説明

炊飯時氷代用具

【課題】 米穀類の炊飯の炊き上がりの良し悪しは、炊飯前と炊飯時との水温差が大きいほど、米穀類がひきしまって美味しく炊き上がるため、炊飯釜の中に氷を投入していたが、その氷の体積分の水を取除く必要が生じそれを忘れたり又、水量測りも微妙な為、炊き上がりに不具合が生じることが多かった。
【解決手段】したがって、耐熱性のある固形容器に水溶液又は保冷材等を密閉注入し、冷凍して繰返し使用できるようにして、それを米穀類の炊飯前に炊飯釜の中に投入できるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、米穀類の炊飯の炊き上り向上の為に発案されたもので、耐熱性のある固形容器に、水溶液又は保冷材等を注入し、それを密閉したものを冷凍し繰返し使用できるようにし、米穀類の炊飯前に炊飯釜の中に投入して、水の温度を冷却しておくことによって、炊飯前と炊飯時との大きな温度差が生じて米穀類がひきしまって、美味しく炊き上がるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、米穀類の炊飯の炊き上り具合は、炊飯前と炊飯時との、温度差が大きいほど美味しく炊き上り、炊飯釜の中に直接氷を投入したり、水とぎしした後、釜ごと冷蔵庫に入れておくなど、手間がかかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
たとえば、米穀類の炊飯前に氷を投入すれば良いが、当然その氷の体積分の水を取り除く必要が生じ又、氷の体積分の水量測りも困難で、炊き上がりに不具合が生じることが多々あった。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
したがって、耐熱性のある固形容器に水溶液又は保冷材等を注入し、それを密閉したものを冷凍し、繰返し使用できるようにして、それを米穀類の炊飯前に炊飯釜の中に投入する。
【発明の効果】
【0005】
このように、米穀類の炊飯前に、冷凍したこの炊飯時氷代用具を炊飯釜に投入するだけで、炊飯前と炊飯時との大きな水温差が生じ又、水を取り除く作業も不要となる。
【実施例】
【0006】
本発明は、米穀類の炊飯時の炊き上がりを、より良く簡単に向上出来るように発案されたもので、それを図面について説明すれば、耐熱性のある固形容器2に、水溶液又は保冷材等3を注入し、例えば図1の様に密閉したものを冷凍し、それを炊飯前の炊飯釜の中に投入する、尚、1は冷凍した際に生じる内部の膨張を考慮した空洞部である。
【産業上の利用可能性】
【0007】
日常の食生活に於いて、主食である米穀類の炊き方が話題にされ、炊飯器等も盛んに改良されている昨今、この炊飯時氷代用具は消費者のニーズに合った活気的なもので、各家庭に普及することによって社会に貢献し又、製造業等の産業にも貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 炊飯時氷代用具を例えば球形にした場合の平面図である。
【図2】 炊飯時氷代用具を例えば球形にした場合の断面図である。
【符号の説明】
【0009】
1 内部空洞部
2 外壁部
3 水溶液又は、保冷材等

【特許請求の範囲】
【請求項1】
耐熱性のある固形容器に水溶液又は保冷材等を蜜閉注入し、冷凍して繰返し使用できるようにした、炊飯時の氷代用具。

【図1】
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【図2】
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