説明

温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品及び温水洗浄便座のノズル洗浄方法

【課題】温水洗浄便座のノズルに噴射した際に、ノズル全体に洗浄剤がしっかりと行き渡り、細部にわたり洗浄効果を十分に得ることができる、温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品及び温水洗浄便座のノズル洗浄方法を提供する。
【解決手段】 噴射により洗浄剤を含む泡が形成され、前記泡が0.02g/mL以下の泡比重を有することを特徴とする温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品であり、該エアゾール製品を用いて、洗浄剤を泡比重が0.02g/mL以下の泡となるように温水洗浄便座のノズルに付着させてしばらく放置することで前記ノズルを洗浄できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品及び温水洗浄便座のノズル洗浄方法に関する。
【背景技術】
【0002】
便座に備えられたノズルから温水を噴出して肛門部分を洗浄する温水洗浄便座が知られている。このような温水洗浄便座は、当初、病院や福祉施設に導入され、次いでホテルやオフィス等に設置され、近年では一般家庭に広く普及している。
この温水洗浄便座にあるノズルは、使用時に肛門部分の下方に迫り出して温水を上方に噴出するので、水垢や汚物等で汚れやすい。そこでノズルを清潔に保つために温水洗浄便座にはノズルの自動洗浄装置が備えられており、使用前後にノズルを水洗いするようにしているが十分に洗浄することは難しく、長期間の使用により汚れが付いたり、さらに汚れが原因となってカビの発生を引き起こすなどの問題があった。
このような問題を解消するため、ノズルを清掃するためのブラシを備えたクリーナー(例えば、特許文献1参照。)、ノズルに向かって洗浄料等を噴射するエアゾール洗浄剤(例えば、特許文献2参照。)などが提案されている。
【0003】
【特許文献1】実開平6−82990号公報(第1−3頁)
【特許文献2】特開2006−89762号公報(第1−13頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが特許文献1に記載されたクリーナーは、ノズルの細部や格納部周辺の清掃ができず、作業にも手間がかかるという問題があった。また特許文献2に記載されたエアゾール洗浄剤は、特許文献1よりも使い勝手はよく、洗浄剤をムース状に噴射するものであるが、ノズルがプラスチック製の略円柱状を呈していることから、噴射された洗浄剤がノズルに付着しないですぐに流れ落ちてしまい十分な洗浄効果を得ることはできなかった。
そこで本発明は、温水洗浄便座のノズルに噴射した際に、ノズル全体に洗浄剤がしっかりと行き渡り、細部にわたり洗浄効果を十分に得ることができる、温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品及び温水洗浄便座のノズル洗浄方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、洗浄剤を特定の泡比重を有する泡として、温水洗浄便座のノズル(以下、「洗浄ノズル」とも言う)に付着させることで洗浄ノズルがプラスチック製の略円柱状を呈しているにもかかわらず、その全体に泡状の洗浄剤がしっかりと行き渡り、細部にわたり十分な洗浄効果が得られることを見出し本発明に至った。
すなわち、本発明は以下の(1)〜(3)によって達成されるものである。
【0006】
(1)噴射により洗浄剤を含む泡が形成され、前記泡が0.02g/mL以下の泡比重を有することを特徴とする温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品。
(2)前記泡の膨張率が150%以上であることを特徴とする(1)記載の温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品。
(3)エアゾール製品を用いて、洗浄剤を泡比重が0.02g/mL以下の泡となるように温水洗浄便座のノズルに付着させてしばらく放置することで前記ノズルを洗浄することを特徴とする温水洗浄便座のノズル洗浄方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、洗浄剤を特定の泡比重を有する泡として、温水洗浄便座のノズルに付着させることで洗浄ノズルがプラスチック製の略円柱状を呈しているにもかかわらず、すぐに流れ落ちることなくその全体に泡状の洗浄剤をしっかりと行き渡らせ、十分な泡の膨張により細部にわたり洗浄効果を十分に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品(以下、「ノズル洗浄用エアゾール製品」とも言う)は、溶剤、洗浄剤、乳化剤等を主成分として配合した原液と噴射剤とを噴射装置を備えたエアゾール缶に充填することで製造できる。
ここでエアゾール缶内における原液と噴射剤の割合は、容積比で原液60〜90%に対して噴射剤10〜40%として配合すればよい。
そして本発明の噴射により形成される泡を所定の泡比重、さらに泡膨張率とするには、原液と噴射剤とを適切な乳化、可溶化剤を用いて均一な系としたうえで、噴射剤の割合を多くし(好ましくは30〜40%)、圧の高い噴射剤(好ましくは0.29MPa/25℃以上)を用いて所定の泡比重、泡膨張率が得られるように調製すればよい。
本発明のノズル洗浄用エアゾール製品は、噴射により形成される洗浄剤を含む泡の泡比重が0.02g/mL以下、好ましくは0.01〜0.02g/mLとするのがよい。
泡比重が0.02g/mLよりも大きくなると、泡の膨張率が十分に得られず、
洗浄ノズル表面での泡の広がりも十分に得られない。
さらに泡膨張率が150%以上、好ましくは180〜250%とするのがよい。
上記の泡膨張率を有することで、洗浄ノズル細部や格納部内部まで洗浄剤を含んだ泡が到達して洗浄効果を得ることができる。
【0009】
本発明のノズル洗浄用エアゾール製品に用いる原液の主成分である洗浄剤としては、例えば、アルキルグルコシド、アルキル硫酸塩、アルキル硫酸アミン、アルキル硫酸アンモニム、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸アミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩等が挙げられる。
これらは原液中に0.1〜5質量%、好ましくは0.3〜2質量%として配合できる。
原液の他の主成分である溶剤として、例えば、精製水、脱イオン水等の水、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル等の脂肪酸エステル等が挙げられる。
中でも、水とエタノールとの混合溶剤が適しており、容積比で水65〜95%に対してエタノール5〜35%として配合するのがよい。
【0010】
原液のその他の主成分である乳化、可溶化剤としては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルアミン等の非イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン等の陰イオン界面活性剤、アルキルヒドロキシスルホベタイン等の両性界面活性剤等が挙げられる。
これらは原液中に0.1〜5質量%、好ましくは0.1〜1質量%として配合できる。
これらの中でも、本発明の泡比重、膨張率を達成するうえで、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましい。具体的には、ポリオキシエチレン(5)〜(100)硬化ヒマシ油が挙げられる。
【0011】
噴射剤としては、例えば、プロパン、n−ブタン、イソブタン等の液化石油ガス、ジメチルエーテル、CFC、HCFC、HFC等のクロロフロロカーボン等の液化ガス、窒素、炭酸ガス、圧縮空気、亜酸化窒素等の圧縮ガスの1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中でも、本発明の泡比重、膨張率を達成するうえで、プロパン、n−ブタン、イソブタン等の液化石油ガスが好ましい。また液化石油ガスの圧としては、0.29MPa/25℃以上が好ましく、0.39〜0.49MPa/25℃がより好ましい。
本発明のノズル洗浄用エアゾール製品の原液には、洗浄剤等の主成分の他にも、チャ、カキ、ツバキ、タケ、グレープフルーツ、ユズ、ミカン、レモン等の各種植物抽出物、銀や銅等の金属化合物、そのイオン等の消臭、防臭剤、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニム、塩化ベンゼトニウム、銀や銅等の金属化合物、そのイオン等の抗菌、殺菌剤、フッ素系界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーン等の被膜形成剤、クエン酸等の防錆剤、BHA、BHT等の酸化防止剤、フローラル、ブーケ、シトラス等の香料等を配合してもよい。
【0012】
本発明のノズル洗浄用エアゾール製品の外観形状としては、特に限定されないが、例えば、図1(A)に示すようなものが挙げられる。
図1(A)において、ノズル洗浄用エアゾール製品1は、エアゾール容器2と、レバー(操作手段)3を有するキャップ4を有し、キャップの噴射口に脱着可能なロングノズル5を、必要に応じて使用することができる。
本発明のノズル洗浄用エアゾール製品1は、図1(A)に示したようにロングノズル5を着脱可能に備えており、このようなロングノズルを用いて噴射することで、便座の洗浄ノズル細部や格納部内部まで洗浄剤を含む液を到着させて、より優れた洗浄効果を得ることができる。このようなロングノズル5としては、例えば、直径0.5〜3mmは、長さ50〜150mm、材質としては、プラスチックが適しており、ポリプロピレン、ポリエチレンが好適である。
また本発明のノズル洗浄用エアゾール製品の噴射装置としては、噴口径0.3〜1.5mmのボタン(レバー)、ステム径0.3〜1.2mm(孔数1〜3)、アンダータップ0.3〜2.2mmのバルブを備えたものがよく、ベーパータップはあってもなくてもよい。
このような噴射装置を用いて、約15g/10秒以上、好ましくは20g〜40g/10秒の噴射量が得られるようにするのがよい。
【0013】
温水洗浄便座の洗浄ノズルを洗浄するに際しては、本発明のノズル洗浄用エアゾール製品を前記洗浄ノズルに向かって、例えば、1〜5cmの距離から、1〜2秒間程度噴射して、1分以上、好ましくは4〜6分程度放置すればよい。これにより本発明の特定の泡による作用により、洗浄ノズル表面の全体を覆って、付着した汚れを浮かせて、汚れを除去することができる。
また、本発明のノズル洗浄用エアゾール製品には、図1(A)に示すようなエアゾール1本体に、さらに図1(B)に示すようなブラシ6が付属していても良い。
洗浄ノズルの汚れが頑固な場合には、図1(B)に示したようなブラシ6やトイレットペーパー等で擦ったり、ふき取ればより簡単に汚れを除去することができる。
なおブラシの刷毛は、複数列を配し、相互にずらして設けるとよく、洗浄ノズルの噴水口等の細部の汚れを効率的に除去するのに好適である。
上記のようにブラシを付属させる他にも、刷毛をロングノズル先端に設けたり、ブラシの柄部分を中空環状としてロングノズルのようにして噴射装置に取り付けたりして、ブラシ先端部の開口より洗浄剤を含む泡を噴射、形成させるようにしてもよい。またロングノズルを切替バルブを介して噴射装置と連結させることにより、通常噴射との選択ができるようにもできる。
【実施例】
【0014】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔実施例1〕
本発明のノズル洗浄用エアゾール製品として、下記表1に示す組成の原液と噴射剤とを図1に示す外観形状の容器に200mL充填した本発明のノズル洗浄用エアゾール製品を調製し試験に用いた。
なお、噴射装置は、噴口径0.8mm、ステム径0.6mm、アンダータップ径2.2mm(孔数1)、ベーパータップなしである。またロングノズルは、直径1.5mm、長さ134mmのポリプロピレン製である。
噴射剤である液化石油ガスは、0.39MPa/25℃の圧のものを用いた。また噴射量は約2.7g/秒とした。
【0015】
【表1】

【0016】
〔実施例2〕
乳化剤として、ポリオキシエチレン(30)硬化ヒマシ油を、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミンに代えた以外は実施例1と同様のエアゾール製品を用いた。
〔実施例3〕
乳化剤として、ポリオキシエチレン(30)硬化ヒマシ油を、ポリオキシエチレンアルキルアミンに代えた以外は実施例1と同様のエアゾール製品を用いた。
【0017】
〔比較例1〕
アイメディア(株)製の「温水洗浄便座のノズルクリーナー」を用いた。
〔比較例2〕
木村石鹸工業(株)製の「トイレのノズル洗浄剤」を用いた。
〔比較例3〕
(株)東京企画販売の「ノズルフレッシャー」を用いた。
【0018】
〔試験1〕
図2に示すように、洗浄ノズルに見立てたφ2cm、長さ13cmの円柱状プラスチック(表面に同心円状の1cm間隔の目盛をふったもの)に検体を1g噴射し、円柱状プラスチック表面上での泡の広がりを測定した。結果を下記表2に示す。
【0019】
【表2】

【0020】
同じ量の内容物を噴射した際、実施例1は、比較例1〜3よりも、広範囲に円柱状プラスチックの横側から下側まで泡が行きわたることが確認された。
実施例1は泡が円柱状プラスチック表面の全体に沿って広がるのに対し、比較例1〜3は泡が上側表面の上に盛り上がっていくものであった。また、円柱状プラスチックに噴射した際に、実施例1は、比較例1〜3と比較して、内容物が表面にまとわりつきながら発泡するため、横側から下側まで泡が行きわたると考えられる。
【0021】
〔試験2〕
図3に示すように、φ1.5cm、高さ20cmのプラスチックの筒(一方をプラスチック板でふさいだもの)の中に開いている側から検体を1g噴射し、噴射直後から体積膨張が停止するまでの体積変化、及び時間を測定した。結果を下記表3に示す。
【0022】
【表3】

【0023】
比較例1〜3は内容物が泡状で噴射されるから体積膨張はほとんどないのに対して、実施例1〜3は噴射後から体積膨張がはっきりと確認される。
実施例1〜3は150%以上の膨張率があること、且つ膨張するまでの時間が1秒以上であり、内容物がゆっくりと発泡することですみずみまで泡が行き渡ると考える。
【0024】
〔試験3〕
泡比重計量カップ(118.83mL)とフタの重量を測りとり、次にカップに検体を噴射して前記カップ内に泡を満たし、泡の見かけ量が最大の時点で、素早くフタで前記カップ上面を横切るように塞ぎ、余分な泡を取り除いた。そして総重量を計り、前記カップとフタの重量をひくことで泡の重量を算出した。測定は25℃条件下で行い、さらに図1(A)のロングノズルを付けた場合と付けない場合の双方について評価した。結果を以下の表4に示す。
【0025】
【表4】

【0026】
実施例1〜3はすべて泡比重0.02g/mL以下であった。またロングノズルの有無で泡比重に大きな違いはなかった。
【0027】
〔試験4〕
実施例1及び比較例1〜3の検体を、実際に便座の洗浄ノズルに適用し泡の付着状態を観察した。
詳細には、実施例1及び比較例1〜3の検体を、便座の洗浄ノズルに、1秒間噴射して、噴射5秒後の泡状態を観察した。
実施例1、比較例1、比較例2及び比較例3の観察結果の写真を、それぞれ、図4〜7に示す。
実施例1は洗浄ノズル全体に泡がまとわりついているのに対して、比較例1〜3は流れ落ちて洗浄ノズルには半分以下しか残っていなかった。
【0028】
〔試験5〕
便座の洗浄ノズルに対する実使用場面での洗浄効果(汚れ除去効果)について試験を行った。
詳細には、イナックス社製の便座の洗浄ノズル(長径12.5mm、短径10.5mm、長さ130mmのプラスチック製の楕円柱形状)を約30度上方に向けて固定し(実際の製品を再現)、蛍光ペンで洗浄ノズル全体を着色し模擬汚れとし、約5cmの距離から実施例1及び比較例2の検体をロングノズル付きで、それぞれ0.5gを噴射した。
各検体の噴射前の模擬汚れの付いた洗浄ノズルの上下、エアゾール噴射後に泡が形成された所謂泡洗浄中の洗浄ノズル(泡の形成状態)の上および斜め上方、エアゾール噴射約1分後の洗浄ノズルの上下を観察し、カラー写真撮影した。なお、該写真を本願の図面として添付を試みたが、モノクロ写真とした場合に、模擬汚れである蛍光ペンの色の有無を正しく示すことができなくなったため、該観察状況を図8(実施例1)及び図9(比較例2)に図示した。図面で黒く影を付した所が模擬汚れである。
実施例1は、泡が、洗浄ノズルの下側にも形成され、それが流れ落ちずに付着されていた。1分後には泡も殆ど消えて、模擬汚れは殆どなくなっていた。これに対し、比較例2は形成された泡が、洗浄ノズルの上側にはあったが、横側から下側について泡はすぐに流れ落ちてしまっていた。1分後には、模擬汚れは、洗浄ノズルの上側では50〜60%程度なくなっていたが、横側から下側はそのまま残っていた。
比較例1及び比較例3についても同様の試験を行ったところ、比較例2と同様の結果となった。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明のノズル洗浄用エアゾール製品の1例の概略図であり、(A)エアゾール製品本体を、(B)は付属していてもよいブラシを示す。
【図2】実施例の試験1の手法の概略図である。
【図3】実施例の試験2の手法の概略図である。
【図4】実施例の試験4における実施例1の観察結果を示す写真である。
【図5】実施例の試験4における比較例1の観察結果を示す写真である。
【図6】実施例の試験4における比較例2の観察結果を示す写真である。
【図7】実施例の試験4における比較例3の観察結果を示す写真である。
【図8】実施例の試験5における実施例1の観察結果を示す図である。
【図9】実施例の試験5における比較例2の観察結果を示す図である。
【符号の説明】
【0030】
1 ノズル洗浄用エアゾール製品
2 エアゾール容器
3 レバー(操作手段)
4 キャップ
5 ロングノズル
6 ブラシ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
噴射により洗浄剤を含む泡が形成され、前記泡が0.02g/mL以下の泡比重を有することを特徴とする温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品。
【請求項2】
前記泡の膨張率が150%以上であることを特徴とする請求項1記載の温水洗浄便座のノズル洗浄用エアゾール製品。
【請求項3】
エアゾール製品を用いて、洗浄剤を泡比重が0.02g/mL以下の泡となるように温水洗浄便座のノズルに付着させてしばらく放置することで前記ノズルを洗浄することを特徴とする温水洗浄便座のノズル洗浄方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図8】
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【図9】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−51946(P2009−51946A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−220093(P2007−220093)
【出願日】平成19年8月27日(2007.8.27)
【出願人】(000100539)アース製薬株式会社 (191)
【Fターム(参考)】