説明

照明器具

【課題】外観を良好にでき、簡単な構成で作業性を良好にできる照明器具を提供する。
【解決手段】端部に取付部24を有する器具本体12と、器具本体12の取付部24を開閉する端部カバー16を備える。器具本体12は、被設置部に器具本体12の背面12a側を向けて配置するとともに取付部24を介して取り付ける。端部カバー16は、器具本体12の背面12a側の空間を利用して器具本体12に着脱可能に取り付けるとともに、器具本体12の背面12a側が被設置部に設置された状態で器具本体12に対する着脱を規制する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、端部に取付部を有する照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば車両の車内灯に用いられる照明器具は、車両の天井に設置される器具本体を備え、この器具本体の下面側に、直管形蛍光ランプなどの光源が配置され、さらに光源を覆うグローブが取り付けられることもある。
【0003】
このような車両用の照明器具では、器具本体の両端部に取付部を設け、この取付部を介して器具本体を車両の天井にねじ止めしたり、グローブを取り付けたりすることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−296774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、器具本体の端部に取付部を設けた場合、取付部が露出し、外観が損なわれる。また、仮に、取付部を覆う端部カバーを器具本体に着脱可能に取り付けることを考えた場合、器具本体の設置または取り外しの際に、器具本体に対する端部カバーの着脱が必要となり、作業性が損なわれてしまう。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、外観を良好にでき、簡単な構成で作業性を良好にできる照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の照明器具は、端部に取付部を有する器具本体と、器具本体の取付部を開閉する端部カバーを備える。器具本体は、被設置部に器具本体の背面側を向けて配置するとともに取付部を介して取り付ける。端部カバーは、器具本体の背面側の空間を利用して器具本体に着脱可能に取り付けるとともに、器具本体の背面側が被設置部に設置された状態で器具本体に対する着脱を規制する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、器具本体の取付部を端部カバーで開閉可能に覆うため、取付部への作業を可能としながら、外観を良好にでき、また、端部カバーは、器具本体の背面側の空間を利用して器具本体に着脱可能に取り付けられるとともに、器具本体の背面側が被設置部に設置された状態で器具本体に対する着脱が規制されるため、被設置部を利用した簡単な構成で、端部カバーを開いたときに端部カバーが器具本体から脱落することがなく、作業性を良好にできることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】第1の実施形態を示す照明器具の一部の分解状態の斜視図である。
【図2】同上照明器具の一部の組立状態の斜視図である。
【図3】同上照明器具の一部の断面図である。
【図4】同上照明器具の端部カバーを示し、(a)は端部カバーの着脱過程の断面図、(b)は端部カバーの取付状態の断面図、(c)は端部カバーのスライド状態の断面図である。
【図5】同上照明器具の斜視図である。
【図6】第2の実施形態を示す照明器具の一部の分解状態の斜視図である。
【図7】同上照明器具の一部の組立状態の斜視図である。
【図8】第3の実施形態を示す照明器具の一部の分解状態の斜視図である。
【図9】同上照明器具の一部の組立状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、第1の実施形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
【0011】
図5に照明器具11を示し、この照明器具11は、例えば電車やバスなどの車両の車内灯として用いられるもので、車両の長手方向に対応して長尺に形成されている。
【0012】
照明器具11は、車両に取り付けられる長尺な器具本体12、この器具本体12の下面に長手方向に沿って配置される光源13、この光源13を覆う長尺なグローブ14、このグローブ14の長手方向の両端を器具本体12に取り付ける一対のグローブ端板15、および器具本体12の長手方向の両端を覆う一対の端部カバー16を備えている。
【0013】
光源13は、例えば、LED素子やEL素子などの半導体発光素子を基板に実装した発光モジュールである。複数の発光モジュールが器具本体12の長手方向に沿って取り付けられている。
【0014】
図1ないし図3に示すように、器具本体12は、本体板19、この本体板19の長手方向に対して交差する幅方向の両側に取り付けられる側枠20、および本体板19の両端部近傍に取り付けられる取付金具21を備え、上面および設置面である背面12a側が車両の天井部材である被設置部22に設置される。
【0015】
本体板19は、例えばアルミニウムなどの放熱性に優れた金属板によって長尺に形成され、その長手方向の両端部に取付部24が形成されている。各取付部24には、取付金具21に対向する器具設置用の挿通孔25、およびグローブ端板15をねじ止めするための一対の取付孔26が形成されている。
【0016】
両側枠20は、互いに対向する内側面が開口する断面略コ字形に形成され、その内側下縁から上方へ立ち上がる壁部28が形成されている。壁部28の上縁には、器具本体12の取付部24の領域内に対応して溝部(窪み部または切欠部)29が形成されているとともに、器具本体12の端部に対応して規制部30が上方に突出形成されている。また、側枠20には断面略L字形の取付部材31が取り付けられ、この取付部材31の一部が側枠20の内側面より突出されている。この取付部材31が本体板19上に配置されてねじ止め固定され、本体板19と両側枠20とが一体化されている。なお、側枠20の壁部28と本体板19との間には隙間32が形成されている。
【0017】
取付金具21は、両側部に対して中央部が上方に突出するように折り曲げられており、両側部が両側枠20の取付部材31上に配置され、この両側部が取付部材31にねじ止め固定されている。取付部材31の中央部には、本体板19の挿通孔25が対向する器具設置用の取付孔33が形成されている。
【0018】
器具本体12の本体板19の前面側(下面側)に光源13の発光モジュールが取り付けられ、器具本体12の背面12a側に光源13の半導体発光素子を点灯させる図示しない点灯装置が配置されている。
【0019】
また、グローブ14は、透光性を有し、断面略U字形に形成され、長手方向の両端がグローブ端板15に保持されて器具本体12に取り付けられている。
【0020】
また、グローブ端板15は、グローブ14の端部を保持するグローブ保持部35、および取付部24の下面に沿って配置される固定部36を有している。固定部36には、本体板19の挿通孔25に対向する器具設置用の挿通孔37、本体板19の一対の取付孔26に対向する一対の挿通孔38が形成されている。これら一対の挿通孔38を通じて本体板19の一対の取付孔26に螺着する一対のねじ39でグローブ端板15が器具本体12の取付部24にねじ止め固定されている。固定部36の端部には上方に立ち上がる端板部40が形成され、この端板部40に一対の取付孔41が形成されているとともに外端方向へ向けて突出する規制片42が形成されている。規制片42は、端部カバー16を端板部40にねじ止めする際に、端部カバー16に当接し、端板部40の変形を規制する。なお、グローブ端板15の固定部36の両側と器具本体12の側枠20との間には隙間32が形成されている。
【0021】
また、端部カバー16は、器具本体12の端面を覆う端面部43、および器具本体12の取付部24を覆うカバー部44を有している。
【0022】
端面部43にはグローブ端板15の一対の取付孔41に対向する一対の挿通孔45が形成されている。これら挿通孔45を通じてグローブ端板15の一対の取付孔41に螺着する一対のねじ46で、端部カバー16が器具本体12の端部にねじ止め固定される。端面部43の内面側において、挿通孔45を貫通したねじ46の軸部分に抜け止め部材47が取り付けられ、グローブ端板15の取付孔41から外れたねじ46が端板部43から脱落しないように抜け止めされる。
【0023】
カバー部44の両側には上方に立ち上がる側壁48が形成され、これら側壁48は器具本体12の両側の側枠20と本体板19およびグローブ端板15の固定部36との間の隙間32に進入して移動可能とされている。これら側壁48には、端面部43に対して反対側の先端近傍から上方に立ち上がるとともに外側方へ折曲されて突出する断面略L字形の引掛け片49が形成されている。カバー部44の両側の引掛け片49が器具本体12の両側枠20の溝部29に引っ掛かった状態で、端部カバー16を器具本体12の長手方向にスライド可能としている。
【0024】
カバー部44の上面(背面)で端面部43に対して反対側の先端近傍には、弾性体によって構成される規制部材50が取り付けられている。この規制部材50は、端部カバー16が器具本体12に取り付けられた状態で、グローブ端板15の固定部36の下面に当接し、カバー部44を下方へ押し付けて両側の引掛け片49を器具本体12の両側の溝部29すなわち壁部28の上縁に押し付けるように構成されている。
【0025】
次に、端部カバー16を器具本体12に取り付ける取付手順について、図4を参照して説明する。なお、グローブ14およびグローブ端板15は器具本体12に既に取り付けられているものとする。
【0026】
図4(a)に示すように、器具本体12の端部方向から、端部カバー16の両側の側壁48を器具本体12の両側の側枠20と本体板19およびグローブ端板15との間の隙間32に進入させるとともに、端部カバー16の両側の引掛け片49を両側の側枠20の壁部28の上側から溝部29に進入させる。
【0027】
このとき、端部カバー16の規制部材50がグローブ端板15に引っ掛かって上述の各進入が規制されないように、器具本体12の背面12a側の空間を利用し、器具本体12の背面12a側から斜めに端部カバー16を移動させ、規制部材50をグローブ端板15の固定部36の下側に進入させながら、端部カバー16の両側の引掛け片49を両側の側枠20の溝部29に進入させる。さらにこのとき、規制部材50がグローブ端板15の固定部36の下面に当接しても、規制部材50が少し弾性変形して引っ掛かることなく、端部カバー16を器具本体12の端部に組み込んでいくことができる。端部カバー16を器具本体12の端部に組み込んでいくのに伴って、端部カバー16の傾斜が徐々に小さくなっていく。
【0028】
端部カバー16の両側の引掛け片49全体が両側の側枠20の溝部29に進入すれば、端部カバー16が器具本体12と平行となり、図4(b)(c)に示すように、端部カバー16を器具本体12の端部にその長手方向に沿ってスライド可能に取り付けることができる。
【0029】
図4(b)に示すように、端部カバー16を器具本体12の端部に組み込む方向にスライドさせたときには、端部カバー16の端面部43が器具本体12の側枠20の端部に当接することで、端部カバー16のスライドが規制され、また、図4(c)に示すように、端部カバー16を器具本体12の端部から引き出す方向にスライドさせたときには、端部カバー16の両側の引掛け片49が両側の側枠20の規制部30に当接することで、端部カバー16のスライドが規制される。
【0030】
また、端部カバー16を器具本体12の端部に組み込んだ状態では、規制部材50が器具本体12の下面すなわちグローブ端板15の固定部36の下面に当接することで、端部カバー16のカバー部44を下方へ押し付け、端部カバー16の引掛け片49を器具本体12の溝部29すなわち壁部28の上縁に押し付ける。
【0031】
なお、端部カバー16を器具本体12から外すには、このような取付手順とは逆の手順を行うことにより、端部カバー16を器具本体12から外すことができる。
【0032】
次に、照明器具11を被設置部22に設置する場合には、被設置部22に予め形成されている設置孔を通じて電源線と照明器具11の点灯装置とを電気的に接続し、点灯装置を設置孔に埋め込みながら器具本体12の背面12aを被設置部22に当接させる。
【0033】
端部カバー16を器具本体12の端部から引き出す方向にスライドさせ、器具本体12の取付部24を露出させる。器具本体12の取付部24に位置する挿通孔37および挿通孔25を通じて器具設置用のねじを取付金具21の取付孔33に通し、このねじを被設置部22に螺着し、器具本体を被設置部22に固定する。
【0034】
端部カバー16を器具本体12の端部に組み込む方向にスライドさせ、端部カバー16のカバー部44で器具本体12の取付部24を覆い、端部カバー16に取り付けられているねじ46をグローブ端板15の取付孔41に螺着することで、グローブ端板15を介して端部カバー16を器具本体12に取り付ける。
【0035】
また、照明器具11を被設置部22から外す場合には、端部カバー16のねじ46を緩めてグローブ端板15の取付孔41から外し、端部カバー16を器具本体12の端部から引き出す方向にスライドさせ、器具本体12の取付部24を露出させる。器具本体12の取付部24に位置する挿通孔37および挿通孔25を通じて器具設置用のねじを被設置部22から外すことで、照明器具12を被設置部22から外す。
【0036】
そして、上述した照明器具11を被設置部22に設置する際、および外す際に、図4(c)に示すように、端部カバー16を器具本体12の端部から引き出す方向にスライドさせたとき、端部カバー16の引掛け片49が側枠20の規制部30に当接し、それ以上のスライドが規制されるため、端部カバー16が器具本体12から脱落することはない。
【0037】
端部カバー16が器具本体12から外れるには、上述した端部カバー16を器具本体12に取り付ける取付手順の逆の手順が必要であって、端部カバー16を器具本体12の背面12a側に傾斜させる必要があるが、端部カバー16の端面部43が被設置部22に当接し、端部カバー16が器具本体12の背面12a側へ傾斜するのが規制されるため、端部カバー16が器具本体12から外れることはない。また、規制部材50が器具本体12の下面すなわちグローブ端板15の固定部36の下面に当接して端部カバー16の引掛け片49が上方へ移動するのを規制するため、端部カバー16の引掛け片49が側枠20の規制部30を乗り越えることはない。
【0038】
このように構成された照明器具11によれば、器具本体12の取付部24を端部カバー16で開閉可能に覆うため、取付部24への作業を可能としながら、取付部24を隠蔽して外観を良好にできる。
【0039】
また、端部カバー16は、器具本体12の背面12a側の空間を利用して器具本体12に着脱可能に取り付けられるとともに、器具本体12の背面12a側が被設置部22に設置された状態で器具本体12に対する着脱が規制されるため、被設置部22を利用した簡単な構成で、端部カバー16を開いたときに端部カバー16が器具本体12から脱落することがなく、作業性を良好にできる。
【0040】
また、端部カバー16のねじ46を抜け止め部材47により、グローブ端板15の取付孔41から外れたねじ46が端部カバー16から脱落しないように抜け止めできるため、ねじ46が落下することがなく、作業性を向上できる。
【0041】
次に、図6および図7に第2の実施形態を示す。なお、第1の実施形態と同一構成については同一符号を用いてその説明を省略する。
【0042】
第2の実施形態では、端部カバー16を器具本体12に固定するねじ46を、端面部43からではなく、カバー部44から器具本体12に取り付ける例である。
【0043】
すなわち、端部カバー16のカバー部44に1つの挿通孔45を設け、この挿通孔45を挿通したねじ46を器具本体12の本体板19に設けた取付孔55に螺着し、端部カバー16を器具本体12に固定する。
【0044】
端部カバー16の端面部43の両側には、器具本体12の両側の側枠20の内側に圧入されるガイド片56が折曲形成されている。
【0045】
また、グローブ端板15の固定部36は、本体板19にねじ止めでできればよいため、第1の実施形態よりも小形にできる。
【0046】
そして、端部カバー16を器具本体12の端部に組み込むと、端部カバー16の両側のガイド片56が両側の側枠20の内側に圧入され、端部カバー16と器具本体12との幅方向の位置を位置決めする。これにより、端部カバー16の挿通孔45と本体板19の取付孔55とが一致し、端部カバー16の挿通孔45を挿通させたねじ46を本体板19の取付孔55に螺着しやすくでき、作業性を向上させることができる。
【0047】
なお、ねじ46を2つ用いてもよく、この場合には端部カバー16のガイド片56は設けなくてもよい。
【0048】
次に、図8および図9に第3の実施形態を示す。なお、各実施形態と同一構成については同一符号を用いてその説明を省略する。
【0049】
第3の実施形態では、第2の実施形態と同様に、端部カバー16を器具本体12に固定するねじ46を、端面部43からではなく、カバー部44から器具本体12に取り付ける例である。
【0050】
さらに、器具本体12の両側の側枠20の外側面に係止孔61がそれぞれ形成され、また、端部カバー16の端面部43の両側に板ばね62がねじ63で取り付けられる。板ばね62の外側面には側枠20の内側面から係止孔61に嵌合可能とする突部62aが形成されている。
【0051】
そして、端部カバー16を器具本体12の端部に組み込む際、その組み込み方向にスライドさせる端部カバー16の両側の板ばね62が両側の側枠20の内側に圧入され、端部カバー16が器具本体12の端部に完全に組み込まれた時点で、板ばね62の突部62aが側枠20の係止孔61に嵌り込み、端部カバー16と器具本体12との幅方向および長手方向(スライド方向)の両方向の位置を位置決めする。これにより、端部カバー16の挿通孔45と本体板19の取付孔55とが一致し、端部カバー16の挿通孔45を挿通させたねじ46を本体板19の取付孔55に螺着しやすくでき、作業性を向上させることができる。
【0052】
また、端部カバー16を器具本体12の端部から引き出す場合には、ねじ46を外した後、側枠20の係止孔61に嵌り込んでいる板ばね62の突部62aを側枠20の内側に押し込みながら、端部カバー16を引き出し方向にスライドさせることにより、板ばね62の突部62aが側枠20の係止孔61から外れ、端部カバー16を器具本体12の端部から引き出すことができる。
【0053】
なお、各実施形態では、端部カバー16を器具本体12の長手方向にスライドさせて取付部24を開閉したが、回動させて取付部24を開閉するように構成してもよく、この場合にも、端部カバー16は、器具本体12の背面12a側の空間を利用して器具本体12に着脱可能に取り付けられるとともに、器具本体12の背面12a側が被設置部22に設置された状態で器具本体12に対する着脱が規制されるように構成すればよい。
【0054】
また、光源13としては、発光モジュールに限らず、直管形蛍光ランプなど、他の光源でもよい。
【0055】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0056】
11 照明器具
12 器具本体
12a 背面
13 光源
14 グローブ
15 グローブ端板
16 端部カバー
22 被設置部
24 取付部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
端部に取付部を有し、被設置部に背面側を向けて配置されるとともに取付部を介して取り付けられる器具本体と;
器具本体の背面側の空間を利用して器具本体に着脱可能に取り付けられるとともに、器具本体の背面側が被設置部に設置された状態で器具本体に対する着脱が規制され、器具本体の取付部を開閉可能に覆う端部カバーと;
を具備していることを特徴とする照明器具。
【請求項2】
器具本体に配置される光源と;
光源を覆うグローブと;
グローブの端部を保持し、器具本体の取付部に取り付けられるグローブ端板と;
を具備し、
端部カバーは、器具本体の取付部とともに取付部に取り付けられるグローブ端板の取付部分を開閉可能に覆う
ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−66610(P2012−66610A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−210727(P2010−210727)
【出願日】平成22年9月21日(2010.9.21)
【出願人】(000003757)東芝ライテック株式会社 (2,710)
【Fターム(参考)】