説明

点灯装置

【課題】ハロゲンランプが寿命末期状態である場合でも、点灯回路に過大な負荷がかかることを低減して点灯装置の長寿命化を図る。
【解決手段】点灯装置1は、光源となるハロゲンランプ2と、ハロゲンランプ2に点灯電力を供給する点灯回路10とを備え、点灯回路10には、寿命検出回路11及び電流印加回路12が接続されている。寿命検出回路11によりハロゲンランプ2の寿命末期状態が検出されると、電流印加回路12は、ハロゲンランプ2のフィラメントを断線させるのに必要な電流をハロゲンランプ2に流して、フィラメントを断線させる。これにより、点灯回路10は駆動を停止し、これ以降点灯回路10に過電流が流れることを低減でき、点灯装置1は長寿命化が図られる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主にハロゲンランプを光源とする点灯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、照明装置や複写装置において、ハロゲンランプを光源として用いた装置が提供されている。この種の装置においては、ハロゲンランプを寿命末期まで安定して使用可能にするために、点灯開始時にハロゲンランプのフィラメントに流れる突入電流を低減するソフトスタート機構を設けることが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1に記載されたハロゲンランプの制御装置では、ハロゲンランプのフィラメントの温度が所定の設定値に達するまでハロゲンランプへの供給電圧を徐々に上昇させるソフトスタート回路が組み込まれている。これにより、点灯開始時にフィラメントに過大な負荷がかかることを低減して、ハロゲンランプの寿命末期まで安定して使用することができる。
【0004】
ところで、ハロゲンランプの寿命には、主に、バルブ黒化による照度の低下、フィラメントの断線、フィラメントのコイルショート、及び、ランプシール部の故障という4つの類型がある。従来は、フィラメントから蒸発したハロゲン化タングステンが温度の低い部分に集まることで、フィラメントの温度の高い部分が痩せ細ってフィラメントが断線し、寿命を迎えるケースが大半であった。ところが近年では、ハロゲンランプを光源とする照明装置の電源をオン・オフさせず、長期間に渡って連続的に使用する場合が増え、フィラメントのコイルショートにより寿命となるケースが増加してきている。
【0005】
このフィラメントのコイルショートは、フィラメントのハロゲン化タングステンが蒸発と付着を繰り返すことでフィラメントの形状が荒れ、コイル状のフィラメントのピッチ間が短絡されることに起因している。コイル状のフィラメントのピッチ間が短絡されると、フィラメントの抵抗値が下がり負荷が大きくなるため、ハロゲンランプの定格以上の過負荷になって点灯回路に過電流が流れ、点灯回路を構成する部品に過大なストレスが加わることになる。
【0006】
そこで、この種の照明装置や複写装置では、点灯回路内にサーマルプロテクタを設け、点灯回路やハロゲンランプの温度が所定の設定温度を越えた場合にはハロゲンランプへの給電を遮断する装置が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開昭63−250091号公報
【特許文献2】特開昭59−156968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上述のサーマルプロテクタには、ハロゲンランプへの給電を遮断して温度が低下すると再度ハロゲンランプへの給電を行う復帰型と、温度が低下しても給電を行わない非復帰型が存在する。上述のような照明装置や複写装置においては、その利便性や製造コストなどを理由として復帰型のサーマルプロテクタが用いられることが多い。
【0009】
しかしながら、復帰型のサーマルプロテクタを用いた場合には、ハロゲンランプを交換せずとも所定期間は装置を使用できることもあり、ハロゲンランプの交換時期が遅くなる傾向にある。過負荷状態となったハロゲンランプが交換されない場合には、点灯回路に過電流が流れることになり、点灯回路に過大な負荷がかかって装置自体の寿命が短くなるといった問題があった。
【0010】
本発明は、上記自由に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ハロゲンランプの寿命末期において、点灯回路に過大な負荷がかかることを低減して、装置の長寿命化が可能な点灯装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本願の点灯装置では、ハロゲンランプに点灯電力を供給する点灯手段と、ハロゲンランプの寿命末期状態を検出する寿命末期検知手段と、寿命末期検知手段がハロゲンランプが寿命末期状態であることを検出すると、ハロゲンランプのフィラメントを断線させるのに必要な電流を点灯手段からハロゲンランプに供給させる断線手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
また、本願の点灯装置は、ハロゲンランプに点灯電力を供給する点灯手段と、ハロゲンランプの寿命末期状態を検出する寿命末期検知手段と、寿命末期検知手段がハロゲンランプが寿命末期状態であることを検出すると、点灯手段からハロゲンランプへ供給される点灯電力を定格値よりも低減させることを特徴とする。
【0013】
上記の点灯装置において、寿命検知手段からの出力に基づいて、ハロゲンランプのランプ寿命が経過したことを通知する通知手段を設けることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本願の点灯装置によれば、ハロゲンランプの寿命末期において点灯回路に過大な負荷がかかることを低減して、装置の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本願の実施の形態1にかかる点灯装置を示す概略回路図である。
【図2】(a)、(b)は、同点灯装置を構成する点灯回路、寿命末期検出回路、及び、電流印加回路の一例を示す概略回路図である。
【図3】同点灯装置におけるサーマルプロテクタの配置方法を説明するための概略図である。
【図4】本願の実施の形態2にかかる点灯装置を示す概略回路図である。
【図5】同点灯装置を構成する点灯回路の一例を示す概略回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
(実施の形態1)
本実施の形態にかかる点灯装置1について、図1〜図3を用いて説明を行う。本実施の形態にかかる点灯装置1は、図1に示すように、光源となるハロゲンランプ2が接続され、商用電源ACから電源が供給されてハロゲンランプ2に点灯電力を供給する点灯回路10を備える。点灯回路10には、ハロゲンランプ2の寿命末期を検知する寿命検出回路11と、寿命検出回路11が寿命末期を検出するとハロゲンランプ2のフィラメント(図示せず)を断線するのに必要な電流をハロゲンランプ2に流す電流印加回路12が接続されている。
【0018】
点灯回路10は、ソフトスタート機能を有し、点灯開始時におけるハロゲンランプ2への突入電流を低減し、ハロゲンランプ2のフィラメントへの負荷を低減している。また点灯回路10は、ハロゲンランプ2や点灯回路10に過電流が流れるのを抑制するため、ハロゲンランプ2や点灯回路10の過熱・過電流を検知して、ハロゲンランプ2への電力供給を停止させる機能を有している。
【0019】
寿命検出回路11は、ハロゲンランプ2の累積点灯時間や、ハロゲンランプ2に流れる電流の電流値などに基づいて、ハロゲンランプ2が寿命末期の状態であるか否かを検出している。寿命検出回路11は、ハロゲンランプ2が寿命末期であると判断した場合には、電流印加回路12にその旨を示す検知信号を出力する。電流印加回路12は、この検知信号に応じて、ハロゲンランプ2のフィラメントを断線するのに十分な電流がハロゲンランプ2に流れるよう動作する。
【0020】
これによりハロゲンランプ2は、例えばフィラメントの形状が荒れてフィラメントのピッチ間が短絡するような寿命末期になると、電流印加回路12により過大な電流が短時間供給されるので、フィラメントを断線させることができる。これにより、点灯回路10に過大な負荷が複数回かかることを低減することができ、点灯装置1の長寿命化を図るとともにハロゲンランプ2の交換を使用者に促すことができる。
【0021】
ここで、各回路(点灯回路10、寿命検出回路11、及び、電流印加回路12)について、その具体的な電気回路を図2(a)、図2(b)に基づいて説明を行う。
【0022】
点灯回路10は、図2(a)に示すように自励式の点灯回路であり、ラインフィルタチョークLF1を介して、全波整流用のダイオードブリッジDB1の交流入力端子が商用交流電源ACに接続されている。このラインフィルターチョークLF1の前段には、サージアブゾーバAV1、フィルターコンデンサC1、ヒューズF1が接続されている。ダイオードブリッジDB1の直流出力端子側には、コンデンサC2、C3の直列回路とトランジスタQ1、Q2の直列回路が並列接続されており、各直列回路の接続点間には、出力トランスT1を介してハロゲンランプ2が接続される(図2(b)を参照)。なお、この出力トランスT1の一次巻線と二次巻線は、その一端同士がコンデンサC7、C8を介して接続されている。
【0023】
また点灯回路10は、起動回路13と自励発振制御回路14とをその構成要素として備えている。起動回路13は、抵抗R3、R5、R6、コンデンサC4、C9、電圧応答素子Q3、及び、ダイオードD2からなり、電源投入直後にトランジスタQ2が先にオンするように設定されている。
【0024】
自励発振制御回路14は、カレントトランスCT1、抵抗R1、R2、R4、コンデンサC5、C6、及び、ダイオードD1からなり、起動回路13によりトランジスタQ2がオン状態に設定されると、トランジスタQ1、Q2を自励発振させる。
【0025】
カレントトランスCT1は、電流帰還用であり、トランジスタQ1、Q2の接続点と出力トランスT1の一次巻線側との間に設けられている。このカレントトランスCT1に設けられた一対の二次巻線は、各々の一端がトランジスタQ1、Q2のエミッタ側に接続され、他端はベース抵抗R1、R2を介してトランジスタQ1、Q2のベース側に接続されている。また、カレントトランスCT1に設けられた一対の二次巻線は、互いに逆極性となるように巻回されており、トランジスタQ1、Q2を交互にオン/オフ駆動させる動作する。
【0026】
この点灯回路10に電源が投入されると、コンデンサC9の充電が開始され、その充電電圧が電圧応答素子Q3のブレークオーバー電圧に達すると、電圧応答素子Q3がオン状態になる。これにより、コンデンサC9の電荷がトランジスタQ2のベース・エミッタ間に流れるので、トランジスタQ2がオン状態となる。トランジスタQ2がオン状態になると、ダイオードブリッジDB1、コンデンサC3、出力トランスT1、カレントトランスCT1、トランジスタQ2、ダイオードブリッジDB1の経路で電流が流れる。このとき、カレントトランスCT1によりこの電流が電流帰還され、トランジスタQ2はオン状態、トランジスタQ1はオフ状態となる方向にバイアスされる。
【0027】
その後、カレントトランスCT1の一次巻線側に流れる電流が増加して所定の限界値に達すると、カレントトランスCT1の二次巻線の起電力の方向が反転して、トランジスタQ1がオン状態、トランジスタQ2がオフ状態となる方向にバイアスされる。
【0028】
これにより、所定の周期でトランジスタQ1、Q2が交互にオン/オフする自励発振動作が継続され、所定の電圧値(例えば、AC12V)に設定された高周波の点灯電力がハロゲンランプ2に供給され、ハロゲンランプ2が点灯する。なお、この点灯回路10が自励発振動作を開始した後は、トランジスタQ2がオン状態になった時点で、ダイオードD1を介してコンデンサC9の電荷が放電され、起動回路13はその動作を停止する。
【0029】
図2(b)は、ハロゲンランプ2に接続された寿命検出回路11及び印加回路12を示しており、トランジスタQ4、直流電源DC1、抵抗Rx、Ry、Rz、及び、サーマルプロテクタTPをその構成要素として備えている。また抵抗Rzには、所定の電圧値に設定された直流電源Vccが接続されている。
【0030】
直流電源DC1は、トランジスタQ4を介してハロゲンランプ2の両端間に接続されており、トランジスタQ4がオン状態になると直流電源DC1からの電流がハロゲンランプ2に流れるよう設定されている。なお、直流電源DC1は、ハロゲンランプ2に流れる電流値がハロゲンランプ2のフィラメントを切断することが可能な電流値に設定されている。
【0031】
サーマルプロテクタTPは、トランジスタQ1又はトランジスタQ2の近傍に配置されている。本実施の形態では、図3に示すように、トランジスタQ2の近傍に配置されており、トランジスタQ2に流れる電流値が大きくなり、トランジスタQ2が所定の温度よりも高くなるとサーマルプロテクタTPがオフ状態になる。
【0032】
ここで直流電源Vccは、サーマルプロテクタTPがオン状態である場合には、抵抗Rx、Ryの合成抵抗と抵抗Rzの抵抗比によって分圧され、サーマルプロテクタTPがオフ状態である場合には抵抗Ryと抵抗Rzの抵抗比により分圧される。そこで抵抗Rx、Ry、Rzの各々の抵抗値は、サーマルプロテクタTPがオフ状態である場合にトランジスタQ4がオン状態になり、サーマルプロテクタTPがオン状態である場合にトランジスタQ4がオフ状態になるように設定されている。したがって、サーマルプロテクタTPがオフ状態になると、抵抗Ry、Rzの抵抗比に基づいてトランジスタQ4がオン状態になり、ハロゲンランプ2に直流電源DC1から電力が供給される。これにより、ハロゲンランプ2には、フィラメントを断線するのに十分な電流が流れることになり、フィラメントが断線する。
【0033】
すなわち、ハロゲンランプ2が寿命末期状態になると、点灯回路10のトランジスタQ1、Q2に過電流が流れて温度が上昇し、サーマルプロテクタTPがこの温度上昇を検知することで、ハロゲンランプ2のフィラメントが断線させられる。その後、点灯回路10は動作を停止し、サーマルプロテクタTPの温度が低下して復帰したとしても、ハロゲンランプ2のフィラメントは断線されているために再度点灯回路10が駆動することはない。したがって、従来のように点灯回路10に過電流が流れる頻度を低減することができ、ハロゲンランプ2が寿命末期状態であっても、点灯回路10に過大な負荷がかかることを低減して、点灯装置1の長寿命化が可能となる。
【0034】
なお、本実施の形態において、点灯回路10は自励式の点灯回路を用いたが、他励式の点灯回路であってもよい。また、寿命末期検出回路11として、サーマルプロテクタTPを用いて、点灯回路10に過電流が流れることを基準にハロゲンランプ2の寿命末期を検知したが、ハロゲンランプ2の累積点灯時間を計測する方法などであってもよい。
【0035】
(実施の形態2)
本実施の形態にかかる点灯装置3について、図4、5を用いて説明を行う。本実施の形態にかかる点灯装置3は、図4に示すように、点灯回路20、寿命検出回路21、及び、出力低減回路22をその構成要素として備える。点灯回路20は、実施の形態1の点灯回路10と同様に、接続されたハロゲンランプ2に点灯電力を供給するための点灯回路である。寿命検出回路21は、実施の形態1の寿命検出回路11と同様に、ハロゲンランプ2が寿命末期状態であるか否かを検知して、寿命末期状態である場合には出力低減回路22にその旨を示す検知信号を出力する。この検知信号に応じて出力低減回路22は、点灯回路20からハロゲンランプ2に供給される点灯電力が、ハロゲンランプ2の定格電力よりも低い値となるように点灯回路20を制御する。これにより、ハロゲンランプ2が寿命末期状態となっても、点灯回路10に過電流が流れることを低減する。
【0036】
ここで、各回路(点灯回路20、寿命検出回路21、及び、電流印加回路22)について、その具体的な電気回路を図5に基づいて説明を行う。点灯回路20は、図5に示すように他励式の点灯回路であり、ドライブ用のコントローラIC1がトランジスタQ5、Q6のオン/オフを継続的に切り替えて出力トランスT1を駆動し、ハロゲンランプ2に高周波の点灯電力を供給する。
【0037】
またトランジスタQ5を流れる電流値を測定するための抵抗R7を接続し、この抵抗R7の両端電圧をコンデンサC0で受けて、コントローラIC1にフィードバック入力させている。コントローラIC1は、このフィードバック入力に基づいてトランジスタQ5、Q6のオン/オフを切り替える周波数を変化させる。具体的には、トランジスタQ5に流れる電流が大きくなり、フィードバック入力が所定の閾値よりも大きくなると、ハロゲンランプ2に供給される点灯電力が、ハロゲンランプ2の定格電力よりも小さくなるよう制御している。これにより、ハロゲンランプ2が寿命末期状態であっても、ハロゲンランプ2や点灯回路10に過大な負荷がかかることを低減することができる。また、ハロゲンランプ2に電流が流れ続けるため、最後にはハロゲンランプ2のフィラメントが断線する。したがって、点灯回路10に過大な負荷をかけることなく、ハロゲンランプ2のフィラメントを断線させることができ、点灯装置3の長寿命化が可能となる。
【0038】
なお、上述の実施の形態1及び実施の形態2において、寿命検出回路10、20に発光ダイオードなどの表示灯を接続し、ハロゲンランプ2が寿命末期状態である場合には、この表示灯を点灯させるようにしても良い。この場合には、表示灯が点灯することによって使用者はハロゲンランプ2が寿命末期状態であることを把握することができ、ハロゲンランプ2が早期に交換されることを期待できる。
【符号の説明】
【0039】
1 点灯装置
2 ハロゲンランプ
10 点灯回路(点灯手段)
11 寿命検出回路(寿命末期検知手段)
12 電流印加回路(断線手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハロゲンランプに点灯電力を供給する点灯手段と、前記ハロゲンランプの寿命末期状態を検出する寿命末期検知手段と、前記寿命末期検知手段が前記ハロゲンランプが寿命末期状態であることを検出すると、ハロゲンランプのフィラメントを断線させるのに必要な電流を前記点灯手段から前記ハロゲンランプに供給させる断線手段とを備えることを特徴とする点灯装置。
【請求項2】
ハロゲンランプに点灯電力を供給する点灯手段と、前記ハロゲンランプの寿命末期状態を検出する寿命末期検知手段と、前記寿命末期検知手段が前記ハロゲンランプが寿命末期状態であることを検出すると、前記点灯手段から前記ハロゲンランプへ供給される点灯電力を定格値よりも低減させることを特徴とする点灯装置。
【請求項3】
前記寿命検知手段からの出力に基づいて、前記ハロゲンランプのランプ寿命が経過したことを通知する通知手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2の何れか一項に記載の点灯装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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