説明

熱現像感光材料

【課題】本発明の課題は、表面膜特性に優れ、特に筆記性が付与された熱現像感光材料を提供することである。
【解決手段】支持体の少なくとも一方面上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩、還元剤及びバインダーを含有する画像形成層と、非感光性層とを有する熱現像感光材料であって、前記非感光性層が、前記支持体の前記画像形成層を有する面側の最外層であって、該最外層が少なくともポリマーラテックス、ポリビニルアルコールおよびコロイダルシリカを含有することを特徴とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体の少なくとも一方面上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩、還元剤及びバインダーを含有する画像形成層と、非感光性層とを有する熱現像感光材料であって、前記非感光性層が、前記支持体の前記画像形成層を有する面側の最外層であって、該最外層が少なくともポリマーラテックス、ポリビニルアルコールおよびコロイダルシリカを含有することを特徴とする熱現像感光材料。
【請求項2】
前記ポリマーラテックス、ポリビニルアルコールおよびコロイダルシリカの総量に対して前記ポリマーラテックスを10質量%〜90質量%、ポリビニルアルコールを5質量%〜60質量%およびコロイダルシリカを1質量%〜30質量%含有することを特徴とする請求項2に記載の熱現像感光材料。
【請求項3】
前記ポリマーラテックスに対する前記コロイダルシリカの含有比率が1質量%〜40質量%であることを特徴とする請求項2に記載の熱現像感光材料。
【請求項4】
前記ポリビニルアルコールに対する前記コロイダルシリカの含有比率が2質量%〜60質量%であることを特徴とする請求項2に記載の熱現像感光材料。
【請求項5】
前記ポリビニルアルコールに対する前記ポリマーラテックスの含有比率が50質量%〜500質量%であることを特徴とする請求項2に記載の熱現像感光材料。
【請求項6】
前記最外層の厚みが0.01μm以上1μm以下であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項7】
前記コロイダルシリカの平均粒子径が30nm以下であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。
【請求項8】
前記最外層がさらにフッ素化合物を含有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の熱現像感光材料。

【公開番号】特開2009−20350(P2009−20350A)
【公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−183445(P2007−183445)
【出願日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】