説明

玉葱エキス

【課題】体に有用な硫化アミノ酸が含まれている玉葱を分解させずに、簡単で容易に多量摂取出来る方法を提供する。
【解決手段】玉葱1を粉砕して、搾汁器で絞って、その液3を85℃に加温した後、その液に寒天、ゼラチンのゲル状物を生成する物4を加えて、ゲル状の玉葱エキス5とした。又玉葱1を粉砕して、搾汁器で絞って、その液3を65℃に加温し、その液に寒天、ゼラチンのゲル状物4を加えて、両者の混合物を粉砕し、65℃に保温後、冷却して、ゲル状の玉葱エキス5として、食べるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は健康を増進する食品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
玉葱エキスが体に良いということは、テレビ番組(たとえば、平成22年11月17日放 映のNHK「ためしてガッテン“600万人を救う!謎の不元気症候群”」)での放映で
良く知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−171934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
平成22年11月NHKで放映されたのは、玉葱を刻んで仕上がったカレー液に混ぜて
食べるという玉葱の摂取法で、希望するだけの玉葱の量を摂取する事が出来ない。玉葱中
の硫化アミノ酸が体に有効で、この硫化アミノ酸は煮沸すると無効になり、刻んだ物は短時間で硫化アミノ酸を無効にする酵素(低温で分解、失効する。)が働くと言われている。
【0005】
本発明は、玉葱中の硫化アミノ酸を変化させない簡単な、多量に食べられる玉葱の形状
の製造方法に関するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
玉葱を粉砕して、搾汁器で絞った液を85℃に加熱後、寒天、ゼラチンのゲル状物を生成する物質を混合し、玉葱エキスをゲル状にした。
【発明の効果】
【0007】
前立腺炎の痛みが起こらなくなった。
【0008】
前立腺肥大が小さくなった。
【0009】
膝の痛みが消えた。
【0010】
腰の痛みが消えた。
【0011】
体が暖かくなった。

【0012】
不眠症が良くなった。
【0013】
心臓の脈が平静時20%少なくなり身体全体の毛細管の血行が良くなったのが分かり、
摂取を止めると2日で元に戻る。
【0014】
脳がおだやかになる。
【0015】
尿の不調が良くなる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
表皮を除いた玉葱1kgを粉砕し、搾汁器で絞って700gの液を得、この液を85℃に
加熱し、寒天12gを混合し1日4回食した。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】玉葱から玉葱エキスを得る工程の概要図
【符号の説明】
【0018】
1 玉 葱
2 粉砕・搾汁
3 液
4 寒天・ゼラチン
5 玉葱エキス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
玉葱を粉砕して、搾汁器で絞った液を60℃〜95℃に加熱した液に、液の重量の
0.005%〜30%の寒天、ゼラチンのゲル状物を生成する物質を、単独又は複数加え
てゲル状とした玉葱エキス。
【請求項2】
玉葱を粉砕して、搾汁器で絞った液に、寒天、ゼラチンを単独又は複数加えて作った
ゲル状の玉葱エキスの製造において、液の重量に対する寒天、ゼラチンの単独又は複数の
重さの比率を、0.005%〜30%とした玉葱エキス。

【図1】
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【公開番号】特開2012−125231(P2012−125231A)
【公開日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−98888(P2011−98888)
【出願日】平成23年4月27日(2011.4.27)
【出願変更の表示】意願2011−1252(D2011−1252)の変更
【原出願日】平成22年12月15日(2010.12.15)
【出願人】(591095133)
【Fターム(参考)】