説明

湿度インジケータ、湿度インジケータ装置および除湿装置

【課題】小型であって、湿度が設定基準の範囲内もしくは範囲外にあるのかが直接的かつ速やかに認識される湿度インジケータを提供する。また、当該湿度インジケータが外方から透視可能な湿度インジケータ装置、および当該湿度インジケータ装置が接続された除湿装置を提供する
【解決手段】本発明に係る湿度インジケータは、気体の湿度に応じて変色する湿度表示材と、該湿度表示材上に積層され、湿度表示材における所望の設定湿度表示色に着色された部材であって、所要部位に指標となる切欠部が設けられた指標材とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿度インジケータ、湿度インジケータ装置および除湿装置に関し、さらに詳細には、除湿装置から供給される除湿気体の湿度を表示する湿度インジケータと、その湿度インジケータが気体の流路体内に収容された湿度インジケータ装置、および前記湿度インジケータ装置が接続された気体の除湿装置に関する。
【背景技術】
【0002】
除湿された気体を供給する装置としては、例えば、水蒸気透過膜から成る中空糸膜を用いて空気の除湿を行う膜式除湿装置を挙げることができる。
しかしこのような膜式除湿装置では、駆動部分が存在しないため、除湿空気を使用する者が、機械式除湿装置の様に、駆動部分の音や動作によって装置の稼働状態を判断できず、充分に除湿されていない空気を使用してしまうことがある。
このため、膜式除湿装置から供給される除湿空気の湿度を測定し、その湿度が適性であるか否かを確認することが必要となる。
【0003】
従来の膜式除湿装置に用いる簡易な構造の湿度インジケータとして、特許第2622058号公報に記載されたものであって、図12に示す湿度インジケータ130が提案されている。
この従来例は、吐出部112に除湿空気流路116が設けられ、その内壁面に開口する小孔118を介して連通された小室120内に、除湿空気中の湿度に応じて変色する湿度表示材としての湿度試験紙122が挿入され、この湿度試験紙122が外部から目視可能となるように透明窓124が設けられている。
【0004】
【特許文献1】特許第2622058号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図12に示す従来の湿度インジケータは、簡易な装置であって、湿度表示材が変色したとき、膜式除湿装置が正常に稼働していないことを知ることができる。しかしながら、当該湿度インジケータの湿度表示材の示す色が連続的に変化するため、除湿空気中の湿度が設定基準湿度の範囲内にあるのか範囲外にあるのかについては即座に認識することができず、別途、色相照合表と比較照合する等の作業が必要となる。その結果、湿度認識における誤判断も生じかねない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、小型であって、湿度が設定基準の範囲内もしくは範囲外にあるのかが直接的かつ速やかに認識される湿度インジケータを提供すること、および当該湿度インジケータが、その脱着を行うことなく外方から透視可能な湿度インジケータ装置を提供すること、および当該湿度インジケータ装置が接続されて、除湿気体の湿度が外方から透視可能であり、かつ即座にその湿度状態が判断できる除湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0008】
本発明に係る湿度インジケータは、気体の湿度に応じて変色する湿度表示材と、該湿度表示材上に積層され、湿度表示材における所望の設定湿度表示色に着色された部材であって、所要部位に指標となる切欠部が設けられた指標材とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、前記指標材が、前記湿度表示材の表裏面に積層されていることを特徴とする。
【0010】
また、前記指標材が、複数段階の設定湿度表示色に着色された着色エリアを有し、当該各着色エリアに前記切欠部が設けられていることを特徴とする。
【0011】
また、前記指標材が、2段階の設定湿度表示色に着色された着色エリアを有し、一方の着色エリアにOK指標となる切欠部が設けられ、他方の着色エリアにNG指標となる切欠部が設けられていることを特徴とする。
【0012】
また、前記指標材が、1つの設定湿度表示色に着色された着色エリアを有し、当該着色エリアにOK指標もしくはNG指標となる切欠部が設けられていることを特徴とする。
【0013】
本発明に係る湿度インジケータ装置は、前記湿度インジケータが、気体が通過する流路体内に収容され、該湿度インジケータが流路体の外方から透視可能であることを特徴とする。
【0014】
また、前記流路体が、筒状の部材をなすことを特徴とする。
【0015】
本発明に係る除湿装置は、除湿部を有し、該除湿部に前記湿度インジケータ装置が接続されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
請求項1によれば、例えば、湿度が上昇し、湿度表示材の色が変化していって、湿度表示材の色が指標材の色と一致して、切欠部が認識し得なくなったとき、もしくは湿度表示材の色が指標材の色と一致しなくなって、切欠部が認識し得たときを湿度過剰と判断できるインジケータとして用いることができる。
【0017】
請求項2によれば、湿度インジケータの表面および裏面の両方向から、指標材の切欠部を通じて湿度表示材を確認することが可能となる。
【0018】
請求項3によれば、湿度表示材と指標材との色の一致を切欠部を通じて確認することで、複数段階の湿度を容易に認識することができる。
【0019】
請求項4によれば、湿度が良好な状態と、湿度が過剰で異常となった状態とを即座に判別できる。
【0020】
請求項5によれば、湿度が正常状態であるのか、あるいは異常状態であるのかを容易に判別できる。
【0021】
請求項6および請求項7によれば、湿度インジケータを有する湿度インジケータ装置をそのまま容易に除湿装置の流路に組み込むことができる。
【0022】
請求項8によれば、外方から透視可能な湿度インジケータ装置が接続されることにより、除湿装置から供給される除湿気体の湿度状態が外方から透視可能となり、かつ即座にその状態の判断が可能となるため、除湿装置としての確認性が向上し、その結果、除湿装置における水滴流出の抑制が容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る湿度インジケータ10の一例を示す概略図である。図2は、その湿度インジケータ10の構成および作用を示す説明図である。図3は、その湿度インジケータの切欠部の形状にかかる他の例を示す概略図である。図4〜図6は、本発明の実施の形態に係る湿度インジケータ10の他の実施例を示す概略図である。
また、図7は、本発明の実施の形態に係る湿度インジケータ装置20の一例を示す概略図である。図8および図9は、本発明の実施の形態に係る湿度インジケータ装置20の他の実施例を示す概略図である。
また、図10は、本発明の実施の形態に係る除湿装置30の一例を示す概略図である。図11は、その除湿装置30の除湿部31の内部構造を説明する部分断面図である
【0024】
図1に示す10は湿度インジケータである。1は湿度表示材である。2は指標材である。
図2(a)および図2(b)に示すように、湿度インジケータ10は、湿度表示材1を下層とし、指標材2を上層として積層することによって構成される。
なお、その積層方法は接着剤による化学的方法や、固定具による機械的方法等いずれの方法であってもよい。
【0025】
湿度表示材1は、周囲環境の気体中の湿度に応じて変色する部材であり、一例として、塩化コバルトの湿度変色特性を利用した感湿紙である。当該塩化コバルト感湿紙は、周囲環境の気体湿度が0〜25%であるときは青色であるが、周囲環境の気体湿度が60〜100%であるときに赤色となる。
【0026】
図2(a)に示す3aおよび3bは、指標材2に設けられた着色エリアである。
着色エリア3aおよび3bは、2段階の設定湿度表示色に着色されて構成される。
ここで、設定湿度表示色とは、湿度表示材1において検出したい湿度になったときに湿度表示材1が表示する色のことをいう。
一例として、湿度表示材1に塩化コバルト感湿紙を使用する場合に、指標材2における一方の着色エリア3aを、当該感湿紙が周囲環境の気体湿度60〜100%であるときに表示する色と同色の赤色で着色する。また他方の着色エリア3bを、当該感湿紙が周囲環境の気体湿度0〜25%であるときに表示する色と同色の青色で着色する。
なお、エリア全体を着色せずに、エリア内の一部分を着色することとしても良い。
【0027】
図2(a)に示す4aは、指標材2の着色エリア3aに設けられた切欠部である。4bは、指標材2の着色エリア3bに設けられた切欠部である。
切欠部4aおよび4bは、指標材2において、湿度表示材1に接していない面から湿度表示材1に接している面へ貫通する構造を有する。
【0028】
切欠部4aは、着色エリア3aのエリア内において、指標材2を「OK指標」の形状で切り欠いて構成される。
ここで、「OK指標」とは、検出湿度が基準範囲内であることを示す際に用いられる指標をいう。
一例として、「OK指標」の形状には、「○」の図形形状が用いられる。
なお、この「OK指標」の形状は、「○」の図形形状に限定されるものではなく、「OK」の文字形状等、任意の図形、文字であっても構わない(図3参照)。
【0029】
切欠部4bは、着色エリア3bのエリア内において、指標材2を「NG指標」の形状で切り欠いて構成される。
ここで、「NG指標」とは、検出湿度が基準範囲外であることを示す際に用いられる指標をいう。
一例として、「NG指標」の形状には、「×」の図形形状が用いられる。
なお、この「NG指標」の形状は、「×」の図形形状に限定されるものではなく、「NG」の文字形状等、任意の図形、文字であっても構わない。
【0030】
図3に湿度インジケータの切欠部の形状にかかる他の例を示す。
切欠部4aは、着色エリア3aのエリア内において、指標材2を「OK指標」の形状で切り欠いて構成される。当該「OK指標」の形状における他の例として、「OK」の文字形状が用いられる。
一方、前記「NG指標」の形状に関する場合には、「NG」の文字形状を使用することが考えられる。
【0031】
前記指標に、文字形状を採用することによって、当該文字の意義が指標として即座に認識・判断されることとなる。したがって、必要とする情報を表示する文字(例えば、「可」、「危」等)を採用することによって、より具体的な指標設定が可能となる。
【0032】
図4に湿度インジケータ10の他の実施例を示す。
当該湿度インジケータ10は、指標材2において一様に着色された着色エリア3aに、切欠部4aを複数個所設けて構成される。なお、エリア内の着色は、必ずしもエリア全体に及ばなくても構わない。
また、切欠部4aは同一の切欠形状であってもよく、あるいはOK指標とNG指標とを交互に複数ずつ設けても良い。
【0033】
図5に湿度インジケータ10の他の実施例を示す。
当該湿度インジケータ10は、湿度表示材1を中間層とし、その湿度表示材1の両面に指標材2を下層および上層として積層することによって構成される。
それぞれの指標材2において、着色エリア3aおよび3b、ならびに切欠部4aおよび4bが設けられ、切欠部4aおよび4bは、湿度表示材1に接している面へ貫通している。
【0034】
図6に湿度インジケータ10の他の実施例を示す。
指標材2に設けられた着色エリアは、3c〜3gのように複数段階の設定湿度表示色に着色された構成としても良い。なお、エリア全体を着色せずに、エリア内の一部分を着色することとしても良い。
また、当該着色エリアに設けられた切欠部は、その着色エリアの数に対応して4c〜4gのように複数個設けられる。
この場合、指標材2の当該着色エリアにおける着色と、当該切欠部から視認される湿度表示材1の色とが一致もしくは最も近似している箇所の湿度表示指標5によって、対象とする気体の湿度が検出される。
【0035】
図7に示す20は、湿度インジケータ装置である。
湿度インジケータ装置20は、気体が通過する流路体となる筒状の部材21の内周面に沿って、指標材2が外側となるようにリング状に丸めた湿度インジケータ10を配設して構成される。
筒状の部材21は、外方から透視可能な部材を全部もしくは一部に使用して構成される。
このように形成した湿度インジケータ装置20は、除湿装置等における流路内に容易に組み込むことができる。
一例として、筒状の部材21内に図4記載の湿度インジケータ10をリング状に丸めて配設した場合における湿度インジケータ装置20の構成を図8に示す。
【0036】
図9に湿度インジケータ装置20の他の実施例を示す。
当該湿度インジケータ装置20は、前記筒状の部材21内に、図5記載の湿度インジケータ10を平面状態で配設して構成される。
【0037】
図10に示す30は、除湿装置である。より詳細には、膜式除湿装置である。
除湿装置30では、除湿部31の一端部には、当該除湿部に湿り空気を供給する供給配管との着脱を自在とする管継手32aが装着されており、除湿部31の他端部には、湿度インジケータ装置20の一端部との着脱を自在とする管継手32bが装着されている。
この湿度インジケータ装置20の他端部にも、除湿部31の他端部から吐出され湿度インジケータ装置20を通過した除湿空気をユーザに供給する供給配管との着脱を自在とする管継手32cが装着されている。
かかる除湿装置30の除湿部31には、図11に示すように、曲折可能な樹脂から成るチューブ33内に、多数本の中空糸膜34から成る中空糸膜束35が挿入され、この中空糸膜束35の両端部の各々はチューブ33の端部に樹脂36によって固着されている。
このように、中空糸膜束35がチューブ33内に収容されて成る除湿部31の他端部側には、チューブ33内にパージ空気を供給するパージ空気供給管37が設けられている。このパージ空気供給管37から供給されたパージ空気は、チューブ33内を除湿部31の一端部側に流れて、除湿部31の一端部側のチューブ33に形成されたパージ空気孔38から外部に放出される。
かかるパージ空気供給管37から供給されるパージ空気は、除湿部31の一端部側から吐出した除湿空気の一部であるため、除湿されている。
【0038】
次に、除湿装置を例として、上記構成に基づく作用を説明する。
湿度インジケータ10を構成する湿度表示材1は、除湿装置の除湿部から吐出される除湿気体の湿度に応じて変色する。すなわち、塩化コバルト感湿紙の場合、乾燥気体に対しては青色のままであるが、気体湿度が60〜100%の場合に赤色となる。
ここで湿度インジケータ10は積層構造であり、湿度表示材1は下層となっているが、当該湿度表示材1が表示する色は、上層である指標材2に設けられた切欠部4aおよび4bを通して視認が可能である。
【0039】
図2(c)に示すように、前記除湿気体の湿度が0〜25%の場合には、湿度表示材1が青色であり、切欠部4aすなわち「OK指標」は青色として視認されることとなるが、当該切欠部は赤色で着色された着色エリア3aのエリア内に設けられているため、指標として鮮明に認識される。
一方、切欠部4bすなわち「NG指標」も青色として視認されることとなるが、当該切欠部は青色で着色された着色エリア3bのエリア内に設けられているため、着色エリア3bの青色と同化し、指標として認識されない。
【0040】
逆に、図2(d)に示すように、前記除湿気体の湿度が60〜100%の場合には、湿度表示材1が赤色となり、切欠部4aすなわち「OK指標」は赤色として視認されることとなるが、当該切欠部は赤色で着色された着色エリア3aのエリア内に設けられているため、着色エリア3aの赤色と同化し、指標として認識されない。
一方、切欠部4bすなわち「NG指標」も赤色として視認されることとなるが、当該切欠部は青色で着色された着色エリア3bのエリア内に設けられているため、指標として鮮明に認識される。
【0041】
図2(a)および図3に示すように、「OK指標」としての指標形状には、「○」の図形形状、「OK」の文字形状等が用いられることで、検出される気体の湿度が設定基準の範囲内であることが認識される。
また、「NG指標」としての指標形状には、「×」の図形形状、「NG」の文字形状等が用いられることで、検出される気体の湿度が設定基準の範囲外であることが認識される。
このように、本実施形態によれば、除湿装置の除湿状態が正常か否か即座に判別できる。
【0042】
また、湿度インジケータ10を図4のような構成とすると、当該湿度インジケータを筒状に丸めた場合に、その外周方向のいかなる方向からも指標となる切欠部の視認が可能となる(図8参照)。
【0043】
また、湿度インジケータ10を図5のような構成とすると、当該湿度インジケータの表面、裏面の両方向から指標となる切欠部の視認が可能となる(図9参照)。
【0044】
また、湿度インジケータ10を図6のように構成した場合には、除湿空気中の湿度を複数段階で認識できる。
【0045】
また、本発明中における湿度インジケータ10は、除湿装置ばかりでなく、他の用途にも用いることができることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施の形態に係る湿度インジケータの一例を示す概略図である。
【図2】図1に示す湿度インジケータの構成および作用を示す説明図である。
【図3】図1に示す湿度インジケータの切欠部の形状にかかる他の例を示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る湿度インジケータの他の例を示す概略図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る湿度インジケータの他の例を示す概略図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る湿度インジケータの他の例を示す概略図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る湿度インジケータ装置の一例を示す概略図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る湿度インジケータ装置の他の例を示す概略図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る湿度インジケータ装置の他の例を示す概略図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る除湿装置の一例を示す概略図である。
【図11】図10に示す除湿装置の除湿部の内部構造を説明する部分断面図である。
【図12】従来の実施形態に係る湿度インジケータの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
【0047】
1 湿度表示材
2 指標材
3a〜3g 着色エリア
4a〜4g 切欠部
5 湿度表示指標
10 湿度インジケータ
20 湿度インジケータ装置
21 筒状の部材
30 除湿装置
31 除湿部
32a〜32c 管継手
33 チューブ
34 中空糸膜
35 中空糸膜束
36 樹脂
37 パージ空気供給管
38 パージ空気孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
気体の湿度に応じて変色する湿度表示材と、
該湿度表示材上に積層され、湿度表示材における所望の設定湿度表示色に着色された部材であって、所要部位に指標となる切欠部が設けられた指標材とを具備すること
を特徴とする湿度インジケータ。
【請求項2】
前記湿度表示材の表裏面に前記指標材が積層されていること
を特徴とする請求項1記載の湿度インジケータ。
【請求項3】
前記指標材が、複数段階の設定湿度表示色に着色された着色エリアを有し、当該各着色エリアに前記切欠部が設けられていること
を特徴とする請求項1記載の湿度インジケータ。
【請求項4】
前記指標材が、2段階の設定湿度表示色に着色された着色エリアを有し、一方の着色エリアにOK指標となる切欠部が設けられ、
他方の着色エリアにNG指標となる切欠部が設けられていること
を特徴とする請求項1記載の湿度インジケータ。
【請求項5】
前記指標材が、1つの設定湿度表示色に着色された着色エリアを有し、当該着色エリアにOK指標もしくはNG指標となる切欠部が設けられていること
を特徴とする請求項1記載の湿度インジケータ。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項記載の湿度インジケータが、気体が通過する流路体内に収容され、該湿度インジケータが流路体の外方から透視可能であること
を特徴とする湿度インジケータ装置。
【請求項7】
前記流路体が、筒状の部材をなすこと
を特徴とする請求項6記載の湿度インジケータ装置。
【請求項8】
除湿部を有し、該除湿部に請求項6または請求項7記載の湿度インジケータ装置が接続されたこと
を特徴とする気体の除湿装置。

【図6】
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【図7】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−292669(P2007−292669A)
【公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−122637(P2006−122637)
【出願日】平成18年4月26日(2006.4.26)
【出願人】(000103921)オリオン機械株式会社 (450)
【Fターム(参考)】