説明

無電極放電灯及び照明器具

【課題】ランプ寿命中の劣化がなく、さらにランプ発光効率に影響を与えずに始動補助を行うことができる無電極放電灯及び照明器具を提供する。
【解決手段】無電極放電灯10及び照明器具は、バルブ11と、バルブ11と一体に気密空間20を形成するキャビティ12と、排気細管24と、バルブ内に誘導電界を発生する誘導コイル32、誘導コイル32を巻回したフェライトコア31からなるカプラ14と、高周波電流を発生する点灯回路と、を備え、バルブ11およびキャビティ12よりなるランプ部17にカプラ14を着脱自在に組み付け、点灯回路から与えられた高周波電流により誘導コイル32の発生した電磁界の作用により放電ガスを励起発光させる。キャビティ12の外面に長残光蛍光体15を塗布し、キャビティ12を挟んでカプラ14側にヒーター16を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電極を持たずに誘導コイルへの高周波電流の通電により形成される電磁界により放電ガスを励起発光させる無電極放電灯及び照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、無電極放電灯は、放電ガスと水銀蒸気とを封入したバルブと、誘導コイルと、からなり、誘導コイルに高周波電流を流すことで発生する高周波電磁界によって水銀蒸気を励起し水銀蒸気により放射された紫外線が蛍先体により可視光に変換されるようになっている。このような無電極放電灯は、内部に電極を持たない構造であるために、電極の劣化による不点灯がなく、一般の蛍光灯に比べて長寿命である。
【0003】
一方、通常の電極を有する蛍光ランプの熱電極のような初期電子発生源が、無電極ランプのバルブ内に存在せず、バルブ内に偶然存在する電子によって放電を開始する。明所では、バルブに当たる紫外線や可視光によりバルブ内の放電ガスが、ある程度電離し、初期電子が比較的多く存在しているため、ランプが始動するまでの時問が比較的短い。これに対して暗所では、紫外線や可視光が少なく、バルブの放電ガスが殆ど電離しておらず、初期電子が少ないために、ランプが始動するまでの時間が長くなる。
【0004】
そのため、従来の無電極放電灯では、暗所での点灯開始時間を短縮するために、暗所始動補助材が使用されている。暗所始動補肋材としては、例えばKr85などの放射性物質、セシウム(Cs)やナトリウム(Na)などの仕事関数の低い金属単体あるいはその酸化物、そして、長残光蛍光体や蓄光部材などがある。このうち、放射性物質は人体への危険性もあるため、利用を避けたいという願望がある。
【0005】
従来の無電極放電灯及び照明器具の一例として、発光管内に、始動補助剤を付着させた容器を収容した無電極放電灯がある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
従来の無電極放電灯及び照明器具の他の一例として、通気管の上部に取り付けられた保持体に暗所始動補助体を固定した無電極放電灯がある(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
従来の無電極放電灯及び照明器具のさらに他の一例として、内管の外周に長残光蛍光体を含む蛍光体層を塗布した無電極放電灯がある(例えば、特許文献3参照)。
【特許文献1】特開2002−260594号公報(図1、段落番号0010)
【特許文献2】特開2005−123157号公報(図1、段落番号0031)
【特許文献3】特開2004−234945号公報(図1、段落番号0013)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところが、上記特許文献1に開示された無電極放電灯では、保持体として開口部を持つ容器を用いている。これによりスパッタの度合いを低減させることは可能ではあるものの、始動補助性能を十分に確保するにはプラズマ近傍に配置する必要があるため、寿命中の劣化が避けられず、例えば6万時間や10万時間といった長寿命ランプでは,暗所での始動遅れを回避できない虞がある。
【0009】
上記特許文献2に開示された無電極放電灯では、保持体としてメッシュを用いた場合、低仕事関数の材料が放電によるスパッタなどでメッシュから飛散することがありうる。これを回避するために、放電から離れた箇所に保持体を設けた場合には、始動補助性能が十分でなくなる虞がある。また、このような無電極放電灯に、開口部を持つ保持体を用いると、保持体自体が重くなり、保持体の支持構造の強度をするために大型化する虞がある。
【0010】
一方、上記特許文献3に開示された無電極放電灯では、凹入部に塗布した蛍光体に長残光蛍光体を含んでおり、この長残光蛍光体の残光による光電効果で電子を放出し、暗所での始動遅れを改善できるものの、この長残光蛍光体は、一般的に用いられている希土類蛍光体に比べて発光効率が劣るために、ランプの発光効率が低下する虞がある。
【0011】
本発明は、前述した要望を満たすためになされたもので、その目的は、ランプ寿命中の劣化がなく、さらにランプ発光効率に影響を与えずに始動補助を行うことができる無電極放電灯及び照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の無電極放電灯は、透光性を有し保護膜および蛍光体膜を内壁に塗布したバルブと、保護膜および蛍光体膜を塗布し前記バルブと一体に気密空間を形成するキャビティと、前記キャビティの底部から天部に向けて開放され、放電ガスおよび金属容器に封入された水銀を収容した排気細管と、前記バルブ内に誘導電界を発生する誘導コイル、前記誘導コイルを巻回したフェライトコアからなるカプラと、高周波電流を発生する点灯回路と、を備え、前記バルブおよび前記キャビティよりなるランプ部に前記カプラを着脱自在に組み付け、前記点灯回路から与えられた前記高周波電流により前記誘導コイルの発生した電磁界の作用により前記放電ガスを励起発光させる無電極放電灯において、前記キャビティの外面に長残光蛍光体を塗布し、前記キャビティを挟んで前記カプラ側にヒーターを設けたことを特徴とする。
【0013】
本発明においては、キャビティの外面に塗布した長残光蛍光体に対しキャビティを挟んでカプラ側にヒーターを設けることにより、従来のものようにセシウムなどの低仕事関数の材料を始動補助材としてメッシユ構造とした場合に比べて、寿命中のスバッタによる飛散や劣化の問題がなくなる。
よって、寿命中に安定した暗所での始動性能を確保することができる。
【0014】
本発明の無電極放電灯は、前記ヒーターは、ランプ点灯前の始動時発振周波数に共振して作動する共振回路を通じて駆動されることを特徴とする。
【0015】
本発明においては、ヒーターがランプ点灯前の始動時発振周波数に共振して作動する共振回路を通じて駆動されることにより、始動時にのみヒーターを加熱することができるために、長残光蛍光体の劣化を少なくして、より寿命中に安定した暗所での始動性能を確保することができる。
【0016】
本発明の無電極放電灯は、前記共振回路に、温度により抵抗値を変動可能な熱感温素子を備えていることを特徴とする。
【0017】
本発明においては、共振回路に、温度により抵抗値が変動する、例えばPTCサーミスタ等の熱感温素子を備えることにより、ランプ温度の高温時に抵抗値が高くなり、ランプ温度の低温時に抵抗値が低くなるようにすることで、低温時にヒーターを加熱させて長残光蛍光体を活性化させて長残光蛍光体から発する初期電子によって暗所始動性を確保することができる。
【0018】
本発明の照明器具は、本発明の無電極放電灯を用いたことを特徴とする。
【0019】
本発明においては、キャビティの外面に塗布した長残光蛍光体に対しキャビティを挟んでカプラ側にヒーターを設けることにより、寿命末期まで安定した暗所での始動性能を確保した照明器具を提供できる。
【発明の効果】
【0020】
本発明の無電極放電灯及び照明器具によれば、キャビティの外面に長残光蛍光体を塗布し、キャビティを挟んでカプラ側にヒーターを設けた。
これにより、ランプ寿命中の劣化がなく、さらにランプ発光効率に影響を与えずに始動補助を行うことができるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の複数の実施形態に係る無電極放電灯及び照明器具について、図面を参照して説明する。
【0022】
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態の照明器具1は、反射板2と前面パネル3とで密閉された灯室内4に無電極放電灯10を組み付けている。無電極放電灯10は、照明器具1の外部で点灯回路5に電気的に接続され、点灯回路5は、天井や壁面に設けられている不図示の配線装置に電気的に接続される。
【0023】
図2、図3、図4にも示すように、本発明の第1実施形態の無電極放電灯10は、球状のバルブ11と、バルブ11の中央部に設けられ内側に中空部13が形成されたキャビティ12と、中空部13に嵌装されたカプラ14と、長残光蛍光体15と、ヒーター16と、を備える。バルブ11とキャビティ12とでランプ部17を構成し、このランプ部17がカプラ14に分離可能に組み付けられている。
【0024】
バルブ11およびキャビティ12は、透光性を有するガラス材料を用いて成形されており、バルブ11の下端側のネック部18とキャビティ12の下端のフランジ部19とを溶融して密封することにより、バルブ11の内部に密閉空間20を形成している。密閉空間20には、放電ガスとしてアルゴンが40Pa封入されている。バルブ11の内面21には保護膜22と蛍光体膜23とが積層塗布されている。
【0025】
キャビティ12は、上端が塞がれた筒状体であり、その中央部に有底の排気細管24が設けられている。そのため、キャビティ12の内部に水平断面視略ドーナツ形状の中空部13が形成される。
【0026】
排気細管24内には、水銀を放出させるために、総量が略200mgで、含有比率5%のBi(ビスマス)-In(インジウム)-Hg(水銀)化合物を金属容器25に収容しており、金属容器25を位置決めするためのガラスロッド26が収容されている。
【0027】
キャビティ12の外周面には、その上部に保護膜27と短残光蛍光体28と長残光蛍光体29とを2層或いは3層に積層塗布しているとともに、その下部の外周全周に長残光蛍光体15を塗布している。これは、長残光蛍光体15の発光効率が良好ではないために、プラズマ近傍に塗布するとランプの発光効率が低下する虞があるからである。
【0028】
暗所始動補助材としての長残光蛍光体15は、一般の蛍光体の残光時間(励起光が遮断されてから発光強度が1/10に減衰するまでの時間)が数十ミリ秒であるのに対して、数十分と非常に長い。
【0029】
この長残光蛍光体15としては、例えば、ユーロビウム、ディスブロシウム共付活アルミン酸ストロンチウム蛍光体(SrAl2O4:Eu,Dy,Sr4Al14O25:Eu,Dy)、ユーロピウム、ネオジウム共付活アルミン酸カルシウム蛍光体(CaAl2O4:Eu,Nd)などが挙げられる。これらの蛍光体は、特に近紫外線(波長300〜380nm)で励起されて発光するが,本実施形態の無電極放電灯10の低圧水銀放電にも同波長の発光が含まれているため、長残光蛍光体15を励起させることが可能である。これにより、ランブ消灯後も、長残光蛍光体15は、非常に長い間残光を維持することができ、残光により生成される電子により暗所でも始動遅れが抑制できることを確認した。また、長残光蛍光体15は、セシウム化合物のような低仕事関数の物質に比べて安定である。
【0030】
カプラ14は、円筒形状の放熱シリンダ30と、放熱シリンダ30の上端側に外嵌された円筒状のフェライトコア31と、フェライトコア31の外周部に巻回された誘導コイル32と、で構成されている。
【0031】
誘導コイル32に通電する高周波電流は、数百Hzオーダーの低周波であるため、誘導コイル32にフェライトコア31の磁心を配置している。
【0032】
そして、キャビティ12を挟んで長残光蛍光体15の反対側にヒーター16を対向配置している。
【0033】
カプラ14の各部は、水平断面視環状を有し、その外径はキャビティ12の中空部13の内径よりもわずかに小さく設定されている。また、放熱シリンダ30の内径は、排気細管24の外径よりもわずかに大きく設定されている。これにより、カプラ14をキャビティ12の中空部13に内嵌することができる。
【0034】
ランプ部17の下端には口金33が設けられており、口金33によってランプ部17とカプラ14とが結合されている。
【0035】
図5にも示すように、ヒーター16は、二次コイル34に直列に接続されている。二次コイル34は、誘導コイル32の下方側においてフェライトコア31に巻回されている。そのため、ヒーター16は、ランプ点灯前の始動時に、誘導コイル32からの誘導起電力を受けて駆動され、ヒーター16に対向配置されている長残光蛍光体15を活性化する。
【0036】
このような無電極放電灯10は、点灯回路5から誘導コイル32に高周波電力を供給することにより、誘導コイル32の周囲に高周波磁界が発生する。この高周波磁界により、密閉空間20内の電子が加速され、電子の衝突によりガスが電離し放電が発生する。また、放電中は希ガスが励起され、励起された原子は基底状態に戻るときに紫外線を発生する。この紫外線は、バルブ11の内壁に塗布されている蛍光体膜23により可視光に変換される。そして、変換された可視光がバルブ11を透過して外部に放出される。
【0037】
このとき、ランプ点灯前の始動時に、誘導コイル32からの誘導起電力を受けてヒーター16が駆動されて長残光蛍光体15が活性化される。
よって、ランプ点灯前の始動時に、長残光蛍光灯15から発生する初期電子によって、その後の点灯時の放電を促進して暗所での始動性能を向上させる。
【0038】
前述した第1実施形態の無電極放電灯10によれば、キャビティ12の外面に塗布した長残光蛍光体15に対しキャビティ12を挟んでカプラ14側にヒーター16を設けた。
これにより、従来のものようにセシウムなどの低仕事関数の材料を始動補助材としてメッシユ構造とした場合に比べて、寿命中のスバッタによる飛散や劣化の問題がなくなる。
よって、寿命中に安定した暗所での始動性能を確保することができる。
【0039】
また、第1実施形態の照明器具1によれば、キャビティ12の外面に塗布した長残光蛍光体15に対しキャビティ12を挟んでカプラ14側にヒーター16を設けた無電極放電灯10を装備したことにより、寿命末期まで安定した暗所での始動性能を確保した照明器具1を提供できる。
【0040】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の無電極放電灯及び照明器具について説明する。なお、以下の各実施形態において、上述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
【0041】
図6に示すように、本発明の第2実施形態の無電極放電灯40は、ヒーター16に、二次コイル41とコンデンサーC1とからなる共振回路42を接続している。
【0042】
図7にも示すように、ヒーター16は、共振回路42がランプ点灯前の始動時周波数f1に対して、数1の関係により時間t1で共振してヒーター16を加熱し、ヒーター16の熱によって長残光蛍光体15を活性化する。その後、無電極放電灯10は、周波数f2により時間t2で点灯する。
【数1】

【0043】
第2実施形態の無電極放電灯40によれば、ヒーター16がランプ点灯前の始動時発振周波数に共振して作動する共振回路42を通じて駆動されることにより、始動時にのみヒーター16を加熱することができるために、長残光蛍光体15の劣化を少なくして、より寿命中に安定した暗所での始動性能を確保することができる。
【0044】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態の無電極放電灯及び照明器具について説明する。
【0045】
図8に示すように、本発明の第3実施形態の無電極放電灯50は、ヒーター16に、二次コイル41、コンデンサーC1、からなる共振回路42と、雰囲気温度に応じて抵抗値が変動する、例えばPTCサーミスタ等の熱感温素子51を接続している。
【0046】
熱感温素子51は、ランプ温度の高温時に抵抗値が高くなり、ランプ温度の低温時に抵抗値が低くなる。
【0047】
無電極放電灯50は、暗所における始動時に、熱感温素子51の抵抗値が低くなることによりヒーター16を加熱し、ヒーター16の熱によって長残光蛍光体15を活性化し、長残光蛍光灯15から発生する初期電子によって、その後の点灯時の放電を促進する。
【0048】
第3実施形態の無電極放電灯50によれば、共振回路42に、温度により抵抗値が変動する熱感温素子51を接続することにより、低温時にヒーター16を加熱させて長残光蛍光体15を活性化させて長残光蛍光体15から発する初期電子によって暗所始動性を確保することができる。
【0049】
なお、前記各実施形態で使用したバルブ11、口金33等は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に係る第1実施形態の無電極放電灯を適用した照明器具の外観図
【図2】本発明に係る第1実施形態の無電極放電灯の内部構造を説明する縦断面図
【図3】図2の無電極放電灯のランプ部の縦断面図
【図4】図2のカプラの縦断面図
【図5】図1の無電極放電灯に適用されたヒーターの回路構成図
【図6】本発明に係る第2実施形態の無電極放電灯に適用されたヒーターの回路構成図
【図7】図6の無電極放電灯における周波数特性図
【図8】本発明に係る第3実施形態の無電極放電灯に適用されたヒーターの回路構成図
【符号の説明】
【0051】
1 照明器具
5 点灯回路
10、40、50 無電極放電灯
11 バルブ
12 キャビティ
14 カプラ
15 長残光蛍光体
16 ヒーター
20 密閉空間(気密空間)
22、27 保護膜
23 蛍光体膜
24 排気細管
25 金属容器
28 短残光蛍光体膜(蛍光体膜)
29 長残光蛍光体膜(蛍光体膜)
31 フェライトコア
32 誘導コイル
42 共振回路
51 熱感温素子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
透光性を有し保護膜および蛍光体膜を内壁に塗布したバルブと、
保護膜および蛍光体膜を塗布し前記バルブと一体に気密空間を形成するキャビティと、
前記キャビティの底部から天部に向けて開放され、放電ガスおよび金属容器に封入された水銀を収容した排気細管と、
前記バルブ内に誘導電界を発生する誘導コイル、前記誘導コイルを巻回したフェライトコアからなるカプラと、
高周波電流を発生する点灯回路と、
を備え、
前記バルブおよび前記キャビティよりなるランプ部に前記カプラを着脱自在に組み付け、
前記点灯回路から与えられた前記高周波電流により前記誘導コイルの発生した電磁界の作用により前記放電ガスを励起発光させる無電極放電灯において、
前記キャビティの外面に長残光蛍光体を塗布し、
前記キャビティを挟んで前記カプラ側にヒーターを設けたことを特徴とする無電極放電灯。
【請求項2】
前記ヒーターは、ランプ点灯前の始動時発振周波数に共振して作動する共振回路を通じて駆動されることを特徴とする請求項1記載の無電極放電灯。
【請求項3】
前記共振回路に、温度により抵抗値を変動可能な熱感温素子を備えていることを特徴とする請求項2記載の無電極放電灯。
【請求項4】
請求項1〜4のいずれか1項記載の無電極放電灯を用いたことを特徴とする照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−50055(P2010−50055A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−215875(P2008−215875)
【出願日】平成20年8月25日(2008.8.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】