説明

牽伸機構用の上ローラ支持負荷アーム

【課題】造部材公差が支持体にスライダの平行保持の影響を有することなしに、支持体にスライダの回転しない固定を保証させること。
【解決手段】この発明は、下方に開口するU状支持体(1)を備えて、支持体には少なくとも一つのスライダ(2、20、30)が配置されていて、負荷要素(5)並びに上ローラを受ける保持体(3)とスライダ(2、20、30)が支持体(1)に対して長手方向に移動できて且つ支持体(1)の上面(9)に固定できる調整装置(4)を包含し、U状支持体(1)の内部でスライダ(2、20、30)の高軸線に関して回転しなく固定するためにスライダ(2、20、30)が少なくとも一つの側面(8、9、21)により支持体(1)の内部側面(7)に当接する、紡績機の牽伸機構用の上ローラ支持負荷アームに関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、下方解放するU状支持体を備えて、支持体には少なくとも一つのスライダが配置されていて、負荷要素並びに上ローラ(トップローラ)を受ける保持体とスライダが支持体に対して長手方向に移動自在に支持体に固定できる調整装置を包含し、U状支持体の内部でスライダの高軸線に関して回転しなく固定するためにスライダが少なくとも一つの側壁により支持体の内部側壁に当接する、紡績機の牽伸機構用の上ローラ支持負荷アームに関する。
【背景技術】
【0002】
ドイツ特許出願公開第3902859号明細書(特許文献1)から、二つの同じ構造に形成された平レールから構成されている上ローラ支持負荷アームが知られていて、これら平レールが端側に配置されたスペーサーによって互いに連結されて、互いに平行に維持されている。平レール間には上ローラを受ける保持体と負荷要素とを備えるスライダが配置されている。スライダが平レール間に長手方向に異なった牽伸領域幅を調整するように移動可能に案内されている。スライダを回転しなく固定するのはスライダの本体と平レールの間の形状によって達成される、と言うのはスライダの互いに平行に同様な外壁と平レールの縦側面が互いに配置されているからである。
【0003】
スライダを回転しなく固定するこの種類の欠点として、支持体内にスライダの移動による牽伸領域幅を調整するために、平レールとスライダの外壁との間にある種の遊びが存在しなければならなく、この遊びは仕上げ精度に依存して変更できる。この可変な遊びが支持体に対するスライダの平行保持とそれに伴う牽伸機構における対応する下ローラに対する保持体の上ローラとの品質への直接影響を有する。変更する仕上げ精度によって、平行保持がマイナスに影響される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】ドイツ特許出願公開第3902859号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明の課題は、構造部材公差が支持体にスライダの平行保持の影響を有することなしに、支持体にスライダを回転しなく固定することを保証させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、この発明によると、請求項1の特徴とする特徴事項によって解決される。
【0007】
好ましい再現態様が従属請求項の対象である。
【0008】
請求項1によると、支持体の内側には上面から隣接した側面までの少なくとも一つの移行部に形成されている内接円半径が上面とスライダの側壁の間の一致する移行部に形成されている外接円半径より小さいこと及びスライダが支持体と協働する手段を有し、スライダが固定の際に調整固定装置によって支持体内で自動的に支持体の外接円半径に隣接した内部側面に当接することが提案されている。U状支持体内部にスライダを回転しなく固定するのは、固定の際に調整装置によって、支持体の側面の一方の方向におけるスライダの移動の際に大きな外接円半径のためにスライダと支持体の間のスライダの長手側移行部では、移行部間に形状一体化結合が調整されずに、むしろスライダの側壁と上面が内部側面と支持体の内部上面に当接することを達成される。これによりスライダとそれに伴う対応する下ローラに対するスライダに配置された上ローラとの確実な平行案内が達成され、その平行案内がコストの安く且つ僅かな仕上げ費用により実現できる。請求項1の特徴事項に記載された形式では、支持体の内部側面の一方におけるスライダの側壁の自動装備によって、構造部材公差の影響が支持体内の案内に昇降される。同様に、固定の際に支持体内のスライダの傾斜を生じ、それによりスライダの位置の調整後に上下ローラの平行性が互いに保持され得る。それに応じて、支持体の側壁並びに側面におけるスライダの仕上げ公差が拡大され得て、それにより支持体とスライダの仕上げが同様に簡略化される。
【0009】
このために支持体の移行部とスライダの移行部が半径方向に彎曲された経路を有する。この場合には、内接円半径、或いは外接円半径が移行部の経路の曲率半径に一致する。
【0010】
選択的に支持体の移行部とスライダの移行部が多面状経路を有し得る。
【0011】
特に多面状経路を有する支持体の移行部とスライダの移行部が異なった幅を備える面として形成されている。この構成では、内接円半径が支持体の移行部の多面状経路の考えた内接円の半径に一致し、支持体が移行部のすべての面をその内部に接触させる。外接円半径は支持体の移行部の多面状経路の考えた外接円の半径に一致し、支持体がスライダの移行部の多面状経過のすべての隅点を互いに接続する。
【0012】
好ましい再現態様では、手段が支持体の対応する移行部より僅かな半径を有するスライダの移行部として形成され得る。それによりスライダの移行部が支持体の移行部に当接して、この移行部から案内され、それによりスライダが支持体の移行部に対向位置する内部側面に当接する。
【0013】
特に移行部として形成された手段が少なくとも部分的に角を鋭く形成され得る。
【0014】
さらに、手段が少なくとも二つの側壁に端側に配置された部分から形成され得て、これら部分が移行部で支持体の内面に支持される。
【0015】
選択的に、手段がスライダの上面に配置されて始動斜面を備えた少なくとも一つの突起として形成され得て、この突起は長手方向において支持体の上面に拡大する開口に侵入する。
【0016】
このために、少なくとも一つの突起がスライダの上面の長手膨張の少なくとも50%にわたり長手方向において拡張され得る。同様に、スライダの上面には、二つの互いに間隔を置いた突起が設けられていて、長手方向において支持体の水平上面に延長する開口に中へ突き出す。
【0017】
特に少なくとも一つの突起がV状に形成され得る。
【0018】
さらに、手段がスライダの上面に端側に配置された少なくとも二つの部分から成り、支持体の移行部で支持される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】上ローラ支持負荷アームのU状支持体の側面図を示す。
【図2】図1による支持体の斜視図を示す。
【図3】図1による線IV−IVに沿うスライダの切断図を示す。
【図4】図1による線IV−IVに沿う支持体とスライダの切断図を示す。
【図5】図4による詳細図Aを示す。
【図6】図3によるスライダの切断図の90°だけ時計針と反対に回転された側面図を示す。
【図7】図1による線IV−IVに沿うスライダの第二実施態様の切断図を示す。
【図8】図1による線IV−IVに沿う支持体とスライダの第二実施態様の切断図を示す。
【図9】図8による詳細図Bを示す。
【図10】図7によるスライダの切断図の90°だけ時計針と反対に回転された側面図を示す。
【図11】図7による線IV−IVに沿う第三実施態様の切断図を示す。
【図12】図1による線IV−IVに沿う支持体とスライダの第三実施態様の切断図を示す。
【図13】図12による詳細図Cを示す。
【図14】図13による支持体における移行部の強力に拡大された図を示す。
【図15】図13によるスライダにおける移行部の強力に拡大された図を示す。
【図16】図1による線IV−IVに沿うスライダの第四実施態様の切断図を示す。
【図17】図1による線IV−IVに沿う支持体とスライダの第四実施態様の切断図を示す。
【図18】図17による詳細図Dを示す。
【発明を実施するための形態】
【0020】
この発明は、次に図面に図示された実施例に基づいて詳細に説明される。
【0021】
図1乃至6における図示は紡績機の牽伸機構用の上ローラ支持負荷アームの支持体1と支持体1に配置された特にU状スライダ2を示し、この支持体がU状に下方解放プロフィール部材として形成されている。少なくとも一つのスライダ2が牽伸機構の上ローラを受けて負荷させるように用いられて、牽伸機構の作動中に支持体1と固定的に連結されている。一般には、牽伸機構の機能のために必要である領域幅を調整するために、スライダ2が支持体1の長手軸線Lに沿って移動可能である。このために支持体1がその閉鎖された上側に長孔として形成された開口6を有し、図2に表現されるように、その開口内部にスライダ2が移動自在であり、牽伸領域幅を調整できる。支持体1におけるスライダ2の移動性並びに固定性は調整固定装置4によって達成され、例えばボルトとして形成され得て、スライダ2をその移動後に所定位置に固定させる。スライダ2は、上ロールを受けるのに用いられる滑り棒3並びに例えばばねとして形成され得る負荷要素5を包含し、図3に図示されるように、定義された圧力を上ロールに及ぼさせる。
【0022】
特にU状スライダ2は、図3に図示されるように、互いに平行な二つの側壁8、9と平行な両側壁8、9を互いに接続する上面12を有する。スライダ2の内部には、既に示されるように、ばねとして形成された負荷要素5が配置されている。
【0023】
作動中に存在する牽伸機構では、上ロールが負荷要素5によって押圧力を作用させて、押圧力が滑り棒3から上ロールへ伝達される。さらに、滑り棒3が上ロールを牽伸機構の対応する下ロールに出来るだけ平行に保持させるように用いられる。下ロールに平行に上ロールの精密な位置決めを保証させるために、スライダ2が縦軸線を中心の旋回に逆らってスライダ2の上面12上に存在する調整装置4の作動の際に維持される。このために、高軸線に関してスライダ2の回転しない固定するためにこのスライダが側壁8、9の少なくとも一つの側壁により支持体1の内部縦側面7に平らに当接する。
【0024】
これは、スライダ2の図1乃至6に図示された実施例によると、図3乃至5に示されるように、支持体1の内面には水平上面10から側面7への移行部11がそれぞれ内接円半径IRを備える半径方向に彎曲された経路を形成されていることによって達成される。スライダ2は二つの移行部13Aと13Bを有する。スライダ2の上面12と側面8の間の移行部13Bはさらに以下に説明されるように、スライダ2の上面12と側面9の間の移行部13Aとは異なって形成されている。支持体1の移行部11の一方で内部側面7の一方に当接するスライダ2の上面12と側面8の間の移行部13Bは、同様に外接円半径URを備える半径方向に彎曲された経路を有し、外接円半径が図5による詳細図に図示されるように、支持体1の内面にそれぞれの移行部11における内接円半径IRより大きい。この場合には、外接円半径がスライダ2における移行部13Bの曲率半径に一致する。内接円半径IRが支持体1の内面における移行部11の曲率半径に一致する。
【0025】
さらに、スライダ2が上面12には支持体1と協働する手段を有し、スライダ2が支持体1内の調整装置4の適切な操作による固定の際に自動的に支持体1の内部側面7に対して移動可能である。図示された実施例では、手段がスライダ2の上面12と側面9の間の移行部13Aとして形成されていて、スライダが支持体1の対応する移行部11より僅かな半径を形成されている。特に、スライダ2の移行部13Aが僅かな半径を有するので、図3と6に示されるように、角の鋭い移行部13Aが形成される。スライダ2の側壁9が移行部13Aの領域で少なくとも二つの端側に配置された部分14を有し、この部分は側壁9に対して0°から90°までの角度の下に配置されていて、図5と6に図示されるように、移行部11内で支持体1の内面に支持される。
【0026】
スライダ2の部分14が調整装置4を引張る際に支持体1の内接円半径IRを備える移行部11に走行する。それにより側壁8を備えるスライダ2がこれに向いた内部側面7に対して押圧される。支持体1の移行部11或いはスライダ2の移行部13Bにおける内接円半径IRと外接円半径URの異なった大きさの理由から、スライダ2がその移行部13Bにより支持体1の移行部11の一方に当接せずに、むしろその上面12と側壁8により水平上面10と支持体1の側面7の一方に支持される。図7乃至10に関して、第二実施例が支持体1内でスライダ2を回転しなく固定するように図示されている。スライダ2の第二実施例は、スライダ2の第一実施例とは、スライダ20の上面23に対して側壁21の両移行部22がそれぞれに同じ外接円半径URを有し、並びにスライダ20の上面23には突起24が始動斜面25を備えていて、図8と9に図示されるように、突起24が支持体1の水平上面10上に長手方向に延びている少なくとも一つの開口6内に突き出す。スライダ20の移行部22の外接円半径URは、第一実施例では既に記載されたように、支持体1の移行部11の内接円半径IRより大きく形成されている。突起24は、詳細図が図9に採用すべきであるように、V状或いは半台形状断面を有する。
【0027】
図7に図示されるように、スライダ20の上面12上には対向位置する端部にそれぞれに一つの突起24が配置されていて、支持体1の長手方向に延びている開口6内に突き出す。突起24は支持体1の開口6を形成する壁26に当接する側面には水平線に対して傾斜された始動面25を有する。この実施例では、支持体1の少なくとも一つの側面7における自動式装備は、調整装置4を引張る際に両突起24が少なくとも一つの開口6にその始動面25により壁26に沿って案内されて、突起24の始動面25と反対を向いているスライダ20の側壁21が支持体1の側面7に対して押圧されるので、側壁21が支持体1の側面7に平らに当接することによって達成される。同様に、スライダ20の上面23は支持体1の内部上面10に平らに当接して、この内部上面には、スライダ20がボルトとして形成された調整固定装置4の引張りによって引き寄せられる。スライダ20の代替的実施態様は、突起24のみがスライダ20の上面に設されていて、スライダ20の上面の少なくとも50%以上にその長手方向に延びていて支持体1内で特に貫通開口6と係合されることを企図する。
【0028】
図11乃至15は支持体1内にスライダ30を回転しなく固定する第三実施例を示す。前もって記載された実施態様との差異は、支持体1における移行部11とスライダ30における移行部32の少なくとも一方がそれぞれに多面状経路を有することである。
【0029】
支持体1の内面には、水平上面10から側面7までの移行部11が内接円半径IRを備える第一面F1として形成されていて、その内接円半径が支持体1の移行部11の多面状経路の考えた内接円の半径であり、その半径が移行部11のすべての側面をその内部に接触させる。スライダ30の上面12と側壁8の間の移行部32は、支持体1の移行部11の一方でその側面7に当接して、外接円半径URを備える第二面F2として形成されていて、その外接円半径がスライダ30の移行部32の多面状経路の外接円の半径であり、この半径が移行部32のすべての隅点を互いに接続させる。この場合には、スライダ30における第二面F2の外接円半径URが支持体1における第一面F1の内接円半径より大きい。これは、図14と15で見ることができる。図14はかなり拡大して支持体1の移行部11を示し、その移行部では内接円が内接円半径IRにより図示されていて、この内接円半径は支持体1の水平上面10、第一面F1として形成された移行部11と側面7の一方に接触する。図15はかなり拡大してスライダ30の移行部32を表示し、その移行部では外接円が外接円半径URにより描かれていて、スライダ30の水平上面12の隅点、第二面F2として形成された移行部32と側面8と互いに接続する。
【0030】
図16乃至18は、図11乃至13による構成に基づいて、支持体1内にスライダ40を回転しなく固定する第四実施例を示す。この場合には、スライダ40の上面33には、弾性的に変形可能な部分34が配置されていて、既に上記された種類と形式で移行部11で支持体1の内面に支持される。
【符号の説明】
【0031】
1.....支持体
2.....スライダ
3.....滑り棒
4.....調整固定装置
5.....負荷要素
6.....開口
7.....側面
8.....側壁
9.....側壁
10....内部上面
11....移行部
12....上面
13....移行部
14....突出部分
20....スライダ
21....側壁
22....移行部
24....突起
25....始動面
26....壁
30....スライダ
32....移行部
33....上面
34....変形可能な部分
40....スライダ
IR....内接円半径
UR....外接円半径
F1、F2...(角を削った)面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下方に開口するU状支持体(1)を備えて、支持体には少なくとも一つのスライダ(2、20、30、40)が配置されていて、負荷要素(5)並びに上ローラを受ける保持体(3)とスライダ(2、20、30、40)が支持体(1)に対して長手方向に移動できて且つ支持体(1)の上面(9)に固定できる調整装置(4)を包含し、U状支持体(1)の内部でスライダ(2、20、30、40)の高軸線に関して回転しなく固定するためにスライダ(2、20、30、40)が少なくとも一つの側面(8、9、21)により支持体(1)の内部側面(7)に当接する、紡績機の牽伸機構用の上ローラ支持負荷アームにおいて、内接円半径(IR)は、支持体(1)の内面において上面(10)から隣接した側面(7)への少なくとも一つの移行部(11)に形成されていて、外接円半径(UR)より小さく、この外接円半径はスライダ(2、20、30、40)の上面(12、23)と側壁(8、21)の間で対応する移行部(13B、22、32)の一つに形成されていること、及びスライダ(2、20、30、40)は、スライダ(2)が支持体(1)内に調整固定装置(4)によって固定する際に自動的に支持体(1)の外接円半径(UR)に隣接した内部側面(7)に対して当接するように、支持体(1)と協働する手段(13A,14、24)を有することを特徴とする上ローラ支持負荷アーム。
【請求項2】
支持体(1)の移行部(11)とスライダ(2、20)の移行部(13B、22)は一つの半径方向に彎曲された経路を有することを特徴とする請求項1に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項3】
支持体(1)の移行部(11)とスライダ(30、40)の移行部(32)は一つの多面状経路を有することを特徴とする請求項1に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項4】
支持体(1)の移行部(11)とスライダ(30、40)の移行部(32)は異なった幅を備える面(F1、F2)として形成されていることを特徴とする請求項3に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項5】
手段がスライダ(2、20、30、40)の移行部(13A)として形成されていて、その移行部が支持体(1)の対応する移行部より僅かな半径を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項6】
移行部(13A)が少なくとも部分的に角の鋭く形成されていることを特徴とする請求項5に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項7】
手段が側壁(9)に端側に配置された少なくとも二つの部分(14)から形成されていて、それら部分が移行部(11)内で支持体(1)の内部に支持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項8】
手段がスライダ(20)の移行部(23)上に配置されて始動斜面(25)を備える少なくとも一つの突起(24)として形成されていて、この突起が支持体(1)の上面(10)に長手方向に延びている開口(6)に突き出すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項9】
少なくとも一つの突起(24)がスライダ(20)の上面の少なくとも50%にわたりその長手方向に延びていることを特徴とする請求項8に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項10】
スライダ(20)の上面(23)上には二つの互いに間隔を置いた突起(24)が設けられていて、支持体(1)の上面(10)に長手方向に延びている開口(6)に突き出すことを特徴とする請求項8に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項11】
少なくとも一つの突起(24)がV状に形成されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の上ローラ支持負荷アーム。
【請求項12】
手段がスライダ(20)の上面(23)に端側配置された少なくとも二つの部分(14)から形成されていて、それら部分が支持体(1)の移行部(11)に支持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の上ローラ支持負荷アーム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2010−216065(P2010−216065A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−59332(P2010−59332)
【出願日】平成22年3月16日(2010.3.16)
【出願人】(509024444)エリコン・テクスタイル・コンポーネンツ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング (6)
【Fターム(参考)】