説明

混合発芽玄米餅

【課題】 食味のよい玄米餅を提供すること。
【解決手段】 発芽玄米に、胚芽・外皮の一部または全部を除去した玄米を混入して食味の向上を計る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発芽玄米を搗いた玄米餅に関する。
【背景技術】
【0002】
伝統的に食せられてきた白米餅は美味であるがビタミン、ミネラルを多く含む胚芽や外皮を取り除いた米粒を用いるため栄養面での欠陥があった。又、伝統的に食せられてきた玄米餅はビタミン、ミネラルを豊富に含むものの米粒の胚芽や外皮が食味を損ねるという問題があり、近年、単なる玄米ではなく発芽させた玄米で食味を改善しようという試みもなされているが、わずかな改善にとどまっていた。
【特許文献1】特開2003−125720
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする問題点はビタミン、ミネラルを豊富に含みながらも食味の良い玄米餅を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
単なる玄米よりも食味改善効果が優る発芽玄米に、胚芽・外皮の一部または全部を除去した玄米を混入して食味の向上を計る。
【発明の効果】
【0005】
この発明によりビタミン、ミネラルを豊富に含みながらも食味の良い餅を提供することができた。
【実施例1】
【0006】
発芽した子葉が0.5mmの長さになった発芽玄米を30%、発芽なしの原玄米の胚芽・外皮を50%除去した五分搗き米を70%、の比率で搗いた食餅。
【実施例2】
【0007】
発芽した子葉が0.5mmの長さになった発芽玄米を40%、胚芽・外皮をすべて除去した白米60%、の比率で搗いた食餅。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発芽玄米に、玄米の外皮・胚芽の一部または全部を除去した米を混入して食味を改良してなる餅。

【公開番号】特開2007−319087(P2007−319087A)
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−153212(P2006−153212)
【出願日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【出願人】(306015515)有限会社カノウ商会 (2)
【Fターム(参考)】