説明

焼きそばおにぎり又は焼きうどんおにぎり

【課題】市販の焼きそば又は焼きうどんの一人分の量は、食の細い女性や幼児、高齢者ではそれだけで十分で、他のものも食べたくても食べられない、あるいは食べきれず残すこともあり、普通は箸やフォークで食べるが落としたりして困ることもある。カップ焼きそばはそれほど多い量ではないが、お湯を入れたり出したりなどそれなりに手間がかかる。焼きそばパンはパンも一緒に食べるので、焼きそばのみという食品ではない。焼きそば又は焼きうどんを少量(多くない量)でよくて手軽にというものが見受けられないようなので、焼きそば又は焼きうどんのおにぎりを提供する。
【解決手段】焼きそばを作りその適量を主材料として、三角、四角、丸(円)形、円柱状などに形成し、容器や皿、箸などがなくても食べられるようにしたことを特徴とする。又は、主材料を焼きうどんにしたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、焼きそば又は焼きうどんを主材料としたおにぎりに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のおにぎりには、焼きそば又は焼きうどんを主材料として作られているようなものはなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
市販の焼きそば又は焼きうどんの一人分の量は、食の細い女性や幼児、高齢者では、それだけで空腹が満たされてしまい、他のものも食べたくても食べられない、あるいは食べきれずに残してしまうこともある。普通は箸(割り箸)や特に幼児ではフォークを使って食べたりするが、食べてる最中折れたり落としたりして困ることもある。インスタントのカップ焼きそばはそれほど多い量ではないが、カップにお湯を入れたり出したりソース類(タレ)や薬味をふりかけたりなどそれなりに手間がかかる。では焼きそばパンはどうかというと、これはその名の通り挟むパンがあってそれも一緒に食べることになり、焼きそばのみ、という食品ではない。
焼きそば又は焼きうどんを少量(多くない量)でよくて、手軽に食べられるというようなものが見受けられないようである。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するための、請求項1記載の本発明は、焼きそばを作りその適量を主材料として、三角、四角、丸(円)形、円柱状などに形成し、容器や皿、箸などがなくても食べられるようにしたことを特徴とする、焼きそばおにぎりである。
【0005】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の焼きそばおにぎりにおいて、主材料を焼きうどんにしたことを特徴とする、焼きうどんおにぎりである。
【発明の効果】
【0006】
焼きそば又は焼きうどんを少量(多くない量)食べられることになり、食の細い女性や幼児、高齢者でも食べ残しが減り、また一回の食事で他のものも食べられる。
箸やフォークを使わないで食べられるので、特にそれらを上手に使えない幼児などでも食べやすく、また食べてる最中折れたり落としたりして困るということもなくなって、しかもほとんど手間いらずですぐに食べられる。
箸やフォークだけでなく、容器や皿がなくても食べられることになり、その分のコストはかからず、また廃棄物が減ることに繋がる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の実施の一例を示す正面断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、実施の例として図面を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0009】
焼きそばおにぎりについて、実施の例として説明する。
まず、焼きそば1を作るが、その味付けとしては、ソース味、醤油味、塩味が好適であるが、特に限定はされない。
【0010】
焼きそば1に具はあってもなくてもよくて、具ありなら、具材として一般的なキャベツや肉類などが好適である。
【0011】
適量の焼きそば1を主材料として、それを図1に示すような三角状、あるいは図にはないが四角、丸(円)形、短い円柱状の俵形など、家庭や市販で見受けられるようなおにぎりの形にするのがよいのだが、俵形よりも円柱を長めにした手巻き寿司のような形にしてもよく、このような形状にして、容器や皿、箸やフォークなどがなくても食べられるようにするのである。
【0012】
その形成の例としては、焼きそば1を上記の形となるような適当な大きさの型に詰め込んで、一定時間おいて(冷やして)適度に固まった時点で取り出せばよいと考える。
またはラップなどに包んで固めるようにするのも一例であると考える。
【0013】
図1に示すように、焼きそば1全体を海苔2で包むようにするのが型崩れ防止という面からしても好適であると考えるが、全体を包むようにせず部分的に貼るようにしてもよいし、また海苔2については、なくてもよいと考える。
【0014】
さて、食べる際は、電子レンジで温めるとより美味しくなると思われる。
【0015】
次に、焼きうどんおにぎりについてであるが、これは焼きうどんを主材料としたおにぎりであって、実施の形態については、上記の焼きそばおにぎりの説明と基本的に同様であるので、その説明を省略する。
【0016】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、実施の例であって、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な変更や改良や応用などが可能であり、それらはいずれも本発明の範囲に含まれる。
なお、本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。
【符号の説明】
【0017】
1 焼きそば又は焼きうどん
2 海苔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
焼きそばを作りその適量を主材料として、三角、四角、丸(円)形、円柱状などに形成し、容器や皿、箸などがなくても食べられるようにしたことを特徴とする、焼きそばおにぎり。
【請求項2】
請求項1記載の焼きそばおにぎりにおいて、主材料を焼きうどんにしたことを特徴とする、焼きうどんおにぎり。

【図1】
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【公開番号】特開2012−19772(P2012−19772A)
【公開日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−172922(P2010−172922)
【出願日】平成22年7月13日(2010.7.13)
【出願人】(510110770)
【Fターム(参考)】