説明

照明ユニット

【課題】ハウジングに装着したランプのぐらつきを確実に防止して、ランプの点灯不良を無くし、それにより信頼性を高める。
【解決手段】LED30のリード31を接続するための圧接端子14を装備したハウジング10と、ハウジングに合体されるカバー20とを具備する照明ユニットにおいて、ハウジングに、LEDの両側方に隙間をおいて位置するランプ支持アーム15が立設され、カバーに、該カバーをハウジングに合体させたとき、ランプ支持アームを撓ませてLEDの外側面に押し付ける押圧壁25が設けられ、ランプ支持アームと押圧壁の摺動面が、カバーをハウジングに合体させるに従いランプ支持アームをLEDに向けて押圧変形させる案内斜面16、26で構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に車室内照明装置に使用される照明ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
図5は非特許文献1に記載された従来の照明ユニットの外観斜視図、図6は同照明ユニットの内部構成を示す斜視図、図7(a)、(b)はランプとして設けられたLEDのぐらつきを防止するハウジング側の支持手段の説明図、図8は同ぐらつきを防止するカバー側の支持手段の説明図である。
【0003】
この照明ユニットは、図5に示すように、外装ケースを構成する下側のハウジング110と上側のカバー120とを有し、それらハウジング110とカバー120を合体させた際にできる内部の空間に、図6に示すブスバー19やLED30(ランプ)などの部品を収容したものである。
【0004】
ハウジング110に固定された2系統のブスバー19の各端部には圧接端子14が設けられており、これら圧接端子14に、LED30の2本のリード31が圧接によりそれぞれ接続されている。LED30の本体部30Aは、発光部を透明樹脂でモールドした円柱状部分であり、これら2本のリード31を介して圧接端子14に支持されることで、先端の半球状レンズ部分をカバー120の窓部23に向けている。
【0005】
圧接端子14は、ブスバー19の前端から前方へ向けて突出しており、LED30の本体部30Aを上に向けた姿勢で、下方に平行に延びた2本のリード31を前方から後方へ向けてスライドさせることにより、スリットにリード31が圧入されている。
【0006】
LED30は、基本的に2本のリード31を圧接端子14に圧接することで支持されているが、それだけでは外力が作用した際にぐらつきやすい。そこで、図7に示すように、ハウジング110に、LED30のぐらつきを抑えるための2つの倒れ止め13、13′が設けられている。第1の倒れ止め13は圧接端子14の下側に配置され、第2の倒れ止め13′は圧接端子14の上側のLEDの本体部30Aの側方に配置されている。これらの倒れ止め13、13′があることにより、LED30は前後方向に倒れるのを規制されている。
【0007】
例えば、図7(a)の矢印A方向にLED30が倒れようとした場合は、第2の倒れ止め13′がLEDの本体部30Aを支えることにより、LED30をその方向へ倒れないよう規制する。また、図7(b)の矢印B方向にLED30が倒れようとした場合、第1の倒れ止め13がLEDのリード31を支えることにより、LED30をその方向に倒れないよう規制する。
【0008】
また、ハウジング110に合体させるカバー120の内部には、図8に示すように、LED30の移動を規制するための位置決めアーム126が設けられている。カバー120は、天壁21と、該天壁21の左右側縁から垂下された両側壁22とを有するもので、天壁21に設けられた窓部23の基端から、前記2本の位置決めアーム126が下方へ延ばされている。そして、カバー120をハウジング110に合体させた際にLED30の本体部30Aの側方に位置するこれら位置決めアーム126によって、LED30のぐらつきを規制するようにしている。
【非特許文献1】発明協会公開技報公技番号2006−500438号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述のように、非特許文献1に記載された従来の照明ユニットでは、ハウジング110とカバー120に、LED30の倒れを規制する倒れ止め13、13′や位置決めアーム126を設けて、LED30が振動や衝撃でぐらつくのを規制するようにしている。しかし、カバー120に位置決めアーム126を設けたり、ハウジング110に倒れ止め13、13′を設けただけでは、前後左右のぐらつきが完全には抑え切れず、その結果として、LED30の点灯不良をもたらすおそれがあった。
【0010】
本発明は、上記事情を考慮し、ハウジングに装着したランプのぐらつきを確実に防止して、ランプの点灯不良を無くし、それにより信頼性を高めることのできる照明ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1の発明の照明ユニットは、外部に突出したリードを有するランプと、該ランプの前記リードを接続するための端子を装備したハウジングと、該ハウジングに合体されることで前記ランプを保護するカバーと、を具備する照明ユニットにおいて、前記ハウジングに、前記ランプの両側方に隙間をおいて位置するランプ支持アームが立設され、前記カバーに、該カバーを前記ハウジングに合体させたとき、前記ランプ支持アームを撓ませて前記ランプの外側面に押し付ける押圧壁が設けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1に記載の照明ユニットであって、前記ランプが、互いに平行な2本の前記リードを有するLEDであり、前記端子が、前記ハウジングに装着された2つのブスバーにそれぞれ形成されることで前記ハウジング上に並べて配置された2つの圧接端子であり、前記ランプ支持アームが、前記LEDの本体部の両側方に位置するように一対対向配置され、前記押圧壁が、前記ハウジングに対し前記カバーを合体させたときに、前記ランプ支持アームの外側面に被さる位置に配置されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の照明ユニットであって、前記ランプ支持アームと前記押圧壁とに、前記カバーを前記ハウジングに合体させる際に互いに摺動する摺動部が設けられており、いずれか一方の摺動部が、前記カバーを前記ハウジングに合体させるに従い前記ランプ支持アームを前記ランプに向けて押圧変形させる案内斜面で構成されていることを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明ユニットであって、前記ランプ支持アームが一対、前記ランプの左右両側方に配置されており、各ランプ支持アームの内側面の前後方向両端に、前記ランプ支持アームの内側面が前記ランプの外側面に押圧したときに前記ランプの前後方向の位置を規制する位置規制壁が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1の発明によれば、ハウジングにランプ支持アームを設けると共にカバーに押圧壁を設け、カバーをハウジングに合体させる前は、ランプ支持アームがランプから隙間をおいて位置するようにし、カバーをハウジングに合体させたときに、押圧壁でランプ支持アームを撓ませてランプの外側面に押し付けるようにしているので、ランプを端子に接続する装着時には、ランプ支持アームに邪魔されずにランプの装着作業を行うことができる。また、ランプ装着後にハウジングにカバーを合体させると、ランプ支持アームがランプを両側方から押圧して支持することになるので、ランプのぐらつきを確実に止めることができる。従って、ランプ取付作業性の悪化を招かずに、ランプ支持の強化を図ることができ、ランプと端子の接続信頼性を高めることができる。また、ランプの両側方に位置するランプ支持アームを、ランプをハウジングに挿入する際の位置出しに利用できるので、その点でも組み付け作業性の向上に寄与することができる。また、ランプ支持アームがランプの外側面に押圧した際に、ランプの周囲の余分な隙間を隠すことができるので、その隙間を通して中の構造が見えるのを防ぐことができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、ランプとしてLEDを使用し、LEDの2本のリードをハウジングに配置したブスバー上の圧接端子に圧接するようにしたので、コストを抑えながら、構造の簡略化を図れる上、ランプの装着を容易に行うことができる。また、カバーの押圧壁を、カバーをハウジングに合体させた際に、ランプ支持アームの外側面に被さるように設けているので、押圧壁で外側から締め付けるようにランプ支持アームを撓ませてランプの外側面に押し付けることができる。また、カバーをハウジングに合体させた際に、ハウジングに対向配置された一対のランプ支持アームでLEDの本体部の両側方を押え付けるので、かなりの衝撃に対しても、ぐらつきを確実に防止しながらランプを安定的に支持することができる。
【0017】
請求項3の発明によれば、ランプ支持アームと押圧壁の摺動面の少なくとも一方を案内斜面で構成しているので、カバーをハウジングに合体させるに従い、徐々にランプ支持アームを撓ませて、ランプを押圧支持することができる。従って、無理な組み付けを無くすことができる。また、ランプの位置がランプ支持アームに対して多少ずれている場合であっても、徐々にランプの姿勢を直して最終的に適正な位置に適正な姿勢でランプを保持することができる。
【0018】
請求項4の発明によれば、左右一対のランプ支持アームの内側面に、ランプの前後方向の位置を規制する位置規制壁を設けたので、一対のランプ支持アームを設けるだけで、ランプを前後左右に位置規制することができ、ランプの固定力をアップさせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
【0020】
図1は実施形態の照明ユニットの正面側から見た分解断面図、図2は同照明ユニットのハウジングにLEDを装着する部分の構成図で、図2(a)は装着前の状態、図2(b)は装着後の状態をそれぞれ示す側断面図、図3は同照明ユニットのカバーをハウジングに合体させる途中の状態を示す正面から見た断面図、図4は同照明ユニットのカバーをハウジングに完全に合体させた状態を示す正面から見た断面図である。なお、本実施形態の照明ユニットと先に述べた従来の照明ユニットの図5及び図6に示した構成は全く変わらないので、それらの図も参照しながら説明する。
【0021】
本実施形態の照明ユニットは、図1〜図6に示すように、外装ケースを構成する下側のハウジング10と、ハウジング10の上側に合体されるカバー20と、外装ケース内部に収容されるLED30(ランプ)と、ブスバー19と、その他の部品(抵抗やダイオード等)とから構成されている。
【0022】
ハウジング10に固定された2系統のブスバー19の各端部には圧接端子14が設けられており、ハウジング10上に左右に並べて配置されたこれら圧接端子14に、LED30の2本のリード31が、圧接によりそれぞれ接続されている。LED30の本体部30Aは、発光部を透明樹脂でモールドした円柱状部分であり、前記2本のリード31を介して圧接端子14に支持されることで、先端の半球状レンズ部分をカバー20の窓部23に向けている。
【0023】
圧接端子14は、ブスバー19の前端から前方へ向けて突出しており、LED30の本体部30Aを上に向けた姿勢で、下方に平行に延びた2本のリード31を、前方から後方へ向けてスライドさせることにより、圧接端子14のスリットにリード31が圧入されている。
【0024】
また、図2に示すように、ハウジング10には、LED30のぐらつきを抑えるため2つの倒れ止め13、13′が設けられている。第1の倒れ止め13は圧接端子14の下側に配置され、第2の倒れ止め13′は圧接端子14の上側のLEDの本体部30Aの側方に配置され、これら倒れ止め13、13′によりLED30の前後方向の倒れを規制するようになっている。
【0025】
以上の構成は、先に述べた従来例とほぼ同じである。次に本実施形態の照明ユニットと従来例の照明ユニットの異なる点について述べる。
【0026】
本実施形態の照明ユニットにおいては、図1に示すように、ハウジング10に、LED30の両側方に隙間をおいて位置する左右一対のランプ支持アーム15、15が、互いにLED30を挟んで対向するように立設されている。これらランプ支持アーム15は、ハウジング10の側壁12の内側に配置されており、ハウジング10の底壁11に基端15aが固定された状態で上方に自由端が延びている。
【0027】
一方、カバー20には、カバー20をハウジング10に合体させたときに、図3、図4に示すように、ランプ支持アーム15を撓ませてLED30の本体部30Aの外側面に押し付ける押圧壁25が設けられている。押圧壁25は、カバー20の天壁21の窓部23の基端付近から下方へ延びており、ハウジング10に対してカバー20を合体させたときに、ランプ支持アーム15の外側面に被さる位置に配置されている。
【0028】
なお、ハウジング10の側壁12は、カバー20をハウジング10に合体させたときに、カバー20の側壁22の内側に嵌まるものであり、押圧壁25は、カバー20をハウジング10に合体させた状態で、ハウジング10の側壁12と干渉しない内側の位置に配されている。
【0029】
また、ランプ支持アーム15の先端外面と押圧壁25の先端内面には、カバー20をハウジング10に合体させる際に互いに摺動する摺動面(摺動部)が設けられており、それら摺動面が、カバー20をハウジング10に合体させるに従いランプ支持アーム15をLED30に向けて押圧変形させる案内斜面16、26によって構成されている。
【0030】
また、図示しないが、各ランプ支持アーム15の内側面の前後方向両端には、ランプ支持アーム15の内側面がLED30の本体部30Aの外側面に押圧したときに、LED30の前後方向の位置を規制する位置規制壁が設けられている。この位置規制壁は、ランプ支持アーム15の内側面にリブとして設けてもよいし、ランプ支持アーム15の内側面を、LED30の本体部30Aの外周面の曲率に応じた湾曲面で構成して、その湾曲方向の両端側の部分で構成してもよい。
【0031】
この照明ユニットを組み立てる場合は、まず、予めブスバー19が装着されたハウジング10に、図2に示すようにLED30を装着する。LED30は、上方に本体部30Aを向けて、ハウジング10の前方から2本のリード31を各圧接端子14のスリットに圧入することで装着する。
【0032】
この段階では、ランプ支持アーム15がLED30から隙間をあけた位置にあるので、LED30をランプ支持アーム15に邪魔されずに、圧接端子14に圧接することができる。従って、LED30の装着性の悪化を招くことはない。
【0033】
また、LED30の装着位置の両側方にランプ支持アーム15が位置するので、それらランプ支持アーム15をガイドにしながら、LED30をハウジング10に装着することができ、LED30の装着がやりやすくなる。
【0034】
LED30やその他の部品をハウジング10側に装着したら、次にハウジング10に上方からカバー20を被せて、LED30などを保護する。その際、ハウジング10にカバー20を上から被せると、図3に示すように、カバー20の内面に設けた押圧壁25が、ハウジング10に立設したランプ支持アーム15の外側に被さるように係合する。
【0035】
そして、ランプ支持アーム15の先端外側の案内斜面16と押圧壁25の先端内側の案内斜面26が摺動することにより、徐々にランプ支持アーム15が内方に撓み、最終的にカバー20がハウジング10に合体したときには、図4に示すように、ランプ支持アーム15がLED30の本体部30Aの外周面に両側から押圧接触する。
【0036】
従って、外側から締め付けるようにランプ支持アーム15が本体部30Aに押圧接触することにより、LED30がぐらつかないように確実に保持されることになる。そのため、無理な組み付けを無くしながら、LED30を安定的に支持することができ、リード31と圧接端子14の接触不良を無くすことができ、LED30と圧接端子14の接続信頼性を高めることができる。また、LED30の位置がランプ支持アーム15に対して多少ずれている場合であっても、徐々にランプ支持アーム15が内方に締まることにより、LED30の姿勢を直して、最終的に適正な位置に適正な姿勢でLED30を保持することができる。
【0037】
また、ランプ支持アーム15がLED30の本体部30Aの外側面に押圧した際に、LED30の周囲の余分な隙間を隠すことができるので、その隙間を通して中の構造が見えるのを防ぐこともできる。
【0038】
また、ランプとしてLED30を使用し、LED30の2本のリード31をハウジング10に配置したブスバー19上の圧接端子14に圧接するようにしているので、コストを抑えながら、構造の簡略化を図れる上、ランプの装着を容易に行うことができる。
【0039】
また、左右一対のランプ支持アーム15、15の内側面に、LED30の前後方向の位置を規制する位置規制壁が設けられているので、一対のランプ支持アーム15、15を設けるだけで、LED30を左右方向ばかりでなく前後方向にも位置規制することができ、LED30の固定力のアップを図ることができる。
【0040】
なお、上記実施形態では、ランプとしてLED30を使用した場合を述べたが、LED以外のランプを使用することも可能である。
【0041】
また、上記実施形態では、ランプ支持アーム15と押圧壁25の両方に案内斜面16、26を設けた場合を示したが、どちらか一方だけに案内斜面を設けた場合にも近い効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施形態の照明ユニットの正面側から見た分解断面図である。
【図2】同照明ユニットのハウジングにLEDを装着する部分の構成図で、(a)は装着前の状態、(b)は装着後の状態をそれぞれ示す側断面図である。
【図3】同照明ユニットのカバーをハウジングに合体させる途中の状態を示す正面から見た断面図である。
【図4】同照明ユニットのカバーをハウジングに完全に合体させた状態を示す正面から見た断面図である。
【図5】非特許文献1に記載された従来の照明ユニットの外観斜視図である。
【図6】同照明ユニットの内部構成を示す斜視図である。
【図7】(a)、(b)は同従来の照明ユニットにおいて、ランプとして設けられたLEDのぐらつきを防止するハウジング側の支持手段の説明図である。
【図8】同ぐらつきを防止するカバー側の支持手段の説明図である。
【符号の説明】
【0043】
10 ハウジング
14 圧接端子
15 ランプ支持アーム
16 案内斜面(摺動部)
19 ブスバー
20 カバー
25 押圧壁
26 案内斜面(摺動部)
30 LED(ランプ)
31 リード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部に突出したリードを有するランプと、該ランプの前記リードを接続するための端子を装備したハウジングと、該ハウジングに合体されることで前記ランプを保護するカバーと、を具備する照明ユニットにおいて、
前記ハウジングに、前記ランプの両側方に隙間をおいて位置するランプ支持アームが立設され、前記カバーに、該カバーを前記ハウジングに合体させたとき、前記ランプ支持アームを撓ませて前記ランプの外側面に押し付ける押圧壁が設けられていることを特徴とする照明ユニット。
【請求項2】
請求項1に記載の照明ユニットであって、
前記ランプが、互いに平行な2本の前記リードを有するLEDであり、前記端子が、前記ハウジングに装着された2つのブスバーにそれぞれ形成されることで前記ハウジング上に並べて配置された2つの圧接端子であり、前記ランプ支持アームが、前記LEDの本体部の両側方に位置するように一対対向配置され、前記押圧壁が、前記ハウジングに対し前記カバーを合体させたときに、前記ランプ支持アームの外側面に被さる位置に配置されていることを特徴とする照明ユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載の照明ユニットであって、
前記ランプ支持アームと前記押圧壁とに、前記カバーを前記ハウジングに合体させる際に互いに摺動する摺動部が設けられており、いずれか一方の摺動部が、前記カバーを前記ハウジングに合体させるに従い前記ランプ支持アームを前記ランプに向けて押圧変形させる案内斜面で構成されていることを特徴とする照明ユニット。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明ユニットであって、
前記ランプ支持アームが一対、前記ランプの左右両側方に配置されており、各ランプ支持アームの内側面の前後方向両端に、前記ランプ支持アームの内側面が前記ランプの外側面に押圧したときに前記ランプの前後方向の位置を規制する位置規制壁が設けられていることを特徴とする照明ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−190657(P2009−190657A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−35923(P2008−35923)
【出願日】平成20年2月18日(2008.2.18)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】