説明

物品の供給装置

【課題】本発明は、軽量物から重量物の物品を滑動させて供給可能な傾斜型の供給用レールを備えた物品の供給装置を提供する。
【解決手段】供給するカートンが軽量物の発泡スチロール製カートンの場合には、SUSレール26、26を上昇させて、ゴムレール24、24よりも所定高さAだけ上方に位置させる。これにより、軽量物の発泡スチロール製カートンは、摩擦抵抗の小さいSUSレール26、26に沿って滑落するが、軽量なので問題なく供給される。次に、供給するカートンが重量物のプラスチック製カートンの場合には、SUSレール26、26を下降させて、ゴムレール24、24よりも所定高さBだけ下方に位置させる。これにより、重量物のプラスチック製カートンは、摩擦抵抗の大きいゴムレール24、24に沿って低速で滑落するので、勢いよく滑落することによるカートンの破損を防止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は物品の供給装置に係り、特に傾斜配置された供給用レールに物品を滑落させて 下方に位置する受取部に供給する物品の供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
加工食品の製造工場には、製造された加工食品をカートンに詰め込むために、その詰込作業場に空のカートンを供給する供給装置が設けられている。このような供給装置のなかで、上階に設けられたカートンストック部から下階の詰込作業場にカートンを供給する供給装置は、カートンの供給用レールを上階から下階に傾斜して配設し、空のカートンを供給用レールの上部投入口から供給用レールに投入することにより供給用レールに沿って滑落させ、供給用レールの下部受取口からカートンを受け取るように構成されている。
【0003】
また、供給用レールやシュートに振動フィーダを取り付け、この振動フィーダによって供給用レールやシュートを振動させることにより、物品を強制的に滑落させる供給装置も提案されてる(特許文献1)。
【特許文献1】特開平7−196134号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、加工食品の詰め込み用に使用されるカートンは、発泡スチロール製のものとプラスチック製のものとが場合に応じて使用されている。発泡スチロール製のカートンは軽量物なので、例えば表面が滑らかなSUS(ステンレス)製の供給用レールに滑落させても問題は無いが、重量物のプラスチック製カートンを滑落させると、勢いよく下階に滑落し、カートンが破損するという虞があった。したがって、プラスチック製カートンを詰込作業場に供給する場合には、傾斜型の供給用レールは使用できないという欠点があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軽量物から重量物の物品を滑動させて供給可能な傾斜型の供給用レールを備えた物品の供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、物品が滑落して供給されるように傾斜して配置された、摩擦抵抗の異なる複数種類の供給用レールと、前記複数種類の供給用レールのうち少なくとも一種類の供給用レールを上下移動させて高さ調整するレール駆動装置と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、物品が軽量物の場合には、複数種類の供給用レールのうち、摩擦抵抗の小さい供給用レールを、摩擦抵抗の大きい供給用レールに対して相対的に上方に移動させる。これにより、軽量物の物品は、摩擦抵抗の小さい供給用レールに沿って滑落するが、軽量物なので問題なく供給される。一方、物品が重量物の場合には、複数種類の供給用レールのうち、摩擦抵抗の大きい供給用レールを、摩擦抵抗の小さい供給用レールに対して相対的に上方に移動させる。これにより、重量物の物品は、摩擦抵抗の大きい供給用レールに沿って低速で滑落するので、勢いよく滑落することに起因する物品の破損を防止できる。よって、本発明の物品の供給装置によれば、軽量物から重量物の物品を滑動させて供給可能な傾斜型の供給用レールを備えた物品の供給装置を提供できる。また、供給用レールの高さを微調整して、摩擦抵抗の小さい供給用レールと摩擦抵抗の大きい供給用レールとに対する物品の接触割合を調整することにより、物品の滑落速度を微調整することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数種類の供給用レールのうち、所定の供給用レールには該供給用レールを振動させる振動発生装置が設けられていることを特徴としている。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記振動発生装置は、前記所定の供給用レールを構成する一対のレールの各々に設けられ、各々の振動発生装置は異なる振動数にて運転可能であることを特徴としている。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、一対のレールの各々に設けられた振動発生装置を、異なる振動数にて運転させることにより、一定の周波数では振動搬送し難い物品でも容易に搬送することができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記振動発生装置は、前記複数種類の供給用レールのうち、摩擦抵抗が最大の供給用レールに設けられていることを特徴としている。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、摩擦抵抗の大きな供給用レールに振動発生装置を設け、その供給用レールを振動させると、摩擦抵抗大によって通常では滑落し難い重量物の物品をゆっくりと滑落させることができ、また、振動を停止することにより、その位置で物品の滑落を停止させることもできる。すなわち、制動作用を付加することができる。振動発生装置は、摩擦抵抗の小さな供給用レールに設けても構わない。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1、2、3又は4のうちいずれか一つに記載の発明において、前記供給装置には、前記供給用レールによって供給される前記物品の両側面をガイドする一対のサイドガイド部材が設けられ、該一対のサイドガイド部材は、前記物品の供給方向に沿って配置されるとともに該供給方向に回転する多数のローラ群から構成されていることを特徴としている。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、サイドガイド部材によって物品を供給用レールから脱落させることなく滑落させることができる。また、物品は、サイドガイド部材の多数のローラ群にガイドされながら滑落するが、この時、ローラ群は物品の供給方向に回転するため、物品はローラ群から余計な摩擦抵抗を受けることなく円滑に滑落する。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記一対のサイドガイド部材には、該一対のサイドガイド部材の間隔を可変する間隔調整装置が設けられていることを特徴としている。
【0016】
請求項6に記載の発明によれば、物品の大きさに応じて、一対のサイドガイド部材の間隔を間隔調整装置によって調整することができる。
【0017】
請求項7に記載の発明は、請求項1、2、3、4、5又は6のうちいずれか一つに記載の発明において、前記供給装置には、前記供給用レールの傾斜角度を調整する傾斜角度調整装置が設けられていることを特徴としている。
【0018】
請求項7に記載の発明によれば、詰込作業場の作業スペースの位置に応じて、供給用レールの傾斜角度を傾斜角度調整装置によって調整することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係る物品の供給装置によれば、摩擦抵抗の異なる複数種類の供給用レールを備えるとともに、複数種類の供給用レールのうち所定の供給用レールを、他の供給用レールに対し上下移動させて高さ調整するレール駆動装置を備えたので、軽量物から重量物の物品を滑動させて供給する傾斜型の供給用レールを備えた物品の供給装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、添付図面に従って本発明に係る物品の供給装置の好ましい実施の形態について詳説する。図1は、本発明の実施の形態に係る物品の供給装置10の一部破断部を含む側面図である。
【0021】
同図に示す供給装置10は、茄子、胡瓜等の浅漬け製品の製造工場に設置された浅漬け製品詰め込み用カートン12の供給装置であり、上階14から下階16に向けて所定角度(例えば45°)傾斜して配置されている。
【0022】
この供給装置10によれば、空のカートン12は、供給装置10の上階14に位置する上部投入口18から、供給装置10を構成する供給用レール20に投入されることにより供給用レール20に沿って滑落され、供給装置10の下階16に位置する下部受取口22に供給される。また、供給装置10は、上階14に立設された支柱15に軸17を介して矢印P方向に傾動自在に設けられるとともに、供給装置10の下部に取り付けられたジャッキ(不図示)の伸縮により傾斜角度が調整自在となっている。供給装置10の傾斜角度は、下階16に対する上階14の高さや下階16の作業スペースの位置に応じて調整される。なお、傾斜角度の調整に加えて供給装置10を伸縮自在な構成とすることにより、工場の大きさや広さに合わせて供給装置10の傾斜角度や長さを自在に調整することができる。
【0023】
供給用レール20は、図2の如く中央に配置された一対のゴムレール(摩擦抵抗の大きい供給用レール)24、24と、その両外側に配置された一対のSUS(摩擦抵抗の小さい供給用レール)レール26、26とから構成される。
【0024】
ゴムレール24、24は、図2の如く上部投入口18から下部受取口22まで延設された支持板28上に平行に固定され、また、SUSレール26、26は、支持板28と平行に配設された鋼材30、30の上面に固定されている。これらの鋼材30、30の下部は、図3の如くシリンダ装置(レール駆動装置)32のピストン34に取り付けられ、シリンダ装置32は供給装置10に固定された固定板36上に設置されている。このシリンダ装置32は、上部投入口18と下部受取口22の近傍にそれぞれ一対づつ配置され、その伸縮動作は不図示の制御部により、同期して動作するように制御されている。
【0025】
したがって、図3、図4の如くシリンダ装置32、32のピストン34、34が同時に伸長されると、鋼材30、30を介してSUSレール26、26が平行に斜め方向に上昇し、ゴムレール24、24よりも所定高さAだけ上方に斜め上方に位置する。この時、供給用レール20は、摩擦抵抗の小さいSUSレール26、26が主体となる。一方、図5、図6の如くシリンダ装置32のピストン34が収縮されると、鋼材30、30を介してSUSレール26、26が平行に斜め方向に下降し、ゴムレール24、24よりも所定高さBだけ斜め下方に位置する。この時、供給用レール20は、摩擦抵抗の大きいゴムレール24、24が主体となる。
【0026】
ゴムレール24、24の支持板28は、上部投入口18から下部受取口22に延設された鋼材38にその下部が支持され、この鋼材38の下部には図7の如くバイブレータ(振動発生装置)40が取り付けられている。したがって、バイブレータ40が駆動されると、その振動が鋼材38から支持板28を介してゴムレール24、24に伝達され、ゴムレール24、24が所定の振動数で振動される。バイブレータ40は、ゴムレール24、24全体に振動が伝達されるように図1の如く上部投入口18と下部受取口22の近傍にそれぞれ一対づつ配置される。また、バイブレータ40による振動数は、30〜60Hzの間で無段階に切り替え可能となっている。なお、バイブレータ40による振動数は、これに限定されるものではない。
【0027】
更にまた、バイブレータ40、40を、異なる振動数にて運転させることもできる。これにより、一定の周波数では振動搬送し難い物品でも容易に搬送することができる。
【0028】
更に、バイブレータ40による振動がSUSレール26、26に伝達されないように、図8の如く鋼材38は、防振ゴム44、44を有する防振ユニット42を介して固定板36に固定されている。この防振ゴム44は振動を減衰させる機能を有し、図1の如くシリンダ装置32の近傍に設置されている。したがって、図7のバイブレータ40から鋼材38に伝達された振動は、防振ゴム44によって減衰されるので固定板36には伝達されず、よって、バイブレータ40の振動は、固定板36からシリンダ装置32及び鋼材30を介してSUSレール26、26に伝達されない。なお、バイブレータ40の振動をゴムレール24と同様にSUSレール26に伝達してもよいが、SUSレール26は、軽量物の発泡スチロール製カートン12Bを搬送する際に使用されるものなので、振動させるまでもなくカートン12Bを供給できる。よって、実施の形態では、SUSレール26に振動を伝達させない構成としている。
【0029】
図2の如く供給用レール20の両側には、サイドガイド部材46、46が供給用レール20に沿って平行に配設されている。このサイドガイド部材46は、供給用レール20にに沿って滑落するカートン12の両側面をガイドするためのガイド部材であり、供給用レール20に沿って配置された断面コ字状の本体48と、この本体48に回転自在に取り付けられた多数の縦型ローラ50、50…(ローラ群)とから構成される。本体48、48は、その側部に形成された開放部が対向するように配置され、この開放部から縦型ローラ50、50…の転送面が突出するように取り付けられている。また、縦型ローラ50は、本体48の長手方向に直交する軸52を中心に回転自在に取り付けられている。すなわち、縦型ローラ50は、カートン12の供給方向に回転自在に取り付けられている。なお、サイドガイド部材46をSUS製のプレートで構成してもよい。
【0030】
サイドガイド部材46には、サイドガイド部材46、46の間の間隔を可変するシリンダ装置(間隔調整装置)54のピストン56が取り付けられている。このシリンダ装置54は、上部投入口18と下部受取口22の近傍にそれぞれ一対づつ配置され、ピストン56の伸縮動作は不図示の制御部により、同期して動作するように制御されている。
【0031】
供給装置10の供給用レール20の下方には、図1の如くカートン12の蓋13を滑落させる一対のレール58、58が供給用レール20と平行に配設されている。このレール58は、軽量物の蓋13を円滑に滑落させるため、摩擦抵抗の小さいSUS製で構成されている。なお、図3の符号13Aは、発泡スチロール製の蓋であり、図5の符号13Bはプラスチック製の蓋である。
【0032】
次に、前記の如く構成された供給装置10の作用について説明する。
【0033】
まず、供給するカートン12が軽量物の発泡スチロール製カートン12Aの場合には、図3、図4の如くシリンダ装置32のピストン34を伸長させる。これにより、鋼材30、30を介してSUSレール26、26が斜め上方に上昇し、ゴムレール24、24よりも所定高さAだけ斜め上方に位置する。よって、軽量物の発泡スチロール製カートン12Aは、摩擦抵抗の小さいSUSレール26、26に沿って滑落する。発泡スチロール製カートン12Aは、軽量物なので破損等の問題なく下部受取口22に供給される。
【0034】
次に、供給するカートン12が重量物のプラスチック製カートン12Bの場合には、図5、図6の如くシリンダ装置32のピストン34を収縮させる。これにより、鋼材30、30を介してSUSレール26、26が斜め下方に下降し、ゴムレール24、24よりも所定高さBだけ斜め下方に位置する。よって、重量物のプラスチック製カートン12Bは、摩擦抵抗の大きいゴムレール24、24に沿って低速で滑落するので、勢いよく滑落することによるカートン12Bの破損を防止できる。
【0035】
以上の如く実施の形態の供給装置10によれば、軽量物から重量物のカートン12A、12Bであっても、そのカートン12A、12Bを供給用レール20に滑動させて供給できる。また、SUSレール26、26の高さをシリンダ装置32によって微調整し、SUSレール26、26とゴムレール24、24とに対するカートン12の接触割合を調整することにより、カートン12の滑落速度を微調整することができる。
【0036】
更に、供給装置10では、ゴムレール24、24側にバイブレータ40を設け、ゴムレール24、24を振動させると、摩擦抵抗大によって通常では滑落し難い重量物のプラスチック製カートン12Bをゆっくりと滑落させることができる。また、バイブレータ40の振動を停止することにより、その位置でカートン12Bの滑落を停止させることもできる。
【0037】
更にまた、供給装置10では、サイドガイド部材46によってカートン12を供給用レール20から脱落させることなく滑落させることができる。また、カートン12は、サイドガイド部材46の多数の縦型ローラ50、50…にガイドされながら滑落する。この時、縦型ローラ50、50…はカートン12の供給方向に回転するため、カートン12は縦型ローラ50、50…から余計な摩擦抵抗を受けることなく円滑に滑落する。更に、このサイドガイド部材46は、シリンダ装置54によってその間隔が変更されるので、カートン12の大きさに応じて、その間隔を調整することができる。よって、様々なサイズのカートン12に適用できる。
【0038】
また、供給装置10によれば、軸17を中心に供給装置10が傾動するので、下階16に対する上階14の高さや下階の作業スペースの大きさに応じて供給用レール20の傾斜角度を調整することができる。
【0039】
なお、実施の形態では、物品として浅漬け製品のカートン12を例示したが、これに限定されるものではない。また、摩擦抵抗の大きい供給用レールとしてゴムレール24を例示したが、これに限定されるものではなく、摩擦抵抗の小さい供給用レールとしてSUSレールを例示したがこれに限定されるものではない。更に、レールの種類もゴムレール24とSUSレールの2種類に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】実施の形態の物品の供給装置の側面図
【図2】図1に示した物品の供給装置の斜視図
【図3】図1の(3)−(3)線から見た物品の供給装置の断面図
【図4】SUSレールがゴムレールに対して上昇した位置にある物品の供給装置の斜視図
【図5】図1の(5)−(5)線から見た物品の供給装置の断面図
【図6】SUSレールがゴムレールに対して下降した位置にある物品の供給装置の斜視図
【図7】図1の(7)−(7)線から見た物品の供給装置の断面図
【図8】図1の(8)−(8)線から見た物品の供給装置の断面図
【符号の説明】
【0041】
10…物品の供給装置、12、12A、12B…カートン、13、13A、13B…蓋、14…上階、16…下階、18…上部投入口、20…供給用レール、22…下部受取口、24…ゴムレール、26…SUSレール、32…シリンダ装置、40…バイブレータ、44…防振ゴム、46…サイドガイド部材、50…縦型ローラ、54…シリンダ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品が滑落して供給されるように傾斜して配置された、摩擦抵抗の異なる複数種類の供給用レールと、
前記複数種類の供給用レールのうち少なくとも一種類の供給用レールを上下移動させて高さ調整するレール駆動装置と、
を備えたことを特徴とする物品の供給装置。
【請求項2】
前記複数種類の供給用レールのうち、所定の供給用レールには該供給用レールを振動させる振動発生装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の物品の供給装置。
【請求項3】
前記振動発生装置は、前記所定の供給用レールを構成する一対のレールの各々に設けられ、各々の振動発生装置は異なる振動数にて運転可能であることを特徴とする請求項2に記載の物品の供給装置。
【請求項4】
前記振動発生装置は、前記複数種類の供給用レールのうち、摩擦抵抗が最大の供給用レールに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の物品の供給装置。
【請求項5】
前記供給装置には、前記供給用レールによって供給される前記物品の両側面をガイドする一対のサイドガイド部材が設けられ、該一対のサイドガイド部材は、前記物品の供給方向に沿って配置されるとともに該供給方向に回転する多数のローラ群から構成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4のうちいずれか一つに記載の物品の供給装置。
【請求項6】
前記一対のサイドガイド部材には、該一対のサイドガイド部材の間隔を可変する間隔調整装置が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の物品の供給装置。
【請求項7】
前記供給装置には、前記供給用レールの傾斜角度を調整する傾斜角度調整装置が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6のうちいずれか一つに記載の物品の供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−188321(P2006−188321A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−686(P2005−686)
【出願日】平成17年1月5日(2005.1.5)
【出願人】(000005452)株式会社日立プラントテクノロジー (1,767)
【Fターム(参考)】