説明

玩具ローラーコースターアセンブリ

本発明の実施の形態は、磁気的に取り付け可能な軌道セクションと統合的なオーディオビジュアルシステムとを有する玩具ローラーコースターアセンブリを提供する。アセンブリは、磁性体リフト、磁性体ブリッジ、および磁性体Uターンを含んでもよい。コントローラは、磁性体リフトがボールを最上部の軌道セクションに移動させる頻度を制御することができ、通過するボールを検出するセンサからの信号に応答してオーディオおよび/またはビジュアル効果を生じさせることもできる。アセンブリの接合部材は、軌道セクションを互いに対して、かつ複数の垂直方向サポートに対しても磁気的に接続させることができ、様々な構成を提供する。コントローラは、ローラーコースターアセンブリの回路を介するボールの運動に連携して、音声および音楽のサンプル、音響効果、グラフィックディスプレイ、アニメーションシーケンス、およびビデオクリップを生じさせることができる。

【発明の詳細な説明】
【関連出願の参照】
【0001】
本出願は、2006年1月4日出願の出願番号第60/756,265号の米国暫定出願、および全体が本文に合体して組み込まれる2007年1月3日出願の「玩具ローラーコースターアセンブリ(TOY ROLLER COASTER ASSEMBLY)」という表題の米国特許出願(代理人登録簿番号RAI-110-US号)の恩恵を請求する。
【背景】
【0002】
発明の分野
本発明は、玩具ローラーコースターアセンブリに関する。より詳細には、本発明は、磁気的に取り付け可能な軌道セクションと、その上を移動する金属製ボールと、様々な構造的機構およびオーディオビジュアル的機構とを有する玩具ローラーコースターアセンブリに関する。
【0003】
発明の背景
玩具ローラーコースターアセンブリは、玩具と模型の分野では周知である。そのような玩具アセンブリは、連動する様々な軌道ピースと、軌道ピースからローラーコースターを構築するサポート手段および接続手段と、ローラーコースターの軌道に沿って運ばれる玉またはボールのような小さな物体とを含む。複数の交換可能な要素を有するアセンブリは、そのような玩具が子供たちの創造性と工夫力に寄与するので、特に望ましい。玩具ローラーコースターアセンブリは、ボールが機構と係合するときにビジュアル的な外観を向上させて刺激的な効果を形成する特殊な構造的機構をさらに含んでもよい。これらの特徴は、たとえば、「宙返り」軌道セクションまたはボール落下を含んでもよい。
【0004】
これらの特殊な構造的機構にも関わらず、玩具設計者は、面白くて対話的かつ魅力的なプレイパターンを提供して、玩具ローラーコースターアセンブリのビジュアル的かつオーディオ的なインパクトを高め得る新しい機構を絶えず探し求めている。
【発明の概要】
【0005】
本発明は、ビジュアル的に衝撃的な磁気機構と、統合的なオーディオビジュアルシステムとを備えた玩具ローラーコースターアセンブリを提供する。より詳しくは、ローラーコースターアセンブリは、「宙返り」、ボール落下、磁性体ブリッジ、および磁性体Uターンのような特殊な軌道セクションと;軌道セクション上を移動する金属製ボールと;ボールの運動によって起動するときにオーディオ的かつビジュアル的な効果を生じるオーディオビジュアルシステムとを含めて、異なった形状の磁気的に取り付け可能な軌道セクションを含んでもよい。接合部材が軌道セクションを互いに対して、かつ複数の垂直方向サポートに対しても磁気的に接続させることができ、それによって、幅広い実行可能な配列を容易にする。オーディオビジュアルシステムは、コントローラと、ローラーコースターアセンブリの全体にわたって位置決めされる複数のセンサと、オーディオおよびビデオの出力装置とを含んでもよい。オーディオビジュアルシステムは、ローラーコースターアセンブリの回路を介するボールの運動と連携して、音声および音楽のサンプル、音響効果、グラフィックディスプレイ、アニメーションシーケンス、およびビデオクリップを出力するようにプログラムされる。
【発明の詳細な説明】
【0006】
本発明の更に完全な理解のために、以下のような添付図面に関連して検討される例示的な実施の形態に関する後続の詳細な説明を参照する。
【0007】
図1および図2は、複数の基本的な構造要素;すなわち、複数の軌道セクション12、複数の円柱状垂直方向サポート14、および軌道セクション12を互いに対してかつ垂直方向サポート14に対しても接続させる複数の接合部材16から構築される、玩具ローラーコースターアセンブリ10を示している。さらにその中には、軌道セクション12と取り外し可能に係合する複数の金属製の玉またはボール18もまた含まれる。リフト軌道アセンブリ20は、ローラーコースターアセンブリ10の最下部のレベルすなわち底部Bからローラーコースターアセンブリ10の最上部のレベルすなわち頂部Tまでボール18を垂直方向に移動させる。
【0008】
ここで、図3Aおよび図3Bを参照すると、軌道セクション12の各々は、平行状態に離間されて、その上をボール18が転動することを許容する一対の円筒形状のロッド22を含む。ロッド22は、好ましくは、プラスチック材料で形成される。各ロッド22は、その対向端部のそれぞれに埋設され、その目的は以下で説明されることになるディスク24を含む。各ディスク24は、磁性体材料あるいは磁気伝導性金属のいずれかで形成される。ロッド22は、真直である(図3Aを参照)か、湾曲している(図3Bを参照)かまたはループ状である(図示せず)ように事前成形され、様々な軌道セクション12と同様な構成を容易にする。ロッド22は、好ましくは、真空メタライゼーションされ、長さがほぼ2インチから約6インチの範囲内である。各ロッド22は、ほぼ直径1/4インチであってもよく、各ボールがほぼ直径1/2インチであり得るような場合にボール18がその上を妨げられずに転動することを許容する(図1および図2を参照)。
【0009】
ここで、図4Aおよび図4Bを参照すると、接合部材16の各々は、コネクタ28によって互いに接合される一対の離間した平行円筒形状のロッド26を含む。図4Aで示したように、接合部材16は、コネクタ28が両者のロッド26に対してそれらの中間点で取り付けられるH字形状である。ロッド26およびコネクタ28は、好ましくは、モノリシック的に構築されるものであり、軌道セクション12のロッド22と同じプラスチック、あるいは他の任意の適当な材料で形成されてもよい。ロッド26は、好ましくは、ロッド22のものと同様なほぼ4分の1インチの直径を有し、ボール18がその上を妨げられずに転動することを許容する。各ロッド26は、一枚がその対向端部のそれぞれに埋設されるようにした一対のディスク30を装備される。各ディスク30は、磁性体材料あるいは磁気伝導性金属のいずれかで形成される。各ディスク30は、ローラーコースターアセンブリ10の組み立ての間に、ロッド22の該当するものにおけるディスク24の対応するものに対して磁気的に係合する。より詳しくは、ディスク24を有するロッド22を一本とディスク30を有するロッド26の一本とを係合させるときには三つの組合せが実行可能である:(1)ディスク24が磁性体材料(magnetic material)で形成され、ディスク30が磁気伝導性金属(magnetically conductive material)で形成される場合;(2)ディスク24が磁気伝導性金属で形成され、ディスク30が磁性体材料で形成される場合、あるいは;(3)ディスク24とディスク30の両者が磁性体材料で形成される場合である。第三の組合せ(すなわち磁性体ディスクと磁性体ディスクの組合せ)では、係合するロッド22、26とそれらのそれぞれの磁性体ディスク24、30は、磁性体ディスク24、30の間の適当な極性(すなわちNからSまたはその逆)を維持するように配置されなければならない。
【0010】
図4Cで示したように、コネクタ28は、平坦かつ薄手であり、ロッド26の下面と係合する。言い換えれば、コネクタ28は、ボール18がその上を転動するロッド26の表面から離して位置決めされる。たとえば、ロッド26の長手方向断面において観察するとき、コネクタ28は、ロッド26の内側上方4分の1から離して位置決めすることができ、ボール18はその表面上を転動する。コネクタ28は、このようにして、接合部材16のロッド26上を転動するボール18を妨げないように形成される。この構造的機構を示すために、ボール18は、コネクタ28に接触することなく接合部材16に沿って転動する破線で示されている。図4Bおよび図4Cの構成に加えて、コネクタ28は、多くの様式においてロッド26に接続することができ、多くの形状において延在することも可能である。たとえば、アーチとして形成されるコネクタは、各ロッド26の最下部のポイントに取り付けることができ、ロッド26の間におけるいかなる空間をも占拠しない。
【0011】
ここで、再び図4Aおよび図4Bを参照すると、接合部材16の各々は、ロッド26の一本から外向きに延在するC字形状のカフ部材32を含む。カフ部材32のそれぞれは、垂直方向サポート14の対応するものと取り外し可能に係合するように寸法形成される。より詳しくは、カフ部材32は、垂直方向サポート14上にクリップ留めされ、ローラーコースターアセンブリ10の作動の間、接合部材16とそれに関連する軌道セクション12の所望の位置を維持するように寸法および形状を形成される。垂直方向サポート14は、カフ部材32の一つをどこに取り付けて構造を補強するのかを表示するガイドマーキングをその表面上に含んでもよい。カフ部材32は、ローラーコースターアセンブリ10の全体にわたって利用され、図1および図2で示したように、軌道セクション12を連続的な垂直方向サポート14の間に懸架させる。
【0012】
ここで、図1、図2、図5および図6を参照すると、垂直方向サポート14のそれぞれは、上方端部34および下方端部36を有する。C字形状のカフ部材32は、その上下の端部34、36の中間の垂直方向サポート14と係合する(図5を参照)。さらにまた、垂直方向サポート14のそれぞれの下方端部36は、複数の上向き延在チューブ40を有するベース38と取り外し可能に係合する。チューブ40は、垂直方向サポート14のそれぞれの下方端部36のものよりわずかに大きい直径を有するように寸法形成され、下方端部36がチューブ40の一本に挿入されるとき確実な摩擦嵌合が達成される。垂直方向サポートの上方端部34は、その目的が以下で説明されることになるフラッグ42のような装飾的要素および/またはセンサ44(図1および図2を参照)のような機能的要素を取り外し可能に支持してもよい。垂直方向サポート14は、透明または半透明のプラスチックで形成され、好ましくは、複数のLEDライト46を含み、図5および図6で示したように、ローラーコースターアセンブリ10に照明を当てて美的な効果を向上させる。
【0013】
ここで、図1、図2、図7および図7Aを参照すると、リフト軌道アセンブリ20は、その対向端部に位置決めされる頂部ローラー50および底部ローラー52を備えた伸張した傾斜ハウジング48を含む。頂部ローラー50は、ローラーコースターアセンブリ10の頂部Tに位置決めされる軌道セクション12の一本に隣接して位置決めされ、あるいはそれに対して取り付けられる。頂部ローラー50は、好ましくはバーベル形状であり、その目的が以下で説明する中央部分51およびその両側面における二つの側面部分53を有する(図7Bを参照)。中央および側面の部分51、53は、実質的に円筒形であり、側面部分53の直径は中央部分51のものより大きい。類似のバーベル形状を有する底部ローラー52は、ローラーコースターアセンブリ10の底部BにおいてC字形状のサポート54と係合し、C字形状のサポート54に近接して位置決めされる軌道セクション12のもう一本に隣接して位置決めされる。エンドレスベルト56は、ハウジング48の中に内包され、頂部および底部のローラー50、52に巻き付けられる。ハウジング48の中に内包されるバッテリー駆動式モータ(図示せず)は、図7Aにおいて理解されるように、ローラー50、52を駆動して、ベルト56を時計回り方向に運動させる。磁石58は、ベルト56の内側表面の中央に取り付けられ、その磁石58はベルト56より狭隘である。ベルト56は、ボール18がその上を移動するハウジング48の傾斜頂部表面59の下において、かつそれに対して実質的に平行な平面内を移動する。傾斜頂部表面59は、好ましくは、滑らかなプラスチックのような低摩擦生起特性を備えた磁気的には伝導性でない材料の薄い層で形成される。磁石58は、ボール18が摺動運動によってローラーコースターアセンブリ10の底部Bから頂部Tまで運ばれる(図7Aにおける矢印AおよびBを参照)とき、ベルト56を介してボール18を引き付けて、それらを傾斜頂部表面59の中心に固定させる。これは、ボール18が静止的な傾斜頂部表面59から独立して転動しているという錯覚を引き起こす。
【0014】
ここで、図1および図2を参照すると、ローラーコースターアセンブリ10は、たとえば「宙返り」60、ボール落下62、および一回転ループ64のような特殊な軌道のセクションまたは要素を更に含む。他の特殊な軌道のセクションおよび要素は、トランポリン、ブリッジ、および振り子を含んでもよい。これらの特殊な軌道セクションは、ローラーコースターアセンブリ10の中に含まれてもよく、あるいは後で購入して使用される「拡張セット」パッケージにおいて利用可能とされてもよい。特殊な軌道のセクションまたは要素を含むロッドは、ロッド22のディスク24のような(すなわち、それらは磁性体材料または磁気伝導性金属で形成される)それらの端部のそれぞれに埋設されるディスクを有し、それ故、それらは該当接合部材16のロッド26の対応する端部に埋設されるそれぞれのディスク30と係合し得ることになる。
【0015】
さらに、図1および図2を参照すると、ローラーコースターアセンブリ10は、マスターコントローラ66、一連のセンサ44(図1および図2では例示的な明快さのためにセンサ44のうちのわずか一つのみが示されている)、および複数の出力装置(図1および図2では示していないが、以下で説明することになる)を含むオーディオビジュアルシステムをも装備される。オーディオビジュアルシステムは、ダイナミック・オーディオビジュアル機構の配列を導入して、ローラーコースターアセンブリ10の使用と機能をさらに強化するように設計される。より詳しくは、コントローラ66は、音声および音楽のサンプルと音響効果とを備えて電子的にプログラムされる。コントローラ66は、好ましくは、「フラッシュ」メモリを組み込んでいて、MP3および他のデジタルメディアプレーヤのようなインターネットダウンロードおよび他のソースからの補足的なサンプルおよび音響効果を受け入れて記憶する。センサ44は、軌道セクション12に対して、および/または垂直方向サポート14に対して、ローラーコースターアセンブリ10上の様々な場所に取り付けられる。それぞれのセンサ44は、好ましくは、リズム、メロディー、リフ、音声および音響的効果のようなものであるがそれらには限定されないコントローラ66内の予め定めた音楽的または音響的な要素に対応する。センサ44は、隣接した軌道セクション12に沿って転動するボール18の運動によって起動される。一旦起動されると、センサ44は、コントローラ66に信号を送信し、続いて、それがコントローラ66に接続するオーディオ出力装置68(図示せず)を作動させ、そこで、オーディオ出力装置68がプログラムされた音声または音楽のサンプルあるいは音響的効果の一つ以上を再生する。本発明の或る実施の形態では、コントローラ66は、リフト軌道アセンブリ20の速度を制御することができ、それは、ボールが軌道アセンブリ10上に配置される頻度とボールがセンサを通過する頻度とを決定することができる。
【0016】
ここで、ローラーコースターアセンブリ10のオーディオビジュアルシステムの各コンポーネントの概略図である図8を参照する。各センサ44は、ボール18の運動によって起動されると、少なくとも一つのサンプルまたは音響効果を作動させる(コントローラ66を介して)ようにプログラムされる。さらに、ボール18の速度およびテンポは、どの音楽的または音響的な要素が再生されるのかを決定する。一旦起動されると、センサ44は、コントローラ66を作動させ、続いて、それがプログラムされたサンプルまたは音響効果をオーディオ出力装置68を介して再生し、たとえば、それはスピーカであってもよい。
【0017】
さらに、図8を参照すると、グラフィックディスプレイ、アニメーションシーケンスまたはビデオクリップのようなビジュアル的要素もまた、センサ44からの信号に応答して再生されるようにコントローラ66の中にプログラムされてもよい。上述のようなサンプルまたは音響効果の再生の場合と同様に、センサ44は、ボール18の運動によって起動されると、コントローラ66に信号を送信し、そこで、コントローラ66が付属のビデオ出力装置70においてプログラムされたビジュアル的要素を再生させる。ビデオ出力装置70は、たとえば、ビデオモニタまたはコンピュータスクリーンであってもよい。
【0018】
ローラーコースターアセンブリ10の構造は、軌道セクション12の一本のロッド22の近接端部におけるディスク24を接合部材16の一本のロッド26の対応する端部におけるそれぞれのディスク30に接続することによって始められてもよい。前述のように、該当ディスク24、30のうちの少なくとも一方が磁性体材料で形成され、他方が磁気伝導性金属で形成され、あるいは、これもまた磁性体材料で形成される。軌道セクション12のもう一本は、その後、同じ接合部材16のロッド26の反対側の近接端部に対して同様に接続してもよい(図1および図2を参照)。特殊な軌道のセクションまたは要素の一本(たとえば、「宙返り」60、ボール落下62または一回転ループ64)が、同様な様式で接合部材16の一つに接続してもよい。
【0019】
相互接続した軌道セクション12(および/または特殊な軌道セクション)は、その後、垂直方向サポート14の上下の端部34、36の中間のポイントにおいてそれぞれの垂直方向サポート14上に対して接合部材16のそれぞれのカフ部材32のそれぞれをクリップ留めする(垂直方向サポート14の下方端部36は、この時点で、ベース38のそれぞれのチューブ40の中に既に固定されているべきである)ことによって懸架される。リフト軌道アセンブリ20の頂部および底部のローラー50、52は、その後、ローラーコースターアセンブリ10の頂部Tおよび底部Bにおいてそれぞれに懸架された軌道セクション12に隣接して位置決めされ、あるいはそれに対して取り付けられてもよい(図1、図2および図7を参照)。様々な構造的要素の互換性は、ユーザがローラーコースターアセンブリ10の多くの異なったコースター構成を形成することを許容する。
【0020】
一旦ローラーコースターアセンブリ10の構造的要素が前述のように相互接続すると、オーディオビジュアルシステムの各コンポーネントが組み立てられ得ることになる。より詳しくは、センサ44の各々は、軌道セクション12の一本に対して、あるいは垂直方向サポート14の一本に対して固定される。コントローラ66、オーディオ出力装置68、およびビデオ出力装置70(そのうちの幾つかまたは全てが一つのハウジングの中に内包されてもよい)は、複数のセンサ44の信号送信領域内において、組み込み式の構造的要素に近接して位置決めされる(図1および図2を参照)。
【0021】
動作に際して、コントローラ66、センサ44、オーディオ出力装置68、ビデオ出力装置70、およびLEDライト46のための電源が作動される。リフト軌道アセンブリ20のバッテリー駆動式内蔵モータが始動され、それが、頂部および底部のローラー50、52を(図7Aにおいて矢印Cで示したように)回転させ、図7Aにおいて示したように、ベルト56とそれに取り付けられた磁石58とを時計回り方向に運動させる。一旦ローラーコースターアセンブリ10の底部Bにおける軌道セクション12上に乗ると、ボール18は、図7Aにおいて矢印Aで示したように、磁石58によって引き付けられ、ハウジング48の傾斜頂部表面59上に引きずられる。ベルト56は、図7Aにおいて矢印Bで示したように、磁気的に係合したボール18を、頂部ローラー50に向かって傾斜頂部表面59上において上向きに移動させ、あるいは摺動させる。ベルト56のそのような運動の間に、磁石58は、頂部ローラー50の中央部分51を乗り越え、その一方で、ベルト56の反対側のエッジ部分は、頂部ローラー50の側面部分53に乗り上げる(図7Bを参照)。
【0022】
頂部ローラー50を通り抜けた後直ちに、ベルト56および磁石58は、底部ローラー52に向かって降下を開始する。それと同時に、ボール18は、ローラーコースターアセンブリ10の頂部Tに到達し、隣接した軌道セクション12上を転動し、それによって、ボール18をリフト軌道アセンブリ20から切り離す。重力の故に、ボール18は、その後、図7Aにおいて矢印Dで示したように、軌道セクション12に沿って降下する。軌道セクション12、接合部材16および他の構造的要素に沿ったそれらの降下の間に、ボール18は、センサ44を起動させ、続いて、それがコントローラ66に信号を送信し、音響的なサンプルおよび効果および/またはビジュアル的効果並びにビデオクリップをオーディオおよびビデオ出力装置68、70のそれぞれにおいて再生させる。ボール18は、ローラーコースターアセンブリ10の回路に沿って特殊な軌道セクションを通り抜け、宙返りし、落下し、あるいは他の変わった運動に関与し、ビジュアルディスプレイをさらに向上させる。一旦ボール18がその回路を完了すると、それらは、リフト軌道アセンブリ20の底部ローラー52に戻り、そこで、回路が繰り返され得ることになる。
【0023】
本発明は、上述のような従来の玩具ローラーコースターアセンブリに勝る数多くの利点を提供すると理解されるべきである。たとえば、LEDライト46とオーディオビジュアルシステムを包含させることは、ローラーコースターアセンブリ10の美的な外観を向上させ、ボール18の作用に音声/音楽的な局面を付け加えて、子供たちにとってより魅力的にする。
【0024】
本発明のもう一つの利点は、センサ44からの信号をして、全てがコントローラ66の中にプログラムされ得る音声および楽曲のサンプル、音響効果、グラフィックディスプレイ、アニメーションシーケンス、およびビデオクリップの網羅的な選択にまでミックスおよびマッチさせるコントローラ66の能力である。多くの実行可能な構造的構成と組み合わせられるオーディオビジュアル出力の広範囲なバラエティは、ローラーコースターアセンブリ10の外観、音声、および操作に関する実質的に無限な個数のバリエーションおよび組合せを可能にする。
【0025】
本文において説明した実施の形態は、単なる例示であり、当業者は、本発明の精神および範囲から離脱することなく多くのバリエーションおよび変更を為し得るものであると理解されよう。そのようなバリエーションは、たとえば、ローラーコースターアセンブリ10の様々な構造コンポーネントの寸法および素材をも含む。リフト軌道アセンブリ20の中においてベルト56に取り付けられる磁石58は、その代わりにベルト56の中に埋設されてもよく、あるいは、図7Aにおいて磁石が示されている側面の反対側におけるベルト56の側面上に埋設されてもよい。前述の詳細な説明では論じられなかったものをも含む補足的な構造的およびオーディオビジュアル的な機構が、互換的ではあるが独立した拡張パッケージまたは各パッケージにおいて利用可能であってもよい。さらに、音響カードおよび/またはビデオカード、アンプおよび他のコンポーネントが、オーディオビジュアルシステムに組み込まれてもよい。これらおよび他の全てのそのようなバリエーションおよび改良は、本発明の範囲内に含まれるものとして意図される。
【0026】
図9は、本発明のもう一つの実施の形態に従った玩具ローラーコースターアセンブリ100を示している。図示のように、アセンブリ100は、複数の軌道セクション120と、複数の円柱状垂直方向サポート140と、軌道セクション120を互いに対してかつ垂直方向サポート140に対しても接続する複数の接合部材160とを含めた様々な構造要素を含んでいる。その中には、軌道セクション120と取り外し可能に係合する複数の金属製の玉またはボール180もまた含まれる。リフト軌道アセンブリ200は、ローラーコースターアセンブリ100の最下部のレベルすなわち底部Bからローラーコースターアセンブリ100の最上部のレベルすなわち頂部Tまでボール180を垂直方向に移動させる。この実施の形態では、リフト軌道アセンブリ200は、アセンブリ100が位置する水平方向表面に直角を為す方向において、ボール180を真直に垂直方向に持ち上げる。
【0027】
図9および図10を参照すると、軌道セクション120のそれぞれは、ボール180を保持し、ボール180がロッド220の上においてかつその間で転動するに足る十分な間隔だけ、互いに平行な状態で離間される一対のロッド220を含む。それらのロッドは、図10で示したように、端部コネクタ280または中間コネクタ281のような少なくとも一つの接続部材によって併せて保持することができる。コネクタ280および281は、ロッド220上におけるボール180の移動を妨げることなくロッド220を接続するように構成される。図10で最も良く示したように、この実施の形態では、ロッド220の間におけるコネクタ280の上方表面は、部分的な円筒形の形状を有する。この部分的な円筒形によって形成されるチャネルは、ボール180が障害なしにコネクタ280を通過することを可能にする。コネクタ280および281は、図4Aおよび図4Bのコネクタ28に関連して前述したように、当然ながら、他の形状および構成を使用するロッド220に接続することもまた可能であった。
【0028】
本発明の一つの実行では、軌道セクション120は、軌道セクションのそれぞれの端部に配設される少なくとも一つの磁石または強磁性体要素を備えて、磁気的に組み立てられる。好ましくは、磁石240は、図10で示したように、各ロッド220の端部に配設される。この具体例では、磁石240は、円筒形状の磁石であり、ロッド220の端部を接続するコネクタ280の中空ボディの中に埋設される。カバー241は、それらの磁石を中空コネクタ280の内部に保持する。
【0029】
ロッド220は、真直なセクション、湾曲したセクション、および円形であるかまたはループ状のセクションを含めて、ボール180を移動させるために適当な多くの形状および寸法で事前成形される。ロッド220は、好ましくは、金属の薄い層が真空メタライゼーションによって被覆されるプラスチックで形成される。透明な頂部コートを金属コーティングに被せて塗布することもでき、その耐摩耗性を向上させて、湿気のような環境的な影響からもそれを保護する。ロッド22は、長さがほぼ2インチからほぼ6インチの範囲内である。それぞれのロッド22は、たとえば、直径1/4インチであってもよく、それは、ボールを妨げることなく、ほぼ直径1/2インチのボールを収容することができる。
【0030】
コースターアセンブリ100を磁気的に組み立てる際、軌道セクション120は、互いに直接に接続することができる。代替的に、軌道セクション120は、接合部材160を使用して接続されてもよく、それは、垂直方向サポート140に対する軌道セクション120の接続が軌道セクション120のそれぞれのための異なった立面を達成することをも可能にする。図10で示したように、例示的な接合部材160は、コネクタ283によって接続される二つの離間配置した突起部材320を含む。この具体例では、突起部材320は、C字形状であり、垂直方向サポート140の回りを部分的に巻回する。これらのC字形状部材320は、締まり嵌めによって垂直方向サポート140の回りに固くスナップ係合して、接合部材160を下向きに摺動させてしまうことなく垂直方向サポート140上に固定するように構成することができる。
【0031】
代替的に、あるいは締まり嵌めに加えて、C字形状部材320は、垂直方向サポート上の協調突起323と係合するように(図9で示したように)構成される突起321を含んでもよい。このようにすれば、フック形状の突起321は、垂直方向サポート140の突起323に引っ掛かることができる。垂直方向サポート140は、図9で示したよう略長方形の形状であってもよく、一対の突起323が増分的な立面に配置され、軌道セクション120を支持して接合する様々な構成を可能にする。それぞれの垂直方向サポート140は、ベース380に対して取り外し可能に接続し、そのベースは、接合した軌道セクション120に沿って垂直方向サポート140を真直に支持するために適当な寸法および剛性のものである。
【0032】
図10で示したように、接合部材160は、二本の軌道セクション120を磁気的に結合させる。それ故、接合部材160は、軌道セクション120の端部に設けられる特定の磁性体要素または強磁性体要素に応じて、磁性体であるかまたは強磁性体であり得る。一実施の形態では、接合部材160は、軌道セクション120の磁性体端部がそれに対して磁気的に結束する強磁性体表面を提供する。しかし、優れた結束を提供するために、接合部材160は、少なくとも一つの磁石を内包することもできる。図10で示したように、磁石284は、コネクタ283の中空ボディの中に配設されてもよく、カバー285が磁石284をコネクタ283の中に保持する。接合部材160のコネクタ283は、軌道セクション120のコネクタ280と同様な寸法および形状に形成することができ、コンポーネント間の実質的に継ぎ目のない接続を可能にして、ボール180が障害なしに各コンポーネントの上を転動することを可能にする連続的な表面を提供する。磁気的な結束を提供するために、軌道セクション120と接合部材160の中における磁石の極性は、図10で示したように、互い違いになっている。接合部材160は、軌道セクション120と同じプラスチック、あるいは他の任意の適当な材料で形成されてもよい。
【0033】
図11Aおよび図11Bは、本発明の実施の形態に従ったリフト軌道アセンブリ200を示している。図示のように、リフト軌道アセンブリ200は、ベース201に載置されて、そこから上向き垂直方向に延在する。ボール180は、ボールセパレータアセンブリ202を介してリフト軌道アセンブリ200の中に入り、アセンブリの中で回転している磁石に対して磁気的に結束し、それが、ボール180をアセンブリ200の上に運んで、ボールを最高部の軌道セクション120に移動させる(図9を参照)。図11Bの分解図で示したように、この例示的なリフト軌道アセンブリ200は、モータプーリ203、プーリ203の回りに経路指定されるエンドレスベルト204、磁石ホルダ206によってベルト204に取り付けられる複数の磁石205、ベルトハウジングカバー207、およびアセンブリエンドキャップ208を含む。磁石ホルダ206は、たとえば、接着剤によってベルト204に取り付けられる。続いて、磁石205は、たとえば、接着剤、射出成形または締まり嵌めによって、その磁石ホルダに取り付けられる。磁石205、磁石ホルダ206およびベルト204、並びにそれらが互いに対して固定される手段は、プーリ203の半径の回りを移動するに足るほど十分に柔軟である。代替的に、独立した磁石205を使用する代わりに、ベルト204それ自体が、柔軟な磁性体材料で形成されることも可能であった。それに加えて、ベルト204は、図7Aおよび図7Bの実施の形態に関連して上述したように構成されてもよい。
【0034】
リフト軌道アセンブリ200は、ベルト204およびその磁石205を露出させて作動することが可能であった。しかし、垂直方向コラムをマジックのように上向きに移動するボール180のビジュアル的に衝撃的な外観を提供するために、本発明の或る実施の形態は、ベルト204をベルトハウジングカバー207によって覆う。カバー207は、磁性体ベルトと強磁性体ボールの間における磁気結合に干渉せず、ボール180が自由に移動することを可能にする薄くて滑らかな非磁性体材料で形成することができる。磁石およびボール(若干の他の玩具車両とは対照的に)を使用することにより、ボールは、カバー上を自由に転動し、玩具物体が独力で上向きに転動しているという錯覚に寄与する。アセンブリ200の洗練された外観を完成させ、かつその可動部分を保護するために、アセンブリ200は、エンドキャップ208を含んでもよい。
【0035】
本発明の或る実施の形態は、リフト軌道アセンブリ200上へのボール180の通行を制御するボールセパレータ202を提供する。図12の分解図で示したように、ボールセパレータ202は、軌道セクション1200、ボールスペーサ1206、ボールセパレータ磁石1208、ボールセパレータキャップ1210、およびボールアーチ1212を含む。軌道セクション1200は、上述の軌道セクションと同様に形成することができ、コネクタ1202によって接合される一対の離間したロッドを含み、それが、軌道セクション1200を他の軌道セクションまたは接合部材に接合するための磁石を有する。軌道セクション1200は、リフト軌道アセンブリ200の底部に向かって下向きに傾斜するように構成される。この実施の形態では、軌道セクション1200は、コネクタ1202の反対側におけるその端部において、リフト軌道アセンブリ200の底部近傍に位置決めされるベース1204を有する。ベース1204は、リフトベース201に取り付けることができ、ボール180をボールセパレータ202から軌道アセンブリ200まで磁気的に移動させるために適切な間隔と位置合わせを維持する。
【0036】
軌道セクション1200の出口端部に近接して、ボールアーチ1212は、軌道セクション1200のロッドの対に接続する。ボールアーチ1212は、それらのロッドに跨っていて、ボールがアーチ1212を通り抜けるときにボール180と軽く接触するように寸法および形状を形成される。この軽い接触によって生じる摩擦は、ボールをスローダウンさせ、それらが互いに衝突してリフト軌道アセンブリ200上へのボールの移動を妨げてしまうことを防止する。ボールアーチ1212の寸法、形状および素材は、ボールセパレータ202の有効な機能のために適切な摩擦を提供するように調整することができる。
【0037】
ボールスペーサ1206は、アーチ1212を越えて、軌道セクション1200に対してピボット的に接続し、それは、ボールの経路に出入りするように旋回し得ることになり、たとえば、ボール経路の下から、側面から、または上から旋回する。この具体例では、ボールスペーサ1206は、ロッドの下から旋回し、ボールの経路に上がることができる。ボールスペーサ1206は、ボールセパレータ磁石1208を内包していて、好ましくは、ロッドの下に留まるように(たとえば、バネによってあるいは重力によって)付勢される。強磁性体ボールが磁石1208を通過すると、ボールと磁石1208の間の磁力がボールスペーサ1206の突起部材をロッドより上に持ち上げ、そのボールをリフト軌道アセンブリ200に入るべく待機してそのボールの後に一列に並んでいる他のボールから切り離す。リフト軌道アセンブリ200がボールセパレータ202からボールを引き出すと、ボールスペーサ1206は、後方下向きに旋回して、ボール経路から突起部材を取り除き、次のボールがロッドを越えて磁石1208の上を通過することを許容する。このプロセスは、その後、それぞれのボールに関して繰り返される。図12で示したように、ボールセパレータ202は、その出口端部においてキャップ1210を含んでいてもよく、ボールスペーサ1206と磁石1208をカバーし、リフトベース201に対する接続を提供する。
【0038】
再び図9を参照すると、玩具ローラーコースターアセンブリ100は、宙返り600、トランポリン602、磁性体Uターン606および磁性体ブリッジ604のような特殊な軌道機構を含んでいてもよい。これらのコンポーネントは、アセンブリ100の軌道セクションに組み込まれ、軌道セクション120のための上述のような磁気結合を装備され得る。たとえば、図9で示したように、軌道セクション120は、一回転ループ640になるように形成される一対のロッドを含んでもよい。他の具体例として、軌道セクション120は、ボールをロッドから外してトランポリン上に移動させ、その後、ロッド上に戻すように形成されるロッドを備えて、一体的に形成されるトランポリン602を有する一対のロッドを含んでもよい。言い換えれば、そのボールは、ロッドの対から離れて、トランポリン上でバウンドし、ロッドの対の下方部分に着地して戻る。トランポリンは、ゴムのシートのような薄い弾力的な膜で形成することができる。
【0039】
図13は、本発明の実施の形態に従った磁性体ブリッジ604を示している。図示のように、磁性体ブリッジ604は、単一の磁性体ロッド1302によって接続される二対のロッド1300を含む。二つのブラケット1304は、好ましくはロッドの間において長手方向に中心配置されるようにして、磁性体ロッド1302をロッド1300の対の上において支持する。ブラケット1304は、その下をボール180が通過し得るアーチまたはアーチの半分の形状を採ることができる。ブラケット1304は、それぞれに、キャップ1308によってブラケット1304のハウジングの内部に保持される少なくとも一つの磁石1306を含む。磁石1306は、ロッド1302に磁気を伝えて、ロッド1302に磁力を帯びさせるので、強磁性体ボール180がロッド1302に付着する。図13で示したように、ロッド1300の対の開放端部は、ロッド1302から離れるように湾曲していて、それが、ロッド1302に出入りするボール180の移動を容易にする。従って、たとえば、図13の磁性体ブリッジ604を通って左から右に移動するボールを見ると、ボールは、左側のブラケット1306の下を通り、磁気的に付着してロッド1302に沿って転動し(たとえば、図9で示したように)、左側のブラケット1306においてロッド1302から落下し、右側のロッド1300の対に着陸して、軌道アセンブリに沿って転動し続ける。代替的に、独立した磁石によって磁力を帯びるロッドを有する代わりに、ロッド1302それ自体が磁性体材料で形成されることも可能であった。
【0040】
図14は、本発明の実施の形態に従った図9で示した磁性体Uターン606の分解図を示している。図示のように、磁性体Uターン606は、ロッドセクション1400、磁石1402、上方コネクタ1404、下方コネクタ1406、およびキャップ1408を含む。ロッドセクション1400は、磁石ハウジング1410によって併せて保持される一対の離間したU字形状のロッドを含んでもよい。磁石1402は、磁石ハウジング1410の内部に配設される。下方コネクタ1406は、ロッドの下方端部に取り付けられ、磁石ハウジング1410を覆うカバーを提供する。上方コネクタ1404は、ロッドの上方端部に取り付けられる。
【0041】
上下のコネクタ1406は、前述のように磁性体Uターン606を他の軌道セクションに接続する磁性体または強磁性体のコンポーネントを含んでもよい。キャップ1408は、そのようなコンポーネントをコネクタ1404および1406の内部に密封することができる。更に、コネクタ1404および1406は、図9で示したC字形状の部材1412のように、磁気Uターン606を垂直方向サポート140に接続する手段を含んでもよい。
【0042】
動作に際して、磁性体Uターン606は、一方の方向において上方軌道セクション上を移動するボールを、反対の方向にボールが移動する下方軌道に移転させる。ボールがロッドセクション1400上に移動すると、磁石1402は、ボールがUターンの回りを転動する際、ボールをロッドに当接させて保持する。ボールがロッドセクション1400の下方部分に向かって転動するとき、磁力は、減衰し、それがまだ概ね逆方向に移動している間にボールがロッドから落下することを許容する。ボールは、ロッドセクション1400の下方部分から落下して下方軌道セクション(図9におけるセクション1414のような)に着地し、軌道アセンブリ内を移動し続ける。このような様式において、Uターン606は、ボールがUターンを回って上下逆の位置までそれ自身で進んで、その後、Uターンの下から次の軌道セクションにジャンプするように見えるビジュアル的に面白い効果を提供する。
【0043】
図9で示したように、玩具ローラーコースターアセンブリ100の実施の形態は、図1のコントローラ66に関連して上述したように、リフト軌道アセンブリ200の速度を制御することができ、センサ251を使用してオーディオビジュアル的な効果を提供することもできるコントローラ250を含んでもよい。コントローラ250は、ボールのペースを制御することができ、センサ251を通過するボールに応じてオーディオビジュアル的な効果を生起させることもできる。さらに、ユーザは、アセンブリ100の全体にわたって様々な場所にセンサを配置し、個人的なデジタルメディアコンテンツをコントローラ250に供給することによって、それらの効果のタイミングと内容をカスタマイズすることもできる。たとえば、ユーザは、コントローラ250内のフラッシュメモリにデジタルの音楽をダウンロードすることができ、あるいはMP3プレーヤまたは他のデジタル音楽プレーヤをコントローラ250にプラグ接続してもよい。
【0044】
本発明の一つの局面では、コントローラ250は、アセンブリ100が作動していて、リフト軌道アセンブリ200が回転してボールを最高部の軌道セクションまで持ち上げる間、バックグラウンドミュージックを再生する。ユーザは、その後、軌道に沿ってセンサ251を配置することによってバックグラウンドミュージックにビートまたは他の音楽的な効果を付け足すこともでき、それは、ボールが通過するときにビートまたは効果を作動させる。ユーザは、コントローラ250を使用してバックグラウンドミュージックと音楽的な効果を変更することもできる。さらに、コントローラ250は、ユーザの音楽的なセッティングがランダムに再構成される「シャッフルモード」を提供してもよい。
【0045】
コントローラ250は、オーディオビジュアル的な効果を生じる統合的なスピーカ、ヘッドフォンジャック並びにヘッドホン、照明、およびディスプレイパネルを含んでもよい。センサ251は、磁気的、光学的(たとえば、赤外線)、または機械的(たとえば、スプリングレバースイッチ)であってもよく、あるいは、通過するボールを検出するために適切な他の任意の手段を使用することもできる。
【0046】
本発明の更なる局面では、玩具ローラーコースターアセンブリは、撓曲可能かつ再配置可能なロッドで形成される軌道セクションを含む。この様式において、ユーザは、二対の対応するロッドがボールを適切に移動させるように形成されるのである限り、いかなる所望の軌道構成を形成してもよい。撓曲可能なロッドは、コネクタによって接合される独立した部分(図3Aから図4Bの実施の形態のような)であってもよく、あるいは、軌道セクション全体の撓曲を可能にする一体的なコネクタ(図9および図10の実施の形態におけるような)を含んでもよい。たとえば、一体的なコネクタを使用すれば、軌道セクションの全体は、螺旋形状に捩じられてもよい。再配置を可能にするために、この実施の形態のロッドは、曲がって撓曲するが、それでもなおその新しい位置において十分な頑丈と剛性を維持する材料で形成することができる。
【0047】
本発明の更なる局面では、ボール180は、玩具ローラーコースターアセンブリの各コンポーネントに加えて、あるいはその代わりに磁気を帯びている。たとえば、一実施の形態では、リフト軌道アセンブリは、磁性体ボールを引き付けて移動させる強磁性体ベルトを提供することが可能であった。他の具体例として、磁性体ボールは、軌道セクションの強磁性体ロッドに付着することも可能であった。
【0048】
本発明の好適な実施の形態に関する上述の開示内容は、図解と説明の目的のために提示された。それは、網羅的であるかまたは本発明を開示された正確な形態に限定するようには意図されない。上述の開示内容に照らせば、当業者には、本文において説明した実施の形態に関する多くのバリエーションおよび修正が明らかであろう。本発明の範囲は、請求項およびそれらの等価物によってのみ規定されることになる。
【0049】
さらに、本発明の典型的な実施の形態を説明する際、本明細書は、本発明の方法および/またはプロセスを特定のステップのシーケンスとして提示したかもしれない。しかし、方法またはプロセスが本文において述べたステップの特定の順序に依存するのでない限り、その方法またはプロセスは、説明した特定のステップのシーケンスに限定されるべきではない。当業者が認識するであろうように、他のステップのシーケンスが実行可能であってもよい。従って、本明細書において述べた特定のステップの順序は、請求項に対する限定事項として解釈されてはならない。それに加えて、本発明の方法および/または方法に関連する請求項は、記述した順序におけるそれらのステップの遂行に限定されるべきではなく、当業者は、それらのシーケンスが変更されてもよく、それでもなお本発明の精神および範囲の中に留まると容易に認識し得るのである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に従って構築される玩具ローラーコースターアセンブリの前部斜視概略図である。
【図2】図2は、図1で示したローラーコースターアセンブリの右側面斜視概略図である。
【図3A】図3Aは、図1で示したローラーコースターアセンブリによって採用される真直な軌道セクションの頂部平面概略図であり、その真直な軌道セクションの一部は説明の目的のために断面で示してある。
【図3B】図3Bは、図1で示したローラーコースターアセンブリによって採用される湾曲した軌道セクションの頂部平面概略図であり、その湾曲した軌道セクションの一部は説明の目的のために断面で示してある。
【図4A】図4Aは、図1で示したローラーコースターアセンブリによって採用される接合部材の頂部斜視概略図である。
【図4B】図4Bは、図4Aで示した接合部材の頂部平面概略図である。
【図4C】図4Cは、図4Bで示した接合部材の矢印の方向から見て、断面線4C−4Cに沿って捕捉された断面概略図であり、金属製ボールは説明の目的のために破線で示してある。
【図5】図5は、図1で示したローラーコースターアセンブリによって採用される垂直方向サポートの側面立面概略図である。
【図6】図6は、図5で示した垂直方向サポートの一部の長手方向断面を拡大して示す概略図である。
【図7A】図7Aは、図1で示したローラーコースターアセンブリによって採用されるリフト軌道アセンブリの側面立面概略図であり、リフト軌道アセンブリの各部分は説明の目的のために断面で示してある。
【図7B】図7Bは、図7Aで示したリフト軌道アセンブリのある頂部部分の矢印の方向から見て、断面線A−Aに沿って捕捉された断面概略図である。
【図8】図8は、図1で示したローラーコースターアセンブリによって採用されるオーディオビジュアルシステムの概略図である。
【図9】図9は、本発明のもう一つの実施の形態に従って構築される玩具ローラーコースターアセンブリの斜視概略図である。
【図10】図10は、本発明の実施の形態に従って二本の軌道セクションを接続する例示的な接合部材の立体分解斜視概略図である。
【図11A】図11Aは、本発明の実施の形態に従った例示的なリフト軌道アセンブリおよびボールセパレータの概略図である。
【図11B】図11Bは、図11Aのリフト軌道アセンブリの立体分解概略図である。
【図12】図12は、図11Aのボールセパレータの立体分解概略図である。
【図13】図13は、本発明の実施の形態に従った例示的な磁性体ブリッジの概略図である。
【図14】図14は、本発明の実施の形態に従った例示的な磁性体Uターン軌道セクションの概略図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
玩具ローラーコースターアセンブリであって:
ボールと;
上方軌道セクションと下方軌道セクションを含む複数の軌道セクションと;
リフト軌道アセンブリであって、
前記下方軌道セクションに近接する下方端部、
前記上方軌道セクションに近接する上方端部、および
前記下方軌道セクションから前記上方軌道セクションまで前記ボールを磁気的に移動させるように構成される回転ベルトを含む前記リフト軌道アセンブリと;を備える、
玩具ローラーコースターアセンブリ
【請求項2】
前記ボールが強磁性体であり、前記ベルトが前記ベルトに沿って長手方向に離間される複数の磁石を内包し、前記磁石のうちの一つの磁石が前記ボールを移動させる、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
前記リフト軌道アセンブリが前記ベルトを覆うハウジングカバーを更に含み、前記磁石が前記ボールを前記カバーに対して保持し、前記ボールが前記カバーの上を転動して前記リフト軌道アセンブリを昇る、請求項2に記載のアセンブリ。
【請求項4】
前記リフト軌道アセンブリが、前記ベルトがその回りを回転する少なくとも一つのプーリをさらに備え、前記少なくとも一つのプーリが、前記ベルトがその上を移動する凹部をその外側表面において画成し、前記ベルトが内側表面および外側表面を有し、前記複数の磁石が前記ベルトの前記内側表面上に配設され、前記磁石が、前記ベルトが前記少なくとも一つのプーリを通過するとき前記凹部を通り抜けることを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ。
【請求項5】
前記リフト軌道アセンブリが水平方向表面に直立する真直な垂直方向部材を備え、前記リフト軌道アセンブリが前記ボールを前記水平方向表面と直角を為す方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項6】
前記ボールが強磁性体および磁性体のうちの一方であり、
前記アセンブリが前記下方軌道セクションにピボット的に接続するボールスペーサをさらに備え、
前記ボールスペーサは、第一ピボット位置では前記下方軌道セクションの前記ボール経路から取り除かれた状態に留まるように付勢され、第二ピボット位置では前記下方軌道セクションの前記ボール経路の中へ突き出るように適応した突起部材を有し、
前記ボールスペーサは、前記ボールが前記ボールスペーサを通過するとき前記ボールスペーサを前記第二ピボット位置に旋回させる磁石を内包し、前記突起部材は、前記ボールと後続のボールの間において前記ボール経路内に位置することを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項7】
前記下方軌道セクションの上に接続するアーチをさらに備え、前記アーチは、前記ボールが前記ボールスペーサに到達する前に前記下方軌道セクション上を移動する前記ボールと接触してそれをスローダウンさせるように適応したことを特徴とする請求項6に記載のアセンブリ。
【請求項8】
前記複数の軌道セクションのそれぞれの軌道セクションが、一対の離間したロッドと、前記それぞれの軌道セクションのそれぞれの端部に配設される少なくとも一つの磁石とを備え、前記複数の軌道セクションを接合させることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項9】
垂直方向サポートと;
前記垂直方向サポートに対して調節可能に取り付けられる接合部材であって、磁石を内包し、第一表面と前記第一表面の反対側の第二表面とを有する前記接合部材とをさらに備え、
前記複数の軌道セクションの第一軌道セクションは、前記第一表面に対して磁気的に付着し、
前記複数の軌道セクションの第二軌道セクションは、前記第二表面に対して磁気的に付着し、
前記第一軌道セクションの前記磁石、前記接合部材の前記磁石、および前記第二軌道セクションの前記磁石は、極性が互い違いであることを特徴とする請求項8に記載のアセンブリ。
【請求項10】
接合部材が突起を有し、前記垂直方向サポートは、前記接合部材の前記突起の何れもが前記接合部材の立面を設定するように配置され得る複数の増分的な突起を有することを特徴とする請求項9に記載の前記アセンブリ。
【請求項11】
前記ロッドが様々な位置に撓曲され得ることを特徴とする請求項8に記載のアセンブリ。
【請求項12】
前記複数の軌道セクションの軌道セクションが:
入口軌道部分と;
出口軌道部分と;
その上に懸架されて、前記入口軌道セクションを前記出口軌道部分に接続する磁性体ロッドセクションとを備え、
前記ボールが磁性体または強磁性体のうちの一方であり、
前記ボールは、前記入口軌道部分の上を転動し、前記磁性体ロッドから磁気的に懸架され、かつ前期磁性体ロッドに沿って転動し、前記磁性体ロッドから外れて前記出口軌道部分上に落下することを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項13】
前記ボールが磁性体または強磁性体のうちの一方であり、前記複数の軌道セクションの軌道セクションが:
入口軌道部分と;
前記入口軌道部分から間隔をおいて長手方向に離間される出口軌道部分と;
前記入口軌道部分に取り付けられる第一ブラケットと;
前記出口軌道部分に取り付けられる第二ブラケットと;
前記第一ブラケットに接続する第一端部と前記第二ブラケットに接続する第二端部とを有する磁性体ロッドであって、その上に懸架されて、前記入口軌道部分と前記出口軌道部分の間の前記間隔に跨る前記ロッドとを備えることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項14】
前記入口および出口の軌道部分が、それぞれに、前記ロッドの下に配設される開放端部を有し、前記開放端部が前記ロッドから離れて湾曲することを特徴とする請求項13に記載のアセンブリ。
【請求項15】
前記磁性体ロッドが、前記第一ブラケットのハウジングおよび前記第二ブラケットのハウジングのうちの少なくとも一方の中に配設される磁石と磁気的に連絡する強磁性体ロッドを備えることを特徴とする請求項13に記載のアセンブリ。
【請求項16】
前記入口軌道部分および前記出口軌道部分が、それぞれに、一対の離間したロッドを備え、前記第一および第二のブラケットが、前記離間したロッドの上において、かつ前記離間したロッドの間において前記ロッドを長手方向に中心配置することを特徴とする請求項13に記載のアセンブリ。
【請求項17】
前記ボールが磁性体および強磁性体のうちの一方であり、前記複数の軌道セクションの軌道セクションが:
前記ボールがその上を転動する外側表面を有するU字形状の軌道セクションであって、前記外側表面が、水平方向位置から、垂直方向位置に、そして上下さかさまの水平方向位置に移行するようにした前記U字形状の軌道セクションと;
前記U字形状の軌道セクションの内部に配設される磁石であって、前記磁石が前記ボールを前記垂直方向位置において前記外側表面に対して保持し、前記ボールが、前記U字形状の軌道の回りを転動し、前記U字形状の軌道セクションから前記複数の軌道セクションの下方軌道セクションに落下するようにした前記磁石とを備えることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項18】
前記U字形状の軌道セクションが一対の離間したU字形状のロッドと前記ロッドを接続するハウジングとを有し、前記磁石が前記ハウジングの内部に配設されることを特徴とする請求項17に記載のアセンブリ。
【請求項19】
複数のボールと;
前記複数の軌道セクションの軌道セクションに近接するセンサであって、前記複数のボールのボールの通過を検出して、信号を送信する前記センサと;
前記センサと連絡するコントローラであって、前記信号を受信し、それに応答して、オーディオ効果およびビジュアル効果のうちの一方を生起させる前記コントローラとをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項20】
前記コントローラが、前記ベルトが回転する前記速度を制御することを特徴とする請求項19に記載のアセンブリ。
【請求項21】
前記コントローラが外部ソースからのデジタルメディアコンテンツを受け入れて再生するように適応したことを特徴とする請求項19に記載のアセンブリ。
【請求項22】
前記複数の軌道セクションのトランポリン軌道セクションが、トランポリン部分によって接続される入口軌道部分および出口軌道部分を備え、前記トランポリン軌道セクションは、前記ボールが前記入口軌道部分の上を転動し、前記出口軌道部分から落下して、前記トランポリン部分の上でバウンドし、前記出口軌道部分の上に着地し、前記出口軌道セクション上を転動し続けるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項23】
玩具ローラーコースターアセンブリであって:
強磁性体ボールと;
最下部の軌道セクションおよび最上部の軌道セクションを含む複数の軌道セクションと;
前記最下部の軌道セクションに近接する底端部と前記最上部の軌道セクションに近接する頂端部とを有するリフト軌道アセンブリであって、
少なくとも一つのプーリ、
前記少なくとも一つのプーリの回りを回転する磁性体ベルト、および
前記ベルトをカバーするハウジングカバーを備え、
前記磁性体ベルトは、前記ボールを引き付けて、前記ボールを前記カバーに当接させて保持し、前記ボールを前記カバーに沿って引き上げ、前記ボールが、前記カバーに沿って前記最下部の軌道セクションから前記最上部の軌道セクションまで転動するようにした前記リフト軌道アセンブリと;
垂直方向サポートと;
前記垂直方向サポートに対して調節可能に取り付けられる接合部材であって、第一表面および第二表面と前記第一表面および前記第二表面の間に配設される第一磁石とを有する前記接合部材とを備え、
前記複数の軌道セクションの第一軌道セクションが、前記第一軌道セクションの端部において第二磁石を有する一対の離間したロッドを備え、
前記複数の軌道セクションの第二軌道セクションが、前記第二軌道セクションの端部において第三磁石を有する一対の離間したロッドを備え、
前記第一磁石および前記第二磁石が、前記第一軌道セクションを前記接合部材の前記第一表面に対して保持し、
前記第一磁石および前記第三磁石が、前記第二軌道セクションを前記接合部材の前記第二表面に対して保持し、
前記第二磁石、前記第一磁石、および前記第三磁石は、極性が互い違いであり、
前記第一軌道セクション、前記接合部材、および前記第二軌道セクションが、前記ボールがその上を転動する連続的な表面を提供することを特徴とする。
【請求項24】
玩具ローラーコースターアセンブリであって:
複数の強磁性体ボールと;
最下部の軌道セクションと最上部の軌道セクションを備える複数の軌道セクションと;
前記最下部の軌道セクションに近接する底端部と前記最上部の軌道セクションに近接する頂端部とを有するリフト軌道アセンブリであって、
少なくとも一つのプーリ、および
前記ボールを前記最下部の軌道セクションから前記最上部の軌道セクションまで磁気的に移動させる磁性体ベルトを備える前記リフト軌道アセンブリと;
前記玩具ローラーコースターアセンブリ上の第一位置におけるボールの通過を検出し、それに応答して、第一信号を送信する第一センサと;
前記玩具ローラーコースターアセンブリ上の第二位置におけるボールの通過を検出し、それに応答して、第二信号を送信する第二センサと;
前記リフト軌道アセンブリ、前記第一センサ、および前記第二センサと連絡するコントローラとを備え、
前記コントローラが出力装置を備え、前記出力装置がオーディオ出力およびビジュアル出力の一方を提供し、
前記コントローラは前記ベルトの前記速度を制御し、
前記第一信号に応答して、前記コントローラが第一効果を生起させ、前記第一効果は、オーディオ効果およびビジュアル効果の一方であり、
前記第二信号に応答して、前記コントローラが前記第一効果とは異なった第二効果を生起させ、前記第二効果は、オーディオ効果およびビジュアル効果の一方であることを特徴とする。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2009−522056(P2009−522056A)
【公表日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−549537(P2008−549537)
【出願日】平成19年1月4日(2007.1.4)
【国際出願番号】PCT/US2007/000049
【国際公開番号】WO2007/081693
【国際公開日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【出願人】(508200894)メガ ブランズ インターナショナル,ルクセンブルグ,ツーク ブランチ (1)
【氏名又は名称原語表記】MEGA BRANDS INTERNATIONAL, LUXEMBOURG, ZUG BRANCH
【住所又は居所原語表記】Poststrasse 6, CH−6300 Zug, Switzerland
【Fターム(参考)】