説明

燃料電池スタック

【課題】小型化且つ軽量化を図るとともに、外部からの衝撃荷重を確実に受けることができ、シール性及び絶縁性を良好に確保することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、複数の発電セル12を積層して構成される。燃料電池スタック10は、エンドプレート20a、20bが一対の締め付け部材50a、50bに固定されるとともに、前記一対の締め付け部材50aと前記一対の締め付け部材50bとは、積層体14の外方に配置される一対の連結部材52により結合されている。締め付け部材50a、50bには、積層体14の互いに対向する一対の面が直接当接している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電解質の両側に一対の電極が配設される電解質・電極構造体と、セパレータとを有する発電セルが、複数積層される積層体を備え、前記積層体の積層方向両端にエンドプレートが配設される燃料電池スタックに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(以下、MEAともいう)を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。
【0003】
この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層するとともに、積層方向両端には、ターミナルプレート、絶縁プレート及びエンドプレートが配置されることにより、燃料電池スタックを構成している。燃料電池スタックは、例えば、燃料電池電気自動車等の燃料電池車両に搭載されている。
【0004】
この燃料電池スタックでは、複数の発電セルが積層されているため、積層方向に交差する方向から衝撃等が付与された際、積層形状の変形が発生し易い。その際、変形により発電セルが他の部品に干渉すると、セパレータのシール機能や絶縁機能が低下するおそれがある。
【0005】
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタック用挟持部材が知られている。特許文献1では、図9に示すように、挟持部材1は、2枚以上の燃料電池セル2が重ね合わせられた燃料電池セル群2aと、板状の電極3とを挟持している。この挟持部材1は、燃料電池セル群2aと電極3とを挟持して締結するための締結荷重を前記電極3に伝達する第1支持面4と、前記第1支持面4と交差するように配設され、前記電極3を支持する第2支持面5、6とを備えている。
【0006】
これにより、燃料電池スタックに衝撃が加わった場合でも、燃料電池セル2と電極3、挟持部材1との間のズレを抑制する、としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2008−234985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の燃料電池スタックでは、挟持部材1の外方にエンドプレート7が積層されるとともに、一対の前記エンドプレート7同士は、テンションプレート8により締結されている。
【0009】
しかしながら、燃料電池スタックに積層方向に直交する方向に比較的大きな衝撃が付与された際、燃料電池セル2がテンションプレート8に衝突するとともに、前記テンションプレート8を変形させるおそれがある。これにより、燃料電池セル群2aの積層形状が大きく変形してしまい、セパレータのシール機能や絶縁機能が低下するという問題がある。
【0010】
本発明はこの種の問題を解決するものであり、小型化且つ軽量化を図るとともに、外部からの衝撃荷重を確実に受けることができ、シール性及び絶縁性を良好に確保することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、電解質の両側に一対の電極が配設される電解質・電極構造体と、セパレータとを有する発電セルが、複数積層される積層体を備え、前記積層体の積層方向両端にエンドプレートが配設される燃料電池スタックに関するものである。
【0012】
この燃料電池スタックでは、一方のエンドプレートの互いに対向する一対の辺と、他方の前記エンドプレートの互いに対向し且つ前記一対の辺と同一側の一対の辺とには、一対の締め付け部材の両端が固定されている。そして、一対の締め付け部材には、積層体の互いに対向する一対の面が当接するとともに、前記一対の締め付け部材は、前記積層体の外方に配置される連結部材により結合されている。
【0013】
また、この燃料電池スタックでは、連結部材は、締め付け部材に対してリンク機構により結合されることが好ましい。
【0014】
さらに、この燃料電池スタックでは、連結部材は、それぞれ複数の連結体を備えるとともに、各連結部材を構成する前記連結体同士は、揺動防止部材により互いに固定されることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、一対のエンドプレートが一対の締め付け部材により固定されるとともに、前記一対の締め付け部材は、積層体の外方に配置される連結部材により結合されている。このため、燃料電池スタックに積層方向に交差する方向に衝撃荷重が付与される際、連結部材による補強作用下に、締め付け部材の変形が抑制される。
【0016】
従って、外部からの衝撃荷重を締め付け部材により確実に受けることができ、シール性及び絶縁性を良好に確保することが可能になる。しかも、締め付け部材自体の剛性を高める必要がなく、前記締め付け部材を有効に小型化及び軽量化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの斜視説明図である。
【図2】前記燃料電池スタックの一部断面平面説明図である。
【図3】前記燃料電池スタックを構成する発電セルの分解斜視説明図である。
【図4】前記燃料電池スタックの正面説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの斜視説明図である。
【図6】前記燃料電池スタックの平面説明図である。
【図7】前記燃料電池スタックの正面説明図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタックの斜視説明図である。
【図9】特許文献1に開示されている燃料電池スタック用挟持部材の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10は、複数の発電セル12が矢印A方向に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向両端には、ターミナルプレート16a、16b及び絶縁プレート18a、18bを介装してエンドプレート20a、20bが配置される。
【0019】
図3に示すように、各発電セル12は、電解質膜・電極構造体22と、前記電解質膜・電極構造体22を挟持する第1セパレータ24及び第2セパレータ26とを備える。第1セパレータ24及び第2セパレータ26は、例えば、カーボンセパレータで構成されているが、金属セパレータを使用してもよい。第1セパレータ24及び第2セパレータ26間には、電解質膜・電極構造体22を収容してガスケット27が介装される。
【0020】
発電セル12の矢印B方向の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガス(空気等)を供給するための酸化剤ガス供給連通孔28a、冷却媒体、例えば、純水やエチレングリコール等を供給するための冷却媒体供給連通孔30a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔32bが設けられる。
【0021】
発電セル12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔32a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔30b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔28bが設けられる。
【0022】
電解質膜・電極構造体22は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜34と、前記固体高分子電解質膜34を挟持するアノード側電極36及びカソード側電極38とを備える。
【0023】
アノード側電極36及びカソード側電極38は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜34の両面に形成される。
【0024】
第1セパレータ24は、電解質膜・電極構造体22に対向する面24aに燃料ガス流路40を設ける。燃料ガス流路40は、矢印B方向に延在する複数の流路溝を有し、燃料ガス供給連通孔32a及び燃料ガス排出連通孔32bに連通する。第1セパレータ24の面24bには、冷却媒体流路42が形成される。この冷却媒体流路42は、矢印B方向に延在する複数の流路溝を有し、冷却媒体供給連通孔30a及び冷却媒体排出連通孔30bに連通する。
【0025】
第2セパレータ26には、電解質膜・電極構造体22に対向する面26aに酸化剤ガス流路44が形成される。この酸化剤ガス流路44は、矢印B方向に延在する複数の流路溝を有し、酸化剤ガス供給連通孔28a及び酸化剤ガス排出連通孔28bに連通する。第2セパレータ26の面26bは、平坦状に構成される。
【0026】
図1及び図2に示すように、エンドプレート20aの互いに対向する一対の辺46a、46bと、エンドプレート20bの互いに対向し且つ前記一対の辺46a、46bと同一側の一対の辺48a、48bとには、それぞれ、例えば、一対の締め付け部材50a、50bの両端が固定される。締め付け部材50a、50bは、それぞれ1つでもよく、また、それぞれ3つ以上でもよい。一対の締め付け部材50aの両端は、エンドプレート20a、20bの辺46a、48aにねじ止め等により固定されるとともに、一対の締め付け部材50bの両端は、前記エンドプレート20a、20bの辺46b、48bにねじ止め等により固定される。
【0027】
それぞれ一対の締め付け部材50a、50bは、長尺板状を有しており、前記締め付け部材50a、50bには、積層体14の互いに対向する一対の面が直接当接する(図2参照)。なお、締め付け部材50a、50bは、平板状の他、棒状等の種々の形状に設定することができる。また、以下に説明する他の締め付け部材も同様である。
【0028】
一対の締め付け部材50aと一対の締め付け部材50bとは、積層体14の外方に配置される一対の連結部材52により結合される。各締め付け部材50a、50bの長さ方向(矢印A方向)の略中央部には、それぞれ筒状部54a、54bが固着される。各連結部材52は、筒状部54a、54bに挿入されるピン56a、56bと、前記ピン56a、56bが両端に挿入される連結体(棒状部)58とを備え、これらによりリンク機構が構成される。
【0029】
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
【0030】
先ず、図1に示すように、酸化剤ガスは、燃料電池スタック10の酸化剤ガス供給連通孔28aに供給される一方、燃料ガスは、燃料電池スタック10の燃料ガス供給連通孔32aに供給される。また、冷却媒体は、燃料電池スタック10の冷却媒体供給連通孔30aに供給される。
【0031】
燃料電池スタック10内では、図3に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔28aから第2セパレータ26の酸化剤ガス流路44に導入され、電解質膜・電極構造体22のカソード側電極38に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔32aから第1セパレータ24の燃料ガス流路40に導入され、電解質膜・電極構造体22のアノード側電極36に沿って移動する。
【0032】
従って、各電解質膜・電極構造体22では、カソード側電極38に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極36に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
【0033】
次いで、カソード側電極38に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔28bに沿って流動した後、エンドプレート20aに排出される。同様に、アノード側電極36に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔32bに排出されて流動した後、エンドプレート20aに排出される。
【0034】
また、純水やエチレングリコール等の冷却媒体は、第1セパレータ24及び第2セパレータ26間の冷却媒体流路42に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体22を冷却した後、冷却媒体排出連通孔30bに移動し、エンドプレート20aに排出されて循環使用される。
【0035】
この場合、第1の実施形態では、図1、図2及び図4に示すように、エンドプレート20a、20bがそれぞれ一対の締め付け部材50a、50bにより固定されるとともに、前記一対の締め付け部材50aと前記一対の締め付け部材50bとは、積層体14の外方に配置される一対の連結部材52により結合されている。
【0036】
このため、例えば、図2に示すように、燃料電池スタック10に積層方向に交差する方向(矢印X方向)に衝撃荷重が付与された際、一対の連結部材52による補強作用下に、締め付け部材50a、50bの変形が抑制される。さらに、締め付け部材50a、50bには、積層体14の互いに対向する一対の面が、例えば、絶縁部材(図示せず)を介装して当接している。
【0037】
従って、外部からの衝撃荷重を締め付け部材50a、50bにより確実に受けることができ、特に第1セパレータ24及び第2セパレータ26のシール性及び絶縁性を良好に確保することが可能になる。しかも、締め付け部材50a、50b自体の剛性を高める必要がなく、前記締め付け部材50a、50bを有効に小型化及び軽量化させることができるという効果が得られる。
【0038】
さらに、各連結部材52は、締め付け部材50a、50bに対してリンク機構を介して連結されている。これにより、締め付け部材50a、50bが変形しても、例えば、前記締め付け部材50a、50bと筒状部54a、54bとの間の溶接部位における剥離等の不具合が発生することがなく、良好に使用することが可能になる。
【0039】
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック70の斜視説明図である。
【0040】
なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
【0041】
図5〜図7に示すように、エンドプレート20aの互いに対向する一対の辺46a、46bと、エンドプレート20bの互いに対向し且つ前記一対の辺46a、46bと同一側の一対の辺48a、48bとには、それぞれ締め付け部材72a、72bの両端が固定される。締め付け部材72aの両端は、エンドプレート20a、20bの辺46a、48aの略中央にねじ止め等により固定されるとともに、締め付け部材72bの両端は、前記エンドプレート20a、20bの辺46b、48bにねじ止め等により固定される。
【0042】
一対の締め付け部材72a、72bは、長尺板状を有しており、前記締め付け部材72a、72bには、積層体14の互いに対向する一対の面が当接する(図6参照)。
【0043】
締め付け部材72aと締め付け部材72bとは、積層体14の外方に配置されるそれぞれ一対の連結部材74a、74bにより結合される。締め付け部材72a、72bの長さ方向(矢印A方向)の所定の位置(例えば、略3等分した位置)には、それぞれ2つ(一対)の筒状部76a、76bが固着される。
【0044】
各筒状部76a、76bには、ピン78a、78bが挿入されてリンク機構が構成されるとともに、前記ピン78a、78bは、矢印C方向に対し積層体14の外方に突出する。ピン78a、78bが両端に挿入される各連結体(棒状部)80a、80bは、矢印B方向に延在する。連結部材74aは、連結体80aがピン78a、78bを介して筒状部76a、76bに連結されるとともに、連結部材74bは、連結体80bがピン78a、78bを介して筒状部76a、76bに連結される。
【0045】
連結体80a、80b同士は、揺動防止部材82により互いに固定される。この揺動防止部材82は、板状を有しており、連結体80a、80bに溶接等により一体に固着され、積層体14の矢印C方向の揺動を防止する機能を有する。
【0046】
このように構成される第2の実施形態では、連結部材74a、74bによる補強作用下に、締め付け部材72a、72bの変形が抑制されるとともに、前記締め付け部材72a、72bを有効に小型化及び軽量化させることができる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0047】
しかも、揺動防止部材82が用いられることにより、積層体14の矢印C方向の揺動をも良好に防止することが可能になる。
【0048】
図8は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池スタック90の斜視説明図である。
【0049】
燃料電池スタック90では、実質的に、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10の一対の締め付け部材50a、50bを用いるとともに、前記一対の締め付け部材50aと前記一対の締め付け部材50bとは、積層体14の外方に配置される連結部材92により結合されている。連結部材92は、バンド部材であり、積層体14と締め付け部材50a、50bとを一体に締め付け保持している。
【0050】
なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10の一対の締め付け部材50a、50bに代えて、第2の実施形態に係る燃料電池スタック70の締め付け部材72a、72bを用いてもよい。
【0051】
これにより、第3の実施形態では、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られるとともに、構成が一層簡素化されて経済的であるという利点がある。
【符号の説明】
【0052】
10、70、90…燃料電池スタック 12…発電セル
14…積層体 20a、20b…エンドプレート
22…電解質膜・電極構造体 24、26…セパレータ
28a…酸化剤ガス供給連通孔 28b…酸化剤ガス排出連通孔
30a…冷却媒体供給連通孔 30b…冷却媒体排出連通孔
32a…燃料ガス供給連通孔 32b…燃料ガス排出連通孔
34…固体高分子電解質膜 36…アノード側電極
38…カソード側電極 40…燃料ガス流路
42…冷却媒体流路 44…酸化剤ガス流路
46a、46b、48a、48b…辺
50a、50b、72a、72b…締め付け部材
52、74a、74b、92…連結部材
54a、54b、76a、76b…筒状部
56a、56b、78a、78b…ピン
58、80a、80b…連結体 82…揺動防止部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電解質の両側に一対の電極が配設される電解質・電極構造体と、セパレータとを有する発電セルが、複数積層される積層体を備え、前記積層体の積層方向両端にエンドプレートが配設される燃料電池スタックであって、
一方の前記エンドプレートの互いに対向する一対の辺と、他方の前記エンドプレートの互いに対向し且つ前記一対の辺と同一側の一対の辺とには、一対の締め付け部材の両端が固定され、
前記一対の締め付け部材には、前記積層体の互いに対向する一対の面が当接するとともに、
前記一対の締め付け部材は、前記積層体の外方に配置される連結部材により結合されることを特徴とする燃料電池スタック。
【請求項2】
請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記連結部材は、前記締め付け部材に対してリンク機構により結合されることを特徴とする燃料電池スタック。
【請求項3】
請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記連結部材は、それぞれ複数の連結体を備えるとともに、
各連結部材を構成する前記連結体同士は、揺動防止部材により互いに固定されることを特徴とする燃料電池スタック。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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