説明

清掃具

【課題】角隅部の清掃時に、壁との衝突を防止しつつ清掃作業を行うことができる清掃具を提供する。
【解決手段】柄1と、この柄1の端部に連結される清掃ヘッド3とを備え、清掃ヘッド3は、長手状に延びる掃毛保持面311を有するヘッド本体31と、掃毛保持面311に基端部が保持される多数の掃毛32Aからなる掃毛群32とを有している清掃具Aである。掃毛保持面311は、正面視において直線状もしくは略直線状に延びる第1部分311aと、正面視において第1部分311aの端部から斜め上方に延びる第2部分311bとを有し、掃毛32Aのうち、第2部分311bに保持されるものは、第2部分311bに対して略垂直状に延びており、かつ、掃毛32Aのうち、少なくとも第2部分311bにおいて掃毛保持面311の端部寄りに保持されるものは、掃毛保持面311におけるその余の部位に保持されるものに対して硬質である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば床面などの掃き掃除に使用される清掃具に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、床面などの掃き掃除用の清掃具は、柄と、この柄の端部に連結される清掃ヘッドとを備え、清掃ヘッドは、多数本の掃毛の基端部が長手方向に延びるヘッド本体の掃毛保持面に保持された構成とされている。掃毛保持面に保持される多数本の掃毛としては、合成樹脂製の繊維が多く採用されており、たとえば軟質繊維と硬質繊維とを含むものが知られている(たとえば、特許文献1を参照)。特許文献1においては、同文献の図1に表れているように、正面視において、掃毛保持面(植毛面11)の主要領域(主植毛領域11a)に軟質繊維12が保持され、当該主要領域の端の領域(補助植毛領域11b)に硬質繊維13が保持されている。また、硬質繊維13は、その毛先がヘッド本体(基台10)の長手方向の端部から外側に少し広がるように保持されている。このような構成によれば、たとえば床面清掃の際には、ヘッド本体の端部に保持された硬質繊維13の先端によって、床面の角隅部の塵埃や汚れを掻き取り易くなる。
【0003】
しかしながら、上記従来の清掃具においては、正面視において、硬質繊維は、その毛先がヘッド本体の長手方向の端部から外側に少し広がるように保持されている。これにより、上記清掃具を床面清掃する姿勢にしたきに、ヘッド本体の長手方向の端部と、当該端部近傍に保持された硬質繊維の毛先との水平方向距離が比較的に短くなっている。したがって、たとえば床面の角隅部を掃くとき、ヘッド本体の端部が壁に衝突することを十分に防止することは難しく、角隅部の清掃作業によって壁を傷付けてしまうといった不都合が生じやすくなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−111055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、床面などの掃き掃除に使用される清掃具において、角隅部に掃毛を強く押し付けても掃毛の先端が変形しにくく、壁との衝突をより効果的に防止しつつ清掃作業を行うことができる清掃具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
本発明によって提供される清掃具は、柄と、この柄の端部に連結される清掃ヘッドとを備え、上記清掃ヘッドは、長手状に延びる掃毛保持面を有するヘッド本体と、上記掃毛保持面に基端部が保持される多数の掃毛からなる掃毛群とを有している清掃具であって、上記掃毛保持面は、正面視において直線状もしくは略直線状に延びる第1部分と、正面視において上記第1部分の端部から斜め上方に延びる第2部分とを有し、上記掃毛のうち、上記第2部分に保持されるものは、上記第2部分に対して略垂直状に延びており、かつ、上記掃毛のうち、少なくとも上記第2部分において上記掃毛保持面の端部寄りに保持されるものは、上記掃毛保持面におけるその余の部位に保持されるものに対して硬質であることを特徴としている。
【0008】
このような構成の清掃具においては、ヘッド本体の掃毛保持面は、正面視において直線状または略直線状に延びる第1部分と、この第1部分の端部から斜め上方に延びる第2部分とを有し、第2部分に保持される掃毛は、第2部分に対して略垂直状に延びている。これにより、第2部分に保持される掃毛は、第2部分の外方にあるものほど第1部分に保持される掃毛より毛足が長く、かつ外方に向けて傾斜して延びるようになる。したがって、第2部分の端部付近に保持される掃毛の先端が、ヘッド本体の端部(第2部分の端部)からより遠くに位置することになる。その結果、掃毛群の長手方向先端を角隅部に当てて清掃を行う場合、ヘッド本体全体が略直線状に延びる構成に比べて、壁からヘッド本体の端部(第2部分の端部)までの水平方向距離を長くすることができる。これにより、角隅部の清掃時において、ヘッド本体の端部が壁に衝突しにくくなり、壁を傷付けるといった不都合を防止することができる。また、第2部分に保持される掃毛のうち掃毛保持面の端部寄りのものは第1部分に保持される掃毛よりも毛足が長くなるが、より硬質であるので適度な弾性を保持しており、床面の角隅部を清掃する際には、硬質の掃毛によって角隅部の塵埃や汚れなどを適切に掻き取ることができる。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記掃毛群における、上記清掃ヘッドの正面視において上記多数の掃毛の先端を結ぶ毛先線は、上記第1部分と平行もしくは略平行な第1毛先線を含んでいる。このような構成によれば、床面の清掃を適切に行うことができる。
【0010】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記掃毛群における、上記清掃ヘッドの正面視において上記多数の掃毛の先端を結ぶ毛先線は、上記掃毛群における上記掃毛保持面の長手方向端部において上記第1毛先線と交差する第2毛先線をさらに含んでいる。このような構成によれば、第2毛先線を構成する掃毛の先端を壁に直接擦り付けることが可能であり、当該壁に付着した塵埃や汚れなども掻き取ることができる。
【0011】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2毛先線は、上記第1毛先線に対して90°以下の鋭角で交差する。このような構成によれば、床面の角隅部に掃毛を強く押し付けても掃毛の先端が変形しにくく、清掃具が壁と衝突するのをより効果的に防止しつつ、清掃作業を行うことができる。また、第1毛先線と第2毛先線の交差部近傍においては、角隅部の頂点に向けて掃毛の先端がやや先細り状に集まることになるので、角隅部の塵埃などを適切に掻き取ることができる。
【0012】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2部分は、上記第1部分に対し、30〜60°の角度をもって斜め上方に延び、また、上記清掃ヘッドの正面視左右方向片側において、上記第2部分は、上記第1部分の1/1〜1/4の長さを有する。このような構成によれば、角隅部の清掃時に、ヘッド本体全体が略一様に延びる構成に比べて、壁からヘッド本体の端部(第2部分の端部)までの水平方向距離を適度に長くすることができる。このことは、ヘッド本体の端部と壁との衝突を防止するうえで好適である。
【0013】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2部分は、上記第1部分の一端もしくは両端に形成されている。このような構成によれば、上記第2部分が上記第1部分の両端に形成されている場合、清掃ヘッドの長手方向のいずれを用いても角隅部の清掃を行うことができるので、使い勝手がよい。
【0014】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る清掃具の一例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う要部断面図である。
【図3】ヘッド本体の底面図である。
【図4】図1に示す清掃具の使用状態の一例を示す要部正面図である。
【図5】図1に示す清掃具の使用状態の一例を示す要部正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る清掃具の一例を示す正面図である。本実施形態の清掃具Aは、柄1と、この柄1の端部に連結部材2を介して連結される清掃ヘッド3とを備えている。柄1は、たとえば、合成樹脂製、木製、あるいは軽量な金属製であり、中実または中空の棒状である。
【0018】
連結部材2は、たとえば合成樹脂製であり、先端が開口した筒状部21と、この筒状部21に二股状に繋がって形成されるとともに、図2に表れているように、厚み方向に貫通する連結孔22aを有する一対の連結片22とを有している。筒状部21には、柄1の下端が嵌合しており、これにより連結部材2と柄1との連結が図られている。
【0019】
清掃ヘッド3は、ヘッド本体31と、多数の掃毛32Aからなる掃毛群32とを有する。ヘッド本体31は、たとえば合成樹脂製であり、長手方向に延びる棒状を呈している。このヘッド本体31の長手方向中央の上面には、図2に表れているように、このヘッド本体31の短手方向の一定の厚みをもつとともに厚み方向に貫通する連結孔313aを有する連結部313が一体形成されている。この連結部313を挟むように上記連結部材2の一対の連結片22を重ね、各連結孔22a,313aにネジ軸などの連結軸4を通挿するなどして、ヘッド本体31と柄1とが、連結部材2を介してヘッド本体31の短手方向に延びる中心軸O1を中心として回動可能に連結される。ここで、柄1とヘッド本体31との回動動作については、たとえば連結部313と一対の連結片22との接触摩擦により適度な節度感が与えられる。
【0020】
上記掃毛群32は、ヘッド本体31の下面に形成された掃毛保持面311に植設された多数本の掃毛32Aにより形成される。掃毛保持面311は、ヘッド本体31の正面視において、ヘッド本体31の長手方向の中心を挟んで左右方向に水平または略水平に延びる第1部分311aと、この第1部分311aの両端からヘッド本体31の長手方向外方に向かってそれぞれ上方に傾斜して延びる一対の第2部分311bとを有している。この実施形態では、第2部分311bは上記第1部分311aの両端部からなだらかなラウンド部分311cを介して45°の角度を持って斜め上方に延出させられているが、この角度は45°に限定されるわけではなく、30〜60°の範囲で適宜定められる。また、この実施形態では、第2部分311bはラウンド部分311cを介して直線状に延びているが、第2部分311bが全体として凸にラウンドしていてもよい。さらに、ヘッド本体31の片側における第2部分311bの第1部分311aに対する長さの割合は、たとえば1/1〜1/4の範囲で適宜定められる。
【0021】
掃毛保持面311には、図2および図3に表れているように、複数の植毛孔312が2列に形成されており、掃毛32Aは、たとえば、所定本ずつ基部において金属線等によって束ねた状態で基部から各植毛孔312に打ち込み、必要に応じて接着剤等で固定するなどといった公知の方法により、掃毛保持面311に対して植設される。また、掃毛32Aは、第1部分311aに植設される掃毛32Aと第2部分311bに植設される掃毛32Aとで硬さを違えており、第2部分311bに植設される掃毛32Aのほうが第1部分311aに植設される掃毛32Aよりも硬質のものが用いられる。
【0022】
掃毛32Aは、たとえばポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂製の繊維からなり、清掃ヘッド3の正面視において掃毛群32が末広がり状となるように掃毛保持面311に植設される。第2部分311bに植設される掃毛32Aは、第1部分311aに植設される掃毛32Aよりもその繊維径を太くすることによって、第1部分311aに植設される掃毛32Aよりも硬質とされている。第1部分311aに植設される掃毛32Aの繊維径は、たとえば0.2mm程度であり、第2部分311bに植設される掃毛32Aの繊維径は、たとえば0.5mm程度である。実施形態では、掃毛保持面311の第2部分311bが第1部分311aに対して傾斜しているので、第2部分311bについては、これに直角に延びるように掃毛32Aを植設することにより、掃毛32Aは自ずと末広がり状となる。この場合、第2部分311bの直線部分の植毛孔312は第2部分311bに直角に穿設すればよいので、植毛孔312の加工およびこの植毛孔312への掃毛32Aの植設が容易になる。
【0023】
上記のように掃毛保持面311の第1、第2部分311a,311bに植設された多数本の掃毛32Aからなる掃毛群32は、図1に示すように、掃毛32Aの先端を第1部分311aと平行もしくは略平行に切り揃えられた第1毛先線32bと、掃毛群32の長手方向両端部において第1毛先線32bと交差するように切り揃えられた第2毛先線32cとを有している。第1毛先線32bと第2毛先線32cとの交差角は90°以下の鋭角であることが望ましく、実施形態では約75°となっている。ただし、第1毛先線32bは、第2部分311bに植設された硬質の掃毛32Aの領域まで延びていることが必要である。
【0024】
次に、上記構成の清掃具Aの使用方法を説明する。
【0025】
床面Fの清掃にあたっては、図1に示すように、第1毛先線32bを床面Fに接触させて掃くようにする。傾斜状の第2部分311bから毛足の長い掃毛32Aが末広がり状に延びているので、ヘッド本体31の長手寸法に対して第1毛先線32bの延長長さが比較的長くなっている。したがって、1回の掃き操作で広い面積の床の清掃を行うことができ、清掃作業効率が高まる。
【0026】
また、第2部分311bに植設された掃毛32Aは、第1部分311aに植設された掃毛32Aよりも毛足が長くなるが、第1部分311aに植設された掃毛32Aよりも硬質であるので、充分な弾性を有している。そのため、第2部分311bに植設された掃毛32Aは、第1部分311aに植設された掃毛32Aによる掃き出し力と同等の掃き出し力を発揮することができ、このことも、床面清掃の効率をさらに高めることができる。
【0027】
次に、壁に近い床面、すなわち、角隅部の清掃にあたっては、図4に示すように、第1毛先線32bを床面に接触させると同時に、第1毛先線32bと第2毛先線32cの交差部ないし第2毛先線32cを壁Wに接触させて掃くようにする。第2部分311bに植設された掃毛32Aが毛足長く斜めに延びているので、第1毛先線32bの端部位置とヘッド本体31の端部位置との間の距離dが充分に長くなるため、ヘッド本体31の端部が壁Wに衝突して双方が傷つくといったことを防止することができる。また、第1毛先線32bの端部付近の掃毛32Aは第2部分311bに植設された硬質のものであるので弾性が大きく、この弾性がヘッド本体31の端部の壁Wへの近接に対する抵抗として働くため、ヘッド本体31の端部が壁Wに衝突することを防止する上記の効果をより高めることができる。
【0028】
さらに、角隅部の床F、および壁Wに接触する掃毛32Aは、第2部分311bに植設された硬質のものであるので、角隅部に付着したゴミや塵を効果的に掻き出すことができる。また、図5に示すように、掃毛群32を角隅部に押し付けるようにしたとき、第1毛先線32bの端部付近の掃毛32Aの先端が床面Fに案内されてより角隅部に近づこうとし、第2毛先線32cを形成する掃毛32Aの先端が壁Wに案内されてより角隅部に近づこうとすることにより、掃毛32Aの先端が角隅部に集まって掃毛32Aの密度が増すので、上記した角隅部に付着したゴミや塵を掻き出す効果をより高めることができる。
【0029】
もちろん、この発明の範囲は上記した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した事項の範囲内でのあらゆる変更は、すべて本発明の範囲に含まれる。
【0030】
たとえば、実施形態では、掃毛保持面311の第2部分311bを第1部分311aの両側に設けているが、第2部分311bを第1部分311aの片側に設けるだけでもよい。
【0031】
実施形態では、掃毛保持面311の第2部分311bに植設される掃毛32Aを全体として第1部分311aに植設される掃毛32Aに対して硬質としているが、少なくとも、第2部分311bの外方側端部付近に植設される掃毛32Aをその他の部分に植設される掃毛32Aよりも硬質とすることによっても、本発明の利点を享受することができる。
【0032】
また、実施形態では、第2毛先線32cが形成されるように掃毛32Aをカットしているが、第2毛先線32cを形成するかどうかは、選択的事項である。
【符号の説明】
【0033】
A 清掃具
O1 中心軸
1 柄
2 連結部材
3 清掃ヘッド
21 筒状部
22 連結片
31 ヘッド本体
32 掃毛群
32A 掃毛
32b 第1毛先線
32c 第2毛先線
311 掃毛保持面
311a 第1部分
311b 第2部分
311c ラウンド部分
312 植毛孔
313 連結部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
柄と、この柄の端部に連結される清掃ヘッドとを備え、上記清掃ヘッドは、長手状に延びる掃毛保持面を有するヘッド本体と、上記掃毛保持面に基端部が保持される多数の掃毛からなる掃毛群とを有している清掃具であって、
上記掃毛保持面は、正面視において直線状もしくは略直線状に延びる第1部分と、正面視において上記第1部分の端部から斜め上方に延びる第2部分とを有し、
上記掃毛のうち、上記第2部分に保持されるものは、上記第2部分に対して略垂直状に延びており、かつ、
上記掃毛のうち、少なくとも上記第2部分において上記掃毛保持面の端部寄りに保持されるものは、上記掃毛保持面におけるその余の部位に保持されるものに対して硬質であることを特徴とする、清掃具。
【請求項2】
上記掃毛群における、上記清掃ヘッドの正面視において上記多数の掃毛の先端を結ぶ毛先線は、上記第1部分と平行もしくは略平行な第1毛先線を含んでいる、請求項1に記載の清掃具。
【請求項3】
上記掃毛群における、上記清掃ヘッドの正面視において上記多数の掃毛の先端を結ぶ毛先線は、上記掃毛群における上記掃毛保持面の長手方向端部において上記第1毛先線と交差する第2毛先線をさらに含んでいる、請求項2に記載の清掃具。
【請求項4】
上記第2毛先線は、上記第1毛先線に対して90°以下の鋭角で交差する、請求項3に記載の清掃具。
【請求項5】
上記第2部分は、上記第1部分に対し、30〜60°の角度をもって斜め上方に延びている、請求項1ないし4のいずれかに記載の清掃具。
【請求項6】
上記第2部分は、上記第1部分の一端もしくは両端に形成されている、請求項1ないし5のいずれかに記載の清掃具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−83405(P2011−83405A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−238046(P2009−238046)
【出願日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【出願人】(000133928)株式会社テラモト (62)
【Fターム(参考)】