説明

照明器具のカバーユニット

【課題】 組立工程数が少なく作業性がよいとともに製造コストが低く、安全性が高い、照明器具のカバーユニットを提供する。
【解決手段】 カバーユニット20は、カバー部材21及び装飾部材22〜24を備えている。カバー部材21は、円筒形で、外面に垂直方向の複数の段部26〜29を有し、ランプ11の周囲に配置されている。装飾部材22〜24は、平板状に形成され、カバー部材21を挿通させる孔30〜32を有している。複数の段部26〜29のうち下方に設けられた段部ほど水平方向の幅が大きく形成されている。装飾部材22〜24は、段部26〜29の境界部33〜35に支持されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、装飾性が高い照明器具のカバーユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
照明器具は、ランプと、ランプの周囲に配置されるカバーユニットと、を備えている。近年、カバーユニットの多様化が進み、カバー部材に装飾部材が取り付けられる場合がある。従来のカバーユニットでは、カバーユニットの各部材同士が、ネジ留めされ(例えば、特許文献1参照。)、又は、接着剤によって接着されている。
【0003】
図8は、従来のカバーユニット1の構成を示している。従来のカバーユニット1は、平板状の装飾部材2,3,4と、各装飾部材2,3,4の間に配置される環状の連結部材5,6と、を備えている。装飾部材2,3,4はそれぞれ、円形の孔7を有し、孔7内にランプが配置される。カバーユニット1では、各装飾部材2〜4の間に各装飾部材2〜4間の間隔を保持するスペーサ9が配置され、ネジ8aが装飾部材2〜4及びスペーサ9を貫通し、ナット8bが締め付けられることで、3個の装飾部材2〜4及び連結部材5,6が互いに固定されている。
【0004】
図9は、従来の他のカバーユニット1aの構成を示している。カバーユニット1aは、正方形の平板状の装飾部材2a,3a,4aと、円筒形のカバー部材5aと、を備えている。各装飾部材2a〜4aは、円形の孔6aを有し、孔6a内にカバー部材5aが挿通される。ランプは、カバー部材5aの孔7a内に配置される。そして、装飾部材2a〜4aは、互いに所定の間隔をあけた状態で、接着剤によってカバー部材5aに接着されている。
【特許文献1】特開平10−74415号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、カバーユニット1の各部材2〜6が互いにネジ留めされた場合、カバーユニット1の部品点数が増えるので、材料コストが高くなるとともに、組立工程数が増加して作業性が悪くなる。
【0006】
また、カバーユニット1aの各部材2a〜5aが互いに接着剤によって接着された場合、機械的又は構造的に固定されていないので、経年劣化によって装飾部材2a〜4aが落下する虞があり、安全上好ましくない。また、組立工程中に接着剤がはみ出す場合があり、汚れによる不良品発生率が高くなって製造コストが高騰する。さらに、カバーユニット1aの補修時、カバーユニット1aが接着剤によって一体になっているので、カバーユニット1aの全てを交換しなければならなくなり、補修費用が割高になる。
【0007】
この発明の目的は、組立工程数が少なく作業性がよいとともに製造コストが低く、安全性が高い、照明器具のカバーユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の照明器具のカバーユニットは、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
【0009】
(1)外面に垂直方向の複数の段部を有する筒状を呈しランプの周囲に配置されるカバー部材と、前記カバー部材を挿通させる孔を有する平板状の単一又は複数の装飾部材と、を備え、前記複数の段部のうち下方に設けられた段部ほど水平方向の幅が大きく形成され、前記装飾部材は、前記段部の境界部に支持されることを特徴とする。
【0010】
この構成においては、筒状のカバー部材は、外面に複数の段部を有する。また、平板状の装飾部材は、カバー部材を挿通させる孔を有する。そして、装飾部材の孔内にカバー部材が挿通され、段部の境界部に装飾部材が支持される。複数の段部のうち下方に設けられた段部ほど水平方向の幅が大きく形成されるので、段部の境界部に装飾部材が支持された場合、装飾部材は構造的に下方に規制され、落下が防止される。
【0011】
(2)前記装飾部材は、透光性を有する材料で形成されていることを特徴とする。
【0012】
この構成においては、装飾部材が透光性を有する。装飾部材が透光性を有し、互いにネジ留めされた場合は、外部からネジが透けて見えるので、見栄えが悪くなる。また、装飾部材が透光性を有し、カバー部材に接着剤で接着された場合は、接着剤及びその気泡が外部から透けて見えるので、やはり見栄えが悪くなり、商品価値が低下する。この発明では、ネジ及び接着剤を用いることなくカバー部材を組み立てることができるので、装飾部材が透光性を有する場合でも、見栄えが悪くなることがない。
【0013】
(3)円筒状を呈しランプの周囲に配置されるカバー部材と、前記カバー部材を挿通させる孔を有する平板状の単一又は複数の装飾部材と、を備え、前記カバー部材の外周面と前記装飾部材の前記孔の内周面とのそれぞれに、突起と、前記突起と嵌合する溝と、が設けられ、前記溝は、軸方向に貫通する縦溝と、前記縦溝と連通し周方向に設けられた単数又は複数の横溝と、を含むことを特徴とする。
【0014】
この構成においては、装飾部材の孔内にカバー部材が挿通され、突起が縦溝に嵌合する。そして、突起と横溝とが嵌合する位置で、装飾部材をカバー部材に対して周方向に回転させると、突起が横溝に軸方向に規制され、装飾部材がカバー部材に装着される。
【発明の効果】
【0015】
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0016】
(1)装飾部材の孔にカバー部材を挿通させ段部の境界部に装飾部材を支持させるのみで組み立てることができ、組立工程数が少なく作業性がよい。また、部品点数が少ないとともに不良品発生率が低いので、製造コストを低下させることができる。さらに、装飾部材を構造的に支持して落下を防止しているので安全性が高い。
【0017】
(2)装飾部材が透光性を有する場合でも、見栄えがよく、商品価値を向上させることができる。
【0018】
(3)突起と溝とを嵌合させることで、装飾部材とカバー部材とを組み立てることができ、組立工程数が少なく作業性がよい。また、部品点数が少ないとともに不良品発生率が低いので、製造コストを低下させることができる。さらに、装飾部材を構造的に支持して落下を防止しているので安全性が高い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係るカバーユニット20を備えた照明器具10の外観の構成を示す斜視図であり、図2は、照明器具10の構成を示す分解斜視図であり、図3は、照明器具10の正面の半断面図である。照明器具10は、カバーユニット20の他に、ランプ11、器具本体12、複数(この実施形態では3個)のシャフト13、及び、セード14を備えている。
【0020】
ランプ11は、器具本体12に取り付けられている。器具本体12は、セード14の内部に配置されている。セード14は、円筒形に形成されており、周面の上部に、等間隔に配置された複数(この実施形態では3個)の貫通孔15を有している。貫通孔15にはそれぞれシャフト13が挿通されている。シャフト13の一端は、器具本体12の上部にねじ込まれている。器具本体12から放射状にシャフト13が延び、各シャフト13がセード14の貫通孔15に挿通されることで、器具本体12がセード14内の略中心に固定されている。
【0021】
セード14の周囲に、カバーユニット20が配置されている。カバーユニット20は、カバー部材21、及び、3個の装飾部材22,23,24を備えている。カバー部材21及び装飾部材22〜24はそれぞれ、透光性を有する樹脂で形成されている。カバー部材21は、略円筒形に形成されている。カバー部材21の上部21であってセード14の貫通孔15と対応する位置に、貫通孔25が設けられている。貫通孔25にそれぞれ、シャフト13の他端が配置され、これによって、カバー部材21は、器具本体12に対してセード14と所定間隔をあけた位置に固定されている。
【0022】
図4は、カバー部材21の正面の半断面図である。カバー部材21は、外面に垂直方向の複数(この実施形態では4個)の段部26,27,28,29を有している。複数の段部26〜29のうち下方に設けられた段部ほど水平方向の幅が大きく形成されている。すなわち、各段部26〜29の水平方向の幅をそれぞれD1,D2,D3,D4とした場合、D1<D2<D3<D4となるように、各段部26〜29が形成されている。
【0023】
図5は、装飾部材22〜24の正面の半断面図である。各装飾部材22〜24は、正方形の平板状に形成され、カバー部材21を挿通させる孔30,31,32を有する。孔30〜32の水平断面は、カバー部材21の外面の水平断面の相似形に形成されている。この実施形態では孔30〜32の水平断面は、円形に形成されている。
【0024】
ここで、孔30〜32のそれぞれの水平方向の幅(直径)をE1,E2,E3とし、装飾部材22〜24の高さをそれぞれT1,T2,T3とする。また、図4に示すように、カバー部材21の各段部26〜28の高さをH1,H2,H3とする。各部の寸法を上述のように表した場合、カバーユニット20は、次の各式が成立するように形成されている。
【0025】
D1<E1<D2,D2<E2<D3,D3<E3<D4・・・(式1)
T1=T2=T3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式2)
H1=T1,H2>T2,H3>T3・・・・・・・・・・・・(式3)
(式1)に示したように、装飾部材22の孔30の直径E1は、段部26の幅D1より大きく、段部27の幅D2より小さく形成されている。また、装飾部材23の孔31の直径E2は、段部27の幅D2より大きく、段部28の幅D3より小さく形成されている。さらに、装飾部材24の孔32の直径E3は、段部28の幅D3より大きく、段部29の幅D4より小さく形成されている。
【0026】
また、(式2)に示したように、各装飾部材22〜24の高さT1〜T3は、略同寸法に形成されている。
【0027】
さらに、(式3)に示したように、カバー部材21の段部26の高さH1は、装飾部材22の高さT1と同寸法に形成され、段部27の高さH2は装飾部材23の高さT2より大きく形成され、段部28の高さH3は装飾部材24の高さT3より大きく形成されている。
【0028】
つぎに、カバーユニット20の組立工程について説明する。カバーユニット20を組み立てるためには、カバー部材21に対して、上方から、装飾部材24、装飾部材23、装飾部材22を、この順に通していく。すると、装飾部材24は、段部28と段部29との境界部35で支持され、装飾部材23は、段部27と段部28との境界部34で支持され、装飾部材22は、段部26と段部27との境界部33で支持される。その結果、図3に示すように、各装飾部材22〜24の間にそれぞれ、寸法S1,S2の間隔があけられる。上述のようにして、図1に示すような照明器具10のカバーユニット20が組み立てられる。
【0029】
カバーユニット20によれば、装飾部材22〜24の孔30〜32にカバー部材21を挿通させ、段部26〜29の境界部33〜35に装飾部材22〜24を支持させるのみでカバーユニット20を組み立てることができる。したがって、ネジ締め、接着剤の塗布等の工程が不要で組立工程数が少なく、作業性がよい。
【0030】
また、ネジ等が不要で部品点数が少ないとともに、接着剤を使用しないので不良品発生率が低い。したがって、製造コストを低下させることができる。
【0031】
さらに、装飾部材22〜24を構造的に支持することで落下を防止しているので、単に接着剤で接着している場合より安全性が高い。
【0032】
また、装飾部材22〜24は透光性を有しているが、ネジや接着剤を使用していないので見栄えがよく、商品価値を向上させることができる。
【0033】
さらに、図6に示すように、装飾部材22〜24は、境界部33〜35に下方から支持されているのみなので、装飾部材22〜24の配置を自由に設定することができ、カバーユニット20のデザインを容易に変更することができる。また、必ずしも装飾部材22〜24を境界部33〜35と同数だけ配置する必要はなく、装飾部材22〜24を境界部33〜35より少数配置することもできる。
【0034】
また、カバー部材21又は装飾部材22〜24が破損又は汚損等した場合、カバー部材21及び装飾部材22〜24の各部材同士が固定されていないので、破損等した部材のみを容易に交換することができる。したがって、補修費用が割安になる。
【0035】
なお、装飾部材22〜24は、3個設けられることに限定されず、単一又は複数個設けられる。
【0036】
また、カバー部材21は、円筒形であることに限定されず、筒状であればよく、カバー部材21の水平断面の形状は、四角形、その他の多角形、又は任意の曲線形状であってもよい。ここで、上述のように、装飾部材22〜24の孔30〜32の水平断面は、カバー部材21の水平断面の相似形に形成される。
【0037】
さらに、カバー部材21及び装飾部材22〜24はそれぞれ、樹脂で形成されていることに限定されず、透明ガラスで形成されてもよい。また、カバー部材21及び装飾部材22〜24は、透光性を有する材料で形成されていることに限定されず、透光性を有しない材料で形成された場合も、部品点数が減少し、作業性の向上及び製造コストの低下等の効果を得ることができる。
【0038】
また、各装飾部材22〜24の高さT1〜T3はそれぞれ異なる寸法に形成されてもよい。さらに、カバー部材21の段部26の高さH1は、装飾部材22の高さT1と異なる寸法に形成されてもよい。
【0039】
図7は、他の実施形態に係るカバーユニット20aを構成する各部材を示す正面図であり、(a)は装飾部材22aを示し、(b)はカバー部材21aを示す。この実施形態に係るカバーユニット20aは、ランプの周囲に配置されるカバー部材21aと、3個の装飾部材22aと、を備えている。
【0040】
装飾部材22aは、正方形の平板状に形成され、カバー部材21aを挿通させる円形の孔30aを有する。装飾部材22aは、孔30aの内周面に、所定の寸法の突起41を有している。
【0041】
カバー部材21aは、円筒状に形成され、外周面に、突起41と嵌合する溝42を有する。溝42は、縦溝43と、縦溝43に連通する3個の横溝44a,44b,44cと、各横溝44a,44b,44cに連通する係止溝45a,45b,45cと、を含む。縦溝43は、カバー部材21aの軸方向に貫通している。横溝44a,44b,44cは、それぞれ縦溝43と連通し、縦溝43の適宜の位置から周方向に所定寸法設けられている。係止溝45a,45b,45cは、横溝44a,44b,44cのうち縦溝43と連通する端部と反対側の端部に連通しており、横溝44a,44b,44cから下方に所定寸法設けられている。
【0042】
ここで、突起41は図7(a)において1個のみ記載されているが、孔30aの中心軸を挟んで対向する位置にそれぞれ1個ずつ設けられている。同様に、溝42は、図7(b)において1個のみ記載されているが、カバー部材21aの中心軸を挟んで対向する位置にそれぞれ1個ずつ、突起41に対応するように設けられている。したがって、装飾部材22aはカバー部材21aに安定的に支持される。
【0043】
上述のように構成されたカバーユニット20aは、装飾部材22aの孔30a内にカバー部材21aが挿通され、突起41が縦溝43と嵌合する。そして、装飾部材22aを1段目に配置させる場合、突起41を1段目の横溝44aに嵌合させ、さらに、突起41を係止溝45aに嵌合させる。このようにして、装飾部材22aは、1段目に組み立てられる。
【0044】
同様に、装飾部材22aを2段目に配置させる場合、突起41を2段目の横溝44bに嵌合させ、さらに、突起41を係止溝45bに嵌合させる。さらに、同様に、装飾部材22aを3段目に配置させる場合、突起41を3段目の横溝44cに嵌合させ、さらに、突起41を係止溝45cに嵌合させる。
【0045】
上述のように、突起41を所望の横溝44a,44b,44c及び係止溝45a,45b,45cに嵌合させることで、装飾部材22aがカバー部材21aの所望の位置に組み立てられる。
【0046】
この実施形態に係るカバーユニット20aによれば、装飾部材22aの孔30aにカバー部材21aを挿通させ、溝42に突起41を嵌合させるのみでカバーユニット20aを組み立てることができる。したがって、ネジ締め、接着剤の塗布等の工程が不要で組立工程数が少なく、作業性がよい。
【0047】
また、ネジ等が不要で部品点数が少ないとともに、接着剤を使用しないので不良品発生率が低い。したがって、製造コストを低下させることができる。
【0048】
さらに、装飾部材22aを構造的に支持することで落下を防止しているので、単に接着剤で接着している場合より安全性が高い。
【0049】
また、3個の装飾部材22aは、全て同一形状に形成されているので、カバーユニット20aの製造コストを抑制することができる。さらに、3個の同一の装飾部材22aを用いるので、横溝44a,44b,44cの数を増加させることで、装飾部材22aの数を容易に増加させることができる。
【0050】
なお、装飾部材22aは、単一又は所望の複数個、カバー部材21aに組み立てられる。
【0051】
また、突起41は、孔30aの軸方向にリブ状に設けられてもよい。
【0052】
さらに、突起41及び溝42はそれぞれ、上述の実施形態では2個ずつ設けられているが、1個又は3個以上設けられてもよい。また、突起41及び溝42はそれぞれ、例えば周方向において等間隔に設けられる。
【0053】
また、突起41をカバー部材21aの外周面に設け、溝42を装飾部材22aの孔30aの内周面に設けてもよい。この場合、係止溝45a〜45cは、横溝44a,44b,44cから上方に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】この発明の実施形態に係るカバーユニットを備えた照明器具の外観の構成を示す斜視図である。
【図2】前記照明器具の構成を示す分解斜視図である。
【図3】前記照明器具の正面の半断面図である。
【図4】カバー部材の正面の半断面図である。
【図5】装飾部材の正面の半断面図である。
【図6】前記カバーユニットの一使用態様を示す斜視図である。
【図7】他の実施形態に係るカバーユニットを構成する各部材を示す正面図であり、(a)は装飾部材を示し、(b)はカバー部材を示す。
【図8】従来のカバーユニットを示す構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面の半断面図である。
【図9】従来の他のカバーユニットを示す構成図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面の半断面図である。
【符号の説明】
【0055】
10 照明器具
20 カバーユニット
21 カバー部材
22〜24 装飾部材
26〜29 段部
30〜32 孔
33〜35 境界部
D1〜D4 段部の水平方向の幅

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外面に垂直方向の複数の段部を有する筒状を呈しランプの周囲に配置されるカバー部材と、
前記カバー部材を挿通させる孔を有する平板状の単一又は複数の装飾部材と、を備え、
前記複数の段部のうち下方に設けられた段部ほど水平方向の幅が大きく形成され、
前記装飾部材は、前記段部の境界部に支持されることを特徴とする照明器具のカバーユニット。
【請求項2】
前記装飾部材は、透光性を有する材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカバーユニット。
【請求項3】
円筒状を呈しランプの周囲に配置されるカバー部材と、
前記カバー部材を挿通させる孔を有する平板状の単一又は複数の装飾部材と、を備え、
前記カバー部材の外周面と前記装飾部材の前記孔の内周面とのそれぞれに、突起と、前記突起と嵌合する溝と、が設けられ、
前記溝は、軸方向に貫通する縦溝と、前記縦溝と連通し周方向に設けられた単数又は複数の横溝と、を含むことを特徴とする照明器具のカバーユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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