで混合栓を構成している。
【発明の効果】
【0008】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0009】
(1)水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで構成されているので、混合通路部を通過する混合水の温度を温度センサーで測定し、測定した温度を混合栓部位で、少なくとも2種類以上の色で温度色表示手段で表示することができる。
したがって、排出される混合水の温度を視覚的に確認することができる。
【0010】
(2)前記(1)によって、排出される混合水の温度を視覚的に確認することができるので、安全で、安心して使用することができる。
【0011】
(3)請求項2は前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、排出される混合水に温度センサーの信号に応じた色の照明ができる。
したがって、より安全で、楽しく使用することができる。
【0012】
(4)請求項3も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
【0013】
(5)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、RGB−LEDの使用によって多種類の色表示が可能で、安価で、耐久性に優れた温度表示手段にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0015】
図1ないし図7に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の混合栓で、この混合栓1は蛇口2が設けられた混合栓本体3と、この混合栓本体3に接続された水道管4に接続された水供給管5および湯沸し器6に接続された温水供給管7と、前記混合栓本体3に設けられた前記水供給管5からの水と前記温水供給管7からの温水とを左右方向に回動することにより混合割合が変化し、上下方向へ操作すると前記蛇口2からの混合水の流出、停止を図る、一般に使用されている操作レバー8と、前記蛇口2の排出口2a近傍に、該排出口2aより排出される混合水を少なくとも2色以上の色に照明することができるように取付けられた温度色表示手段としてのRGB−LED9と、このRGB−LED9を前記蛇口2の混合通路部2bを通過する混合水の温度を内部あるいは外部より測定する、該蛇口2に設けられた温度センサー10と、この温度センサー10で測定した温度の測定信号で、例えば25度以下の場合には前記RGB−LED9が青色に発光し、26度〜42度の場合にはピンク色に発光し、43度以上の場合には赤色に発光するよう制御するように蛇口2に設けられた制御回路11とで構成されている。
【0016】
上記構成の混合栓1は操作レバー8を上下方向に操作して開弁して、蛇口2より混合水を排出させる。
この時、蛇口2の混合通路部2bを流れる混合水は温度センサー10で温度が測定され、その測定信号が制御回路11へ出力され、該制御回路11で混合水のあらかじめ設定された温度に応じてRGB−LED9が青色、ピンク色、赤色に点灯され、蛇口2より排出される混合水をその色に照明することができる。
したがって、蛇口2より流出している混合水の照明された色によって、例えば青色の場合は25度以下の温度で、ピンク色の場合は26度〜42度、赤色の場合は43度以上であるということを視覚的に確認することができる。
【0017】
なお、本発明の実施の形態ではRGB−LED9を使用しているので、制御回路11の設定によって多種類の温度設定された色に変化させて照明することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0018】
次に、図8ないし図28に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0019】
図8ないし図11に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、蛇口2の排出口2aより排出される混合水を青色、ピンク色および赤色に照明することができる青色照明灯12、ピンク色照明灯13と赤色照明灯14とを温度色表示手段15として用いて、混合水が、例えば25度以下の場合には制御回路11で青色照明灯12を点灯させ、26度〜42度の場合はピンク色照明灯13を点灯させ、43度以上の場合には赤色照明灯14を点灯させるようにした点で、このように構成した混合栓1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図12ないし図15に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、蛇口2の前面に温度色表示手段としてのRGB−LED9を取付けた点で、このRGB−LED9の点灯する光の色によって蛇口2より排出されている混合水の温度を視覚的に知ることができる混合栓1Bにできる。
なお、本発明の実施に形態では色の異なる照明灯を複数個、蛇口2の前面に設けても同様な作用効果が得られる。
【0021】
図16ないし図19に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、混合通路部2bをシャワーホース16に接続するとともに、該シャワーホース16の先端部に蛇口としてのシャワーノズル17を設け、該シャワーノズル17内にRGB−LED9を設けてシャワーノズル17より噴射されるシャワーに、温度によって色が異なる照明をできるようにした点で、このように構成したシャワーに使用できる混合栓1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0022】
図20ないし図24に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第4の形態と主に異なる点は、シャワーノズル17に青色照明灯12、ピンク色照明灯13および赤色照明灯14を温度色表示手段15Aとして用いた点で、このような温度色表示手段15Aを用いて構成した混合栓1Dにしても、前記本発明を実施するための第4の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】
図25ないし図28に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、蛇口2の排出口2aより排出される混合水を青色、赤色に照明することができる青色照明灯12と赤色照明灯14とを温度色表示手段15Bとして用いて、混合水が、例えば25度以下の場合には制御回路11で青色照明灯12を点灯させ、43度以上の場合には赤色照明灯14を点灯させるようにした点で、このように構成した混合栓1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0024】
なお、混合水の温度と色の異なる照明は、前記本発明を実施するための各形態に限ることなく、あらかじめ使用者が使用しやすい温度範囲を選定し、温度範囲に最適な色の温度色表示手段にしたものを用いてもよい。
また、前記本発明の実施の形態では蛇口2に組み込むものに付いて説明したが、本発明はこれに限らず、蛇口2の表面で混合通路部2bを流れる混合水の温度を測定する温度センサーや、蛇口2より排出される混合水を照明できるように温度色表示手段15、15A、15Bを蛇口2の表面に取付けれるようにしたものであっても良い。この場合、既存の蛇口にも容易に設置することができる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明は水とお湯とを任意に混合して排出することができる混合栓を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の概略平面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の概略正面図。
【図3】本発明を実施するための最良の第1の形態の蛇口の平面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態の蛇口の側面図。
【図5】図3の5−5線に沿う断面図。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の形態の概略ブロック図。
【図7】本発明を実施するための最良の第1の形態の混合水の照明状態を示す説明図。
【図8】本発明を実施するための第2の形態の概略平面図。
【図9】本発明を実施するための第2の形態の蛇口の平面図。
【図10】図9の10−10線に沿う断面図。
【図11】本発明を実施するための第2の形態の概略ブロック図。
【図12】本発明を実施するための第3の形態の平面図。
【図13】本発明を実施するための第3の形態の蛇口の平面図。
【図14】本発明を実施するための第3の形態の蛇口の正面図。
【図15】本発明を実施するための第3の形態の概略ブロック図。
【図16】本発明を実施するための第4の形態の説明図。
【図17】本発明を実施するための第4の形態のシャワーノズルの側面図。
【図18】本発明を実施するための第4の形態のシャワーノズルの断面図。
【図19】本発明を実施するための第4の形態の概略ブロック図。
【図20】本発明を実施するための第5の形態の説明図。
【図21】本発明を実施するための第5の形態のシャワーノズルの側面図。
【図22】本発明を実施するための第5の形態のシャワーノズルの正面図。
【図23】本発明を実施するための第5の形態のシャワーノズルの断面図。
【図24】本発明を実施するための第5の形態の概略ブロック図。
【図25】本発明を実施するための第6の形態の概略平面図。
【図26】本発明を実施するための第6の形態の蛇口の平面図。
【図27】本発明を実施するための第6の形態の蛇口の正面図。
【図28】本発明を実施するための第6の形態の概略ブロック図。
【符号の説明】
【0027】
1、1A、1B、1C、1D、1E:混合栓、
2:蛇口 3:混合栓本体、
4:水道管、 5:水供給管、
6:湯沸し器、 7:温水供給管、
8:操作レバー、 9:RGB−LED、
10:温度センサー、 11:制御回路、
12:青色照明灯、 13:ピンク色照明灯、
14:赤色照明灯、
15、15A、15B:温度色表示手段、
16:シャワーホース、 17:シャワーノズル。
【技術分野】
【0001】
本発明は水と温水とを混合して排出することができる混合栓に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の混合栓は水のバルブと温水のバルブとを任意に開放するものや、温度調節バルブを回動させて任意の温度の混合水が得られるように構成されていた。
【0003】
しかしながら、使用者には混合栓より排出される混合水の温度が分からず、実際に排出される混合水を手で触ったりして温度を確認しているが、高温の場合、危険であったり、混合水の排出初めは温度が低く、次第に高くなっていくので、どの温度に設定しているのかわかりづらいという欠点があった。
【特許文献1】特になし
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、混合栓より排出されている混合水の温度を視覚的に確認でき、安全に使用することができる混合栓を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の他の目的は混合栓より排出される混合水に温度を表示することができる色の照明をして、視覚的に排出される混合水の温度を知るとともに、楽しく使用することができる混合栓を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで混合栓を構成している。
【0007】
また、本発明は混合水の温度色表示手段は混合栓より排水される混合水を照明することができる、該混合栓の排出近傍の混合通路部に設けられたRGB−LEDと、このRGB−LEDをあらかじめ設定された温度センサーの測定信号で色が変化して点灯するように制御する制御回路とで混合栓を構成している。
【発明の効果】
【0008】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0009】
(1)水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで構成されているので、混合通路部を通過する混合水の温度を温度センサーで測定し、測定した温度を混合栓部位で、少なくとも2種類以上の色で温度色表示手段で表示することができる。
したがって、排出される混合水の温度を視覚的に確認することができる。
【0010】
(2)前記(1)によって、排出される混合水の温度を視覚的に確認することができるので、安全で、安心して使用することができる。
【0011】
(3)請求項2は前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、排出される混合水に温度センサーの信号に応じた色の照明ができる。
したがって、より安全で、楽しく使用することができる。
【0012】
(4)請求項3も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
【0013】
(5)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、RGB−LEDの使用によって多種類の色表示が可能で、安価で、耐久性に優れた温度表示手段にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0015】
図1ないし図7に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の混合栓で、この混合栓1は蛇口2が設けられた混合栓本体3と、この混合栓本体3に接続された水道管4に接続された水供給管5および湯沸し器6に接続された温水供給管7と、前記混合栓本体3に設けられた前記水供給管5からの水と前記温水供給管7からの温水とを左右方向に回動することにより混合割合が変化し、上下方向へ操作すると前記蛇口2からの混合水の流出、停止を図る、一般に使用されている操作レバー8と、前記蛇口2の排出口2a近傍に、該排出口2aより排出される混合水を少なくとも2色以上の色に照明することができるように取付けられた温度色表示手段としてのRGB−LED9と、このRGB−LED9を前記蛇口2の混合通路部2bを通過する混合水の温度を内部あるいは外部より測定する、該蛇口2に設けられた温度センサー10と、この温度センサー10で測定した温度の測定信号で、例えば25度以下の場合には前記RGB−LED9が青色に発光し、26度〜42度の場合にはピンク色に発光し、43度以上の場合には赤色に発光するよう制御するように蛇口2に設けられた制御回路11とで構成されている。
【0016】
上記構成の混合栓1は操作レバー8を上下方向に操作して開弁して、蛇口2より混合水を排出させる。
この時、蛇口2の混合通路部2bを流れる混合水は温度センサー10で温度が測定され、その測定信号が制御回路11へ出力され、該制御回路11で混合水のあらかじめ設定された温度に応じてRGB−LED9が青色、ピンク色、赤色に点灯され、蛇口2より排出される混合水をその色に照明することができる。
したがって、蛇口2より流出している混合水の照明された色によって、例えば青色の場合は25度以下の温度で、ピンク色の場合は26度〜42度、赤色の場合は43度以上であるということを視覚的に確認することができる。
【0017】
なお、本発明の実施の形態ではRGB−LED9を使用しているので、制御回路11の設定によって多種類の温度設定された色に変化させて照明することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
【0018】
次に、図8ないし図28に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0019】
図8ないし図11に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、蛇口2の排出口2aより排出される混合水を青色、ピンク色および赤色に照明することができる青色照明灯12、ピンク色照明灯13と赤色照明灯14とを温度色表示手段15として用いて、混合水が、例えば25度以下の場合には制御回路11で青色照明灯12を点灯させ、26度〜42度の場合はピンク色照明灯13を点灯させ、43度以上の場合には赤色照明灯14を点灯させるようにした点で、このように構成した混合栓1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図12ないし図15に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、蛇口2の前面に温度色表示手段としてのRGB−LED9を取付けた点で、このRGB−LED9の点灯する光の色によって蛇口2より排出されている混合水の温度を視覚的に知ることができる混合栓1Bにできる。
なお、本発明の実施に形態では色の異なる照明灯を複数個、蛇口2の前面に設けても同様な作用効果が得られる。
【0021】
図16ないし図19に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、混合通路部2bをシャワーホース16に接続するとともに、該シャワーホース16の先端部に蛇口としてのシャワーノズル17を設け、該シャワーノズル17内にRGB−LED9を設けてシャワーノズル17より噴射されるシャワーに、温度によって色が異なる照明をできるようにした点で、このように構成したシャワーに使用できる混合栓1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0022】
図20ないし図24に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第4の形態と主に異なる点は、シャワーノズル17に青色照明灯12、ピンク色照明灯13および赤色照明灯14を温度色表示手段15Aとして用いた点で、このような温度色表示手段15Aを用いて構成した混合栓1Dにしても、前記本発明を実施するための第4の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】
図25ないし図28に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、蛇口2の排出口2aより排出される混合水を青色、赤色に照明することができる青色照明灯12と赤色照明灯14とを温度色表示手段15Bとして用いて、混合水が、例えば25度以下の場合には制御回路11で青色照明灯12を点灯させ、43度以上の場合には赤色照明灯14を点灯させるようにした点で、このように構成した混合栓1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0024】
なお、混合水の温度と色の異なる照明は、前記本発明を実施するための各形態に限ることなく、あらかじめ使用者が使用しやすい温度範囲を選定し、温度範囲に最適な色の温度色表示手段にしたものを用いてもよい。
また、前記本発明の実施の形態では蛇口2に組み込むものに付いて説明したが、本発明はこれに限らず、蛇口2の表面で混合通路部2bを流れる混合水の温度を測定する温度センサーや、蛇口2より排出される混合水を照明できるように温度色表示手段15、15A、15Bを蛇口2の表面に取付けれるようにしたものであっても良い。この場合、既存の蛇口にも容易に設置することができる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明は水とお湯とを任意に混合して排出することができる混合栓を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の概略平面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の概略正面図。
【図3】本発明を実施するための最良の第1の形態の蛇口の平面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態の蛇口の側面図。
【図5】図3の5−5線に沿う断面図。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の形態の概略ブロック図。
【図7】本発明を実施するための最良の第1の形態の混合水の照明状態を示す説明図。
【図8】本発明を実施するための第2の形態の概略平面図。
【図9】本発明を実施するための第2の形態の蛇口の平面図。
【図10】図9の10−10線に沿う断面図。
【図11】本発明を実施するための第2の形態の概略ブロック図。
【図12】本発明を実施するための第3の形態の平面図。
【図13】本発明を実施するための第3の形態の蛇口の平面図。
【図14】本発明を実施するための第3の形態の蛇口の正面図。
【図15】本発明を実施するための第3の形態の概略ブロック図。
【図16】本発明を実施するための第4の形態の説明図。
【図17】本発明を実施するための第4の形態のシャワーノズルの側面図。
【図18】本発明を実施するための第4の形態のシャワーノズルの断面図。
【図19】本発明を実施するための第4の形態の概略ブロック図。
【図20】本発明を実施するための第5の形態の説明図。
【図21】本発明を実施するための第5の形態のシャワーノズルの側面図。
【図22】本発明を実施するための第5の形態のシャワーノズルの正面図。
【図23】本発明を実施するための第5の形態のシャワーノズルの断面図。
【図24】本発明を実施するための第5の形態の概略ブロック図。
【図25】本発明を実施するための第6の形態の概略平面図。
【図26】本発明を実施するための第6の形態の蛇口の平面図。
【図27】本発明を実施するための第6の形態の蛇口の正面図。
【図28】本発明を実施するための第6の形態の概略ブロック図。
【符号の説明】
【0027】
1、1A、1B、1C、1D、1E:混合栓、
2:蛇口 3:混合栓本体、
4:水道管、 5:水供給管、
6:湯沸し器、 7:温水供給管、
8:操作レバー、 9:RGB−LED、
10:温度センサー、 11:制御回路、
12:青色照明灯、 13:ピンク色照明灯、
14:赤色照明灯、
15、15A、15B:温度色表示手段、
16:シャワーホース、 17:シャワーノズル。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで構成されていることを特徴とする混合栓。
【請求項2】
混合水の温度色表示手段は混合栓より排水される混合水を照明することができる、該混合栓の排出近傍の混合通路部に設けられた少なくとも2個以上の異なる色の照明灯と、この少なくとも2個以上の異なる色の照明灯のいずれかを温度センサーの測定信号で点灯させる制御回路とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の混合栓。
【請求項3】
混合水の温度色表示手段は混合栓の排出近傍の前部に設けられた少なくとも2個以上の異なる色の照明灯と、この少なくとも2個以上の異なる色の照明灯のいずれかを温度センサーの測定信号で点灯させる制御回路とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の混合栓。
【請求項4】
混合水の温度色表示手段は混合栓より排水される混合水を照明することができる、該混合栓の排出近傍の混合通路部に設けられたRGB−LEDと、このRGB−LEDをあらかじめ設定された温度センサーの測定信号で色が変化して点灯するように制御する制御回路とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の混合栓。
【請求項1】
水と温水とを混合して排出することができる混合栓において、該混合栓の混合通路部に設けた、該混合通路部を通過する混合水の温度を測定することができる温度センサーと、この温度センサーで測定した混合水の温度を少なくとも2種類以上の色で、前記混合栓部位で表示する混合水の温度色表示手段とで構成されていることを特徴とする混合栓。
【請求項2】
混合水の温度色表示手段は混合栓より排水される混合水を照明することができる、該混合栓の排出近傍の混合通路部に設けられた少なくとも2個以上の異なる色の照明灯と、この少なくとも2個以上の異なる色の照明灯のいずれかを温度センサーの測定信号で点灯させる制御回路とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の混合栓。
【請求項3】
混合水の温度色表示手段は混合栓の排出近傍の前部に設けられた少なくとも2個以上の異なる色の照明灯と、この少なくとも2個以上の異なる色の照明灯のいずれかを温度センサーの測定信号で点灯させる制御回路とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の混合栓。
【請求項4】
混合水の温度色表示手段は混合栓より排水される混合水を照明することができる、該混合栓の排出近傍の混合通路部に設けられたRGB−LEDと、このRGB−LEDをあらかじめ設定された温度センサーの測定信号で色が変化して点灯するように制御する制御回路とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の混合栓。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【公開番号】特開2009−221739(P2009−221739A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−67106(P2008−67106)
【出願日】平成20年3月17日(2008.3.17)
【出願人】(507170295)株式会社ユーテック (4)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年3月17日(2008.3.17)
【出願人】(507170295)株式会社ユーテック (4)
【Fターム(参考)】
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