説明

物販システムと、この物販システムの清算システム

【課題】物販情報提供を広範囲に発信し、2次元コードの利用を不特定多数の消費者を対象とし、さらに商品又は登録手段として2次元コードを利用し、緊急及び/又は瞬時に物販情報提供を発信できるようにする。
【解決手段】運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを連繋し、運営会社物販サイト用データベースからの情報で、識別記号発行データベース運営会社で識別記号を発行し、店の壁、窓に設け、店の情報空間を、動的かつ多面的に利用し、運営会社物販サイト用データベースの物販情報を視認・購入可能とし、物販情報の享受と、チケットの購入可能とする物販システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物販システムと、この物販システムの清算システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、物販品(チケット、書籍、各種商品、食材、家具、文房具等であって、特に、緊急を要するチケット、予約等の物販)の情報及び/又は購入(注文)に関した情報提供(省略して、原則として、物販情報提供とする)は、情報誌、新聞、パンフレット等の視認媒体(紙媒体)を始めとして、インターネット、サーバ、ウエーブベージ等の通信媒体、又は多人数を対象とした物販会場等の施設を利用した直接方式等が利用されている。
【0003】
前述した、視認媒体、通信媒体等を利用した物販情報提供は、汎用性があり、簡便である特徴がある。しかし、この種の物販情報提供は、来訪者、又はアクセスする者(購入者とする)と、物販情報提供の当事者との間の一元的な連絡ルートである。従って、物販情報提供が、一定の地域の範囲となることから、多元的な連絡ルートになり得ないこと、また緊急及び/又は瞬時な物販情報提供を図るには、改良すべき点が考えられる。そして、この多元的な連絡ルートに係わる店の数及び/又は地域が限られる場合があり、より多くの人との接触回数の拡大、又は物販情報提供の場を確保するには、改良すべき点が考えられる。
【0004】
尚、求人情報、車輌の購入情報に関して、QRコードと携帯電話を介して、直接ホームページに入り込むことが可能な、紙面を利用した情報提供がある。しかし、この方法も、紙面を閲覧、又は遭遇した、特定の人が利用可能な方法であり、前述と同様に、視認者、又は購入者と、物販情報提供の当事者との間の一元的な連絡ルートである。従って、簡便であるが、前述と同様な改良すべき点がある。
【0005】
そして、この種の物販情報提供と、この物販情報提供による注文者(第三者)の利便性と、当該物販情報提供する連絡ルートに関する先行文献を挙げると、次のような、文献(1)〜文献(3)とが挙げられる。
【0006】
文献(1)は、特開2006−127006の「販売システム」であり、この発明は、専門店内の主催者サーバと、生産者をインターネットで接続し、この主催者サーバには、生産者からの商品が表示されている。そこで、消費者が、この主催者サーバ上の商品を購入しようとする際には、QRコードの読取り可能な携帯電話か、インターネットへの接続可能な携帯電話を利用し、前記商品のQRコードにアクセスする操作を介して、入手する構成であり、またこのQRコードの読取り可能なバーコードリーダを利用して、主催者サーバの売上情報を蓄積可能とした構成である。従って、この主催者サーバに、商品を陳列し、インターネットを利用して、消費者に直接、かつQRコードを利用して、販売することを特徴とする。
【0007】
また文献(2)は、特開2002−197364の「マーケティング方法及び記録媒体」であり、この発明は、広告主側がコード発行者側に対し、コード登録申請を行い、QRコードを取得する。このQRコードを、ユーザが広告媒体の広告内の中よりコード読取器により読取り、かつこのQRコードが、ノート型パソコンのディスプレイに表示された段階で、このユーザは、インターネット・アドレスのホームページを閲覧可能とするとともに、ユーザ側からのアクセスを受付けてインターネット・アドレスのホームページへのジャンプを行い、広告主が、ユーザ側からのアクセス情報に含まれる媒体マーケティング情報を取得可能とする構成である。従って、広告主が、QRコードを用いたユーザの媒体マーケティング情報の入手を容易に行なえるマーケティング方法の提供を意図する。
【0008】
さらに文献(3)は、特開2006−295898の「携帯端末による情報通信方式」であり、この発明は、画像表示が可能な媒体にQRコード(2次元コード)の画像を表示する第1のステップと、携帯電話等の携帯端末のコード読取手段によりQRコードを読取る第2のステップと、この読取ったQRコードの情報に基づき、携帯端末から画像・音声配信元、又は仲介者のシステムに配信依頼情報を送信する第3のステップと、システムから送信されて来る画像・音声を、携帯端末で受信してリアルタイムに表示する第4のステップで構成する。これにより、広告宣伝媒体、又は商品に付せられたQRコードを携帯端末で読取って、自動的に内容を認識し、画像・音声配信情報を発信し、この携帯端末に画像・音声情報を取得できる簡易な携帯端末を利用した情報通信方式の提供を意図する。
【0009】
【特許文献1】特開2006−127006
【特許文献2】特開2002−197364
【特許文献3】特開2006−295898
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
前述した文献(1)〜(3)の発明は、ネットワーク及び/又はサーバを基幹とし、この基幹とし、QRコードを識別記号として、商品の購入を図る構造と、又はサーバを介してQRコードを入手し、インターネットへのアクセスと、このアクセスを介して、所定の情報入手、及び/又はサーバ上に登録し、その後、マーケティングに対する有利性を発揮できる構造を提供する。
【0011】
しかし、この文献(1)〜(3)の発明は、QRコードを、商品、又は登録手段として識別記号とすることから、個人的な使用の色合いが強く、一元的な利用範囲に留まること、又はこのQRコードの利用では、発行部数、視聴率等の視認媒体、通信媒体等の媒体手段の範囲(エリア)内であり、その利用範囲が、従来と同様な利用範囲に留まること等の課題が考えられる。
【0012】
殊に、当該文献(1)〜(3)の発明は、QRコード(識別記号)を、利用し、かつ配布する範囲が、前述した範囲に留まることから、物販情報提供を広範囲に発信することの困難性と、また前述の構造では、このQRコードの利用を、不特定多数の消費者を対象とすることの困難性と、さらに商品、又は登録手段としてQRコードの利用する構造であり、緊急及び/又は瞬時に物販情報提供を発信することの困難性とがあり、これらの困難性の解決が要望される処である。
【0013】
上記に鑑み、本発明は、下記の目的を達成することを意図する。 [イ] 識別記号を、店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付し、この識別記号を、不特定多数の購入者(消費者)が読取ることで、この購入者が、運営会社物販サイト用データベース(運営会社とは、物販サイトを運営する会社を云う)の物販情報の閲覧、又は開設されている物販情報を、入手できる構造とすること、 [ロ] この識別記号の読取りを、広範で、不特定多数の購入者を対象とすることで、当該運営会社物販サイト用データベースの物販情報を、広く、かつ動的に利用すること、 [ハ] 識別記号を、店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付することで、取扱う店の空スペースの有効利用と、経済性の向上、又は顧客吸引力の向上を図ること、 [ニ] さらに識別記号を、チェーン店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付することで、緊急及び/又は瞬時な物販情報提供が図れることと、前述の如く、広く、かつ動的な利用が図れること、等を意図する。
【課題を解決するための手段】
【0014】
請求項1の発明は、 [イ] 識別記号を、店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付し、この識別記号を、不特定多数の購入者(消費者)が読取ることで、この購入者が、運営会社物販サイト用データベースの物販情報の閲覧、又は開設されている物販情報を、入手できる構造とすること、 [ロ] この識別記号の読取りを、広範で、不特定多数の購入者を対象とすることで、当該運営会社物販サイト用データベースの物販情報を、広く、かつ動的に利用すること、 [ハ] 識別記号を、店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付することで、取扱う店の空スペースの有効利用と、経済性の向上、又は顧客吸引力の向上を図ること、 [ニ] さらに識別記号を、チェーン店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付することで、緊急及び/又は瞬時な物販情報提供を図ることと、前述の如く、広く、かつ動的な利用を図ること、等を意図する。
【0015】
請求項1は、物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、この運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムの管理会社と、
この物販システムの運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
この識別記号の発行を行う手段を介して、提供された識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する店と、
この店の識別記号を視認し、この識別記号を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
この注文手段からの情報を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあった事実を、情報として確認する確認手段と、
この確認手段を介して、前記店への清算をアクセスする清算手段とで構成した物販システムである。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成すること、また (ホ) 物販情報の享受を達成できる物販システムを提供すること等を意図する。
【0017】
請求項2は、請求項1に記載の物販システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成とし、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行し、この識別記号を、店の壁、窓等の情報空間に設け、この店の情報空間を、動的かつ多面的に利用し、また、この識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続し、この運営会社物販サイト用データベースの情報を視認可能とする構成とし、
この視認可能とする構成を介して、前記物販情報の享受を可能とする構成とした物販システムである。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成すること、また (へ) 店との契約及び/又は取引の成立が確定できる物販システムを提供すること等を意図する。
【0019】
請求項3は、請求項1に記載の物販システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成とし、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行し、この識別記号を、店の壁、窓等の情報空間に設け、この店の情報空間を、動的かつ多面的に利用し、また、この識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続し、この運営会社物販サイト用データベースを閲覧した情報を確認できる確認手段を設け、
この確認手段を介して、前記店との契約及び/又は取引の成立が確定する構成とした物販システムである。
【0020】
請求項4の発明は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成すること、また (ト) 物販システムを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、総合物販Webコミュニティーが図れる物販システムを提供すること等を意図する。
【0021】
請求項4は、請求項1に記載の物販システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成であって、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行する行為と、この識別記号を設けた店の壁、窓等の情報空間を利用し、この情報空間に設けた前記識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続する行為と、この運営会社物販サイト用データベースに情報を書込む行為とを、インターネット、サーバ、ウエーブベージを介して、リンクする構成とした物販システムである。
【0022】
請求項5の発明は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成すること、また (チ) 物販システムを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、企業への清算と、総合物販Webコミュニティーシステムが図れる物販システムを提供すること等を意図する。
【0023】
請求項5は、物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、この運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムにおいて、運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
この購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段を介して、提供された物販市場の情報を取扱い、かつこの識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する空間提供機構となり得る店と、
この店で提供される識別記号を視認し、この識別記号を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
この注文手段からの情報を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあったことを確認する確認手段と、
この確認手段を介して、この店への清算を図る清算手段とで構成した物販システムの清算システムである。
【0024】
請求項6の発明は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成すること、また (ル) 物販システムを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、店への換金(マージンの支払い)と、総合物販Webコミュニティーシステムが図れる物販システムを提供すること等を意図する。
【0025】
請求項6は、物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、この運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムにおいて、運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
この購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段を介して、提供された物販市場の情報を取扱い、かつこの識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する空間提供機構となり得る店と、
この店で提供される識別記号を視認し、この識別記号を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
この注文手段からの情報を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあったことを確認する確認手段と、
この確認手段を介して、前記店に情報を伝達する手段と、
この店への清算を図る清算手段とで構成した物販システムの清算システムである。
【0026】
請求項7の発明は、請求項5、請求項6の目的を達成すること、この目的を達成するために、最適な物販情報提供システムの清算システムを提供すること等を意図する。
【0027】
請求項7は、請求項5、請求項6に記載の物販システムの清算システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成であって、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行する行為と、この識別記号を設けた店の壁、窓等の情報空間を利用し、この情報空間に設けた前記識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続する行為と、この運営会社物販サイト用データベースに情報を書込む行為と、並びに前記店及び企業に情報を伝達する行為とを、インターネット、サーバ、ウエーブベージを介して、リンクする構成とした物販システムの清算システムである。
【発明の効果】
【0028】
請求項1の発明は、物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムの管理会社と、
物販システムの運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
識別記号の発行を行う手段を介して、提供された識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する店と、
店の識別記号を視認し、識別記号を基に、運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
注文手段からの情報を基に、運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあった事実を、情報として確認する確認手段と、
確認手段を介して、店への清算をアクセスする清算手段とで構成した物販システムである。
【0029】
従って、請求項1は、 [イ] 識別記号を、店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付し、この識別記号を、不特定多数の購入者(消費者)が読取ることで、この購入者が、運営会社物販サイト用データベースの物販情報の閲覧、又は開設されている物販情報を、入手できる構造となること、 [ロ] この識別記号の読取りを、広範で、不特定多数の購入者を対象とすることで、当該運営会社物販サイト用データベースの物販情報を、広く、かつ動的に利用できること、 [ハ] 識別記号を、店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付することで、取扱う店の空スペースの有効利用と、経済性の向上、又は顧客吸引力の向上が図れること、 [ニ] さらに識別記号を、チェーン店の壁、窓のデットスペースを利用して、貼付することで、緊急及び/又は瞬時な物販情報提供が図れることと、前述の如く、広く、かつ動的な利用が図れること、等の特徴を有する。
【0030】
請求項2の発明は、請求項1に記載の物販システムにおいて、
運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成とし、
運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行し、識別記号を、店の壁、窓等の情報空間に設け、店の情報空間を、動的かつ多面的に利用し、また、識別記号を介して、運営会社物販サイト用データベースに接続し、運営会社物販サイト用データベースの情報を視認可能とする構成とし、
視認可能とする構成を介して、物販情報の享受を可能とする構成とした物販システムである。
【0031】
従って、請求項2は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成できること、また (ホ) 物販情報の享受を達成できる物販システムを提供できること等の特徴を有する。
【0032】
請求項3の発明は、請求項1に記載の物販システムにおいて、
運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成とし、
運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行し、識別記号を、店の壁、窓等の情報空間に設け、店の情報空間を、動的かつ多面的に利用し、また、識別記号を介して、運営会社物販サイト用データベースに接続し、運営会社物販サイト用データベースを閲覧した情報を確認できる確認手段を設け、
確認手段を介して、店との契約及び/又は取引の成立が確定する構成とした物販システムである。
【0033】
従って、請求項3は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成できること、また (へ) 店との契約及び/又は取引の成立が確定できる物販システムを提供できること等を意図する。
【0034】
請求項4の発明は、請求項1に記載の物販システムにおいて、
運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成であって、
運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行する行為と、識別記号を設けた店の壁、窓等の情報空間を利用し、情報空間に設けた識別記号を介して、運営会社物販サイト用データベースに接続する行為と、運営会社物販サイト用データベースに情報を書込む行為とを、インターネット、サーバ、ウエーブベージを介して、リンクする構成とした物販システムである。
【0035】
従って、請求項4は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成できること、また (ト) 物販システムを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、総合物販Webコミュニティーが図れる物販システムを提供できること等の特徴を有する。
【0036】
請求項5の発明は、物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムにおいて、運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段を介して、提供された物販市場の情報を取扱い、かつ識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する空間提供機構となり得る店と、
店で提供される識別記号を視認し、識別記号を基に、運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
注文手段からの情報を基に、運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあったことを確認する確認手段と、
確認手段を介して、店への清算を図る清算手段とで構成した物販システムの清算システムである。
【0037】
従って、請求項5は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成できること、また (チ) 物販システムを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、企業への清算と、総合物販Webコミュニティーシステムが図れる物販システムを提供できること等の特徴を有する。
【0038】
請求項6の発明は、物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムにおいて、運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段を介して、提供された物販市場の情報を取扱い、かつ識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する空間提供機構となり得る店と、
店で提供される識別記号を視認し、識別記号を基に、運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
注文手段からの情報を基に、運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあったことを確認する確認手段と、
確認手段を介して、店に情報を伝達する手段と、
店への清算を図る清算手段とで構成した物販システムの清算システムである。
【0039】
従って、請求項6は、請求項1に記載の(イ)〜(ニ)の効果を達成できること、また (ル) 物販システムを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、店への換金(マージンの支払い)と、総合物販Webコミュニティーシステムが図れる物販システムを提供できること等の特徴を有する。
【0040】
請求項7の発明は、請求項5、請求項6に記載の物販システムの清算システムにおいて、
運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成であって、
運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行する行為と、識別記号を設けた店の壁、窓等の情報空間を利用し、情報空間に設けた識別記号を介して、運営会社物販サイト用データベースに接続する行為と、運営会社物販サイト用データベースに情報を書込む行為と、並びに店及び企業に情報を伝達する行為とを、インターネット、サーバ、ウエーブベージを介して、リンクする構成とした物販システムの清算システムである。
【0041】
従って、請求項7は、請求項5、請求項6の目的を達成できること、この目的を達成するために、最適な物販情報提供システムの清算システムを提供できること等の特徴を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0042】
以下、本発明の実施の態様(形態)を説明する。
【0043】
図面の説明をすると、図1−1は物販システムの管理会社(物販システムの総合管理会社)と、壁、窓の提供業者によるルートの一部を示した模式図、図1−2は物販システムの管理会社と、壁、窓の提供業者によるルートの残りの一部を示した模式図、図2は閲覧請求により契約成立時の壁、窓の提供業者へのリベートの支払いルートを示した模式図、図3は物販市場・QR発行データベースを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、総合物販Webコミュニティー(換金と、総合物販Webコミュニティーシステム)を説明した模式図、図4は本発明の概念図、図5−1、図5−2は、物販システムの管理会社の物販情報の一例を示した模式図、図6−1は、パソコン等の情報機器を介して、視認した際に閲覧できる物販システムの管理会社の物販情報のホームページ(運営会社物販サイト用データベース)の要部の模式図、図6−2は、携帯電話を介して、QRコードを読取り、ホームページ(運営会社物販サイト用データベース)に入り込み、チケット等の物販品を購入及び/又は注文する操作を示した要部の模式図である。
【0044】
以下、本発明の好ましい一例を、図面を参照して説明する。
【0045】
本発明は、図3の模式図と、図4の概念図で示した如く、物販情報(生活用品、家具、文房具、事務用品等の物品類、食品、菓子、野菜、果物等の食品類、又は水、ジュース、酒等の飲料水類の飲食料品類の如く、全ての商品、チケット、カード、切符・乗車券等の物販品)を提供する運営会社物販サイト用データベース1(物販データベース)と、この運営会社物販サイト用データベース1(管理システム)にリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社2(QR発行管理システム)とは、相互に情報提供3できる連携関係を維持しており、この運営会社物販サイト用データベース1には、所定の項目で、例えば、図1の如く、関連商品の情報が展示(表示)及び/又は保管(在庫)されており、例えば、商品・チケット・カード・水・ジュース・食品・薬・事務機器・家具・化粧品・車輌・介護用品・その他関連及び/又は生活、緊急事態対応の商品(物販品)等が考えられる。そして、これらの物販品は、後述する企業のアクセスで、常時、変更可能な構成である。そして、この運営会社物販サイト用データベース1からの情報提供3を介して、識別記号発行データベース運営会社2において、壁、窓(デッドスペース)等の情報空間400(後述する)を提供する店4に対して、カード用(貼着式、掲示式、移動式等を含む)のQRコード、ポップ用のQRコード、又はその他用のQRコード[登録商標]等のQRコード6を発行するが、前記店4が、このQRコード6を取得するには、店4との契約が成立した際に、識別記号発行データベース運営会社2より、ID・パスワードの付与が行なわれた後に、手続きされる構造とし、後述する不正行為(不正)をなくす。この発行されたID・パスワードを基に、識別記号発行データベース運営会社2にアクセスすることで、この識別記号発行データベース運営会社2より、店4に対して、正規のQRコード6が発行される。尚、運営会社物販サイト用データベース1と、識別記号発行データベース運営会社2とは、相互にリンクし、物販システムにおける相互関連を供えた物販システムの管理会社100を構成する。また店4に対するマージンの支払いは、図4に示したように、運営会社物販サイト用データベース1からの情報を介して、識別記号発行データベース運営会社2に連絡が入った時点で、その連絡情報を識別記号発行データベース運営会社2が確認後、このルートを介して、店4に対してマージンが支払われる構造である。尚、このマージンの支払いルートは、他の一例として、運営会社物販サイト用データベース1からの情報を介して、店4及び/又は識別記号発行データベース運営会社2にマージンが支払われるルートがある。従って、このマージンのルートは、上記の説明及び/又は図面には、限定されない。
【0046】
そこで、店4では、人に視認できる箇所で、かつ店4の情報空間400、例えば、内外壁、内外窓、掲示板、看板、車輌、自転車等(壁、窓とする)を利用して、この情報空間400にQRコード6を掲載401する。このように、壁、窓を利用して、QRコード6を掲載401することから、来店者のみならず、通行人、関連業者、又は店員等の如く、不特定多数の人の目に留まり、このQRコード6には、動的な動きが保証されて、結果として、多数の商品の購入を望む、所謂、購入者7、又はその関連業者、情報希求者等の人目に止まり、効率的で、かつ有意義である。そして、また、商品陳列に弊害とならない、壁、窓等の空間スペースを有効利用できること、また店4の収益の向上に寄与できること、又は購入者7への素早い情報提供3と、アンケートに利用することで市場調査等に役立つこと等の特徴がある。また例外であるが、犯人の検挙に関する情報、人探しの情報、又は選挙等の公益的な情報提供等に役立つものであり、本発明では、この物販販売システムの一環とする。尚、このQRコード6の提供業者を、一例として、説明及び/又は図例で、店4をポイントにして説明したが、前述の如く、動きを伴う車輌、電車等を含めてもよい。また他のデッドスペースを有効活用することも可能である。
【0047】
その一方で、購入者7は、店4に掲載401されたQRコード6を、携帯電話8、パソコン、その他のQRを読み取る機能が搭載された端末機で読取り(アクセスし)、直接、運営会社物販サイト用データベース1が展示する物販情報を利用する。例えば、この運営会社物販サイト用データベース1の物販サイトに入り、この物販情報を閲覧することで、購入者7の条件に合った物販品を購入するか、関連する他の人は、要望に合った適宜の物販品を選択できる。このシステムであることから、瞬時、かつ安心して、運営会社物販サイト用データベース1の物販サイトに入り、アクセスできる(購入等が可能となる)ので、速やかな、予約・購入が図れる利便性と、安心感と、わざわざ所定の物販品販売店(図示せず)に出向く手間と、費用の削減、地球・地域環境維持への貢献が図れる。さらには購入者7の移動に伴う、全ての弊害解消に役立つ特徴と、障害者への配慮も図れること、店、物販品販売店(企業)等に何ら遠慮、又は気兼ねなく購入できる利点等がある。尚、前述した読取を(アクセスを)、直接の場合と、その後、何時でも、データを登録している限り可能であり、繰返しの対応ができること、又は、本発明が意図する、例えば、インターネット上のコミュニティー(場の提供)を図り、バーチャル空間の利用と、又はWin―Winの関係を利用した、総合物販Webコミュニティー(換金と、総合物販Webコミュニティーシステム)を構築し、何人も、楽しく、かつ安心して応募できる。
【0048】
以上のように、購入者7の閲覧を介して運営会社物販サイト用データベース1の物販サイトにアクセスがあり、購入8に至った場合には、この事実を、購入情報10(確認手段)とし、店4への情報伝達となる。そして、この購入情報10を介して、店4との契約及び/又は取引の成立が確定する(情報空間400を提供することによる場貸しによる契約:賃貸借契約が成立する)。その後は、後述するように、店4への清算手段11を介して、計算された相当額のリベートが、この店4に支払われる。この一方で、購入者7の購入依頼があった段階で、購入者7との契約及び/又は取引が成立する。この成立を経て、運営会社物販サイト用データベース1より、購入者7に、購入依頼確認(依頼の不透明性の解消と、高価な物販品への配慮等より、必要とする場合において)と、請求書12が送られる。そして、この購入者7からの送金が確認され、その後、識別記号発行データベース運営会社2に連絡が入った時点で、図示しない、会社及び/又は管理する倉庫より、購入者7に対して、商品が発送される。そして、この取引に纏わる店4へのマージン(リベート)の支払いは、前述の通りである。
【0049】
尚、図5−1、図5−2にそれぞれ示した、物販システムの管理会社100の物販情報の一例の模式図において、紙面15内に、それぞれのメッセージの文字15000と、QRコード6が印刷されている。
【0050】
以下、物販システムの管理会社100と、壁、窓の提供業者である店4、並びに購入者7との関係を説明するとともに、これら連繋関係者の契約に関する物販(物販情報)システムの手順と、操作の一例を、以下、フローチャートを基に、説明する。
【0051】
図1−1において、(ST−1)の如く、運営会社物販サイト用データベース1の設定業務には、物販(物販品)に関する全ての情報が登録されている。そして、(ST−2)を介して、この情報が、(ST−3)に示した識別記号発行データベース運営会社2に送られる。この識別記号発行データベース運営会社2では、QRコード6が発行されるが、その前提として、(ST−4)で、このQRコード6を設ける店4との契約が必要となるので、契約の有無(YES又はNO)を判断する。その契約の有無を判断する前段階において、運営会社物販サイト用データベース1に前記情報を登録し、ログ解析のためのICタグの提供(ST−7)が行われる。このICタグが提供されると、運営会社物販サイト用データベース1へとリターンする(ST−5)。そして、前記のように、(ST−2)、(ST−3)を介して、店4との契約の有無を判断する(ST−4)。この判断で、契約成立であるYESの場合には、(ST−6)の如く、ID・パスワードを付与して、識別記号発行データベース運営会社2に対して、QRコード6の発行を依頼する。このQRコード6の発行は、前記ログ解析のためのICタグに基いて、確実かつスムースに行われる(ST−7)。また前記判断が、NOの場合には、(ST−8)の如く、終了である。その後、QRコード6を取得した店4は、(ST−9)の如く、店4の情報空間400に、このQRコード6を掲載401する。この掲載401されたQRコード6は、常時、人目につく、空間スペースで、例えば、図1−1に示すように、店4の壁、窓を有効活用し、物販の効率化(物販品の販売の効率化)と、チケット・カード・乗車券の速やかな予約情報・購入情報・その他の情報の提供と、経済効果と、必要とする情報の提供等が図れること、また移動の回避等に貢献できるものと考えられる。またこの店4のデッドスペースである壁、窓を活用することで、店4(提供業者)の面積活用及び/又は収益の向上が図れる。そして、この掲載401により、物販情報の提供と、企業の広告媒体としての利用と、広域的かつ動的な状態で提供できる。ところで、QRコード6の発行業務に関して、セキュリティ機能を採用し、不正行為(不正アクセス)を防止することは必須であり、この不正行為の防止(不正防止)を介して、安心な業務と、そのシステムが構築できること、さらには本システムに対する信用の確保等に有益である。この不正防止は、本発明の各行為を始めとして、その他、例えば、各業務及び/又は取引、商談、購入等の各行為に対しても同様である(以下、同じ)。
【0052】
この掲載401されたQRコード6を視認した購入者7が、(ST−10)の如く、例えば、携帯端末器(例えば、携帯電話8)を介して、アクセス及び/又は物販品の購入があった場合には、(ST−13)の如く、店4との契約(取引)成立となる。尚、QRコード6は、それぞれの店4に、個別に付与する。これにより、各店4のリベート清算、店4からのアクセス清算等に関し、個別に判断できるので、極めて有益であり、不正行為の回避と、トラブルの解消と、信用確保等に有益である。そして、例えば、各店4の個別の判断、即ち、各店4の実績(履歴)を踏まえ、また各店4の情報空間400を利用することで、例えば、物販品全体等、個別の物販品に適する地域環境、市場調査や、また販売に適する時間帯の選択・設定を把握できる効果と、この効果を介して、物販の効率化、また前述の各種の有効利用の特徴と、さらにQRコード6を設ける空間スペースの効率化等が判別でき有益である。また各店4の情報空間400を利用することで、前記識別記号発行データベース運営会社2に、既に、登録されたID・パスワードを介して、各店4には、自動的に、更新されたQRコード6が付与される構造とすることも可能である。ところで、店4との契約、QRコード6の更新等業務に関して、セキュリティ機能を採用し、不正行為(不正アクセス)を防止することは必須であり、その効果は、前述の例に準ずる。
【0053】
また、図2において、(ST−11)の如く、店4である壁等の提供業者との取引が成立した状態で、運営会社物販サイト用データベース1より、購入者7に対してアクセス及び/又は請求書12の携帯電話8に情報が発送されるか、又は郵送等で送付される(ST−12)。この購入者7からの支払いがあったか否か、また運営会社物販サイト用データベース1の管理会社(物販システムの管理会社100)への入金の確認をする(ST−13)。そして、この入金の一部を確認した場合は、(ST−14)の如く、YESの場合には、店4に対して謝礼金を支払う。またNOの場合は、(ST−15)の如く、リターンする。尚、店4が、入金を確認する(ST−16)。この確認で、YESの場合には、(ST−17)の如く、終了する。またNOの場合には、(ST−18)の如く、リターンする。ところで、請求書の発行業務、金銭の授受(入出金)等業務に関して、セキュリティ機能を採用し、不正行為(不正アクセス)を防止することは必須であり、その効果は、前述の例に準ずる。
【0054】
図3において、本発明の概念的な説明をすると、インターネット等の通信媒体を介して、このインターネット等の媒体を介して、インターネット上で、関係者がコミュニティーを構築する図式を示すこのであって、運営会社物販サイト用データベース1と、識別記号発行データベース運営会社2とは、相互にリンク(情報提供3)されており、物販システムの管理会社100内に置かれている。そして、この総合管理会社と、店4と、物販販売企業(図示せず)、並びに購入者7は、インターネットの通信媒体を介して、インターネット上にWebコミュニティーを構築し、バーチャル空間の及び/又はWin―Winの関係を利用することで、総合物販Webコミュニティーを構築し、広域的な情報交換・注文情報・要望情報を介して、物販の効率化・拡充化・有効活用等を図る。そして、市場の活性化と、物販システムの有効利用・拡充化と、さらには物販流通・物販交換の迅速化、又はWebコミュニティーの有効利用を図ることを特徴とする。
【0055】
尚、この物販システム及び/又は本発明全体を、オートメーション化(自動応答システム)し、人の仲介をなくし、又は人の操作を排除し、このシステム全体の自動化とすることで、例えば、人へのこだわりと、また時間・場所・外見等の全ての制限を受けず、しかも秘密裡に、本発明の総合物販Webコミュニティーシステムの運用及び/又は管理を行うことも可能である。
【0056】
そして、図6−1は、パソコン等の情報機器を介して、視認した際に閲覧できる物販システムの管理会社の物販情報のホームページ(運営会社物販サイト用データベース1)の要部の模式図であり、前述の如く、物販販売企業と、物販システムの管理会社等のアクセスで、常時、変更可能な構成である。そして、この物販システムの管理会社の運営会社物販サイト用データベース1に、QRコード6を介して、購入者7が閲覧し、また意見・要望等を書き加えることも可能な構造とすることで、さらに総合物販Webコミュニティーシステムの拡充と、有効利用を図ることが望ましい。このホームページ(運営会社物販サイト用データベース1)には、物販品、例えば、チケット等に関する案内が示されており、開催場所、時間、金額、販売枚数、残り枚数、キャンセル情報があり、常時、正確な内容と情報を提供すること、又は操作をガイドする案内と、アクセス箇所、又は各種の連絡事項・箇所等が示されている。そして、この表示には、QRコード6を読取り、ホームページ(運営会社物販サイト用データベース1)に入り込むことで、直接連絡、かつ選択できる。尚、図6−2は、携帯電話8を介して、QRコード6を読取り、運営会社物販サイト用データベース1に入り込み、チケット等の物販品を購入及び/又は注文する操作を示した要部の模式図である。ところで、携帯電話8のアクセス等の取扱い、キャンセル行為、QRコード6及び/又はパソコンの取扱い等業務に関して、セキュリティ機能を採用し、不正行為(不正アクセス)を防止することは必須であり、その効果は、前述の例に準ずる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1−1】図1−1は物販システムの管理会社と、壁、窓の提供業者によるルートの一部を示した模式図
【図1−2】図1−2は物販システムの管理会社と、壁、窓の提供業者によるルートの残りの一部を示した模式図
【図2】図2は閲覧請求により契約設立時の壁、窓の提供業者へのリベートの支払いルートを示した模式図
【図3】図3は物販市場・QR発行データベースを、購入者、企業、その他関係者のインターネット上のコミュニティー(場の提供)とし、Win―Winの関係を構築し、総合物販Webコミュニティー(換金と、総合物販Webコミュニティーシステム)を説明した模式図
【図4】図4は本発明の概念図
【図5−1】図5−1は、物販システムの管理会社の物販情報の一例を示した模式図
【図5−2】図5−2は、物販システムの管理会社の物販情報の一例を示した模式図
【図6−1】図6−1は、パソコン等の情報機器を介して、視認した際に閲覧できる物販システムの管理会社の物販情報のホームページ(運営会社物販サイト用データベース)の要部の模式図
【図6−2】図6−2は、携帯電話を介して、QRコードを読取り、ホームページ(運営会社物販サイト用データベース)に入り込み、チケット等の物販品を購入及び/又は注文する操作を示した要部の模式図
【符号の説明】
【0058】
1 運営会社物販サイト用データベース
100 物販システムの管理会社
2 識別記号発行データベース運営会社
3 情報提供
4 店
400 情報空間
401 掲載
6 QRコード
7 購入者
8 携帯電話
10 購入情報
11 清算手段
12 請求書
15 紙面
15000 メッセージの文字

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、この運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムの管理会社と、
この物販システムの運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
この識別記号の発行を行う手段を介して、提供された識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する店と、
この店の識別記号を視認し、この識別記号を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
この注文手段からの情報を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあった事実を、情報として確認する確認手段と、
この確認手段を介して、前記店への清算をアクセスする清算手段とで構成した物販システム。
【請求項2】
請求項1に記載の物販システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成とし、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行し、この識別記号を、店の壁、窓等の情報空間に設け、この店の情報空間を、動的かつ多面的に利用し、また、この識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続し、この運営会社物販サイト用データベースの情報を視認可能とする構成とし、
この視認可能とする構成を介して、前記物販情報の享受を可能とする構成とした物販システム。
【請求項3】
請求項1に記載の物販システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成とし、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行し、この識別記号を、店の壁、窓等の情報空間に設け、この店の情報空間を、動的かつ多面的に利用し、また、この識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続し、この運営会社物販サイト用データベースを閲覧した情報を確認できる確認手段を設け、
この確認手段を介して、前記店との契約及び/又は取引の成立が確定する構成とした物販システム。
【請求項4】
請求項1に記載の物販システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成であって、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行する行為と、この識別記号を設けた店の壁、窓等の情報空間を利用し、この情報空間に設けた前記識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続する行為と、この運営会社物販サイト用データベースに情報を書込む行為とを、インターネット、サーバ、ウエーブベージを介して、リンクする構成とした物販システム。
【請求項5】
物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、この運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムにおいて、運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
この購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段を介して、提供された物販市場の情報を取扱い、かつこの識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する空間提供機構となり得る店と、
この店で提供される識別記号を視認し、この識別記号を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
この注文手段からの情報を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあったことを確認する確認手段と、
この確認手段を介して、この店への清算を図る清算手段とで構成した物販システムの清算システム。
【請求項6】
物販情報を提供する運営会社物販サイト用データベースと、この運営会社物販サイト用データベースにリンクするQRコード、ICタグ等の識別記号を発行する識別記号発行データベース運営会社とを備えた物販システムにおいて、運営会社物販サイト用データベースへの購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段と、
この購入情報の発信及び/又は識別記号の発行を行う手段を介して、提供された物販市場の情報を取扱い、かつこの識別記号を設けるための壁、窓等の情報空間を提供する空間提供機構となり得る店と、
この店で提供される識別記号を視認し、この識別記号を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスする注文手段と、
この注文手段からの情報を基に、前記運営会社物販サイト用データベースにアクセスがあったことを確認する確認手段と、
この確認手段を介して、前記店に情報を伝達する手段と、
この店への清算を図る清算手段とで構成した物販システムの清算システム。
【請求項7】
請求項5、請求項6に記載の物販システムの清算システムにおいて、
前記運営会社物販サイト用データベースと、識別記号発行データベース運営会社とを情報手段で連繋する構成であって、
この運営会社物販サイト用データベースからの情報を介して、この識別記号発行データベース運営会社で、識別記号を発行する行為と、この識別記号を設けた店の壁、窓等の情報空間を利用し、この情報空間に設けた前記識別記号を介して、前記運営会社物販サイト用データベースに接続する行為と、この運営会社物販サイト用データベースに情報を書込む行為と、並びに前記店及び企業に情報を伝達する行為とを、インターネット、サーバ、ウエーブベージを介して、リンクする構成とした物販システムの清算システム。

【図1−1】
image rotate

【図1−2】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5−1】
image rotate

【図5−2】
image rotate

【図6−1】
image rotate

【図6−2】
image rotate


【公開番号】特開2009−87147(P2009−87147A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−257858(P2007−257858)
【出願日】平成19年10月1日(2007.10.1)
【出願人】(505245162)Man to Man G Animo.com 株式会社 (3)
【Fターム(参考)】